JPH11300233A - 静電集塵装置 - Google Patents
静電集塵装置Info
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- JPH11300233A JPH11300233A JP10444998A JP10444998A JPH11300233A JP H11300233 A JPH11300233 A JP H11300233A JP 10444998 A JP10444998 A JP 10444998A JP 10444998 A JP10444998 A JP 10444998A JP H11300233 A JPH11300233 A JP H11300233A
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- electrostatic precipitator
- smoke
- oil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置費用が小さく、油煙の油粒子を全部吸着
する排油煙機の静電集塵装置を提供する。 【解決手段】 この静電集塵装置3は排油煙機の殻体1
3の中に設けられ、多数個のパイプ31があり、パイプ
31は負または正の電荷をもっている。そして、パイプ
31の中にパイプ31と反対の電荷をもったスクリュー
棒33を差込む。これによって、油煙の中の油粒子に正
または負の電荷をもたせてその油粒子をパイプ31に吸
着させる。スクリュー棒33は従動ギヤ35および主動
ギヤ36によって駆動されて削りナイフ34を駆動し、
パイプ31の中の内壁に吸着された油汚れを削り除く。
する排油煙機の静電集塵装置を提供する。 【解決手段】 この静電集塵装置3は排油煙機の殻体1
3の中に設けられ、多数個のパイプ31があり、パイプ
31は負または正の電荷をもっている。そして、パイプ
31の中にパイプ31と反対の電荷をもったスクリュー
棒33を差込む。これによって、油煙の中の油粒子に正
または負の電荷をもたせてその油粒子をパイプ31に吸
着させる。スクリュー棒33は従動ギヤ35および主動
ギヤ36によって駆動されて削りナイフ34を駆動し、
パイプ31の中の内壁に吸着された油汚れを削り除く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電集塵装置に関
し、特に排油煙機の中において油粒子を吸着することが
可能な排油煙機の静電集塵装置に関する。
し、特に排油煙機の中において油粒子を吸着することが
可能な排油煙機の静電集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の静電集塵装置を示し、空
気中の油粒子に電荷を与える電離部61がある。該電離
部61の後側には多数個の垂直平板で構成した集塵部6
2を設け、ならびに各集塵部62の二側面にモータ63
およびスクリュー棒64によって駆動される削りナイフ
65を各々設けて上、下の移動をさせ、集塵部62の上
に粘着した油汚れを削り取る。該集塵部62は多数枚の
平板を組合わせて油粒子を吸着する区域を形成している
ので、このために、集塵部62の前側に必ず電離部61
を設け、該電離部61を通過した油粒子に電荷を与え
る。ただし、電離部61を増設すると、必ずその設置の
費用が増加することになる。
気中の油粒子に電荷を与える電離部61がある。該電離
部61の後側には多数個の垂直平板で構成した集塵部6
2を設け、ならびに各集塵部62の二側面にモータ63
およびスクリュー棒64によって駆動される削りナイフ
65を各々設けて上、下の移動をさせ、集塵部62の上
に粘着した油汚れを削り取る。該集塵部62は多数枚の
平板を組合わせて油粒子を吸着する区域を形成している
ので、このために、集塵部62の前側に必ず電離部61
を設け、該電離部61を通過した油粒子に電荷を与え
る。ただし、電離部61を増設すると、必ずその設置の
費用が増加することになる。
【0003】また、別の静電集塵装置は、図12に示す
ように多数個の円板で組上げられ、一本の軸71で集塵
部72を駆動し、ならびに各集塵板721の二側辺に各
々削りナイフ73を設けている。しかし、この種の静電
集塵装置も必ず集塵部72の前側に電離部74を設ける
ので、上述の静電集塵装置と同じように設置費用が増加
する欠点がある。
ように多数個の円板で組上げられ、一本の軸71で集塵
部72を駆動し、ならびに各集塵板721の二側辺に各
々削りナイフ73を設けている。しかし、この種の静電
集塵装置も必ず集塵部72の前側に電離部74を設ける
ので、上述の静電集塵装置と同じように設置費用が増加
する欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、集塵部
の前側に電離部を設ける必要があるので、設置費用が増
加する欠点がある。さらに、上記の二種類の装置を左、
右の二端が透空になっている殻体の中に取付けたときに
は、容易に上、下の二端に一部分の空間を形成して電荷
を帯びていない油粒子が通過するので、徹底的に油粒子
を吸着することができないのである。
の前側に電離部を設ける必要があるので、設置費用が増
加する欠点がある。さらに、上記の二種類の装置を左、
右の二端が透空になっている殻体の中に取付けたときに
は、容易に上、下の二端に一部分の空間を形成して電荷
を帯びていない油粒子が通過するので、徹底的に油粒子
を吸着することができないのである。
【0005】したがって、本発明の目的は、設置費用が
小さく、油煙の油粒子を全て吸着させることが可能な静
電集塵装置を提供することにある。
小さく、油煙の油粒子を全て吸着させることが可能な静
電集塵装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、多数個の負または正の電荷をもったパイプを排油
煙機の殻体の中に設け、ならびに各パイプの中にはパイ
プと反対の電荷をもっている駆動体を各々差込む。該駆
動体は駆動機構によって駆動されて削りナイフを駆動
し、パイプの中で軸向きに移動してパイプの内壁に吸着
した油汚れを取り除く。この駆動体は削りナイフを駆動
することができるし、かつ正または負の電荷をもってい
るので、油煙の中の油粒子に正または負の電荷をもたせ
てパイプに吸着させる。また、製造費用を下げることが
できる。
めに、多数個の負または正の電荷をもったパイプを排油
煙機の殻体の中に設け、ならびに各パイプの中にはパイ
プと反対の電荷をもっている駆動体を各々差込む。該駆
動体は駆動機構によって駆動されて削りナイフを駆動
し、パイプの中で軸向きに移動してパイプの内壁に吸着
した油汚れを取り除く。この駆動体は削りナイフを駆動
することができるし、かつ正または負の電荷をもってい
るので、油煙の中の油粒子に正または負の電荷をもたせ
てパイプに吸着させる。また、製造費用を下げることが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)図1から図6に本発明の第1実施例を示
す。これは台所の排油煙機1の中に静電集塵装置を設置
したものであり、該排油煙機1は炉台の上側に集煙カバ
ー12を有し、該集煙カバー12は殻体13と連結し、
該殻体13の二端は透空であって二つの湾曲部131、
132がある。第一湾曲部131には油煙が流動しない
経路上の洗浄槽38があり、そして該殻体13の末端に
は送風機2が取付けられる。該殻体13の二つの湾曲部
131、132の間には静電集塵装置3を設けている。
該静電集塵装置3は、多数個の金属で作った円形のパイ
プ31を有し、該殻体13において、パイプ31の二端
に対応する所は留め板32でパイプ31以外の部分を塞
ぎ、該殻体13の中のパイプ31以外の部分が密閉の状
態になっている。該パイプ31の相対する二側には、内
側に凹んだガイド部311が各々ある。該多数個のガイ
ド部311の二端は、同じ内側面があるガイド棒312
と各々連結している。該パイプ31の中にはスクリュー
棒33が差込まれている。該スクリュー棒33の二端は
各々パイプ31の二端から延出てパイプ33の軸線上に
定位されている。該スクリュー棒33は、その上にネジ
で留められている削りナイフ34を駆動して往復運動を
行わせる。なお、ナイフの刃先をパイプ31の内側に貼
りよせる。該削りナイフ34の相対する二側には各々凹
溝341があり、該凹溝341はガイド部311によっ
て掛留められている。多数本のスクリュー棒33の一方
の端には各々駆動機構としての従動ギヤ35および主動
ギヤ36がある。該従動ギヤ35は同一の主動ギヤ36
によって伝動される。そして、該主動ギヤ36は、モー
タ37によって駆動される。該スクリュー棒33の別の
一端は、洗浄槽38の中に延伸している。該洗浄槽38
の一側には多数個のノズル381が設けられている。該
ノズル381は最低の位置に下がった削りナイフ34に
各々向けられており、ポンプ39から送り出された洗浄
剤を噴出することができる。
づいて説明する。 (第1実施例)図1から図6に本発明の第1実施例を示
す。これは台所の排油煙機1の中に静電集塵装置を設置
したものであり、該排油煙機1は炉台の上側に集煙カバ
ー12を有し、該集煙カバー12は殻体13と連結し、
該殻体13の二端は透空であって二つの湾曲部131、
132がある。第一湾曲部131には油煙が流動しない
経路上の洗浄槽38があり、そして該殻体13の末端に
は送風機2が取付けられる。該殻体13の二つの湾曲部
131、132の間には静電集塵装置3を設けている。
該静電集塵装置3は、多数個の金属で作った円形のパイ
プ31を有し、該殻体13において、パイプ31の二端
に対応する所は留め板32でパイプ31以外の部分を塞
ぎ、該殻体13の中のパイプ31以外の部分が密閉の状
態になっている。該パイプ31の相対する二側には、内
側に凹んだガイド部311が各々ある。該多数個のガイ
ド部311の二端は、同じ内側面があるガイド棒312
と各々連結している。該パイプ31の中にはスクリュー
棒33が差込まれている。該スクリュー棒33の二端は
各々パイプ31の二端から延出てパイプ33の軸線上に
定位されている。該スクリュー棒33は、その上にネジ
で留められている削りナイフ34を駆動して往復運動を
行わせる。なお、ナイフの刃先をパイプ31の内側に貼
りよせる。該削りナイフ34の相対する二側には各々凹
溝341があり、該凹溝341はガイド部311によっ
て掛留められている。多数本のスクリュー棒33の一方
の端には各々駆動機構としての従動ギヤ35および主動
ギヤ36がある。該従動ギヤ35は同一の主動ギヤ36
によって伝動される。そして、該主動ギヤ36は、モー
タ37によって駆動される。該スクリュー棒33の別の
一端は、洗浄槽38の中に延伸している。該洗浄槽38
の一側には多数個のノズル381が設けられている。該
ノズル381は最低の位置に下がった削りナイフ34に
各々向けられており、ポンプ39から送り出された洗浄
剤を噴出することができる。
【0008】本実施例を使用するときは、先に本実施例
を殻体13の中に取付け、該モータ37、主動ギヤ36
および従動ギヤ35を殻体13の第二湾曲部132の外
側に設置する。排油煙機1は台所の中に設けられている
ので、排出された油煙の中には相当多い油粒子があるの
で、使用のときには、該スクリュー棒33を正電極につ
ないで正電荷をもたせる。そして、該パイプ31は負電
極につないで負電荷をもたせる。油煙が送風機2の吸力
によって吸引されたときは、油煙は集煙カバー12によ
って収集されて殻体13の中に進入し、パイプ31の中
に入る。該スクリュー棒33は正電荷をもっているの
で、油粒子がスクリュー棒33を通過したとき、油粒子
に正電荷を与える。そして、異性の電荷が互いに引き寄
せ合う原理により、正電荷をもっている油粒子はパイプ
31の中で継続して運動しているときに負電荷をもって
いるパイプ31に吸着される。なお、パイプ31の内壁
に粘着し、パイプ31を通過した油煙を綺麗な空気に換
える。
を殻体13の中に取付け、該モータ37、主動ギヤ36
および従動ギヤ35を殻体13の第二湾曲部132の外
側に設置する。排油煙機1は台所の中に設けられている
ので、排出された油煙の中には相当多い油粒子があるの
で、使用のときには、該スクリュー棒33を正電極につ
ないで正電荷をもたせる。そして、該パイプ31は負電
極につないで負電荷をもたせる。油煙が送風機2の吸力
によって吸引されたときは、油煙は集煙カバー12によ
って収集されて殻体13の中に進入し、パイプ31の中
に入る。該スクリュー棒33は正電荷をもっているの
で、油粒子がスクリュー棒33を通過したとき、油粒子
に正電荷を与える。そして、異性の電荷が互いに引き寄
せ合う原理により、正電荷をもっている油粒子はパイプ
31の中で継続して運動しているときに負電荷をもって
いるパイプ31に吸着される。なお、パイプ31の内壁
に粘着し、パイプ31を通過した油煙を綺麗な空気に換
える。
【0009】ある時間使用した後では、該パイプ31の
内壁に粘着した油粒子が一層の油汚れを形成し、この油
汚れがパイプ31の油粒子を吸着する能力を下げるの
で、必ず油汚れを取り除く動作を行う。油汚れを取り除
くときは、先に該スクリュー棒33とパイプ31とに連
結した電源を切り、その後に該モータ37の電源を入れ
る。該モータ37は主動ギヤ36を駆動して回転させ
る。そして、該主動ギヤ36は従動ギヤ35を回転させ
る。これによってスクリュー棒33は駆動される。該ス
クリュー棒33が回転したときは、削りナイフ34の凹
溝341はパイプ31のガイド部311によって塞がれ
るので回転することができず、別の一端に向かって移動
を始める。このように、図5に示すように、削りナイフ
34はパイプ31に進入してパイプ31の中の油汚れを
削り取り始める。そして、該削りナイフ34がパイプ3
1を通過した後では、パイプ31の内壁はすでに綺麗に
油汚れが削られている。なお、油汚れは削りナイフ34
によって外に持出される。このとき、図6に示すよう
に、ポンプ39を起動させて洗浄剤をノズル381から
削りナイフ34に向かって噴出させ、洗浄を進行させ
る。洗浄が完了した後、洗浄槽38の中に流れ込んだ洗
浄液を放出する。最後に、該削りナイフ34を元の位置
に戻して次回の使用を進める。
内壁に粘着した油粒子が一層の油汚れを形成し、この油
汚れがパイプ31の油粒子を吸着する能力を下げるの
で、必ず油汚れを取り除く動作を行う。油汚れを取り除
くときは、先に該スクリュー棒33とパイプ31とに連
結した電源を切り、その後に該モータ37の電源を入れ
る。該モータ37は主動ギヤ36を駆動して回転させ
る。そして、該主動ギヤ36は従動ギヤ35を回転させ
る。これによってスクリュー棒33は駆動される。該ス
クリュー棒33が回転したときは、削りナイフ34の凹
溝341はパイプ31のガイド部311によって塞がれ
るので回転することができず、別の一端に向かって移動
を始める。このように、図5に示すように、削りナイフ
34はパイプ31に進入してパイプ31の中の油汚れを
削り取り始める。そして、該削りナイフ34がパイプ3
1を通過した後では、パイプ31の内壁はすでに綺麗に
油汚れが削られている。なお、油汚れは削りナイフ34
によって外に持出される。このとき、図6に示すよう
に、ポンプ39を起動させて洗浄剤をノズル381から
削りナイフ34に向かって噴出させ、洗浄を進行させ
る。洗浄が完了した後、洗浄槽38の中に流れ込んだ洗
浄液を放出する。最後に、該削りナイフ34を元の位置
に戻して次回の使用を進める。
【0010】(第2実施例)図7から図9に本発明の第
2実施例を示す。この第2実施例に示すように、本発明
は、矩形の断面の殻体41に応用することもできる。該
殻体41の一段の内部に矩形の断面を有する多数個のパ
イプ42を設け、該パイプ42の二端に多数本のガイド
棒43を連結し、多数本のパイプ42の中には往復移動
ができる削りナイフ44を各々設ける。該削りナイフ4
4は、封閉のリンク帯形になっており、駆動機構として
の第1モータ46に駆動されたワイヤロープ45によっ
て駆動される。そして、該殻体41の中の一端には、第
2モータ47によって駆動するブラシ48を設けてい
る。特に、本実施例の殻体41においては、パイプ42
の二端に第1実施例のような二つの湾曲部が設けられて
いない。
2実施例を示す。この第2実施例に示すように、本発明
は、矩形の断面の殻体41に応用することもできる。該
殻体41の一段の内部に矩形の断面を有する多数個のパ
イプ42を設け、該パイプ42の二端に多数本のガイド
棒43を連結し、多数本のパイプ42の中には往復移動
ができる削りナイフ44を各々設ける。該削りナイフ4
4は、封閉のリンク帯形になっており、駆動機構として
の第1モータ46に駆動されたワイヤロープ45によっ
て駆動される。そして、該殻体41の中の一端には、第
2モータ47によって駆動するブラシ48を設けてい
る。特に、本実施例の殻体41においては、パイプ42
の二端に第1実施例のような二つの湾曲部が設けられて
いない。
【0011】油汚れを取り除くときは、該第1モータ4
6の回転によってワイヤロープ45を移動させて削りナ
イフ44を駆動させ、パイプ42の中の油汚れを削り取
る。そして、該削りナイフ44がブラシ48の所に移動
したときには、該第2モータ47はブラシ48を駆動し
て削りナイフ44の清掃を進行させる。該ガイド棒43
は削りナイフ44が傾いて回転することがないように案
内できるので、該削りナイフ44を元の位置に戻したと
き、該削りナイフ44はやはり円滑にパイプ42の中に
進入することができる。
6の回転によってワイヤロープ45を移動させて削りナ
イフ44を駆動させ、パイプ42の中の油汚れを削り取
る。そして、該削りナイフ44がブラシ48の所に移動
したときには、該第2モータ47はブラシ48を駆動し
て削りナイフ44の清掃を進行させる。該ガイド棒43
は削りナイフ44が傾いて回転することがないように案
内できるので、該削りナイフ44を元の位置に戻したと
き、該削りナイフ44はやはり円滑にパイプ42の中に
進入することができる。
【0012】(第3実施例)図10に本発明の第3実施
例を示す。この第3実施例では、第1実施例のスクリュ
ー棒33の一端の従動ギヤ51をウォーム52に替えて
駆動を行う。駆動機構としての該ウォーム52は、殻体
53の一側に設けられたモータ54によって駆動され
る。該ウォーム52は、同時に多数個の従動ギヤ51に
伝動することができるので、有効にスクリュー棒33を
回転させることで、使用する空間を節約することができ
る。
例を示す。この第3実施例では、第1実施例のスクリュ
ー棒33の一端の従動ギヤ51をウォーム52に替えて
駆動を行う。駆動機構としての該ウォーム52は、殻体
53の一側に設けられたモータ54によって駆動され
る。該ウォーム52は、同時に多数個の従動ギヤ51に
伝動することができるので、有効にスクリュー棒33を
回転させることで、使用する空間を節約することができ
る。
【0013】なお、上記で述べた実施例中のパイプは、
正電荷をもつことを選択することもできる。その場合、
スクリュー棒は負電荷をもつことになる。以上のよう
に、排油煙の経路過程中で有効に油煙の中の油粒子を吸
着することができ、さらに送風機2の中に油粒子が粘着
することがないので、殻体13の中の油汚れの粘着量も
また大きく減り、排油煙機1が大変清潔になる。この外
に、排出した空気はすでに油粒子がなく、環境保護に対
しても相当に貢献することができる。しかし、最も重要
なのは、スクリュー棒33が削りナイフ34を駆動して
移動させ、油汚れを削り取る機能を進行させる点であ
る。さらに、スクリュー棒自体も正電荷をもっているの
で、静電集塵装置3に進入した油粒子に電荷をもたせ
る。これにより、スクリュー棒33は従来の静電集塵装
置の電離部の機能をもち、設置の費用を下げることがで
きる。
正電荷をもつことを選択することもできる。その場合、
スクリュー棒は負電荷をもつことになる。以上のよう
に、排油煙の経路過程中で有効に油煙の中の油粒子を吸
着することができ、さらに送風機2の中に油粒子が粘着
することがないので、殻体13の中の油汚れの粘着量も
また大きく減り、排油煙機1が大変清潔になる。この外
に、排出した空気はすでに油粒子がなく、環境保護に対
しても相当に貢献することができる。しかし、最も重要
なのは、スクリュー棒33が削りナイフ34を駆動して
移動させ、油汚れを削り取る機能を進行させる点であ
る。さらに、スクリュー棒自体も正電荷をもっているの
で、静電集塵装置3に進入した油粒子に電荷をもたせ
る。これにより、スクリュー棒33は従来の静電集塵装
置の電離部の機能をもち、設置の費用を下げることがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例による静電集塵装置の排油
煙機における配置を示す図である。
煙機における配置を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例による静電集塵装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による静電集塵装置を示す
立体図である。
立体図である。
【図4】本発明の第1実施例による駆動体を示す立体図
である。
である。
【図5】本発明の第1実施例による静電集塵装置が油煙
粒子を吸着する状態を示す図である。
粒子を吸着する状態を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例による静電集塵装置の清掃
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例による静電集塵装置を示す
立体図である。
立体図である。
【図8】本発明の第2実施例による静電集塵装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】本発明の第2実施例による静電集塵装置の使用
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図10】本発明の第3実施例による静電集塵装置を示
す図である。
す図である。
【図11】従来の静電集塵装置を示す立体図である。
【図12】従来の別の静電集塵装置を示す立体図であ
る。
る。
1 排油煙機 3 静電集塵装置 13、41、53 殻体 31、42 パイプ 32 留め板 33 スクリュー棒 34、44 削りナイフ 45 ワイヤロープ
Claims (4)
- 【請求項1】 排油煙機の殻体に設けられる静電集塵装
置であって、 パイプと、留め板と、駆動体と、駆動機構と、削りナイ
フとを備え、 前記パイプは、前記殻体の中に設けられ、負または正の
電荷を有し、 前記留め板は、前記殻体の中において前記パイプの二端
が設けられる所の前記パイプ以外の部分を塞ぎ、 前記駆動体は、前記パイプの中に差込まれ、前記パイプ
と反対の電荷を有し、空気中の油粒子にその電荷をもた
せてその油粒子を前記パイプに吸着させ、 前記駆動機構は、前記駆動体を駆動し、 前記削りナイフは、前記駆動体により駆動され、前記パ
イプの中で軸向きに移動して前記パイプの内壁に吸着し
た油汚れを削り取ることを特徴とする静電集塵装置。 - 【請求項2】 前記パイプの相対する二つの側に内に凹
んだガイド部がそれぞれ設けられ、前記ガイド部の二端
は前記ガイド部と同じ内側面を有するガイド棒にそれぞ
れ連結し、前記削りナイフの相対する二つの側にそれぞ
れ凹溝が形成され、前記凹溝は前記ガイド部によって掛
留められ、前記駆動体はスクリュー棒であり、前記スク
リュー棒の二端は前記パイプの二端から延出て前記パイ
プの軸線上に定位され、前記スクリュー棒の一端はモー
タの駆動によって回転することを特徴とする請求項1記
載の静電集塵装置。 - 【請求項3】 前記殻体の一端に洗浄槽が設けられ、そ
の洗浄槽の一側にノズルが設けられ、そのノズルは最低
位置に下りた削りナイフに向かってポンプから送り出さ
れる洗浄剤を噴出することが可能であることを特徴とす
る請求項1記載の静電集塵装置。 - 【請求項4】 前記駆動体は、前記殻体に差込まれたワ
イヤロープであることを特徴とする請求項1記載の静電
集塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10444998A JPH11300233A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 静電集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10444998A JPH11300233A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 静電集塵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11300233A true JPH11300233A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14380951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10444998A Pending JPH11300233A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 静電集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11300233A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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