JPH11299922A - ロープネット式遊具 - Google Patents

ロープネット式遊具

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JPH11299922A
JPH11299922A JP12809198A JP12809198A JPH11299922A JP H11299922 A JPH11299922 A JP H11299922A JP 12809198 A JP12809198 A JP 12809198A JP 12809198 A JP12809198 A JP 12809198A JP H11299922 A JPH11299922 A JP H11299922A
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frame
frame member
rope
net
eyes
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JP12809198A
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Yoshiko Kato
美子 加藤
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LANDSCAPE WORKSHOP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体的枠体内を、上下、左右に移動可能なロ
ープネット式遊具を提供する。 【解決手段】 複数のフレーム部材(3乃至19)で枠
体1を構成し、各フレーム部材の内側にロープ(A乃至
G)を張ってそれぞれ複数の目を画成するともに、隣合
うフレーム部材の目の角点(a1、b1、c1、d1、
e1、f1、g1等)の間を選択的に繋ぎ、ネット(N
1乃至N6)を適宜位置に選択的に配置し、枠体内に通
過可能な孔、トンネル、部屋、壁、通路等を多層に形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロープネット式遊具に関
し、さらに詳細に言えば、剛性のあるフレーム部材で立
体的な枠体を形成し、この枠体にロープ、ネットを適宜
に配してなるロープネット式遊具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロープネット遊具の一例として、
実公昭61─42626号に記載のものがある。この遊
具は、縁枠ロープを有する複数のネットユニットを、そ
のユニットの一角部をポールに支持し、他の角部を地面
或いは床面に支持して、各ネットユニットが登降可能な
傾斜面を形成するよう緊張架設したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のロープネット式遊具は、どちらかと言えばオ
ープンで平面的な空間での遊びとなっていて、その遊び
方には制限があり、十分な面白みを提供出来るものとな
っていない。本発明は、上記従来のロープネット式遊具
では得られない、立体空間内での多種多様な運動を可能
とし、複雑で面白みのある遊びができる遊具を提供しよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るロープネット式遊具では、複数の剛性
のあるフレーム部材を一体的に結合して形成された立体
的枠体を設け、該枠体の内部にロープ或いはネットを張
り、前記枠体の内部を上下及び横方向に複数の区画に区
分するとともに、各区画の間を移動可能とする開口及び
各区画の間の移動を妨げる面を適宜形成した。
【0005】
【実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具体的実
施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明さ
れる実施の形態に限定されるのではない。
【0006】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
ロープネット式遊具の枠体1を示す斜視図である。枠体
1は、複数の剛性を有する長尺棒状の部材、本実施の形
態ではステンレスパイプからなるフレーム部材で構成さ
れている。
【0007】第1群のフレーム部材である第1乃至第7
のフレーム部材3、5、7、9、11、13、15はそ
れぞれ概略円形の形をしており、地面或いは床面に対し
垂直な面内にそれぞれ配置され、略平行に並んでいる。
但し、この場合の「垂直」「平行」は厳密なものである
必要はない。第1乃至第7フレーム部材は、図示のよう
に、それらにより形成される外郭の輪郭が概略球体の形
状を成すように配置されている。ステンレスパイプは直
径約76ミリで肉厚が3ミリである。そして第1乃至第
7フレーム部材の直径は、本実施の形態の場合、順に、
775ミリ、1520ミリ、1890ミリ、2000ミ
リ、1890ミリ、1520ミリ、850ミリである。
【0008】第1乃至第7のフレーム部材3乃至15が
略垂直面に配置されているのに対し、第2群のフレーム
部材である第8及び第9のフレーム部材17、19は概
略水平に配置されている。そして、それぞれ第1乃至第
7のフレーム部材により形成される球体に被さるように
して配置され、第1乃至第7のフレーム部材3乃至15
の全てと結合されている。すなわち、第8及び第9のフ
レーム部材はそれぞれ、第1及び第7のフレーム部材と
は一箇所で、第2乃至第6フレーム部材とは二箇所で結
合されている。結合する手段は、ボルト、ナット等によ
る機械的結合、或いは溶接、さらには強靱なロープを用
いて縛ることに依っても構わない。第8及び第9のフレ
ーム部材17、19を介して第1乃至第7フレーム部材
が全て一体化され、剛性のある強固な立体的な、本実施
の形態では球体状の枠体が形成されればよい。本実施の
形態の場合、第9のフレーム部材19は実質的に水平面
内に配置され、従って、第8のフレーム部材19は、第
1フレーム部材3の直径が第7フレーム部材の直径より
小さいので、第1フレーム側が下がるように傾斜してい
る。さらに、第8フレーム部材17は、図1の矢印方向
から見た場合、右側が下がるように傾斜している。
【0009】第2乃至第6のフレーム部材5乃至11に
は、それぞれ下側部分に二本の脚5a、5b等が一体に
設けられており、枠体1はこれらの脚を介して地面或い
は床面に立設される。
【0010】図2は、第1フレーム部材3に張られたロ
ープAの状態を示す、図1の矢印方向から見た側面図で
ある。ロープAは必ずしも一本で構成される必要はない
が、本実施の形態では一本のロープからなり、第1フレ
ーム部材3の内周側に取り付けられたフック(図示せ
ず)を通して引き廻され、図示のような角点a1乃至a
6を備えたハニカム状の網目を形成している。部分的に
ロープが二度張られる部分があり、その部分では図9に
示すように、二本が縒り合わされている。そして辺a1
−a2−a3−a4−a5−a6−a1により形成され
る目の大きさは、少なくとも子供が四つん這いになって
通り抜けられる寸法である。
【0011】図3乃至図8は、同様に、第2乃至第7フ
レーム部材5、7、9、11、13、15に張られたロ
ープB、C、D、E、F、Gの状態を示す側面図であ
る。
【0012】本実施の形態では、各フレーム部材に張ら
れたロープの他に、各フレームに張られたロープの網の
目の角点を繋ぐロープも設けられている(図10参
照)。すなわち、ロープL1が、第1フレーム部材3の
ロープAの角点a5と、第2フレーム部材5のロープB
の角点b20を繋ぎ、そしてこの角点b20を、第3フ
レーム部材7のロープCの角点c31へ繋ぎ、さらに、
第4フレーム部材9のロープDの角点d31、第5フレ
ーム部材11のロープEの角点e31、第6フレーム部
材13のロープFの角点f20、第7フレーム部材15
のロープGの角点g5へと繋いでいる。ロープL1はこ
れら各角点で各ロープA、B、C、D、E、F、Gと位
置がずれないように巻回して繋がれ、ロープL1はこれ
らロープA、B、C、D、E、F、Gに対し移動しない
ようになっている。同様にロープL2が、第1フレーム
部材3のロープAの角点a6と、第2フレーム部材5の
ロープBの角点b24と、第3フレーム部材7のロープ
Cの角点c37と、第4フレーム部材9のロープDの角
点d37と、第5フレーム部材11のロープEの角点e
37と、第6フレーム部材13のロープFの角点f24
と、第7フレーム部材15のロープGの角点g6とを繋
いでいる。本実施の形態では、これらロープL1、L2
はそれぞれ一本のロープから構成されているが、各二つ
の角点を別々のロープで繋いでもよい。図10は、図1
で上部から見た場合に対応する平面図で、ロープL1、
L2の張り方が理解できるように示されている。図中、
第1乃至第7フレーム部材3乃至15は二点鎖線で示し
てある。
【0013】図10で、ロープL1、L2に囲まれた内
側には、下段のネットN1が張られている。ネットN1
の外周部分はロープL1、L2に他の丈夫なロープを用
いる等して全長に渡って結合されている。さらに、ネッ
トLIは、各フレーム部材にロープにより形成されてい
るハニカム状の目の辺に沿って結合されている。即ち第
1フレーム部材3のハニカム状の目の辺a5−a6、第
2フレーム部材5のハニカム状の目の辺b20−b21
−b22−b23−b24、第3フレーム部材7のハニ
カム状の目の辺c31−c32−c33−c34−c3
5−c36−c37、第4フレーム部材9のハニカム状
の目の辺d31−d32−d33−d34−d35−d
36−d37、第5フレーム部材11のハニカム状の目
の辺e31−e32−e33−e34−e35−e36
−e37、第6フレーム部材13のハニカム状の目の辺
f20−f21−f22−f23−f24、第7フレー
ム部材15のハニカム状の目の辺g5−g6に結合され
ている(図2乃至図8及び図10参照)。ネットN1は
充分な強さを有し、その目は小さく、張られた状態であ
れば、その上に子供が載ることが可能である。また、ネ
ットN1は、全体を一枚で構成しているが、複数枚を組
み合わせて構成してもよい。
【0014】図11は、第3乃至第6のロープL3、L
4、L5、L6の張り方及び中段のネットN2、N3の
配置を示す、10図と同様な平面図である。第3のロー
プL3は、第1フレーム部材3のロープAの角点a3
を、第2フレーム部材5のロープBの角点b13へ、そ
してさらに、第3フレーム部材7のロープCの角点c2
2、第4フレーム部材9のロープDの角点d22、第5
フレーム部材11のロープEの角点e22、第6フレー
ム部材13のロープFの角点f13、第7フレーム部材
15のロープGの角点g3を順次繋いでいる。そして、
第4のロープL4は、第2フレーム部材5のロープBの
角点b15から、第3フレーム部材7のロープCの角点
c24、第4フレーム部材9のロープDの角点d24、
第5フレーム部材11のロープEの角点e24、第6フ
レーム部材13のロープFの角点f15を順次繋いでい
る。そして一方の中段のネットN2は第3のロープL3
(角点a3とb13との間及び角点f13とg3との間
を除く)及び第4のロープL4にその外周部において、
さらに第2フレーム部材5のハニカム状の目の辺b13
−b14−b15、第3フレーム部材7のハニカム状の
目の辺c22−c23−c24、第4フレーム部材9の
ハニカム状の目の辺d22−d23−d24、第5フレ
ーム部材11のハニカム状の目の辺e22−d23−d
24、第6フレーム部材13のハニカム状の目の辺f1
3−f14−f15に縫い付けられている。
【0015】そして第5のロープL5は、第2フレーム
部材5のロープBの角点b17から、第3フレーム部材
7のロープCの角点c28、第4フレーム部材9のロー
プDの角点d28、第5フレーム部材11のロープEの
角点e28、第6フレーム部材13のロープFの角点f
17を順次繋いでいる。そして、第6のロープL6は、
第1フレーム部材3のロープAの角点a4から、第2フ
レーム部材5のロープBの角点b19へ、そしてさら
に、第3フレーム部材7のロープCの角点c30、第4
フレーム部材9のロープDの角点d30、第5フレーム
部材11のロープEの角点e30、第6フレーム部材1
3のロープFの角点f19、第7フレーム部材15のロ
ープGの角点g4を順次繋いでいる。そしてもう一つの
中段のネットN3は第5及び第6(角点a4とb19の
間及び角点f19とg4との間を除く)のロープL5、
L6にその外周部において、さらに第2フレーム部材5
のハニカム状の目の辺b17−b18−b19、第3フ
レーム部材7のハニカム状の目の辺c28−c29−c
30、第4フレーム部材9のハニカム状の目の辺d28
−d29−d30、第5フレーム部材11のハニカム状
の目の辺e28−d29−d30、第6フレーム部材1
3のハニカム状の目の辺f17−f18−f19に縫い
付けられている。
【0016】さらに図に示すように、第7及び第8のロ
ープL7、L8がそれぞれ、第4フレーム部材9のロー
プDの角点d1と第5フレーム部材11のロープEの角
点e7、第4フレーム部材9のロープDの角点d5と第
5フレーム部材11のロープEの角点e11を繋ぐ。そ
して上段のネットN4が、第7のロープL7、第4フレ
ーム部材9のハニカム状の辺d1−d7−d8−d9−
d10−d11−d5、第8のロープL8、第5フレー
ム部材11のハニカム状の辺e11−e10−e9−e
8−e7とに沿って縫い付けられて配置される。
【0017】また、第3のロープL3の第1フレーム部
材3の角点a3と第2フレーム部材5の角点b13との
間の部分、辺a3−a5、第1のロープL1の角点a5
とb20との間の部分、及び辺b20−b14−b13
に沿って、他のネットN5がその外周部を取り付けられ
て設けられている。さらに、第6のロープL6の第7フ
レーム部材15の角点g4と第6フレーム部材13の角
点f19との間の部分、辺g4−g6、第2のロープL
2の角点g6とf24との間の部分、及び辺f24−f
18−f19に沿って、さらに他のネットN6がその外
周部を取り付けられて設けられている。図13にネット
N1、N2、N3、N4、N5、N6の配置の状態を現
す、図2乃至図8の右側面に相当する側面図を示す。
【0018】本実施の形態ではさらに、第2フレーム部
材5の角点b8、b15、b16、b17、b10、b
9を含む目、第3フレーム部材7の角点c17、c2
6、c27、c28、c19、c18を含む目、第4フ
レーム部材9の角点d3、d9、d10、d11、d
5、d4を含む目と、角点d8、d16、d17、d1
8、d10、d9を含む目と、角点d25、d33、d
34、d35、d27、d26を含む目と、第5フレー
ム部材11の角点e1、e7、e8、e9、e3、e2
を含む目と、角点e25、e33、e34、e35、e
27、e26を含む目にはそれぞれネットが取り付けら
れ、通り抜け出来ないようになっている。
【0019】以上のように構成された遊具においては、
枠体1の内部がロープ及びネットにより多層に区分さ
れ、さらに同層の部分が多くの区画に区分されており、
ロープにより形成された開口した目を伝って上下方向に
移動したり、ネットの上を伝って目の中を通って移動し
たりすることが可能である一方、目に張られたネットに
より進行を妨げらる場合もある。したがって、枠体内
は、あたかも多くの透き通った部屋が多層に設けられた
迷路の如くになっており、立体的多層空間内での複雑な
移動を行う遊びが可能となる。また、年齢、体力等に見
合った自由な遊び方が可能である。
【0020】なお、上記実施の形態では、ネットは平面
方向に延びて、その上に載ってロープの編み目を通って
移動したり、或いは垂直に設けてロープの編み目の中を
通るのを妨げたりする形のもののみ説明したが、通過可
能なトンネル、一端が閉じられ、途中の側面或いは上面
が開いて出入りできるトンネル、一側面から入って上部
に抜ける(勿論逆も可)の部屋等を構成することも可能
である。また、上記実施の形態では第1乃至第7フレー
ム部材は円形としたが、完全な円形ではなく、内側に所
定のスペースを画成する、例えば3/4円とし、それぞ
れの両端部において地面或いは床面に設置されてもよ
い。
【0021】図14及び図15に、第2の実施の形態に
係るロープネット式遊具を示す。図14はこの遊具の枠
体31を示す正面図であり、枠体31は、水平な、或い
は水平に対し多少傾いた平面に配置された第1のフレー
ム部材33を備え、フレーム部材33は、大略円形の形
状をしている。枠体31はさらに、垂直或いは垂直に対
し多少傾いた面に配置された、略半円形の第2及び第3
のフレーム部材35、37を備え、これらは図示のとお
り、それぞれ第1フレーム部材33と二箇所で結合され
ている。また、第2、第3のフレーム部材は、互いの一
端側の距離が他端側に比して短くなるよう配置されてい
る。枠体31はさらに第4のフレーム部材39を備え、
このフレーム部材39はやはり垂直或いは垂直に対し多
少傾いた面に配置されている。そして、略半円形の形状
をして、第2及び第3フレーム部材に交差する方向に配
置され、第1フレーム部材33とは二箇所で、第2及び
第3フレーム部材35、37とはそれぞれ一箇所で結合
されている。このようにして第1乃至第4のフレーム部
材は一体化され、剛性のある枠体31を構成する。各フ
レーム部材の結合方法は第1の実施の形態と同様でよ
い。この枠体31は、第2、第3、第4フレーム部材の
各両端部を地面或いは床面に固定して設置される。
【0022】図15は、この枠体31にロープ、ネット
等を配した遊具の平面図である。第1のフレーム部材3
3には、第1の実施の形態の場合と同様に、ロープLが
ハニカム状に張られている。そして、そのハニカムの各
開口の内、符号H1、H2、H3で示される部分を除い
て、他の開口には細かい目のネットNが張られて閉じら
れている。また、第1、第2、第3、第4のフレーム部
材により形成される、符号S1で示される開口部分、及
び第1、第2、第4のフレーム部材により形成される、
符号S2で示される開口部分は、テント用の丈夫な布、
或いはネットで閉じられている。
【0023】この実施の形態においても、複数のフレー
ム部材により形成された、剛性の有る立体的枠体の内部
を、ロープ、ネットを用いて区分し、ネット上を移動し
たり、ネットの張られていない開口を通って他の層部分
へ移動したり、立体多層空間内での移動を伴う、遊びが
可能となる。本実施の形態では水平に配置したフレーム
部材は一つであるが、これを複数設け、適宜にロープ、
ネットを張り、より複雑な迷路を構成してもよい。
【0024】図16及び図17は、第3の実施の形態に
係る遊具の、枠体51の正面図及び平面図である。この
枠体51は、上端が径の小さい円形で、そこから下方へ
次第に径が拡大しながら螺旋状に伸び、その下方端が径
方向外方へ延びている第1フレーム部材53と、垂直か
らやや傾けられ、互いに約90度位の角度で交差する二
つの面にそれぞれ配置された、略半円径の第2及び第3
のフレーム部材55、57とで構成されている。第2及
び第3のフレーム部材55、57は、互いに、及び第1
フレーム部材と強固に結合され、剛性の有る枠体51を
形成している。第2及び第3のフレーム部材55、57
の両端部において地面或いは床面に設置される。なお、
第1、第2、第3のフレーム部材53、55、57には
全長に渡ってロープが巻いてある。
【0025】図18は、この枠体51にネット59を取
り付けて完成した遊具の側面図である。このネット59
は一枚に構成され、略中央部に設けられた孔の部分で第
1フレーム部材53の最上部の円形部分53aに取り付
けられる。そしてネット59は枠体51の内側を下方へ
伸び、その外周側は、第1フレーム部材の最下段の螺旋
部53dに取り付けられる。またネットNは、第1フレ
ーム部材53の下から二番目の螺旋部53cの一部分、
具体的には図で符号P1で示される位置を挟んで、紙面
表側の位置P2と紙面裏側のP3の位置のあいだで、第
1フレーム部材に縫い付けられている。従って、他の部
分ではネットNの上に載って第1フレーム部材53の螺
旋部の下を潜れるが、この部分は潜れない。
【0026】さらに、第1フレーム部材53の上部円形
部分53aには、図に点線で示すように、その内側に垂
下する、ネットで形成された、子供が入ることの出来る
大きさの袋61が取り付けられている。
【0027】以上のように構成された遊具においては、
枠体51にネット59と袋61を取付け、さらにネット
59の枠体への取付け方を部分的に変えることにより、
枠体内空間を複数部分に区分している。子供は第1フレ
ームの下端部53eから専らその螺旋部分を伝って上部
の円形部53aに辿り着き、中の袋61の中に入れる。
また、第1フレーム部材53の螺旋部の下を潜りなが
ら、ネット59の上を上部へ伝って行くことも可能であ
るが、この場合、前述したよにように一部通過できない
部分がある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のロープネット式遊具とは異なり、立体空間内での
上下、左右の複雑な移動を伴う、興味有る遊びをする事
が可能である。また、同じ遊具で、年齢、体力に応じて
遊び方を変えることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る遊具の枠体の
斜視図である。
【図2】第1フレーム部材のロープの張り方を示す側面
図である。
【図3】第2フレーム部材のロープの張り方を示す側面
図である。
【図4】第3フレーム部材のロープの張り方を示す側面
図である。
【図5】第4フレーム部材のロープの張り方を示す側面
図である。
【図6】第5フレーム部材のロープの張り方を示す側面
図である。
【図7】第6フレーム部材のロープの張り方を示す側面
図である。
【図8】第7フレーム部材のロープの張り方を示す側面
図である。
【図9】ロープの張り方を示す部分拡大側面図である。
【図10】下段ネットを示す平面図である。
【図11】中段ネットを示す平面図である。
【図12】上段ネットを示す平面図である。
【図13】各段のネットを示す側面図である。
【図14】第2の実施の形態に係る遊具の枠体を示す正
面図である。
【図15】ネットの張り方を示す平面図である。
【図16】第3の実施の形態に係る遊具の枠体を示す正
面図である。
【図17】枠体の平面図である。
【図18】ネットの張り方を示す正面図である。
【符号の説明】
1 枠体 3、5、7、9、11、13、15 第1(群の)フ
レーム部材 17、19 第2(群の)フレーム部材 A、B、C、D、E、F、G、L1、L2、L3、L
4、L5、L6、L7、L8 ロープ N1、N2、N3、N4、N5、N6 ネット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の剛性のあるフレーム部材を一体的
    に結合して形成された立体的枠体を設け、該枠体の内部
    にロープ或いはネットを張り、前記枠体の内部を上下及
    び横方向に複数の区画に区分するとともに、各区画の間
    を移動可能とする開口及び各区画の間の移動を妨げる面
    を適宜形成したことを特徴とする、ロープネット式遊
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊具において、前記枠体
    は、湾曲して内側に所定のスペースを画成する複数の第
    1のフレーム部材と、少なくとも一つの、前記第1のフ
    レーム部材の全てと結合される第2のフレーム部材とか
    らなり、前記第1のフレーム部材はそれぞれが位置する
    平面が互いに向かい合った状態で順次隣合って配置さ
    れ、前記第2のフレーム部材を介して互いに結合されて
    一体的で立体的な枠体を形成し、前記各第1のフレーム
    部材の内側にそれぞれロープを張って複数の目を形成
    し、且つ、前記第1のフレーム部材のそれぞれ隣合うフ
    レーム部材の、前記目の角点の間を適宜選択的にロープ
    で繋ぎ、前記ネットを、前記各第1のフレーム部材に張
    られたロープにより形成された目と、前記各第1のフレ
    ーム部材に張られたロープと前記隣合う第1のフレーム
    部材の前記目の角点の間を適宜選択的に繋ぐロープとで
    画成される目に、選択的に張り、前記枠体内に、通路、
    部屋、壁等を形成したことを特徴とする、ロープネット
    式遊具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の遊具において、前記枠体
    は、略水平な面に配置される円形の第1のフレーム部材
    と、前記水平な面と交差する面にそれぞれ配置される複
    数の湾曲した第2のフレーム部材とを備え、前記第2の
    フレーム部材は互いに、且つ前記第1のフレーム部材と
    結合されて立体的枠体を形成し、前記第1のフレーム部
    材には内側にロープを張って複数の目を形成するととも
    に、該形成された複数の目に選択的にネットを張って通
    り抜け不能とし、前記第1のフレーム部材と前記第2の
    フレーム部材により画成される複数の開口に、少なくと
    も一つを残して、選択的に、該開口を通過不能とする部
    材を配置したことを特徴とする、ロープネット式遊具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の遊具において、前記枠体
    は、最上部の円形部と該円形部から下方へ、次第に径が
    拡大しながら伸長する螺旋部とを備えた第1のフレーム
    部材と、湾曲して、前記第1のフレーム部材の前記円形
    部と前記螺旋部に結合された、湾曲した、複数の第2の
    フレーム部材とを備え、前記ネットは、その略中央部に
    設けられた孔の部分で前記第1のフレーム部材の前記円
    形部に取り付けられて前記螺旋部の内側を下方に向かっ
    て垂下し、その外周部が前記螺旋部の最下周回部に結合
    されるとともに、選択的に、前記螺旋部の途中の周回部
    に部分的に結合されていることを特徴とする、ロープネ
    ット式遊具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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