JPH11299795A - 経肛門的内視鏡下手術用エクスパンダー - Google Patents

経肛門的内視鏡下手術用エクスパンダー

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JPH11299795A
JPH11299795A JP10111180A JP11118098A JPH11299795A JP H11299795 A JPH11299795 A JP H11299795A JP 10111180 A JP10111180 A JP 10111180A JP 11118098 A JP11118098 A JP 11118098A JP H11299795 A JPH11299795 A JP H11299795A
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balloon
anus
beams
rectum
endoscope
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JP10111180A
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Shiro Uehama
史朗 上濱
Haruhiko Masuda
春彦 増田
Zenetsu Suzuki
善悦 鈴木
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直腸壁を十分に拡張する経肛門的内視鏡下手
術用エクスパンダーを提供する。 【解決手段】 複数の梁を有する円筒状もしくは円錐状
のエクスパンダーであって、梁の片方の端部には肛門固
定リングが接合されており、梁のもう一方の端部には拡
張バルーンが接合されていることよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として経肛門的内
視鏡下手術において、直腸内に鉗子処置空間を確保し、
内視鏡および鉗子類により、腫瘍の切除処置を行うため
の経肛門的内視鏡下手術用エクスパンダーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】直腸粘膜の腫瘍の切除処置を行う方法と
して、内視鏡下粘膜切除法および開腹による粘膜切除法
がある。内視鏡下粘膜切除法では、内視鏡下に穿刺針を
腫瘍近傍の粘膜下に穿刺し、生理的食塩水を注入し腫瘍
を膨隆して、粘膜と筋層を剥離した後にスネアで絞灼、
通電し腫瘍を切除する。そのため切除できる大きさに限
りがあり、通常では1〜2cmの大きさの腫瘍までが限
度である。従ってこの方法では十分な範囲を切除できな
いという欠点があった。一方開腹による粘膜切除の場合
はどのような大きさの腫瘍であってもほぼ確実に一回で
切除できるが、開腹手術のため腹部や肛門付近を切開し
なくてはならないため、患者に与える侵襲が大きかっ
た。そのため患者の術後の痛みが長引き患者の社会復帰
が遅くなるのが難点であった。
【0003】内視鏡下粘膜切除法と開腹による粘膜切除
法の中間として開発されたのがドイツのBuessらに
よる経肛門的内視鏡下マイクロサージャリー(手術5
0,9,1427−1435)である。これは特殊な直
腸鏡を用いて経肛門的に直腸鏡・鉗子類を挿入し、腫瘍
の切除処置を行う手技である。この手技では切除範囲が
肛門縁より20cmに限られるものの、内視鏡下粘膜切
除法よりも大きな範囲、大きな腫瘍を切除することが可
能で、しかも開腹手術とは異なり患者に対して与える侵
襲が少なく、ひいては患者の社会復帰が早くなるという
メリットがあった。
【0004】しかし経肛門的内視鏡下マイクロサージャ
リーは使用する器具の汎用性がなく、しかも非常に高価
であるため広く普及するには至っていない。そこで市販
の500ml用ポリエチレンテレフタレート製飲料ボト
ルを手加工した直腸拡張具が考案されている。(内視鏡
外科1,5,430−433)このものを使用すること
により、通常使用される内視鏡や、内視鏡下外科手術用
の鉗子類を流用して、経肛門的内視鏡下手術を行うこと
が可能となった。しかしながらこのものはポリエチレン
テレフタレート製飲料ボトルの肉厚が薄いため、直腸壁
を十分に拡張できず、長時間正確な切除処置操作を行う
には不向きであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のこうし
た経肛門的内視鏡下手術で使用される器具の欠点を補う
ために開発されたものである。本発明の目的は通常使用
される内視鏡や、内視鏡下外科手術用の鉗子類を流用し
て安価に経肛門的内視鏡下手術が施術可能な器具を提供
するとともに、直腸壁を十分に拡張して切除処置を行う
のに十分な空間を保持することにより、安全、確実な処
置を可能にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、肛門から
直腸内に挿入して、肛門および直腸を拡張して保持する
ための器具であって、少なくとも3本の梁を有し、梁の
一端は少なくとも内視鏡・鉗子挿入部を有する輪状の肛
門固定リングの円周上に一定の間隔をもって接合され、
梁の他端には拡張バルーンが付設され、梁の他端近傍部
は拡張バルーンの外周に一定の間隔をもって接合されて
おり、拡張バルーンにはバルーン膨張チューブが接合さ
れ、また拡張バルーン内腔とバルーン拡張チューブを連
通し、バルーン拡張チューブを通じて拡張バルーン内腔
に流体を送入、排出することによりバルーンの膨張、収
縮が可能であるとともに、バルーンを膨張、収縮するこ
とによりバルーンに接合された梁が放射状にそれぞれ開
いた状態と閉じた状態となることを特徴とする経肛門的
内視鏡下手術用エクスパンダーである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を詳細
に説明する。図1は本発明による経肛門的内視鏡下手術
用エクスパンダーの一実施例を示す概略図であり、図2
は本発明による経肛門的内視鏡下手術用エクスパンダー
の別の一実施例を示す概略図である。図3は拡張バルー
ンと梁の位置関係の一例を示した図であり、図4は肛門
固定リングと梁の位置関係の一例を示した図である。図
5は梁同志の位置関係の一例を示した図であり、図6は
肛門固定リングの一実施例を示す図で、(a)は正面
図、(b)は側面図である。図7(a)〜(d)は本発
明による経肛門的内視鏡下手術用エクスパンダーを用い
て手術を行う手順を示した図である。
【0008】梁(10)はその一端を前記拡張バルーン
(9)に接合されてなり、またその他端部を肛門固定リ
ング(11)に接合してなる。梁(10)は3本以上あ
ることが好ましく、それ以下では直腸内の十分な拡張が
得られないため好ましくない。より好ましくは3〜5本
あることが好ましく、それ以上では確保される処置空間
が狭くなり好ましくない。梁(10)と梁(10)の間
隔は十分な鉗子処置空間(12)を確保するため1〜5
cmが好ましい。1cmより小さいと、直腸内壁の観察
が困難なため好ましくなく、また5cmより大きいと梁
(10)と梁(10)の間に直腸内壁が垂れ込んでくる
ため好ましくない。
【0009】梁(10)は肛門(4)への挿入しやすさ
を確保するために適度な硬さと弾力を持った材料により
構成されることが必要である。このような要件を満足す
る材料としては例えばステンレス鋼、タングステン鋼、
チタニウム鋼、アモルファス鋼などの金属や、カーボン
ファイバー、硬質塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリエチレン樹脂、アクリルブタジエンゴム樹脂な
どが好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
い。梁(10)の全長は腫瘍(8)までの距離に応じて
設定されるが通常5〜30cmが好ましく、5cmより
小さいと腫瘍(8)の上に鉗子処置空間(12)を確保
する挿入深さを得られないので好ましくなく、30cm
より大きいと直腸を越えてしまうので好ましくない。
【0010】梁(10)の断面形状は特に制限されない
が、円形もしくは三角形、四角形、六角形の形状が使用
可能である。また軽量化のため中空にしてもよい。梁
(10)の外径はφ0.5〜φ10mmが好ましい。φ
0.5mmより小さいと十分な保持力が得られないため
好ましくなく、またφ10mmより大きいと鉗子処置空
間(12)が狭められるため好ましくない。
【0011】拡張バルーン(9)に対する梁(10)の
位置は図3に示すように鉗子処置空間(12)を除き、
均等に配置される。この配置をとることにより拡張バル
ーン(9)による直腸壁の拡張力を均等に分散し、不意
の裂傷・出血等を防止する。また肛門固定リングに対す
る梁(10)の位置も図4に示すように鉗子処置空間
(12)を除き均等に配置される。この配置により肛門
固定リングにかかる負荷は均等に分散し、使用時に安定
した状態が得られる。これらの配置をとることにより梁
(10)同志の位置関係は図5に示すように平行もしく
は台錘型となる。本発明は梁(10)をこのように配置
することで掛かる力を均等に分散し、応力集中を防止
し、鉗子処置空間(12)の均等な拡張を可能とする。
【0012】本発明の目的は、上述した梁(10)の配
置を実現することでほぼ達成されるが、図2のように梁
(10)と梁(10)の間に保護シート(13)を設け
るといっそう効果的である。保護シート(13)は直腸
壁が垂れ込んでくることを防止し、視野の悪化を阻止す
る。鉗子処置空間(12)に腫瘍(8)を位置させるこ
とにより、鉗子類(7)で切除処置を行う。保護シート
(13)は柔軟性を有する材料により構成される。使用
可能な材料に特に制限はないが、軟質塩化ビニル樹脂、
ポリエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂な
どが使用可能である。保護シート(13)の形状は特に
制限はないが、例えば直方形もしくは扇形が使用でき
る。
【0013】拡張バルーン(9)は可撓性を有する材料
により構成されており、材質は特に制限はなく、例えば
シリコンゴム、ポリウレタン樹脂、軟質塩化ビニル樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂が好んで使用され
る。肉厚は0.01〜3mmが好ましい。0.01mm
より小さいと直腸を拡張するときに破裂する場合がある
ので好ましくなく、また3mmよりも大きいと収縮時の
かさばりが大きくなり肛門に挿入しにくくなるので好ま
しくない。拡張バルーン(9)膨張時の外径は直腸壁
(5)の拡張性を十分に拡張するためφ20〜φ80m
mが好ましい。φ20mmより小さいと直腸を十分に拡
張できず、鉗子処置空間(12)が狭くなるので好まし
くなく、またφ80mmより大きいと直腸壁を傷つけて
しまう恐れがあるので好ましくない。色は特に限定しな
いが、直腸壁の視認性向上のため透明もしくは半透明で
あることが好ましい。
【0014】バルーン膨張チューブ(18)は、可撓性
を有する材料よりなり、拡張バルーン(8)に接合され
ている。該バルーン膨張チューブ(18)は内腔を有
し、内腔を通じて気体もしくは液体などの流体を拡張バ
ルーン(8)内に注入する。材質は特に限定されない
が、例えばシリコンゴム、ポリウレタン樹脂、軟質塩化
ビニル樹脂が好んで使用される。またバルーン膨張チュ
ーブ(18)のもう一端には所望により一方弁(19)
を備えてもよく、この場合希望の注入量で固定すること
が可能となる。
【0015】保護シート(13)は拡張バルーン
(9)、各梁(10)、肛門固定リング(11)に固定
されてなるが、拡張バルーン(9)への固定は一部分に
制限される。保護シート(13)と拡張バルーン(9)
の接合部すべてを固定してしまうと、拡張バルーン
(9)膨張の妨げとなるので、好ましくない。肛門固定
リング(11)は肛門挿入時に変形のない硬性を有して
なる材料より構成される。使用可能な材質に特に制限は
ないが、例えばステンレス鋼、チタニウム鋼、タングス
テン鋼、チタニウム鋼、アモルファス鋼などの金属や、
硬質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、アクリルブタ
ジエンゴム樹脂などが好んで使用される。また肛門固定
リング(11)の外周部には全周にわたり溝が設けられ
てもよく、この場合肛門(4)への固定がいっそう強化
される。
【0016】肛門固定リング(11)の形状には用途・
使用方法により様々な形態が適応可能であるが、そのい
くつかの例を図6に示す。肛門固定リング(11)には
内視鏡・鉗子挿入部(3)が設けられており、内視鏡・
鉗子挿入部(3)を通して、内視鏡(6)もしくは鉗子
類(7)を挿入する。内視鏡・鉗子挿入部(3)を何分
割かするための分割梁(14)が設けられている。分割
梁(14)は内視鏡(6)や鉗子類(7)の操作を邪魔
しないために極力細いことが好ましく、その径はφ0.
1〜φ5mmが適当である。φ0.1mmより小さいと
強度に難があり好ましくなく、φ5mmより大きいと使
用上邪魔となり好ましくない。
【0017】例えばここがY型の形状の場合、上の空間
に内視鏡(6)を挿入し、左右の空間に鉗子類(7)を
挿入することができる。これは内視鏡(6)および鉗子
類(7)が分割梁(14)があることによりその位置に
固定され、内視鏡(6)や鉗子類(7)の非使用時には
術者が把持する必要がなく、術者の負担が軽減されるか
らである。また分割梁(14)が肛門固定リング(1
1)から立体的に飛び出しているのも良好である。この
場合挿入した内視鏡(6)・鉗子類(7)を斜めに保つ
ことが出来、視野が良好でより良い操作性を確保できる
というメリットがある。これは分割梁(14)を中心に
内視鏡(6)や鉗子類(7)を操作することにより、余
計な動きを封じ、必要な動作のみに術者が集中できるか
らである。分割梁(14)は本発明による経肛門的内視
鏡下手術用エクスパンダーを肛門(4)より抜去する際
のつかみ代ともなり、それに耐えるだけの強度も要求さ
れる。
【0018】次に本発明による経肛門的内視鏡下手術用
エクスパンダーにより実際の手術を行う方法について図
7を用いて解説し、本発明の効果を明確にする。
【0019】本発明による経肛門的内視鏡下手術用エク
スパンダーの肛門(4)への挿入に先立ち、一方弁(1
9)およびバルーン膨張チューブ(18)を通じて拡張
バルーン(9)内の流体を十分吸引し、拡張バルーン
(9)は収縮した状態に保っておく。梁(10)および
保護シート(13)全体を掴み、梁(10)の拡張バル
ーン(9)側が円錐状もしくは台錘状になった状態で肛
門(4)からゆっくりと挿入する(図7(a))。
【0020】梁(10)および保護シート(13)を完
全に肛門(4)内に挿入し、肛門固定リング(11)を
肛門(4)に固定する。肛門固定リング(11)には溝
が設けられているため、肛門(4)への固定は容易であ
る。(図7(b))
【0021】ここで一方弁(19)およびバルーン膨張
チューブ(18)を通じて拡張バルーン(9)内に空気
などの流体を適量注入し、拡張バルーン(9)を膨張さ
せると梁(10)および保護シート(13)が放射状に
拡張し、直腸壁(5)に鉗子処置空間(12)が確保さ
れる。拡張バルーン(9)の膨張径が適切であるため、
鉗子処置空間(12)は十分でありまた直腸内壁(5)
を傷つけることもない。(図7(c))
【0022】肛門固定リング(11)には内視鏡・鉗子
挿入部(3)が設けられており、その内視鏡・鉗子挿入
部(3)を通じて腫瘍(8)の切除処置を行う。(図7
(d))手術終了後は再び一方弁(19)およびバルー
ン膨張チューブ(18)を通じて拡張バルーン(9)内
の流体を十分吸引し、拡張バルーン(9)を収縮させ、
本発明による経肛門的内視鏡下手術用エクスパンダーを
抜去する。この手術では患者の肛門を通じて切除処置を
行い、開腹操作を行わないため非常に低侵襲な手術であ
り、患者の負う傷も少なくて済み、ひいては患者の早期
社会復帰が可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば通常使用される内視鏡
や、内視鏡下外科手術用の鉗子類を流用して安価に経肛
門的外科手術が施術可能であるばかりでなく、直腸壁の
拡張も十分で術者の余計な負担を軽減し、ひいては経肛
門的外科手術の普及が見込めるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による経肛門的内視鏡下手術用エクスパ
ンダーの一実施例を示す概略図である。
【図2】本発明による経肛門的内視鏡下手術用エクスパ
ンダーの別の一実施例を示す概略図である。
【図3】拡張バルーンと梁の位置関係の一例を示す概略
図である。
【図4】肛門固定リングと梁の位置関係の一例を示す概
略図である。
【図5】梁同志の位置関係の一例を示す概略図である。
【図6】肛門固定リング、内視鏡・鉗子挿入部の形状の
一例を示す概略図である。
【図7】本発明による経肛門的内視鏡下手術用エクスパ
ンダーによる腫瘍切除処置の一実施例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
3. 内視鏡・鉗子挿入部 4. 肛門 5. 直腸壁 6. 内視鏡 7. 鉗子類 8. 腫瘍 9. 拡張バルーン 10.梁 11.肛門固定リング 12.鉗子処置空間 13.保護シート 14.分割梁 18.バルーン膨張チューブ 19.一方弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肛門から直腸内に挿入して、肛門および
    直腸を拡張して保持するための器具であって、少なくと
    も3本の梁を有し、梁の一端は少なくとも内視鏡・鉗子
    挿入部を有する輪状の肛門固定リングの円周上に一定の
    間隔をもって接合され、梁の他端には拡張バルーンが付
    設され、梁の他端近傍部は拡張バルーンの外周に一定の
    間隔をもって接合されており、拡張バルーンにはバルー
    ン膨張チューブが接合され、また拡張バルーン内腔とバ
    ルーン拡張チューブを連通し、バルーン拡張チューブを
    通じて該拡張バルーン内腔に流体を送入、排出すること
    によりバルーンの膨張、収縮が可能であるとともに、バ
    ルーンを膨張、収縮することによりバルーンに接合され
    た梁が放射状にそれぞれ開いた状態と閉じた状態となる
    ことを特徴とする経肛門的内視鏡下手術用エクスパンダ
    ー。
  2. 【請求項2】 複数の梁にまたがって、肛門固定リン
    グ、拡張バルーンおよび梁によって構成される空間の一
    部に保護シートを接合した請求項1記載の経肛門的内視
    鏡下手術用エクスパンダー。
JP10111180A 1998-04-21 1998-04-21 経肛門的内視鏡下手術用エクスパンダー Pending JPH11299795A (ja)

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