JPH11299079A - 静電気破壊防止回路 - Google Patents
静電気破壊防止回路Info
- Publication number
- JPH11299079A JPH11299079A JP9911098A JP9911098A JPH11299079A JP H11299079 A JPH11299079 A JP H11299079A JP 9911098 A JP9911098 A JP 9911098A JP 9911098 A JP9911098 A JP 9911098A JP H11299079 A JPH11299079 A JP H11299079A
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- JP
- Japan
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- terminal
- zener
- zener diodes
- static electricity
- breakdown
- Prior art date
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- Pending
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種電子機器において、入出力端子に印可さ
れる静電気による機器内の回路部品の破壊を防止するこ
とを目的とする。 【解決手段】 入出力端子1、2、3とアースに、ツェ
ナーダイオード4、5、6、7を接続する。各ツェナー
ダイオードはそのツェナー降伏電圧を信号端子に加わる
信号の振幅電圧より大きく選んである。端子1にツェナ
ー降伏電圧を越える静電気が印可されるとツェナーダイ
オード4、5が導通することにより増幅器11の部品の
破壊を防止する。同様に端子2に静電気が印可されると
ツェナーダイオード5、6が導通し、また端子3に静電
気が印可されるとツェナーダイオード5、7が導通し
て、それぞれ増幅器12あるいは13の部品の破壊を防
止する。
れる静電気による機器内の回路部品の破壊を防止するこ
とを目的とする。 【解決手段】 入出力端子1、2、3とアースに、ツェ
ナーダイオード4、5、6、7を接続する。各ツェナー
ダイオードはそのツェナー降伏電圧を信号端子に加わる
信号の振幅電圧より大きく選んである。端子1にツェナ
ー降伏電圧を越える静電気が印可されるとツェナーダイ
オード4、5が導通することにより増幅器11の部品の
破壊を防止する。同様に端子2に静電気が印可されると
ツェナーダイオード5、6が導通し、また端子3に静電
気が印可されるとツェナーダイオード5、7が導通し
て、それぞれ増幅器12あるいは13の部品の破壊を防
止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ受信機など
の電子機器における静電気による電子部品の破壊防止に
関するものである。
の電子機器における静電気による電子部品の破壊防止に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器の静電気による電子部品
の破壊防止には、例えば公開特平6−335162に示
すダイオードを用いたものや、公開特平7−30305
5に示すツェナーダイオードを用いたものがある。
の破壊防止には、例えば公開特平6−335162に示
すダイオードを用いたものや、公開特平7−30305
5に示すツェナーダイオードを用いたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子機器の信号入出力
端子には帯電した人体などからの静電気が印可されるこ
とがあり、この静電気による機器内部の増幅器などの電
子部品の破壊を防止するためにダイオードが端子に接続
される。図3の公開特平6−335162の例ではダイ
オードD10を信号端子41と電源端子40間に、ダイ
オードD20を信号端子41とアース端子42間に接続
しており、機器のアース電位に対して正極性(以下
(+)と記す)電位の静電気が信号端子41に印可され
たときにはダイオードD10が導通し、負極性(以下
(−)と記す)電位の静電気が信号端子41に印可され
たときにはダイオードD20が導通することにより内部
回路43の部品の破壊を防止するが、この回路では各信
号端子に各2個のダイオードが必要であり、さらに電源
回路が必要であるという問題があった。
端子には帯電した人体などからの静電気が印可されるこ
とがあり、この静電気による機器内部の増幅器などの電
子部品の破壊を防止するためにダイオードが端子に接続
される。図3の公開特平6−335162の例ではダイ
オードD10を信号端子41と電源端子40間に、ダイ
オードD20を信号端子41とアース端子42間に接続
しており、機器のアース電位に対して正極性(以下
(+)と記す)電位の静電気が信号端子41に印可され
たときにはダイオードD10が導通し、負極性(以下
(−)と記す)電位の静電気が信号端子41に印可され
たときにはダイオードD20が導通することにより内部
回路43の部品の破壊を防止するが、この回路では各信
号端子に各2個のダイオードが必要であり、さらに電源
回路が必要であるという問題があった。
【0004】また図4の公開特平7−303055の例
ではツェナーダイオードZD1とZD2が直列に信号入
力端子Rとアース間に接続され、(+)(−)いずれの
電位の静電気が印可されたときもツェナーダイオードZ
D1とツェナーダイオードZD2の両方が導通すること
により初段増幅器44などの増幅回路の部品の破壊を防
止するが、この例でも各端子に各2個のツェナーダイオ
ードが必要であるという問題があった。
ではツェナーダイオードZD1とZD2が直列に信号入
力端子Rとアース間に接続され、(+)(−)いずれの
電位の静電気が印可されたときもツェナーダイオードZ
D1とツェナーダイオードZD2の両方が導通すること
により初段増幅器44などの増幅回路の部品の破壊を防
止するが、この例でも各端子に各2個のツェナーダイオ
ードが必要であるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の静電気破壊防止回路は、複数の信号入出力
端子を有する電子機器の一つの端子とアース間に、2個
のツェナーダイオードを直列に各カソード同士で接続し
たものを、一方のツェナーダイオードのアノードを前記
端子に接続し、他方のツェナーダイオードのアノードを
前記アースに接続し、さらに前記2個のツェナーダイオ
ードのカソードにカソードを接続した端子当たり各1個
の追加のツェナーダイオードを、そのアノードを各端子
に接続して、(+)(−)いずれの電位の静電気が印可
されても増幅回路の部品の破壊を防止することを特徴と
する。
に、本発明の静電気破壊防止回路は、複数の信号入出力
端子を有する電子機器の一つの端子とアース間に、2個
のツェナーダイオードを直列に各カソード同士で接続し
たものを、一方のツェナーダイオードのアノードを前記
端子に接続し、他方のツェナーダイオードのアノードを
前記アースに接続し、さらに前記2個のツェナーダイオ
ードのカソードにカソードを接続した端子当たり各1個
の追加のツェナーダイオードを、そのアノードを各端子
に接続して、(+)(−)いずれの電位の静電気が印可
されても増幅回路の部品の破壊を防止することを特徴と
する。
【0006】本発明によれば、電源回路を必要とせず、
かつツェナーダイオードの個数を削減できる静電気破壊
防止回路を提供できる。
かつツェナーダイオードの個数を削減できる静電気破壊
防止回路を提供できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の信号入出力端子を有する電子機器の一つの端
子とアース間に、2個のツェナーダイオードを直列に各
カソード同士で接続したものを、一方のツェナーダイオ
ードのアノードを前記端子に接続し、他方のツェナーダ
イオードのアノードを前記アースに接続し、さらに前記
2個のツェナーダイオードのカソードにカソードを接続
した端子当たり各1個の追加のツェナーダイオードを、
そのアノードを各端子に接続して静電気破壊防止回路と
したものであり、信号入出力端子に印可された静電気に
より機器内部の電子部品の破壊を防止する作用を有す
る。
は、複数の信号入出力端子を有する電子機器の一つの端
子とアース間に、2個のツェナーダイオードを直列に各
カソード同士で接続したものを、一方のツェナーダイオ
ードのアノードを前記端子に接続し、他方のツェナーダ
イオードのアノードを前記アースに接続し、さらに前記
2個のツェナーダイオードのカソードにカソードを接続
した端子当たり各1個の追加のツェナーダイオードを、
そのアノードを各端子に接続して静電気破壊防止回路と
したものであり、信号入出力端子に印可された静電気に
より機器内部の電子部品の破壊を防止する作用を有す
る。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、複数の
信号入出力端子を有する電子機器の一つの端子とアース
間に、2個のツェナーダイオードを直列に各アノード同
士で接続したものを、一方のツェナーダイオードのカソ
ードを前記端子に接続し、他方のツェナーダイオードの
カソードを前記アースに接続し、さらに前記2個のツェ
ナーダイオードのアノードにアノードを接続した端子当
たり各1個の追加のツェナーダイオードを、そのカソー
ドを各端子に接続して静電気破壊防止回路としたもので
あり、信号入出力端子に印可された静電気により機器内
部の電子部品の破壊を防止する作用を有する。
信号入出力端子を有する電子機器の一つの端子とアース
間に、2個のツェナーダイオードを直列に各アノード同
士で接続したものを、一方のツェナーダイオードのカソ
ードを前記端子に接続し、他方のツェナーダイオードの
カソードを前記アースに接続し、さらに前記2個のツェ
ナーダイオードのアノードにアノードを接続した端子当
たり各1個の追加のツェナーダイオードを、そのカソー
ドを各端子に接続して静電気破壊防止回路としたもので
あり、信号入出力端子に印可された静電気により機器内
部の電子部品の破壊を防止する作用を有する。
【0009】以下、本発明の実施の形態について、図1
と図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は3個の入出力端子1、2、3に
用いられた静電気破壊防止回路を示し、ツェナーダイオ
ード4、5、6、7で構成されている。各ツェナーダイ
オードはそのツェナー降伏電圧を信号端子に加わる信号
の振幅電圧より大きく選んでおり、従って正常な信号が
加わった状態では導通しない。
と図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は3個の入出力端子1、2、3に
用いられた静電気破壊防止回路を示し、ツェナーダイオ
ード4、5、6、7で構成されている。各ツェナーダイ
オードはそのツェナー降伏電圧を信号端子に加わる信号
の振幅電圧より大きく選んでおり、従って正常な信号が
加わった状態では導通しない。
【0010】今、端子1に(+)(−)いずれの電位で
もツェナー降伏電圧を越える静電気が印可されるとツェ
ナーダイオード4、5が導通して静電気エネルギーを消
費することにより増幅器11の部品の破壊を防止する。
もツェナー降伏電圧を越える静電気が印可されるとツェ
ナーダイオード4、5が導通して静電気エネルギーを消
費することにより増幅器11の部品の破壊を防止する。
【0011】同様に端子2に静電気が印可されるとツェ
ナーダイオード5、6が導通し、また端子3に静電気が
印可されるとツェナーダイオード5、7が導通して静電
気エネルギーを消費することにより、それぞれ増幅器1
2あるいは13の部品の破壊を防止する。
ナーダイオード5、6が導通し、また端子3に静電気が
印可されるとツェナーダイオード5、7が導通して静電
気エネルギーを消費することにより、それぞれ増幅器1
2あるいは13の部品の破壊を防止する。
【0012】(実施の形態2)図2は3個の入出力端子
21、22、23に用いられた静電気破壊防止回路を示
し、実施例1で用いているツェナーダイオードの極性を
反対にしたツェナーダイオード24、25、26、27
で構成されている。各ツェナーダイオードはそのツェナ
ー降伏電圧を信号端子に加わる信号の振幅電圧より大き
く選んでおり、従って正常な信号が加わった状態では導
通しない。
21、22、23に用いられた静電気破壊防止回路を示
し、実施例1で用いているツェナーダイオードの極性を
反対にしたツェナーダイオード24、25、26、27
で構成されている。各ツェナーダイオードはそのツェナ
ー降伏電圧を信号端子に加わる信号の振幅電圧より大き
く選んでおり、従って正常な信号が加わった状態では導
通しない。
【0013】今、端子21に(+)(−)いずれの電位
でもツェナー降伏電圧を越える静電気が印可されるとツ
ェナーダイオード24、25が導通して静電気エネルギ
ーを消費することにより増幅器11の部品の破壊を防止
する。
でもツェナー降伏電圧を越える静電気が印可されるとツ
ェナーダイオード24、25が導通して静電気エネルギ
ーを消費することにより増幅器11の部品の破壊を防止
する。
【0014】同様に端子22に静電気が印可されるとツ
ェナーダイオード25、26が導通し、また端子23に
静電気が印可されるとツェナーダイオード25、27が
導通して静電気エネルギーを消費することにより、それ
ぞれ増幅器32あるいは33の部品の破壊を防止する。
ェナーダイオード25、26が導通し、また端子23に
静電気が印可されるとツェナーダイオード25、27が
導通して静電気エネルギーを消費することにより、それ
ぞれ増幅器32あるいは33の部品の破壊を防止する。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明の静電気破壊防止
回路によれば、通常のツェナーダイオードを用いて、電
源回路を必要とせず、かつツェナーダイオ−ドの個数を
削減した簡易な構成により、複数の信号入出力端子を有
する電子機器の回路部品の静電気破壊防止回路を提供で
きる。
回路によれば、通常のツェナーダイオードを用いて、電
源回路を必要とせず、かつツェナーダイオ−ドの個数を
削減した簡易な構成により、複数の信号入出力端子を有
する電子機器の回路部品の静電気破壊防止回路を提供で
きる。
【図1】本発明の実施の形態1による静電気破壊防止回
路と周辺回路図
路と周辺回路図
【図2】本発明の実施の形態2による静電気破壊防止回
路と周辺回路図
路と周辺回路図
【図3】公開特平6−335162による従来の実施例
の回路図
の回路図
【図4】公開特平7−303055による従来の実施例
の回路図
の回路図
1、2、3、21、22、23,R 入出力端子 4、5、6、7、24、25、26、27、ZD1,Z
D2 ツェナーダイオード 8、9、10、28、29、30 結合コンデンサ 11、12、13、31、32、33 増幅器 40 電源端子 41 信号端子 42 アース端子 43 内部回路 44 初段増幅器 45 受信機 D10,D20,D31,D32,D3n ダイオード
D2 ツェナーダイオード 8、9、10、28、29、30 結合コンデンサ 11、12、13、31、32、33 増幅器 40 電源端子 41 信号端子 42 アース端子 43 内部回路 44 初段増幅器 45 受信機 D10,D20,D31,D32,D3n ダイオード
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の信号入出力端子を有する電子機器
の一つの端子とアース間に、2個のツェナーダイオード
を直列に各カソード同士で接続したものを、一方のツェ
ナーダイオードのアノードを前記端子に接続し、他方の
ツェナーダイオードのアノードを前記アースに接続し、
さらに前記2個のツェナーダイオードのカソードにカソ
ードを接続した端子当たり各1個の追加のツェナーダイ
オードを、そのアノードを各端子に接続して構成する静
電気破壊防止回路。 - 【請求項2】 複数の信号入出力端子を有する電子機器
の一つの端子とアース間に、2個のツェナーダイオード
を直列に各アノード同士で接続したものを、一方のツェ
ナーダイオードのカソードを前記端子に接続し、他方の
ツェナーダイオードのカソードを前記アースに接続し、
さらに前記2個のツェナーダイオードのアノードにアノ
ードを接続した端子当たり各1個の追加のツェナーダイ
オードを、そのカソードを各端子に接続して構成する静
電気破壊防止回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9911098A JPH11299079A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 静電気破壊防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9911098A JPH11299079A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 静電気破壊防止回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11299079A true JPH11299079A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14238694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9911098A Pending JPH11299079A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 静電気破壊防止回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11299079A (ja) |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP9911098A patent/JPH11299079A/ja active Pending
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