JPH11298876A - デジタル放送波の供給方法とデジタル放送波の受信装置及びデジタル放送波の送出装置 - Google Patents

デジタル放送波の供給方法とデジタル放送波の受信装置及びデジタル放送波の送出装置

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JPH11298876A
JPH11298876A JP10101284A JP10128498A JPH11298876A JP H11298876 A JPH11298876 A JP H11298876A JP 10101284 A JP10101284 A JP 10101284A JP 10128498 A JP10128498 A JP 10128498A JP H11298876 A JPH11298876 A JP H11298876A
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Teruyuki Shidara
輝之 設楽
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送波で受信したデータを再生する
際に、送出側からの指示によりデータの品質を劣化させ
る処理を行うとともに限定的に本来の品質で視聴するこ
とを可能にするデジタル放送波の供給方法を提供するこ
と。 【解決手段】 デジタル放送波16の供給源からデジタ
ル放送波の受信装置12に送るデジタル放送波16の供
給方法であり、デジタル放送波16の受信データ内容が
受信装置12において視聴可能な場合に、受信しながら
デジタル放送波16の受信データ内容を再生する際に、
デジタル放送波16の受信データ内容65とともに、受
信した制御データ62,63,64に従って最低限視聴
できる程度にデジタル放送波16の受信データ内容65
の視聴品質を劣化させる処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送波の
供給源からデジタル放送波の受信装置に送るデジタル放
送波の供給方法とデジタル放送波の受信装置及びデジタ
ル放送波の送出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば放送衛星、通信衛星など
の人工衛星を介してテレビジョン放送信号(放送波)を
デジタル化して伝送し、各家庭において、これを受信す
るシステムが運用されている。このシステムにおいて
は、例えば、多数のチャンネルを確保する事が可能であ
るため、極めて多くの種類の番組を放送することができ
る。このようなシステムにおいては、伝送可能な番組の
数が増えるため、所望の番組を選択するための電子番組
ガイド(EPG:Electronic Progra
m Guide)を番組とともに伝送し、これをモニタ
装置において表示し、ユーザ(視聴者)は表示された電
子番組ガイドを用いて、所望の番組を選択することが可
能である。ユーザが、ディスプレイ上でGUI(Gra
phicalUser Interface)を用い
て、表示された電子番組ガイドに従って、所望の番組を
迅速かつ適格に把握し、選択できるようにすることが出
来る。このような放送波を伝送する方式としては、たと
えば上述のような放送衛星や通信衛星を用いた衛星デジ
タル放送や、デジタル地上放送、CATV(ケーブルテ
レビジョン)放送等の供給形態がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタル放
送波を供給する場合のデジタル放送において、受信する
データが静止画/動画/音声データ等の視聴可能な場合
にこれらのデータを受信しながら再生する際には、無料
で視聴できないようにするために、送出側からの指示で
ある種の方式でスクランブル処理することで、すべて視
聴可能か、すべて視聴不可能かの2通りである。そこで
本発明は上記課題を解消し、デジタル放送で受信したデ
ータを再生する際に、送出側からの指示によりデータの
品質を劣化させる処理を行うとともに限定的に本来の品
質で視聴することを可能にするデジタル放送波の供給方
法とデジタル放送波の受信装置及び送出装置を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、デジタル放送波の供給源からデジタル放送波の
受信装置に送るデジタル放送波の供給方法において、デ
ジタル放送波の受信データ内容が受信装置において視聴
可能な場合に、受信しながらデジタル放送波の受信デー
タ内容を再生する際に、デジタル放送波の受信データ内
容とともに、受信した制御データに従って最低限視聴で
きる程度にデジタル放送波の受信データ内容の視聴品質
を劣化させる処理を行うことを特徴とするデジタル放送
波の供給方法により、達成される。
【0005】本発明では、デジタル放送波の供給源から
デジタル放送波の受信装置に送るデジタル放送波の供給
方法であり、デジタル放送波の受信データ内容が受信装
置において視聴可能な場合に、受信しながらデジタル放
送波の受信データ内容を再生する際に、デジタル放送波
の受信データ内容とともに受信した制御データに従って
受信装置において最低限視聴できる程度にデジタル放送
波の受信データ内容の視聴品質を劣化させる処理を行
う。これにより、たとえば課金の有無等により、視聴状
況を変更できるとともに、従来のスクランブル処理等と
異なり、未課金の場合もある程度ユーザは受信装置にお
いて最低限の品質ではあるが視聴することができる。し
かも、デジタル放送波の供給源側では受信データ内容と
ともに制御データを一つにまとめて送出すればよいため
に、課金の有無等によって複数のデータを送信する場合
に比べて、システムが簡単になり送信帯域の有効利用が
可能である。
【0006】本発明のデジタル放送波の供給方法では、
好ましくは受信装置を扱うユーザの指示に基づいて、受
信した制御データに従って一定時間だけ、視聴品質が劣
化処理されたデジタル放送波の受信データ内容を、元の
デジタル放送波の受信データ内容の視聴品質に戻して再
生を行う。これによりデータや番組を購入する前に本来
の画質や音質をユーザが確認することが可能である。そ
して受信装置で本来の品質に繰り返し戻りながら再生し
て、ユーザが課金していないのに結果的に課金した場合
と同様にユーザが不正に視聴することを防ぐことができ
る。
【0007】本発明のデジタル放送波の供給方法では、
好ましくは受信装置を扱うユーザの指示に基づいて、受
信した制御データに従って一定回数だけ、視聴品質が劣
化処理されたデジタル放送波の受信データ内容を、元の
デジタル放送波の受信データ内容の視聴品質に戻して再
生を行う。これによりデータや番組を購入する前に本来
の画質や音質をユーザが確認することが可能である。そ
して受信装置で本来の品質に繰り返し戻りながら再生し
て、ユーザが課金していないのに結果的に課金した場合
と同様にユーザが不正に視聴することを防ぐことができ
る。
【0008】本発明のデジタル放送波の供給方法では、
好ましくはデジタル放送波の受信データ内容を受信した
受信装置とは異なる装置で再生をするために外部の記憶
装置に、受信したデジタル放送波の受信データ内容を記
憶する際に、制御データに従って課金のような処理を伴
うデジタル放送波の受信データ内容の視聴品質の劣化解
除処理を行う。これにより、外部の記憶装置に本来の品
質のデータをコピーする際には課金等が必要になるが、
たとえば著作権等の問題でオリジナルの品質のまま受信
や保存が可能であるとデータ供給者に不都合である番組
であっても、品質を落とすことでそのデータの保存が可
能になるので、繰り返しデータを再生したいサービス利
用者の便宜となる。
【0009】本発明のデジタル放送波の供給方法では、
好ましくはデジタル放送波の受信データ内容の視聴品質
を劣化させる処理とは、受信データ内容が静止画と動画
であれば、画素数、色数、フレーム数を含む要素を変更
し、受信データ内容が音声であれば、周波数帯域と音声
チャンネルを含む要素を変更することである。このよう
にすることで、受信データ内容が静止画/動画/音声等
である場合の視聴品質の劣化処理を簡単に行うことがで
きる。
【0010】上記目的は、本発明にあっては、デジタル
放送波の供給源からデジタル放送波を受信する受信装置
において、デジタル放送波の受信データ内容が受信装置
において視聴可能な場合に、受信しながらデジタル放送
波の受信データ内容を再生する際に、デジタル放送波の
受信データ内容とともに、受信した制御データに従って
最低限視聴できる程度にデジタル放送波の受信データ内
容の視聴品質を劣化させる処理を行うことを特徴とする
デジタル放送波の受信装置により、達成される。これに
より、本発明の受信装置では、たとえば課金の有無等に
より、視聴状況を変更できるとともに、従来のスクラン
ブル処理等と異なり未課金の場合もある程度ユーザは受
信装置において最低限の品質ではあるが視聴することが
できる。しかも、デジタル放送波の供給源側では受信デ
ータ内容とともに制御データを一つにまとめて送出すれ
ばよいために、課金の有無等によって複数のデータを送
信する場合に比べて、システムが簡単になり送信帯域の
有効利用が可能である。
【0011】上記目的は、本発明にあっては、デジタル
放送波を受信装置に送る送出装置において、デジタル放
送波のデータ内容が受信装置において視聴可能な場合
に、受信しながらデジタル放送波のデータ内容を再生す
る際に、デジタル放送波のデータ内容とともに、制御デ
ータを受信装置に送って最低限視聴できる程度にデジタ
ル放送波のデータ内容の視聴品質を劣化させることを特
徴とするデジタル放送波の送出装置により、達成され
る。本発明の送出装置では、デジタル放送波のデータ内
容が受信装置において視聴可能な場合に、受信しながら
デジタル放送波のデータ内容を再生する際に、デジタル
放送波のデータ内容とともに制御データを受信装置に送
って最低限視聴できる程度にデジタル放送波のデータ内
容の視聴品質を劣化させるようになっている。これによ
り、本発明の送出装置では、たとえば課金の有無等によ
り、視聴状況を変更できるとともに、スクランブル処理
等と異なり未課金の場合もある程度ユーザは受信装置に
おいて最低限の品質ではあるが視聴することができる。
しかも、デジタル放送波の供給源側では受信データ内容
とともに制御データを一つにまとめて送出すればよいた
めに、課金の有無等によって複数のデータを送信する場
合に比べて、構成が簡単になり送信帯域の有効利用が可
能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0013】図1は、本発明のデジタル放送波の供給方
法を実施するためのデジタル放送波の送出装置、受信装
置及び衛星等の放送システムを示している。図1の放送
システムは、デジタル放送波の送出装置10、デジタル
放送波の受信装置12、衛星14等を有している。図1
に示す放送システムは、一例として衛星放送形式のもの
であるので、衛星14を必要としており、衛星14はデ
ジタル放送波(電波)16を中継するためのトランスポ
ンダ14Aを備えている。衛星14としては、たとえば
CS(Communication Satellit
es)デジタル放送用のJCSET(Japan Co
mmunication Satellite:(株)
日本サテライトシステムズが保有する通信衛星)−3/
4を採用することができる。
【0014】図1の放送システムのデジタル放送波の送
出装置10は、アップリンクセンタ18、サービスプロ
バイダ20、コンテンツプロバイダ22,24,26等
を有している。サービスプロバイダ20は、図1の放送
システムにおいて、デジタル放送波の受信装置12側に
対してデジタル放送波(電波)16の供給を行うもので
あり、アップリンクセンタ18に接続されているととも
に、各デジタル放送波の受信装置12に対してたとえば
公衆電話回線網30を介して接続されている。このサー
ビスプロバイダ20は、ユーザの視聴やデータ購入履歴
の通信や、ユーザからのデータ送信要求の通信等を行う
とともに、各種のコンテンツプロバイダ22,24,2
6からデータを受信して、アップリンクセンタ18に供
給するようになっている。アップリンクセンタ18は、
供給されたデジタル放送波(信号)16を、衛星14の
トランスポンダ14Aを介して、各デジタル放送波の受
信装置12のアンテナ12Aに対して送出する。コンテ
ンツプロバイダ22は、サービスプロバイダ20に対し
て専用の回線34を用いて直接接続されているが、たと
えばコンテンツプロバイダ24,26はインターネット
のような通信ネットワーク32を介して接続されてお
り、サービスプロバイダ20はコンテンツプロバイダ2
2,24,26のいずれかあるいはすべてから必要なデ
ータを受信することができる。
【0015】デジタル放送波の受信装置12は、端末、
受信端末あるいはIRDとも呼ばれており、それぞれ外
部のアンテナ12Aと、たとえばテレビジョン受像機の
ような表示装置12Bを有している。デジタル放送波の
受信装置12は、ユーザに対して図1の放送システムに
おけるサービスを提供するものであるが、アップリンク
センタ18から衛星14のトランスポンダ14Aを介し
て送信されたデジタル放送波16の受信データ内容を受
けて、ユーザに対して表示装置12Bによる表示やプリ
ンタによる印刷等のための出力を行うことができる。デ
ジタル放送波の受信装置12は、公衆電話回線網30を
通じてサービスプロバイダ20に接続されているので、
各受信装置12は、視聴記録等の受信装置の使用履歴や
ユーザ操作によるデータ送信要求等の送信内容を、公衆
電話回線網30を通じてサービスプロバイダ20に対し
て送ることができる。
【0016】コンテンツプロバイダ22,24,26
は、図1の例では3つ図示されているが、ユーザに対し
て放送、送信されるデータ内容及び情報を有している。
ユーザからのデータ送信要求によって、サービスプロバ
イダ20からデータ要求が通信ネットワーク32あるい
は専用回線34を介して送信されて、それに従って対応
するコンテンツプロバイダ22,24,26は、サービ
スプロバイダ20に対して必要なデータや情報を送るこ
とができる。これによりサービスプロバイダ20は、ア
ップリンクセンタ18及びトランスポンダ14Aを用い
て、デジタル放送波の受信データ内容が受信装置12に
おいて視聴可能な場合に、受信しながらデジタル放送波
16を再生する際に、デジタル放送波の受信データ内容
とともに制御データに従って最低限視聴できる程度にデ
ジタル放送波のデータ内容の視聴品質を劣化させる処理
を行うことができるようになっている。
【0017】次に、図1のデジタル放送波の受信装置
(端末)12の構成例について図2を参照して説明す
る。図2に示す受信装置12は、IRD(Integr
ated Receiver/Decorder)とも
呼ばれており、次のような構成要素をたとえば含んでい
る。チューナ41は、上述した外部アンテナ12Aに接
続されており、デジタル衛星放送用のチューナである。
このチューナ41は、外部のアンテナ12Aからの信号
をダウンコンバート/フィルタリング等の処理を行い、
MPEG(Moving Picture Exper
ts Group;カラー動画の圧縮・伸張方式)2−
TSデータにして、プログラマブルデジタルシグナルプ
ロセッサ(DPS)42に送るようになっている。この
プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42は、M
PEG2−TSのデマルチプレクス/デコード/システ
ム制御等を行う。プログラマブルデジタルシグナルプロ
セッサ42は、RISC(Reduced Instr
uction Set Cpmputer;縮小命令セ
ットコンピュータ)CPU(中央処理部)と、デジタル
シグナルプロセッサ(DSP)制御部からなり、CPU
及びDSP制御部のプログラムは外部から変更可能にな
っている。
【0018】シリアルコントローラ43は、ユーザが使
用する入力装置50からのデータを受け取って、プログ
ラマブルデジタルシグナルプロセッサ42に出力する。
入力装置50としては、たとえばワイヤレスリモートコ
ントローラや、キーボードや、表示装置12Bの操作部
分を採用することができる。RAM(ランダムアクセス
メモリ)44は、プログラマブルデジタルシグナルプロ
セッサ42により使用され、MPEG2−TSのバッフ
ァリング、MPEGデコード時のバッファ及び表示デー
タの格納等に使用する。回線コントローラ45は、プロ
グラマブルデジタルシグナルプロセッサ42の制御によ
り、外部の公衆電話回線網30に接続されて、サービス
プロバイダ20のサーバ51に対してユーザの視聴履歴
やデータ要求を送信することができる。
【0019】オーディオAD/DA(アナログデジタル
変換/デジタルアナログ変換)46は、プログラマブル
デジタルシグナルプロセッサ42から出力されたオーデ
ィオデータをデジタル−アナログ変換して、たとえば表
示装置12Bのアンプ12Cに対して出力する。これに
よりスピーカ12Dが、音声信号を出力することができ
る。しかもオーディオAD/DA46は、回線コントロ
ーラ45に接続されており、音声信号をAD/DA変換
して、サーバ51とプログラマブルデジタルシグナルプ
ロセッサ42との通信を行うようになっている。ビデオ
エンコーダ47は、プログラマブルデジタルシグナルプ
ロセッサ42から出力された画像データをデジタル/ア
ナログ変換して、たとえば表示装置12Bの表示画面1
2Eに出力する。これにより表示画面12Eは、画像デ
ータに基づいて画像を表示する。表示画面12Eとして
は、たとえば陰極線管や液晶表示装置あるいはその他の
種類の表示装置を適用することができる。
【0020】ICカード(集積回路を含むカード)のコ
ントローラ48は、プログラマブルデジタルシグナルプ
ロセッサ42の制御により、外部のICカード53と通
信をして、プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ
42がたとえばユーザの認証や課金の処理を行うことが
できる。ストレージコントローラ49は、記憶装置54
に接続されており、ストレージコントローラ49は、プ
ログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42の制御に
より、この外部の記憶装置54に対してコピーしたい受
信データ内容等の書き込みや、記憶した受信データ内容
等の読み出しを行うことができる。この記憶装置54と
しては、たとえばテープ状の情報記録媒体を用いた記憶
装置や、ディスク状の情報記録媒体を用いた記憶装置あ
るいはその他の記憶装置を用いることができる。ディス
ク状の情報記録媒体としては、光ディスクや光磁気ディ
スク等を用いることができる。
【0021】次に、図3は、本発明のデジタル放送波1
6の情報信号のパケット60の構成例を示している。こ
のパケット60は、本発明の実施の形態におけるサービ
スの制御情報、及び他のサービスのデータとともに多重
化されて、MPEG2−TSとして図1のアップリンク
センタ18から送信される。図3におけるBOP(Be
ginning Of Packet:パケットの始端
部)がパケット60の先頭となり、EOP(End O
f Packet:パケットの終端部)がパケット60
の終端となる。このパケット60は、データID(デー
タ識別部)61、課金情報(制御データ)62、品質劣
化情報(制御データ)63、通常再生回数情報(制御デ
ータ)64、静止画/動画/音声データ内容65を含ん
でいる。データID61は、パケット60の構成全体を
示す識別番号である。課金情報62は、受信した静止画
/動画/音声データ内容65に関して、課金の有無/課
金額等に関する制御データ情報である。品質劣化情報6
3は、受信した静止画/動画/音声データ内容65に関
して、再生する際の品質劣化処理の有無/品質劣化方法
等に関する制御データ情報である。
【0022】通常再生回数情報64は、受信した静止画
/動画/音声データ内容65を品質劣化処理しながら再
生している際に、ユーザの指示により一時的に通常の品
質に戻して再生することができる可能な回数を表わして
いる制御データ情報である。この通常再生回数情報64
に代えて、通常時間情報とすることもできる。これによ
り、通常の再生回数ではなく、データ内容65を通常の
品質に戻して再生できる一定の時間を情報として含ませ
ることができる。静止画/動画/音声データ内容65
は、受信データ内容であり、MPEG2−ビデオ/オー
ディオ等のデータである。
【0023】次に、図4を参照して、図3の静止画/動
画/音声データ内容65を、図1と図2のデジタル放送
波の受信装置12で受信しながら再生する際に、静止画
/動画/音声データ内容65の品質を劣化させる場合の
たとえばデジタル放送波の受信装置12における処理を
説明する。図4はステップSP1〜ステップSP4を有
している。ステップSP1 図1と図2のデジタル放送波の受信装置12は、アンテ
ナ12Aを介してデジタル放送波(電波)16を受信す
る。
【0024】ステップSP2 図2のプログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42
は、チューナ41からプログラムデータを受信する。こ
の場合に、プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ
42が、RAM44に対して図3のプログラムデータ内
のパケット60の静止画/動画/音声データ内容(受信
データ内容)65を保存する際に、品質の劣化をさせる
制限があるかどうかを制御データである品質劣化情報6
3から判断する。すなわち、図3のパケット60の中に
品質劣化情報63が含まれているかどうかを、プログラ
マブルデジタルシグナルプロセッサ42が判断して、デ
ータの品質を劣化させることに対する制限があるかどう
かをみる。データの品質劣化の制限がないときには、ス
テップSP4に移り、データ内容65を再生する。
【0025】ステップSP3 パケット60の中に品質劣化情報63がある場合には、
プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42は、R
AM44にコピーして記憶する際に、受信したデータ内
容65の品質を劣化させる処理を行う。たとえば静止画
/動画データであれば、画素数を垂直・水平方向に半分
にする処理や、色数をフルカラー表示から65000色
表示にする処理や、フレーム数を1秒当たり15フレー
ムにする等の処理を行う。また音声データであれば、た
とえば再生周波数帯域の上限が20kHzのものを10
kHzにしたり、5チャンネルステレオ音声のものを2
チャンネルステレオやモノラルにする等の処理を行う。
【0026】ステップSP4 そして図2のプログラマブルデジタルシグナルプロセッ
サ42は、RAM44からデータ内容65を読み出して
データ内容65を再生して、ビデオエンコーダ47及び
オーディオAD/DA46等を用いてオーディオ信号と
ビデオ信号を出力する。これによりユーザは、表示画面
12Eを用いて画像を見ながら、スピーカ12Dから音
声信号を聞くことができる。
【0027】次に、図5は、図3のパケット60の静止
画/動画/音声データ内容65を受信しながら再生する
際に、ユーザの操作によって規定回数だけ、あるいは一
回だけ一定時間分データ内容65の品質を元に戻して再
生を行う場合のたとえばデジタル放送波の受信装置12
における処理の一例を示している。ステップSP11 図1と図2のデジタル放送波の受信装置12は、アンテ
ナ12Aを介してデジタル放送波16を受信する。
【0028】ステップSP12 図2のプログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42
は、チューナ41からプログラムデータを受信する。こ
の場合に、プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ
42が、RAM44に対して図3のプログラムデータ内
のパケット60の静止画/動画/音声データ内容65を
保存する際に、品質の劣化をさせる制限があるかどうか
を品質劣化情報63から判断する。すなわち、図3のパ
ケット60の中に品質劣化情報63が含まれているかど
うかを、プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ4
2が判断して、データの品質を劣化させることに対する
制限があるかどうかをみる。
【0029】ステップSP13 ステップSP12においてデータ内容65の再生の制限
がない場合にはステップSP13に移り、通常の品質モ
ードで静止画/動画/音声データ内容65を再生する。
この場合に品質を劣化させる制限がないので、プログラ
マブルデジタルシグナルプロセッサ42は、RAM44
からデータ内容65を読み出すので、ユーザはビデオエ
ンコーダ47とオーディオAD/DA46等を用いて通
常の品質のまま表示画面12Eの画像を見ながらスピー
カ12Dから音声を聞くことができる。
【0030】ステップSP14 これに対して、ステップSP12においてデータ内容6
5の再生の制限がある場合には、品質劣化モードでデー
タ内容65を再生することになる。すなわち品質を劣化
させる制限があるので、プログラマブルデジタルシグナ
ルプロセッサ42は、データ内容65をコピーする際に
受信したデータ内容65の品質を劣化させる処理を行い
ながら、RAM44からデータ内容65を読み出すの
で、ビデオエンコーダ47及びオーディオAD/DA4
6等を用いて、ユーザは表示画面12Eとスピーカ12
Dにより視聴できる。たとえば、静止画/動画データで
あれば、画素数を垂直・水平方向に半分にする処理を行
い、色数をフルカラー表示から65000色表示にする
処理を行い、フレーム数を1秒当たり15フレームにす
る処理等の各処理を行う。また音声データであれは再生
周波数帯域の上限が20kHzのものを10kHzにす
る処理や、5チャンネルステレオ音声のものを2チャン
ネルステレオやモノラルにする等の処理を行う。
【0031】ステップSP15 次に、ユーザは図2の入力装置50を用いて入力するこ
とでプログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42は
ユーザからの入力を受け付ける。プログラマブルデジタ
ルシグナルプロセッサ42は、シリアルコントローラ4
3経由でユーザからのデータ内容の品質劣化処理を解除
する指示入力を受けることになる。
【0032】ステップSP16 品質劣化解除の規定回数は、ユーザからの入力により与
えられるが、これまでのデータ内容65の品質劣化解除
の回数がユーザから入力された規定回数(たとえば3
回)に達したかどうかを、プログラマブルデジタルシグ
ナルプロセッサ42が判断する。そして、規定回数に達
した場合には、ステップSP14に戻り品質劣化モード
で再びデータ内容65が再生されることになる。そうで
なく、規定回数に達していない場合にはステップSP1
7に移る。すなわちプログラマブルデジタルシグナルプ
ロセッサ42は、受信した図3のパケット60のデータ
を調べて、図3のパケット60の通常再生回数情報64
に規定された規定回数分だけすでにデータ内容65が通
常の品質で再生されているかどうかを判断するのであ
る。
【0033】ステップSP17 まだ通常の品質でのデータ内容65の再生回数が規定回
数に達していない場合には、プログラマブルデジタルシ
グナルプロセッサ42は、RAM44からデータ内容6
5を読み出して、ビデオエンコーダ47及びオーディオ
AD/DA46を用いて、通常の品質のままユーザに視
聴させることができる。
【0034】ステップSP18 プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42が、通
常再生時間に達したかどうかを判断し、達しない場合に
は、ステップSP17の通常品質モードでのデータ内容
65の再生を続けるが、達した場合にはステップSP1
4の品質劣化モードでの再生に戻る。つまりプログラマ
ブルデジタルシグナルプロセッサ42は、通常品質モー
ドでの再生時間が、受信したデータ内容65の通常再生
時間に達したかどうかを判断する。
【0035】このように、受信装置のユーザの指示によ
り、制御データである通常再生回数情報64に従って規
定回数で各回数とも一定時間だけデータ内容65の品質
を元に戻して再生を行うことにより、データや番組を購
入するユーザはそのデータ内容65の本来の画質や音質
を確認することが可能である。そして一定時間だけ品質
を元に戻して再生を行うための制御データを、図1の送
出装置10側からパケット60によりデータ内容65と
ともに送出することにより、受信装置12で本来の品質
に繰り返し戻りながら再生して、無料で視聴しようとし
ても結果的に課金した場合と同様に不正に視聴すること
を防ぐことが可能である。通常再生回数情報64の規定
回数は、数回や数十回の他に1回だけであってもよい。
このように、受信した制御データに従って一定回数(通
常はたとえば3回)、一定時間の通常再生時間、通常品
質モードでデータ内容65の再生を行うことができる。
【0036】次に、図6は、図2に示す外部の記憶装置
54に対してデータ内容65をコピーする際に、制御デ
ータである課金情報62に従って品質劣化解除処理を行
う受信装置における処理を説明する。ステップSP21 図1と図2のデジタル放送波の受信装置12は、アンテ
ナ12Aを介してデジタル放送波16を受信する。
【0037】ステップSP22 図2のプログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42
は、チューナ41からプログラムデータを受信する。こ
の場合に、プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ
42が、RAM44に対して図3のプログラムデータ内
のパケット60の静止画/動画/音声データ内容65を
保存する際に、品質の劣化をさせる制限があるかどうか
を品質劣化情報63から判断する。すなわち、図3のパ
ケット60の中に品質劣化情報63が含まれているかど
うかを、プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ4
2が判断して、データの品質を劣化させることに対する
制限があるかどうかをみる。
【0038】ステップSP23 ステップSP23において通常の品質モードでデータ内
容65を再生する場合には、品質を劣化させる制限がな
いので、プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ4
2は、RAM44からデータ内容65を読み出すので、
ビデオエンコーダ47及びオーディオAD/DA46等
を用いて、ユーザは表示装置12Bにおいて通常の品質
のまま画像情報と音声情報を視聴できる。
【0039】ステップSP24 この時に、ユーザからデータ内容65の保存指示が、図
2の入力装置50からあった場合には、プログラマブル
デジタルシグナルプロセッサ42はシリアルコントロー
ラ43を介してユーザからのデータ保存の指示入力を受
け付ける。これに対してステップSP22においてデー
タ内容の再生の制限がある場合には、ステップSP25
に移る。
【0040】ステップSP25 品質劣化モードでデータ内容65を再生する場合には、
プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42は、コ
ピーする際にデータの品質を劣化させる制限があるの
で、受信したデータ内容65の品質を劣化させる処理を
行いながら、RAM44からデータ内容65を読み出す
ので、ビデオエンコーダ47及びオーディオAD/DA
46等を用いて、ユーザは品質劣化させた画像及び音声
を視聴できる。たとえば静止画/動画データであれば画
素数を垂直・水平方向に半分にする処理や、色数をフル
カラー表示から65000色表示にする処理や、フレー
ム数を1秒当たり15フレームにする等の処理を行う。
また音声データであれば、再生周波数帯域の上限が20
kHzのものを10kHzにする処理や、5チャンネル
ステレオ音声のものを2チャンネルステレオやモノラル
にする等の処理を行う。
【0041】ステップSP26 この際に、ユーザからのデータ保存の指示があった場合
には、プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42
は、シリアルコントローラ43を介してユーザからのデ
ータ保存の指示入力を受け付ける。
【0042】ステップSP27 そして課金処理が必要な場合には、プログラマブルデジ
タルシグナルプロセッサ42は、ICカードコントロー
ラ49に対してデータの保存に関するユーザの認証や課
金処理を行うように指示をする。ICカードコントロー
ラ48は、外部のICカード53に対して課金処理を行
うコマンドを送ると、ICカード53は課金情報をカー
ド内のメモリに保存したり、ICカードコントローラ4
8、プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42、
オーディオAD/DA及び回線コントローラ45を介し
て、外部の公衆電話回線網30を経由してサーバ51に
対して課金情報の通信を行う。
【0043】ステップSP28 データ内容65を保存する場合には、図2のプログラマ
ブルデジタルシグナルプロセッサ42は、データ内容6
5をRAM44から読み出して、ストレージコントロー
ラ49を経由して外部の記憶装置54にコピーして記憶
させる。
【0044】ステップSP29 通常の品質モードでデータ内容65を再生する際には、
プログラマブルデジタルシグナルプロセッサ42は、R
AM44からデータ内容65を読み出すので、ビデオエ
ンコーダ47及びオーディオAD/DA46等を用い
て、ユーザは通常の品質のまま画像と音声を視聴でき
る。このようにすることで、外部の記憶装置54に対し
て本来の品質のデータ内容をコピーする際には課金等が
必要になるために、著作権等の問題でオリジナルの品質
のまま受信や保存が可能であるとデータ供給者に不都合
がある場合にも、データ内容の品質を落とすことで保存
が可能になるので、繰り返しデータを再生したいサービ
ス利用者の便宜になる。
【0045】本発明の実施の形態では、デジタル放送
で、受信した動画/静止画/音声などのデータ内容を再
生する際に、送出側からの指示によりデータの品質を劣
化させる処理を行うとともに限定的に本来の品質で視聴
することを可能にすることで、未課金時のサンプル視聴
として有効なようにする。受信するデータ内容が静止画
/動画/音声など視聴可能なデータ内容の場合に、受信
しながら再生する際に品質を劣化させる処理を行うこと
により、課金の有無などにより視聴状況を変更すること
ができるとともに、ユーザは従来のスクランブル処理な
どと異なり未課金の場合でもある程度視聴できる。
【0046】受信するデータが静止画/動画/音声など
視聴可能なデータの場合に、品質劣化指示を送信するた
め、送信側ではデータ内容65と各種の制御データから
成る1つのデータのみを送出すればよいため、課金の有
無などによって複数のデータを送信する場合に比べて、
システムが簡単になり送信帯域の有効利用が可能にな
る。端末のユーザの指示により、制御データに従って一
定時間だけ品質を元に戻して再生を行うことにより、デ
ータや番組を購入する前に本来の画質・音質を確認する
ことが可能となる。
【0047】一定時間だけ品質を元に戻して再生を行う
ための制御データを送出側から送出することにより、受
信装置で本来の品質に繰り返し戻しながら再生して、結
果的に課金した場合と同様に不正に視聴することを防ぐ
ことが可能となる。外部の記憶装置に本来の品質のデー
タをコピーする際には課金などが必要になるため、著作
権などの問題でオリジナルの品質のまま受信・保存が可
能であるとデータ提供者に不都合がある場合にも、品質
を落とすことで保存が可能になるのを繰り返しデータを
再生したいサービス利用者の便宜になる。従来ではすべ
て視聴可能かあるいはすべて視聴不可能であったのに比
べて本発明の実施の形態ではサンプル程度の品質で視聴
可能である。上述した実施の形態では、放送システムと
してデジタル衛星放送形式を採用しているが、これに限
らずデジタル放送による地上波あるいはCATVのデジ
タル放送波を利用する場合であっても本発明を適用する
ことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル放送波で受信したデータを再生する際に、送出
側からの指示によりデータの品質を劣化させる処理を行
うとともに限定的に本来の品質で視聴することを可能に
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル放送波の供給方法等を実施す
るための放送システムの一例を示す図。
【図2】図1の放送システムにおけるデジタル放送波の
受信装置の構成例を示す図。
【図3】デジタル放送波のパケットの構成例を示す図。
【図4】データ内容を受信しながら再生する際に、デー
タ内容の品質を劣化させる場合の処理の一例を示す図。
【図5】データ内容を受信しながら再生する際に、ユー
ザの操作によって一定時間だけ品質を元に戻して再生を
行う例を示す図。
【図6】外部の記憶装置にデータ内容をコピーする際
に、制御データに従って課金を伴う品質劣化解除処理を
含む例を示す図。
【符号の説明】 10・・・デジタル放送波の送出装置(供給源)、12
・・・デジタル放送波の受信装置(端末)、12B・・
・表示装置、14・・・衛星、16・・・デジタル放送
波、18・・・アップリンクセンタ、20・・・サービ
スプロバイダ、22,24,26・・・コンテンツプロ
バイダ、50・・・入力装置、60・・・パケット、6
2・・・課金情報(制御データ)、63・・・品質劣化
情報(制御データ)、64・・・通常再生回数情報(制
御データ)、65・・・静止画/動画/音声データ内容

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送波の供給源からデジタル放
    送波の受信装置に送るデジタル放送波の供給方法におい
    て、 デジタル放送波の受信データ内容が受信装置において視
    聴可能な場合に、受信しながらデジタル放送波の受信デ
    ータ内容を再生する際に、デジタル放送波の受信データ
    内容とともに、受信した制御データに従って最低限視聴
    できる程度にデジタル放送波の受信データ内容の視聴品
    質を劣化させる処理を行うことを特徴とするデジタル放
    送波の供給方法。
  2. 【請求項2】 受信装置を扱うユーザの指示に基づい
    て、受信した制御データに従って一定時間だけ、視聴品
    質が劣化処理されたデジタル放送波の受信データ内容
    を、元のデジタル放送波の受信データ内容の視聴品質に
    戻して再生を行う請求項1に記載のデジタル放送波の供
    給方法。
  3. 【請求項3】 受信装置を扱うユーザの指示に基づい
    て、受信した制御データに従って一定回数だけ、視聴品
    質が劣化処理されたデジタル放送波の受信データ内容
    を、元のデジタル放送波の受信データ内容の視聴品質に
    戻して再生を行う請求項1に記載のデジタル放送波の供
    給方法。
  4. 【請求項4】 デジタル放送波の受信データ内容を受信
    した受信装置とは異なる装置で再生をするために外部の
    記憶装置に、受信したデジタル放送波の受信データ内容
    を記憶する際に、制御データに従って課金のような処理
    を伴うデジタル放送波の受信データ内容の視聴品質の劣
    化解除処理を行う請求項1に記載のデジタル放送波の供
    給方法。
  5. 【請求項5】 デジタル放送波の受信データ内容の視聴
    品質を劣化させる処理とは、受信データ内容が静止画と
    動画であれば、画素数、色数、フレーム数を含む要素を
    変更し、受信データ内容が音声であれば、周波数帯域と
    音声チャンネルを含む要素を変更することである請求項
    1に記載のデジタル放送波の供給方法。
  6. 【請求項6】 デジタル放送波は、衛星放送、地上波放
    送、ケーブルテレビジョン放送のいずれかで送られてく
    る請求項1に記載のデジタル放送波の供給方法。
  7. 【請求項7】 デジタル放送波の供給源からデジタル放
    送波を受信する受信装置において、 デジタル放送波の受信データ内容が受信装置において視
    聴可能な場合に、受信しながらデジタル放送波の受信デ
    ータ内容を再生する際に、デジタル放送波の受信データ
    内容とともに、受信した制御データに従って最低限視聴
    できる程度にデジタル放送波の受信データ内容の視聴品
    質を劣化させる処理を行うことを特徴とするデジタル放
    送波の受信装置。
  8. 【請求項8】 ユーザの指示に基づいて、受信した制御
    データに従って一定時間だけ、視聴品質が劣化処理され
    たデジタル放送波の受信データ内容を、元のデジタル放
    送波の受信データ内容の視聴品質に戻して再生を行う請
    求項7に記載のデジタル放送波の受信装置。
  9. 【請求項9】 受信装置を扱うユーザの指示に基づい
    て、受信した制御データに従って一定回数だけ、視聴品
    質が劣化処理されたデジタル放送波の受信データ内容
    を、元のデジタル放送波の受信データ内容の視聴品質に
    戻して再生を行う請求項7に記載のデジタル放送波の受
    信装置。
  10. 【請求項10】 デジタル放送波の受信データ内容を受
    信した受信装置とは異なる装置で再生をするために外部
    の記憶装置に、受信したデジタル放送波の受信データ内
    容を記憶する際に、制御データに従って課金のような処
    理を伴うデジタル放送波の受信データ内容の視聴品質の
    劣化解除処理を行う請求項7に記載のデジタル放送波の
    受信装置。
  11. 【請求項11】 デジタル放送波の受信データ内容の視
    聴品質を劣化させる処理とは、受信データ内容が静止画
    と動画であれば、画素数、色数、フレーム数を含む要素
    を変更し、受信データ内容が音声であれば、周波数帯域
    と音声チャンネルを含む要素を変更することである請求
    項7に記載のデジタル放送波の受信装置。
  12. 【請求項12】 デジタル放送波は、衛星放送、地上波
    放送、ケーブルテレビジョン放送のいずれかで送られて
    くる請求項7に記載のデジタル放送波の受信装置。
  13. 【請求項13】 デジタル放送波を受信装置に送る送出
    装置において、デジタル放送波のデータ内容が受信装置
    において視聴可能な場合に、受信しながらデジタル放送
    波のデータ内容を再生する際に、デジタル放送波のデー
    タ内容とともに、制御データを受信装置に送って最低限
    視聴できる程度にデジタル放送波のデータ内容の視聴品
    質を劣化させることを特徴とするデジタル放送波の送出
    装置。
JP10101284A 1998-04-13 1998-04-13 デジタル放送波の供給方法とデジタル放送波の受信装置及びデジタル放送波の送出装置 Pending JPH11298876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002006885A (ja) * 2000-06-19 2002-01-11 Sharp Corp 条件付きデジタル情報の記録再生装置と再生方法とそれに用いられる記録媒体

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