JPH11297926A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH11297926A
JPH11297926A JP10100802A JP10080298A JPH11297926A JP H11297926 A JPH11297926 A JP H11297926A JP 10100802 A JP10100802 A JP 10100802A JP 10080298 A JP10080298 A JP 10080298A JP H11297926 A JPH11297926 A JP H11297926A
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JP
Japan
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circuit
semiconductor
electrode
substrate
electronic circuit
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JP10100802A
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English (en)
Inventor
Kenji Koshio
賢治 小塩
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

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  • Wire Bonding (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置を構成する電子回路の特性を良好
に維持しつつチップサイズの縮小化を図れるようにす
る。 【解決手段】 半導体装置10は、半導体基板21に半
導体回路22が形成された装置本体20と、絶縁基板3
1上に半導体回路22とは異なる機能を有する電子回路
32が形成されてなるもので、装置本体20に、絶縁基
板31が装置本体20から所定の間隙を隔てて配置され
かつ半導体回路22に電子回路32が接続された状態で
実装された実装体30とを備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特に半導体装置の主回路となる半導体回路と、この半導
体回路とは異なる機能を有する、例えばインダクター回
路やキャパシタ回路等の電子回路とを備えた半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップと呼ばれる半導体装置に
は、例えば、半導体装置の主回路を構成するLSIやV
LSI等の集積化された半導体回路の他に、この半導体
回路とは異なる機能の電子回路を備えて構成されたもの
がある。例えばアナログデバイスを構成する半導体装置
では、半導体回路の他にインダクター回路やキャパシタ
回路等の受動回路が必要となっている。従来、このよう
な半導体装置は、例えば、シリコン基板からなる半導体
基板に主回路である半導体回路が形成されているととも
に、同一の半導体基板に受動回路が形成されて構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インダクタ
ー回路やキャパシタ回路等の受動回路は、半導体回路が
形成された同一の半導体基板に形成する場合、比較的広
い面積を必要とする。このため、上記の受動回路のよう
な電子回路を備えた半導体装置では、チップサイズが大
きくなってしまい、この半導体装置を用いて構成される
電子機器の小型化を阻むという不都合が発生する。
【0004】また受動回路のうち、特にインダクター回
路は、半導体基板に直接形成されると、半導体基板のシ
リコンとの間に形成される容量成分によって、GHzに
及ぶ高い周波領域において良好な特性を十分に確保でき
ないものとなるという不具合も生じる。さらにインダク
ター回路を半導体基板に直接形成して配線した場合に
は、この配線によって寄生インダクタンスの問題が生じ
易い。またキャパシタ回路も、半導体基板に直接形成さ
れると寄生容量の影響を受け易く、良好な特性が得られ
ないものとなる恐れが多い。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために本発明に係る半導体装置は、半導体基板に半導
体回路が形成された装置本体と、絶縁基板に上記の半導
体回路とは異なる機能を有する電子回路が形成されたも
ので、装置本体に、絶縁基板がこの装置本体から所定の
間隙を隔てて配置されかつ半導体回路に電子回路が接続
された状態で実装された実装体とを備えた構成となって
いる。
【0006】上記の発明では、半導体回路とは異なる機
能を有する電子回路が、半導体回路が形成された半導体
基板とは別の絶縁基板に形成されて実装体とされ、この
実装体が装置本体に実装された構成となっているため、
半導体回路と電子回路とを同じ半導体基板に形成する場
合に比較して、電子回路の形成に必要な面積分、半導体
基板の面積の縮小化を図れる。よって電子回路が、半導
体基板に形成すると比較的広い面積を要するものであれ
ば、半導体回路と同一の半導体基板に形成する場合と比
較して半導体基板の面積を大幅に縮小化することが可能
になる。また実装体は、電子回路を形成した絶縁基板が
装置本体から所定の間隙を隔てて配置されるように装置
本体に実装されていることから、実装体の電子回路が半
導体基板に直接接触していない状態となっている。よっ
て、実装体の電子回路を、半導体基板に直接形成すると
特性の低下を招くもので構成すれば、電子回路の特性を
良好に維持した半導体装置が実現される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る半導体装置
の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の
半導体装置の一実施形態を示す側面図である。図1に示
すようにこの半導体装置10は、装置本体20上に実装
体30がバンプ40を介して実装されて構成されてい
る。装置本体20は、シリコンやガリウムヒ素等からな
る半導体基板21に半導体装置10の主回路となるLS
IやVLSI等からなる集積化された半導体回路22が
形成されたものからなる。
【0008】実装体30は、絶縁基板31に上記の半導
体回路22とは異なる機能を有する電子回路32を備え
たものからなっている。そしてバンプ40によって、装
置本体20上に、絶縁基板31がこの装置本体20から
所定の間隙を隔てて配置されかつ半導体回路22に電子
回路32が接続された状態で実装されている。
【0009】実装体30の電子回路32は、例えば、半
導体基板21に形成すると比較的広い面積を要してしま
うもの、半導体基板21に直接形成すると特性が低下す
る等の不具合が生じるもの、そして絶縁基板31に形成
されても特性等に問題が生じないものといった条件を満
たしている回路で構成される。本実施形態では、これら
の条件を満たしている電子回路32として、例えば図2
の側断面図に示すように、インダクター回路33および
キャパシタ回路34が形成されている。
【0010】すなわち、本実施形態の実装体30では、
絶縁基板31の片面の一方側にインダクター回路33が
形成され、他方側にキャパシタ回路34が形成されてい
る。絶縁基板31は少なくとも表面が絶縁材料で形成さ
れているものであればよく、例えば、エポキシ樹脂やポ
リイミド樹脂等の絶縁材料で全体が構成され、あるいは
シリコンや金属等の導電材料からなる基体の表面を絶縁
材料で覆ったものからなっている。この場合、インダク
ター特性を維持するために、絶縁材料の厚みを100μ
m程度以上とする。
【0011】また絶縁基板31は、上記の半導体基板2
1と熱膨張係数が近いものが好適である。絶縁基板31
の熱膨張係数が半導体基板21のそれと近いと、実装体
30を半導体基板21に実装した際や、半導体装置10
を用いて電子機器を製造する際等の熱履歴による影響を
受け難いためである。また、絶縁基板31の片面に電子
回路32を形成する工程で加わる熱よりも耐熱温度が高
いものを用いることが望ましい。
【0012】このような絶縁基板31に形成されている
インダクター回路33は、絶縁基板31上に形成された
第1電極33aと、第1電極33a上に第1絶縁層35
を介して形成された第2電極33bとがコンタクト部3
3cによって電気的に接続された状態に形成されてい
る。第1電極33aおよび第2電極33bは、例えばア
ルミニウムやその合金、チタン、タングステン等の種々
の導電材料を用いて形成されている。本実施形態では後
述するように、半導体プロセス技術を用いてインダクタ
ー回路33およびキャパシタ回路34を形成するため、
半導体プロセスによって加工が容易なアルミニウムで形
成されている。
【0013】またインダクター回路33を構成する第1
電極33aが第1絶縁層35で覆われるとともに、第1
電極33aのパターンの内側の端部と第2電極33bの
パターンの内側の端部とが、第1絶縁層35に形成され
たコンタクト部33cによって電気的に接続されてい
る。
【0014】なお、本実施形態において第1絶縁層35
は、後述するごとく、キャパシタ回路34のキャパシタ
絶縁膜の役割をも果たす膜となる。したがって、キャパ
シタ回路34にて第1絶縁層35を通じて電荷が逃げる
等の容量形成上の問題が生じないように、第1絶縁層3
5は安定な膜で形成されている。ここでは第1絶縁層3
5は、化学的気相成長法(以下、CVD法と記す)によ
って形成された酸化シリコン膜等で形成されている。
【0015】絶縁基板31に形成されているキャパシタ
回路34は、例えば平板状の下部電極34a上に、下部
電極34aを覆う第1絶縁層35を介して平板状の上部
電極34bが積層されて構成されている。本実施形態に
おいてキャパシタ回路34を構成する下部電極34aお
よび上部電極34bは、インダクター回路33を構成す
る第1電極33aおよび第2電極33bと同じ材料で形
成されている。またキャパシタ回路34において第1絶
縁層35は、前述したようにキャパシタ絶縁膜となるも
ので、例えば酸化シリコン等の安定な膜で形成されてい
る。
【0016】そして絶縁基板31には、インダクター回
路33およびキャパシタ回路34が形成された面全体を
覆うように、外部からの汚染を防止するための保護膜と
なる酸化シリコン等の第2絶縁層36が形成されてい
る。
【0017】またインダクター回路33およびキャパシ
タ回路34のそれぞれの形成領域における第1絶縁層3
5および第2絶縁層36には、第1電極33a、下部電
極34aにそれぞれ延びてこれに接続する第1電極取り
出し部37a、37bが形成されているとともに、第2
絶縁層36に、第2電極33b、上部電極34bにそれ
ぞれ延びてこれに接続する第2電極取り出し部38a、
38bが形成されている。さらに第1電極取り出し部3
7a、37b、第2電極取り出し部38a、38b上に
それぞれ、例えば半田からなるバンプ40が設けられて
いる。
【0018】上記のように構成された実装体30は、半
導体プロセスの製造技術を用いて、例えば図3(a)、
(b)および図4(c)〜(f)に示す工程を順に経て
形成される。
【0019】まず、スパッタリング法等を用いて絶縁基
板31上にアルミニウム膜を形成し、次いでフォトリソ
グラフィ技術等によってアルミニウム膜上にレジストパ
ターン(図示略)を形成する。次いで、レジストパター
ンをマスクとした反応性イオンエッチング等のドライエ
ッチング技術によってアルミニウム膜を加工し、図3
(a)に示すようにインダクター回路33の形成領域と
キャパシタ回路34の形成領域とにアルミニウム膜から
なる第1電極33aと下部電極34aとを形成する。そ
の後、レジストパターンを除去する。
【0020】次いでCVDによって、図3(b)に示す
ように、絶縁基板31上に第1電極33aと下部電極3
4aとを覆う第1絶縁層35を形成する。続いて図4
(c)に示すように、インダクター回路33の形成領域
における第1絶縁層35に、第1電極33aの内側端部
に達するコンタクトホール39を形成する。次いで、ス
パッタリング法等によって第1絶縁層35上にアルミニ
ウム膜を形成する。この際、コンタクトホール39の内
面を覆うようにしてアルミニウム膜を形成する。
【0021】そして、第1電極33aと下部電極34a
とを形成したときと同じように、フォトリソグラフィ技
術およびドライエッチング技術を用いてアルミニウム膜
を加工し、インダクター回路33の形成領域に、コンタ
クトホール39の内面を覆うコンタクト部33cを形成
するとともに、コンタクト部33cを介して第1電極3
3aに接続する第2電極33bを形成する。同時に上記
のアルミニウム膜の加工によって、キャパシタ回路34
の形成領域に、上部電極34bを形成する。
【0022】次いで図4(d)に示すように、CVD法
等によって第2電極33bおよび上部電極34bを覆う
ようにして第1絶縁層35上に第2絶縁層36を形成す
る。続いてフォトリソグラフィ技術によって、第2絶縁
層36上にレジストパターン(図示略)を形成し、レジ
ストパターンをマスクとしたRIE等のドライエッチン
グを行う。
【0023】このことによって図4(e)に示すよう
に、インダクター回路33の形成領域、キャパシタ回路
34の形成領域のそれぞれにおける第1絶縁層35およ
び第2絶縁層36に、第1電極33aの外側の端部、下
部電極34aに達するコンタクトホール39b、39c
を形成する。またインダクター回路33の形成領域、キ
ャパシタ回路34の形成領域のそれぞれにおける第2絶
縁層36に、第2電極33bの外側の端部、上部電極3
4bに達するコンタクトホール39d、39eを形成す
る。
【0024】なお、実装体30の製造は、半導体基板2
1に高集積に半導体回路22を形成する装置本体20側
と異なり、パターンルールを緩くして行える。この場合
には、上記のコンタクトホール39b〜39eのパター
ンも緻密とならないため、プラズマエッチングのような
装置を用いたプラズマエッチングで行うことも可能であ
る。
【0025】そしてコンタクトホール39b〜39eの
形成後は、既存の技術、例えば電界メッキ法や転写法等
によって、図4(f)に示すごとくコンタクトホール3
9b〜39eの形成箇所に、第1電極33aに接続する
第1電極取り出し部37aとバンプ40、下部電極34
aに接続する第1電極取り出し部37bとバンプ40、
第2電極33bに接続する第2電極取り出し部38aと
バンプ40、上部電極34bに接続する第2電極取り出
し部38bとバンプ40とを形成する。以上の工程によ
って、実装体30が形成される。
【0026】上記のように形成される実装体30は、装
置本体20上に、バンプ40の形成側を向け、バンプ4
0を半導体回路22の所定の端子と位置合わせした状態
で接合することによって装置本体20に実装される。そ
の結果、バンプ40により、装置本体20上に、絶縁基
板31がこの装置本体20から所定の間隙を隔てて配置
されかつ半導体回路22に電子回路32が組み込まれた
状態で実装された半導体装置10が得られる。
【0027】以上のように半導体装置10では、半導体
基板21に形成しようとすると比較的広い面積を要して
しまうとともに特性の低下を招く一方、絶縁基板31に
形成されても特性が何ら影響を受けないインダクター回
路33およびキャパシタ回路34が、半導体基板21と
は別の絶縁基板31に形成されて実装体30とされ、こ
の実装体30が装置本体20上に実装された構成となっ
ている。そのため、半導体回路22とインダクター回路
33およびキャパシタ回路34とを同じ半導体基板に形
成する場合に比較して、インダクター回路33およびキ
ャパシタ回路34の形成に必要な面積分、半導体基板2
1の面積、つまりチップサイズを大幅に縮小化すること
ができる。
【0028】またインダクター回路33およびキャパシ
タ回路34は、半導体基板21とは別の絶縁基板31に
形成されているので、半導体基板21に高集積に半導体
回路22を形成する装置本体20側と異なり、パターン
ルールを緩くして形成することができる。したがって、
先端の微細加工装置を用いることなく容易にしかも簡単
な工程で形成することができる。
【0029】さらに実装体30は、絶縁基板31が装置
本体20から所定の間隙を隔てて配置されるように装置
本体20に実装されていることから、実装体30のイン
ダクター回路33およびキャパシタ回路34が半導体基
板21に直接接触していない状態となっている。よっ
て、インダクター回路33は、半導体基板21との間で
容量成分が生じないものとなるため、その分、GHzに
及ぶ高い周波領域での雑音が発生し難い。またバンプ4
0を介して半導体回路22に組み込まれるため、従来、
半導体基板に半導体回路とインダクター回路とを形成し
て配線を行った場合のその配線によって生じていた寄生
インダクタンスの問題が生じ難い。よって、インダクタ
ー回路33の優れた特性をそのまま維持することができ
る。
【0030】またキャパシタ回路34も、半導体基板2
1に直接作り込まれることによって受けていた寄生容量
の影響を受けないものとなるため、良好な特性を十分に
確保したものとなる。したがって、インダクター回路3
3およびキャパシタ回路34の特性を良好に維持し、し
かもチップサイズが縮小化された半導体装置10を実現
することができるため、このような半導体装置10は、
高信頼性でかつさらに小型化された電子機器を得るうえ
で非常に有効なものとなる。
【0031】なお、本実施形態では、実装体がインダク
ター回路およびキャパシタ回路の双方を備えた例を述べ
たが、インダクター回路のみ、キャパシタ回路のみを備
えた実装体としてもよい。例えばインダクター回路のみ
を備えた実装体とする場合には、例えば図2に示したイ
ンダクター回路33側のみで実装体が構成されることに
なる。また同様に、キャパシタ回路のみを備えた実装体
とする場合には、例えば図2に示したキャパシタ回路3
4側のみで実装体が構成されることになる。
【0032】さらに実装体に形成される電子回路とし
て、インダクター回路およびキャパシタ回路を備えた場
合を説明したが、半導体基板に形成すると比較的広い面
積を要してしまうもの、半導体基板に直接形成すると特
性が低下する等の不具合が生じるもの、そして絶縁基板
に形成されても特性等に問題が生じないものといった条
件を満たしている回路であれば、その他の電子回路が形
成されているものとしてもよいのはもちろんである。ま
た受動回路を電子回路とする場合には、インダクター回
路およびキャパシタ回路の他に、例えばポリシリコン等
で形成される抵抗回路を採用することも可能である。
【0033】また本実施形態では、バンプによって装置
本体に実装体を実装したが、絶縁基板が装置本体から所
定の間隔をあけて配置されるように実装されかつ半導体
回路と電子回路とが接続されればよく、バンプに限定さ
れるものでない。例えば、装置本体にガラススペーサを
介して実装体が実装されるとともに、ワイヤを用いて半
導体回路と電子回路とが接続された構成としてもよい。
しかしながら、バンプを用いれば、非常に容易に絶縁基
板を装置本体から離して配置でき、かつ半導体回路と電
子回路とを接続できる利点がある。
【0034】また本実施形態では、実装体側にバンプを
形成して実装した例を述べたが、半導体基板の半導体回
路側にバンプを設けて実装を行うこともできるのは言う
までもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
装置によれば、半導体回路とは異なる機能を有する電子
回路を絶縁基板に形成して実装体とし、この実装体を装
置本体に実装した構成としたので、半導体回路と電子回
路とを同じ半導体基板に形成する場合に比較して、半導
体基板の面積(チップサイズ)を縮小化することができ
る。また実装体は、その電子回路が半導体基板に直接接
触していない状態で実装されているため、半導体基板に
電子回路を直接形成することで特性が低下するといった
不具合が生じない。よって、電子回路の特性を良好に維
持したものとなる。したがって、本発明の半導体装置
は、高信頼性でかつ小型化された電子機器を得るうえで
非常に有効なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の一実施形態を示す側
面図である。
【図2】本実施形態に係る実装体を示す要部側断面図で
ある。
【図3】(a)、(b)は本実施形態の実装体の形成例
を工程順に説明するための側断面図(その1)である。
【図4】(c)〜(f)は本実施形態の実装体の形成例
を工程順に説明するための側断面図(その2)である。
【符号の説明】
10…半導体装置、20…装置本体、21…半導体基
板、22…半導体回路、30…実装体、31…絶縁基
板、32…電子回路、33インダクター回路、34…キ
ャパシタ回路、40…バンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に半導体回路が形成された装
    置本体と、 絶縁基板上に前記半導体回路とは異なる機能を有する電
    子回路が形成されてなるもので、前記装置本体に、前記
    絶縁基板が装置本体から所定の間隙を隔てて配置されか
    つ前記半導体回路に前記電子回路が接続された状態で実
    装された実装体とを備えていることを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記実装体は、バンプを用いて前記装置
    本体に実装されてなることを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記電子回路は、受動回路からなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
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