JPH1129791A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH1129791A JPH1129791A JP18508097A JP18508097A JPH1129791A JP H1129791 A JPH1129791 A JP H1129791A JP 18508097 A JP18508097 A JP 18508097A JP 18508097 A JP18508097 A JP 18508097A JP H1129791 A JPH1129791 A JP H1129791A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 系の安定性および使用中の起泡性に優れ、使
用後の肌になめらかさを付与するのに優れた洗浄剤組成
物を提供する。 【解決手段】 使用中はすべり感があり、使用後は肌に
なめらかさを付与することのできるアミノ官能性ポリオ
ルガノシロキサンを含有する洗浄剤組成物。
用後の肌になめらかさを付与するのに優れた洗浄剤組成
物を提供する。 【解決手段】 使用中はすべり感があり、使用後は肌に
なめらかさを付与することのできるアミノ官能性ポリオ
ルガノシロキサンを含有する洗浄剤組成物。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミノ官能性ポリ
オルガノシロキサンを含有する洗浄剤組成物に係わり、
特に、使用中はすべり感があり、使用後は肌になめらか
さを付与することのできる洗浄剤組成物に関する。
オルガノシロキサンを含有する洗浄剤組成物に係わり、
特に、使用中はすべり感があり、使用後は肌になめらか
さを付与することのできる洗浄剤組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、身体等の洗浄剤には、単に洗浄力
ばかりでなく、コンディショニング効果等も必要とされ
てきている。また、洗浄後の肌のしなやかさ等の良好な
仕上がり感も必要とされている。油分を取り過ぎずに適
度に除去し、泡立ちがきめ細かく、すすぎが簡単で、目
や皮膚、毛髪に対する刺激の少ない、ボディー用洗浄剤
が求められている。
ばかりでなく、コンディショニング効果等も必要とされ
てきている。また、洗浄後の肌のしなやかさ等の良好な
仕上がり感も必要とされている。油分を取り過ぎずに適
度に除去し、泡立ちがきめ細かく、すすぎが簡単で、目
や皮膚、毛髪に対する刺激の少ない、ボディー用洗浄剤
が求められている。
【０００３】従来、洗浄剤組成物において肌になめらか
さを付与するために、第４級窒素含有水溶性ポリマーが
用いられてきた。これらは、洗浄中及びすすぎ中のなめ
らかさを付与することはできるが、使用後になめらかさ
を付与する効果は認めにくかった。また、なめらかさを
向上させる成分として、ジメチルポリシロキサンが用い
られていた。これらは、汗や皮脂との相溶性が低いた
め、べたつき感がなく、肌の表面に吸着して、なめらか
感を付与する働きを有する。しかし、洗浄剤組成物にジ
メチルポリシロキサンを単純に配合するだけでは、肌の
表面への吸着性が低いため、充分な効果は認めにくく、
また、なめらか感を向上させるためにジメチルポリシロ
キサンを多量に配合すると、使用中の泡立ちと系の安定
性が充分ではないことがあった。
さを付与するために、第４級窒素含有水溶性ポリマーが
用いられてきた。これらは、洗浄中及びすすぎ中のなめ
らかさを付与することはできるが、使用後になめらかさ
を付与する効果は認めにくかった。また、なめらかさを
向上させる成分として、ジメチルポリシロキサンが用い
られていた。これらは、汗や皮脂との相溶性が低いた
め、べたつき感がなく、肌の表面に吸着して、なめらか
感を付与する働きを有する。しかし、洗浄剤組成物にジ
メチルポリシロキサンを単純に配合するだけでは、肌の
表面への吸着性が低いため、充分な効果は認めにくく、
また、なめらか感を向上させるためにジメチルポリシロ
キサンを多量に配合すると、使用中の泡立ちと系の安定
性が充分ではないことがあった。
【０００４】特開平６−１６５３４号公報には、シリコ
ーンオイル等の汚れを落とし、リッチな泡質、皮膚や毛
髪に対する刺激の低い、アニオン性界面活性剤の多価金
属塩と陽イオン性ポリマーとを含有するｐＨ５〜８の洗
浄剤組成物が開示されている。特開平６−４９４８６号
公報には、皮膚刺激性が少なく、泡立ち性が良く、乾燥
後のしっとり感のある、線状ポリシロキサンとポリオキ
シアルキレンブロックとを含有する洗浄剤組成物が開示
されている。特開平６−８０５５９号公報には、経時的
に安定で、べたつかず、コンディショニング効果に優れ
た、水不溶性高分子粉体と水不溶性不揮発性シリコーン
とを界面活性剤中に分散させた洗浄剤組成物が開示され
ている。特開平８−３１０９２６号公報には、起泡性、
優れたコンディショニング効果、使用性に優れた、脂肪
酸イソプロパノールアミドとシロキサンとを含有する洗
浄剤組成物が開示されている。しかし、いずれも、使用
中の起泡性と、使用後のなめらかさとべたつき感のな
さ、成分の分離のしにくさ、といった相反する性質を総
合的に満足させるものではなかった。
ーンオイル等の汚れを落とし、リッチな泡質、皮膚や毛
髪に対する刺激の低い、アニオン性界面活性剤の多価金
属塩と陽イオン性ポリマーとを含有するｐＨ５〜８の洗
浄剤組成物が開示されている。特開平６−４９４８６号
公報には、皮膚刺激性が少なく、泡立ち性が良く、乾燥
後のしっとり感のある、線状ポリシロキサンとポリオキ
シアルキレンブロックとを含有する洗浄剤組成物が開示
されている。特開平６−８０５５９号公報には、経時的
に安定で、べたつかず、コンディショニング効果に優れ
た、水不溶性高分子粉体と水不溶性不揮発性シリコーン
とを界面活性剤中に分散させた洗浄剤組成物が開示され
ている。特開平８−３１０９２６号公報には、起泡性、
優れたコンディショニング効果、使用性に優れた、脂肪
酸イソプロパノールアミドとシロキサンとを含有する洗
浄剤組成物が開示されている。しかし、いずれも、使用
中の起泡性と、使用後のなめらかさとべたつき感のな
さ、成分の分離のしにくさ、といった相反する性質を総
合的に満足させるものではなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、系の安定性
および使用中の起泡性に優れ、使用後の肌になめらかさ
を付与するのに優れた洗浄剤組成物を提供することを技
術的課題としている。
および使用中の起泡性に優れ、使用後の肌になめらかさ
を付与するのに優れた洗浄剤組成物を提供することを技
術的課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記技術
的課題を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、アミノ官能
性ポリオルガノシロキサンを洗浄剤組成物の処方中に配
合すると、系の安定性と使用中の起泡性に優れ、使用後
の肌になめらかさを付与するのに優れた洗浄剤組成物が
得られるという事実を見出し、これら知見に基づいて本
発明を完成するに至った。
的課題を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、アミノ官能
性ポリオルガノシロキサンを洗浄剤組成物の処方中に配
合すると、系の安定性と使用中の起泡性に優れ、使用後
の肌になめらかさを付与するのに優れた洗浄剤組成物が
得られるという事実を見出し、これら知見に基づいて本
発明を完成するに至った。
【０００７】すなわち本発明は、アミノ官能性ポリオル
ガノシロキサンを含有することを特徴とする洗浄剤組成
物である。また、該アミノ官能性ポリオルガノシロキサ
ンのアミノ基含有量が０．０１〜３．００ミリ当量／ｇ
であることを特徴としている。該アミノ官能性ポリオル
ガノシロキサンが、（ａ）Ｒa Ｑb ＳｉＯ（4-a-b)/2単
位（式中、Ｒは互いに同一または異なる基であり、１〜
６個の炭素原子を有する１価の置換もしくは非置換の炭
化水素基、または水酸基、アルコキシ基を表し、Ｑは一
般式−Ｒ1 ＮＺ2 ［式中、Ｒ1 は２価の炭化水素基を表
し、Ｚは互いに同一または異なる基であり、水素原子、
１〜４個の炭素原子を有するアルキル基または２−アミ
ノエチル基を表す］で示されるアミノ官能基を有し、さ
らにＲとＱは異なる基であり、ａは０〜２、ｂは１〜３
の数で、ａ＋ｂが１〜３となる数である）、および、
（ｂ）Ｒc ＳｉＯ（4-c)/2単位（式中、Ｒは互いに同一
または異なる基であり、１〜６個の炭素原子を有する１
価の置換もしくは非置換の炭化水素基、または水酸基、
アルコキシ基を表し、ｃは１〜３の数である）からなる
ことを特徴としている。
ガノシロキサンを含有することを特徴とする洗浄剤組成
物である。また、該アミノ官能性ポリオルガノシロキサ
ンのアミノ基含有量が０．０１〜３．００ミリ当量／ｇ
であることを特徴としている。該アミノ官能性ポリオル
ガノシロキサンが、（ａ）Ｒa Ｑb ＳｉＯ（4-a-b)/2単
位（式中、Ｒは互いに同一または異なる基であり、１〜
６個の炭素原子を有する１価の置換もしくは非置換の炭
化水素基、または水酸基、アルコキシ基を表し、Ｑは一
般式−Ｒ1 ＮＺ2 ［式中、Ｒ1 は２価の炭化水素基を表
し、Ｚは互いに同一または異なる基であり、水素原子、
１〜４個の炭素原子を有するアルキル基または２−アミ
ノエチル基を表す］で示されるアミノ官能基を有し、さ
らにＲとＱは異なる基であり、ａは０〜２、ｂは１〜３
の数で、ａ＋ｂが１〜３となる数である）、および、
（ｂ）Ｒc ＳｉＯ（4-c)/2単位（式中、Ｒは互いに同一
または異なる基であり、１〜６個の炭素原子を有する１
価の置換もしくは非置換の炭化水素基、または水酸基、
アルコキシ基を表し、ｃは１〜３の数である）からなる
ことを特徴としている。
【０００８】上記の（ａ）単位および（ｂ）単位のＲと
しては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、アミル、
ヘキシル、イソプロピル、ペンチル、ヘキシル、オクチ
ル、デシル、ドデシル、オクタデシルのようなアルキル
基；ビニル、アリルのようなアルケニル基；シクロペン
チル、シクロヘキシルのようなシクロアルキル基；フェ
ニル、ナフチルのようなアリール基；３−クロロプロピ
ル、４−ブロモブチル、３，３，３−トルフルオロプロ
ピル、クロロシクロヘキシル、クロロフェニル、ブロモ
フェニルのようなハロゲン化炭化水素基；および３−メ
ルカプトプロピル、６−メルカプトヘキシル、メルカプ
トフェニルのようなメルカプト化炭化水素基などが例示
される。また、一部のＲが、水酸基；またはメトキシ、
エトキシ、プロポキシのようなアルコキシ基などのケイ
素官能性基であってもよい。これらのＲとしては、１〜
４個の炭素原子を有するアルキル基が好ましく、中でも
最も好ましいのはメチル基である。また、Ｒの一部が上
記のケイ素官能性基であることが好ましい。
しては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、アミル、
ヘキシル、イソプロピル、ペンチル、ヘキシル、オクチ
ル、デシル、ドデシル、オクタデシルのようなアルキル
基；ビニル、アリルのようなアルケニル基；シクロペン
チル、シクロヘキシルのようなシクロアルキル基；フェ
ニル、ナフチルのようなアリール基；３−クロロプロピ
ル、４−ブロモブチル、３，３，３−トルフルオロプロ
ピル、クロロシクロヘキシル、クロロフェニル、ブロモ
フェニルのようなハロゲン化炭化水素基；および３−メ
ルカプトプロピル、６−メルカプトヘキシル、メルカプ
トフェニルのようなメルカプト化炭化水素基などが例示
される。また、一部のＲが、水酸基；またはメトキシ、
エトキシ、プロポキシのようなアルコキシ基などのケイ
素官能性基であってもよい。これらのＲとしては、１〜
４個の炭素原子を有するアルキル基が好ましく、中でも
最も好ましいのはメチル基である。また、Ｒの一部が上
記のケイ素官能性基であることが好ましい。
【０００９】（ａ）単位のアミノ官能基Ｑにおいて、ケ
イ素原子と結合するＲ1 には鎖中にエーテル結合、チオ
エーテル結合、エステル結合またはカルボニルチオエー
テル結合が存在していてもよい。そのＲ1 としては、メ
チレン、トリメチレン、２−メチルトリメチレン、テト
ラメチレン、ヘキサメチレン、デカメチレンのようなア
ルキレン基；フェニレン、ビフェニレン、ビス（フェニ
レン−４−イル）メチレン、ナフチレンのようなアリー
レン基；−（ＣＨ2 ）3 ＯＣΗ2 −、−（ＣＨ2 ）3 Ｏ
（ＣΗ2 ）−、−（ＣＨ2 ）3 Ｓ（ＣΗ2 ）2 −のよう
な鎖中にエーテル結合またはチオエーテル結合を有する
２価の炭化水素基；−（ＣＨ2 ）3 Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ
2 −、−（ＣＨ2 ）3 Ｃ（Ｏ）Ｏ（ＣＨ2 ）2 −、−
（ＣＨ2 ）3Ｃ（Ｏ）Ｓ（ＣΗ2 ）2 −のような鎖中に
エステル結合またはカルボニルチオエーテル結合を有す
る２価の炭化水素基が例示され、合成が容易で、安定な
ことから、トリメチレン基が最も好ましい。
イ素原子と結合するＲ1 には鎖中にエーテル結合、チオ
エーテル結合、エステル結合またはカルボニルチオエー
テル結合が存在していてもよい。そのＲ1 としては、メ
チレン、トリメチレン、２−メチルトリメチレン、テト
ラメチレン、ヘキサメチレン、デカメチレンのようなア
ルキレン基；フェニレン、ビフェニレン、ビス（フェニ
レン−４−イル）メチレン、ナフチレンのようなアリー
レン基；−（ＣＨ2 ）3 ＯＣΗ2 −、−（ＣＨ2 ）3 Ｏ
（ＣΗ2 ）−、−（ＣＨ2 ）3 Ｓ（ＣΗ2 ）2 −のよう
な鎖中にエーテル結合またはチオエーテル結合を有する
２価の炭化水素基；−（ＣＨ2 ）3 Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ
2 −、−（ＣＨ2 ）3 Ｃ（Ｏ）Ｏ（ＣＨ2 ）2 −、−
（ＣＨ2 ）3Ｃ（Ｏ）Ｓ（ＣΗ2 ）2 −のような鎖中に
エステル結合またはカルボニルチオエーテル結合を有す
る２価の炭化水素基が例示され、合成が容易で、安定な
ことから、トリメチレン基が最も好ましい。
【００１０】Ｚは、前述のように、水素原子のほか、メ
チル、エチル、プロピル、ブチルのようなアルキル基；
または２−アミノエチル基であり、２個のＺのうち、少
なくとも１個は２−アミノエチル基であることが最も好
ましい。
チル、エチル、プロピル、ブチルのようなアルキル基；
または２−アミノエチル基であり、２個のＺのうち、少
なくとも１個は２−アミノエチル基であることが最も好
ましい。
【００１１】すなわち、アミノ官能基Ｑとしては、２個
のアミノ基を有するＮ−（２−アミノエチル）−３−ア
ミノプロピル基が最も好ましい。
のアミノ基を有するＮ−（２−アミノエチル）−３−ア
ミノプロピル基が最も好ましい。
【００１２】（ａ）単位、（ｂ）単位の一般式におい
て、ａは０〜２、ｂは１〜３の数で、ａ＋ｂが１〜３と
なる数であり、またｃは１〜３の数である。好ましく
は、ａは１、２、ｂは１、ｃは２、３である。
て、ａは０〜２、ｂは１〜３の数で、ａ＋ｂが１〜３と
なる数であり、またｃは１〜３の数である。好ましく
は、ａは１、２、ｂは１、ｃは２、３である。
【００１３】アミノ官能性ポリオルガノシロキサンのア
ミノ基含有量は、０．０１〜３．０ミリ当量／ｇが好ま
しく、０．０５〜１．５ミリ当量／ｇがさらに好まし
く、０．１〜１．０ミリ当量／ｇが最も好ましい。
ミノ基含有量は、０．０１〜３．０ミリ当量／ｇが好ま
しく、０．０５〜１．５ミリ当量／ｇがさらに好まし
く、０．１〜１．０ミリ当量／ｇが最も好ましい。
【００１４】また、３．０ミリ当量／ｇを越えると、肌
の表面への吸着性が高くべたつきを感じる。
の表面への吸着性が高くべたつきを感じる。
【００１５】本発明のアミノ官能性ポリオルガノシロキ
サンは、たとえばＲ1 がトリメチレン基の場合、ポリオ
ルガノハイドロジェンシロキサンに、一般式：ＣＨ2 ＝
ＣＨＣＨ2 ＮＺ2 （式中、Ｚは前述のとおり）で示され
るアミノ基含有不飽和化合物を、ヒドロシリル化触媒の
存在下に反応させることによって、合成することができ
る。
サンは、たとえばＲ1 がトリメチレン基の場合、ポリオ
ルガノハイドロジェンシロキサンに、一般式：ＣＨ2 ＝
ＣＨＣＨ2 ＮＺ2 （式中、Ｚは前述のとおり）で示され
るアミノ基含有不飽和化合物を、ヒドロシリル化触媒の
存在下に反応させることによって、合成することができ
る。
【００１６】また、本発明のアミノ官能性ポリオルガノ
シロキサンは、たとえば３−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、Ｎ−（２−アミノエチル）−３−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、Ν−（２−アミノエチル）−
３−アミノプロピルメチルジメトキシシランのようなア
ミノ基含有アルコキシシランの存在下に、オクタメチル
シクロテトラシロキサンのような環状ポリジオルガノシ
ロキサン低量体を開環重合させて得ることができる。
シロキサンは、たとえば３−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、Ｎ−（２−アミノエチル）−３−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、Ν−（２−アミノエチル）−
３−アミノプロピルメチルジメトキシシランのようなア
ミノ基含有アルコキシシランの存在下に、オクタメチル
シクロテトラシロキサンのような環状ポリジオルガノシ
ロキサン低量体を開環重合させて得ることができる。
【００１７】この場合、分子末端および場合によって
は、分子中に、メトキシ、エトキシ、プロポキシのよう
なアルコキシ基や、それらの加水分解によって生じた水
酸基などのケイ素官能性基を有するアミノ官能性ポリオ
ルガノシロキサンが得られる。目的によっては、これを
ヘキサメチルジシラザンのようなシリル化剤で処理し
て、トリメチルシリル基で置換して用いてもよい。
は、分子中に、メトキシ、エトキシ、プロポキシのよう
なアルコキシ基や、それらの加水分解によって生じた水
酸基などのケイ素官能性基を有するアミノ官能性ポリオ
ルガノシロキサンが得られる。目的によっては、これを
ヘキサメチルジシラザンのようなシリル化剤で処理し
て、トリメチルシリル基で置換して用いてもよい。
【００１８】好ましいアミノ官能性ポリオルガノシロキ
サンは、次の一般式（Ｉ）：
サンは、次の一般式（Ｉ）：
【化１】 （式中、Ｚは前述のとおりで、好ましくは−（ＣＨ2 ）
2 ＮＨ2 であり；Ｒ2 はメチル基、Ｒ3 または次式
2 ＮＨ2 であり；Ｒ2 はメチル基、Ｒ3 または次式
【化２】 で示される側鎖であり；これらの式中、Ｒ3 はメチル
基、炭素数１〜２個のアルコキシ基または水酸基であ
り；ｗは１〜５００の数、ｘおよびｙはそれぞれ０〜２
０，０００の数、ただし、ｘおよびｙは、分子中のジメ
チルシロキシ基の数が２０〜２０，０００になるように
選ばれる）で表される油状のポリオルガノシロキサンで
ある。
基、炭素数１〜２個のアルコキシ基または水酸基であ
り；ｗは１〜５００の数、ｘおよびｙはそれぞれ０〜２
０，０００の数、ただし、ｘおよびｙは、分子中のジメ
チルシロキシ基の数が２０〜２０，０００になるように
選ばれる）で表される油状のポリオルガノシロキサンで
ある。
【００１９】これらのアミノ官能性ポリオルガノシロキ
サンは、一種または二種以上を混合して用いることがで
き、起泡性、洗浄性を損なわない範囲で充分なコンディ
ショニング効果を与えるためには、洗浄剤全体に０．０
１〜２０重量％配合されることが望ましい。
サンは、一種または二種以上を混合して用いることがで
き、起泡性、洗浄性を損なわない範囲で充分なコンディ
ショニング効果を与えるためには、洗浄剤全体に０．０
１〜２０重量％配合されることが望ましい。
【００２０】また、アミノ官能性ポリオルガノシロキサ
ンを乳化して配合することが望ましく、特に、ミクロエ
マルジョンとして配合することが望ましい。
ンを乳化して配合することが望ましく、特に、ミクロエ
マルジョンとして配合することが望ましい。
【００２１】さらに、本発明の洗浄剤組成物は、べたつ
きを抑える目的でジメチルポリシロキサンを添加しても
良い。該ジメチルポリシロキサンの粘度は、２５℃で５
ｃＳｔ〜２，０００，０００ｃＳｔであることが好まし
く、より好ましくは１０ｃＳｔ〜１，０００，０００ｃ
Ｓｔである。該ジメチルポリシロキサンの粘度が、５ｃ
Ｓｔより小さい、または、２，０００，０００ｃＳｔよ
り大きいと、上記目的を達成することが難しい。
きを抑える目的でジメチルポリシロキサンを添加しても
良い。該ジメチルポリシロキサンの粘度は、２５℃で５
ｃＳｔ〜２，０００，０００ｃＳｔであることが好まし
く、より好ましくは１０ｃＳｔ〜１，０００，０００ｃ
Ｓｔである。該ジメチルポリシロキサンの粘度が、５ｃ
Ｓｔより小さい、または、２，０００，０００ｃＳｔよ
り大きいと、上記目的を達成することが難しい。
【００２２】本発明の洗浄剤組成物には洗浄効果を発現
させるために界面活性剤を配合することが望ましい。界
面活性剤は、ノニオン性、アニオン性、カチオン性、両
性のいずれでもよく、特にアニオン性、ノニオン性、両
性活性剤が洗浄性、起泡性の面から望ましい。
させるために界面活性剤を配合することが望ましい。界
面活性剤は、ノニオン性、アニオン性、カチオン性、両
性のいずれでもよく、特にアニオン性、ノニオン性、両
性活性剤が洗浄性、起泡性の面から望ましい。
【００２３】本発明に用いられるアニオン性界面活性剤
としては、脂肪酸石鹸、α−アシルスルホン酸塩、アル
キルスルホン酸塩、アルキルアリル及びアルキルナフタ
レンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルアミド硫
酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩等が
挙げられる。本発明に用いられるノニオン性界面活性剤
としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アル
キルアリルポリオキシエチレンエーテル、アルキルグリ
セリンエーテル型ポリオキシエチレンエーテル、プロピ
レングリコールエステルのポリオキシエチレンエーテ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリンと
脂肪酸のエステルのポリオキシエチレンエーテル、脂肪
酸のソルビタンエステルのポリオキシエチレンエーテ
ル、ソルビトールポリオキシエチレンの脂肪酸エステ
ル、ショ糖エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミ
ド、ポリオキシエチレンアルキルアミン等が挙げられ
る。本発明に用いられる両性界面活性剤としては、ベタ
イン型（カルボキシベタイン、スルホベタイン、アミド
プロピルベタイン）、アミノカルボン酸塩型、イミダゾ
リン誘導体型等が挙げられ、特にイミダゾリン誘導体型
が好ましい。
としては、脂肪酸石鹸、α−アシルスルホン酸塩、アル
キルスルホン酸塩、アルキルアリル及びアルキルナフタ
レンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルアミド硫
酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩等が
挙げられる。本発明に用いられるノニオン性界面活性剤
としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アル
キルアリルポリオキシエチレンエーテル、アルキルグリ
セリンエーテル型ポリオキシエチレンエーテル、プロピ
レングリコールエステルのポリオキシエチレンエーテ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリンと
脂肪酸のエステルのポリオキシエチレンエーテル、脂肪
酸のソルビタンエステルのポリオキシエチレンエーテ
ル、ソルビトールポリオキシエチレンの脂肪酸エステ
ル、ショ糖エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミ
ド、ポリオキシエチレンアルキルアミン等が挙げられ
る。本発明に用いられる両性界面活性剤としては、ベタ
イン型（カルボキシベタイン、スルホベタイン、アミド
プロピルベタイン）、アミノカルボン酸塩型、イミダゾ
リン誘導体型等が挙げられ、特にイミダゾリン誘導体型
が好ましい。
【００２４】これらの界面活性剤は、通常は本発明の洗
浄剤組成物中に３〜５０重量％配合される。
浄剤組成物中に３〜５０重量％配合される。
【００２５】本発明の洗浄剤組成物は所望により、洗浄
剤に一般に配合される成分、例えば、高級アルコール、
流動パラフィン、エステル油、ラノリン誘導体、蛋白質
誘導体や、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類
等の油性成分；プロピレングリコール、グリセリン、ポ
リグリセリン、ポリエチレングリコール等の保湿成分；
脂肪酸アルカロールアミド、脂肪酸エチレングリコール
等のパール光沢剤；水溶性高分子物質（アニオン性、両
性、非イオン性のものを含む）；エチレングリコールジ
ステアレート、エチレングリコールモノステアレート等
の懸濁剤；エタノール、無機塩、ヒドロキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、天然高分子類等
の粘度調整剤；動植物の天然エキスおよびその誘導体；
金属イオン封鎖剤；防腐剤；ｐＨ調整剤；紫外線吸収
剤；酸化防止剤；抗フケ剤；殺菌剤；色素；香料等を含
むことができる。
剤に一般に配合される成分、例えば、高級アルコール、
流動パラフィン、エステル油、ラノリン誘導体、蛋白質
誘導体や、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類
等の油性成分；プロピレングリコール、グリセリン、ポ
リグリセリン、ポリエチレングリコール等の保湿成分；
脂肪酸アルカロールアミド、脂肪酸エチレングリコール
等のパール光沢剤；水溶性高分子物質（アニオン性、両
性、非イオン性のものを含む）；エチレングリコールジ
ステアレート、エチレングリコールモノステアレート等
の懸濁剤；エタノール、無機塩、ヒドロキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、天然高分子類等
の粘度調整剤；動植物の天然エキスおよびその誘導体；
金属イオン封鎖剤；防腐剤；ｐＨ調整剤；紫外線吸収
剤；酸化防止剤；抗フケ剤；殺菌剤；色素；香料等を含
むことができる。
【００２６】本発明の洗浄剤組成物は、皮膚への刺激を
少なくするため、ｐＨ５〜８に調整するのが好ましい。
この範囲外では皮膚が刺激されるばかりでなく、保存安
定性が損なわれ、分離や沈殿、色調の変化が起こりやす
くなる。ｐＨの調整は、苛性ソーダやトリエタノールア
ミンなどのアルカリや、塩酸、クエン酸、酢酸等の酸、
種々の緩衝液で行うことができる。
少なくするため、ｐＨ５〜８に調整するのが好ましい。
この範囲外では皮膚が刺激されるばかりでなく、保存安
定性が損なわれ、分離や沈殿、色調の変化が起こりやす
くなる。ｐＨの調整は、苛性ソーダやトリエタノールア
ミンなどのアルカリや、塩酸、クエン酸、酢酸等の酸、
種々の緩衝液で行うことができる。
【００２７】本発明の洗浄剤組成物は、ボディ用洗浄
剤、洗顔料、ウェットティッシュ（洗浄用）、ウェット
ティシュ（洗顔用）、メイキャップリムーバー（マスカ
ラ、アイシャドー、口紅用）、台所用洗剤等各種の洗浄
剤に使用される。特に、ボディー用洗浄剤等に好適に用
いられ、固形、液体、エマルジョン、エアゾールフォー
ム、ミストなど様々な形態で用いることができる。
剤、洗顔料、ウェットティッシュ（洗浄用）、ウェット
ティシュ（洗顔用）、メイキャップリムーバー（マスカ
ラ、アイシャドー、口紅用）、台所用洗剤等各種の洗浄
剤に使用される。特に、ボディー用洗浄剤等に好適に用
いられ、固形、液体、エマルジョン、エアゾールフォー
ム、ミストなど様々な形態で用いることができる。
【００２８】本発明の一つの態様であるエマルジョンタ
イプの洗浄剤組成物は、平均粒子径０．００５〜１．０
μｍであって細かいため、泡立ちがよく、滑らかさが付
与される。
イプの洗浄剤組成物は、平均粒子径０．００５〜１．０
μｍであって細かいため、泡立ちがよく、滑らかさが付
与される。
【００２９】
【発明の実施の形態】以下、調製例、実施例および比較
例によって、本発明をさらに詳細に説明する。これらの
例において、特にことわらないかぎり、部は重量部を表
し、％は重量％を表す。本発明は、これらの実施例によ
って制限されるものではない。
例によって、本発明をさらに詳細に説明する。これらの
例において、特にことわらないかぎり、部は重量部を表
し、％は重量％を表す。本発明は、これらの実施例によ
って制限されるものではない。
【００３０】以下の実施例において、アミノ官能性ポリ
オルガノシロキサンとして式（Ｉ）：
オルガノシロキサンとして式（Ｉ）：
【化３】 において、表１のような平均分子構造のシリコーン油を
用いた。
用いた。
【００３１】
【表１】 ［実施例１］Ｓ−１を１部と、低粘度ジメチルポリシロ
キサン２部と、通常ボディシャンプーに配合される組成
（すなわち、ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールア
ミン８部、スルホコハク酸ラウリルナトリウム５部、ヤ
シ油脂肪酸トリエタノールアミン３部、ヤシ油アミドプ
ロピルベタイン８部、ジステアリン酸エチレングリコー
ル２部、プロピレングリコール５部、安息香酸０．１
部）、水（残部）からなる組成とを混合してボディシャ
ンプー組成物（計１００部）を得た。
キサン２部と、通常ボディシャンプーに配合される組成
（すなわち、ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールア
ミン８部、スルホコハク酸ラウリルナトリウム５部、ヤ
シ油脂肪酸トリエタノールアミン３部、ヤシ油アミドプ
ロピルベタイン８部、ジステアリン酸エチレングリコー
ル２部、プロピレングリコール５部、安息香酸０．１
部）、水（残部）からなる組成とを混合してボディシャ
ンプー組成物（計１００部）を得た。
【００３２】［実施例２］Ｓ−１を１部用いる代わりに
Ｓ−２を５部用いた以外は、実施例１と同様にしてボデ
ィシャンプー組成物を得た。
Ｓ−２を５部用いた以外は、実施例１と同様にしてボデ
ィシャンプー組成物を得た。
【００３３】［実施例３］Ｓ−１を１部用いる代わりに
Ｓ−３を３部用いた以外は、実施例１と同様にしてボデ
ィシャンプー組成物を得た。
Ｓ−３を３部用いた以外は、実施例１と同様にしてボデ
ィシャンプー組成物を得た。
【００３４】［実施例４］Ｓ−１を１部用いる代わりに
Ｓ−４を２部用い、低粘度ジメチルポリシロキサン２部
の代わりに高粘度ジメチルポリシロキサンを２部用いた
以外は、実施例１と同様にしてボディシャンプー組成物
を得た。
Ｓ−４を２部用い、低粘度ジメチルポリシロキサン２部
の代わりに高粘度ジメチルポリシロキサンを２部用いた
以外は、実施例１と同様にしてボディシャンプー組成物
を得た。
【００３５】［実施例５］Ｓ−１を１部用いる代わりに
Ｓ−５を１部用い、低粘度ジメチルポリシロキサン２部
の代わりに高粘度ジメチルポリシロキサンを１部用いた
以外は、実施例１と同様にしてボディシャンプー組成物
を得た。
Ｓ−５を１部用い、低粘度ジメチルポリシロキサン２部
の代わりに高粘度ジメチルポリシロキサンを１部用いた
以外は、実施例１と同様にしてボディシャンプー組成物
を得た。
【００３６】［実施例６］Ｓ−１を１部用いる代わりに
Ｓ−６を０．５部用い、低粘度ジメチルポリシロキサン
を用いない以外は、実施例１と同様にしてボディシャン
プー組成物を得た。
Ｓ−６を０．５部用い、低粘度ジメチルポリシロキサン
を用いない以外は、実施例１と同様にしてボディシャン
プー組成物を得た。
【００３７】［実施例７］ ミクロエマルジョンＥ−１の調製 アミノ官能性ポリオルガノシロキサンＳ−１の２００部
を、ポリオキシエチレン（９）ラウリルエーテル１０部
およびポリオキシエチレン（４０）オクチルフェニルエ
ーテルの７０％水溶液５部を含有する界面活性剤混合物
と配合して、予備混合物を得た。ついで、水の最初の部
分５．０部を、該混合物にゆっくり添加した。得られた
混合物を１５分間撹拌して、均質で良好なエマルジョン
を得た。ついで、水の残部５００部を、上記の水の最初
の部分よりも速やかに添加した。得られたエマルジョン
は、油相の平均粒子径が０．０６μｍで、帯青白色の不
透明な外観を有していた。このエマルジョンに酢酸３．
５部を添加して、系のｐΗを７．５に調整した。得られ
たエマルジョンは半透明であり、かつ０．０１８μｍの
平均粒子径および２８％の固形物含量を有していた。こ
のエマルジョンにグリセリン（０．５％）を添加したと
ころ、透明性を増加した。ついで、ｐ−ヒドロキシ安息
香酸メチル１．０部を添加して撹拌し、本発明による半
透明ミクロエマルジョンＥ−１を得た。最終的に得られ
たミクロエマルジョンの油相の平均粒子径は０．０１８
μｍであった。なお、日本精密光学（株）製微少濁度計
を用いてミクロエマルジョンの光透過率を測定したとこ
ろ、９７％であった。
を、ポリオキシエチレン（９）ラウリルエーテル１０部
およびポリオキシエチレン（４０）オクチルフェニルエ
ーテルの７０％水溶液５部を含有する界面活性剤混合物
と配合して、予備混合物を得た。ついで、水の最初の部
分５．０部を、該混合物にゆっくり添加した。得られた
混合物を１５分間撹拌して、均質で良好なエマルジョン
を得た。ついで、水の残部５００部を、上記の水の最初
の部分よりも速やかに添加した。得られたエマルジョン
は、油相の平均粒子径が０．０６μｍで、帯青白色の不
透明な外観を有していた。このエマルジョンに酢酸３．
５部を添加して、系のｐΗを７．５に調整した。得られ
たエマルジョンは半透明であり、かつ０．０１８μｍの
平均粒子径および２８％の固形物含量を有していた。こ
のエマルジョンにグリセリン（０．５％）を添加したと
ころ、透明性を増加した。ついで、ｐ−ヒドロキシ安息
香酸メチル１．０部を添加して撹拌し、本発明による半
透明ミクロエマルジョンＥ−１を得た。最終的に得られ
たミクロエマルジョンの油相の平均粒子径は０．０１８
μｍであった。なお、日本精密光学（株）製微少濁度計
を用いてミクロエマルジョンの光透過率を測定したとこ
ろ、９７％であった。
【００３８】このＥ−１を２０重量部と、高粘度ジメチ
ルポリシロキサン１部と、前述の通常ボディシャンプー
に配合される組成と水（残部）とを混合してボディシャ
ンプー組成物を得た。
ルポリシロキサン１部と、前述の通常ボディシャンプー
に配合される組成と水（残部）とを混合してボディシャ
ンプー組成物を得た。
【００３９】［実施例８］ ミクロエマルジョンＥ−２の調整 アミノ官能性ポリオルガノシロキサンとしてＳ−３を用
い、酢酸を２．１部添加したほかは調製例１と同様にし
て、油相の平均粒子径が０．０１９μｍで、光透過率が
９７％の、本発明による半透明ミクロエマルジョンΕ−
２を得た。
い、酢酸を２．１部添加したほかは調製例１と同様にし
て、油相の平均粒子径が０．０１９μｍで、光透過率が
９７％の、本発明による半透明ミクロエマルジョンΕ−
２を得た。
【００４０】このＥ−２を１０重量部と、高粘度ジメチ
ルポリシロキサン１部と、前述の通常ボディシャンプー
に配合される組成と水（残部）とを混合してボディシャ
ンプー組成物を得た。
ルポリシロキサン１部と、前述の通常ボディシャンプー
に配合される組成と水（残部）とを混合してボディシャ
ンプー組成物を得た。
【００４１】［比較例１］前述の通常ボディシャンプー
に配合される組成だけでボディシャンプー組成物とし
た。
に配合される組成だけでボディシャンプー組成物とし
た。
【００４２】［比較例２］前述の通常ボディシャンプー
に配合される組成と、低粘度ジメチルポリシロキサン３
部と水（残部）とを混合してボディシャンプー組成物と
した。
に配合される組成と、低粘度ジメチルポリシロキサン３
部と水（残部）とを混合してボディシャンプー組成物と
した。
【００４３】［比較例３］前述の通常ボディシャンプー
に配合される組成と、低粘度ジメチルポリシロキサン２
０部と水（残部）とを混合してボディシャンプー組成物
とした。
に配合される組成と、低粘度ジメチルポリシロキサン２
０部と水（残部）とを混合してボディシャンプー組成物
とした。
【００４４】実施例１〜８および比較例１〜３の評価法
を以下に示す。
を以下に示す。
【００４５】［泡立ち性およびしっとり感］健常な日本
人男性２０名および女性２０名からなるパネラーが実際
に両手を洗浄して、洗浄中の泡立ち性及び乾燥後のしっ
とり感を官能評価した。
人男性２０名および女性２０名からなるパネラーが実際
に両手を洗浄して、洗浄中の泡立ち性及び乾燥後のしっ
とり感を官能評価した。
【００４６】［安定性試験］実施例１〜８および比較例
１〜３のボディシャンプーをそれぞれ５０℃で１０日間
放置し、濁り、沈殿または分離がないかを目視により観
察して評価した。
１〜３のボディシャンプーをそれぞれ５０℃で１０日間
放置し、濁り、沈殿または分離がないかを目視により観
察して評価した。
【００４７】
【表２】
【００４８】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物によれば、洗浄中
の泡立ちと、洗浄後のなめらかさ付与とを両立すること
ができ、さらに、泡切れがよく、経時安定性に優れ、皮
膚への刺激が少なく、肌への吸着性に優れるもののべた
つき感のない洗浄剤を得ることができる。
の泡立ちと、洗浄後のなめらかさ付与とを両立すること
ができ、さらに、泡切れがよく、経時安定性に優れ、皮
膚への刺激が少なく、肌への吸着性に優れるもののべた
つき感のない洗浄剤を得ることができる。
【００４９】
Claims (3)
- 【請求項１】 アミノ官能性ポリオルガノシロキサンを
含有することを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項２】 前記アミノ官能性ポリオルガノシロキサ
ンのアミノ基含有量が０．０１〜３．００ミリ当量／ｇ
であることを特徴とする請求項１記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項３】 前記アミノ官能性ポリオルガノシロキサ
ンが、 （ａ）Ｒa Ｑb ＳｉＯ（4-a-b)/2単位 （式中、Ｒは互いに同一または異なる基であり、１〜６
個の炭素原子を有する１価の置換または非置換の炭化水
素基を表し、Ｑは一般式−Ｒ1 ＮＺ2 ［式中、Ｒ1 は２
価の炭化水素基を表し、Ｚは互いに同一または異なる基
であり、水素原子、１〜４個の炭素原子を有するアルキ
ル基または２−アミノエチル基を表す］で示されるアミ
ノ官能基を有し、さらにＲとＱは異なる基であり、ａは
０〜２、ｂは１〜３の数で、ａ＋ｂが１〜３となる数で
ある）、および （ｂ）Ｒc ＳｉＯ（4-c)/2単位 （式中、Ｒは互いに同一または異なる基であり、１〜６
個の炭素原子を有する１価の置換または非置換の炭化水
素基を表し、ｃは１〜３の数である）からなることを特
徴とする請求項１記載の洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18508097A JPH1129791A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18508097A JPH1129791A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1129791A true JPH1129791A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16164479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18508097A Withdrawn JPH1129791A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1129791A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11323135A (ja) * | 1998-03-20 | 1999-11-26 | Dow Corning Corp | 塩に安定なシリコ―ン含有水中油型カチオンマイクロエマルション |
| US8017108B2 (en) | 2003-09-24 | 2011-09-13 | The Procter & Gamble Company | Conditioning composition comprising aminosilicone |
| JP2014534329A (ja) * | 2011-11-29 | 2014-12-18 | ダウ コーニング コーポレーションＤｏｗ Ｃｏｒｎｉｎｇ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | アミノ官能性オルガノポリシロキサン |
| JP2016534178A (ja) * | 2013-07-26 | 2016-11-04 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | アミノシリコーンナノエマルション |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP18508097A patent/JPH1129791A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11323135A (ja) * | 1998-03-20 | 1999-11-26 | Dow Corning Corp | 塩に安定なシリコ―ン含有水中油型カチオンマイクロエマルション |
| US8017108B2 (en) | 2003-09-24 | 2011-09-13 | The Procter & Gamble Company | Conditioning composition comprising aminosilicone |
| JP2014534329A (ja) * | 2011-11-29 | 2014-12-18 | ダウ コーニング コーポレーションＤｏｗ Ｃｏｒｎｉｎｇ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | アミノ官能性オルガノポリシロキサン |
| US9849309B2 (en) | 2011-11-29 | 2017-12-26 | Dow Corning Corporation | Aminofunctional organosiloxanes |
| US10143862B2 (en) | 2011-11-29 | 2018-12-04 | Dow Silicones Corporation | Aminofunctional Silicone Emulsions |
| US10245451B2 (en) | 2011-11-29 | 2019-04-02 | Dow Silicones Corporation | Aminofunctional organosiloxanes |
| JP2016534178A (ja) * | 2013-07-26 | 2016-11-04 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | アミノシリコーンナノエマルション |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |