JPH11297038A - 信号記録再生装置 - Google Patents

信号記録再生装置

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JPH11297038A
JPH11297038A JP9646098A JP9646098A JPH11297038A JP H11297038 A JPH11297038 A JP H11297038A JP 9646098 A JP9646098 A JP 9646098A JP 9646098 A JP9646098 A JP 9646098A JP H11297038 A JPH11297038 A JP H11297038A
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JP
Japan
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recording
cassette
signal
video
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JP9646098A
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English (en)
Inventor
Kenji Nikata
謙二 荷方
Kunihiro Ezaki
邦裕 江崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録媒体に記録された内容を知ること
ができるようにし、また、ある記録媒体に対して大容量
のデータを対応付けること、ユーザが設定した任意の情
報を対応付けることなどを可能とする。 【解決手段】 脱着可能なカセット8内のテープ14に
ビデオやオーディオ信号を記録・再生するディジタルV
CRであり、マイクロコンピュータ9により、装置固有
の装置識別情報と各カセット固有のカセットIDとを発
生して例えばテープ14に記録し、また、信号合成・変
換処理回路5により、ビデオやオーディオ信号の例えば
一部を取り出し、その一部のデータをメモリ10に記憶
する。これにより、カセット8が当該VCRに装填され
たときは、装置識別情報とカセットIDを再生し、それ
に基づいてメモリ10に記憶されたデータを読み出すこ
とで、ビデオテープ14に記録された内容の大筋を瞬時
に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば民生用ディ
ジタルビデオカセットレコーダ(ディジタルVCR)等
に適用される信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は、いわゆるDVフォーマットと呼
ばれているディジタルビデオ規格を採用した民生用のデ
ィジタルビデオカセットレコーダ(ディジタルVCR)
が普及しつつあり、このディジタルVCRにおいては、
従来のアナログVCRに比べて、高品質で且つ長時間の
記録再生が可能となっている。
【0003】また、上記ディジタルビデオ規格では、従
来のアナログビデオ規格には存在しない、カセットメモ
リと呼ばれるメモリがビデオカセットに設けられてい
る。これは、カセット自身に半導体メモリを搭載したも
ので、これにより従来にない使い勝手のよさをユーザに
提供している。その顕著な例として、ユーザTOC(Ta
ble Of Contents)がある。従来のテープ上に記録する
ユーザTOCでは、録画終了後にテープの先頭に戻っ
て、そこからTOCデータを記録し直すようになされて
おり、したがって例えば録画終了直後にカセットを取り
出そうとしても、すぐには取り出せず、テープの先頭ま
で巻き戻されるのを待ち、さらにTOCデータが記録し
直されてからようやくカセットが取り出されるようにな
っている。
【0004】これに対して上記ディジタルビデオ規格の
カセットメモリでは、テープとは独立にTOCが保存さ
れるため、例えば録画直後であってもカセットの取り出
しに要する待ち時間はほぼゼロとなっている。
【0005】また、カセットメモリによれば、テープに
記録された幾つかのプログラム(例えば番組等)の内容
を目次として保存することもできる。この目次として
は、映像が記録された日付や時刻、入力ソースと共に、
テープ上の位置を表すトラックナンバなどが考えられ
る。このような目次情報を読み出せば、ユーザはテープ
に記録されたプログラムの内容を簡単に知ることがで
き、必要なプログラムを即座に再生することが可能とな
る。すなわち、従来のアナログビデオの場合は、テープ
の早送りや巻き戻しを行い、再生することで初めて、当
該テープに記録された内容を知ることができていたのに
対し、カセットメモリの目次機能によれば、例えばいわ
ゆるディスク媒体の場合のように目的のアドレスを設定
するだけで、必要なプログラムを読み出すことが可能で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したカ
セットメモリによれば、個々のカセットにおいてその記
録内容を容易に知ることはできるが、例えば複数のカセ
ットに記録された内容までは知ることができない。
【0007】また、カセットメモリに搭載されている半
導体メモリはその容量が少なく、したがって上述したよ
うな目次データやわずかなテキストデータのみしか記憶
させることができず、例えば画像データのような大容量
のデータまでは記憶できない。さらに、ユーザが任意に
記憶させる情報を設定することもできない。
【0008】そこで、本発明はこのような状況に鑑みて
なされたものであり、複数の記録媒体に記録された内容
を知ることができ、ある記録媒体に対して、例えば画像
データのような大容量のデータを対応付けることや、ユ
ーザが設定した任意の情報を対応付けることをも可能と
する信号記録再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の信号記録再生装
置は、脱着可能な記録媒体に信号を記録及び再生する信
号記録再生装置であり、装置固有の装置識別情報と複数
の記録媒体の個々を識別する媒体識別情報とを発生し、
記録媒体の記録内容に関連する内容情報を生成し、その
内容情報を記憶することにより、上述した課題を解決す
る。
【0010】ここで、内容情報は例えば記録媒体に記録
される信号に基づいて生成され、また、装置識別情報及
び媒体識別情報は記録媒体及び/又は記録媒体に付属す
る記憶素子に記録されるものである。また、記録媒体に
記録する信号はビデオ信号及び/又はオーディオ信号で
あり、内容情報はビデオ信号及び/又はオーディオ信号
の一部から生成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1には、本発明の信号記録再生装置が適
用される一実施の形態として、民生用として使用可能な
ディジタルVCRの概略構成を示す。
【0013】この図1において、端子1はビデオ信号入
力端子であり、端子11はビデオ信号出力端子である。
また、端子3はオーディオ信号入力端子であり、端子1
2はオーディオ信号出力端子である。
【0014】ビデオ信号処理回路2は、ビデオ信号入力
端子1から供給されたビデオ信号に対して圧縮及び誤り
訂正符号化、その他のデータ加工等の所定のエンコード
処理を施し、また、カセット8内のビデオテープ14か
ら再生された圧縮されているビデオデータに対して誤り
訂正処理や伸張等の所定のデコード処理を施してビデオ
信号出力端子11に送出する。
【0015】オーディオ信号処理回路4は、オーディオ
信号入力端子3から供給されたオーディオ信号に対して
誤り訂正符号化等の所定のエンコード処理を施し、ま
た、カセット8内のビデオテープ14から再生されたオ
ーディオデータに対して誤り訂正処理等の所定のデコー
ド処理を施してオーディオ信号出力端子12に送出す
る。
【0016】マイクロコンピュータ9は、各部を制御す
ると共に、例えば入力キー13からユーザにより入力さ
れる情報や、記録時間、記録する信号の種類、著作権情
報など、ディジタルビデオ規格の規格書(DVフォーマ
ット書;Specifications ofConsumer-Use Digital VCR
s)に定義されているデータ(以下これらをまとめてシ
ステムデータと呼ぶ)を生成する。
【0017】信号合成・変換処理回路5は、上記ビデオ
信号処理回路2から供給された圧縮ビデオデータと、上
記オーディオ信号処理回路4から供給されたオーディオ
データと、上記マイクロコンピュータ9から供給された
システムデータとを合成(多重化)すると共に、この多
重化データを記録形態にデータ変換(磁気テープに記録
する変調等の処理)して、記録・再生アンプ6に送る。
また、この信号合成・変換処理回路5では、カセット8
のビデオテープ14から再生された多重化データに対し
て復調処理を施すと共に、上記多重化されているシステ
ムデータと圧縮ビデオデータとオーディオデータを分離
し、システムデータについてはマイクロコンピュータ9
に、圧縮ビデオデータについてはビデオ信号処理回路2
に、オーディオデータについてはオーディオ信号処理回
路4に供給する。
【0018】記録・再生アンプ6は、信号合成・変換処
理回路5から供給された多重化データの記録信号を所定
値に増幅して磁気ヘッド15に送り、一方、磁気ヘッド
15にてビデオテープ14から再生された再生信号を所
定値に増幅して信号合成・変換処理回路5に送る。
【0019】磁気ヘッド15は、例えば回転ドラム7上
に配されるものであり、カセット8のビデオテープ14
に記録信号の記録を行い、一方、ビデオテープ14に記
録された信号を再生する。
【0020】カセット8は、内部にビデオテープ14を
備えてなるものであり、本実施の形態のディジタルVC
Rに装填され、図示しないテープ取り出し機構によって
当該内部のビデオテープ14が取り出され、上記磁気ヘ
ッド15が配された回転ドラム7に巻き付けられること
で、当該磁気ヘッド15による信号記録・再生が成され
るものである。なお、本実施の形態では、ディジタルV
CRに対して自由に脱着できるものは当該カセット8の
みであることとする。
【0021】メモリ10は、当該ディジタルVCRに電
源供給がなされなくても内容を保持できる(記憶保持動
作が不要な)メモリであり、後述するように複数のカセ
ット8のビデオテープ14に記録された内容等を記憶す
るためのメモリである。
【0022】上述した構成を有するディジタルVCRに
おいて、通常の記録動作は以下のようになる。
【0023】ビデオ信号入力端子1から入力されてビデ
オ信号処理回路2により圧縮されたビデオデータと、オ
ーディオ信号入力端子3から入力されてオーディオ信号
処理回路4を経由したオーディオデータは、それぞれ信
号合成・変換処理回路5に入力される。
【0024】また、この信号合成・変換処理回路5に
は、マイクロコンピュータ9からの、記録時間、記録す
る信号の種類、著作権情報など、ディジタルビデオ規格
の規格書(Specifications of Co
nsumer−Use Digital VCRs)に
定義されている上記システムデータも入力される。
【0025】当該信号合成・変換処理回路5では、これ
ら圧縮ビデオデータ、オーディオデータ、システムデー
タを合成(多重化)し、さらに記録信号に変換して記録
・再生アンプ6に供給する。
【0026】記録・再生アンプ6にて所定値に増幅され
た記録信号は磁気ヘッド15にてカセット8のビデオテ
ープ14に記録される。
【0027】また、上述した構成を有するディジタルV
CRにおいて、通常の再生動作は以下のようになる。
【0028】カセット8のビデオテープ14から磁気ヘ
ッド14にて読み取られた再生信号は、記録・再生アン
プ6にて所定値の増幅されて信号合成・変換処理回路5
に入力される。
【0029】この信号合成・変換処理回路5では、再生
信号のデータ変換と、当該変換により得られた多重化デ
ータからビデオデータ(圧縮されているビデオデー
タ)、オーディオデータ、システムデータを分離する。
当該信号合成・変換処理回路5にて分離された、上記圧
縮されているビデオデータはビデオ信号処理回路2にて
ビデオデータと成された後にビデオ信号出力端子11か
ら出力され、上記オーディオデータはオーディオ信号処
理回路4を経由してオーディオ信号出力端子12から出
力され、上記システムデータはマイクロコンピュータ9
へ送られる。
【0030】次に本実施の形態のディジタルVCDにお
けるメモリ10の使用態様について、ビデオデータの記
録再生を例に挙げて説明する。
【0031】ビデオデータを記録する記録動作に着目す
ると、本実施の形態のディジタルVCRの信号合成・変
換処理回路5からのデータ経路としては、記録・再生ア
ンプ6へのデータ経路と、メモリ10へのデータ経路と
が存在する。したがって、上記カセット8のビデオテー
プ14に記録されることになるデータは、必要に応じて
メモリ10にも記憶することができる。
【0032】例えば、ユーザにより入力キー13から指
示があったとき、或いは、一定の時間間隔で、例えば1
フレーム分のビデオデータをメモり10に書き込むよう
にしておけば、実際にカセット8のビデオテープ14に
記録されるビデオデータの一部が当該メモり10に記憶
されることになる。このように、ビデオテープ14に記
録されるビデオデータの一部をメモリ10に記憶してお
くようにすれば、ビデオテープ14に記録されているデ
ータの一部を当該ビデオテープ14から再生しなくて
も、メモリ10から得ることができる。
【0033】当該メモリ10は半導体メモリであるた
め、データの読み出しは瞬時に行うことができ、したが
って、例えば入力キー13によりメモリ10からどのデ
ータを読み出すかを選択したり、或いは、ビデオ信号処
理回路2などで一画面に数枚の画像を表示できるように
ビデオデータを加工して、ビデオ信号出力端子1へ出力
するようなことを行えば、カセット8のビデオテープ1
4に実際に記録されているビデオデータの大略を瞬時に
把握することが可能となる。
【0034】また、メモリ10にビデオデータを記憶す
る際に、あわせてタイムコードなどのテープ位置情報等
を記憶しておくようにすれば、当該テープ位置情報をメ
モリ10から読み出すことで、ビデオテープ14の再生
の際に希望するビデオデータが記録されている位置まで
テープを進めたり、逆に戻したりすることも容易にでき
るようになる。
【0035】さらに、上記メモリ10には、1個のカセ
ット8のビデオデータやテープ位置情報等の記録内容の
みならず、複数のカセットのビデオデータやテープ位置
情報等の記録内容をも記憶することができる。すなわ
ち、本実施の形態のディジタルVCRは、カセット8を
着脱可能なものであるため、複数のカセットの記録内容
をメモリ10に記憶しておけば、それら複数のカセット
の記録内容を確認することが可能となる。
【0036】ただし、複数のカセットの記録内容をメモ
リ10に記憶する場合、本実施の形態のディジタルVC
Rにおいてそれら複数のカセットを個々に識別するため
の情報(以下、カセットIDと呼ぶ)が必要となる。
【0037】本実施の形態では、上記カセットIDと共
に、ディジタルVCR自身の識別情報(例えば装置製造
番号等)を新たに定義し、これらカセットID及び装置
識別情報を、前記システムデータの一つとして設けるこ
ととする。なお、上記カセットIDは、マイクロコンピ
ュータ9が適当なアルゴリズムにより発生するものであ
り、最も単純なカセットIDとしては、例えば本実施の
形態のディジタルVCRにカセットが装填された順番に
1番から順次1づつ番号が増加するような単純なものが
考えられる。また、上記装置識別情報は、当該ディジタ
ルVCRの製造時に予め設定されるもの、或いは最初の
電源投入時等にユーザが任意に設定するものである。
【0038】したがって、当該カセットID及び装置識
別情報を含むシステムデータが、前記ビデオ及びオーデ
ィオデータと共にカセット8のビデオテープ14に記録
されることで、本実施の形態のディジタルVCRにカセ
ット8を装着したときに、このビデオテープ14から再
生したデータから上記システムデータを分離し、上記カ
セットIDと装置識別情報をマイクロコンピュータ9が
読み取れば、当該カセットが当該ディジタルVCRによ
り記録されたものであるか或いは他のディジタルVCR
により記録されたものであるかを判別することができ、
また、当該カセットが複数のカセットのうちの何れのカ
セットであるのかを判別することができ、さらに当該カ
セットの記録内容を知ることが可能となる。
【0039】上述したようなカセットID及び装置識別
情報とカセットの記録内容とを対応付けるための、上記
メモリ10におけるアドレスマップとしては、例えば図
2に示すようなものを考えることができる。すなわち当
該図2に示すように、メモリ10内には、N+1個のカ
セットC0〜CNのそれぞれに対するデータ(記録内
容)を記憶するN+1個の領域M0〜MNが確保されて
いるものとする。これら各領域M0〜MNにはそれぞれ
アドレスA0〜ANが割り当てられている。なお、上記
N+1の値としては、例えばユーザが個人的に使用する
と思われるカセットの総数よりも多い値とすることが望
ましい。
【0040】図2中のPはアドレスポインタであり、本
実施の形態のディジタルVCRにカセット8が装着され
たとき、マイクロコンピュータ9によって、例えば図3
に示されたアルゴリズムで決定される。
【0041】この図3において、ステップS1において
アドレスポインタ決定処理が開始されると、マイクロコ
ンピュータ9は、ステップS2にてカセット8のビデオ
テープ14から再生されたシステムデータ中のカセット
IDと装置識別情報の取り込みを行う。
【0042】次に、マイクロコンピュータ9は、ステッ
プS3にてカセットIDが得られたか否かの判定を行
い、得られなかったときにはステップS6の処理に進
み、得られたときにはステップS4の処理に進む。
【0043】上記ステップS3にてカセットIDが得ら
れとき、マイクロコンピュータ9は、ステップS4にて
装置識別情報が当該ディジタルVCR自身の装置識別情
報(すなわちそのカセットに記録を行ったVCR)であ
るかいなかを判断し、当該ディジタルVCR自身の装置
識別情報でないと判断したときは何もしないで処理を終
了し、当該ディジタルVCR自身の装置識別情報である
と判断したときにはステップS5の処理に進む。
【0044】上記ステップS4にて当該ディジタルVC
R自身の装置識別情報であると判断したとき、マイクロ
コンピュータ9は、ステップS5において、上記装填し
たカセットから得られたカセットIDにアドレスポイン
タPを設定する。すなわち、図2の例では、メモリ10
のアドレスポインタPを、当該カセットの記録領域のア
ドレスに設定する。
【0045】また、上記ステップS3にてカセットID
が得られなかったときのマイクロコンピュータ9は、ス
テップS6において、当該カセットは新規なカセット
(当該ディジタルVCRに新たに装填されたカセット)
であると判断し、既に使用している最終アドレスポイン
タPの値を1インクリメントし、メモリ10内の未使用
領域を当該アドレスポインタPにて設定し、その後処理
を終了する。
【0046】上述したように、本実施の形態によれば、
メモリ(前記カセットメモリ)付きのカセットでなくて
も、ディジタルVCRにカセットを装着するだけで、そ
のカセット内のテープに記録されている内容の大略を瞬
時に知ることが可能となり、また、本実施の形態によれ
ば、ディジタルVCRのメモリに記憶されたテープの記
録領域の位置を自動的にサーチできる。
【0047】さらに、本実施の形態によれば、装置識別
情報とカセットIDの対応がとれるため、最終記録済部
分までテープを進めて止める機能(通称エンドサーチと
呼ばれている)を、例えばディジタルVCRにカセット
を脱着装着する動作を繰り返したとしても利用できる。
【0048】なお、上述した実施の形態では、メモリ1
0の記録内容として、ディジタルビデオ規格(DVフォ
ーマット)のビデオデータを例に挙げて説明したが、オ
ーディオデータについての記録内容も同様に扱うことが
できる。また、カセットIDと装置識別情報は、ビデオ
テープ14に記録するだけでなく、カセットメモリに記
憶することも可能である。
【0049】さらに、本実施の形態では、ディジタルビ
デオ規格のディジタルVCRを例に挙げたが、そのほか
のフォーマットのVCRでもよく、ディジタルスチルカ
メラやアナログVTR(ビデオテープレコーダ)にも適
用可能であり、さらに記録媒体もテープ状の記録媒体に
限らず、ディスク状の記録媒体等様々な記録再生メディ
アに適用できる。
【0050】また、メモリ10の構成やマイクロコンピ
ュータ9によるメモリ10のアドレス制御についても、
上述の実施の形態に限らず、本発明の仕様に合わせどの
ようにも変形が可能である。
【0051】なお、従来のアナログVTR(ビデオテー
プレコーダ)には、ユーザTOC用の半導体メモリを装
置内部に設け、複数のカセットの個々に対応したTOC
情報を当該半導体メモリ内に記憶するようにしたものが
既に存在している。この従来のアナログVTRにおいて
は、複数のカセットに張り付けたバーコードラベルのバ
ーコード番号と、上記半導体メモリに記憶したTOC情
報とを対応付けており、各カセットのバーコードラベル
に記録されたバーコード番号をバーコードリーダによっ
て読み取り、そのバーコード番号と一致したTOCを表
示可能としている。しかしこの場合、バーコードリーダ
を備えた専用のVTRでなければ、各カセットのTOC
情報を読み出すことができない。また、バーコードリー
ダを備えた同タイプのVTRであっても、最初に各カセ
ットのTOCとバーコード番号を対応させたVTRでは
ない別のVTRの場合は、当該カセットのTOCとバー
コード番号の対応がとれず、全く別のカセットとして判
断してしまうことになる。
【0052】これに対して、本実施の形態のディジタル
VCRでは、バーコードリーダのような専用のTOC読
み取り装置は必要なく、また、装置識別情報とカセット
IDとを設定しているので、別のVCRにて記録された
カセットを誤って別のカセットとして判断してしまうよ
うなこともない。さらに、本実施の形態のディジタルV
CRでは、TOC情報のみならず、ビデオデータの一部
をもメモリ10に記憶可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明の信号記録再生装置においては、
装置固有の装置識別情報と媒体識別情報とを発生して例
えば記録媒体に記録すると共に、記録媒体の記録内容に
関連する内容情報を生成して装置内部に保持することに
より、複数の記録媒体に記録された内容を瞬時に知るこ
とができると共に、ある記録媒体に対して例えば画像デ
ータのような大容量のデータを対応付けることや、ユー
ザが設定した任意の情報を対応付けることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態のディジタルVCRの概略構
成を示すブロック回路図である。
【図2】メモリのアドレスマップの説明に用いる図であ
る。
【図3】アドレスポインタの決定アルゴリズムを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】 1 ビデオ信号入力端子、 2 ビデオ信号処理回路、
3 オーディオ信号入力端子、 4 オーディオ信号
処理回路、 5 信号合成・変換処理回路、6 記録・
再生アンプ、 8 回転ドラム、 8 カセット、 9
マイクロコンピュータ、 10 メモリ、 11 ビ
デオ信号出力端子、 12 オーディオ信号出力端子、
13 入力キー、 14 ビデオテープ、 15 磁
気ヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱着可能な記録媒体に信号を記録及び再
    生する信号記録再生装置において、 装置固有の装置識別情報と複数の記録媒体の個々を識別
    する媒体識別情報とを発生する識別情報発生手段と、 記録媒体の記録内容に関連する内容情報を生成する内容
    情報生成手段と、 上記内容情報を記憶する記憶手段とを有することを特徴
    とする信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記内容情報生成手段は、記録媒体への
    信号記録の際に、当該記録媒体に記録される信号に基づ
    いて上記内容情報を生成することを特徴とする請求項1
    記載の信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記装置識別情報及び媒体識別情報を、
    上記記録媒体及び/又は記録媒体に付属する記憶素子に
    記録することを特徴とする請求項1記載の信号記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体及び/又は記録媒体に付属
    する記憶素子から再生した上記装置識別情報及び媒体識
    別情報に基づいて、上記記憶手段に記憶された内容情報
    を検索する検索手段を備えることを特徴とする請求項3
    記載の信号記録再生装置。
  5. 【請求項5】 キー入力手段を備え、 上記キー入力手段からの入力に基づいて、上記記憶手段
    に記憶された内容情報を検索する検索手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の信号記録再生装置。
  6. 【請求項6】 上記記録媒体に記録する信号はビデオ信
    号及び/又はオーディオ信号であり、 上記内容情報生成手段は、上記ビデオ信号及び/又はオ
    ーディオ信号の一部を上記内容情報として生成すること
    を特徴とする請求項2記載の信号記録再生装置。
JP9646098A 1998-04-08 1998-04-08 信号記録再生装置 Pending JPH11297038A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001216726A (ja) * 1999-11-05 2001-08-10 Sony United Kingdom Ltd オーディオ信号及び/又はビデオ信号生成装置、及びオーディオ信号及び/又はビデオ信号生成方法

Cited By (2)

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JP2001216726A (ja) * 1999-11-05 2001-08-10 Sony United Kingdom Ltd オーディオ信号及び/又はビデオ信号生成装置、及びオーディオ信号及び/又はビデオ信号生成方法
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