JPH11296634A - リライト可能な非接触icカード - Google Patents

リライト可能な非接触icカード

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JPH11296634A
JPH11296634A JP9504598A JP9504598A JPH11296634A JP H11296634 A JPH11296634 A JP H11296634A JP 9504598 A JP9504598 A JP 9504598A JP 9504598 A JP9504598 A JP 9504598A JP H11296634 A JPH11296634 A JP H11296634A
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JP
Japan
Prior art keywords
card
rewrite
contact
loop antenna
rewritable non
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9504598A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Kono
順二 河野
Hirokazu Kawai
宏和 河合
Genichi Saito
元一 斎藤
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信障害を発生させることなく、金属反射層
(例えばアルミニュームを蒸着した反射層)を有するリ
ライト機能を設ける。 【解決手段】 リライト部16は、ICカード10の略
中央に位置し、通信用ループアンテナ12の一部と制御
部11とを覆うように形成されている。言い換えると、
リライト部16は、通信用ループアンテナ12の一部と
交差するように形成される。リライト部16は、リライ
ト部16を設けない場合の非接触ICカードと地上側送
受信装置との通信距離を確保し得る面積を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機分野に
おけるプリペイカードや、流通分野におけるポイントカ
ードに係り、カードに記憶されているデータをリライト
(再書き込み)できるリライト可能な非接触ICカード
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄道分野では電子乗車券とし
て、自動販売機分野ではプリペイカードとして、流通分
野ではポイントカードとして、さまざまな所で非接触I
Cカードの適用が検討されている。しかしながら、非接
触カードに書き込まれた電子情報は、目で直接見ること
ができないため、ヒューマンインタフェースとしてのリ
ライト機能が今後益々重要になってくる。
【0003】ここで、図9は、従来のリライト可能な非
接触ICカードの構造を示す概念図である。図におい
て、リライト可能な非接触ICカード1は、下層から順
に、基材(PET)2、アンテナ&通信回路3、基材
(PET)4、金属反射層(アルミ蒸着)5、リライト
層6および保護層7からなる多層構造を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の非接
触ICカード1では、情報送受信に短波帯域(例えば1
3.56MHz)の搬送周波数を用いているため,該非
接触ICカード1上に図示するように金属反射層5を有
するリライト機能を搭載すると、電磁波が金属反射層5
に吸収されるので通信できず、電波障害が発生するとい
う問題があった。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、金属反射層(例えばアルミニュームを蒸着した
反射層)を有するリライト機能を設けても、通信障害を
発生しないリライト可能な非接触ICカードを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、制御回路と、該制
御回路に接続され、外部機器との間で無線通信するため
にカード周囲に設けられたループアンテナとを有するI
Cカード上に、金属反射膜と該金属膜を介して設けられ
たリライト層とを有するリライト部が形成されたリライ
ト可能な非接触ICカードにおいて、前記リライト部
は、前記ICカードの略中央に、少なくとも、リライト
部を有しない場合における前記外部機器との通信距離を
維持し得る面積を有して配置されることを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載のリライト可能な非接触ICカードにおいて、前記
リライト部は、その長辺を前記ICカードの長手方向に
沿って配置され、その短辺を前記ループアンテナより内
側に配置されることを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載のリライト可能な非接触ICカードにおいて、前記
リライト部は、前記制御回路を避けて配置されているこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明では、請求項3
記載のリライト可能な非接触ICカードにおいて、前記
リライト部は、前記ループアンテナの一部を覆うように
配置されることを特徴とする。
【0010】この発明では、制御回路とループアンテナ
とを有するICカード上に、該ICカードの略中央に、
少なくとも、リライト部を有しない場合における前記外
部機器との通信距離を維持し得る面積を有する、リライ
ト部を形成する。したがって、金属膜を有するリライト
部を設けても、通信障害が発生することがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態によるリライト可能な非接触
ICカードの一部の略構造を示す平面図である。図にお
いて、通信回路等の制御部11は、リライト可能な非接
触ICカード10の略中央に設けられており、該制御部
11の周囲には、通信用ループアンテナ12が形成され
ている。制御部11と通信用ループアンテナ12とは、
電気的に接続されている。
【0012】次に、図2は、リライト可能な非接触IC
カードの一部の積層構造を示す断面図である。図におい
て、上述した図1に示す制御部11および通信用ループ
アンテナ12からなる層13は、カード材料(基材:P
ET)14,15に挟まれており、外部からは見えない
構造となっている。カード材料14,15は、PET以
外にも、PVCまたはABSでもよい。カード厚みTC
は、ISO/IEC7810では、0.76tとなって
いる。
【0013】次に、図3は、リライト可能な非接触IC
カードのほぼ全体の積層構造を示す断面図であり、図4
は、上記リライト可能な非接触ICカードの平面図であ
る。図において、リライト部16は、リライト層17
と、該リライト層17を挟む、金属反射層(アルミ反射
層)18と保護層19とから構成されている。リライト
部16の厚みTRは、通常、10μm以下である。リラ
イト部16は、図4に示すように、ICカード10の略
中央に位置し、通信用ループアンテナ12の一部と制御
部11とを覆うように形成されている。言い換えると、
リライト部16は、通信用ループアンテナ12の一部と
交差するように形成されている。
【0014】ここで、図5は、ICカードとリライト部
の大きさの関係を説明するための平面図である。図示す
るように、リライト可能な非接触ICカード10の横の
長さが85.6mm、縦の長さが54mmで、該通信用
ループアンテナ12の横の長さをx(以下、リライト長
xという)、縦の長さをy(以下、リライト長yとい
う)とする。ICカード10の全面にリライト部16を
形成すると、前述したように、通信できない状態にな
る。そこで、本実施形態では、図7に示すように、リラ
イト部16を設けない場合の非接触ICカード20と地
上側送受信装置21との通信距離をL0とすると、該通
信距離L0を確保した状態で、リライト部16の面積が
小さくなるよう、リライト長x,yを変更する。
【0015】図6は、通信距離L0を確保した状態にお
けるリライト部16のリライト長x,yの関係を示す概
念図である。図示の例では、リライト長yが54mmの
とき、リライト長xは20mmとなった。但し、この関
係は、通信用ループアンテナ12が配置された位置によ
り変化する。
【0016】また、図6に示すように、リライト長yが
ある値(y1)になると、リライト長xの影響を受けな
いフラットな状態となる。このフラットな状態は、リラ
イト部16を通信用ループアンテナ12の中心位置に形
成した場合に得られる。前述した図5に示すリライト部
16は、このフラットな状態となる位置に形成されてい
る。なお、上述した実施形態では、非接触ICカード2
0と地上側送受信装置21との通信距離をL0に設定し
て説明したが,L0より小さい通信距離を設定すれば、
リライト部16の面積は、通信距離L0のときの面積よ
り大きくすることができる。
【0017】B.変形例 制御部11には、リライト部付き非接触ICカード10
の厚みを薄くするため、シリコンウェアーの厚みを非常
に薄くしたICが搭載されており、このICと通信用ル
ープアンテナ12とは、半田によって接続されている。
リライト部16の書き込み/消去は、サーマルヘッドに
よって行うが、書き込みのときには、サーマルヘッドか
ら高いジュール熱が発せられるとともに、カード押し付
け圧力も通常500g/cmほど加えられる。したがっ
て、リライト部16を制御部11の上に設けると、制御
部11を傷める恐れがある。このような場合、図8に示
すように、通信用ループアンテナ12の一部を覆い、か
つ制御部11を避けるようにリライト部16を配置すれ
ばよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下に示す効果が得られる。 (1)通信障害を発生することなく、金属反射層を有す
るリライト機能を設けることができるという利点が得ら
れる。 (2)金属反射層としてはアルミ蒸着を使用できるの
で、コストダウンを図ることができるという利点が得ら
れる。 (3)金属反射層を有するリライト部を設けることがで
きるので、リライトの白濁濃度を高めることができ、コ
ントラストの高い文字を表現できるという利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による非接触ICカードの
略構造を示す平面図である。
【図2】 本実施形態による非接触ICカードの積層構
造を示す断面図である。
【図3】 本実施形態による非接触ICカード上にリラ
イト部を形成したリライト可能な非接触ICカードの積
層構造を示す断面図である。
【図4】 本実施形態によるリライト可能な非接触IC
カードの平面図である。
【図5】 本実施形態による非接触ICカードとリライ
ト部の大きさの関係を説明するための平面図である。
【図6】 本実施形態によるリライト可能な非接触IC
カードにおける通信距離を確保した状態でのリライト長
x,yの関係を示す概念図である。
【図7】 リライト部を設けない場合の非接触ICカー
ドと地上側送受信装置との通信距離を示す概念図であ
る。
【図8】 本発明の変形例によるリライト可能な非接触
ICカードの略構造を示す平面図である。
【図9】 従来のリライト可能な非接触ICカードの断
面構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ICカード 11 制御部(制御回路) 12 通信用ループアンテナ(ループアンテナ) 16 リライト部 17 リライト層 18 金属反射層 19 保護層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御回路と、該制御回路に接続され、外
    部機器との間で無線通信するためにカード周囲に設けら
    れたループアンテナとを有するICカード上に、金属反
    射膜と該金属膜を介して設けられたリライト層とを有す
    るリライト部が形成されたリライト可能な非接触ICカ
    ードにおいて、 前記リライト部は、前記ICカードの略中央に、少なく
    とも、リライト部を有しない場合における前記外部機器
    との通信距離を維持し得る面積を有して配置されること
    を特徴とするリライト可能な非接触ICカード。
  2. 【請求項2】 前記リライト部は、その長辺を前記IC
    カードの長手方向に沿って配置され、その短辺を前記ル
    ープアンテナより内側に配置されることを特徴とする請
    求項1記載のリライト可能な非接触ICカード。
  3. 【請求項3】 前記リライト部は、前記制御回路を避け
    て配置されていることを特徴とする請求項2記載のリラ
    イト可能な非接触ICカード。
  4. 【請求項4】 前記リライト部は、前記ループアンテナ
    の一部を覆うように配置されることを特徴とする請求項
    3記載のリライト可能な非接触ICカード。
JP9504598A 1998-04-07 1998-04-07 リライト可能な非接触icカード Withdrawn JPH11296634A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230496A (ja) * 2000-11-30 2002-08-16 Tokyo Magnetic Printing Co Ltd 書き換え可能な情報表示部を有する非接触icカード

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230496A (ja) * 2000-11-30 2002-08-16 Tokyo Magnetic Printing Co Ltd 書き換え可能な情報表示部を有する非接触icカード
JP4619551B2 (ja) * 2000-11-30 2011-01-26 株式会社トッパンTdkレーベル 書き換え可能な情報表示部を有する非接触icカード

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