JPH11296562A - ユニット配置制限ルール定義装置およびユニット配置制限ルール定義方法 - Google Patents
ユニット配置制限ルール定義装置およびユニット配置制限ルール定義方法Info
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- JPH11296562A JPH11296562A JP9553898A JP9553898A JPH11296562A JP H11296562 A JPH11296562 A JP H11296562A JP 9553898 A JP9553898 A JP 9553898A JP 9553898 A JP9553898 A JP 9553898A JP H11296562 A JPH11296562 A JP H11296562A
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Abstract
制限を容易に定義し、かつ、登録する装置に関し、ユニ
ットの配置制限に関するルールを、配置制限に対応する
オブジェクトアイコンを用いて定義することを目的とす
る。 【解決手段】 ディスプレイ上に、ユニットを収納する
ラックの構成に対応する定義フィールド18を表示す
る。ユニットの配置制限に関する事項を表すオブジェク
トアイコン20,22のリストを表示する。オブジェク
トアイコン20,22を定義フィールド18上の適当な
位置に配置することでユニットに対する配置制限ルール
を定義する。定義された内容は情報データベース16に
保存する。
Description
ルール定義装置およびユニット配置制限ルール定義方法
に係り、特に、制御盤等を構成するユニットの配置制限
を容易に定義し、かつ、登録する装置および方法として
好適なユニット配置制限ルール定義装置およびユニット
配置制限ルール定義方法に関する。
リジェントCADが知られている。このようなCADを構築す
る上では、設計者の知識をいかに効率良くシステムに取
り込むかが重要であり、一般には、システムに登録すべ
きルールの抽出に多大な時間が必要である。上記の時間
を削減するためには、設計のルールを設計者から効率よ
く抽出してデータとして保存しうるシステムを用いるこ
とが有効である。
に収納される単数または複数のユニット等により構成さ
れる。個々のユニットには、それらの寸法や形状、また
は、ケーブルの引き出し位置などに起因して配置制限が
課される。従って、制御盤等の設計を支援するインテリ
ジェントCADを構築するためには、ユニットの配置制限
ルールを効率良く定義して保存することが必要である。
ザインターフェースを通じて設計ルールを入力すること
により必要なデータをCADに登録するシステムが開示さ
れている。しかしながら、上記従来のシステムでは、設
計ルールを効率良く登録するための工夫は何ら行われて
いない。
は、部品の図形データや、個々の部品の配置規則を記憶
するデータベースを備え、部品の種類や個数が与えられ
ると、データベースから読み出した情報を用いて設計支
援を可能とするシステムが開示されている。しかしなが
ら、上記のシステムにおいても、部品情報の登録を効率
良く行うことに関しては何ら工夫がされていない。
ニットの配置制限ルールを定義する手法としては、縦寸
法、横寸法、および、奥行き寸法等、予め定義されてい
るパラメータに対して値を入力する手法が標準的に用い
られている。しかし、ユニットの形状は必ずしも常に長
方形ではない。このため、予定のパラメータのみで全て
のユニット形状に対応することは困難である。更に、上
述した手法によると、パラメータに対する値の入力漏れ
が生じ易い。
めになされたもので、ユニットの配置制限に関するルー
ルを、配置制限に対応するオブジェクトアイコンを用い
て定義し得るユニット配置制限ルール定義装置を提供す
ることを第1の目的とする。
するルールを、配置制限に対応するオブジェクトアイコ
ンを用いて定義し得るユニット配置制限ルール定義方法
を提供することを第2の目的とする。
ルール定義装置は、ユニットを収納するラックの構成に
対応する定義フィールドを表示するフィールド表示手段
と、ユニットの配置制限に関する事項を表すオブジェク
トアイコンを表示するオブジェクトアイコン表示手段
と、所定のユニットに対して前記オブジェクトアイコン
と前記定義フィールドの所定位置とが指定された場合
に、それら3者の組み合わせを保存する定義内容保存手
段と、を備えるものである。
ルール定義装置は、前記オブジェクトアイコンが、物理
的干渉の原因となる干渉物を表す干渉オブジェクトアイ
コンを備えるものである。
ルール定義装置は、前記オブジェクトアイコンが、要求
される空間に関する事項を表す制約オブジェクトアイコ
ンを備えるものである。
ルール定義装置は、配置制限に関するユニットの特徴を
表すルールオプションを指定するためのルールオプショ
ン指定手段を備えると共に、前記定義内容保存手段が、
前記オブジェクトアイコンと前記定義フィールドの所定
位置との組み合わせと、前記ルールオプションとを所定
のユニットとの関係で保存するものである。
ルール定義装置は、所定のユニットに対して、前記オブ
ジェクトアイコンと前記所定位置とが指定された際に、
前記オブジェクトアイコンと前記所定位置とで定義され
る配置制約の内容を表示する定義内容表示手段を備える
ものである。
ルール定義装置は、前記オブジェクトアイコンと前記所
定位置との組み合わせ、および、前記ルールオプション
により複数の指定がなされた場合に、前記複数の指定が
矛盾しないことをチェックする定義内容チェック手段を
備えるものである。
ルール定義方法は、ユニットを収納するラックの構成に
対応して表示される定義フィールド上に、ユニットの配
置制限に関する事項を表すオブジェクトアイコンを表示
させるオブジェクトアイコン表示ステップと、所定のユ
ニットに対して前記オブジェクトアイコンと前記定義フ
ィールドの所定位置とが指定された場合に、それら3者
の組み合わせを保存する定義内容保存ステップと、を備
えるものである。
ルール定義方法は、前記オブジェクトアイコンが、物理
的干渉の原因となる干渉物を表す干渉オブジェクトアイ
コンを備えるものである。
ルール定義方法は、前記オブジェクトアイコンが、要求
される空間に関する事項を表す制約オブジェクトアイコ
ンを備えるものである。
限ルール定義方法は、配置制限に関するユニットの特徴
を表すルールオプションを指定するルールオプション指
定ステップを備えると共に、前記定義内容保存ステップ
が、前記オブジェクトアイコンと前記定義フィールドの
所定位置との組み合わせと、前記ルールオプションとを
所定のユニットとの関係で保存するものである。
限ルール定義方法は、所定のユニットに対して、前記オ
ブジェクトアイコンと前記所定位置とが指定された際
に、前記オブジェクトアイコンと前記所定位置とで定義
される配置制約の内容を表示する定義内容表示ステップ
を備えるものである。
限ルール定義方法は、前記オブジェクトアイコンと前記
所定位置との組み合わせ、および、前記ルールオプショ
ンにより複数の指定がなされた場合に、前記複数の指定
が矛盾しないことをチェックする定義内容チェックステ
ップを備えるものである。
実施の形態について説明する。なお、図中、同一の符号
はそれぞれ同一または相当する部分を示す。
1であるユニット配置制限ルール定義装置10のブロッ
ク構成図を示す。本実施形態のユニット配置制限ルール
定義装置10は、制御盤や配電盤等の構成要素として用
いられるユニットとラックとの組み合わせに対応する配
置制限ルールを定義して、制御盤等の設計支援用CADの
データとして保存するための装置である。
装置10は、後述する内容を表示するディスプレイ1
2、後述する処理を実行する定義内容チェック部14、
および、後述する配置制限データを保存する情報管理デ
ータベース16を備えている。情報管理データベース1
6は、テキストデータファイルやリレーショナルデータ
ベース等、データを管理保存する機能を有する汎用的デ
バイスにより実現することができる。
定義フィールド18、干渉オブジェクトアイコン20、
制約オブジェクトアイコン22、ルールオプション指定
欄24およびコマンドボタン26が表示されている。定
義フィールド18には、処理の対象として特定されたラ
ックの構造が模式的に表される。定義フィールド18に
は、具体的には、ラック内部の収納スペースや、ラック
が備える垂直母線(VB)に対応するスペース等が表示
される。
な干渉を生じさせる部材の存在を表示するためのアイコ
ンである。干渉オブジェクトアイコン20には、例え
ば、ユニットの張り出し部分を表示するためのアイコ
ン、ユニットから導かれるケーブルを表示するためのア
イコン、および、グリップ等の付属物を表示するための
アイコン等が含まれている。
な要素に起因しない配置制限を表示するためのアイコン
である。具体的には、制約オブジェクトアイコン22
は、ユニットの周囲に確保すべき空間の大きさを表示す
るためのアイコンである。ユニットには、物理的干渉を
避けるための配置制限の他、例えば放熱性を確保するた
めに必要な空間を確保するための配置制限が課されるこ
とがある。制約オブジェクトアイコン22は、上記の要
求に対応して設けられたアイコンである。
イコン20および制約オブジェクトアイコン22は、例
えば、ドラッグ・アンド・ドロップにより、または、そ
れらのアイコンのポイントと定義フィールド18上の所
定位置の指定とにより、定義フィールド上の所定位置に
表示させることができる。
ジェクトアイコンおよび制約オブジェクトアイコンに対
応する特徴を除く他の事項で、ユニットの配置制限に関
係する事項を指定するための欄である。ルールオプショ
ン指定欄24には、例えば、ユニットがラックから引き
出される引き出し式であるか、あるいは、ラックに固定
される固定式であるかを選択する欄、ユニットに付属す
るグリップの型式を指定するための欄などが表示されて
いる。また、ルールオプション指定欄24には、予め設
定されている事項に含まれない事項を指定するための備
考欄が設けられている。このため、本実施形態によれ
ば、ユニットの特性を正確にユニット配置制限ルール定
義装置10に入力することができる。
ルール定義装置10に実行させる処理の内容を指定する
ためのボタンである。コマンドボタン26には、複数の
ボタンが含まれている。ユニット配置制限ルール定義装
置10は、クリックにより指定されたコマンドボタン2
6に対応する処理を実行する。
示部28が表示されている。定義内容表示部28は、上
述した干渉オブジェクトアイコン20および制約オブジ
ェクトアイコン22により定義された内容が視覚的に理
解できるように表示される。定義内容表示部28におけ
る表示処理は、コマンドボタン26の操作により行われ
る。
イ12上で指定された複数の内容に矛盾が生じていない
かをチェックする処理が行われる。定義内容チェック部
14では、例えば、ユニットの周囲に空間を確保すべき
ことが指定されており、かつ、確保すべき空間の大きさ
が指定されていない場合などに指定内容が不適切である
と判断される。定義内容チェック部14の処理は、ディ
スプレイ12上で指定された内容をデータベース16に
保存する処理に先立って実行される。
ット配置制限ルール定義10の構成および動作をより詳
細に説明する。尚、図2において上記図1に示す部分と
同一の部分には、同一の符号を付してその説明を省略ま
たは簡略する。
のディスプレイ12に表示されるウィンドウの詳細を示
す。本実施形態において、ユニット配置制限ルール定義
装置10は、図2に示す如く、ディスプレイ12上に定
義ウィンドウ30と形状確認ウィンドウ32とを表示す
ることができる。形状確認ウィンドウ32は、上記図1
に示す定義内容チェック部14を構成するウィンドウで
ある。
特定のラックとの組み合わせに対応する配置制限ルール
を定義する際に表示すべきウィンドウである。定義ウィ
ンドウ30には、その左上方に定義フィールド18が表
示されている。
す。定義フィールド18は、上述の如く、ラックの構成
に対応して描かれている。より具体的には、定義フィー
ルド18は、図3における左側を表面側とし、かつ、図
3における右側を裏面側としてラックを配置した際のラ
ックの断面構造に対応している。
は、図3に示す如く、“A1”〜“A27”を付して表す1
8の領域と、“U”を付して表す領域とに区分されてい
る。本実施形態において用いられるラックは、横幅が一
定で表側および裏側の双方からユニットを配置すること
ができる構造を有している。
ニット配置領域の間にラックの内部を垂直方向に延在す
る垂直母線VBを備え、かつ、ラックの内部を水平方向に
延在する水平母線HBを備えている。垂直母線VBにはラッ
クの上面側から電力が供給されている。定義フィールド
18において、領域A11〜A17は、垂直母線VBに対応する
領域である。また、定義フィールド18において、領域U
は、ユニットの配置領域として指定された領域である。
は、定義フィールド18の下方に、干渉オブジェクトアイ
コン20および制約オブジェクトアイコン22のリスト
が表示されている。リスト中に示される「上向き」および
「下向き」アイコンは、電源ケーブルを表す“ケーブルア
イコン”であり、それぞれ、電源ケーブルが上向きまた
は下向きに配線されることを表す場合に用いられる。
「裏側の奥」アイコンは、ユニットが側面視がL形状であ
ることを表すための“L型アイコン”であり、それぞ
れ、ユニットの張り出し部分が裏側のスペースA21〜A27
に進入しないこと、裏側のスペースA21〜A27の途中まで
進入すること、および、裏側のスペースA21〜A27の奥ま
で進入することを表す場合に用いられる。
トが水平母線から電力の供給を受けるのに適しているこ
とを表すためのアイコンである。また、「禁則領域」アイ
コンは、ラック内の禁則領域を表すためのアイコンであ
る。更に、「固定」アイコンおよび「確保」アイコンは、そ
れぞれ、物理的な干渉の原因となる要素の寸法(例え
ば、L型ユニットにおける張り出し部の高さ)を指定する
ため、または、所望の放熱性を得るためのスペース確保
や電源ケーブルの配線のためのスペース確保等の目的で
要求される空間の大きさを指定するために用いられるア
イコンである。
は、定義フィールド18の右側にルールオプション指定
欄24が表示されている。ルールオプション指定欄24
には、「引き出し形」および「固定形」を指定するチェック
ボックスが設けられている。これらのチェックボックス
は、ユニットがラックから引き出し得る引き出し形であ
るか、あるいは、ラックに固定される固定形であるかを
指定するために用いられる。
配置」、「他グリップ接続不可」および「表面配置専用」を
指定するためのチェックボックスが設けられている。
「底面配置」ボックスは、ユニットに、重量制限等の理由
で底面配置が要求されていることを表す場合に用いられ
る。
リップは、垂直母線VBまたは水平母線HBに接触すること
により、それらの母線から電力を取り込むための部材で
ある。「他グリップ接続不可」ボックスは、電力容量等
の理由で、他のユニットのグリップが同一の母線に接触
するのを避ける必要がある場合に用いられるボックスで
ある。また、「表面配置置専用」ボックスは、ユニット
をラックの表面側に配置する必要がある場合に用いられ
るボックスである。
続部コード」欄が設けられている。「VB接続部コード」
欄は、ユニットと垂直母線VBとを接続するグリップの型
式を指定するための欄である。また、ルールオプション
指定欄24には、「VB要否」指定欄、「VB切断」指定
欄、「内取付枠要否」指定欄、「内取付枠切断」指定
欄、「VB容量」指定欄、「HB容量」指定欄、および、
「一面当たりの最大個数指定欄」が設けられている。
すべきユニットをラックに配置するにあたり垂直母線VB
が必要であるか、垂直母線VBの切断が必要であるか、取
付枠が必要であるか、その取付枠の切断が必要であるか
等に応じて、また、垂直母線VBおよび水平母線HBに流通
させるべき最大電力の要求値や、放熱性や相互干渉の観
点から一面当たりに配置し得る最大個数に応じて適当に
設定される。
く、アイコンリストの右側に備考欄34が設けられてい
る。備考欄34には、干渉オブジェクトアイコン20、
制限オブジェクトアイコン22、および、ルールオプシ
ョン指定欄24の指定により特定できない種々の特徴が
書き込まれる。
リストおよび備考欄34の下方にコマンドボタン26が
表示されている。コマンドボタン26には、「登録」ボ
タン36、「TBオプション」ボタン38、「終了」ボタ
ン40および「形状表示」ボタン42が含まれている。
義ウィンドウ30で定義された内容が定義内容チェック
部14でチェックされた後、情報データベース16に保
存される。「TBオプション」ボタン38がクリックされ
ると、他の任意的処理の実行が可能となる。「終了」ボタ
ン40がクリックされると、ユニット配置制限ルール定
義装置10による配置制限ルールの定義処理が終了され
る。また、「形状表示」ボタン42がクリックされると、
定義ウィンドウ30で定義した内容が形状確認ウィンド
ウ32に表示される。
ら高さ700の部分が裏面側に張り出したL字形状を有
し、かつ、上端部近傍に垂直母線VBと接触するためのグ
リップを備えるユニットに対する配置制限ルールを定義
した場合の画面を示す。定義ウィンドウ18において図
2に画面を作成した後、「形状表示」ボタン42をクリ
ックすると、形状確認ウィンドウ32に、定義されたユ
ニットの形状に対応する形状が表示される。このため、
ユニット配置制限ルール定義装置10の使用者は、ユニ
ットについて定義された内容を目視により容易に確認す
ることができる。
ット配置制限ルール定義装置10を用いて、底面から高
さ700の部分が裏面側に張り出したL字形状のユニッ
トに対する配置制限ルールを定義する手順について説明
する。
うべく干渉オブジェクトアイコン20および制限オブジ
ェクトアイコン22を定義フィールド18の所定位置に
配置した状態を示す。本実施形態において、上述したユ
ニットの形状は、図4に示す如く、底面側が裏面方向に
張り出した形状を有する“L型アイコン”をA15欄に配
置し、かつ、寸法が700に指定された“固定アイコ
ン”をA25欄に配置することで定義される。換言する
と、本実施形態のユニット配置制限ルール定義装置10
は、A15欄およびA25欄にそれぞれ上記のアイコンが配置
されると、U欄に配置されるユニットが、底面から70
0の部分が裏面側に張り出した形状を有していると認識
する。
有している場合、そのユニットには、裏面側に張り出し
た部分が他の部材等と干渉しないための配置制限ルール
を適用する必要がある。このため、ユニット配置制限ル
ール定義装置10は、ユニット形状が上記の如く定義さ
れた場合、そのユニットに対して、ユニットの張り出
し部が存在する領域への他のユニットの配置を禁止する
干渉ルール、および、垂直母線VBの、ユニットの張り
出し部と干渉する部分の切断を要求する制約ルールを定
義する。
2をクリックすると、定義されたユニットの形状を上記
の如く形状確認ウィンドウ32で確認することができ
る。また、登録ボタン36をクリックすると、定義され
た内容に矛盾が生じていないかがチェックされた後、そ
の定義内容が情報管理データベース16に保存される。
このため、本実施形態のユニット配置制限ルール定義装
置10によれば、ユニットに関する配置制限ルールの定
義および保存を、確実に、かつ、効率的に行うことがで
きる。
発明の実施の形態2について説明する。図5は、本実施
形態において処理の対象とされるユニットの形状が定義
された定義フィールド18の画面を示す。本実施形態に
おいて処理の対象とされるユニットは、その上面から電
源ケーブルが引き出される形式である。また、本実施形
態で用いられるユニットには、電源ケーブルとラックと
の結線等のためにユニット上部に少なくとも200の空
間を確保することが要求される。
く、電源ケーブルが上向きに延在することを表す“ケー
ブルアイコン”をA1欄に配置し、かつ、寸法が200に
指定された“寸法アイコン”をA2欄に配置することで定
義される。尚、寸法アイコンは、ユニットの周囲に確保
すべき空間の大きさを指定するためのアイコンである。
装置10は、A1欄およびA2欄にそれぞれ上記のアイコンが
配置されると、U欄に配置されるユニットの上面からラ
ックの天面まで電源ケーブルが延在することを認識す
る。この場合、ユニット配置制限ルール定義装置10
は、そのユニットに対して、ユニットの上部の他のユ
ニットを配置することを禁止する干渉ルール、および、
ユニットの上部に200の空間を確保するという制約
ルールを定義する。
2をクリックすると、定義されたユニットの特徴を形状
確認ウィンドウ32で確認することができる。また、登
録ボタン36をクリックすると、定義された内容に矛盾
が生じていないかがチェックされた後、その定義内容が
情報管理データベース16に保存される。このため、本
実施形態のユニット配置制限ルール定義装置10によれ
ば、ユニットに関する配置制限ルールの定義および保存
を、確実に、かつ、効率的に行うことができる。
発明の実施の形態3について説明する。図6は、本実施
形態において処理の対象とされるユニットの形状が定義
された定義フィールド18の画面を示す。本実施形態に
おいて処理の対象とされるユニットは、その下端部近傍
から裏面側へ、ラックの天面に接続されるべき電源ケー
ブルが引き出される形式である。また、このユニット
は、ラックの表面に配置することが指定されたユニット
である。
く、電源ケーブルが上向きに延在することを表す“ケー
ブルアイコン”をA21欄に配置し、寸法が200に指定
された“寸法アイコン”をA25欄に配置し、かつ、上述
したルールオプション指定欄24の表面配置専用ボックス
をチェックすることで定義される。尚、本実施形態で用
いられる寸法アイコンは、電源ケーブルの通過のために
必要な空間の大きさを指定するためのアイコンである。
装置10は、A21欄およびA25欄にそれぞれ上記のアイコ
ンが配置され、かつ、表面配置専用ボックスがチェック
されると、U欄の下端部近傍から裏面方向に電源ケーブ
ルが導出され、更に、その電源ケーブルが裏面側スペー
スを通ってラックの天面まで延在することを認識する。
この場合、ユニット配置制限ルール定義装置10は、そ
のユニットに対して、電源ケーブルと干渉する部位に
他のユニットを配置することを禁止する干渉ルール、お
よび、ユニットをラックの表面のみに配置するという
制約ルールを定義する。
2をクリックすると、定義されたユニットの特徴を形状
確認ウィンドウ32で確認することができる。また、登
録ボタン36をクリックすると、定義された内容に矛盾
が生じていないかがチェックされた後、その定義内容が
情報管理データベース16に保存される。このため、本
実施形態のユニット配置制限ルール定義装置10によれ
ば、ユニットに関する配置制限ルールの定義および保存
を、確実に、かつ、効率的に行うことができる。
スプレイ12に定義フィールド18およびアイコンリス
トが表示されることにより前記請求項1記載の「フィー
ルド表示手段」および「オブジェクトアイコン表示手
段」が実現されていると共に、情報管理データベース1
6により前記請求項1記載の「定義内容保存手段」が実
現されている。
ルオプション指定欄24により前記請求項4記載の「ル
ールオプション指定手段」が実現されていると共に、形
状確認ウィンドウ32により前記請求項5記載の「定義
内容表示手段」が、また、定義内容チェック部14によ
り前記請求項6記載の「定義内容チェック手段」が、そ
れぞれ実現されている。
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
および7記載の発明によれば、オブジェクトアイコンを
用いることにより、ユニットの配置制限ルールを確実か
つ効率的に定義および保存することができる。
理的干渉を生じさせないための配置制限ルールを確実か
つ効率的に定義および保存することができる。
求される空間を確保するための配置制限ルールを確実か
つ効率的に定義および保存することができる。
ユニットやその付属物の形状や、空間的な要求で定義す
ることのできない配置制限ルールを確実かつ効率的に定
義し、また、保存することができる。
定義した配置制限ルールの内容を目視により容易に確認
することができる。
誤った配置制限ルールの登録を有効に防止することがで
きる。
ール定義装置のブロック構成図である。
ール定義装置において表示されるウィンドウの詳細を示
す図である。
ある。
ニットに対応する定義フィールドの図である。
ニットに対応する定義フィールドの図である。
ニットに対応する定義フィールドの図である。
プレイ、 18 定義フィールド、 20 干渉オブジェク
ト、 22 制約オブジェクト、 24ルールオプション
指定欄、 26 コマンドボタン、 28 定義内容表示
部、 30 定義ウィンドウ、 32 形状確認ウィンド
ウ。
Claims (12)
- 【請求項1】 ユニットを収納するラックの構成に対応
する定義フィールドを表示するフィールド表示手段と、 ユニットの配置制限に関する事項を表すオブジェクトア
イコンを表示するオブジェクトアイコン表示手段と、 所定のユニットに対して前記オブジェクトアイコンと前
記定義フィールドの所定位置とが指定された場合に、そ
れら3者の組み合わせを保存する定義内容保存手段と、 を備えることを特徴とするユニット配置制限ルール定義
装置。 - 【請求項2】 前記オブジェクトアイコンは、物理的干
渉の原因となる干渉物を表す干渉オブジェクトアイコン
を備えることを特徴とする請求項1記載のユニット配置
制限ルール定義装置。 - 【請求項3】 前記オブジェクトアイコンは、要求され
る空間に関する事項を表す制約オブジェクトアイコンを
備えることを特徴とする請求項1または2記載のユニッ
ト配置制限ルール定義装置。 - 【請求項4】 配置制限に関するユニットの特徴を表す
ルールオプションを指定するためのルールオプション指
定手段を備えると共に、 前記定義内容保存手段は、前記オブジェクトアイコンと
前記定義フィールドの所定位置との組み合わせと、前記
ルールオプションとを所定のユニットとの関係で保存す
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載
のユニット配置制限ルール定義装置。 - 【請求項5】 所定のユニットに対して、前記オブジェ
クトアイコンと前記所定位置とが指定された際に、前記
オブジェクトアイコンと前記所定位置とで定義される配
置制約の内容を表示する定義内容表示手段を備えること
を特徴とする請求項1乃至4記載のユニット配置制限ル
ール定義装置。 - 【請求項6】 前記オブジェクトアイコンと前記所定位
置との組み合わせ、および、前記ルールオプションによ
り複数の指定がなされた場合に、前記複数の指定が矛盾
しないことをチェックする定義内容チェック手段を備え
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載
のユニット配置制限ルール定義装置。 - 【請求項7】 ユニットを収納するラックの構成に対応
して表示される定義フィールド上に、ユニットの配置制
限に関する事項を表すオブジェクトアイコンを表示させ
るオブジェクトアイコン表示ステップと、 所定のユニットに対して前記オブジェクトアイコンと前
記定義フィールドの所定位置とが指定された場合に、そ
れら3者の組み合わせを保存する定義内容保存ステップ
と、 を備えることを特徴とするユニット配置制限ルール定義
方法。 - 【請求項8】 前記オブジェクトアイコンは、物理的干
渉の原因となる干渉物を表す干渉オブジェクトアイコン
を備えることを特徴とする請求項7記載のユニット配置
制限ルール定義方法。 - 【請求項9】 前記オブジェクトアイコンは、要求され
る空間に関する事項を表す制約オブジェクトアイコンを
備えることを特徴とする請求項7または8記載のユニッ
ト配置制限ルール定義方法。 - 【請求項10】 配置制限に関するユニットの特徴を表
すルールオプションを指定するルールオプション指定ス
テップを備えると共に、 前記定義内容保存ステップは、前記オブジェクトアイコ
ンと前記定義フィールドの所定位置との組み合わせと、
前記ルールオプションとを所定のユニットとの関係で保
存することを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項記
載のユニット配置制限ルール定義方法。 - 【請求項11】 所定のユニットに対して、前記オブジ
ェクトアイコンと前記所定位置とが指定された際に、前
記オブジェクトアイコンと前記所定位置とで定義される
配置制約の内容を表示する定義内容表示ステップを備え
ることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項記
載のユニット配置制限ルール定義方法。 - 【請求項12】 前記オブジェクトアイコンと前記所定
位置との組み合わせ、および、前記ルールオプションに
より複数の指定がなされた場合に、前記複数の指定が矛
盾しないことをチェックする定義内容チェックステップ
を備えることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか
1項記載のユニット配置制限ルール定義方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09553898A JP4097771B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | ユニット配置制限ルール定義装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP09553898A JP4097771B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | ユニット配置制限ルール定義装置 |
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JPH11296562A true JPH11296562A (ja) | 1999-10-29 |
JP4097771B2 JP4097771B2 (ja) | 2008-06-11 |
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JP09553898A Expired - Fee Related JP4097771B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | ユニット配置制限ルール定義装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4097771B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006011545A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Terumo Corp | 手術用医療キットの設計システム及びプログラム |
JP2012174175A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Nitto Kogyo Co Ltd | キュービクル式高圧受電設備の選定システム |
JP2015201118A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-12 | 日東工業株式会社 | 分電盤の選定システム |
KR20210057605A (ko) * | 2019-11-12 | 2021-05-21 | 주식회사 엔씨소프트 | 게임 콘텐츠 생성 방법 및 장치 |
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1998
- 1998-04-08 JP JP09553898A patent/JP4097771B2/ja not_active Expired - Fee Related
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