JPH11296107A - エレクトロルミネッセンス駆動回路部品の実装構造 - Google Patents

エレクトロルミネッセンス駆動回路部品の実装構造

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JPH11296107A
JPH11296107A JP10097967A JP9796798A JPH11296107A JP H11296107 A JPH11296107 A JP H11296107A JP 10097967 A JP10097967 A JP 10097967A JP 9796798 A JP9796798 A JP 9796798A JP H11296107 A JPH11296107 A JP H11296107A
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JP
Japan
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drive circuit
key
panel
mounting structure
inductor
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JP10097967A
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English (en)
Inventor
Munehisa Takeda
宗久 武田
Yoshinori Yokoyama
吉典 横山
Tsutomu Inoue
勉 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧の交流電圧が流れるEL駆動回路部品
の実装位置のために、電磁ノイズが通信制御やスピーカ
音に悪影響を及ぼしたり、装置全体が厚くなる。 【解決手段】 インダクタ11などの駆動回路部品を実
装したEL駆動回路基板13を、キーベース部5aとE
Lパネル8との間に形成された空間に配置し、メイン基
板15、キーボタン基板6やスピーカ20と離して構成
したので、当該空間を有効利用して薄型化が図れるとと
もに、電磁ノイズを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機など
の小型電子機器に用いられるエレクトロルミネッセンス
(以下、「EL」と記す。)発光・表示装置におけるE
L駆動回路部品の実装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、目覚ましく技術が進展し、普及が
拡大している携帯電話機にあっては、夜間の路上など比
較的暗い場所での操作を簡便にするため、液晶表示部や
キーボタン部にバックライトを照射する発光・表示装置
が用いられている。また、携帯電話機をはじめとする各
種電子機器は多様化が進むとともに、薄型・小型化して
きている。特に携帯電話機にあっては、厚さが10mm
〜20mmの薄型タイプのものが出現している。このよ
うな薄型タイプのものでは、発光・表示装置の薄型化も
必須となるため、導光路が必要で薄型化に難点のあるL
EDを用いたものから、薄膜シートで構成できるELパ
ネルを用いたものに変わりつつある。
【0003】図10は従来の携帯電話機の外観を示す斜
視図、図11は従来のEL駆動回路部品の実装構造を示
す部分断面図である。図10および図11において、2
1はフロントケース、22はリアケース、23はフロン
トケース21に設けられた液晶表示器、25はキーパッ
ドである。このキーパッド25は、キーベース部25a
と、このキーベース部25a上に設けられたダイヤルキ
ー、機能キーなどのキーボタン部25bと、このキーボ
タン部25bからの押圧力をキーボタン基板26のキー
電極26aに伝えるキー押さえ部25cと、このキー押
さえ部25cの押圧方向を規制するために、キーベース
部25aの裏面に、後述するELパネル28と当接可能
に突設されたキー支え部25dとを備えている。
【0004】27はその一端をフロントケース21に回
動可能に設けられたフリップであり、閉じたときにキー
ボタン部25bの一部を覆ってこれを保護するととも
に、誤操作を防止するものである。28はキーボタン部
25bと液晶表示器23とを照光するためにキーベース
部25aおよび液晶表示器23の下方に離隔配置された
ELパネルであり、図示しないベースフィルム上に、図
示しない透明電極層、発光体層、誘電体層、背面電極層
および絶縁層を順次積層形成したものである。28aは
キー押さえ部25cが挿通される貫通穴である。
【0005】30はELパネル28を駆動するインバー
タICや周波数調整用のコンデンサなどの電気部品、3
1はソレノイド方式のインダクタであり、キーボタン基
板26の裏面に実装されている。34はシールドボック
ス、35はシールドボックス34で遮蔽され通信を制御
するメイン基板、36はフリップ27に設けられたマイ
ク、37はスピーカ、38は送受信用のアンテナであ
る。
【0006】次に動作について説明する。キーボタン部
25bの中の電源ボタンが押されると駆動回路がONに
なり、ELパネル28の図示しない透明電極層及び背面
電極層間に百数十Vの交流電圧が印加され、電界励起が
生じて電子が発光体層に衝突し発光する。この発光によ
り、キーボタン部25bと液晶表示器23とが照光さ
れ、暗い場所でのキー操作などを簡便にする。
【0007】次に液晶表示器23のみを照光する従来の
他のEL駆動回路部品の実装構造について説明する。図
12は液晶表示器のみを照光する従来の他のEL駆動回
路部品の実装構造を示す部分平面図、図13は図12に
対応する部分断面図であり、図12および図13におい
て、39は液晶表示器23を照光するためのELパネル
28から延設され、インダクタ31や電気部品30を実
装したフレキシブル基板であり、スピーカ37に隣接配
置したものである。その他の構成および基本動作は、上
記第1の従来例と同様であるので、説明を省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のEL駆動回路部
品の実装構造は以上のように構成されているので、高電
圧の交流電圧が流れるインダクタ31や電気部品30が
キーボタン基板26上に実装されており、電磁ノイズが
操作動作や通信制御に悪影響を及ぼしたり、キーボタン
基板26から下方に突出した当該電気部品30,インダ
クタ31のために装置全体が厚くなるなどの課題があっ
た。
【0009】また、従来の他のEL駆動回路部品の実装
構造にあっては、高電圧の交流電圧が流れる上記電気部
品30,インダクタ31がスピーカ37に隣接配置され
ているため、スピーカ37の音にノイズを発生させるな
どの課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、薄型化を図るとともに、電磁ノイ
ズを低減できるEL駆動回路部品の実装構造を得ること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るEL駆動
回路部品の実装構造は、ELパネルの駆動回路部品をキ
ーベース部と当該ELパネルとの間に形成された空間に
配置したものである。
【0012】この発明に係るEL駆動回路部品の実装構
造は、駆動回路部品の一部にトロイダル方式のインダク
タを用いたものである。
【0013】この発明に係るEL駆動回路部品の実装構
造は、キー支え部をインダクタの中心空隙部と対向する
位置に配設し、かつ、当該中心空隙部と係合可能に形成
したものである。
【0014】この発明に係るEL駆動回路部品の実装構
造は、少なくとも1つ以上のキーボタン部を取り囲める
大きさに形成された中心空隙部を有するインダクタをE
Lパネル上に配置したものである。
【0015】この発明に係るEL駆動回路部品の実装構
造は、少なくとも2つ以上に分割して形成されたインダ
クタを、キーベース部とELパネルとの間に形成された
空間に分散配置したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は携帯電話機におけるこの発明の実
施の形態1によるEL駆動回路部品の実装構造を示す部
分断面図、図2はEL駆動回路部品の実装構造を示す平
面図である。図1および図2において、1はフロントケ
ース、2はリアケース、3は液晶表示器、4は表示窓、
5はキーパッドである。このキーパッド5は、キーベー
ス部5aと、このキーベース部5a上に設けられたダイ
ヤルキーや機能キーなどのキーボタン部5bと、このキ
ーボタン部5bからの押圧力をキーボタン基板6のキー
電極6aに伝えるキー押さえ部5cと、このキー押さえ
部5cの押圧方向を規制するために、キーベース部5a
の裏面の外周縁部および隣接するキーボタン部5b間の
適宜位置に、後述するELパネル8と当接可能に突設さ
れたキー支え部5dとを備え、例えば、軟質性のシリコ
ンゴムなどにより一体成形されたものである。7はその
一端をフロントケース1に回動可能に設けられたフリッ
プであり、閉じたときにキーボタン部5bの一部を覆っ
てこれを保護するとともに、誤操作を防止するものであ
る。
【0017】8はキーボタン部5bと液晶表示器3とを
照光するためにキーベース部5aおよび液晶表示器3の
下方に離隔配置されたELパネルであり、図示しないベ
ースフィルム上に、図示しない透明電極層、発光体層、
誘電体層、背面電極層および絶縁層を順次積層形成した
ものである。8aはキー押さえ部5cが挿通される貫通
穴、9はキーパッド5とELパネル8とをフロントケー
ス1に組み付けたときに、キー支え部5dがELパネル
8と当接する位置を示すキー支え部当接位置である。
【0018】10はELパネル8を駆動するインバータ
IC(駆動回路部品)、11はエネルギーを蓄積する、
例えば、ソレノイド方式のインダクタ(駆動回路部
品)、12は周波数調整用のコンデンサなどの電気部品
(駆動回路部品)である。13はこれらインバータIC
10やインダクタ11、電気部品12を実装したEL駆
動回路基板(駆動回路部品)であり、キーベース部5a
とELパネル8との間に形成された空間を利用してEL
パネル8上面に貼付して配置したものである。また、こ
のEL駆動回路基板13は、電磁ノイズの影響を低減す
べく、シールドボックス14で遮蔽されたメイン基板1
5、キーボタン基板6やスピーカ20から、従来よりも
離れた位置に配置してある。なお、図示を省略するが、
マイク、アンテナ、配線その他の基本構成部材は、周知
・慣用手段によって適宜位置に設けられている。
【0019】次に動作について説明する。キーボタン部
5bの中の電源ボタンが押されると、EL駆動回路基板
13上の駆動回路がONになり、インバータIC10か
らインダクタ11に電流が流れ、このインダクタ11に
エネルギーが蓄積される。インダクタ11に蓄積された
エネルギーは、ある間隔でELパネル8に移され、EL
パネル8の電圧が上昇する。このELパネル8に貯めら
れた電荷は、コンデンサなどの電気部品12で規定され
る周波数毎に放電され、このとき電子が図示しない発光
体層に衝突することにより発光が得られる。この発光に
より、キーボタン部5bと液晶表示器3とが照光され、
暗い場所でのキー操作などを簡便にする。このときEL
駆動回路基板13上の駆動回路には、高電圧の交流電流
が流れるために電磁ノイズが発生するが、EL駆動回路
基板13をメイン基板15、キーボタン基板6やスピー
カ20から離れた位置に配置してあるので、電磁ノイズ
の影響を低減できる。
【0020】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、EL駆動回路基板13をキーベース部5aとELパ
ネル8との間に形成された空間に配置し、従来利用され
ずに無駄になっていた空間を有効利用することで、EL
駆動回路基板13を設けるための空間を別途設ける必要
がなくなり、携帯電話機の薄型化を図ることができる効
果が得られる。また、かかる空間にEL駆動回路基板1
3を配置することにより、メイン基板15、キーボタン
基板6やスピーカ20から離れた位置を容易に選択して
配置できるので、電磁ノイズの影響を低減できる効果が
得られる。さらに、EL駆動回路基板13がELパネル
8の上面に配置されているので、高電圧の配線を短縮で
き、電磁ノイズの影響を低減できる効果も得られる。
【0021】なお、上記実施の形態1では、EL駆動回
路基板13をELパネル8の上面に貼付して配置するも
のとして説明したが、これに限られず、貼付せずに単に
載置するだけでもよく、この場合も同様の効果が期待で
きる。また、ELパネル8を、キーボタン部5bと液晶
表示器3の両者を照光するものとして説明したが、いず
れか一方のみを照光するように配設してもよく、この場
合も同様の効果が期待できる。
【0022】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるEL駆動回路部品の実装構造を示す平面図で
ある。なお、以下の説明において、既に説明した部材と
同一の部材もしくは相当する部材には、同一の符号を付
して説明を省略する。図3において、16はトロイダル
方式のインダクタである。すなわち、上記実施の形態1
において使用したソレノイド方式のインダクタ11は、
その性質上、厚みが例えば2mm程度に形成されている
のに対し、このトロイダル方式のインダクタ16は、厚
みが1mm程度に形成されたものを用いている。そし
て、キーベース部5aとELパネル8との間隙をさらに
小さく形成し、キーパッド5の薄型化ひいては携帯電話
機のさらなる薄型化を図ることができるように構成した
ものである。その他の構成および動作は、上記実施の形
態1の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0023】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、トロイダル方式のインダクタ16を採用したことに
より、EL駆動回路基板13の中で最も厚みの大きいイ
ンダクタの厚みを薄くでき、キーパッド5の薄型化ひい
ては携帯電話機のさらなる薄型化を図ることができる効
果が得られる。
【0024】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるEL駆動回路部品の実装構造を示す部分断面
図、図5はEL駆動回路部品の実装構造を示す平面図で
あり、図4および図5において、16aはトロイダル方
式のインダクタ16の中心空隙部である。また、一部の
キー支え部5dは、この中心空隙部16aと対向する位
置に配設し、かつ、当該中心空隙部16aと係合可能に
形成してある。したがって、インダクタ16が実装され
たEL駆動回路基板13をELパネル8に組み付ける際
には、中心空隙部16aを上記キー支え部5dに係合さ
せるだけで容易かつ確実に位置決めを行うことができ
る。その他の構成および動作は、上記実施の形態2の場
合と同様であるので、説明を省略する。
【0025】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、上記実施の形態2と同様の効果が得られるほか、イ
ンダクタ16が実装されたEL駆動回路基板13の位置
決めを容易かつ確実に行うことができる効果が得られ
る。
【0026】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4によるEL駆動回路部品の実装構造を示す平面図で
あり、図において、17はELパネル8上に配置された
トロイダル方式のインダクタであり、3つのキーボタン
部5bに対応する貫通穴8aを取り囲めるように大きく
形成した中心空隙部17aを備え、ターン数を増大させ
たものである。
【0027】次に動作について説明する。インダクタ1
7を上述したように配置したことにより、そのターン数
を増大でき、大きなインダクタンス値を確保できるた
め、ELパネル8の輝度を高めることができる。また、
EL駆動回路基板13上のインバータIC10や電気部
品12とインダクタ17とが分離して配置され、キーベ
ース部5aとELパネル8との間に形成される空間をさ
らに有効に利用できるため、インダクタ17のコア断面
積を増加させることができ、インダクタ17のターン数
が増大しても飽和を防止することができる。
【0028】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、大きなインダクタンス値を確保でき、ELパネル8
の輝度を高めることができる効果が得られる。また、イ
ンダクタ17のコア断面積を増加させることができ、イ
ンダクタ17のターン数が増大しても飽和を防止するこ
とができる効果が得られる。
【0029】なお、上記実施の形態4では、インダクタ
17を、3つのキーボタン部5bに対応する貫通穴8a
を取り囲めるように大きく形成するものとして説明した
が、これに限られず、2つ以下または4つ以上のキーボ
タン部5bに対応する貫通穴8aを取り囲めるように大
きく形成してもよい。例えば、インダクタ17を、図7
に示すように、すべてのキーボタン部5bに対応する貫
通穴8aを取り囲めるように大きく形成してもよく、こ
の場合も上記実施の形態4の場合と同様の効果を期待で
きる。ここで、図7はさらに大きなトロイダル方式のイ
ンダクタを配置したEL駆動回路部品の実装構造を示す
平面図である。
【0030】実施の形態5.図8はこの発明の実施の形
態5によるEL駆動回路部品の実装構造を示す平面図で
あり、図において、18は2つに分割されたソレノイド
方式のインダクタ(分割して形成されたインダクタ)で
あり、ELパネル8上に分散配置したものである。な
お、インダクタ18同士の接続は、直列でも並列でもよ
い。
【0031】次に動作について説明する。2分割された
インダクタ18を上述のように配置したことにより、キ
ーベース部5aとELパネル8との間に形成される空間
が有効に利用できる。分割したインダクタ18同士を直
列に接続すれば、インダクタンス値を増加させることが
できる。また、分割したインダクタ18同士を並列に接
続すれば、インダクタンス値は減少するが、飽和を避け
ることができる。なお、その他の基本動作は、上記実施
の形態1の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0032】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、分割したインダクタ18同士の接続形式を適宜選択
することで、ELパネル8に最適なインダクタを確保す
ることができ、ELパネル8を効率的にしかも高輝度で
発光させることができる効果が得られる。
【0033】なお、上記実施の形態5では、ソレノイド
方式のインダクタ18を使用するものとして説明した
が、これに限られず、トロイダル方式その他の方式のイ
ンダクタを使用してもよい。例えば、図9に示すよう
に、トロイダル方式のインダクタ(分割して形成された
インダクタ)19を用いても同様の効果が期待できる。
ここで、図9はトロイダル方式のインダクタを分散配置
したEL駆動回路部品の実装構造を示す平面図である。
【0034】なお、上記実施の形態1から実施の形態5
では、ソレノイド方式またはトロイダル方式のインダク
タを使用するものとして説明したが、これらに限られ
ず、ミアンダ方式などインダクタとして作用するもので
あれば、どのようなものを用いても同様の効果が期待で
きる。また、携帯電話機に適用する例について説明した
が、その他の各種電子機器にも適用できることは言うま
でもない。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、EL
パネルの駆動回路部品をキーベース部と当該ELパネル
との間に形成された空間に配置して構成したので、薄型
化が図れるとともに、電磁ノイズを低減できる効果があ
る。
【0036】この発明によれば、駆動回路部品の一部に
トロイダル方式のインダクタを用いて構成したので、さ
らなる薄型化を図ることができる効果がある。
【0037】この発明によれば、キー支え部をインダク
タの中心空隙部と対向する位置に配設し、かつ、当該中
心空隙部と係合可能に形成して構成したので、インダク
タの位置決めを容易かつ確実に行うことができる効果が
ある。
【0038】この発明によれば、少なくとも1つ以上の
キーボタン部を取り囲める大きさに形成された中心空隙
部を有するインダクタをELパネル上に配置して構成し
たので、大きなインダクタンス値を確保でき、ELパネ
ルの輝度を高めることができる効果がある。さらに、イ
ンダクタのコア断面積を増加させることができ、インダ
クタのターン数が増大しても飽和を防止することができ
る効果がある。
【0039】この発明によれば、少なくとも2つ以上に
分割して形成されたインダクタを、キーベース部とEL
パネルとの間に形成された空間に分散配置して構成した
ので、分割したインダクタどうしの接続形式を適宜選択
することで、ELパネルに最適なインダクタを確保する
ことができ、ELパネルを効率的にしかも高輝度で発光
させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 携帯電話機におけるこの発明の実施の形態1
によるEL駆動回路部品の実装構造を示す部分断面図で
ある。
【図2】 この発明の実施の形態1によるEL駆動回路
部品の実装構造を示す平面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるEL駆動回路
部品の実装構造を示す平面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるEL駆動回路
部品の実装構造を示す部分断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるEL駆動回路
部品の実装構造を示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるEL駆動回路
部品の実装構造を示す平面図である。
【図7】 さらに大きなトロイダル方式のインダクタを
配置したEL駆動回路部品の実装構造を示す平面図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態5によるEL駆動回路
部品の実装構造を示す平面図である。
【図9】 トロイダル方式のインダクタを分散配置した
EL駆動回路部品の実装構造を示す平面図である。
【図10】 従来の携帯電話機の外観を示す斜視図であ
る。
【図11】 従来のEL駆動回路部品の実装構造を示す
部分断面図である。
【図12】 液晶表示器のみを照光する従来の他のEL
駆動回路部品の実装構造を示す部分平面図である。
【図13】 図12に対応する部分断面図である。
【符号の説明】
3 液晶表示器、5a キーベース部、5b キーボタ
ン部、5d キー支え部、8 ELパネル、10 イン
バータIC(駆動回路部品)、11 インダクタ(駆動
回路部品)、12 電気部品(駆動回路部品)、13
EL駆動回路基板(駆動回路部品)、16 インダクタ
(トロイダル方式のインダクタ)、16a,17a 中
心空隙部、17 インダクタ、18,19 インダクタ
(分割して形成されたインダクタ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーベース部上に設けられたキーボタン
    部と液晶表示器、あるいはキーボタン部または液晶表示
    器を照光するために当該キーベース部および当該液晶表
    示器の下方に離隔配置されたエレクトロルミネッセンス
    パネルと、前記エレクトロルミネッセンスパネルを駆動
    する駆動回路部品とを備えたエレクトロルミネッセンス
    駆動回路部品の実装構造において、前記駆動回路部品を
    前記キーベース部と前記エレクトロルミネッセンスパネ
    ルとの間に形成された空間に配置したことを特徴とする
    エレクトロルミネッセンス駆動回路部品の実装構造。
  2. 【請求項2】 駆動回路部品の一部にトロイダル方式の
    インダクタを用いたことを特徴とする請求項1記載のエ
    レクトロルミネッセンス駆動回路部品の実装構造。
  3. 【請求項3】 キーボタン部の押圧方向を規制するため
    にキーベース部の裏面に配設されるキー支え部をインダ
    クタの中心空隙部と対向する位置に配設し、かつ、当該
    中心空隙部と係合可能に形成したことを特徴とする請求
    項2記載のエレクトロルミネッセンス駆動回路部品の実
    装構造。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つ以上のキーボタン部を取
    り囲める大きさに形成された中心空隙部を有するインダ
    クタをエレクトロルミネッセンスパネル上に配置したこ
    とを特徴とする請求項2記載のエレクトロルミネッセン
    ス駆動回路部品の実装構造。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つ以上に分割して形成され
    たインダクタを、キーベース部とエレクトロルミネッセ
    ンスパネルとの間に形成された空間に分散配置したこと
    を特徴とする請求項1記載のエレクトロルミネッセンス
    駆動回路部品の実装構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013168276A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Mitsubishi Electric Corp Led照明装置
JP2015062182A (ja) * 2000-03-10 2015-04-02 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置及び電子機器

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