JPH11295128A - ガス遮断制御装置 - Google Patents

ガス遮断制御装置

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Publication number
JPH11295128A
JPH11295128A JP10448798A JP10448798A JPH11295128A JP H11295128 A JPH11295128 A JP H11295128A JP 10448798 A JP10448798 A JP 10448798A JP 10448798 A JP10448798 A JP 10448798A JP H11295128 A JPH11295128 A JP H11295128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
humidity
temperature
sensor
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP10448798A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ueda
欣弘 上田
Takayuki Matsumoto
孝之 松本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10448798A priority Critical patent/JPH11295128A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ガスメータ等に搭載してガス通路を遮断したり
開いたりする電磁弁を制御する遮断制御装置は、環境変
化に対応するため防湿剤で覆われる等の設計がなされる
が、塗布状態のバラツキや物質自体の性能が不十分であ
るという課題があった。 【解決手段】本発明は制御部近傍雰囲気の湿度又は温度
を計測し電気信号として出力する湿度センサ6又は温度
センサと、制御部3の信号により近傍雰囲気の湿度を低
減させる除湿部7又は温度を制御する加温部とを備え制
御部がセンサからの信号により除湿部又は加湿部を制御
するようにしたものである。これにより、環境変化によ
るガス遮断装置の誤動作を低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータ等に搭
載してガス通路を遮断したり開いたりする電磁弁を開閉
制御する遮断制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各家庭に設置されるガスメータに
は、ガス使用量を計量して表示する機能のみならず、地
震の発生を感知したり、ガスの使用流量の激増等から異
常状態の発生をマイクロコンピュータにより判定した
り、さらに緊急時にはガスを自動的に遮断したりする保
安機能が搭載されており、ガスをより安全に安心して使
用できるようにしている。
【0003】実際の動作内容を図3及び図4を用いて説
明する。図3において、1はガスメータ(図示せず)に
内蔵され、ガス通路の開栓と閉栓を行う電磁弁で、電気
的なパルス信号をコイル1aに印可することにより開栓
状態と閉栓状態とを自己保存するようになっている(図
4参照)。2は電磁弁1を制御する弁駆動部で、図4に
示すように、トランジスタブリッジ回路で構成されてお
り、PNPトランジスタ2aとNPNトランジスタ2b
とが電磁弁1の閉栓制御を行い、PNPトランジスタ2
cとNPNトランジスタ2dとが電磁弁1の開栓制御を
行う。そして、閉栓制御する場合は、電磁弁1のコイル
1aに実線矢印方向の励磁電流icが流れて閉栓状態を
保持し、開栓制御する場合は、コイル1aに点線矢印方
向に励磁電流ioが流れて開栓状態を自己保持する。
【0004】3はマイクロコンピュータで構成した制御
部で、通常時はガス流量の常時監視をしたり、感震器か
らの信号を監視したりする機能を備え、異常時にはガス
通路を遮断制御する機能を備えている。4は弁駆動部2
と制御部3の電源となる電池で、リチウム電池で構成さ
れている。なお、ガス通路を制御するには、制御部3よ
り弁開閉パルス信号が弁駆動部2を介して電磁弁1のコ
イル1aに印可される。そして、開閉制御する場合は、
開栓信号P1がPNPトランジスタ2cに、開栓信号P
2がNPNトランジスタ2dにそれぞれ入力されてコイ
ル1aに励磁電流ioが流れ、閉栓制御する場合は、閉
栓信号C1がPNPトランジスタ2aに、閉栓信号C2
がNPNトランジスタ2bにそれぞれ入力されてコイル
1aに励磁電流icが流れる。
【0005】以上の様に構成されたガス遮断制御装置
は、通常、一つのユニットとして構成され(電磁弁は別
体であることが多い)、耐湿,耐水滴のため防湿剤5で
覆われている。そして、ガスメータ内の密閉された空間
の中に設置されていた。
【0006】また、予想される環境に対応するため、設
計段階で余裕を多く見た設計となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、環境変化に対
応するために、電子回路全体をウレタンやシリコン等の
絶縁物質で覆う形態をとるが、塗布状態のバラツキや物
質自体の性能が不十分であるという課題があった。
【0008】また、予想される使用環境で満足のいく性
能を発揮させるために、温度特性に優れた部品を選定し
使用しなければならないという課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、通常は気象変化に左右されていたガス遮断
制御装置の近傍の雰囲気を、積極的に変えていけるよう
にしたものである。
【0010】上記発明によれば、環境変化によるガス遮
断制御装置の誤動作を低減させ、且つ絶縁物質を使用し
ない構成にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、電気的パルス信号によ
りガス通路を開閉する電磁弁と、この電磁弁を動作させ
る弁駆動部と、この弁駆動部を制御する制御部と、この
制御部に電力を供給する電池と、近傍雰囲気の湿度を計
測し電気信号として出力する湿度センサと、前記制御部
の信号により近傍雰囲気の湿度を低減させる除湿部とを
備え、前記制御部が前記湿度センサからの信号により前
記除湿部を制御するようにしたものである。これによ
り、環境変化によるガス遮断制御装置の誤動作を低減さ
せ、且つ絶縁物質を使用しない構成にすることができ
る。
【0012】また、前記湿度センサを温度センサに変更
し、前記除湿部を加温部に変更する構成とすることで、
前記制御部が前記温度センサからの信号により前記加温
部を制御するようにしたものである。これにより、部品
の温度特性への余裕を与えることができ、品質の向上を
図ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明のガス遮断制御装置の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0014】(実施例1)本発明の実施例1を図1に示
す。図1において、近傍雰囲気の湿度を計測する湿度セ
ンサ6を装備し、この信号によりあらかじめ決められた
プログラムに従い制御部3が、近傍雰囲気の湿度を減少
させる除湿部7をコントロールする。例えば、近傍雰囲
気の湿度が80%を越えると除湿装置を作動させ湿度を
下げる、という様なものである。これにより、ガス遮断
制御装置近傍周辺の環境を整え、防湿剤5を使用しない
構成にし、且つ湿気による品質不良を排除する事ができ
る。
【0015】除湿部7は、小型電動ファンなどにしてユ
ニット内に装備し、密閉された空間内の除湿を行っても
良いし、ガスメータと連携して外部空気を取り入れる構
成としても良い。
【0016】(実施例2)本発明の実施例2について説
明する。
【0017】ガス遮断制御装置は、設置される環境によ
っては、−30℃〜70℃程の温度での使用が予想され
るので、ユニットを構成する部品にもこれらの温度範囲
内で性能が満足出来る物を選定使用しなければならな
い。しかし、これらの温度範囲で性能保証された部品
は、品数の種類にも制限があり、また値段も高くなりが
ちである。
【0018】図2において、近傍雰囲気の温度を計測す
る温度センサ8と近傍雰囲気の温度を上昇させる加温部
9を従来のガス遮断制御装置に装備し、制御部3が温度
センサ8からの信号により加温部9をあらかじめ決めら
れたプログラムに従いコントロールする。例えば、近傍
雰囲気の温度が0℃以下になると加温装置を作動させ温
度を上げるようになっている。これにより、ガス遮断制
御装置近傍周辺の雰囲気温度の変化幅を小さくし、保証
温度範囲の狭い部品でも使用する事ができる。
【0019】また、電池4をAC電源にすることで、加
温部9の能力を向上させたり、温度を下げる装置などへ
の対応も行え、更に使用温度範囲を一定にしてガス遮断
制御装置の環境変化に対する品質不良が排除しやすくな
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、防湿剤を
使用しない構成であっても耐湿性を向上させることがで
きる。
【0021】また、ガス遮断制御装置近傍周辺の温度範
囲を一定に近づけることにより、部品選定の自由度を向
上させ、環境変化による品質不良も低減させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のガス遮断制御装置のブロッ
ク構成図
【図2】本発明の実施例2のガス遮断制御装置のブロッ
ク構成図
【図3】従来のガス遮断制御装置のブロック構成図
【図4】同装置における電磁弁駆動回路図
【符号の説明】
1 電磁弁 2 弁駆動部 3 制御部 4 電池 5 防湿剤 6 湿度センサ 7 除湿部 8 温度センサ 9 加温部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス通路を開閉する電磁弁と、この電磁
    弁を動作させる弁駆動部と、この弁駆動部を制御する制
    御部と、この制御部に電力を供給する電池と、前記制御
    部の近傍の湿度を計測する湿度センサと、この湿度セン
    サからの信号により前記湿度を低減する除湿部とを備え
    たガス遮断制御装置。
  2. 【請求項2】 ガス通路を開閉する電磁弁と、この電磁
    弁を動作させる弁駆動部と、この弁駆動部を制御する制
    御部と、この制御部に電力を供給する電池と、前記制御
    部の近傍の温度を計測する温度センサと、この温度セン
    サからの信号により前記温度を上昇する加温部とを備え
    たガス遮断制御装置。
JP10448798A 1998-04-15 1998-04-15 ガス遮断制御装置 Pending JPH11295128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10448798A JPH11295128A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 ガス遮断制御装置

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JP10448798A JPH11295128A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 ガス遮断制御装置

Publications (1)

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JPH11295128A true JPH11295128A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14381918

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JP10448798A Pending JPH11295128A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 ガス遮断制御装置

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JP (1) JPH11295128A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020134398A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 パナソニック株式会社 ガス遮断装置およびガス遮断装置の制御方法

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