JPH11295087A - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

車両用ナビゲーション装置

Info

Publication number
JPH11295087A
JPH11295087A JP9491198A JP9491198A JPH11295087A JP H11295087 A JPH11295087 A JP H11295087A JP 9491198 A JP9491198 A JP 9491198A JP 9491198 A JP9491198 A JP 9491198A JP H11295087 A JPH11295087 A JP H11295087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visit
time
daily report
data
result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9491198A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Satake
正行 佐竹
Toshiyuki Odagiri
敏行 小田切
Mitsuo Shinoda
光生 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
Priority to JP9491198A priority Critical patent/JPH11295087A/ja
Publication of JPH11295087A publication Critical patent/JPH11295087A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の訪問先を巡回するための走行案内を行
うナビゲーション装置において、各訪問先への訪問開始
時刻等の時刻情報、訪問の目的及び結果等を入力できる
ようにすることで、巡回後の業務日報の作成を簡単にで
きるようにする。 【解決手段】 車両走行中には、業務日報データの作成
指令を入力すると、データ入力用の案内画面(業務日報
リスト・ベース)を表示し(S310)、その表示画面
上にて、訪問した訪問先の名称,目的,訪問時刻(訪問
開始及び終了時刻),訪問目的,訪問結果の入力を受け
付ける(S320〜S380)。そして、これら各情報
の受け付け後は、受け付けた各情報を、ICカード8a
に格納する(S390)。この結果、使用者は、会社に
戻ってから日報を作成する際に、ICカード8aに格納
された業務日報データを自席のコンピュータ等に読み取
らせることにより、極めて簡単な操作で日報を作成でき
ることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の訪問先を巡
回するために予め設定された走行経路を道路地図と共に
表示装置に表示することにより車両乗員に対する走行案
内を行う車両用ナビゲーション装置に関し、特に、各訪
問先への訪問の開始時刻や終了時刻等を業務日報作成用
の日報データとして記憶可能な車両用ナビゲーション装
置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、商業上の目的で複数の訪問先を巡回するための走行
経路を、会社のパーソナルコンピュータ等で設定して、
その経路データをメモリカード等に記憶させ、各訪問先
を巡回する際には、メモリカード等に記憶させた経路デ
ータを車両用ナビゲーション装置に読み取らせ、ナビゲ
ーション装置の走行案内機能を利用して上記走行経路を
案内させる、ナビゲーションシステムが知られている。
【0003】また、この種のシステムで使用される車両
用ナビゲーション装置として、各訪問先を訪問した際、
訪問先への訪問開始時刻や終了時刻等の時刻情報をメモ
リカード等に記憶し、会社に帰ってからその記憶した各
訪問先に対する時刻情報をパーソナルコンピュータ等に
読み取らせることにより、パーソナルコンピュータ等を
使って業務日報を簡単に作成できるようにしたものも知
られている(特開平9−185739号公報参照)。
【0004】しかし、こうした従来の車両用ナビゲーシ
ョン装置では、訪問先への訪問開始時刻等の時刻情報を
記憶できるだけであるため、車両乗員が会社に戻って業
務日報を作成する場合には、各訪問先への訪問の目的
や、訪問した結果(受注結果等)は、車両乗員自らの記
憶や、巡回中に書いたメモを頼りながら入力するしかな
く、会社に戻ってからの業務日報の作成作業が面倒であ
るといった問題があった。
【0005】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、複数の訪問先を巡回するための走行案内を行う車
両用ナビゲーション装置において、各訪問先への訪問開
始時刻等の時刻情報だけでなく、訪問の目的や結果等
も、各訪問先を訪問する度に簡単に入力できるように
し、しかも加工し易い形式で記憶することで、巡回後の
業務日報の作成作業や目的・結果データの解析作業を簡
単にできるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明(請求項1)の車両用ナビゲーショ
ン装置においては、走行案内手段が、表示装置に車両の
現在位置を含む道路地図を表示し、更にその表示した道
路地図上に複数の訪問先を巡回するために予め設定され
た走行経路及び各訪問先を表示することにより、車両乗
員に対して複数の訪問先を巡回するための走行案内を行
い、日報データ作成手段が、各訪問先への訪問の開始及
び終了を表す時刻情報に加えて、各訪問先への訪問の目
的及び結果を受け付け、これら各情報を、業務日報作成
用の日報データとして、所定の記憶媒体に格納する。
【0007】また、日報データ作成手段では、案内画像
表示手段が、外部からの指令若しくは訪問終了後の車両
エンジンの始動に伴って、車両乗員が各訪問先に対する
時刻情報を入力し、訪問の目的及び結果を予め用意され
た候補リストから選択するための案内画像を、表示装置
に表示し、日報データ格納手段が、その表示した案内画
像に沿って車両乗員が入力してきた各訪問先に対する各
情報を受け付け、これを日報データとして記憶媒体に格
納する。
【0008】このように本発明の車両用ナビゲーション
装置によれば、訪問を完了した訪問先に対する情報とし
て、訪問開始時刻や終了時刻を表す時刻情報だけでな
く、訪問の目的や結果等も、日報データとして所定の記
憶媒体に記憶させることができる。このため、本発明に
よれば、全訪問先への巡回完了後に業務日報を作成する
際には、記憶媒体に格納された日報データを業務日報作
成用のパーソナルコンピュータ等に読み取らせることに
より、業務日報を極めて簡単に作成できることになる。
また、この日報データをパーソナルコンピュータ等で解
析させることにより、今後の業務の活動の手助けとな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図1は本発明が適用された実施例の車両用
ナビゲーション装置全体の構成を表すブロック図であ
る。
【0010】図1に示す如く、本実施例のナビゲーショ
ン装置1には、GPS(Global Positioning System)
用の人工衛星からの送信電波を受信するGPSアンテナ
2a、GPSアンテナ2aからの受信信号を復調して、
受信点の位置(換言すれば車両の現在位置)や受信点の
移動速度(換言すれば車両速度)を算出する周知のGP
S受信部2、道路地図等を表示するための液晶ディスプ
レイ,CRT等からなる表示装置4、表示装置4に道路
地図を表示するための地図データが記憶されたCD−R
OM6aを着脱自在に装着可能で、その装着されたCD
−ROM6aから地図データを読み出すCD−ROMド
ライブ6、前述の記憶媒体としてのICカード(メモリ
カード)8aを着脱自在に装着可能で、その装着された
ICカード8aから複数の訪問先を巡回するための走行
経路等を読み出したり、各訪問先への訪問結果を書き込
むためのICカードコネクタ8、及び、使用者が外部操
作によって各種指令を入力するための操作部10を備え
る。そして、これら各部は、入出力ポート12及びバス
14を介して、CPU20に接続されている。尚、バス
14には、CPU20が各種制御処理を行うためのプロ
グラムやデータが格納されたROM22、及び、CPU
20が各種制御処理を実行する際にデータを一時格納す
るためのRAM24も接続されている。
【0011】次に、ICカード8aには、図2に示す如
く、訪問先を選択入力するための訪問先候補データ、訪
問の目的を選択入力するための目的候補データ、訪問の
結果を選択入力するための結果候補データ、時刻や時間
を選択入力するための時刻・時間候補データが予め記憶
されている。また、ICカード8aには、CPU20が
実行する後述の処理によって、巡回すべき訪問先が予定
データとして記憶されると共に、これら各訪問先を実際
に訪問した際の訪問開始及び終了を表す時刻情報や訪問
の目的及び結果等が業務日報データとして記憶され、更
に、巡回中に実際に車両が走行した経路を表す軌跡デー
タも記憶される。
【0012】ここで、訪問先候補データは、業務上訪問
すべき全ての訪問先をデータベース化したものであり、
A社,B社…というような各訪問先の名称(訪問先名;
前述の識別情報に相当する)に、住所,位置(座標),
担当者名等の情報を付与したものである。また、目的候
補データ,結果候補データ,時刻・時間候補データは、
夫々、予定データや業務日報データの作成時に、各訪問
先への訪問目的,訪問結果,時刻・時間をリストから選
択することで簡単に入力できるようにするためのもので
あり、目的候補データは、納品,受注,商談…といった
訪問目的を表す情報からなり、結果候補データは、納品
OK,追注(追加注文)有り,返品有り…といった訪問
結果を表す情報からなり、時刻・時間候補データは、
「9:00」,「9:05」…といった時刻を表す情報と、「0:0
5」,「0:10」…といった時間を表す情報とからなる。
【0013】一方、予定データは、訪問すべき訪問先
を、第1訪問先,第2訪問先…というように、訪問順に
並べたデータであり、これら各訪問先毎に、訪問先名,
訪問の目的,到着予定時刻,滞在予定時間等の情報が記
憶される。また、業務日報データは、既に訪問を完了し
た訪問先での状況を業務日報作成用のデータとして記憶
しておくためのものであり、本実施例では、実際に訪問
した訪問先(第1訪問先,第2訪問先…)毎に、訪問先
名,訪問開始時刻,訪問終了時刻,訪問目的,訪問結果
等の情報等が記憶される。また、軌跡データは、車両が
実際に走行した経路を記憶し、後日、走行経路を設定す
る際に、その軌跡データから渋滞し易い道路等を迂回す
る経路を設定できるようにしたり、或いは、管理者がそ
の軌跡データから車両乗員の行動を把握できるようにす
るためのものであり、走行した日付及び時刻に関連付け
て、そのときの車両の現在位置及び走行速度が記憶され
る。
【0014】次に、CPU20は、ICカード8aに、
訪問先,訪問予定時刻,滞在予定時間,走行経路等が既
に記憶されていて、図示しないメニュー項目中の「NA
VI」が選択された場合には、その走行経路に沿って訪
問先を巡回させるための地図表示処理(図3参照)を実
行し、メニュー項目中の「予定」が選択されるとコース
設定処理(図3参照)を実行する。また、これら走行案
内のための各処理を実行している際に、メニュー項目中
の「日報」が選択されると、本発明にかかわる主要な処
理である、図4に示す業務日報データ作成処理を実行す
る。
【0015】以下、このようにCPU20にて実行され
る各処理について説明する。図3に示すように、コース
設定処理では、まずS100(Sはステップを表す)に
て、訪問先、訪問予定時刻、及び滞在予定時間を入力す
るための訪問予定リスト・ベースを表示装置4に表示す
る。訪問予定リスト・ベースは、例えば、図5(a)に
示す如く、A社,B社…といった訪問先に加えて、納
品,商談…といった訪問の目的、各訪問先への到着予定
時刻、及び滞在予定時間を使用者に入力させるためのも
のであり、ICカード8aに訪問先のデータが既に記憶
されている場合には、訪問済のデータはそれを変更でき
ないように、また未訪問のデータはそれを変更できるよ
うに、そのデータ内容を表示する。そして、続くS11
0では、使用者が表示装置4に表示した訪問予定リスト
・ベース上で、訪問先のデータを入力又は変更するのを
受け付ける入力処理を実行し、S120にて、メニュー
項目中の「接続」が選択されること等によりこの入力が
終了したかどうかを判定し、入力が終了していなければ
再度S110に移行することにより、訪問先データの入
力処理が完了するのを待つ。そして、訪問先データの入
力処理が完了すると、S130にて、その入力された訪
問先データを、前述の予定データとしてICカード8a
に記憶する。
【0016】次に、S140では、未訪問の訪問先デー
タを到着予定時刻順に整列し、続くS150にて、その
整列した各訪問先順に、出発地(例えば会社)から(走
行中であれば現在位置から)各訪問先を到着予定時刻順
に巡回して出発地に戻るのに最適なコース(走行経路)
を演算する。そして、続くS160では、出発地を予め
設定した出発時刻に出発してから(走行中であれば現在
時刻から)、各訪問先を設定したコースで移動するのに
要する走行時間を、コース上の道路の制限時速等に基づ
き算出し、この走行時間と各訪問先での滞在予定時間と
に基づき、各訪問先への到着推定時刻を訪問先順に算出
すると共に、同時に、この到着推定時刻と到着予定時刻
との差により生じる余裕時間を滞在予定時間に加えるこ
とにより、各訪問先での滞在可能時間を算出し、続くS
170にて、その算出結果を、訪問予定リスト・ベース
内に表示する(図5(a)参照)。
【0017】尚、各訪問先での滞在可能時間を算出する
際、到着推定時刻と到着予定時刻との差により生じる余
裕時間が負になり、特定の訪問先では滞在可能時間が滞
在予定時間よりも短くなってしまうことがある。更にま
た到着推定時刻が到着予定時刻よりも大幅に遅れる場合
には、その訪問先では滞在可能時間まで負になってしま
うことがある。このように実質上滞在できない場合に
は、その訪問先で滞在予定時間だけ滞在するものとし
て、次の訪問先への到着推定時刻を算出する。
【0018】そしてこのように、各訪問先への到着推定
時刻及び滞在可能時間を未訪問の全訪問先について算出
して、訪問予定リスト・ベースに表示すると、今度は、
S180にて、使用者が表示中の訪問予定リストを見て
メニュー項目中の「確保」又は「修正」を選択したがど
うか等で、使用者による訪問予定の修正指令の有・無を
判断し、修正指令があれば、再度S110に移行する。
また、修正指令がなければS190に進む。S190で
は、メニュー項目中の「NAVI」の選択等の検出で、
上記リスト表示の終了指令が入力されたか否かを判断
し、リスト表示の終了指令の入力がなければ、再度S1
80に移行し、逆にリスト表示の終了指令の入力があれ
ば、当該処理を終了する。
【0019】次に、走行中等で「NAVI」項目が選択
されると、CPU20は、上記設定されたコースに沿っ
た走行案内を行う地図表示処理を実行する。この処理
は、本発明の走行案内手段に相当する処理であり、処理
が開始されると、まずS210にて、GPS受信部2で
算出された車両の現在位置を含む道路地図を表示装置4
に表示するための地図データをCD−ROM6aから読
み出し、この地図データに基づき表示装置4に道路地図
を表示する。そして、続くS220では、表示装置4に
表示した道路地図上に、車両の現在位置Pと、上記コー
ス設定処理にて設定された訪問先(A社,B社,…)及
び巡回用のルート(図に破線で示す)を表示する(図5
(b)参照)。
【0020】次にS230では、メニュー項目中の「情
報」を選択したかどうか等で、使用者が表示装置4に表
示した道路地図上の訪問先の情報を表示させる指令を入
力したかどうかを判定し、情報表示指令が入力されてい
なければ、再度S210に移行し、情報表示指令が入力
されていれば、S240に移行して、情報表示すべき訪
問先を受け付ける情報表示対象入力処理を実行する。
【0021】この処理は、表示装置4に表示されている
複数の訪問先の内の特定の訪問先を、操作部10に設け
られた矢印キー等を使って使用者が指定してくるのを受
け付けるための処理であり、特定の訪問先が指定される
と、続くS250にて、ICカード8a内の訪問先候補
データ及び予定データを検索することにより、その指定
された訪問先の表示用情報(具体的には、訪問先名,住
所,担当者名,訪問目的,到着予定時刻,滞在予定時間
等)を読み込み、S260にて、その読み込んだ訪問先
情報を、表示装置4の表示画面上に一定時間表示する
(図5(b)に示す吹き出し部分参照)。そして、訪問
先情報を一定時間表示した後は、再度S210に移行す
る。
【0022】次に、メニュー項目中の「日報」が選択さ
れた際に実行される日報データ作成手段としての業務日
報データ作成処理では、図4に示す如く、まずS310
にて、既に訪問した訪問先の名称、訪問開始時刻,訪問
終了時刻,訪問目的,及び訪問結果からなる業務日報リ
ストを使用者に入力させるための案内画像である、業務
日報リスト・ベース(図5(c)参照)を表示装置4に
表示する、案内画像表示手段としての処理を実行する。
尚、このとき、既に訪問開始時刻等の時刻情報や目的,
結果等が入力され、確定している訪問先については、そ
のデータ内容についても、業務日報リスト・ベース内に
表示する。
【0023】そして、S320では、ICカード8a内
の予定データを検索して業務日報を作成すべき訪問済の
訪問先の情報を読み出し、続くS330にて、その検索
した訪問先の「名称」及び「目的」を、表示画面上の業
務日報リスト・ベースに表示する。また、S330で表
示した訪問先の情報は、単に予定データを検索したデー
タであり、実際に訪問した訪問先が予定データにない場
合や、「目的」が変更されている場合もあるので、続く
S340では、図示しないメニュー項目中の「名称」或
いは「目的」が選択入力されること等により、S330
にて表示した「名称」或いは「目的」に対する変更指令
が入力されたか否かを判断する。
【0024】そして、変更指令が入力されると、S35
0にて、メニュー項目中の「リスト」が選択されること
により「名称」或いは「目的」のリストを表示し、更
に、そのリスト内の特定の「名称」或いは「目的」が操
作部10に設けられた矢印キー等を使って選択指定され
るのを受け付けることによって、「名称」或いは「目
的」を受け付ける名称・目的入力処理を実行し、再度S
330に移行する。
【0025】尚、このときS330では、名称・目的入
力処理にて受け付けた「名称」或いは「目的」を業務日
報データの作成対象となる訪問先の情報として表示装置
4に表示する。また、S350にて、訪問先の「名称」
リストを表示する際には、現在位置を中心とする所定範
囲内の領域(図5(b)に点線で示す領域)に位置する
訪問先候補をリスト表示する。
【0026】次に、S340にて、変更指令が入力され
ていないと判断されると、S360にて、S330にて
「名称」及び「目的」を表示した訪問先に対する訪問時
刻(詳しくは訪問開始時刻及び訪問終了時刻)を受け付
ける訪問時刻入力処理を実行する。尚、この訪問時刻入
力処理は、使用者がメニュー項目中の「リスト」を選択
することにより、ICカード8a内の時刻・時間候補デ
ータ中の時刻のリストを表示し、そのリスト内の特定の
「時間」が操作部10に設けられた矢印キー等を使って
選択指定されるのを受け付けることによって、訪問開始
時刻及び終了時刻を受け付ける。
【0027】また次にS370では、訪問先への訪問の
「結果」を受け付ける結果入力処理を実行する。この処
理は、図5(d)に示す如き、結果入力画像・ベースを
表示装置4に表示し、この結果入力画像・ベース内に訪
問結果を表す各種情報が入力されるのを受け付けること
により実行される。即ち、結果入力画像は、「納品O
K」,「追注有り」…といった結果項目に対応して、納
品や追加注文の個数を入力できるようにされており、ま
た、各訪問先での「売上金額」や訪問の結果得られた各
種情報を「メモ」として入力できるようにされている。
そして、使用者は、この表示画面上で、結果入力画像と
共に表示される図示しないメニュー項目中の数値や文字
を選択することにより、各欄に必要な情報を入力するの
で、S370では、その入力された各種情報を訪問結果
を表す情報として取り込む。
【0028】そして、続くS380では、結果入力画像
と共に表示したメニュー項目中の「確保」又は「修正」
が選択されること等によって、結果入力が終了したか否
かを判断し、結果入力が終了しない場合には、「結果」
の修正があるものとして、再度S370に移行し、結果
入力が終了すると、S390に移行する。そして、S3
90では、以上の処理で受け付けた新たな訪問先への訪
問結果を表す各種情報をICカード8a内の業務日報デ
ータに追加することにより、業務日報データを更新す
る。尚、このとき、表示装置4の表示画面は、業務日報
リスト・ベースに訪問結果を表示した図5(c)の画面
に戻される。
【0029】次にS400では、メニュー項目中の「名
称」,「目的」,「結果」等が選択されること等によ
り、上記受け付けた各種情報の修正指令が入力されたか
否かを判断し、修正指令が入力された場合には、S41
0にて、日報修正処理を実行した後、再度S400に移
行する。尚、日報修正処理は、上述のS330〜S39
0と同様の手順で実行される。また、S400にて、修
正指令が入力されていないと判断されると、S420に
て、メニュー項目中の「予定」が選択されること等によ
り、訪問予定(つまりコース)の修正指令が入力された
か否かを判断し、修正指令が入力された場合には、S4
30にて、図3に示したコース設定処理を再度実行し、
その後、S400に移行する。また更に、S420に
て、訪問予定の修正指令が入力されていないと判断され
ると、S440に移行して、メニュー項目中の「NAV
I」項目が選択されること等により、上記各種情報の入
力が終了したか否かを判断し、入力終了であれば、当該
処理を終了し、逆に入力終了でなければ、再度S400
に移行する。
【0030】尚、本実施例では、S320〜S390の
処理が、本発明の日報データ格納手段に相当する。以上
説明したように、本実施例のナビゲーション装置1によ
れば、表示装置4に表示した道路地図上に車両の走行経
路及び訪問先を表示することにより、各訪問先を巡回す
る経路を案内できるだけでなく、各訪問先への訪問後
に、業務日報データの作成指令を入力すれば、表示装置
4に業務日報データ入力用の案内画像(業務日報リスト
・ベース)が表示される。そして、その表示画面上で
は、各訪問先への訪問開始時刻及び終了時刻と、訪問の
目的及び結果と、を夫々入力することができ、その入力
した各情報は、ICカード8a内に自動で記憶される。
【0031】このため、使用者(運転者等の車両乗員)
は、会社に戻って日報を作成する際に、このICカード
8aに格納された業務日報データを、業務日報作成用の
コンピュータ等に読み取らせることにより、日報を極め
て簡単に作成することが可能になる。また、特に、本実
施例のナビゲーション装置1によれば、業務日報作成用
の各情報を入力する際、ICカード8aに予め登録され
た情報入力用のリストが表示され、そのリスト内の所望
の情報を選択することにより、これら各情報を簡単に入
力できることから、誰でも簡単に使用することができ
る。
【0032】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例で
は、日報の作成を会社のコンピュータ等を用いて簡単に
行えるようにするために、業務日報データをICカード
8aに記憶するものとして説明したが、例えば、ナビゲ
ーション装置に、データ通信機能を持たせ、業務日報デ
ータをデータ通信にて外部装置(コンピュータ等)に送
信できるようにすれば、これらデータの移動にICカー
ド8aを用いる必要はない。また上記実施例では、日報
作成時に、時刻や時間を候補データから選択するように
したが、作成時点での時刻をGPS受信部から取得して
利用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の車両用ナビゲーション装置全体の構
成を表すブロック図である。
【図2】 ICカードに格納される走行案内及び業務日
報作成用のデータ構造を表す説明図である。
【図3】 CPUにて実行されるコース設定処理及び地
図表示処理を表すフローチャートである。
【図4】 CPUにて実行される日報データ作成処理を
表すフローチャートである。
【図5】 図3及び図4に示した各処理に対応した表示
装置の表示画面の一例を表す説明図である。
【符号の説明】
1…ナビゲーション装置、2…GPS受信部、2a…G
PSアンテナ、4…表示装置、6…CD−ROMドライ
ブ、6a…CD−ROM、8…ICカードコネクタ、8
a…ICカード、10…操作部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置に、車両の現在位置を含む道路
    地図を表示すると共に、該表示した道路地図上に、複数
    の訪問先を巡回するために予め設定された走行経路及び
    各訪問先を表示することにより、車両乗員に対する走行
    案内を行う走行案内手段と、 車両乗員が外部操作によって入力してくる前記各訪問先
    への訪問の開始及び終了を表す時刻情報を受け付け、該
    時刻情報を、業務日報作成用の日報データとして、訪問
    先を表す識別情報と関連づけて所定の記憶媒体に格納す
    る日報データ作成手段と、 を備えた車両用ナビゲーション装置において、 前記日報データ作成手段は、 外部からの指令若しくは訪問終了後の車両エンジンの始
    動に伴い、車両乗員が、前記時刻情報に加えて各訪問先
    への訪問の目的及び結果を、予め用意された目的及び結
    果の候補リストから選択するための案内画像を前記表示
    装置に表示する案内画像表示手段と、 該案内画像表示手段が表示した案内画像に沿って車両乗
    員が入力してきた各訪問先に対する時刻情報、訪問の目
    的及び結果を受け付け、該情報を日報データとして前記
    記憶媒体に格納する日報データ格納手段と、 を備えたことを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
JP9491198A 1998-04-07 1998-04-07 車両用ナビゲーション装置 Pending JPH11295087A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9491198A JPH11295087A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 車両用ナビゲーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9491198A JPH11295087A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 車両用ナビゲーション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11295087A true JPH11295087A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14123205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9491198A Pending JPH11295087A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 車両用ナビゲーション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11295087A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304893A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Toyota Motor Corp 経路誘導装置
JP2008065421A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 走行軌跡管理システム
JP2009181485A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Fuji Xerox Co Ltd 位置情報管理装置及びプログラム
JP2012020880A (ja) * 2010-06-18 2012-02-02 Sg Holdings Co Ltd 地図情報表示装置および目的地案内システム
JP2018124821A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 株式会社パスコ 移動体の運行管理装置及び移動体の運行管理プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304893A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Toyota Motor Corp 経路誘導装置
JP2008065421A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 走行軌跡管理システム
JP2009181485A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Fuji Xerox Co Ltd 位置情報管理装置及びプログラム
JP2012020880A (ja) * 2010-06-18 2012-02-02 Sg Holdings Co Ltd 地図情報表示装置および目的地案内システム
JP2018124821A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 株式会社パスコ 移動体の運行管理装置及び移動体の運行管理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5819200A (en) Method and apparatus for selecting a destination in a vehicle navigation system
CA2217408C (en) Method and apparatus for selecting a destination in a vehicle navigation system
US6950746B2 (en) Navigation apparatus and rerouting method
US20060271285A1 (en) Navigation device
JPH0553507A (ja) ナビゲーシヨン装置
JPH10160491A (ja) 情報提供システム、情報表示装置及び情報提供装置
JPH0588614A (ja) ナビゲーシヨン装置
US6810326B1 (en) Navigation apparatus
JP3800285B2 (ja) ナビゲーション装置及び記録媒体
JP4949189B2 (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションプログラム、および記録媒体
JP3783773B2 (ja) 地図表示システム、地図表示装置及び情報センタ
JP3838315B2 (ja) ナビゲーション装置及び記録媒体
JP3577047B2 (ja) カーナビゲーション装置とその自車位置の表示方法,自車マークの表示方法
JP3661754B2 (ja) ナビゲーション装置及び記録媒体
JP3580458B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置
JPH11295087A (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP4394426B2 (ja) ナビゲーション装置及び履歴情報表示方法
JP2001091282A (ja) 経路誘導制御方法、ナビゲーション装置、ナビゲーション用記録媒体及び経路誘導制御プログラムの記録媒体
JP2006106001A (ja) 地図表示装置及び情報センタ
JPH10239079A (ja) ナビゲーション装置
JP3427707B2 (ja) 車両用情報配信装置
JP2009103702A (ja) 地図表示装置
KR0163731B1 (ko) 차량용 네비게이션장치에서 최적의 주행경로를 간략화시켜 표시하는 방법
JP2021015629A (ja) 決定装置、決定方法、決定プログラム及び記録媒体
JPH11248471A (ja) 車載用ナビゲーション装置