JPH11295020A - 回転角検出器 - Google Patents

回転角検出器

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JPH11295020A
JPH11295020A JP10489398A JP10489398A JPH11295020A JP H11295020 A JPH11295020 A JP H11295020A JP 10489398 A JP10489398 A JP 10489398A JP 10489398 A JP10489398 A JP 10489398A JP H11295020 A JPH11295020 A JP H11295020A
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JP
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rotation
frame
yaw
magnetic
angle
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JP10489398A
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Inventor
Takeshi Takagi
剛 高木
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の回転角センサでは、小さい可動角で回
転する回転軸の微小角を高分解能で検出するとセンサが
大きくなり、省スペースで機器に搭載することが困難で
あるという問題があった。 【解決手段】 回転側フレームに設けられ回転軸ととも
に回転する楕円状の磁性体と、静止側フレームに保持さ
れ回転中心に対称に設置された二つの磁気素子を備え、
可動角内における磁性体の回転に応じた磁束変化を検出
することにより、回転軸の回転角を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転軸の回転角
を検出する回転角検出器に関し、特に小さい可動角で回
転軸を回動させるような回転駆動機構で用いられる回転
角検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7、8に、従来の回転角検出器の適用
例として、回転駆動機構を有しカメラの視軸を安定化さ
せる撮像装置に適用した一例を示す。
【0003】図において、2は撮像装置を航空機、車両
等の移動体に取り付けるためのジンバルベース、3はジ
ンバルベース2に固定され内輪が自由に回動可能な旋回
軸受、4は旋回軸受3の内輪に固定された旋回軸を備え
た旋回フレーム、5は旋回フレーム4に固定され内輪が
自由に回動可能な俯仰軸受、6は俯仰軸受5の内輪に固
定された俯仰軸を備えた俯仰フレーム、7は俯仰フレー
ム6に固定され内輪が自由に回動可能なピッチ軸受、8
はピッチ軸受7の内輪に固定されたピッチ軸を備え小さ
い可動角で回動可能なピッチフレーム、9はピッチフレ
ーム8に固定され内輪が自由に回動可能なヨー軸受、1
0はヨー軸受9の内輪に固定されたヨー軸を備え小さい
可動角で回動可能なヨーフレーム、11はヨーフレーム
10に保持されたカメラ、12はステータが旋回フレー
ム4に固定され、ロータの回転により歯車伝達機構を介
して旋回フレーム4を駆動させる旋回モータ、13は旋
回モータ12のロータに歯車伝達機構で連結され、旋回
フレーム4の回転角度(旋回角)を検出する第1のロー
タリエンコーダ、14はステータが旋回フレーム4に固
定され、ロータの回転により歯車伝達機構を介して俯仰
フレーム6を駆動させる俯仰モータ、15は俯仰モータ
14の回転軸に歯車伝達機構で連結され、俯仰フレーム
6の回転角度(俯仰角)を検出する第2のロータリエン
コーダ、16はステータ側磁石が俯仰フレーム6に固定
され、ロータ側コイルがピッチフレーム8に固定されて
ピッチフレーム8を駆動するピッチモータ、17はステ
ータ側磁石がピッチフレーム8に固定され、ロータ側コ
イルがヨーフレーム10に固定されてヨーフレーム10
を駆動するヨーモータ、18はピッチフレーム8の回転
軸に直結され、ピッチフレーム8の回転角(ピッチ角)
を検出する第3のロータリエンコーダ、19はヨーフレ
ーム10の回転軸に直結され、ヨーフレーム9の回転角
(ヨー角)を検出する第4のロータリエンコーダであ
る。なお、ピッチモータ16およびヨーモータ17は、
それぞれピッチフレーム8およびヨーフレーム10の回
転中心から所定距離だけ離間したところに配置され、回
転軸に垂直な方向に電磁力を発生させることにより、そ
の所定距離に応じた回転トルクを発生させるものであ
る。
【0004】以上のように構成された撮像装置におい
て、カメラ11が概ね所望の視軸方向を向くように旋回
モータ12と俯仰モータ14を駆動させた後、カメラ1
1に保持されたジャイロ(図示せず)からの角速度信号
に基づいて上記移動体の動揺や振動等により発生するカ
メラ11の視軸方向の変化を検出し、かつ第1から第4
のロータリエンコーダ13,15,18,19で検出さ
れる各回転角に基づいて検出時のカメラ11の視軸方向
と所望の視軸方向との角度差を検出することによって、
制御部(図示せず)からその変化と角度差を打ち消すよ
うに制御信号が発生され、ピッチモータ16とヨーモー
タ17が駆動制御される。これによってカメラ11の視
軸を僅かに回動させてカメラ11の視軸を所望の方向に
安定させることにより、カメラ11からぶれのない安定
した画像を取得する。
【0005】なお、この種の回転駆動機構では、旋回フ
レーム4及び俯仰フレーム6の内側にヨーフレーム10
及びピッチフレーム8が配置されるため、その可動角が
小さくなる。特に航空機で使用される場合、空気抵抗を
軽減するために旋回フレーム4及び俯仰フレーム6は球
形状となり、かつカメラ11を内蔵可能で極力小さくす
ることが好ましいため、内側にあるヨーフレーム10及
びピッチフレーム8とその外側の旋回フレーム4及び俯
仰フレーム6とが干渉しないようにヨーフレーム10及
びピッチフレーム8を配置すると、ヨーフレーム10及
びピッチフレーム8の可動角は数十度程度になる。しか
し、視軸制御においては、予めカメラ11の視軸が概ね
所望の方向を向くように旋回フレーム4及び俯仰フレー
ム6が駆動されるため、ヨーフレーム10及びピッチフ
レーム8の動作角(可動角内において、カメラ11の視
軸を安定に制御できる角度)は数度から数十度程度で良
く、その可動角も上記可動角程度の大きさに設定されて
いる。
【0006】次に、従来の回転角検出器のロータリエン
コーダとポテンショメータについて説明する。ロータリ
エンコーダを図9に示し、ポテンショメータを図10に
示す。これらの回転角検出器は、回転軸の全周回転もし
くは数回転に対して角度を検出することが可能である。
【0007】上記従来の撮像装置で用いられる回転角検
出器について、まずロータリエンコーダが用いられる場
合の動作原理について説明する。30は回転軸、31は
受光素子、32は回転スリット、33は発光素子であ
る。回転軸30が回転することにより回転スリット32
が回転すると共に、発光素子33から出射され回転スリ
ット32を通過し受光素子で受ける光の強度は変化す
る。ロータリエンコーダではこの光強度の変化を電圧変
化として検出して回転角を得る。
【0008】次に、ポテンショメータが用いられる場合
の動作原理について説明する。34は回転軸、35はワ
イパー、36は抵抗体である。回転軸34が回転すると
ワイパー35が抵抗体36に接触しながら回転し、抵抗
値が変化する。ポテンショメータではこの抵抗値の変化
を検出することにより回転角を得る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転角検出器は
以上のように構成されており、可動角の小さいヨーフレ
ーム10、ピッチフレーム8を有する上記従来の撮像装
置に用いる場合に次のような問題があった。
【0010】ヨーフレーム10及びピッチフレーム8
(回転側フレーム)に対する各々のベースフレーム(ヨ
ーフレーム10のベースフレームはピッチフレーム8、
ピッチフレーム8のベースフレームは俯仰フレーム6)
に、各回転角検出器を配置する場合、それぞれの各回転
角検出器は、図9のように各フレームの回転軸上に設け
られた軸受け部付近もしくはその外側(ベースフレーム
側)に配置されることになる(図9は、各回転角検出器
が軸の先端に直結された例を示す。この他の例として、
軸に平行に設置された歯車やプーリ等の伝達機構を介し
て軸に連結されるものがある)。このため、その配置に
要する容積分だけ、撮像装置全体が各回転側フレームか
ら各ベースフレームに向かって外側に広がる方向に大き
くなるという問題があった。
【0011】また、旋回フレーム4の内部に俯仰フレー
ム6が内蔵され、俯仰フレーム6の内部にピッチフレー
ム8が内蔵され、ピッチフレーム8の内部にヨーフレー
ム10が内蔵された上記従来の撮像装置では、旋回軸及
び俯仰軸の可動角に比してピッチ軸及びヨー軸の可動角
は小さいにもかかわらず、カメラの視軸を安定化するの
に高精度な駆動制御が行われるため、高分解能な回転角
検出器が必要となる。しかし、従来の回転角検出器はロ
ータリエンコーダまたはポテンショメータによって微小
角を検出するため、小型化が困難であるという問題があ
った。例えばロータリエンコーダの場合、微小角を高分
解能に検出するためには回転スリット32のスリット数
を増やす必要があり、スリット間隔の制約上回転スリッ
ト32の半径を大きくしなければならず、所要の検出角
度範囲の割りにエンコーダが大きくなった。
【0012】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、可動角の小さい回転軸を有する撮
像装置において、回転軸の微小角回転角度を高分解能に
検出し、かつ設置に要するスペースが小さい回転角検出
器を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明による回転角
検出器は、ベースフレームと、上記ベースフレームに対
して所定の可動角範囲内で回転自在に支持された回転軸
と、略2次曲線の形状を有し、上記回転軸に設けられて
共に回転する磁性体と、上記ベースフレームに設けら
れ、上記磁性体との距離に応じた磁束変化に基づいて出
力信号を得る二つの磁気素子とを備え、上記二つの磁気
素子は、それぞれ上記回転軸の回転中心と上記磁性体の
可動中心に対して対称な位置に配置され、それぞれの出
力信号の差に基づいて上記回転軸の回転角度を取得する
手段を有するものである。
【0014】第2の発明による回転角検出器は、ベース
フレームと、上記ベースフレームに対して所定の可動角
範囲内で回転自在に支持された回転軸と、略2次曲線の
形状を有し、上記回転軸に設けられて共に回転する第1
の極板と、上記ベースフレームに設けられ、上記第1の
極板との距離に応じた静電容量の変化に基づいて出力電
圧を得る二つの第2の極板とを備え、上記二つの第2の
極板は、それぞれ上記回転軸の回転中心と上記第1の基
板の可動中心に対して対称な位置に配置され、それぞれ
の出力電圧の差に基づいて上記回転軸の回転角度を取得
する手段を有するものである。
【0015】第3の発明による回転角検出器は、ベース
フレームと、上記ベースフレームに対して所定の可動角
範囲内で回転自在に支持された回転軸と、略2次曲線の
形状を有し、上記回転軸に設けられて共に回転する反射
板と、上記ベースフレームに設けられ、投光手段及び受
光手段を有し、この投光手段から出射され、上記反射板
で反射されてこの受光手段で受光した光強度に基づき、
上記反射板との距離の変化に応じた出力信号を得る二つ
の光センサとを備え、上記二つの光センサは、それぞれ
上記回転軸の回転中心と上記反射体の可動中心に対して
対称な位置に配置され、それぞれの出力信号の差に基づ
いて上記回転軸の回転角度を取得する手段を有するもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1はこの発明に係る撮像装置の一例を示す図である。
図において、1〜17は従来の機器と同じもので、その
カメラ11における視軸安定化の制御動作も従来と同様
に行われる。図2は所定の可動角で回転動作するピッチ
フレーム8とヨーフレーム10の拡大図であり、実施の
形態1の回転角検出器を示す。図2において、40はヨ
ーフレーム10においてヨーモータ17横に設置され、
固定された半楕円形状板の磁性体であり、ヨー軸の回転
とともに回転する。41はピッチフレーム8において、
磁性体40の設置位置に対応する所に固定された磁気セ
ンサである。この角度検出器は、ヨーフレーム10の回
転スペース内において、ヨーモータ17脇の空きスペー
スに設置される。
【0017】このように構成された撮像装置において、
ヨー軸が回転すると、磁性体40から磁気センサ41ま
での距離が変化し、それに応じて磁気センサ41で検出
される磁束密度が変化する。この変化を利用し、磁気セ
ンサ41により磁性体40と磁気センサ41間の距離を
非接触で検出し、ヨー軸の回転角を求め、それを制御部
に出力することにより従来の撮像装置と同様にカメラ1
1の視軸方向のぶれを打ち消すように視軸安定化制御を
行なう。
【0018】図3は、ヨー軸の上方から見た磁性体40
と磁気センサ41の配置関係を示す図であり、41a及
び41bは、それぞれヨー軸の回転中心に対して、互い
に対称な位置(ヨーフレーム10の回転中心Pと磁性体
40の頂点が通過する動作角内の中心位置Lとを結ぶ直
線PLに対して線対称)に配置され、同じ特性を持つホ
ール素子で構成される磁気素子、40a及び40bは、
それぞれヨーフレーム10の動作角範囲内の最大角(ヨ
ー角θ0 )と最少角(ヨー角−θ0 )における磁性体4
0の位置を示す。また、図4は、磁性体40と磁気セン
サ41の距離に応じて、磁気素子から出力される電圧の
変化を示す図である。図3、4においてヨー角がθ0
とき、磁性体40と磁気素子41aとの間の距離がd
1、磁性体40と磁気素子41bとの距離がd2とな
る。この場合、磁気素子41aに入射する磁束密度は大
きく、磁気素子41bに入射する磁束密度は小さくな
り、それぞれの出力電圧Eは、磁気素子41aがEa、
磁気素子41bがEbとなる。このため、ヨー角θ0
ら−θ0 までのヨーフレーム10の動作角範囲内で、回
転によるヨー角θの変化に応じて、磁気素子41aの出
力電圧Eは曲線Baのように変化し、磁気素子41bの
出力電圧Eは曲線Bbのように変化する。しかし、例え
ば曲線Baにおいて、ヨー角0度からθ0 の間と、ヨー
角0度から−θ0 の間で出力電圧Eの変化量が異なり、
また非線形性が著しく大きいため角度分解能が劣化す
る。従って、磁気素子41aと磁気素子41bの出力電
圧の差を求め、これを磁気センサ41の出力とすること
により、動作角範囲内において図4の直線Bのように概
略線形化した出力電圧を得る(ヨー角θ0 から−θ0
変化に応じて、出力電圧はE0 から−E0 に変化す
る)。これによって、磁気センサ41の角度分解能を向
上させることができる。また、さらに角度分解精度を上
げるには、トランジスタやFET等の非線形素子を磁気
センサ41の出力端に接続して、直線Bの非線形性を補
償するように動作させればよい。あるいは、次の信号処
理によって角度分解精度を上げてもよい。例えば、ヨー
フレーム10を有意に回転させ、既知のヨー角における
磁気センサ41の出力電圧からヨー角の角度と出力電圧
との関係を示す角度電圧特性を取得し、その取得された
角度電圧特性を予めメモリに蓄積する。ヨーフレーム1
0の駆動制御を行なう際、磁気センサ41の出力をディ
ジタルアナログ変換後、メモリに蓄積された上記角度電
圧特性を用いて、その出力電圧を打ち消すように補償す
るデジタル信号処理を行なう。この場合、例えばヨーフ
レーム10の回転によって得られる磁気センサ41の出
力電圧がEcであるとき、予め取得された磁気センサ4
1の角度電圧特性から出力電圧Ecに対応する角度が取
得され、この取得された角度が磁気センサ41の出力と
して、この撮像装置の制御部に出力される。
【0019】以上のような撮像装置では、ヨーフレーム
10の回転スペース内において、ヨーモータ17脇の空
いたスペースを有効に使って角度検出器を設置し、かつ
磁気センサ41と磁性体40をそれぞれ所定の可動角を
有し相対的に回転するフレーム(ヨーフレーム10及び
ピッチフレーム8)に設置することにより、従来の回転
角検出器と比較して小スペースでかつ高分解能な回転角
検出器を得られる効果がある。
【0020】なお、上記撮像装置はヨーフレーム10の
回転を検出する角度検出器についてその構成、動作を説
明したが、ピッチフレーム8についても磁気センサ41
と磁性体40を用いて同様な構成を取ることにより、同
様な効果を得ることができる。
【0021】実施の形態2 図5はこの発明にかかる撮像装置の一例を示す図であ
り、図において、1〜17は実施の形態1と同じもので
ある。42はヨーフレーム10に固定された第1の極板
であり、ヨー軸とともに回転するもので、43は実施の
形態1における磁気素子41a,41bのように、二つ
の極板がヨー軸に対して互いに対称に配置され、ピッチ
フレーム8に固定された第2の極板である。第1の極板
42と第2の極板43との間に電圧を印可するとコンデ
ンサを形成する。このとき、ヨー軸が回転すると極板間
の距離が変化し、それに伴って静電容量が変化するた
め、この静電容量の変化を電圧変化として検出すること
により、ヨー角変化と静電容量変化に応じた電圧変化と
の関係を示す角度電圧特性を取得することができる。ま
た実施の形態1と同様に、この角度電圧特性を予めメモ
リに記憶することによって、角度分解精度の良い角度検
出器が得られる。
【0022】この実施の形態では、実施の形態1の効果
に加えて、磁性体を使用しないため、ヨーモータによる
磁気の影響を受け難くする効果がある。
【0023】実施の形態3 図6はこの発明にかかる撮像装置の一例を示す図であ
り、図において、1〜17は実施の形態1と同じもので
ある。
【0024】図6において、44はピッチフレーム8に
固定された光センサであり、45はヨーフレーム10に
固定された反射体である。光センサ44は投光器とディ
テクタとを備え、投光され反射体45で反射された光の
強度をディテクタで検出する。実施の形態1の41a,
41bのように、ヨー軸の回転中心に対して光センサを
対称に配置することにより、反射体45の回転に応じて
変化する反射光の強度に基づいて、回転軸の回転角を取
得する。
【0025】この実施の形態では、実施の形態1及び2
の効果に加えて、磁界や電界等を検出する磁気センサや
コンデンサを角度検出器に用いないため、これらの影響
によりノイズが混入することを避けることができる。
【0026】なお、実施の形態1から3において、略楕
円形状板の磁性体40、第1の極板42、及び反射体4
5を回転フレーム側(例えばヨーフレーム10)に設
け、磁気センサ41、第2の極板43、及び光センサ4
4をベースフレーム側(例えばピッチフレーム8)に設
けたが、40,42、及び45と41,43、及び44
を互いに逆のフレームに設置してもよい。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように回転軸
の微小角回転角度を高分解能に検出し、かつ設置に要す
るスペースが小さい回転角検出器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による回転角センサ
を設けた撮像装置を示すものである。
【図2】 この発明の実施の形態1による回転角センサ
を設けた撮像装置を示すものである。
【図3】 この発明の実施の形態1による磁気センサの
動作を示すものである。
【図4】 この発明の実施の形態1による磁気センサの
動作を示すものである。
【図5】 この発明の実施の形態2による回転角センサ
を設けた撮像装置を示すものである。
【図6】 この発明の実施の形態3による回転角センサ
を設けた撮像装置を示すものである。
【図7】 従来の回転角センサを設けた撮像装置を示す
ものである。
【図8】 従来の回転角センサを設けた撮像装置を示す
ものである。
【図9】 従来のロータリエンコーダを示すものであ
る。
【図10】 従来のポテンショメータを示すものであ
る。
【符号の説明】
1 筐体 2 ジンバルベース 3 旋回軸受 4 旋回フレーム 5 俯仰軸受 6 俯仰フレーム 7 ピッチ軸受 8 ピッチフレーム 9 ヨー軸受 10 ヨーフレーム 11 カメラ 12 旋回モータ 13 第1のロータリエンコーダ 14 俯仰モータ 15 第2のロータリエンコーダ 16 ピッチモータ 17 ヨーモータ 18 第3のロータリエンコーダ 19 第4のロータリエンコーダ 40 磁性体 41 磁気センサ 41a 磁気素子 41b 磁気素子 42 第1の極板 43 第2の極板 44 光センサ 45 反射体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフレームと、上記ベースフレーム
    に対して所定の可動角範囲内で回転自在に支持された回
    転軸と、略2次曲線の形状を有し、上記回転軸に設けら
    れて共に回転する磁性体と、上記ベースフレームに設け
    られ、上記磁性体との距離に応じた磁束変化に基づいて
    出力信号を得る二つの磁気素子とを備え、上記二つの磁
    気素子は、それぞれ上記回転軸の回転中心と上記磁性体
    の可動中心に対して対称な位置に配置され、それぞれの
    出力信号の差に基づいて上記回転軸の回転角度を取得す
    る手段を有することを特徴とする回転角検出器。
  2. 【請求項2】 ベースフレームと、上記ベースフレーム
    に対して所定の可動角範囲内で回転自在に支持された回
    転軸と、略2次曲線の形状を有し、上記回転軸に設けら
    れて共に回転する第1の極板と、上記ベースフレームに
    設けられ、上記第1の極板との距離に応じた静電容量の
    変化に基づいて出力電圧を得る二つの第2の極板とを備
    え、上記二つの第2の極板は、それぞれ上記回転軸の回
    転中心と上記第1の基板の可動中心に対して対称な位置
    に配置され、それぞれの出力電圧の差に基づいて上記回
    転軸の回転角度を取得する手段を有することを特徴とす
    る回転角検出器。
  3. 【請求項3】 ベースフレームと、上記ベースフレーム
    に対して所定の可動角範囲内で回転自在に支持された回
    転軸と、略2次曲線の形状を有し、上記回転軸に設けら
    れて共に回転する反射板と、上記ベースフレームに設け
    られ、投光手段及び受光手段を有し、この投光手段から
    出射され、上記反射板で反射されてこの受光手段で受光
    した光強度に基づき、上記反射板との距離の変化に応じ
    た出力信号を得る二つの光センサとを備え、上記二つの
    光センサは、それぞれ上記回転軸の回転中心と上記反射
    体の可動中心に対して対称な位置に配置され、それぞれ
    の出力信号の差に基づいて上記回転軸の回転角度を取得
    する手段を有することを特徴とする回転角検出器。
JP10489398A 1998-04-15 1998-04-15 回転角検出器 Pending JPH11295020A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102297081A (zh) * 2011-09-09 2011-12-28 广东明阳风电产业集团有限公司 一种风力发电机组变桨编码器
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