JPH11294325A - 斜板式圧縮機 - Google Patents

斜板式圧縮機

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JPH11294325A
JPH11294325A JP10120032A JP12003298A JPH11294325A JP H11294325 A JPH11294325 A JP H11294325A JP 10120032 A JP10120032 A JP 10120032A JP 12003298 A JP12003298 A JP 12003298A JP H11294325 A JPH11294325 A JP H11294325A
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JP
Japan
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low
swash plate
cylinder block
pressure
space
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Withdrawn
Application number
JP10120032A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Yoshii
清司 吉井
Katsutoshi Enomoto
勝利 榎本
Kazu Tabata
壱 田畑
Katsuhiko Arai
克彦 新井
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸を支持するラジアル軸受を十分に潤滑
かつ冷却して、ラジアル軸受の耐久性を向上させる。 【解決手段】 低圧ガス吸入通路32の途中に油分離体
70,71を設け、この油分離体70,71によって低
圧ガス中に含まれる潤滑油Oを分離し、その潤滑油Oを
溜める油溜まり凹部72,73をシリンダブロック60
に設け、その凹部72,73の潤滑油Oを軸受収容空間
76,77に案内する潤滑油案内路74,75をシリン
ダブロック60に設ける。これによりラジアル軸受9に
供給される潤滑油Oの量が増え、ラジアル軸受9が十分
に潤滑かつ冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は斜板式圧縮機に関
し、特に回転軸を支持するラジアル軸受の十分な潤滑及
び冷却を行うことができる斜板式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の斜板式圧縮機を示す縦断面
図である。
【0003】この斜板式圧縮機は、複数のシリンダボア
(図示せず)を有するシリンダブロック160と、この
シリンダブロック160の両端に接合され、外周を包囲
するシェル161と、シリンダブロック160にラジア
ル軸受109を介して回転可能に支持された回転軸10
7と、この回転軸107に固定された斜板108とを備
えている。
【0004】斜板108のボス部108aはスラスト軸
受110によって回転可能に支持されている。斜板10
8は、シリンダブロック160に形成された斜板収容空
間131に収容されている。
【0005】シリンダブロック160は互いに軸方向に
連結されたフロント側シリンダブロック101とリア側
シリンダブロック102とで構成されている。シリンダ
ブロック160の両側には、ラジアル軸受109を収容
する軸受収容空間176,177が設けられている。
【0006】シリンダブロック160の外周面とシェル
161の内周面との間には、シリンダブロック160の
リア側から低圧ガス(低圧の冷媒ガス)がほぼ軸方向に
沿って流入する低圧ガス吸入通路132が形成されてい
る。シェル161は、互いに軸方向に連結されたフロン
ト側シェルとリア側シェルとで構成されている。フロン
ト側シェルは、フロント側シリンダブロック101のフ
ロント側にバルブ構成部品を介して接合され、フロント
側ガス室(高圧ガス室と低圧ガス室)を形成するヘッド
部104と、シリンダブロックを包囲するシェル部11
3とで構成されている。リア側シェルは、リア側シリン
ダブロック102のリア側にバルブ構成部品を介して接
合され、リア側ガス室(高圧ガス室と低圧ガス室)を形
成するヘッド部106と、シリンダブロックを包囲する
シェル部114とで構成されている。
【0007】フロント側シェルのヘッド部104及びリ
ア側シェルのヘッド部106には、シリンダボア内に供
給する低圧ガスを収容しておく吸入室123と、シリン
ダボア内から高圧ガスが吐出される吐出室124とが、
それぞれ形成されている。吸入室123は、連通路15
0,151及び軸受収容空間176,177を介して斜
板収容空間131と連通している。
【0008】低圧ガスは吸入口106aから低圧ガス吸
入通路132に入った後、斜板収容空間131から連通
路150,151及び軸受収容空間176,177を経
てフロント側、リヤ側の各吸入室123に達する。低圧
ガスには潤滑油が含まれているので、低圧ガスが各吸入
室123に達するまでの間に、斜板108やスラスト軸
受110やラジアル軸受109等が潤滑及び冷却され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シリンダブ
ロック部101.102はそれぞれ複数の連通路15
0,151を有し、各連通路150,151の通路面積
の和はラジアル軸受109と回転軸107との隙間より
も格段に大きいので、低圧ガス吸入通路132に流入し
た低圧ガスの大部分は連通路150,151を通じて各
吸入室123に流入し、軸受収容空間176,177を
通じて各吸入室123に流入する低圧ガスの量は少な
く、その結果ラジアル軸受109が十分に潤滑かつ冷却
されないという問題があった。
【0010】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は回転軸を支持するラジアル軸受を
十分に潤滑かつ冷却して、ラジアル軸受の耐久性を向上
させることができる斜板式圧縮機を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1の発明の斜板式圧縮機は、複数のシリンダボ
アを有するシリンダブロックと、このシリンダブロック
の一端に設けられた第1のシリンダヘッドと、前記シリ
ンダブロックの他端に設けられた第2のシリンダヘッド
と、前記シリンダブロックにラジアル軸受を介して回転
可能に支持された回転軸と、この回転軸と一体に回転す
る斜板と、前記シリンダブロックに形成され、前記斜板
を収容する斜板収容空間と、前記回転軸よりも上方に位
置するとともに前記斜板収容空間と連通し、前記シリン
ダブロックの一端側から低圧ガスがほぼ軸方向に沿って
流入する低圧ガス吸入通路と、前記両シリンダヘッド内
に形成され、前記シリンダボア内に吸入ポートを介して
供給する低圧ガスを収容しておく低圧室と、前記斜板収
容空間と前記低圧室とを連通させる連通路と、前記シリ
ンダブロックの両側に設けられ、前記斜板収容空間と前
記低圧室とに連通するとともに前記ラジアル軸受を収容
する軸受収容空間とを備える斜板式圧縮機において、前
記低圧ガス吸入通路の途中に設けられ、前記低圧ガス吸
入通路に流入する低圧ガスの進行を妨げてその低圧ガス
中に含まれる潤滑油を分離するための少なくとも1つの
油分離体と、前記シリンダブロックに設けられ、前記油
分離体によって分離された潤滑油を溜めるための油溜ま
り凹部と、前記シリンダブロックに設けられ、前記油溜
まり凹部の潤滑油を前記軸受収容空間に案内するための
潤滑油案内路とを備えていることを特徴とする。
【0012】前述のように低圧ガス吸入通路の途中に油
分離体を設け、この油分離体によって低圧ガス中に含ま
れる潤滑油を分離し、その潤滑油を溜める油溜まり凹部
をシリンダブロックに設け、その油溜まり凹部の潤滑油
を軸受収容空間に案内する潤滑油案内路をシリンダブロ
ックに設けたので、ラジアル軸受に供給される潤滑油の
量が増え、ラジアル軸受が十分に潤滑かつ冷却される。
【0013】請求項2の発明の斜板式圧縮機は、請求項
1の発明の斜板式圧縮機において、前記低圧室の内部
を、前記連通路に通じる第1の低圧空間と前記軸受収容
空間に通じる第2の低圧空間とに仕切で分割し、前記吸
入ポートの入口を前記第1の低圧空間に通じる第1の開
口と前記第2の低圧空間に通じる第2の開口とに2分
し、前記第2の開口の面積が前記第1の開口の面積より
も小さいことを特徴とする。
【0014】第2の低圧空間の圧力が斜板収容空間の圧
力よりも確実に低くなり、潤滑油案内路を通じて軸受収
容空間に流入する潤滑油の量がより増加し、ラジアル軸
受の潤滑及び冷却が一層促進される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】図1はこの発明の一実施形態に係る斜板式
圧縮機の縦断面図、図2はその斜板式圧縮機のリアヘッ
ドの横断面図である。
【0017】フロント側シリンダブロック部1とリヤ側
シリンダブロック部2とが軸方向に互いに連結され、1
つのシリンダブロック60が構成される。このシリンダ
ブロック60の一端にはバルブプレート3を介してフロ
ントヘッド(第1のシリンダヘッド)4が配置され、他
端にはバルブプレート5を介してリアヘッド(第2のシ
リンダヘッド)6が配置されている。
【0018】フロントヘッド4、リアヘッド6にはそれ
ぞれ吐出室24、吸入室(低圧室)23が形成されてい
る。吐出室24と吸入室23とは仕切壁82で仕切られ
ている。リアヘッド6には図示しないエバポレータの出
口へ通じる吸入口6aが設けられている。
【0019】フロントヘッド4にはフロント側シェル部
13が、リアヘッド6にはリア側シェル部14がそれぞ
れ一体に設けられている。フロント側シェル部13とリ
ア側シェル部14とは軸方向に互いに嵌合し、1つのシ
ェル61が構成される。
【0020】フロントヘッド4、シリンダブロック60
及びリアヘッド6は図示しない通しボルトで軸方向に結
合されている。
【0021】シリンダブロック60には回転軸7が配設
され、この回転軸7には斜板8が固定され、回転軸7は
ラジアル軸受9(例えばニードル軸受やプレーン軸受
等)によって回転可能に支持され、斜板8のボス部8a
はスラスト軸受10によって回転可能に支持されてい
る。斜板8の摺動面8bは回転軸7に直角な仮想面に対
して傾いている。斜板8はシリンダブロック60に形成
された斜板収容空間31に収容される。各シリンダブロ
ック部1,2には軸方向に貫通する貫通孔40,41が
設けられ、各貫通孔40,41は斜板収容空間31と連
通している。また、各貫通孔40,41と軸方向に対向
する孔3a,5aがバルブプレート3,5に設けられて
いる。貫通孔40と孔3aとで連通路50が構成され、
貫通孔41と孔5aとで連通路51が構成される。ま
た、シリンダブロック部1,2にはそれぞれ、斜板収容
空間31と吸入室23とにそれぞれ連通するとともにラ
ジアル軸受9を収容する軸受収容空間76,77が設け
られている。
【0022】シェル部61の内周面とシリンダブロック
60の外周面との間には低圧空間30が形成される。低
圧空間30の上部(上半分の部分)には、リアヘッド6
の吸入口6aから低圧ガスがほぼ軸方向へ沿って流入す
る低圧ガス吸入通路32が形成されている。低圧ガス吸
入通路32の中間部は斜板収容空間31と連通する。
【0023】シリンダブロック部1,2の外周面には、
低圧ガス吸入通路32に流入する低圧ガスの進行を妨げ
てその低圧ガス中に含まれる潤滑油Oを分離するための
油分離体70,71がそれぞれ設けられている。油分離
体70,71はそれぞれ低圧ガス吸入通路32へ突き出
しているが、図1に示すように、フロント側のシリンダ
ブロック部1の油分離体70の方がリア側のシリンダブ
ロック部2の油分離体71よりも長い。
【0024】また、シリンダブロック部1,2の外周面
には、油分離体70,71によって分離された潤滑油O
を溜めるための油溜まり凹部72,73がそれぞれ設け
られている。油溜まり凹部72,73はそれぞれ低圧ガ
ス吸入通路32へ望んでいる。
【0025】更に、シリンダブロック部1,2には、油
溜まり凹部72,73の潤滑油Oを軸受収容空間76,
77に案内する潤滑油案内路74,75がそれぞれ設け
られている。
【0026】シリンダブロック60には複数のシリンダ
ボア11(図2参照)が設けられている。各シリンダボ
ア11は回転軸7に平行であって、回転軸7を中心とす
る仮想円に沿って所定間隔おきに配置されている。各シ
リンダボア11内には図示しないピストンが摺動可能に
収容されている。
【0027】各シリンダボア11内のピストンの両側に
は圧縮室が形成されている。ピストンはほぼ半球体状の
シュー(図示せず)を介して斜板8に連結されている。
【0028】次に、この実施形態の斜板式圧縮機の作動
を説明する。
【0029】回転軸7が回転すると、斜板8も一体に回
転する。斜板8の回転によりピストンがシリンダボア1
1内を往復運動し、シリンダボア11内の圧縮室の容積
が増減し、冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が繰り返され
る。
【0030】エバポレータの出口から流出した低圧ガス
はリアヘッド6の吸入口6aから低圧ガス吸入通路32
に入り、この通路32の中間部から斜板収容空間31へ
進み、斜板8のボス部8aへと向う。このとき低圧ガス
中に含まれた潤滑油Oが斜板8の摺動面8bやスラスト
軸受10に付着するので、斜板8やスラスト軸受10の
潤滑及び冷却が行われる。また、低圧ガス吸入通路32
に流入した低圧ガスはまず油分離体71に衝突し、次に
油分離体70に衝突し、それぞれの衝突の際に低圧ガス
中に含まれた潤滑油Oが分離される。油分離体70は低
圧ガスを受け止め、斜板収容空間31へガイドする機能
も果たす。油分離体70,71によって分離された潤滑
油Oは油溜まり凹部72,73に溜まり、油溜まり凹部
72,73の潤滑油Oは自重により潤滑油案内路74,
75を通じて軸受収容空間76,77に案内され、潤滑
油Oがラジアル軸受9及びスラスト軸受10に供給され
る。ただ、吸入室23の低圧ガスは吸入行程でシリンダ
ボア11内の圧縮室に吸入されるので、吸入室23の圧
力は斜板収容空間31の圧力よりもわずかに低くなるた
め、軸受収容空間76,77に案内された潤滑油Oのほ
とんどはラジアル軸受9側に供給される。なお、油溜ま
り凹部72,73に潤滑油Oが溜まらないときには潤滑
油案内路74,75を通じて低圧ガスが軸受収容空間7
6,77に案内され、その低圧ガスに含まれた潤滑油O
によってラジアル軸受9の潤滑と冷却とが行われる。
【0031】斜板収容空間31の低圧ガスは連通路5
0,51を通じて吸入室23に達する。吸入室23の低
圧ガスは吸入行程でシリンダボア11内の圧縮室に吸入
され、圧縮行程で圧縮室の低圧ガスが圧縮され、吐出行
程で圧縮室の高圧の冷媒ガスが吐出室24に吐出され、
吐出室24から図示しない吐出口を経て、図示しないコ
ンデンサの入口へ送られる。
【0032】この実施形態によれば、潤滑油案内路7
4,75を通じて潤滑油Oが軸受収容空間76,77に
供給されるので、ラジアル軸受9は十分に潤滑かつ冷却
され、ラジアル軸受9の耐久性は向上する。とりわけラ
ジアル軸受9としてプレーン軸受等のすべり軸受を用い
た斜板式圧縮機にはこの発明の構造が有効である。
【0033】図3はこの発明の他の実施形態に係る斜板
式圧縮機の縦断面図、図4はその斜板式圧縮機のリアヘ
ッドの横断面図である。前述の実施形態と共通する部分
には同一符号を付して説明を省略する。
【0034】この実施形態では、吸入室23の内部を、
連通路50,51に通じる第1の低圧空間23aと軸受
収容空間76,77に通じる第2の低圧空間23bとに
仕切壁(仕切)80で分割した。吸入ポート81は図4
に示すように仕切壁80を跨いでいる。すなわち、仕切
壁80で吸入ポート81の入口を、第1の低圧空間23
aに通じる第1の開口81aと第2の低圧空間23bに
通じる第2の開口81bとに2分した。第2の開口81
bの面積は第1の開口81aの面積よりも小さい。第2
の低圧空間23bと吸入ポート81との通路面積は第1
の低圧空間23aと吸入ポート81との通路面積に較べ
格段に小さい。
【0035】第2の低圧空間23bはラジアル軸受9が
収容される軸受収容空間76,77を通じて斜板収容空
間31と連通しているにすぎないので、斜板収容空間3
1から第2の低圧空間23bに流入する低圧ガスは斜板
収容空間31から第1の低圧空間23aに流入するガス
ほど多くない。したがって、斜板収容空間31の圧力P
swと第1の低圧空間23aの圧力Ps1 と第2の低圧
空間23bの圧力Ps2 とは次のような関係になる。
【0036】Psw≧圧力Ps1 >Ps2 すなわち、第2の低圧空間23bの圧力Ps2 が第1の
低圧空間23aの圧力Ps1 よりわずかに低くなるの
で、前述の実施形態に較べ、潤滑油案内路74,75を
通じて軸受収容空間76,77に供給される潤滑油Oの
量が多くなり、ラジアル軸受9の潤滑及び冷却が一層促
進される。
【0037】なお、上述の実施形態では、潤滑油案内路
74,75をシリンダブロック部2,3の両方に設けた
場合について述べたが、潤滑油案内路74,75をシリ
ンダブロック部2,3の一方にだけ設けるようにしても
よい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の斜
板式圧縮機によれば、ラジアル軸受に供給される潤滑油
の量が増え、ラジアル軸受が十分に潤滑かつ冷却され、
その耐久性が向上する。
【0039】請求項2の発明の斜板式圧縮機によれば、
第2の低圧空間の圧力が斜板収容空間の圧力よりも確実
に低くなり、潤滑油案内路を通じて軸受収容空間に流入
する潤滑油の量がより増加し、ラジアル軸受の潤滑及び
冷却が一層促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る斜板式圧縮
機の縦断面図である。
【図2】図2はその斜板式圧縮機のリアヘッドの横断面
図である。
【図3】図3はこの発明の他の実施形態に係る斜板式圧
縮機の縦断面図である。
【図4】図4はその斜板式圧縮機のリアヘッドの横断面
図である。
【図5】図5は従来の斜板式圧縮機を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2 シリンダブロック部 4 フロントヘッド 6 リアヘッド 7 回転軸 8 斜板 9 ラジアル軸受 13,14 シェル部 23 吸入室 23a 第1の低圧空間 23b 第2の低圧空間 31 斜板収容空間 32 低圧ガス吸入通路 50,51 連通路 60 シリンダブロック 61 シェル 70,71 油分離体 72,73 油溜まり凹部 74,75 潤滑油案内路 76,77 軸受収容空間 80,82 仕切壁 81 吸入ポート O 潤滑油
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 克彦 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシリンダボアを有するシリンダブ
    ロックと、このシリンダブロックの一端に設けられた第
    1のシリンダヘッドと、前記シリンダブロックの他端に
    設けられた第2のシリンダヘッドと、前記シリンダブロ
    ックにラジアル軸受を介して回転可能に支持された回転
    軸と、この回転軸と一体に回転する斜板と、前記シリン
    ダブロックに形成され、前記斜板を収容する斜板収容空
    間と、前記回転軸よりも上方に位置するとともに前記斜
    板収容空間と連通し、前記シリンダブロックの一端側か
    ら低圧ガスがほぼ軸方向に沿って流入する低圧ガス吸入
    通路と、前記両シリンダヘッド内に形成され、前記シリ
    ンダボア内に吸入ポートを介して供給する低圧ガスを収
    容しておく低圧室と、前記斜板収容空間と前記低圧室と
    を連通させる連通路と、前記シリンダブロックの両側に
    設けられ、前記斜板収容空間と前記低圧室とに連通する
    とともに前記ラジアル軸受を収容する軸受収容空間とを
    備える斜板式圧縮機において、 前記低圧ガス吸入通路の途中に設けられ、前記低圧ガス
    吸入通路に流入する低圧ガスの進行を妨げてその低圧ガ
    ス中に含まれる潤滑油を分離するための少なくとも1つ
    の油分離体と、 前記シリンダブロックに設けられ、前記油分離体によっ
    て分離された潤滑油を溜めるための油溜まり凹部と、 前記シリンダブロックに設けられ、前記油溜まり凹部の
    潤滑油を前記軸受収容空間に案内するための潤滑油案内
    路とを備えていることを特徴とする斜板式圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記低圧室の内部を、前記連通路に通じ
    る第1の低圧空間と前記軸受収容空間に通じる第2の低
    圧空間とに仕切で分割し、 前記吸入ポートの入口を前記第1の低圧空間に通じる第
    1の開口と前記第2の低圧空間に通じる第2の開口とに
    2分し、前記第2の開口の面積が前記第1の開口の面積
    よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の斜板式圧
    縮機。
JP10120032A 1998-04-14 1998-04-14 斜板式圧縮機 Withdrawn JPH11294325A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085163A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Valeo Thermal Systems Japan Corp 斜板式圧縮機の潤滑構造及び斜板式圧縮機
KR101196364B1 (ko) 2009-05-27 2012-11-01 한국델파이주식회사 사판식 압축기

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