JPH11293876A - 斜面載置用塗料缶保持具 - Google Patents
斜面載置用塗料缶保持具Info
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- JPH11293876A JPH11293876A JP10117898A JP10117898A JPH11293876A JP H11293876 A JPH11293876 A JP H11293876A JP 10117898 A JP10117898 A JP 10117898A JP 10117898 A JP10117898 A JP 10117898A JP H11293876 A JPH11293876 A JP H11293876A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗料缶を平地に置いて使用する場合に邪魔に
ならず、斜面に置いたとき安定していて、任意の傾斜斜
面に対応して調節可能なものとする。 【解決手段】 塗料缶(10)の底面より下に突出し下
端(1b)が塗料缶の置かれる斜面に当る斜面用足部
(1)と、塗料缶の外側に斜面用足部を着脱自在に固定
する足取付け部(2)を備えている。足取付け部は、平
板を丸めて円筒形にした帯状体(2aと2b)と、帯状
体を塗料缶に固定するときに前記帯状体の径を調節する
径調節手段(3a、3b、4)を備え、斜面用足部は、
帯状体の一部を塗料缶の底方向に延長して一体に構成し
ている。また他の方法としては、足取付け部は、上下に
長いものとし、係合部で塗料缶の上下端(10c、10
b)の対応部分に係合し、その長さの調節して塗料缶に
固定し、斜面用足部を足取付け部にスライド可能に係合
して任意の相対位置に固定してもよい。
ならず、斜面に置いたとき安定していて、任意の傾斜斜
面に対応して調節可能なものとする。 【解決手段】 塗料缶(10)の底面より下に突出し下
端(1b)が塗料缶の置かれる斜面に当る斜面用足部
(1)と、塗料缶の外側に斜面用足部を着脱自在に固定
する足取付け部(2)を備えている。足取付け部は、平
板を丸めて円筒形にした帯状体(2aと2b)と、帯状
体を塗料缶に固定するときに前記帯状体の径を調節する
径調節手段(3a、3b、4)を備え、斜面用足部は、
帯状体の一部を塗料缶の底方向に延長して一体に構成し
ている。また他の方法としては、足取付け部は、上下に
長いものとし、係合部で塗料缶の上下端(10c、10
b)の対応部分に係合し、その長さの調節して塗料缶に
固定し、斜面用足部を足取付け部にスライド可能に係合
して任意の相対位置に固定してもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築塗装現場な
どで使用する塗料を入れた缶(塗料缶)を、屋根などの
傾斜面上に安定して置くための斜面載置用塗料缶保持具
に関するものである。
どで使用する塗料を入れた缶(塗料缶)を、屋根などの
傾斜面上に安定して置くための斜面載置用塗料缶保持具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、塗装作業は、常に塗料缶を作業
員の手元に置いて作業を進める必要がある。屋根などの
斜面に塗装するときも、通常の平地での塗装の場合と同
様に、作業員は、塗装作業の進行につれて移動し、その
度に、身近に塗料缶を置くために、塗料缶を移動させて
いる。ところが、殆ど周辺に平らな場所が確保できない
場合は、予め用意した木片、石、瓦の破片などを積み、
缶底と斜面の間に挟み込んで、塗料缶の底を平らにして
配置していた。
員の手元に置いて作業を進める必要がある。屋根などの
斜面に塗装するときも、通常の平地での塗装の場合と同
様に、作業員は、塗装作業の進行につれて移動し、その
度に、身近に塗料缶を置くために、塗料缶を移動させて
いる。ところが、殆ど周辺に平らな場所が確保できない
場合は、予め用意した木片、石、瓦の破片などを積み、
缶底と斜面の間に挟み込んで、塗料缶の底を平らにして
配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の塗料缶の斜面への配置には、予め木片などをスペーサ
として用意しなければならない。また、缶の移動の度
に、これらのスペーサを缶底と斜面の間から取り除いた
り、挿入し直さななければならず、スペーサを屋根の上
から落したり、塗料缶の座りが悪く、ひっくり返す恐れ
がある、という問題点があった。また、この方法では、
異なる傾斜のある斜面に、広く対応することができない
という欠点もある。
の塗料缶の斜面への配置には、予め木片などをスペーサ
として用意しなければならない。また、缶の移動の度
に、これらのスペーサを缶底と斜面の間から取り除いた
り、挿入し直さななければならず、スペーサを屋根の上
から落したり、塗料缶の座りが悪く、ひっくり返す恐れ
がある、という問題点があった。また、この方法では、
異なる傾斜のある斜面に、広く対応することができない
という欠点もある。
【0004】本発明の課題は、塗料缶を斜面に置くため
の仕掛けが、塗料缶を平地に置いて使用する場合には邪
魔にならず、斜面に置いたとき十分安定していて、しか
も、各種の傾斜斜面に対応して調節可能な斜面載置用塗
料缶保持具を提供することである。
の仕掛けが、塗料缶を平地に置いて使用する場合には邪
魔にならず、斜面に置いたとき十分安定していて、しか
も、各種の傾斜斜面に対応して調節可能な斜面載置用塗
料缶保持具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、塗料缶(10)の底面の水平を
維持するために前記底面を越えて下方向に突出し下端
(1bあるいは11b)が前記塗料缶(10)の置かれ
るべき斜面(S)に当接する斜面用足部(1あるいは1
1)と、前記塗料缶(10)の円筒部(1a)の外側に
前記斜面用足部(1あるいは11)を着脱自在に固定す
るための足取付け部(2あるいは12)と、を含む斜面
載置用塗料缶保持具である。
に、請求項1の発明は、塗料缶(10)の底面の水平を
維持するために前記底面を越えて下方向に突出し下端
(1bあるいは11b)が前記塗料缶(10)の置かれ
るべき斜面(S)に当接する斜面用足部(1あるいは1
1)と、前記塗料缶(10)の円筒部(1a)の外側に
前記斜面用足部(1あるいは11)を着脱自在に固定す
るための足取付け部(2あるいは12)と、を含む斜面
載置用塗料缶保持具である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の斜面載置用
塗料缶保持具において、前記足取付け部(2)は、前記
塗料缶(10)の円筒部(1a)の上下幅より狭い上下
幅の平板を丸めて円筒形にした帯状体(2aと2b)
と、前記帯状体(2aと2b)を塗料缶(10)の前記
円筒部(1a)の外側に着脱自在に固定するために前記
帯状体(2aと2b)で形成する円筒形の径を調節する
径調節手段(3a、3b、4)を備え、前記斜面用足部
(1)は、前記足取付け部(2)の帯状体(2aと2
b)の一部を下方向に延長して一体に構成した、ことを
特徴とする斜面載置用塗料缶保持具である。
塗料缶保持具において、前記足取付け部(2)は、前記
塗料缶(10)の円筒部(1a)の上下幅より狭い上下
幅の平板を丸めて円筒形にした帯状体(2aと2b)
と、前記帯状体(2aと2b)を塗料缶(10)の前記
円筒部(1a)の外側に着脱自在に固定するために前記
帯状体(2aと2b)で形成する円筒形の径を調節する
径調節手段(3a、3b、4)を備え、前記斜面用足部
(1)は、前記足取付け部(2)の帯状体(2aと2
b)の一部を下方向に延長して一体に構成した、ことを
特徴とする斜面載置用塗料缶保持具である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の斜面載置用
塗料缶保持具において、前記足取付け部(12)は、上
下に長く、前記塗料缶(10)の円筒部(1a)の上下
端(10c、10b)の対応部分に係合するために上下
それぞれの端部に設けた係合部(14c、13b)と、
上下方向の長さを調節することができる長さ調節手段
(15、14b、13d)を備え、前記斜面用足部(1
1)は、下端(11b)が前記塗料缶(10)の底面か
ら下に突出す長さを調節するために前記足取付け部(1
2)にスライド可能に係合するとともに任意の相対位置
において前記足取付け部(12)に固定する手段(11
d)を備えた、ことを特徴とする斜面載置用塗料缶保持
具である。
塗料缶保持具において、前記足取付け部(12)は、上
下に長く、前記塗料缶(10)の円筒部(1a)の上下
端(10c、10b)の対応部分に係合するために上下
それぞれの端部に設けた係合部(14c、13b)と、
上下方向の長さを調節することができる長さ調節手段
(15、14b、13d)を備え、前記斜面用足部(1
1)は、下端(11b)が前記塗料缶(10)の底面か
ら下に突出す長さを調節するために前記足取付け部(1
2)にスライド可能に係合するとともに任意の相対位置
において前記足取付け部(12)に固定する手段(11
d)を備えた、ことを特徴とする斜面載置用塗料缶保持
具である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による斜面載置用塗料
缶保持具の第1実施形態例を示す斜視図である。図2
は、図1の実施形態を取りつけた塗料缶を、水平面に置
いた場合の状態を示す説明図(側面図)である。図3
は、図1の実施形態を取りつけた塗料缶を、傾斜面に置
いた場合の状態を示す説明図(側面図)である。
の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による斜面載置用塗料
缶保持具の第1実施形態例を示す斜視図である。図2
は、図1の実施形態を取りつけた塗料缶を、水平面に置
いた場合の状態を示す説明図(側面図)である。図3
は、図1の実施形態を取りつけた塗料缶を、傾斜面に置
いた場合の状態を示す説明図(側面図)である。
【0009】第1実施形態の斜面載置用塗料缶保持具
は、図1および図3に示すように、塗料缶10を斜面に
置く場合に、下端1bが塗料缶10の円筒部下端(底面
の端部)10bより下に突き出させて斜面Sに当て、缶
を水平に支持するための斜面用足部1を備えている。斜
面用足部1は、足取付け部2と同一平板で(一体に)形
成されているので、足取付け部2の缶の円筒部10aに
取りつける位置を変えることによって、円筒部下端10
bより下に出る長さを任意に調節することができる。
は、図1および図3に示すように、塗料缶10を斜面に
置く場合に、下端1bが塗料缶10の円筒部下端(底面
の端部)10bより下に突き出させて斜面Sに当て、缶
を水平に支持するための斜面用足部1を備えている。斜
面用足部1は、足取付け部2と同一平板で(一体に)形
成されているので、足取付け部2の缶の円筒部10aに
取りつける位置を変えることによって、円筒部下端10
bより下に出る長さを任意に調節することができる。
【0010】足取付け部2は、第1実施形態の場合は、
帯状体2a及び2bと、それらを重ね合わせる長さを変
えるためのボルトとナットの組み合わせ6aおよび6b
と、帯状体2a、2bにそれぞれ取りつけたL字形の結
合金具3a、3bと、結合金具3a、3bの相対する面
同士の間隔を調節するためのボルト4と図示しないナッ
ト(あるいはボルト4と結合金具に設けた雌ねじ)の組
み合わせなどによって構成されている。
帯状体2a及び2bと、それらを重ね合わせる長さを変
えるためのボルトとナットの組み合わせ6aおよび6b
と、帯状体2a、2bにそれぞれ取りつけたL字形の結
合金具3a、3bと、結合金具3a、3bの相対する面
同士の間隔を調節するためのボルト4と図示しないナッ
ト(あるいはボルト4と結合金具に設けた雌ねじ)の組
み合わせなどによって構成されている。
【0011】異なる径の塗料缶に対応するために、帯状
体2a、2bで形成する環の径を大幅に変える場合は、
帯状体2a、2bのそれぞれに開けられている孔(図1
では帯状体2aに開けられた孔5a、5b、5cと、帯
状体2bに開けられた孔5d、5e、5fの中で、5
c、5fのみが示されている)の重ね合わせる位置の組
み合わせを変えて対応する。なお図1では、孔5aと5
dにボルトとナットの組み合わせ6aを通し、孔5bと
5eにボルトとナットの組み合わせ6bを通して帯状体
2aと2bを固定している。
体2a、2bで形成する環の径を大幅に変える場合は、
帯状体2a、2bのそれぞれに開けられている孔(図1
では帯状体2aに開けられた孔5a、5b、5cと、帯
状体2bに開けられた孔5d、5e、5fの中で、5
c、5fのみが示されている)の重ね合わせる位置の組
み合わせを変えて対応する。なお図1では、孔5aと5
dにボルトとナットの組み合わせ6aを通し、孔5bと
5eにボルトとナットの組み合わせ6bを通して帯状体
2aと2bを固定している。
【0012】第1実施形態の斜面用足部1は、帯状体2
aの一部が下方向に延びた形で足取付け部2と一体に形
成されている。足取付け部2は、結合金具3aと3bの
間隔を調節するためのボルト4を緩め、帯状体2a、2
bで形成した環を円筒部10aの表面に沿ってスライド
し、結合金具3a、3bを、ボルト4で再び締めつける
ことにより、塗料缶10の円筒部10aの外側面の任意
の位置に再固定することができる。
aの一部が下方向に延びた形で足取付け部2と一体に形
成されている。足取付け部2は、結合金具3aと3bの
間隔を調節するためのボルト4を緩め、帯状体2a、2
bで形成した環を円筒部10aの表面に沿ってスライド
し、結合金具3a、3bを、ボルト4で再び締めつける
ことにより、塗料缶10の円筒部10aの外側面の任意
の位置に再固定することができる。
【0013】図2に示すように、塗料缶10を水平面L
に置くときは、斜面用足部1の下端1bが塗料缶10の
円筒部下端10bより上にあるようにして、足取付け部
2を塗料缶10の円筒部10aに固定する。図3に示す
ように、塗料缶10を斜面Sに置くときは、下端1b
は、塗料缶10の底面10bが水平になるように、適宜
の長さに突き出させて、足取付け部2を円筒部10aに
固定する。
に置くときは、斜面用足部1の下端1bが塗料缶10の
円筒部下端10bより上にあるようにして、足取付け部
2を塗料缶10の円筒部10aに固定する。図3に示す
ように、塗料缶10を斜面Sに置くときは、下端1b
は、塗料缶10の底面10bが水平になるように、適宜
の長さに突き出させて、足取付け部2を円筒部10aに
固定する。
【0014】(第2実施形態)図4は、本発明による斜
面載置用塗料缶保持具の第2実施形態例を分解して示し
た斜視図である。図5は、図4の実施形態を取りつけた
塗料缶を、水平面に置いた場合の状態を示す説明図(側
面図)である。図6は、図4の実施形態を取りつけた塗
料缶を、傾斜面に置いた場合の状態を示す説明図(側面
図)である。第2実施形態は、塗料缶10に固定される
足取付け部12に対し、斜面用足部11が分離して形成
されている。そして、互いに上下方向にスライド自在に
係合され、任意の相対位置に固定できるようになってい
る。
面載置用塗料缶保持具の第2実施形態例を分解して示し
た斜視図である。図5は、図4の実施形態を取りつけた
塗料缶を、水平面に置いた場合の状態を示す説明図(側
面図)である。図6は、図4の実施形態を取りつけた塗
料缶を、傾斜面に置いた場合の状態を示す説明図(側面
図)である。第2実施形態は、塗料缶10に固定される
足取付け部12に対し、斜面用足部11が分離して形成
されている。そして、互いに上下方向にスライド自在に
係合され、任意の相対位置に固定できるようになってい
る。
【0015】第2実施形態も、図6に示すように、塗料
缶10を斜面Sに置く場合に、缶の底面を水平に支える
ために、下端11bを塗料缶10の下端10bより下に
突き出させて斜面Sに当てる斜面用足部11を備えてい
る。斜面用足部11は、足取付け部12との相対位置を
変えることにより、塗料缶10の底面より下に出る長さ
を任意に調節することができる。
缶10を斜面Sに置く場合に、缶の底面を水平に支える
ために、下端11bを塗料缶10の下端10bより下に
突き出させて斜面Sに当てる斜面用足部11を備えてい
る。斜面用足部11は、足取付け部12との相対位置を
変えることにより、塗料缶10の底面より下に出る長さ
を任意に調節することができる。
【0016】足取付け部12は、足取付け下部13と、
足取付け上部14と、ボルト15によって構成されてい
る。足取付け下部13のパイプ13aの下端に、塗料缶
10の円筒部の下端10bに引っ掛けるための、下側の
係合部13bが固定されている。足取付け上部14の短
い筒状のリング14aに、塗料缶10の円筒部の上端1
0cに引っ掛けるための、上側の係合部14cが固定さ
れている。ボルト15のねじ部15bは、足取付け上部
14のリング14aの孔14bを通り、足取付け下部1
3のパイプ13aの上端に設けられたねじ穴13dに係
合し、ボルト15を締めつけることによって、上下の係
合部14cと13bの間隔が狭くなる。
足取付け上部14と、ボルト15によって構成されてい
る。足取付け下部13のパイプ13aの下端に、塗料缶
10の円筒部の下端10bに引っ掛けるための、下側の
係合部13bが固定されている。足取付け上部14の短
い筒状のリング14aに、塗料缶10の円筒部の上端1
0cに引っ掛けるための、上側の係合部14cが固定さ
れている。ボルト15のねじ部15bは、足取付け上部
14のリング14aの孔14bを通り、足取付け下部1
3のパイプ13aの上端に設けられたねじ穴13dに係
合し、ボルト15を締めつけることによって、上下の係
合部14cと13bの間隔が狭くなる。
【0017】斜面用足部11は、円筒部11aと、足1
1bによって構成されている。円筒部11aは、足取付
け下部13のパイプ13aにスライド自在に嵌合する。
足11bは、逆T字形の板状で円筒部11aと一体に形
成されている。円筒部11aの上端のねじ穴には、足固
定ねじ11dがねじ込まれている。足固定ねじ11dを
締めつけることによって、斜面用足部11を足取付け部
12に固定することができる。
1bによって構成されている。円筒部11aは、足取付
け下部13のパイプ13aにスライド自在に嵌合する。
足11bは、逆T字形の板状で円筒部11aと一体に形
成されている。円筒部11aの上端のねじ穴には、足固
定ねじ11dがねじ込まれている。足固定ねじ11dを
締めつけることによって、斜面用足部11を足取付け部
12に固定することができる。
【0018】塗料缶10への取付けは、斜面用足部11
の円筒部11aに、足取付け下部13のパイプ13aを
嵌合した後に、足取付け下部13と足取付け上部14の
それぞれに固定されている係合部13bと14cを、本
実施形態を取りつけようとする塗料缶10の円筒部の下
端10bと上端10cに引っ掛け、ボルト15の頭15
aを回して締め付けることにより、係合部13bと14
cの相互間距離が縮まり、足取付け部12は、塗料缶1
0の外側に固定される。
の円筒部11aに、足取付け下部13のパイプ13aを
嵌合した後に、足取付け下部13と足取付け上部14の
それぞれに固定されている係合部13bと14cを、本
実施形態を取りつけようとする塗料缶10の円筒部の下
端10bと上端10cに引っ掛け、ボルト15の頭15
aを回して締め付けることにより、係合部13bと14
cの相互間距離が縮まり、足取付け部12は、塗料缶1
0の外側に固定される。
【0019】足取付け部12への斜面用足部11の固定
は、相互の上下関係位置を適当に選び、足固定ねじ11
dで行う。塗料缶10を水平面Sに置いて使用する場合
は、図5に示すように、斜面用足部11の下端11b
が、塗料缶10の底面より上にあるようにして、足固定
ねじ11dを締め付けて固定する。
は、相互の上下関係位置を適当に選び、足固定ねじ11
dで行う。塗料缶10を水平面Sに置いて使用する場合
は、図5に示すように、斜面用足部11の下端11b
が、塗料缶10の底面より上にあるようにして、足固定
ねじ11dを締め付けて固定する。
【0020】塗料缶10を斜面Sに置いて使用する場合
は、図6に示すように、斜面に置いたときに、塗料缶1
0の底面10bが水平になるように、足取付け部12に
対して、斜面用足部11をスライドさせ、下端11bが
適当な長さだけ塗料缶10の底面より突き出すように、
調節して足固定ねじ11dを締め付けて固定する。
は、図6に示すように、斜面に置いたときに、塗料缶1
0の底面10bが水平になるように、足取付け部12に
対して、斜面用足部11をスライドさせ、下端11bが
適当な長さだけ塗料缶10の底面より突き出すように、
調節して足固定ねじ11dを締め付けて固定する。
【0021】(変形形態)本発明の装置は、以上説明し
た実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が
可能であって、それらもすべて本発明の均等の範囲内で
ある。例えば、第1実施形態では、図1〜図3の実施形
態では、径の異なる塗料缶に対応するために、足取付け
部の2分した帯状体の重ね部分の長さを調節可能にして
いるが、帯状体を継ぎ目の無いものにして、径の異なる
塗料缶ごとに専用の斜保持具としてもよい。また、斜面
用足部の下端は、帯状体で形成された環に平行で滑らか
であるが、下端面に凹凸を付けたり、一部を折り曲げて
斜面への接触面を広くするなどにより、斜面上の摩擦を
多くして、置いたときの安定度を向上させてもよい。
た実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が
可能であって、それらもすべて本発明の均等の範囲内で
ある。例えば、第1実施形態では、図1〜図3の実施形
態では、径の異なる塗料缶に対応するために、足取付け
部の2分した帯状体の重ね部分の長さを調節可能にして
いるが、帯状体を継ぎ目の無いものにして、径の異なる
塗料缶ごとに専用の斜保持具としてもよい。また、斜面
用足部の下端は、帯状体で形成された環に平行で滑らか
であるが、下端面に凹凸を付けたり、一部を折り曲げて
斜面への接触面を広くするなどにより、斜面上の摩擦を
多くして、置いたときの安定度を向上させてもよい。
【0022】また、図4〜図6に示す第2実施形態で
は、足取付け部と斜面用足部を嵌合させているが、両者
を角棒状、あるいはチャネル状として、片方の一部が他
方を抱き込むようにして上下にスライドできるように組
み合わせてもよい。また、両者の固定方法も、図示によ
らず、相手方に押し付けるよう附勢された一方の弾性体
の先の突起を、相手方に設けた小間隔で連続する穴、あ
るいは凹所の一つを選んで嵌入し、上下方向のスライド
を止めるようにしてもよい。
は、足取付け部と斜面用足部を嵌合させているが、両者
を角棒状、あるいはチャネル状として、片方の一部が他
方を抱き込むようにして上下にスライドできるように組
み合わせてもよい。また、両者の固定方法も、図示によ
らず、相手方に押し付けるよう附勢された一方の弾性体
の先の突起を、相手方に設けた小間隔で連続する穴、あ
るいは凹所の一つを選んで嵌入し、上下方向のスライド
を止めるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、塗料缶の底面の水平を維持するための缶
の底面より下方向に突出す斜面用足部と、塗料缶の外側
に前記斜面用足部を着脱自在に固定できる足取付け部と
を備えることにより、塗料缶と前記足取付け部との間、
あるいは前記足取付け部と前記斜面用足部との間の何ず
れかの上下方向の相対位置が変えられ、斜面用足部が塗
料缶の底面から出る長さが変えられるので、使用時の任
意の傾斜の塗料缶載置斜面に、容易に対応することがで
きるという効果がある。
発明によれば、塗料缶の底面の水平を維持するための缶
の底面より下方向に突出す斜面用足部と、塗料缶の外側
に前記斜面用足部を着脱自在に固定できる足取付け部と
を備えることにより、塗料缶と前記足取付け部との間、
あるいは前記足取付け部と前記斜面用足部との間の何ず
れかの上下方向の相対位置が変えられ、斜面用足部が塗
料缶の底面から出る長さが変えられるので、使用時の任
意の傾斜の塗料缶載置斜面に、容易に対応することがで
きるという効果がある。
【0024】請求項2の発明によれば、請求項1の斜面
載置用塗料缶保持具において、足取付け部は、平板を丸
めて円筒形にした帯状体と、前記帯状体の円筒形の径を
調節して塗料缶の円筒部の外側に着脱自在に固定するこ
とができる径調節手段を備え、前記帯状体の一部を前記
塗料缶の底方向に延長して斜面用足部を一体に構成する
ことにより、前記帯状体の径調節手段により、塗料缶の
円筒部への固定を緩めて上下方向にずらせることができ
るので、斜面用足部が塗料缶の底面から出る長さが変え
られる。したがって、前記効果を確実に実現することが
できる。
載置用塗料缶保持具において、足取付け部は、平板を丸
めて円筒形にした帯状体と、前記帯状体の円筒形の径を
調節して塗料缶の円筒部の外側に着脱自在に固定するこ
とができる径調節手段を備え、前記帯状体の一部を前記
塗料缶の底方向に延長して斜面用足部を一体に構成する
ことにより、前記帯状体の径調節手段により、塗料缶の
円筒部への固定を緩めて上下方向にずらせることができ
るので、斜面用足部が塗料缶の底面から出る長さが変え
られる。したがって、前記効果を確実に実現することが
できる。
【0025】請求項3の発明によれば、請求項1の斜面
載置用塗料缶保持具において、足取付け部は上下に長
く、塗料缶の円筒部の上下端の対応部分に係合するため
の係合部と、上下方向の長さを調節することができる長
さ調節手段を備え、斜面用足部は、足取付け部にスライ
ド可能に係合するとともに任意の相対位置で固定する手
段を備えることにより、前記手段で足取付け部と斜面用
足部を上下方向にずらせることができるので、斜面用足
部が塗料缶の底面から出る長さが変えられる。したがっ
て、前記効果を確実に実現することができる。
載置用塗料缶保持具において、足取付け部は上下に長
く、塗料缶の円筒部の上下端の対応部分に係合するため
の係合部と、上下方向の長さを調節することができる長
さ調節手段を備え、斜面用足部は、足取付け部にスライ
ド可能に係合するとともに任意の相対位置で固定する手
段を備えることにより、前記手段で足取付け部と斜面用
足部を上下方向にずらせることができるので、斜面用足
部が塗料缶の底面から出る長さが変えられる。したがっ
て、前記効果を確実に実現することができる。
【図1】本発明の第1実施形態例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態を取りつけた塗料缶を水平面に
置いた状態を示す説明図(側面図)である。
置いた状態を示す説明図(側面図)である。
【図3】図1の実施形態を取りつけた塗料缶を斜面に置
いた状態を示す説明図(側面図)である。
いた状態を示す説明図(側面図)である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図5】図4の実施形態を取りつけた塗料缶を水平面に
置いた状態を示す説明図(側面図)である。
置いた状態を示す説明図(側面図)である。
【図6】図4の実施形態を取りつけた塗料缶を斜面に置
いた状態を示す説明図(側面図)である。
いた状態を示す説明図(側面図)である。
1、11 斜面用足部 2、12 足取付け部 2a、2b 帯状体 3a、3b 結合金具 10 塗料缶 13 足取付け下部 13b、14c 係合部 14 足取付け上部
Claims (3)
- 【請求項1】 塗料缶の底面の水平を維持するために前
記底面を越えて下方向に突出し下端が前記塗料缶の置か
れるべき斜面に当接する斜面用足部と、 前記塗料缶の円筒部の外側に前記斜面用足部を着脱自在
に固定するための足取付け部と、 を含む斜面載置用塗料缶保持具。 - 【請求項2】 請求項1の斜面載置用塗料缶保持具にお
いて、 前記足取付け部は、 前記塗料缶の円筒部の上下幅より狭い上下幅の平板を丸
めて円筒形にした帯状体と、 前記帯状体を塗料缶の前記円筒部の外側に着脱自在に固
定するために前記帯状体で形成する円筒形の径を調節す
る径調節手段を備え、 前記斜面用足部は、前記足取付け部の帯状体の一部を下
方向に延長して一体に構成した、 ことを特徴とする斜面載置用塗料缶保持具。 - 【請求項3】 請求項1の斜面載置用塗料缶保持具にお
いて、 前記足取付け部は、 上下に長く、 前記塗料缶の円筒部の上下端の対応部分に係合するため
に上下それぞれの端部に設けた係合部と、 上下方向の長さを調節することができる長さ調節手段を
備え、 前記斜面用足部は、 下端が前記塗料缶の底面から下に突出す長さを調節する
ために前記足取付け部にスライド可能に係合するととも
に任意の相対位置において前記足取付け部に固定する手
段を備えた、 ことを特徴とする斜面載置用塗料缶保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10117898A JPH11293876A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 斜面載置用塗料缶保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10117898A JPH11293876A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 斜面載置用塗料缶保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11293876A true JPH11293876A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14293752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10117898A Pending JPH11293876A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 斜面載置用塗料缶保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11293876A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022018572A (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-27 | 有限会社カモシタ創建 | 塗料缶保持具 |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP10117898A patent/JPH11293876A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022018572A (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-27 | 有限会社カモシタ創建 | 塗料缶保持具 |
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