JPH11293635A - 道路標識用光反射器 - Google Patents

道路標識用光反射器

Info

Publication number
JPH11293635A
JPH11293635A JP10102729A JP10272998A JPH11293635A JP H11293635 A JPH11293635 A JP H11293635A JP 10102729 A JP10102729 A JP 10102729A JP 10272998 A JP10272998 A JP 10272998A JP H11293635 A JPH11293635 A JP H11293635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light reflector
light
road sign
concrete
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10102729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2923287B1 (ja
Inventor
Kenji Kajiwara
憲二 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10102729A priority Critical patent/JP2923287B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2923287B1 publication Critical patent/JP2923287B1/ja
Publication of JPH11293635A publication Critical patent/JPH11293635A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F9/00Arrangement of road signs or traffic signals; Arrangements for enforcing caution
    • E01F9/50Road surface markings; Kerbs or road edgings, specially adapted for alerting road users
    • E01F9/553Low discrete bodies, e.g. marking blocks, studs or flexible vehicle-striking members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路標識用光反射器を、反射面および透明部
共に長期間の使用に耐える耐久性があり、しかも低コス
トで製造可能な構造とすることである。 【解決手段】 ガラス製光反射器1の本体部分の背面に
脚部2を一体成形すると共に、二股の脚部2と本体部分
の周囲およびその背面のコンクリート接触面に多数の球
冠状の光反射面3を一体に成形し、この球冠状の光反射
面3をコンクリート側に突出するように所定の突出高さ
に形成した道路標識用光反射器とし、二股の脚部2と本
体部分の周囲およびその背面をコンクリート4に埋め込
み固定して用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、縁石や路面など
に設置された状態で使用され、反射光によって道路使用
者が識別可能な道路標識用光反射器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンクリートなどの基材に、直
径1mm以下程度のガラスビーズを接着剤や塗料を介し
て接着した光反射構造、または塗料にガラスビーズを混
入したものを成形物に塗布もしくは基材の一部に埋設固
定した道路標識用光反射器(実開昭58−72209号
公報)が知られている。このものは、道路区画線示す道
路鋲その他のマーキング部品や縁石表示用に用いられて
いる。
【0003】ところで、道路標識用光反射器は、一般に
屋外で太陽光や風雨に曝される状態で使用されるから、
コンクリートなどの基材表面にガラスビーズを接着させ
ても耐久性がなく、長期間にわたって使用すると接着剤
がその接着力を失ってガラスビーズが脱落して光反射率
が低下し、視認性が低下するという問題があった。
【0004】このような問題に対処するものとして、図
6に示す従来例(特開昭63−197705号公報)で
は、ブロック状のコンクリート10の溝型の凹部内側に
反射面を形成し、これを被うようにガラスビーズ11を
付着させ、その上に透明性の合成樹脂12を満たしてお
り、これによりガラスビーズ11の脱落を防止すること
は可能になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような道
路標識用光反射器は、ガラスビーズを被う合成樹脂の表
面に砂塵などが接触して傷つく場合があり、また合成樹
脂が太陽光(紫外線)で老化して透明性が失われやす
く、所要の光反射量を長期間維持できる耐久性がないも
のであった。また、このような光反射器は、複数の材料
を使用して反射面を形成するから、製造コスト面でも不
利があった。
【0006】そこで、本願の発明の課題は、上記した問
題点を解決して、道路標識用光反射器を、反射面および
透明部共に長期間の使用に耐える耐久性があり、しかも
低コストで製造できる部品点数の少ない構造とすること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願の発明においては、ガラス製光反射器の一部を
コンクリートに埋設固定して用いる道路標識用光反射器
であって、この道路標識用光反射器のコンクリート接触
面に球冠状の光反射面をコンクリート側に突出するよう
に設けた道路標識用光反射器としたのである。
【0008】または、上記構成の道路標識用光反射器に
おいて、球冠状の光反射面が、球の直径の約1/3以下
の突出高さに形成された構成を採用したのである。
【0009】上記したように構成されるこの発明の道路
標識用光反射器は、反射面および透明部共にガラスで形
成されているから長期間の使用に耐える耐久性がある。
【0010】そして、コンクリートに接触している球冠
状の光反射面に、外部からコンクリート非接触面を通過
して入射した光が届いた際、白色系色彩のコンクリート
に光が反射する。このため、球冠の表面にアルミニウム
蒸着被膜などの反射層を別途形成する必要がない。すな
わち、球冠状の光反射面を、ガラス製光反射器と同じガ
ラスで一体に設けているので、光反射面としてコンクリ
ート面を利用できる道路標識用光反射器になる。
【0011】また、球冠状の光反射面が、球の直径の約
1/3以下の突出高さに形成されている道路標識用光反
射器は、球冠を形成する球の裁断面に対して45°以上
の斜め方向からの入射光に対しても光再帰性反射量が少
なく、対向して遠方から近づく光を離れた位置から検知
できる道路標識用光反射器になる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を、以下に添
付図面に基づいて説明する。図1〜3に示すように、実
施形態は、正面が長方形板状のガラス製光反射器1の本
体部分の背面に二股の長板状の脚部2を一体成形すると
共に、二股の脚部2と本体部分の周囲およびその背面の
コンクリート接触面(接着面)に多数の球冠状の光反射
面3を一体に成形し、この球冠状の光反射面3をコンク
リート側に突出するように所定の突出高さに形成した道
路標識用光反射器であり、二股の脚部2と本体部分の周
囲およびその背面をブロック状のコンクリート4に埋め
込んで固定して用いる。
【0013】光反射器に用いるガラスは、通常、その材
質を特に限定して用いる必要はないが、透明性の良いガ
ラス素材を使用することは反射効率をよくするために好
ましく、着色ガラスを使用する場合は、光反射器の一部
または全部に透光性がある半透明のガラス素材を使用す
ることが好ましい。
【0014】脚部2の形状は、図示した長板状二股の形
に限定されるものではなく、コンクリート4に埋設され
た際に抜け止めとなる周知形状の突起であればよい。ま
た、このような脚部2は、背面以外の面に設けてもよ
く、光反射器本体とコンクリート4との接着性が充分で
あれば、特に脚部2を設けない光反射器(図示せず)を
構成することも可能である。
【0015】図4に拡大して示すように、球冠状の反射
面3は、光反射器の本体部分をガラスで溶融成形する際
に成形型によって一体成形できるものであり、その突出
の高さは道路標識用光反射器の用途(縁石、安全障壁、
路面表示など)に対応するように設定している。図示し
たように、特に球の直径rの約1/3またはそれ以下の
突出高さ(例えば1/4以上1/3以下)に形成した道
路標識用光反射器は、球冠を形成する球の裁断面に対し
てθ=45°の斜め方向からの入射光に対しても光再帰
性反射量が少なく、対向車線で遠方から近づく他車の光
をかなり離れた位置からも検知でき、縁石に適用の道路
標識用光反射器になる。
【0016】このような光反射器は、急カーブのある道
路の縁石などに設置すれば、かなり遠方からの対向車に
よって縁石の位置が判断できるので、自動車同士の衝突
事故の防止に貢献すると考えられ、安全性に優れた道路
標識用光反射器となり、またはこれを埋設した縁石を提
供することができる。
【0017】特に上記したような用途を限定せずに使用
する場合は、球冠状の反射面3の突出の高さは、球の直
径の1/3を超えて1/2以下程度に設ければ、光再帰
性反射量および光拡散性反射量共にバランスのとれた道
路標識用光反射器になって好ましい。
【0018】図5に示すように、上記した実施形態の道
路標識用の光反射器1は、コンクリート製の縁石5の側
面に本体部分の平滑な表面(正面)を露出させて埋設固
定することができる。このような縁石に光反射器を固定
する方法としては、コンクリート成型用型の内側に、予
め道路標識用光反射器を仮止めしておき、次に成型用型
内に流動性を有する生のコンクリートを流し込んで硬化
させる、いわゆる複合成形法を採用できる。
【0019】製造された道路標識用光反射器埋設の縁石
5は、車道と歩道の境界線上に設置すると、ガラス製本
体部分の球冠状の光反射面に露出面から入射した光が届
き、その光は白色系色彩のコンクリートに反射して自動
車の運転者に対して、道路と歩道の境界位置を知らせ、
かつ道路がカーブしている場合にはその曲がり具合を知
らせるものになる。
【0020】
【発明の効果】本願の発明は、以上説明したように、ガ
ラス製光反射器のコンクリート接着面に球冠状の光反射
面を設けた道路標識用光反射器としたので、コンクリー
ト面を反射面として利用できるものとなり、反射面およ
び透明部共にガラス製であるから長期間の使用に耐える
耐久性があり、しかも低コストで製造可能な構造の道路
標識用光反射器となる利点がある。
【0021】また、球冠状の光反射面が所定の突出高さ
に形成されている道路標識用光反射器は、遠方から近づ
く光を離れた位置から検知できる道路標識用光反射器に
なり、特に縁石または道路の縁付け用光反射器として安
全性に優れるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】道路標識用光反射器の実施形態の斜視図
【図2】(a)道路標識用光反射器の実施形態の背面図 (b)道路標識用光反射器の実施形態の平面図
【図3】道路標識用光反射器の実施形態の使用状態の断
面図
【図4】球冠状の光反射面の光反射機構の説明図
【図5】実施形態の使用状態を説明する縁石の斜視図
【図6】従来例の道路標識用光反射器の使用状態の断面
【符号の説明】
1 光反射器 2 脚部 3 球冠状の光反射面 4、10 コンクリート 5 縁石 11 ガラスビーズ 12 合成樹脂
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス製光反射器の一部をコンクリート
    に埋設固定して用いる道路標識用光反射器であって、こ
    の道路標識用光反射器のコンクリート接触面に球冠状の
    光反射面をコンクリート側に突出するように設けたこと
    を特徴とする道路標識用光反射器。
  2. 【請求項2】 球冠状の光反射面が、球の直径の約1/
    3以下の突出高さに形成されている請求項1記載の道路
    標識用光反射器。
JP10102729A 1998-04-14 1998-04-14 道路標識用光反射器 Expired - Lifetime JP2923287B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10102729A JP2923287B1 (ja) 1998-04-14 1998-04-14 道路標識用光反射器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10102729A JP2923287B1 (ja) 1998-04-14 1998-04-14 道路標識用光反射器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2923287B1 JP2923287B1 (ja) 1999-07-26
JPH11293635A true JPH11293635A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14335352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10102729A Expired - Lifetime JP2923287B1 (ja) 1998-04-14 1998-04-14 道路標識用光反射器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2923287B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003031727A1 (en) * 2001-10-08 2003-04-17 Pas Ireneus Johannes Theodorus Illumination system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003031727A1 (en) * 2001-10-08 2003-04-17 Pas Ireneus Johannes Theodorus Illumination system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2923287B1 (ja) 1999-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5442870A (en) Reflective sign
CA2101643C (en) Biased lenticular sign system
CN1404542A (zh) 具有改进透镜的隆起路面标志器
JP2923287B1 (ja) 道路標識用光反射器
KR20050122159A (ko) 재귀반사율을 증대시킨 합성수지반사체
CN101173506A (zh) 警示装置
JP3129180U (ja) 警告装置
KR20050006078A (ko) 표지병
JP3122842B2 (ja) 光反射体及び標識構造
JP3028510U (ja) 表示用ブロック
CN2243483Y (zh) 路面反光标志
CN200988948Y (zh) 警示装置
JP3051782U (ja) 路面標示装置
KR200271330Y1 (ko) 표지병몸체가 삽입된 도로안전표지병
KR200202339Y1 (ko) 도로 표지병
JPH0710019U (ja) 道路の境界ブロック
KR200283381Y1 (ko) 표지병 유리체
JP2005188185A (ja) 縁石位置標示方法及びその標示体
CN2646199Y (zh) 一种用于道路的突起路标
KR20220115018A (ko) 재귀반사형 도로표지병
KR200361127Y1 (ko) 도로용 안전 표지병
JPS625055Y2 (ja)
JP3009157U (ja) 表示用ブロックの構造
JP2004144857A (ja) 再帰反射機能部材
KR200370272Y1 (ko) 표지병