JPH11293155A - 耐火塗料 - Google Patents
耐火塗料Info
- Publication number
- JPH11293155A JPH11293155A JP9759298A JP9759298A JPH11293155A JP H11293155 A JPH11293155 A JP H11293155A JP 9759298 A JP9759298 A JP 9759298A JP 9759298 A JP9759298 A JP 9759298A JP H11293155 A JPH11293155 A JP H11293155A
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- Japan
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- phosphate
- ethylenediamine
- zinc
- coating material
- zinc phosphate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐水性、耐熱性に優れる耐火塗料を提供す
る。 【解決手段】 耐火塗料に難燃剤としてエチレンジアミ
ンリン酸亜鉛を含有させる。
る。 【解決手段】 耐火塗料に難燃剤としてエチレンジアミ
ンリン酸亜鉛を含有させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物等を火災時
に保護する耐火塗料に関する。
に保護する耐火塗料に関する。
【０００２】
【従来の技術】耐火塗料としては、無機系と有機系が知
られている。
られている。
【０００３】無機系としては、けい酸カルシウムを主体
とした被覆材やロックウールを主体とした吹付被覆材等
があるが、遮水性、接着性に欠ける欠点がある。
とした被覆材やロックウールを主体とした吹付被覆材等
があるが、遮水性、接着性に欠ける欠点がある。
【０００４】有機系は塗膜形成相の樹脂成分を含むいわ
ゆる塗料であり、この場合、煙や燃焼ガスの発生が問題
になる。特に、難燃剤としてハロゲン化合物を用いると
燃焼時に毒性の高いハロゲン系ガスを発生することにな
り、最近ではポリリン酸アンモニウムを用いる耐火塗料
が知られている。
ゆる塗料であり、この場合、煙や燃焼ガスの発生が問題
になる。特に、難燃剤としてハロゲン化合物を用いると
燃焼時に毒性の高いハロゲン系ガスを発生することにな
り、最近ではポリリン酸アンモニウムを用いる耐火塗料
が知られている。
【０００５】また、特開昭６２−１８４０５７号公報に
はエチレンジアミンリン酸塩と膨張性グラファイトを含
有するポリシロキサン成形組成物が示されている。
はエチレンジアミンリン酸塩と膨張性グラファイトを含
有するポリシロキサン成形組成物が示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有機系
耐火塗料の場合、十分な難燃効果を発現させるために
は、例えば、ポリリン酸アンモニウムの配合部数を極め
て多くする必要があった。またポリリン酸アンモニウム
や特開昭６２−１８４０５７号公報に例示されているエ
チレンジアミンリン酸塩は、共に耐水性が悪い問題点
と、分解温度が低いために長時間炎にさらされた場合、
耐火性の効果が落ちてくる問題があった。
耐火塗料の場合、十分な難燃効果を発現させるために
は、例えば、ポリリン酸アンモニウムの配合部数を極め
て多くする必要があった。またポリリン酸アンモニウム
や特開昭６２−１８４０５７号公報に例示されているエ
チレンジアミンリン酸塩は、共に耐水性が悪い問題点
と、分解温度が低いために長時間炎にさらされた場合、
耐火性の効果が落ちてくる問題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題に
鑑みてなされたものであり、その目的は、耐水性、耐熱
性に優れる耐火塗料を提供することである。
鑑みてなされたものであり、その目的は、耐水性、耐熱
性に優れる耐火塗料を提供することである。
【０００８】以下、本発明を詳細に説明する。
【０００９】本発明においてエチレンジアミンリン酸亜
鉛とは、エチレンジアミンとリン酸亜鉛との化合物であ
れば、特に限定するものではないが、例えば、一般式が
Ｚｎ2Ｐ2Ｏ8Ｃ2Ｎ2Ｈ10で表わされるエチレンジアミン
リン酸亜鉛が挙げられ、かつＸ線回折パターンが少なく
とも表１
鉛とは、エチレンジアミンとリン酸亜鉛との化合物であ
れば、特に限定するものではないが、例えば、一般式が
Ｚｎ2Ｐ2Ｏ8Ｃ2Ｎ2Ｈ10で表わされるエチレンジアミン
リン酸亜鉛が挙げられ、かつＸ線回折パターンが少なく
とも表１
【００１０】
【表１】
【００１１】に示される面間隔を含んでいるエチレンジ
アミンリン酸亜鉛や、Ｘ線回折パターンが少なくとも表
２
アミンリン酸亜鉛や、Ｘ線回折パターンが少なくとも表
２
【００１２】
【表２】
【００１３】に示される面間隔を含んでいるエチレンジ
アミンリン酸亜鉛等が挙げられる。
アミンリン酸亜鉛等が挙げられる。
【００１４】本発明において用いられるエチレンジアミ
ンリン酸亜鉛の分解温度は約４００℃であり、耐熱性に
優れた材料である。また、粉体物性は特に限定されない
が、ＢＥＴ比表面積が０．１〜２０ｍ2／ｇ、２次粒径
が２０μｍ以下程度である。
ンリン酸亜鉛の分解温度は約４００℃であり、耐熱性に
優れた材料である。また、粉体物性は特に限定されない
が、ＢＥＴ比表面積が０．１〜２０ｍ2／ｇ、２次粒径
が２０μｍ以下程度である。
【００１５】次に、エチレンジアミンリン酸亜鉛の製造
方法について説明するが、製造方法は特に限定されない
ため、好ましい実施態様について言及する。例えば、本
発明のエチレンジアミンリン酸亜鉛は、リン酸亜鉛水溶
液とエチレンジアミン水溶液との混合によって行われ
る。
方法について説明するが、製造方法は特に限定されない
ため、好ましい実施態様について言及する。例えば、本
発明のエチレンジアミンリン酸亜鉛は、リン酸亜鉛水溶
液とエチレンジアミン水溶液との混合によって行われ
る。
【００１６】リン酸亜鉛水溶液は亜鉛の化合物とリン酸
を亜鉛／リン比（モル比）が１／１０〜２／５となる量
で混合し、亜鉛の化合物を均一に溶解して調製される。
亜鉛の化合物としては金属亜鉛、水酸化亜鉛、酸化亜
鉛、リン酸水素亜鉛、リン酸二水素亜鉛、あるいは塩化
亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛等の可溶性亜鉛化合物等が挙
げられるが特に限定されない。リン酸の濃度は特に限定
されず、１４〜８５ｗｔ％の濃度で行えばよい。エチレ
ンジアミンの濃度は特に限定されず、５〜１００ｗｔ％
の濃度で行えばよい。
を亜鉛／リン比（モル比）が１／１０〜２／５となる量
で混合し、亜鉛の化合物を均一に溶解して調製される。
亜鉛の化合物としては金属亜鉛、水酸化亜鉛、酸化亜
鉛、リン酸水素亜鉛、リン酸二水素亜鉛、あるいは塩化
亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛等の可溶性亜鉛化合物等が挙
げられるが特に限定されない。リン酸の濃度は特に限定
されず、１４〜８５ｗｔ％の濃度で行えばよい。エチレ
ンジアミンの濃度は特に限定されず、５〜１００ｗｔ％
の濃度で行えばよい。
【００１７】リン酸亜鉛水溶液とエチレンジアミン水溶
液との混合は、エチレンジアミン／リン比（モル比）が
２／１〜１／２となる量で行なえばよい。混合方法は、
リン酸亜鉛水溶液にエチレンジアミン水溶液を添加、エ
チレンジアミン水溶液にリン酸亜鉛水溶液を添加、リン
酸亜鉛水溶液とエチレンジアミンを反応槽内に連続的に
添加等の混合方法が挙げられるが特に限定されない。混
合時は、反応槽内を均一にするために、撹拌しながら行
うことが好ましい。混合時の温度は５〜９０℃、均一化
時間は５分〜３日間程度で十分である。
液との混合は、エチレンジアミン／リン比（モル比）が
２／１〜１／２となる量で行なえばよい。混合方法は、
リン酸亜鉛水溶液にエチレンジアミン水溶液を添加、エ
チレンジアミン水溶液にリン酸亜鉛水溶液を添加、リン
酸亜鉛水溶液とエチレンジアミンを反応槽内に連続的に
添加等の混合方法が挙げられるが特に限定されない。混
合時は、反応槽内を均一にするために、撹拌しながら行
うことが好ましい。混合時の温度は５〜９０℃、均一化
時間は５分〜３日間程度で十分である。
【００１８】次に、エチレンジアミンリン酸亜鉛結晶の
乾燥を行うが、乾燥時の温度は特に限定されず、６０〜
２５０℃で行えばよい。乾燥したエチレンジアミンリン
酸亜鉛は軽く粉砕する。粉砕方法は自動乳鉢、ハンマー
ミル等が挙げられるが特に限定されない。
乾燥を行うが、乾燥時の温度は特に限定されず、６０〜
２５０℃で行えばよい。乾燥したエチレンジアミンリン
酸亜鉛は軽く粉砕する。粉砕方法は自動乳鉢、ハンマー
ミル等が挙げられるが特に限定されない。
【００１９】本発明では難燃剤としてエチレンジアミン
リン酸亜鉛に加えて、更にリン化合物及び／又は膨張性
グラファイトを含有させても良い。この場合、全配合部
数が少なく出来る特徴がある。リン化合物としては、エ
チレンジアミンリン酸塩、赤リン、ポリリン酸アンモニ
ウム、リン酸エステル、リン酸メラミン、ポリリン酸メ
ラミン及びリン酸グアニジン等が挙げられる。エチレン
ジアミンリン酸亜鉛とその他のリン系難燃剤の配合比は
特に限定されるものではないが、エチレンジアミンリン
酸亜鉛とその他のリン系難燃剤の配合量の比が重量比で
１／１０〜１０／１のものは非常に優れた難燃効果を示
すため特に好ましい。
リン酸亜鉛に加えて、更にリン化合物及び／又は膨張性
グラファイトを含有させても良い。この場合、全配合部
数が少なく出来る特徴がある。リン化合物としては、エ
チレンジアミンリン酸塩、赤リン、ポリリン酸アンモニ
ウム、リン酸エステル、リン酸メラミン、ポリリン酸メ
ラミン及びリン酸グアニジン等が挙げられる。エチレン
ジアミンリン酸亜鉛とその他のリン系難燃剤の配合比は
特に限定されるものではないが、エチレンジアミンリン
酸亜鉛とその他のリン系難燃剤の配合量の比が重量比で
１／１０〜１０／１のものは非常に優れた難燃効果を示
すため特に好ましい。
【００２０】本発明においては、例えば、金属水酸化
物、金属酸化物の様な金属化合物やトリアジン誘導体、
耐火繊維等を併用しても良い。金属水酸化物としては、
水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カル
シウム等を例としてあげることができる。金属酸化物類
としては、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化鉄、三酸
化アンチモン、五酸化アンチモン、酸化銅、酸化モリブ
デン、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ジルコニ
ア等があげられる。トリアジン誘導体としては、１，
３，５−トリアジン骨格を有するものであれば特に限定
されないが、１、３、５−トリアジン、メラミン、メチ
ロ−ル化メラミン、（イソ）シアヌ−ル酸及びそのメラ
ミン等との塩やエステル等が挙げられる。耐火繊維とし
ては、アスベスト、ガラス、セラミックス、フェノール
系繊維が用いられる。
物、金属酸化物の様な金属化合物やトリアジン誘導体、
耐火繊維等を併用しても良い。金属水酸化物としては、
水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カル
シウム等を例としてあげることができる。金属酸化物類
としては、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化鉄、三酸
化アンチモン、五酸化アンチモン、酸化銅、酸化モリブ
デン、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ジルコニ
ア等があげられる。トリアジン誘導体としては、１，
３，５−トリアジン骨格を有するものであれば特に限定
されないが、１、３、５−トリアジン、メラミン、メチ
ロ−ル化メラミン、（イソ）シアヌ−ル酸及びそのメラ
ミン等との塩やエステル等が挙げられる。耐火繊維とし
ては、アスベスト、ガラス、セラミックス、フェノール
系繊維が用いられる。
【００２１】本発明においては、特に発泡性を期待する
ときは、尿素、メラミン、ジシアンジアミド等のアミン
類や有機アンモニア塩のような発泡剤に加えて、炭素生
成原料類が併用され、例えば、澱粉、カゼイン、ペンタ
エリスリトールの様な炭水化物類、多価アルコール類が
挙げられる。
ときは、尿素、メラミン、ジシアンジアミド等のアミン
類や有機アンモニア塩のような発泡剤に加えて、炭素生
成原料類が併用され、例えば、澱粉、カゼイン、ペンタ
エリスリトールの様な炭水化物類、多価アルコール類が
挙げられる。
【００２２】本発明においては、樹脂１００重量部に対
して本発明のエチレンジアミンリン酸亜鉛を５〜２５０
重量部、特に好ましくは１０〜２００重量部配合され
る。本発明のエチレンジアミンリン酸亜鉛の配合量が５
重量部よりも少ない場合、難燃効果が不十分で好ましく
なく、また、２５０重量部を超える場合、樹脂の機械物
性が低下するために好ましくない。
して本発明のエチレンジアミンリン酸亜鉛を５〜２５０
重量部、特に好ましくは１０〜２００重量部配合され
る。本発明のエチレンジアミンリン酸亜鉛の配合量が５
重量部よりも少ない場合、難燃効果が不十分で好ましく
なく、また、２５０重量部を超える場合、樹脂の機械物
性が低下するために好ましくない。
【００２３】本発明においてビヒクル（塗膜形成剤）と
して用いられる樹脂としては、尿素、ジシアンアミド、
メラミン等のホルムアルデヒド縮合物、酢酸ビニル樹
脂、アクリル系又はエチレン・酢ビ系樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリブテン樹
脂、ポリシロキサン系樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、フッ素樹脂、塩
素化ポリエチレン等が挙げられる。エポキシ樹脂、ポリ
ブテン樹脂、ポリシロキサン系樹脂等の様に樹脂成分そ
のものが液状の時はその液状組成物として提供され、ア
クリル系又はエチレン・酢ビ系樹脂等の様な樹脂におい
ては、エマルジョンや溶剤に溶解させた溶液に配合した
組成物として提供される。
して用いられる樹脂としては、尿素、ジシアンアミド、
メラミン等のホルムアルデヒド縮合物、酢酸ビニル樹
脂、アクリル系又はエチレン・酢ビ系樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリブテン樹
脂、ポリシロキサン系樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、フッ素樹脂、塩
素化ポリエチレン等が挙げられる。エポキシ樹脂、ポリ
ブテン樹脂、ポリシロキサン系樹脂等の様に樹脂成分そ
のものが液状の時はその液状組成物として提供され、ア
クリル系又はエチレン・酢ビ系樹脂等の様な樹脂におい
ては、エマルジョンや溶剤に溶解させた溶液に配合した
組成物として提供される。
【００２４】本発明の難燃性樹脂組成物は、必要に応じ
てその他の添加剤を配合しても何等差し支えない。添加
剤としてはその他の難燃剤、難燃助剤、可塑剤、潤滑
剤、充填剤、酸化防止剤、熱安定化剤、架橋剤、架橋助
剤、帯電防止剤、相溶化剤、耐光剤、顔料、発泡剤、防
カビ剤等が挙げられる。
てその他の添加剤を配合しても何等差し支えない。添加
剤としてはその他の難燃剤、難燃助剤、可塑剤、潤滑
剤、充填剤、酸化防止剤、熱安定化剤、架橋剤、架橋助
剤、帯電防止剤、相溶化剤、耐光剤、顔料、発泡剤、防
カビ剤等が挙げられる。
【００２５】
【発明の効果】難燃剤としてエチレンジアミンリン酸亜
鉛を含有する本発明の耐火塗料は、難燃性、低発煙性、
耐水性に優れる特徴を示す。
鉛を含有する本発明の耐火塗料は、難燃性、低発煙性、
耐水性に優れる特徴を示す。
【００２６】
【実施例】調製例１ エチレンジアミンリン酸亜鉛の調
製 水８００ｇに７５％リン酸８０ｇを添加して調製したリ
ン酸水溶液に硫酸亜鉛７水和物１４４ｇを撹拌しながら
溶解させてリン酸亜鉛水溶液を調製した。水２００ｇに
エチレンジアミン１８ｇを添加して調製したエチレンジ
アミン水溶液を上記リン酸亜鉛水溶液に添加し、２５℃
で３時間スラリーを均一化してエチレンジアミンリン酸
亜鉛を晶析させた。晶析後、ヌッチェろ過にて固液分離
し、３０００ｇの水で洗浄した後、１１０℃で１６時間
乾燥してエチレンジアミンリン酸亜鉛を調製した。エチ
レンジアミンリン酸亜鉛のＸ線回折は表１に示した位置
に表れた。
製 水８００ｇに７５％リン酸８０ｇを添加して調製したリ
ン酸水溶液に硫酸亜鉛７水和物１４４ｇを撹拌しながら
溶解させてリン酸亜鉛水溶液を調製した。水２００ｇに
エチレンジアミン１８ｇを添加して調製したエチレンジ
アミン水溶液を上記リン酸亜鉛水溶液に添加し、２５℃
で３時間スラリーを均一化してエチレンジアミンリン酸
亜鉛を晶析させた。晶析後、ヌッチェろ過にて固液分離
し、３０００ｇの水で洗浄した後、１１０℃で１６時間
乾燥してエチレンジアミンリン酸亜鉛を調製した。エチ
レンジアミンリン酸亜鉛のＸ線回折は表１に示した位置
に表れた。
【００２７】実施例１〜実施例４、比較例１〜比較例４ 調製例１によって得られたエチレンジアミンリン酸亜鉛
を用い、表３の各例に示す配合部数に従って耐火塗料を
作成し、この塗料について耐火性を評価した。
を用い、表３の各例に示す配合部数に従って耐火塗料を
作成し、この塗料について耐火性を評価した。
【００２８】
【表３】
【００２９】耐火性の評価は次の様にして行った。縦２
００ｍｍ、横２００ｍｍ、厚み６ｍｍの鉄板に各例の塗
料を厚さ５ｍｍに塗布し硬化させた。次に塗布面をブン
ゼンバーナーで加熱し、燃焼状態を観察した。鉄板裏面
の温度を熱電対を用いて測定し、１５分後の温度が２０
０℃以下を「良」、２００℃以上を「劣」、３０分後の
温度が２５０℃以下を「良」、２５０℃以上を「劣」と
判定した。
００ｍｍ、横２００ｍｍ、厚み６ｍｍの鉄板に各例の塗
料を厚さ５ｍｍに塗布し硬化させた。次に塗布面をブン
ゼンバーナーで加熱し、燃焼状態を観察した。鉄板裏面
の温度を熱電対を用いて測定し、１５分後の温度が２０
０℃以下を「良」、２００℃以上を「劣」、３０分後の
温度が２５０℃以下を「良」、２５０℃以上を「劣」と
判定した。
Claims (4)
- 【請求項１】 難燃剤としてエチレンジアミンリン酸亜
鉛を含有することを特徴とする耐火塗料。 - 【請求項２】 エチレンジアミンリン酸亜鉛が一般式Ｚ
ｎ2Ｐ2Ｏ8Ｃ2Ｎ2Ｈ10で表されるものであることを特徴
とする請求項１に記載の耐火塗料。 - 【請求項３】 難燃剤としてエチレンジアミンリン酸亜
鉛、並びにリン化合物及び／又は膨張性グラファイトを
含有することを特徴とする請求項１又は請求項２に記載
の耐火塗料。 - 【請求項４】 リン化合物がエチレンジアミンリン酸
塩、赤リン、ポリリン酸アンモニウム、リン酸エステ
ル、リン酸メラミン、ポリリン酸メラミン及びリン酸グ
アニジンからなる群より選ばれる１種以上であることを
特徴とする請求項３に記載の耐火塗料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9759298A JPH11293155A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 耐火塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9759298A JPH11293155A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 耐火塗料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11293155A true JPH11293155A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14196517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9759298A Pending JPH11293155A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 耐火塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11293155A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1120441A1 (en) * | 2000-01-26 | 2001-08-01 | Tokuyama Corporation | Flame-retardant and flame-retarding resin composition |
| JP2002538261A (ja) * | 1999-03-04 | 2002-11-12 | クラリアント・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング | 防炎塗料 |
| DE102010035103A1 (de) | 2010-08-23 | 2012-02-23 | Catena Additives Gmbh & Co. Kg | Flammschutzmittelzusammensetzungen enthaltend Triazin-interkalierte Metall-Phosphate |
| CN103589267A (zh) * | 2013-10-17 | 2014-02-19 | 安徽顺驰电缆有限公司 | 一种防火涂料 |
| CN104845470A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-08-19 | 湖州华仑助剂科技有限公司 | 一种水性膨胀型防火涂料 |
| CN104987798A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-10-21 | 刘仕帝 | 一种多效涂料的涂布工艺 |
| US20190136516A1 (en) * | 2017-11-03 | 2019-05-09 | Armstrong World Industries, Inc. | Flame retardant clear coatings for building panels |
-
1998
- 1998-04-09 JP JP9759298A patent/JPH11293155A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002538261A (ja) * | 1999-03-04 | 2002-11-12 | クラリアント・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング | 防炎塗料 |
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| WO2012025362A1 (de) | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Catena Additives Gmbh & Co. Kg | Flammschutzmittelzusammensetzungen enthaltend triazin-interkalierte metall-phosphate |
| EP3321343A1 (de) | 2010-08-23 | 2018-05-16 | J.M. Huber Corporation | Flammschutzmittelzusammensetzungen enthaltend triazin-interkalierte metall-phosphate |
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| EP3704323A4 (en) * | 2017-11-03 | 2021-10-20 | Armstrong World Industries, Inc. | FLAME RETARDANT COATINGS FOR BUILDING PANELS |
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