JPH11293026A - スチレン系発泡性粒子および発泡体 - Google Patents

スチレン系発泡性粒子および発泡体

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JPH11293026A
JPH11293026A JP10095746A JP9574698A JPH11293026A JP H11293026 A JPH11293026 A JP H11293026A JP 10095746 A JP10095746 A JP 10095746A JP 9574698 A JP9574698 A JP 9574698A JP H11293026 A JPH11293026 A JP H11293026A
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JP
Japan
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styrene
particles
aliphatic
pseudo
weight
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JP10095746A
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English (en)
Inventor
Masamichi Kaneko
正道 金子
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剛性と引張特性、耐割れ性に優れ、しかも加
熱溶融させて再利用ができるポリスチレン系樹脂発泡性
粒子及びその発泡体の提供。 【解決手段】 スチレン系モノマーと脂肪族α−オレフ
ィンとの擬似ランダムコポリマーであって、スチレン系
モノマーセグメントの含有量が50〜80重量%、脂肪
族α−オレフィンセグメントの含有量が20〜50重量
%である擬似ランダムコポリマーと、発泡剤とを含有す
るスチレン系発泡性粒子、この発泡性粒子を膨張させて
なるスチレン系発泡粒子、この発泡粒子を型内成形して
なるスチレン系発泡粒子成形体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスチレン系発泡性粒
子、その発泡粒子及び発泡粒子成形体に関し、更に詳し
くはスチレン系モノマーと脂肪族α−オレフィンとの擬
似ランダムコポリマーからなり、剛性と引張特性、耐割
れ性の改良された発泡性粒子、その発泡粒子及び発泡粒
子成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリスチレンから成る発泡粒子は、いろ
いろな形態に成形され、包装材、緩衝材などに広く使用
されている。しかし、ポリスチレン発泡粒子成形体の割
れ、欠け耐性は充分なものではなく、比較的重量の大き
な包装貨物の緩衝材として使用すると、輸送中の衝撃で
割れが発生し、衝撃が繰り返される場合には製品を損傷
させる危惧があった。一方、かかる衝撃による割れを防
ぐため緩衝材の厚みを大きくすると梱包体寸法が大きく
なり、輸送効率の低下を招いた。
【0003】その解決策として、ポリスチレンにブタジ
エン成分を添加した樹脂の発泡粒子を作ることが提起さ
れた。特開昭56−67344号公報にはポリスチレン
中に非配向性のゴム粒子を分散させた樹脂から成る、耐
衝撃性の改善された発泡粒子が示されている。特開昭6
3−175043号公報には、スチレン−ブタジエンブ
ロック共重合体をスチレンモノマー中に溶かした溶液を
重合させて得た気泡サイズの均一なスチレン系重合体の
発泡体が開示されている。更に、特開平3−18252
9号公報にはハイインパクトポリスチレンと、水素添加
したスチレン−ブタジエンのブロック共重合体とを機械
的に混合した樹脂の発泡体が開示されている。しかし、
上記したブタジエン成分添加樹脂の発泡体では引張伸度
特性は改善されるものの、樹脂の剛性が低下し発泡体の
圧縮強度を著しく低下させることになり結果として耐衝
撃割れ性は不十分であった。
【0004】スチレン系樹脂の高い剛性、及び熱成形性
にオレフィン系樹脂のタフネス性を組み合せるべく両者
のブレンド樹脂の発泡体を得る試みも行われた。しかし
上記2種の樹脂のブレンド化は互いの非相溶性により困
難であり、スチレン−ブタジエンのブロック共重合体等
の相溶化剤を用いても、ミクロなブレンドが不十分であ
り、セルの良好な高倍率の発泡体を得ることは困難であ
った。またスチレン−ブタジエンのブロック共重合体発
泡体そのものを高倍に発泡させることも困難であった。
【0005】ポリエチレン粒子にスチレンモノマーをグ
ラフト重合させる試みも行われた。例えば、特開昭61
−9434号公報には、球状のポリエチレン系粒子を水
懸濁中に分散させスチレンモノマーを加えて加熱した
後、重合触媒を加えてスチレンをグラフト重合させる方
法が開示されている。しかし、得られた発泡体は耐衝撃
割れ性は改善されるものの、グラフト重合時に部分架橋
がおこるため、使用した樹脂を再度加熱溶融させて成形
することは困難であった。
【0006】一方、スチレン系モノマーと脂肪族α−オ
レフィンとからなる擬似ランダムコポリマーは、特開平
3−163088号公報、特開平7−70223号公報
に開示されている。また特表平9−512038号公報
には該擬似ランダムコポリマーをスチレン系ポリマーと
オレフィン系ポリマーとの相溶化剤として用いることが
記載されている。しかし、上記擬似ランダムコポリマー
の発泡体に関しては、発泡剤を含浸した発泡性粒子、あ
るいは高倍率の発泡体で性能の良好なものについては知
られていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ポリ
スチレン系発泡体の耐割れ性の改良については、従来の
ゴム変性ポリスチレン、あるいはスチレンをグラフト重
合させたポリエチレン、あるいはスチレンとポリエチレ
ンと両者の相溶化剤としてのブロックコポリマーのブレ
ンド系樹脂の発泡等の試みでは、まだ汎用のポリスチレ
ン粒子発泡体に対し性能、コスト的に十分なメリットの
あるものではなかった。
【0008】本発明は上記した問題を解決し、剛性と引
張特性、耐割れ性に優れ、しかも加熱溶融させて再利用
ができるポリスチレン系樹脂発泡性粒子及びその発泡体
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
達成するために鋭意検討した結果、発泡粒子を構成する
基材樹脂として、擬似ランダムコポリマーを選択するこ
とにより、剛性及び引張特性に優れた型内成形体を提供
できる発泡性粒子を提供できることを見出し、本発明を
なすに至った。すなわち、本発明は、スチレン系モノマ
ーと脂肪族α−オレフィンとの擬似ランダムコポリマー
であって、スチレン系モノマーセグメントの含有量が5
0〜80重量%、脂肪族α−オレフィンセグメントの含
有量が20〜50重量%である擬似ランダムコポリマー
と、発泡剤とを含有する発泡性粒子、特に上記スチレン
系モノマーがスチレン、脂肪族α−オレフィンがエチレ
ンであるスチレン系発泡性粒子であり、更に、上記発泡
性粒子を膨張させてなるスチレン系発泡粒子、該発泡粒
子を型内成形してなるスチレン系発泡粒子成形体であ
る。
【0010】以下、本発明の内容について詳細に説明す
る。本発明の発泡性粒子は、剛性及び引張特性の点か
ら、基材樹脂として、スチレン系モノマーと脂肪族α−
オレフィンとの擬似ランダムコポリマーを用いることが
必要である。ここで、擬似ランダムコポリマーとは以下
のものをいう。本発明で用いられる擬似ランダムコポリ
マーは、脂肪族α−オレフィンとスチレン系モノマーか
らなる擬似ランダムコポリマーである。これらの擬似ラ
ンダムコポリマーは米国特許第545403号の明細
書、更に特開平3−163088号公報あるいは特表平
9−512038号公報に具体的に開示されている。
【0011】即ち、擬似ランダムコポリマーとは、脂肪
族α−オレフィンとスチレン系モノマーとを、拘束幾何
形状をもつ配位錯体を含む重合触媒の存在下、重合させ
ることにより得られるものであり、例えばスチレンのよ
うに比較的嵩高のあるいは障害されたモノマーを実質的
にランダムに組み入れたコポリマーである。前記米国特
許第545403号の明細書等では、α−オレフイン、
特にエチレンと、障害脂肪族ビニリデン化合物またはス
チレン系モノマーとのコポリマーは更に「擬似ランダ
ム」として記述されている。即ち、このコポリマーはい
づれかのモノマーのブロック重合部を有さず、障害脂肪
族ビニリデン化合物、またはスチレン系モノマーは尾部
から尾部への挿入のみが許され、障害脂肪族ビニリデン
化合物、またはスチレン系モノマー挿入後の次の挿入モ
ノマーはオレフィンでなければならないというものであ
る。
【0012】エチレンとスチレンの擬似ランダムコポリ
マーを例にとって重合の機構を説明する。エチレン及び
スチレンの付加重合反応中、もし障害モノマーであるス
チレンが成長する重合体鎖中に挿入されるならば、挿入
される次のモノマーはエチレンであるか、又は逆の形で
挿入された障害モノマーでなければならないと考えられ
る。一方のエチレンは何時でも挿入できる。逆の障害モ
ノマーが付加した後、次に付加されるモノマーはエチレ
ンでなければならない。障害モノマーの付加は、既に付
加された障害置換基の立体障害によるものと考えられ
る。
【0013】従って、擬似ランダムコポリマーはポリマ
ー骨格上で置換されているすべてのフェニルまたは嵩高
な障害性の基が2個以上のメチレン基によって分離され
ているという特徴を有する。本発明の障害モノマーを含
むポリマーは、例えば障害モノマーがスチレンの場合、
化1に示される一般式によって記述される。式中、j、
k、lは1以上の整数である。
【0014】
【化1】
【0015】該擬似ランダムコポリマーに配合されるス
チレン系モノマーとは、化2により示されるスチレン系
モノマーである。
【0016】
【化2】
【0017】化2において、R1 は水素及び3個以下の
炭素を含むアルキル基からなる基の群から選ばれ、Ar
はフェニル基、又はハロゲン、Cが1〜4のアルキル及
びCが1〜4のハロアルキルからなる群から選ばれる1
〜5個の置換基により置換されているフェニル基であ
る。上記したスチレン系モノマーの中で好ましい例は、
常温で液体である点、重合反応性の点から、スチレン、
α−メチルスチレン、スチレンの低級アルキル−又はフ
ェニル環置換誘導体例えばオルト−、メタ−及びパラ−
メチルスチレン、又はこれらの混合物、並びに環ハロゲ
ン化スチレンを含むものである。汎用性の点でより好ま
しくはスチレンである。
【0018】該擬似ランダムコポリマーに含まれる脂肪
族α−オレフィンは、2−18個の炭素原子を有する脂
肪族、及びシクロ脂肪族α−オレフィンである。そして
好ましくは2−8個の炭素原子を有するα−オレフィン
である。更に好ましくは、エチレン又はプロピレンであ
る。前記した「障害脂肪族ビニリデン化合物」は、式C
2 =CG′R″〔R″は20個までの炭素の立体的に
嵩高な脂肪族置換分であり;Gはそれぞれの場合に独立
に水素またはメチルであり;G′はそれぞれの場合に独
立に水素またはメチルであり;あるいはG′とR″は一
緒になって環系を形成する〕に相当する付加重合性ビニ
リデンモノマーを意味している。立体的に嵩高いとは、
この置換分をもつモノマーがエチレン重合に匹敵する速
度で標準チグラー・ナツタ重合触媒によって通常には付
加重合をなしえないことを意味している。
【0019】本発明の発泡性粒子では、ポリマー中に該
障害脂肪族ビニリデン化合物を含むことができる。好ま
しい障害脂肪族ビニリデン化合物は、重合反応性とコス
トの点でエチレン性不飽和をもつ炭素原子の1つが第3
級または第4級置換されているモノマーである。このよ
うな置換分の例として環状脂肪族基たとえばシクロヘキ
サン、シクロヘキセン;または環状アルキルまたはその
アリール置換誘導体、第3級ブチル、ノルボルニルなど
があげられる。最も好ましい障害脂肪族ビニリデン化合
物はシクロヘキサンおよび置換シクロヘキサンの種々の
異性体ビニル環置換誘導体、および5−エチリデン−2
−ノルボルネンである。
【0020】本発明の発泡性粒子に用いる該擬似ランダ
ムコポリマー中、スチレン系モノマーのセグメントとは
ポリマー中に含まれるスチレン系モノマーで構成される
成分である。スチレン系モノマーのセグメントの含量
(測定条件:ポリマーの赤外線吸収スペクトルのスチレ
ン特性吸収の強度より測定する。)は、発泡体の剛性を
高める点から、好ましくは50〜80重量%、更に好ま
しくは65〜80重量%である。また 該擬似ランダム
コポリマー中、脂肪族α−オレフィンのセグメントとは
ポリマー中に含まれる脂肪族α−オレフィンで構成され
る成分である。脂肪族α−オレフィンのセグメントの含
量は、発泡体の引張特性を高め、耐割れ性を増進する点
から、好ましくは、20〜50重量%、更に好ましくは
20〜35重量%である。
【0021】本発明の発泡性粒子に用いる該擬似ランダ
ムコポリマーの重量平均分子量は、13000より大き
いものが好ましい。またメルトインデックスは0.01
−100、更に好ましくは0.01−25そして最も好
ましくは0.05−6(ASTMD−1238Proc
edureA、条件E)である。本発明の発泡性粒子に
用いる脂肪族α−オレフィン、及びスチレン系モノマー
からなる実質的に擬似ランダムなコポリマーは、3単位
より多いスチレンモノマーのブロックを含有しても良い
が、擬似ランダムコポリマーの特性を保持できる点か
ら、該ブロックに含まれるスチレン系モノマーはスチレ
ン系モノマー合計の15重量%以下であることが好まし
い。更に好ましくは、該擬似ランダムコポリマーは高度
のイソタクティシティ又はジンジオタクティシティの何
れかを特徴とするものではない。これは、実質的にラン
ダムなコポリマーの13C−NMRスペクトルにおいて、
メソダイアド配列或いはラセミダイアド配列の何れかを
表す主鎖メチレン、及びメチン炭素に相当するピーク領
域が、主鎖メチレン及びメチン炭素の仝ピーク領域の7
5(領域比)%を超えてはならないということである。
【0022】実質的に擬似ランダムなコポリマーの製造
中、高温度でのスチレン系モノマーのホモ重合により或
る量のアタクチックスチレン系ポリマーが形成される。
一般に重合温度が高くなればなるほど、形成されるホモ
ポリマーの量は増大する。スチレン系ホモポリマーの存
在は、一般に本発明の目的にとり有害ではなく許容でき
るものである。スチレン系ホモポリマーは所望により、
例えば好適な抽出剤、アセトン又はクロロホルムによる
抽出により分離できる。本発明の目的のためには、20
重量%以下、更に好ましくは15重量%より少ないスチ
レン系ホモポリマーが存在する。
【0023】実質的に擬似ランダムなコポリマーは、そ
れらの物性が実質的に影響されないならば、当業者に周
知のグラフト化、水素化、官能化又は他の反応により変
性することができる。またポリマーをスルホン化又は塩
素化し官能化された誘導体をもたらすことができる。ま
た、該コポリマーには必要に応じて、染顔料、滑剤、充
填剤、離型剤、可塑剤、帯電防止剤、発泡核剤、紫外線
安定剤等の添加剤を加えることができる。
【0024】該擬似ランダムコポリマーは、米国特許第
545403号の明細書に記載されている方法で製造で
きる。また擬似ランダムコポリマーを製造するための好
適な触媒及び方法の例は、米国特許第545403号の
明細書、547718号、702475号、87626
8号、8003号、34434号、82197号、並び
に米国特許第5055438、5057475、509
6867、5064802、5132380及び518
9192号の各明細書に開示されているような金属配位
錯体であり、4配位またはランタナイドを基材とする錯
体が好ましい。更に好ましくは、シクロペンタジエニル
基または置換シクロペンタジエニル基であり、金属原子
と環構造を形成する脱局在化η5 結合基を含む錯体等で
ある。
【0025】これらのうち、好適な触媒しては(第3級
ブチルアミド)ジメチル(テトラメチル−η5 −シクロ
ペンタジエニル)−シランチタンジクロライド、あるい
は、(フェニルアミド)ジメチル(テトラメチル)−η
5 −シクロペンタジエニルジシランチタンジクロライド
〔(C5 Me4 )SiMe2 (N−フエニル)〕TiC
2 等である。
【0026】本発明においては、脂肪族α−オレフィン
とスチレン系モノマーからなる擬似ランダムコポリマー
は、ポリスチレン系ポリマーと混合して用いることがで
きる。混合割合はポリスチレンポリマー発泡体の引張特
性を改良しつつ剛性を保持できる点から、擬似ランダム
コポリマーが1〜99重量%、好ましくは10〜90重
量%、更に好ましくは30〜70重量%である。ここで
混合するポリスチレン系ポリマーとは、ポリスチレン、
ゴム変性高衝撃性ポリスチレン、少なくとも50重量%
以上のスチレン成分と他の重合可能なモノマーとの共重
合体樹脂である。共重合可能なモノマーとしては、メチ
ルスチレン、アクリロニトリル、アクリル酸もしくはメ
タクリル酸と1〜8個の炭素数を有するアルコールとの
エステル、マレイン酸、無水マレイン酸等である。
【0027】本発明の発泡性粒子で用いられる発泡剤と
しては、常圧における沸点が−30〜+100℃の範囲
にあるもの、例えばプロパン、ブタン、ペンタン、ヘキ
サン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素及び
シクロペンタン、ジクロルヘキサン等の環状脂肪族炭化
水素、及び塩化メチル、塩化メチレン、塩化エチル、臭
化メチル、1.1.1.2テトラフルオロエタン、1.
1ジフルオロエタン、1クロロ1.1ジフルオロエタ
ン、1.1.1トリフルオロエタン、ジクロロジフルオ
ロメタン、1,2−ジクロロテトラフルオロエタン、モ
ノクロロトリフルオロエタン等のハロゲン化炭化水素類
またはこれらの混合物等を挙げることができる。これら
のうち、低コストである点、オゾン層破壊係数がゼロで
あり、かつ地球温暖化係数がゼロである点でブタン、ペ
ンタン、ヘキサンが好ましい。
【0028】発泡剤は、樹脂100重量部に対して3〜
12重量部を含浸させることが好ましい。発泡剤含浸量
が3重量部未満では発泡性粒子を高倍率に発泡させるこ
とが難しく、また、12重量部を越えると発泡時に倍率
の調整が難しくなる。発泡剤含浸量が多い程粒子の発泡
倍率を高くできる。発泡剤含浸量の更に好ましい範囲は
4〜8重量部である。
【0029】次いで、本発明の発泡性粒子の製造方法に
ついて説明する。上記基材樹脂に発泡剤を含浸させ発泡
性粒子となす方法としては、当業者に公知の任意の方法
を用いることができるが、中でも懸濁含浸法または押出
し含浸法が一般的であり好ましい。懸濁含浸法は、前記
で得られたポリマー粒子を懸濁安定剤、界面活性剤の存
在下に水性媒体中に撹拌下に分散させ発泡剤を含浸させ
るものである。即ち、樹脂粒子を撹拌機付きの耐圧容器
に入れ、懸濁安定剤、界面活性剤の存在下に水性媒体中
で撹拌の下に分散させ、発泡剤を含浸させる方法で、公
知の方法を用いることができる。この時必要なら容器内
を加熱できる。含浸処理後、常温に冷却し、容器に残留
している発泡剤を除いて、常温下に取り出して発泡性粒
子とする。
【0030】懸濁含浸法の水性媒体中には発泡剤の他、
ドデシルベンゼンスルホン酸塩類、ラウリルアルコキシ
スルホン酸塩類等の界面活性剤、炭酸マグネシウム、硫
酸マグネシウム、ピロリン酸ナトリウム、炭酸カルシウ
ム、タルク、リン酸三カルシウム等の分散剤、トルエ
ン、キシレン等の溶剤等を混合することができる。ま
た、押出し含浸法においては、擬似ランダムコポリマー
を押出機内で加熱溶融した後、別途押出機に通じる発泡
剤供給ラインを通して揮発性発泡剤を圧入して、溶融状
態にある樹脂と十分混合し、更に溶融状態で15分以
上、好ましくは20分以上滞留させた後、押出機のダイ
に設けられた細孔より糸状に押出し、直ちに水を貯えた
冷却バスで冷却しつつ上下2本の駆動ロールで挟み、引
き取りながら回転式カッターで長さ方向にカットし発泡
性樹脂粒子を得る。また、水中押出しカット法を用いる
事ができる。水中押出しカット法ではカット後の粒子形
状が球形になり好ましい。
【0031】発泡剤含浸時間を短くし、樹脂粒子を真球
状にするためには容器内を40〜130℃に加熱するこ
とが好ましい。加熱温度は容器の耐圧、樹脂粒子のブロ
ッキング性、含浸時間等を考慮して選ぶことが好まし
い。得られた発泡性粒子から発泡粒子、成形体を得るま
での工程は、通常行われている方法を用いることがで
き、特に限定されるわけではない。例えば発泡性樹脂粒
子を公知のポリスチレン発泡ビーズ用発泡機でスチーム
によって発泡させ、かさ倍率5〜100倍の発泡粒子と
する。発泡条件は例えば加熱温度を95〜104℃と
し、この温度での発泡保持時間を10〜150秒とす
る。更に該発泡粒子を大気にさらして空気を発泡粒子内
に浸透させ、発泡後収縮状態にある発泡粒子の粒子内圧
を回復させる。
【0032】発泡粒子の真密度は、使用目的に応じ、ス
チーム加熱時間を加減することでコントロールできる。
発泡粒子の真密度とは発泡粒子自身の単位体積当たりの
質量をいう。発泡粒子を複数個充填した時の粒子間空隙
は発泡粒子自身の体積に含めない。発泡粒子の真密度は
好ましくは0.015〜0.35kg/m3 、粒径は2
〜10mm、気泡径は20〜1000μmが好ましい。
【0033】このようにして得た発泡樹脂粒子を、公知
のポリスチレン発泡ビーズ用自動成形機に内蔵された、
小さな孔やスリットが設けられた成形型内でスチーム加
熱して融着一体化させ、発泡成形体とする方法を用いる
ことができる。型内成形体の特性としては、かさ密度、
圧縮強度、引張破断強度、引張破断伸度、成形体の耐割
れ落下高さ等がある。成形体のかさ密度は成形体の質量
を外形から求まる体積で除したものであり、かさ密度が
小さい程成形体の軽量化が計られることになる。圧縮強
度は成形体の剛性を示す指標となる。圧縮強度が大きい
程、成形体にかかる加重に対する変形度合いが少ない。
通常緩衝包装材用途では25%圧縮時の強度を指標とし
ている。引張特性は成形体の破断伝播性の指標となる。
引張破断伸度が大きい程、衝撃破断への耐性が大きい。
成形体の耐割れ落下高さは、実際の衝撃割れ耐性を示す
指標である。耐割れ落下高さが高い程割れにくい成形体
である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に実施例によりさらに詳細に
本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。なお、実施例、比較例中の樹脂、発泡粒子及
び発泡粒子成形体の性質は以下のようにして測定した。 (1)発泡粒子の真密度 約5gの発泡粒子をひょう量する。次に発泡粒子を水を
入れたメスシリンダー中で完全に水没させて水位の上昇
分から発泡粒子体積を求める。下記の式より発泡粒子の
真密度ρ(g/cm3 )を求めた。 ρ=W/(H2 −H1 ) ただし、W :発泡粒子の重量(g) H1 :発泡粒子を入れる前の水位(cm3 ) H2 :発泡粒子を水没した後の水位(cm3
【0035】(2)発泡粒子成形体のかさ密度 JIS K6767に準拠して以下の式により発泡粒子
成形体のかさ密度D(g/cm3 )を求めた。 D=G/V ただし、G :発泡粒子成形体の重量(g) V :発泡粒子成形体の体積(cm3 ) (3)成形体の25%圧縮強度 JIS Z0234に準拠して測定し、以下のように評
価した。 記 号 25%圧縮強度値 ◎ 0.14 MPa以上 ○ 0.12 MPa以上 0.14MPa未満 △ 0.10 MPa以上 0.12MPa未満 × 0.10 MPa未満
【0036】(4)成形体の引張破断伸度 JIS K6767に準拠して測定し、以下のように評
価した。 記 号 引張破断伸度値 ◎ 15% 以上 ○ 10% 以上 15%未満 △ 6% 以上 10%未満 × 6% 未満 (5)成形体の引張破断強度 記 号 引張破断強度値 ◎ 0.35 MPa以上 ○ 0.30 MPa以上 0.35MPa未満 △ 0.25 MPa以上 0.30MPa未満 × 0.25 MPa未満
【0037】(6)成形体の耐割れ落下高さ 厚み20mm、縦、横長さ各70mm、幅60mmのL
型成形体を製作した。木製直角三角柱型の直角部を上に
向けて置き、直角稜上に成形体の直角部をかぶせるよう
にして成形体を載せ、更に成形体の上にAフルートダン
ボールをかぶせた。成形体上高さH(cm)から重さ
2.43kgの平板状おもりを落下させ、成形体が稜エ
ッジ部で破断する最小高さHminを測定し、Hmin
を成形体の耐割れ落下高さT(cm)を求めた。評価は
以下のように行った。 記 号 T値 ◎ 12.0cm以上 ○ 10.5cm以上 12.0cm未満 △ 9.0cm以上 10.5cm未満 × 9.0cm未満
【0038】
【実施例1】(1)擬似ランダムコポリマーの製造 撹拌機付きのステンレス製反応器に150mlの混合ア
ルカン溶媒(エクソン社製 商品名「Isopar−
E」)、500mlのスチレンモノマーおよび8mlの
15%メチルアミノキサン−トルエン溶液を充てんし
た。反応器を温度90℃に加熱し、更に反応器を124
0kPa(180psig)のエチレンで飽和させ、2
0μモルの(フェニルアミド)ジメチル(テトラメチ
ル)−η5−シクロペンタジエニルジシランチタンジク
ロライド〔(C5Me4)SiMe2(N−フエニル)〕
TiCl2を加えて重合を始めた。エチレンを1240
kPa(180psig)になるよう供給した。60分
後に溶液反応器から少量の酸化防止剤を含む容器に排出
させ、得られたポリマーを真空下で乾燥した。13CのN
MR分析(詳細条件:スペクトルのケミカルシフト2
5、27、30、34、37、46ppm値、及びその
強度比よりスチレンに起因するCの存在割合を算出し
た)によればポリマー中のスチレン成分は76重量%
(46モル%)であった。アイソタクチック、アタクチ
ックまたはシンジオタクチックの系列は観察されなかっ
た。
【0039】(2)発泡性粒子の調製 前記で得られた擬似ランダムコポリマー(RSE1)に
エチレンビスステアロアミド0.1部、ステアリン酸ア
ミド0.1部を混合したものを押し出し機中で240〜
250℃で加熱溶融させ溶融混練した。溶融混練した樹
脂を直径0.7mmの押出孔を備えたダイヘッドから押
し出しストランドを水冷した後回転刃によりカットし
た。カット粒子を乾燥処理して粒子を得た。得られた粒
子100gを0.5Lの撹拌機付き耐圧容器中へ水13
0g、炭酸マグネシウム粉末5gと共に仕込み、更に発
泡剤であるi−ペンタン/n−ペンタン=50/50
(重量比)組成の混合ペンタンを14g添加し、容器を
密閉した後、600rpmで撹拌しながら、30分で1
10℃に昇温し、110℃で6時間保持した。容器を冷
却し、発泡性粒子を得た。また、得られた粒子中の発泡
剤含有量は樹脂100重量部に対し、5.4重量部であ
った。
【0040】(3)予備発泡及び型内成形 得られた発泡性粒子を発泡機中でスチーム加熱して発泡
させ、発泡機から回収した発泡粒子を20℃の室内で2
4時間熟成した。得られた発泡粒子は真密度が0.03
5g/cm3 であった。また、得られた発泡粒子を発泡
スチロール用の成形機に内蔵された成形型内に充填しス
チーム圧0.8kgf/cm2 で型内成形して300×
300×50mmの板状成形体を得た。得られた成形体
のかさ密度は0.022g/cm3 であり、成形体の2
5%圧縮強度は0.13MPa、引張破断伸度は15
%、引張破断強度は0.40MPaであった。成形体の
耐割れ性を耐割れ落下高さで評価した結果は12.0c
mであり良好であった。また発泡粒子成形体は加熱して
溶融押出しし樹脂としてリサイクル使用することができ
る物であった。
【0041】
【実施例2】実施例1と同様な装置を用い、表1に示さ
れる条件で実施例1と同様の重合を行った。そして表1
に示される組成の擬似ランダムコポリマー(RSE2)
を得た。ポリマー中のスチレン成分は71重量%(39
モル%)であった。実施例1と同様に発泡性樹脂粒子を
製作し、発泡処理をして発泡粒子及び成形体を得た。得
られた成形体のかさ密度は0.022g/cm3 であ
り、性能は表2に示されるように良好であった。
【0042】
【実施例3〜4】実施例1と同様な装置を用い、表1に
示される条件で実施例1と同様の重合を行った。そして
表1に示される組成の擬似ランダムコポリマー(RSE
3、RSE4)を得た。更に実施例1と同様に発泡性樹
脂粒子を製作し、発泡処理をして発泡粒子及び成形体を
得た。得られた成形体のかさ密度は0.022g/cm
3であり性能を表2に示す。
【0043】
【実施例5】実施例1で得られた擬似ランダムコポリマ
ー「RSE1」30重量部をポリスチレン(旭化成工業
製 商品名「スタイロン680」)70重量部とを溶融
混練させたポリマーを用い、実施例1で行ったのと同様
にして発泡性樹脂粒子を作製した。更に発泡処理をして
発泡粒子及び成形体を得た。得られた成形体のかさ密度
は0.022g/cm3 であり性能を表2に示す。
【0044】
【実施例6】擬似ランダムコポリマー「RSE1」70
重量部とポリスチレン(旭化成工業製 商品名「スタイ
ロン680」)30重量部とを溶融混練させたポリマー
を用い、実施例5と同様にして発泡体の性能を評価し
た。
【0045】
【比較例1】ゴム変性高衝撃ポリスチレン(旭化成工業
製 商品名「スタイロン475D」)を用いて実施例1
と同様な評価を行った。成形体性能を表2に示す。引張
破断伸度が7%と小さく耐割れ性は不十分なものであっ
た。
【0046】
【比較例2】ポリエチレン粒子にスチレンモノマーをグ
ラフト重合させ、ポリスチレン/ポリエチレンの重量組
成比が65/35である発泡粒子を用いて、かさ密度が
0.022g/cm3 の発泡粒子成形体を作製した。成
形体の性能を表2に示すが255圧縮強度がやや小さい
ものであり、樹脂が架橋されているため溶融リサイクル
は困難であった。
【0047】
【比較例3】ポリスチレン(旭化成工業製 商品名「ス
タイロン680」)60重量部と水素添加したスチレン
ブタジエンブロックコポリマー(旭化成工業製 商品名
「タフテックH1052」)40重量部を溶融混練させ
たポリマーを用い、実施例1と同様にして発泡体の性能
を評価した。成形体の性能を表2に示すが25%圧縮強
度がやや小さく、引張伸度、強度とも小さいものであ
り、耐割れ性は不十分なものであった。
【0048】
【比較例4】ポリスチレン(旭化成工業製 商品名「ス
タイロン680」)60重量部、ポリエチレン(旭化成
工業製 商品名「サンテックQ902」)30重量部、
及び水素添加したスチレンブタジエンブロックコポリマ
ー(旭化成工業製 商品名「タフテックH1052」)
10重量部を溶融混練させたポリマーを用い、実施例1
と同様にして発泡粒子、成形体を作製した。発泡体の性
能を評価したが表2に示されるように耐割れ性は不十分
なものであった。
【0049】
【比較例5】ポリスチレン(旭化成工業製 商品名「ス
タイロン680」)を用い実施例1と同様にして発泡性
樹脂粒子を作製し、成形体としてその性能を評価した。
引張伸度が3%と小さく耐割れ性は劣るものであった。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、剛性と引張特性、耐割
れ性に優れ、しかも加熱溶融させて再利用できるポリス
チレン系樹脂発泡性粒子及びその発泡体を得ることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 210:02) B29K 23:00 25:00 105:04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン系モノマーと脂肪族α−オレフ
    ィンとの擬似ランダムコポリマーであって、スチレン系
    モノマーセグメントの含有量が50〜80重量%、脂肪
    族α−オレフィンセグメントの含有量が20〜50重量
    %である擬似ランダムコポリマーと、発泡剤とを含有す
    るスチレン系発泡性粒子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発泡性粒子を膨張させて
    なるスチレン系発泡粒子。
  3. 【請求項3】 スチレン系モノマーと脂肪族α−オレフ
    ィンとの擬似ランダムコポリマーであって、スチレン系
    モノマーセグメントの含有量が50〜80重量%、脂肪
    族α−オレフィンセグメントの含有量が20〜50重量
    %である擬似ランダムコポリマーと、発泡剤とを含有す
    る発泡性粒子を膨張し、発泡粒子とした後、該発泡粒子
    を型内成形してなるスチレン系発泡粒子成形体。
  4. 【請求項4】 スチレン系モノマーがスチレン、脂肪族
    α−オレフィンがエチレンである請求項1記載のスチレ
    ン系発泡性粒子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002276197A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Kojima Kogyo Kk 鉄塔における着氷雪防止材および着氷雪防止構造
JP2021504523A (ja) * 2017-11-27 2021-02-15 エボニック オペレーションズ ゲーエムベーハー 航空機内装品において使用するためのpesuパーティクルフォーム

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