JPH11292266A - 物品の払い出し装置 - Google Patents

物品の払い出し装置

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JPH11292266A
JPH11292266A JP9493798A JP9493798A JPH11292266A JP H11292266 A JPH11292266 A JP H11292266A JP 9493798 A JP9493798 A JP 9493798A JP 9493798 A JP9493798 A JP 9493798A JP H11292266 A JPH11292266 A JP H11292266A
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payout
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articles
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JP9493798A
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Kenji Komori
健司 小森
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HOSODA KOGYO KK
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HOSODA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みなどの大きさに影響することなく、複数
の物品を整列した状態で払い出すことができるようにす
ること。 【解決手段】 物品23の供給領域から払い出し領域3
0にわたる領域において、供給領域では載置台24を第
1位置に拘束し、かつ払い出し領域30では,載置台2
4が払い出し領域30に複数搬送されることによって、
第1位置から第2位置26へ傾転させ、一列に並べられ
る物品23を同時に払い出すように構成する。これによ
って物品23は、その大きさに制限されることなく同時
にかつ1列に整列した状態で払い出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食材パックなどの
物品を、1列に整列した状態で同時に払い出すことがで
きる物品の払い出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば即席麺に添えられるスープを密
封した食材パックなどである物品を、1列に整列した状
態で払い出すことができる装置として、図14に示され
る払い出し装置1が周知である。この払い出し装置1
は、矢符A1で示される搬送方向に沿って整列した状態
で搬送されてきた複数の物品2のうち、予め定める数
(この従来技術では3)だけ、前記搬送方向に垂直な矢
符B1で示される払い出し方向へ払い出すための装置で
あって、基本的には、搬送手段3と、払い出し手段4と
を有する。
【0003】搬送手段3は、図示しないモータによって
回転駆動される駆動プーリ5と、従動プーリ6と、駆動
プーリ5および従動プーリ6間に巻き掛けられて張架さ
れる搬送ベルト7とを有する。この搬送手段3は、予め
定める供給領域12の上方に設けられる供給シュート8
から単一個ずつ周期的に供給される物品2を、搬送ベル
ト7上に載置して矢符A1方向へ搬送するように構成さ
れる。払い出し手段4は、空気圧シリンダ9と、空気圧
シリンダ9によって矢符B1方向およびその逆方向に往
復駆動される押出し部材10とを有し、搬送手段3によ
って払い出し領域13まで搬送された物品2を矢符B1
方向へ押圧して搬送ベルト7上から払い出すように構成
される。
【0004】このような払い出し装置1によって、物品
2は、供給シュート8から供給されて、搬送ベルト7上
に載置され、矢符A1方向へ搬送された後、この物品2
が払い出し領域13に到達すると、押出し部材10によ
って矢符B1方向へ払い出され、これによって参照符1
4で示される斜板を介して後続の搬送装置11上に載置
され、この搬送装置11の搬送方向C1に複数(この従
来技術では3)列を成して搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
払い出し装置1の構成では、搬送ベルト7と押出し部材
10との接触による相互の干渉を回避するために、押出
し部材10の下端面と搬送ベルト7の前記物品2を載置
する載置面との間に充分な隙間ΔL1をあける必要があ
る。したがって物品2の厚みが前記隙間ΔL1よりも大
きいものに制限されるという問題を有する。
【0006】また物品2は、矢符A1方向への搬送中に
矢符B1方向に強制的に押圧されるので、払い出し中の
各物品2の挙動が不安定となり、各物品2間の間隔が搬
送ベルト7に対して不揃いとなる。したがって搬送ベル
ト7の走行速度を大きくしようとすると、各物品2間の
前記矢符A1方向のずれが大きくなり、この結果、後続
の搬送装置11へ払い出された各物品2の矢符A1方向
に平行な相互の間隔の不揃いが顕著になるという不具合
が生じる。この不具合は、搬送ベルト7の走行速度を充
分小さくすれば解決できるけれども、払い出し効率が悪
くなるので実用的な解決手段とはならない。
【0007】さらに物品2の前記矢符B1方向への変位
時における矢符A1方向のずれは、物品2の押出し部材
10との接触時の姿勢などによって異なるので、このよ
うなことによっても、後続の搬送装置11における矢符
A1方向の間隔が不揃いになるという不具合が生じる。
【0008】本発明の目的は、物品の厚みが制限される
ことなく、かつ各物品の相互の間隔を正確に揃えた状態
で、物品を迅速に払い出すことができるようにした物品
の払い出し装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、物品が載置さ
れた状態で予め定める走行方向に走行駆動され、かつ物
品が安定した状態で保持される第1位置と、物品の払い
出し方向下流側の端部が下方へ変位した第2位置とにわ
たって傾動自在に設けられる複数の載置台と、各載置台
を前記走行方向に走行駆動する走行駆動手段と、前記複
数の載置台が予め定める払い出し領域に配置されたと
き、この払い出し領域内の各載置台を同時に、第1位置
から第2位置に、重力およびばね力のうち少なくとも一
方によって傾転する傾転手段とを含むことを特徴とする
物品の払い出し装置である。
【0010】本発明に従えば、載置台は、第1位置と第
2位置とにわたって傾動自在に設けられ、第1位置では
載置される物品が安定した状態、すなわち、物品が不所
望に載置台から離脱しない状態で保持され、第2位置で
は、第1位置よりも前記下流側の端部が下方へ変位す
る。物品は第1位置に配置された状態の載置台に載置さ
れ、予め定める走行方向に、走行駆動手段による駆動に
よって載置台の走行方向に搬送される。複数の載置台が
予め定める払い出し領域に到達すると、これらの載置台
は、第1位置から第2位置へ傾転され、これによって前
記複数の載置台にそれぞれ載置されていた物品が、それ
らの自重によって払い出し方向へ滑って、載置台上から
払い出される。このように物品は載置台の傾転動作によ
って払い出されるので、物品の厚みなどの大きさが制限
されることなく、前記払い出し方向への払い出しを確実
に行うことができる。
【0011】また上述した従来技術のように物品を押圧
して払い出し方向へ払い出すのではなく、物品を乗載し
た状態で走行駆動される載置台を、前記第1位置から第
2位置へ傾転させ、これによって物品が、その自重によ
って前記払い出し方向へ滑って移動するように構成され
るので、載置台の走行速度を大きくしても、各物品の払
い出し方向への移動時における前記走行方向に平行な方
向の相互間のずれを小さく、あるいはなくすことができ
る。このようにして、物品の払い出し効率を向上し、か
つ払い出された複数の物品の前記走行方向および前記払
い出し方向の相互の間隔を正確に揃えた状態にすること
ができる。
【0012】さらにまた傾転手段は、載置台を重力およ
びばね力のうち少なくとも一方を利用して第1位置から
第2位置へ傾転させる構成であるので、載置台を傾転駆
動するためのモータなどの駆動源を別途に設ける必要が
なく、簡単な構成にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の払
い出し装置21を示す斜視図であり、図2は払い出し装
置21の断面図である。なお、図1ではチェーン36
a,36bは簡略化して示される。払い出し装置21
は、供給シュート22から周期的に単一個ずつ供給され
る物品23を供給領域29で乗載し、矢符Aで示される
水平な搬送方向へ搬送して、予め定める払い出し領域3
0に到達した複数(この実施の形態では7)の物品23
を、その自重によって矢符Bで示される払い出し方向へ
払い出し、斜板54を介して後続する搬送装置55に供
給するための装置である。物品23は、たとえば即席麺
の液体調味料を真空状態で密封したアルミ蒸着合成樹脂
製の袋などである食材パック製品である。この物品23
は偏平な略矩形の形状を有する。
【0014】払い出し装置21は、物品23が載置され
る複数の載置台24と、各載置台24を前記搬送方向A
に平行な軸線まわりに、図2に実線で示される第1位置
と図2に仮想線26で示される第2位置とにわたって傾
動自在に支持する複数の支持体25と、支持体25とと
もに載置台24を閉ループ状の走行経路に沿って、予め
定める走行方向Cに走行駆動する走行駆動手段27と、
払い出し領域30に配置される複数(この実施形態では
12)の載置台24の前記軸線まわりの傾転動作を制御
する後述の払い出し制御手段85と、走行駆動手段27
および傾動制御手段85を支持する支持フレーム28と
を含む。
【0015】走行駆動手段27は、モータ31および減
速機32から成る駆動源33と、一対の駆動鎖車34
a,34bと、一対の従動鎖車35a,35bと、一対
のチェーン36a,36bと、複数対のアタッチメント
37a,37bとを有する。
【0016】各駆動鎖車34a,34bは、前記搬送方
向Aに垂直な方向に延びる駆動軸41にそれぞれ固定さ
れる。この駆動軸41は、支持フレーム28の図示しな
い脚部に回転自在に軸支され、駆動源33によって各駆
動鎖車34a,34bとともに回転駆動される。従動鎖
車35a,35bは、前記駆動軸41に平行な回転軸4
2を有し、この回転軸42は支持フレーム28の脚部4
3a,43bに回転自在に軸支される。
【0017】各チェーン36a,36bは、各駆動鎖車
34a,34bおよび各従動鎖車35a,35b間にわ
たってそれぞれ巻き掛けられて張架された状態で、各載
置台24の走行経路に沿って配置される。複数対のアタ
ッチメント37a,37bは、チェーン36a,36b
の各長手方向全長にわたって、前記各長手方向に相互に
等間隔をあけてそれぞれ固定される。
【0018】この走行駆動手段によって載置台24は、
供給領域29から前記搬送方向Aの下流側の払い出し領
域30へ走行駆動され、さらに、払い出し領域30を越
えて下方反転領域で反転し、下方の下走行領域を走行駆
動され、上方反転領域で反転して供給領域29へ復帰す
る。載置台24の走行速度は、たとえば20m/minであ
る。
【0019】図3は、載置台24、支持体25、チェー
ン36a,36bおよびアタッチメント37a,37b
の連結状態を説明するための分解斜視図である。載置台
24と支持体25とはピン50によって相互に角変位自
在に連結される。ピン50は、小径の軸線方向両端部5
1,52と、大径の軸線方向中間部とを有し、支持体2
5のピン挿通孔83,84を前記両端部51,52が挿
通した状態で抜け止めされる。載置台24の各ピン挿入
孔64,65には、両端部51,52の前記支持体25
のピン挿通孔83,84よりも外方へ突出した部分が挿
入される。ピン50の軸線方向長さは、前記支持体25
および載置台24を相互に連結した状態で、載置台24
の矢符Cで示される走行方向の両側面よりも突出しない
程度に選ばれる。アタッチメント37a,37bは、略
L字状の断面形状をそれぞれ有し、それらの一端部44
a,44bが各チェーン36a,36bのリンクプレー
ト45a,45bに固定される。他端部46a,46b
にはその上下方向に貫通するねじ孔47a,47bが形
成される。
【0020】図4は載置台24の正面図であり、図5は
図4の切断面線V−Vから見た断面図である。載置台2
4は、前記走行方向C(図4では紙面の鉛直上方から鉛
直下方へ臨む方向、図5では右方)に垂直な方向へ延び
る一対の側壁61,62と、各側壁61,62間に連な
る天板63とを有する。各側壁61,62には、ピン5
0の前記両端部51,52を挿入するためのピン挿入孔
64,65が形成される。これらピン挿入孔64,65
は、前記走行方向Cに平行な共通軸線60を有し、この
共通軸線66は、前記走行方向Cに平行でかつ載置台2
4の重心を通る仮想一鉛直面に関して、前記走行方向C
に垂直な長手方向(図4の左右方向、図5の紙面に垂直
な方向)一端部68a寄り(図4の左方)に配置され
る。したがって載置台24をピン50によって枢支した
とき、前記軸線66を中心として、長手方向一端部68
aが上昇し、かつ長手方向他端部68bが下降する方
向、すなわち、図4の紙面の上方から見たときにおける
時計まわり方向へのモーメントが、載置台24に作用す
る重力によって発生することになる。
【0021】天板63は、各側壁61,62の上端部6
9に屈曲して連なる。載置台24が水平な第1位置に配
置された状態において、天板63の上表面のうち前記軸
線66を含む仮想一鉛直面70よりも前記長手方向他端
部68b寄りの領域には、物品23が載置される載置面
が形成される。この載置面は、平坦に形成してもよく、
または物品23との接触抵抗を前記搬送方向Aには大き
くし、かつ払い出し方向Bには小さくするために、払い
出し方向Bに延びる案内突条が形成されてもよい。
【0022】このような構成の載置台24は、熱可塑性
合成樹脂製であって、たとえばポリプロピレン製であ
る。この載置台24の前記走行方向Cに沿う幅L1は、
たとえば50mm程度に選ばれ、また前記軸線66を含
む仮想一鉛直面70から長手方向一端部68aの端面ま
での距離L2は、たとえば85mm程度に選ばれ、前記
仮想一鉛直面70から長手方向他端部68bの端面まで
の距離L3は、たとえば115mm程度に選ばれる。さ
らに前記仮想一鉛直面70内において天板63の上表面
から軸線66までの距離LH1は、たとえば15mm程
度に選ばれる。
【0023】図6は支持体25の正面図であり、図7は
支持体25の平面図であり、図8は図6の切断面線VI
II−VIIIから見た断面図である。支持体25は、
前記アタッチメント37a,37bに固定される底壁7
1と、底壁71の前記走行方向Cの上流側の側部に屈曲
して連なる一方側壁72と、前記走行方向Cにおいて一
方側壁72に対向する他方側壁73と、一方および他方
側壁72,73を相互に連結する連結板74とを有す
る。
【0024】底壁71の長手方向(図6および図7では
左右方向)両端部には、ねじ53a,53b(図2およ
び図3を参照)のねじ部を挿通するための挿通孔75
a,75bが形成される。ねじ53a,53bのねじ部
は、挿通孔75a,75bを挿通して各アタッチメント
37a,37bのねじ孔47a,47bに螺着され、こ
れによって支持体25は各アタッチメント37a,37
に固定される。この底壁71の前記走行方向Cに沿う幅
L4は、たとえば20mm程度に選ばれる。
【0025】一方側壁72には、ピン50の軸線方向一
端部51が挿通するピン挿通孔83が形成され、また他
方側壁73には、ピン50の軸線方向他端部52が挿通
するピン挿通孔84が形成される。一方側壁72は、そ
の上端の前記各ピン挿通孔83,84の共通軸線76を
含む仮想一鉛直面77よりも長手方向一端部寄り(図6
および図7の左方)の領域で、底壁71に平行な第1水
平面78を有する。また前記上端の仮想一鉛直面77よ
りも長手方向他端部寄り(図6および図7の右方)の領
域で、第1水平面78に略L字状の切欠き面79を介し
て連なり、かつ前記仮想一鉛直面77から離反するにつ
れて下方へ傾斜する傾斜面81を有する。傾斜面81
は、前記水平面78に対して角度θを成して形成され、
この角度θは、たとえば30°程度に選ばれる。
【0026】連結板74は、略矩形状の形状を有し、一
方側壁72の前記水平面78に連なる。この連結板74
の前記走行方向Cに沿う幅L5は、たとえば46mm程
度に選ばれる。他方側壁73は、略矩形状の形状を有
し、図6における上下方向の高さLH2が20mm程度
に選ばれる。
【0027】このような構成の支持体25は、上述した
載置台24と同様に、ポリプロピレンなどの熱可塑性合
成樹脂製であって、支持体25の底壁71の長手方向長
さL6は、たとえば140mm程度に選ばれ、また連結
板74の長手方向長さL7が、たとえば75mm程度に
選ばれる。さらに前記仮想一鉛直面77内における第1
水平面78と前記軸線76との距離LH3、および傾斜
面81に垂直で、かつ軸線76を含む一仮想平面内にお
ける傾斜面81と軸線76との距離LH4は、たとえば
14mm(=LH3=LH4)程度に選ばれる。
【0028】図3をも参照して、支持体25および載置
台24がピン50によって連結された状態で、載置台2
4は、その天板63の内表面が支持体25の連結板74
の上表面に当接する第1位置と、前記内表面が傾斜面8
1に当接する第2位置とにわたって傾動自在であり、そ
の傾動範囲の大きさは上述した傾斜面81の傾斜角度θ
と同一となる。また前記搬送方向Aで供給領域29から
払い出し領域30までの搬送領域において、各載置台2
4はその走行方向Cに隣接する載置台との間に隙間がな
いように配置され、これらの各載置台によって連続した
搬送面が形成される。
【0029】再び図1および図2を参照して、払い出し
制御手段85は、払い出し領域30よりも走行方向Cの
上流側の領域で、載置台24を第1位置に拘束する上流
側拘束部材99と、矢符D1で示される方向およびその
逆方向D2に延びる一対のレール86と、前記払い出し
領域30に配置される複数の載置台24の第1位置から
第2位置26への傾転を拘束/拘束解除するため、各レ
ール86上に前記矢符D1,D2方向に往復移動自在に
設けられ、前記長手方向一端部68aを上方から押圧/
押圧解除する押圧部材87と、押圧部材87を前記D
1,D2方向へ駆動する駆動部88と、駆動部88を介
して押圧部材87の動作を制御するための制御部89と
を有する。この払い出し制御手段85と、支持体25と
によって傾転手段が構成される。
【0030】押圧部材87は、レール86に矢符D1,
D2方向に移動自在に支持される支持脚91と、支持脚
91の前記矢符D1方向の上流側に固定され、搬送方向
Aに、前記払い出し領域30の搬送方向Aの全長にわた
って延びる押圧板92とを有する。押圧板92の前記搬
送方向Aの上流側端部には、載置台24の長手方向一端
部68aに当接した状態で走行方向Cへの走行駆動動作
を許容するために、走行方向上流側になるにつれて上方
へ湾曲した形状を有する案内部96が形成される。この
押圧板92の前記載置台24に当接する表面には、載置
台24の摺動による摩耗を防ぐために、ポリテトラフロ
オロエチレン(商品名:テフロン)から成る層を形成し
てもよい。
【0031】駆動部88は、ばね100を有する単動式
空気圧シリンダ93と、コンプレッサなどの空気圧源1
01と、電磁切換弁102とを有し、制御部89からの
指令信号に応答して、押圧部材87を図2に実線で示さ
れる拘束位置および仮想線97で示される拘束解除位置
に変位駆動できるように構成される。
【0032】制御部89は、一例として述べると、物品
検出器103と、制御回路98とを有する。物品検出器
103は、発光素子94と受光素子95とを有する。発
光素子94は、前記払い出し領域30の走行方向Cの最
も下流側に配置される載置台24の前記物品23を載置
する領域を照射する。また受光素子95は、その載置台
24からの反射光を受光できる位置に設けられ、受光し
た光を光電変換した電気信号を出力する。制御回路98
は受光素子95からの出力を受信し、この電気信号の信
号レベルを所定の閾値に関してレベル弁別し、前記載置
台24上に物品23が載置されているか否かを判断する
ように構成される。制御回路98は、前記物品23が載
置されていると判断すると、空気圧シリンダ93のピス
トン棒を縮退させて、押圧板92を拘束位置から拘束解
除位置97へ退避させる。また押圧部材87は、前記拘
束解除位置97に後退して載置台24の拘束解除した
後、新たな物品23を載置した載置台23が払い出し領
域30の前記搬送方向Aの最も上流側に到達する前に、
ばね100のばね力によって前記拘束位置に復帰する。
【0033】上流側拘束部材99は、前記下走行領域か
ら上方反転領域を介して払い出し領域30よりも前記走
行方向Cの上流側の領域までにわたって設けられ、載置
台24の走行方向Cの走行駆動を許容するとともに長手
方向一端部68aに当接して、載置台24を第1位置に
拘束するように構成される。前記下走行領域を走行駆動
される載置台24は、自重によって第2位置26から第
1位置に復帰するけれども、上方反転領域で上方へ反転
するにつれて第2位置26へ傾転することになる。この
傾転動作は、本実施形態では上流側拘束部材97によっ
て阻止されるので、前記払い出し領域30で第2位置2
6に傾転した載置台24を、モータなどの別途の駆動手
段を必要とすることなく、重力の作用によって第1位置
から第2位置26に復帰させ、第1位置に復帰した状態
を維持して、供給領域29へ導くことができる。上流側
拘束部材99の前記搬送方向Aの最も下流側の端部と、
押圧部材87の前記搬送方向Aの最も上流側の案内部9
6との前記A方向の間隔は、載置台24の前記走行方向
Cに沿う幅L1よりも小さく選ばれる。
【0034】このような本発明の実施の形態の構成で
は、供給シュート22から周期的に単一個ずつ供給され
る物品23は、供給領域29で、載置台24の長手方向
他端部68b上に載置されて、搬送方向Aへ搬送され
る。搬送方向Aへ搬送され、最初の1個が払い出し領域
30の最も搬送方向Aの下流側の領域、より詳しくは、
発光素子94が照射する領域に到達すると、空気圧シリ
ンダ93によって押圧部材87が拘束解除位置97へ変
位駆動され、これによって払い出し領域30内に配置さ
れる全ての載置台24の拘束が解除され、第1位置から
第2位置26へ傾転して、物品23がその自重によって
払い出し方向Bへ滑り落ちて払い出される。このように
して払い出された物品23は、払い出し方向Bに延びる
斜板54を介して、後続に搬送装置55の滑り落ちる。
この搬送装置55では、物品23が矢符Eで示される第
2の搬送方向に垂直な方向に複数(本実施形態では7)
列を成して整列した状態で矢符E方向へ搬送される。後
続の搬送装置55において物品23が整列する列の数
は、供給シュート22から供給される単一個の物品23
の供給時間間隔、載置台24の走行速度および払い出し
領域30の搬送方向Aに沿う長さによって決定されるけ
れども、少なくとも前記供給時間間隔は払い出し時に払
い出し領域30の最も搬送方向Aの上流側に配置される
物品23が、払い出し領域30の最も搬送方向Aの上流
側に隣接する載置台24に引掛からないように選ばれ
る。
【0035】拘束解除位置97に変位駆動された押圧部
材87は、前記上流側拘束部材99によって第2位置2
6への傾転が拘束される載置台24のうち、走行方向C
の最も下流側の載置台24が前記C方向への走行駆動に
よって上流側拘束部材99から離脱して拘束状態を解除
される前に、拘束位置97に復帰する。これによって供
給領域29から払い出し領域30内へ走行駆動される載
置台24は、押圧部材87の押圧板92によって第1位
置から第2位置26への傾転を拘束された状態で払い出
し領域30を走行駆動され、再び最初の1個の物品23
が前記最も搬送方向Aの下流側の位置に到達するまで、
第1位置に拘束された状態に維持される。
【0036】また払い出し領域30を通過した載置台2
4は、反転して下走行領域を走行方向Cへ走行駆動さ
れ、再び反転して供給領域29に復帰する。このとき載
置台24は、その自重によって、第2位置26から第1
位置へ復帰し、この状態で上流側案内部材99によって
第1位置に維持された状態で、供給領域29へ復帰する
ことができる。
【0037】再び図4および図5を参照して、載置台2
4のピン挿通孔64,65は、天板63から距離LH1
だけ離れた位置に形成されるけれども、たとえば前記距
離LH1よりも大きくした位置に形成された構成では、
距離LH1の位置に形成される構成と比較して、載置台
24の前記押圧部材87による傾転拘束状態が解除され
て第1位置から第2位置26に配置されたときの物品2
3の払い出し時の運動エネルギが大きくなる。したがっ
て、載置台24の第1位置から第2位置26への傾転に
よる物品23の払い出しによって、払い出し後の各物品
23の位置が不揃いになってしまうという不具合を生じ
るけれども、物品23の払い出しをより確実に行うため
には各物品23が適度の運動エネルギを有するように払
い出されなければならない。したがって払い出し効率を
低下させず、かつ物品23の払い出しを確実にするため
に、物品23の表面状態および重量などを予め確認し
て、物品23の払い出しに必要な運動エネルギを予想し
て距離LH1を決定し、載置台24のピン挿通孔64,
65を形成されてよい。
【0038】このように本実施形態では、載置台24の
傾転動作によって、物品23を払い出すことができるの
で、上述した従来技術の構成のように物品23の厚みに
影響されることなく、矢符A方向に1列に整列した状態
で同時に払い出し方向Bへ払い出すことができる。
【0039】また載置台24および支持体25が熱可塑
性合成樹脂によって形成されるので、たとえばステンレ
ス鋼製のものと比較して、載置台24が第1位置から第
2位置26へ傾転して、支持体25の傾斜面に当接した
ときの当接音を小さくすることができる。また一般的に
ポリプロピレンは、耐摩耗性に優れるという特性を有す
る。このポリプロピレンで載置台24を形成することに
よって、押圧板92との接触による摩耗および各ピン挿
通孔64,65を規定する内周面のピン50との摺動に
よる摩耗を少なくすることができるので、載置台24の
耐久性を向上することができる。さらにポリプロピレン
は一般的に賦形性が優れるので、形状精度の高い載置台
24を安価に得ることができ、したがって複数の載置台
24が備えられる本実施形態の払い出し装置21に対し
て有利に実施でき、製造コストを低減することができ
る。
【0040】図9は、本発明の実施の他の形態である払
い出し装置を簡略化して示す斜視図である。なお、この
実施形態は、上述した図1〜図8に示される実施形態と
に類似し、対応する部分には同一の参照符を付し、説明
は省略する。この実施形態で注目すべきは、走行駆動手
段である。
【0041】走行駆動手段は、水平な軸線まわりに図示
しない駆動源によって回転駆動される駆動鎖車111
と、水平な軸線まわりに回転自在に支持される従動鎖車
112と、駆動鎖車111および従動鎖車112に巻き
掛けられて張架された状態で水平な走行経路上に沿って
配置されるチェーン113とを含む。支持体25は、そ
の底壁71の長手方向両端部がチェーン113と図示し
ない水平案内レールとによってそれぞれ支持される。
【0042】この実施形態では、支持体25が、ほぼ水
平な走行経路上に沿って配置され、2つの供給領域11
4,115と、2つの払い出し領域116,117とが
設定される。したがって1つの払い出し装置によって最
大2つの種類の異なる物品23の払い出しを行うことが
可能である。
【0043】図10は、本発明の実施のさらに他の形態
である払い出し装置の動作を説明するための断面図であ
る。なお、本実施形態は上述した図1〜図9に示される
実施形態に類似し、対応する部分には同一の参照符を付
し説明は省略する。本実施形態において注目すべきは、
載置台120に形成される一対のピン挿通孔121の形
状である。
【0044】ピン挿通孔121は、長円形状の形状を有
する。載置台120は、物品23を載置する載置面が水
平な第1位置から角度θだけ傾斜した第2位置26に傾
転するとともに、上述した実施形態と比較して、払い出
し方向Bへ前進した位置123まで変位する。このよう
にして前進位置123まで前進した載置台120は、払
い出し領域30から供給領域29へ復帰する復帰領域に
おいて、図示しない案内手段によって後退位置へ復帰さ
れる。
【0045】このように載置台120が傾転するととも
に前進位置123まで変位すると、その前進位置123
に達したときの衝撃力によって物品23を前記載置台1
20の載置面との摩擦力による静止状態を容易に解除し
て、払い出すことができる。
【0046】上述した図1〜図10に示される実施形態
では、載置台24;120および支持体25は、ポリプ
ロピレンなどから成る熱可塑性合成樹脂製であったけれ
ども、本発明では、これに限定されることはなく、たと
えばステンレス鋼製であってもよく、また他の材料から
形成されてもよい。
【0047】また上述した図1〜図10に示される各実
施形態では、払い出し制御手段85の押出し部材87の
駆動部88として空気圧シリンダ93などを用いていた
けれども、他の実施形態として、各チェーン36a,3
6b;113に、その長手方向に沿って等間隔をあけ
て、押圧部材87へ近接する方向に突出する係合爪を設
け、さらに押圧部材87の支持脚91に前記係合爪に係
合する係合部を設け、さらにまた押圧部材87を前記拘
束解除位置97から拘束位置へ向かう方向にばね付勢す
るばねを設けてもよい。この実施形態では、チェーン3
6a,36b;113とともに走行される係合爪が前記
係合部に係合すると、押圧部材87が前記ばねのばね力
に抗して拘束解除位置97まで後退し、前記係合爪が係
合部から外れると、ばねのばね力によって拘束位置へ復
帰するように構成される。
【0048】このような構成では、上述した各実施形態
と比較して、空気圧シリンダ93を動作させるための空
気圧源および制御部89などの電気的構成を別途に設け
る必要がなく、押圧部材87を矢符D1,D2方向へ周
期的に変位駆動させて、載置台24の第2位置26への
傾転の拘束およびその拘束状態を解除することができ
る。
【0049】図11は本発明の実施のさらに他の形態で
ある払い出し装置201を示す斜視図であり、図12は
払い出し装置201を示す断面図であり、図13は払い
出し制御手段203の係合爪204付近を拡大して示す
一部の斜視図である。なお図13は、図解を容易にする
ために基台207を省略して示されている。また本実施
形態は、上述した図1〜図8に示される各実施形態に対
応する部分には同一の参照符を付し、重複を避けて説明
は省略する。
【0050】本実施形態の払い出し装置201におい
て、注目すべきは、前述の各実施形態の載置台24、1
20および払い出し制御手段85に代えて載置台202
および払い出し制御手段203が用いられる。
【0051】載置台202は、その天板63の上面に偏
平な分子量100万以上の超高分子量ポリエチレン製の
載置板206が積重して固着され、さらに一方の側壁7
2には、略円柱状の超高分子量ポリエチレン製突出片2
05が載置板206の長手方向一端部から部分的に突出
して固定される。また払い出し制御手段203は、ステ
ンレス鋼製の基台207と、基台207に、払い出し領
域30における載置台202の走行方向に平行な軸線ま
わりに回転自在に設けられ、かつ払い出し領域30に配
置される複数の載置台202の突出片205を上方から
押圧/押圧解除して、載置台202の図12に実線で示
される第1位置208から仮想線で示される第2位置2
09への傾動動作を拘束/拘束解除する押圧手段210
と、係合爪204とを有する。
【0052】基台207には、前記下走行領域から払い
出し領域30よりも前記走行方向Cの上流側の領域まで
にわたる上流側領域に配置されるすべての載置台202
を、重力による作用に抗して第1位置208に配置する
ために、前記上流側領域に配置されるすべての載置台2
02の各突出片205を案内する上流側案内面211が
形成される。
【0053】押圧手段210は、払い出し領域30内で
走行方向Cに沿って延びる押圧部212を有するステン
レス鋼製の押圧部材213と、押圧部材213に固定さ
れ、かつ基台217に前記軸線まわりに枢支される回転
軸214と、回転軸214に固定されるばね係止片21
5と、ばね係止片215および基台217に連結され、
押圧部材213が前記払い出し領域30に配置される複
数の載置台202の各突出片205を押圧する方向に回
転軸214をばね付勢する付勢手段である引張コイルば
ね216とを有する。係合爪204は、押圧部212の
前記払い出し領域30の最も走行方向Cの下流側に設け
られる。この係合爪204は前記走行方向Cの下流側に
なるにつれて、前記払い出し領域30を走行駆動される
載置台202の突出片205の移動経路内に突出する方
向に傾斜する傾斜面217を有する。
【0054】このような本実施形態の構成では、払い出
し領域30に配置される複数の載置台202は、その各
突出片205が押圧部材213の押圧部212に押圧さ
れて、重力の作用による第2位置219への傾動が拘束
された状態で走行駆動される。載置台202が走行駆動
され、突出片205の先端部が係合爪204を押圧する
と、突出片204の先端部が傾斜面217上を走行方向
Cに摺動するにつれて、係合爪204とともに押圧部材
213がばね216のばね力に抗して、図12に実線で
示される拘束位置218から図12に仮想線で示される
拘束解除位置219へ前記回転軸214の軸線まわりに
角変位駆動される。これによって払い出し領域30に配
置されるすべての載置台202の各突出片205が押圧
部212から離脱して前記拘束状態が解除されて、各載
置台202が第2位置209へ傾動する。押圧部材21
3は、載置台202の各突出片205が係合爪204か
ら離脱すると、ばね216のばね力によって拘束解除位
置219から拘束位置218に復帰する。上述のように
して払い出し領域30で第2位置209に傾動した載置
台202の各突出片205は、第1位置208よりも上
方に変位するので、前記拘束位置218に復帰した係合
爪204に当接せず、したがって押圧部材202は、前
記上流側領域から新たに払い出し領域30へ走行駆動さ
れる載置台202の突出片205が係合爪204に係合
するまで、前記新たに払い出し領域30を走行駆動され
る載置台202の前記第2位置209への傾動動作を拘
束する。
【0055】このよな構成の払い出し制御手段203に
よって、払い出し領域30内に配置される各載置台20
2の第1位置208から第2位置209への傾動動作が
制御されるので、上述した図1〜図10に示される各実
施形態と比較して、押圧部材213を拘束位置218か
ら拘束解除位置219へ傾動するための前記空気圧シリ
ンダおよび空気圧源などの駆動源を別途に設ける必要が
なく、構成を簡単にすることができる。また払い出し領
域30で第1位置208から第2位置209へ傾動した
各載置台202の各突出片205は係合爪204の上方
を走行して、係合爪204には係合しない。
【0056】さらに、たとえばチェーン36a,36b
に、予め定める等間をあけて複数の突出片205を設
け、これらの突出片205が係合爪に係合して押圧部材
213が拘束位置218から拘束解除位置219へ変位
する構成が考えられるが、このような構成では、払い出
し領域30の前記走行方向Cに沿う長さが、チェーン3
6a,36bの長手方向長さの1/整数Nとなり、かつ
載置台202の搬送方向Aに沿う幅の整数倍となる長さ
に制限されてしまうという不具合を有する。このような
不具合は本実施形態によれば回避することができるの
で、設計上の自由度を向上することができる。
【0057】また各突出片205は略円柱状の形状であ
るので、上流側案内面211および押圧部212の下面
上を線接触して摺動するような構成であるので、上述し
た図1〜図10に示される各実施形態のような、載置台
24;120の長手方向一端部68aの上面と押圧部材
87とが面接触する構成と比較して摺動抵抗を小さくす
ることができ、これによって駆動源33の必要出力の低
減を図ることができる。
【0058】さらに各突出片205および載置板206
を形成する超高分子量ポリエチレンは、耐摩耗性が優れ
るという特性を有する。したがって上流側案内面211
および押圧部212と摺動する各突出片205、ならび
に物品23が払い出し方向Bに摺動する載置板206の
摩耗を少なくして耐久性を向上し、円滑でかつ迅速に物
品23を払い出すことができる。
【0059】図11〜図13の本実施形態において、各
突出片205が超高分子量ポリエチレン製で、かつ基台
207および押圧部材213がステンレス鋼製であった
けれとも、本発明の実施のさらに他の形態として、各突
出片205がステンレス鋼製であり、かつ基台207お
よび押圧部材213が超高分子量ポリエチレン製であっ
てもよく、また各突出片205、基台207および押圧
部材213は、上記超高分子ポリエチレンおよびステン
レス鋼以外の他の材料、たとえば、アルミニウム合金、
繊維強化合成樹脂およびフッ素樹脂などを適宜選択して
用いるようにしてもよい。
【0060】また他の実施形態として、載置台24;1
20;202の端壁63の長手方向一端部と支持体25
の連結部74との間に圧縮コイルばねを介在させ、この
ばね力と前記載置台24;120;202に重力によっ
て発生するモーメントとによって載置台24;120;
202に第1位置から第2位置へ傾動する構成であって
もよく、または前記ばね力だけで傾動する構成であって
もよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、物品は、
払い出し領域まで搬送され、この払い出し領域に複数の
載置台が到達すると、払い出し領域内に配置される全て
の載置部材が同時に第2位置へ傾転して、物品を払い出
すことができるので、物品の厚みに影響されることな
く、確実に、かつ正確に整列した状態にして物品を払い
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の払い出し装置21を示
す斜視図である。
【図2】払い出し装置21を示す断面図である。
【図3】載置台24、支持体25、チェーン36a,3
6bおよびアタッチメント37a,37bの連結状態を
説明するための斜視図である。
【図4】載置台24の正面図である。
【図5】図4の切断面線V−Vから見た断面図である。
【図6】支持体25の正面図である。
【図7】支持体25の平面図である。
【図8】図6の切断面線VIII−VIIIから見た断
面図である。
【図9】本発明の実施の他の形態である払い出し装置を
簡略化して示す斜視図である。
【図10】本発明の実施のさらに他の形態である払い出
し装置を示す断面図である。
【図11】本発明の実施のさらに他の形態である払い出
し装置201を示す斜視図である。
【図12】払い出し装置201を示す断面図である。
【図13】払い出し制御手段203の係合爪204付近
を拡大して示す斜視図である。
【図14】従来技術の払い出し装置1を簡略化して示す
斜視図である。
【符号の説明】
21;202 払い出し装置 23 物品 24;120;203 載置台 25 支持体 29;114,115 供給領域 30;116,117 払い出し領域 66 軸線 68a,68b 長手方向両端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が載置された状態で予め定める走行
    方向に走行駆動され、かつ物品が安定した状態で保持さ
    れる第1位置と、物品の払い出し方向下流側の端部が下
    方へ変位した第2位置とにわたって傾動自在に設けられ
    る複数の載置台と、 各載置台を前記走行方向に走行駆動する走行駆動手段
    と、 前記複数の載置台が予め定める払い出し領域に配置され
    たとき、この払い出し領域内の各載置台を同時に、第1
    位置から第2位置に、重力およびばね力のうち少なくと
    も一方によって傾転する傾転手段とを含むことを特徴と
    する物品の払い出し装置。
JP9493798A 1998-04-07 1998-04-07 物品の払い出し装置 Pending JPH11292266A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100865314B1 (ko) * 2002-10-15 2008-10-27 주식회사 포스코 롤러 테이블 날판의 측면 정렬장치
CN103706570A (zh) * 2013-12-19 2014-04-09 广西大学 一种可倾斜板式传送带分拣装置

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