JPH112916A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

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JPH112916A
JPH112916A JP9153225A JP15322597A JPH112916A JP H112916 A JPH112916 A JP H112916A JP 9153225 A JP9153225 A JP 9153225A JP 15322597 A JP15322597 A JP 15322597A JP H112916 A JPH112916 A JP H112916A
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JP9153225A
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Kenichi Takeda
憲一 武田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像部と非画像部の光沢差が少なく、画像の
摺擦等による剥がれを防止し得る画像形成方法を提供す
ることにある。 【解決手段】 少なくとも着色剤を含有する着色材料T
により記録材P表面に画像形成を行った後、熱可塑性樹
脂を有する画像表面保護材料Gを該記録材表面に転移
後、加熱溶融し透明な薄層を形成することを特徴とする
画像形成方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真、静電記
録、インクジェット、その他適宜の画像形成方法によ
り、紙・エレクトロファックス紙・静電記録紙等の記録
材に形成したトナー画像又はインク画像に画像表面保護
層を形成する画像形成方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種画像形成装置において記録材上に転
写した未定着のトナー像は、同装置内に設置された図8
に示すような画像定着装置によって定着される。
【0003】例えば、フルカラートナー画像形成装置の
定着工程においては、記録材P上のイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの各種トナー像Ta面に接触する
定着部材である定着ローラRfと、加圧部材である加圧
ローラRpとを押圧接触させて回転駆動させ、定着ロー
ラRfと加圧ローラRp間に、未定着のトナー像Taを
担持した記録材Pを挟持搬送して、少なくとも定着ロー
ラRf内部に配設された熱源であるハロゲンヒータHに
より加熱及び加圧することにより、記録材上にトナー像
を定着させる画像定着装置を用いて定着する。
【0004】また、少なくともトナーTaの定着ローラ
Rfへのオフセットを防止するために、離型剤供給手段
Dにより定着ローラRf表面にはシリコーンオイルのご
とき離型剤が供給されるとともに、定着ローラRf表面
にオフセットしたトナー及び紙粉等の異物は、クリーニ
ング手段Wにより除去される。
【0005】このように記録材上に定着されたトナー像
は、定着工程において溶融圧縮され表面が平滑化され光
沢面となるため、トナー像表面(画像面)と記録材の表
面(非画像面)とで光沢差が生じる。
【0006】この光沢差は、記録材の表面平滑性により
それぞれ異なり、例えばアート紙、コート紙、マシンコ
ーテッド紙等に比べ、上質紙、中質紙、ざら紙、再生紙
といった紙は抄紙時の紙繊維の凹凸形状を残すため、表
面平滑性が悪く光沢も出にくい。
【0007】上述したようなカラートナーを含むカラー
画像形成方法においては、基本的に画像の白い部分はト
ナー形成せずに、紙の地の色(白)により表現する。
【0008】従って、前記した表面平滑性の劣る上質
紙、中質紙、ざら紙、再生紙といった紙を上記画像形成
装置に用いた場合、光沢を持つ白を再現することができ
ない。
【0009】更に、高濃度部、例えば黒画像は黒トナー
若しくはイエロー、マゼンタ、シアンの各トナーを積層
して混色させて形成されるため、定着後のトナー画像表
面は低濃度部に比べトナー層の厚みが増し、紙の表面凹
凸を打ち消して平滑化されるため、紙表面の白地部で表
現される白画像部及び低濃度部よりも光沢度が大きくな
る。
【0010】これらは、定着時にトナー画像表面が定着
装置内で表面が平滑な定着ローラ等により加圧された状
態で溶融後固化するためである。
【0011】このように白画像部よりも黒画像部若しく
は高濃度部の光沢が大きくなってしまう現象は、画像再
現性に対して好ましくない。
【0012】このような問題の改善手段として、例えば
特開昭51−112349号公報においては、湿式現像
法において、画像形成終了後に光沢処理剤としてテルペ
ン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ワック
ス、低分子量ポリエチレンの少なくとも一種を含むイソ
パラフィン系炭化水素の溶液を塗布することにより、画
像の鮮やかさ、色濃度を向上させている。
【0013】また、特開昭63−123055号公報に
おいては、透明フィルム上に有彩色のトナー画像を形成
した後、このトナー画像の表面に透明トナーにより被膜
層を形成することによりOHP用原稿の表面を平滑化さ
せ、透光性を向上させている。
【0014】上記発明を前述したような平滑性の悪い紙
に対して適応させた場合、非画像部である白画像部、ト
ナー量の少ない低濃度の画像部がトナー量の多い黒画像
部及び高濃度部での光沢度の差を格段に縮めることが可
能となる。
【0015】また、トナー画像が形成された記録材表面
が摺擦された場合、記録材表面からトナー画像が剥がれ
る問題が発生する。この問題は、トナー画像を前述した
ような表面性の悪い紙に形成した場合、低濃度の画像部
において特に顕著である。これは紙の繊維間に浸入した
トナーに対して加圧加熱体である定着ローラ表面が接触
しない部分において十分な熱供給がされないため、トナ
ーが紙繊維に接着されないためと考えられる。
【0016】この問題の一改善手段として、例えば特開
昭50−142033号公報においては、トナー像を担
持する表面に、液状脂肪族炭化水素等の液状定着組成物
のトナー像保護層を形成する方法が提案されている。
【0017】また、特開昭60−61285号公報にお
いては、インクジェット等により記録された画像記録材
の表面に、支持体と熱溶融性層とから本質的になる保護
層保有媒体を密着後加熱することによって、この熱溶融
性層を画像記録材表面に転移させることにより、画像記
録物の表面へ画像保護層を形成させている。
【0018】また、特開昭61−29852号公報にお
いては、電子写真プロセスによって形成された画像上に
アクリル変性アルキド樹脂溶液を塗布し乾燥することに
より、保護層を形成している。
【0019】また、特開昭61−210365号公報に
おいては、トナー画像を形成したシートの画像形成面上
に、水溶性の透明樹脂保護膜層を形成する方法が提案さ
れている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述したような
表面保護層の形成方法は、 1)処理時間を多く必要とする。 2)有機溶剤を必要とする。 3)フィルムシート等の接着が工程的にも複雑でかつ高
価な方法である。 といった問題を伴う。
【0021】また、特開平7−72696号公報におい
ては、タンデム型の電子写真装置において、最後に無色
のトナー画像を静電潜像を形成した後、記録材上に転写
する構成としている。
【0022】この構成においては、無色のトナーを記録
材上に形成するために、静電潜像形成手段、静電潜像担
持体、静電潜像清掃手段等、装置構成が複雑化すると共
に、静電潜像担持体から記録材への無色トナーの転写に
おいて、転写残りが発生するため無色トナーの無駄を生
じる。
【0023】したがって本発明の目的は、画像部と非画
像部の光沢差が少ない画像を再現可能な画像形成方法及
び画像形成装置を提供することである。
【0024】また、本発明の目的は、簡易な方法で、ト
ナー画像又はインク画像を形成された記録材表面に画像
表面保護層を形成し、トナー画像又はインク画像の摺擦
等による剥がれを防止し得る画像形成方法及び画像形成
装置を提供することである。
【0025】また、本発明の目的は、OHPシートの透
過性が高い画像形成方法及び画像形成装置を提供するこ
とである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置及び画像形成方法にて達成される。
【0027】即ち、本発明は、少なくとも着色剤を含有
する着色材料により記録材表面に画像形成を行った後、
熱可塑性樹脂を有する画像表面保護材料を該記録材表面
に転移後、加熱溶融し透明な薄層を形成することを特徴
とする画像形成方法に関する。
【0028】さらに、本発明は、少なくとも着色剤を含
有する着色材料により記録材表面に画像形成を行う工程
と該記録材への着色材料の定着工程の間に、熱可塑性樹
脂を有する画像表面保護材料を着色材料を担持する該記
録材表面に転移させる画像表面保護材料形成手段を配設
し、該記録材表面に該画像表面保護材料を転移後、定着
工程により着色材料と共に画像表面保護材料を加熱して
該記録材表面に透明な薄層形成をするものであることを
特徴とする画像形成装置に関する。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図2は、本発明の画像形成装置を搭載
した電子写真式カラー画像形成装置の一実施形態を示す
構成図である。
【0030】本画像形成装置は、プリンタ部100およ
びリーダ部200よりなり、プリンタ部100の右下側
から記録材搬送系Iと、記録材搬送系Iを構成している
矢印の向きに回転可能な転写ドラム110に近接して設
けられた潜像形成部IIと、プリンタ部100の左側に
潜像形成部IIに近接して配置された現像手段、即ち回
転式現像装置IIIと、プリンタ部1の右上側の画像表
面保護層形成装置及び定着装置IVとから基本的に構成
されている。
【0031】記録材搬送系Iは、プリンタ部100の右
側に形成されている開口部に対して着脱自在な記録材供
給用カセット101、102と、これらカセット10
1、102の略直上に配設された給紙用ローラ103、
104と、これらローラ103、104に近接して配設
されたその両端に給紙ローラ105、106を備える給
紙ガイド107、108と、転写ドラム110の周囲に
その回転方向の下端部から上端部にかけて順に設けられ
た記録材当接用ローラ109、グリッパ111、記録材
分離用帯電器114および分離爪115と、転写ドラム
110の内側に配設された転写帯電器112および記録
材分離用帯電器113と、給紙ガイド107、108の
上方に前記分離爪115に近接して設けられた搬送ベル
ト116、117等からなる。
【0032】また、この搬送ベルト116、117の間
には画像表面保護層形成装置50及びこの搬送方向終端
部の延長上つまりプリンタ部100の右上側には、定着
装置40、排出用トレイ41からなる画像定着系IVが
配置されている。
【0033】潜像形成部IIは、転写ドラム110の略
上端にこれと当接させて配設された、矢印の向きに回転
可能な像担持体、即ち感光体ドラム20と、この感光体
ドラム20の周囲の上端から側端にかけて設けられたク
リーニング手段22、一次帯電器21、および感光体ド
ラム20の外周面上に静電潜像を形成するためのレーザ
ビームEを照射するポリゴンミラーのごとき像露光反射
手段を具備した像露光手段24を有する。
【0034】回転式現像装置IIIは回転自在な筐体か
らなる回転体3と、回転体3に搭載された感光体ドラム
20の外周面と対抗する位置で静電潜像を可視化、即ち
現像するように構成されているイエロー現像器3Y、マ
ゼンタ現像器3M、シアン現像器3C及びブラック現像
器3Bkを有している。
【0035】上記構成の画像形成装置全体のシーケンス
について、フルカラーモードで記録材への画像形成を行
なった場合を例にとって簡単に説明すると次のようにな
る。
【0036】即ち、感光体ドラム20が図2に図示する
矢印の向きに回転し、感光体ドラム20が一次帯電器2
1によって表面電位−600Vに均等に帯電されると、
原稿のイエロー画像信号にしたがってPW変調されたレ
ーザ光Eにより画像露光が行なわれ、感光体ドラム20
上にイエロー画像の静電潜像を形成する。このイエロー
画像の静電潜像は、現像装置IIIの回転体3の回転に
より予め現像位置に定置されたイエロー現像器3Yによ
って現像される。
【0037】このときイエロー現像器3Yの現像スリー
ブに印加される現像バイアスは、交互電圧値VPPを2k
V、周波数fが2kHzの矩形波交互電圧にVDC−40
0Vを重畳している。
【0038】一方、給紙ガイド107、給紙ローラ10
6、給紙ガイド108を経由して搬送されてきた記録材
(図示せず)は、所定のタイミングでグリッパ111に
より保持され、当接用ローラ109およびこれと対抗し
ている電極によって静電的に転写ドラムl10に巻きつ
けられる。
【0039】転写ドラム110は、感光体ドラム20と
同期して矢印の方向に回転しており、イエロー現像器3
Yで顕像化され、感光体ドラム20の外周面とが当接し
ている部位にて転写帯電器112により転写される。
【0040】転写ドラム110は、記録材を保持したま
ま回転を継続し、次の色(図2においてはマゼンタ)の
転写に備える。
【0041】他方、感光体ドラム20は、クリーニング
手段22によってクリーニングされた後、再び一次帯電
器21により帯電され、次のマゼンタの画像信号にした
がって像露光される。
【0042】現像装置IIIは、感光体ドラム20上に
前記の像露光によってマゼンタの画像信号にしたがって
静電潜像が形成される間に回転して、マゼンタ現像器3
Mを現像位置に定置せしめ、所定のマゼンタ現像を行な
う。
【0043】引き続いて、上述したプロセスをそれぞれ
シアン色及びブラック色に対しても実施し、4色分の転
写が終了すると、記録材上に形成された4色の可視像は
各帯電器113、114により除電され、グリッパ11
1による記録材の把持が解除されるとともにこの記録材
は分離爪115によって転写ドラム110から分離さ
れ、搬送ベルト116、117で画像定着装置40に送
られ、そこで熱と圧力とにより混色および定着されて、
記録材のフルカラー画像形成のシーケンスが終了し、排
出用トレイ41上に排出され、記録材へのフルカラー画
像形成を終了する。
【0044】また、本発明の画像表面保護層形成モード
が予め選択されていた場合、搬送ベルト116、117
の間に配設された画像表面保護層形成装置50が4色分
のトナー像形成された記録材P上に画像表面保護材料を
転移させたうえで、記録材Pは画像定着装置40に送ら
れ、そこで熱と圧力によりトナー画像を混色および定着
すると共に、画像表面保護材料を溶融定着し画像表面保
護層を形成することにより記録材への画像表面保護層形
成シーケンスが終了し、排出用トレイ41上に排出さ
れ、記録材への画像表面保護層形成を終了する。
【0045】次に本発明の画像表面保護層形成装置50
について詳細に説明する。
【0046】図1は、本発明の画像表面保護層形成装置
50の一実施例を示す概略構成図である。
【0047】本画像表面保護層形成装置50は、塗布ブ
レード53により画像表面保護材料Gを均一塗布された
画像表面保護材料保持スリーブ52と、画像表面保護材
料保持スリーブ52に対向して配設された記録材Pの裏
面を画像表面保護材料Gの帯電極性とは反対側の極性に
帯電させる帯電器51よりなる。
【0048】塗布ブレード53は、ポリイソプレン、ブ
タジエン−スチレン共重合体、ポリブタジエン、イソブ
チレン−イソプレン共重合体、ブタジエン−アクリロニ
トリル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、クロ
ロスルホン化ポリエチレン、アクリル酸エステル共重合
体、ポリウレタン、有機ポリシロキサン、パーフルオロ
プロペン、フッ化ビニリデン共重合体等のゴム弾性部材
やNi、SUS、Al、りん青銅等の金属弾性材等の単
層またはこれらにポリアミド、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポ
リフェニレンサルファイド、液晶ポリマー等を積層した
複合層よりなり、これらは画像表面保護材料Gを所望の
極性に帯電するのに適した摩擦帯電系列の材質を用い
る。
【0049】例えば、ポリエステルを組成成分とする画
像表面保護材料Gを負帯電させるためには、ウレタンゴ
ムにポリアミドを積層させた材料が好ましかった。
【0050】また、金属粒子などを分散させた導電性ゴ
ムも画像表面保護材料Gの過剰な摩擦帯電による凝集、
固化に対して効果的な場合がある。
【0051】画像表面保護層形成モード選択により、ト
ナー画像Tを形成された記録材Pが搬送ベルト116に
より搬送されてくると、画像表面保護材料保持スリーブ
52に対向して配設された帯電器51に電圧印加手段5
4より給電され、記録材Pの裏面をプラス帯電する。こ
の時、画像表面保護材料保持スリーブ52上に塗布さ
れ、マイナス帯電した画像表面保護材料Gがトナー画像
Tを含む記録材P上に静電的に転移される。
【0052】次に、画像表面保護材料Gが静電的に転移
された記録材Pは搬送ベルト117により搬送され、定
着装置40に送られ、そこで熱と圧力によりトナー画像
を混色および定着すると共に、画像表面保護材料を溶融
定着し画像表面保護層を形成する。
【0053】こうして記録材への画像表面保護層形成シ
ーケンスが終了し、排出用トレイ41上に排出され、記
録材への画像表面保護層形成を終了する。
【0054】ここで、画像表面保護材料保持スリーブ5
2は導電性のSUS、Al材等の金属材料若しくはこの
表面に樹脂コートしたもので、接地若しくはDCまたは
DC+ACバイアスが印加される。
【0055】また、帯電器51には、電圧印加手段54
よりプラス3〜10kVの電圧が印加される。
【0056】このバイアス若しくは帯電器への印加電圧
により記録材Pへの画像表面保護材料Gの付着量を調整
する。
【0057】上記画像表面保護材料保持スリーブ52と
記録材Pとの間隙は、0.3〜5mm、好ましくは0.
5〜2mmとする。
【0058】上記した画像表面保護材料Gは、公知のト
ナーの形成材料から選択して用いることができる。
【0059】即ち画像表面保護材料は、粒径3〜50μ
m、好ましくは5〜30μmのほぼ透明の粉体であり、
バインダー(結着樹脂)としては、ポリスチレン、ポリ
p−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレ
ン及びその置換体の単重合体;スチレン−p−クロロス
チレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、
スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アク
リル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共
重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸−2−エチルヘキシル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリ
ル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共
重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチ
レン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチ
ルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル
共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共
重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合
体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイ
ン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合体;ジメ
チル系、メチルフェニル系、メチル水素系、クロル系、
ニトリル系またはアミノ変性系、エポキシ変性系、カル
ボキシル変性系、カルビノール変性系、メタクリル変性
系、メルカプト変性系、フェノール変性系、片末端反応
性系、異種官能基変性系、ポリエーテル変性系、メチル
スチリル変性系、アルキル変性系、高級脂肪酸エステル
変性系、親水性特殊変性系、高級アルコキシ系、高級脂
肪酸含有系、フッ素変性系などのシリコーン若しくは上
記シリコーンのオイルを添加された例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレンのようなオレフィン樹脂、ポリメタ
クリル酸エステル、メタクリル酸共重合体、アクリル酸
共重合体のようなアクリル樹脂、スチレン−アクリル共
重合体などのスチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、ポリ塩化ビニル等各種のビニル樹脂、重合脂
肪変性ポリアミドのようなポリアミド樹脂、フタル酸樹
脂、マレイン酸樹脂のようなアルキド樹脂、エポキシ樹
脂のような合成樹脂、さらにはポリエステル樹脂、ポリ
メチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポ
リ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、
エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸
樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族また
は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラ
フィン、パラフィンワックスなどの熱可塑性樹脂が挙げ
られ、単独あるいは混合して使用される。
【0060】必要に応じて、本発明に使用する画像表面
保護材料に用いられる着色剤としては、公知のものがす
べて使用可能であるが、例えばカーボンブラック、鉄
黒、グラファイト、ニグロシン、モノアゾ染料の全属錯
体、群青、銅フタロシアニン、メチレンブルー、クロー
ムイエロー、キノリンイエロー、ハンザイエロー、ベン
ジジンイエロー、デェポンオイルレッド、キナクリドン
各種レーキ顔料などの染顔料が使用できる。
【0061】このような着色剤の含有量は、樹脂100
重量部に対して0〜1重量部程度であることが望まし
い。
【0062】また荷電制御剤は、帯電極性、帯電量等を
制御するために必要に応じて添加される。本発明におい
ては、目的とする極性、帯電量等に応じて公知の適当な
帯電制御剤を選択すればよく、特に制限はない。
【0063】正荷電制御剤として例えばニグロシン、脂
肪酸金属塩誘導体、トリブチルベンジルアンモニウム−
1−ヒドロキシ−4ナフトスルホン酸塩、テトラブチル
アンモニウムテトラフロロボレートといった4級アンモ
ニウム塩、ジブチルスズオキサイド、ジオクチルスズオ
キサイド、ジオルガノスズオキサイド、ジブチルスズオ
キサイド、ジオクチルスズボレート、ジシクロヘキシル
スズボレート等を単独或いは2種以上組み合わせて用い
ることができる。
【0064】また、負荷電制御剤として有機金属錯体、
キレート化合物が有効であり、アルミニウムアセチルア
セテート、鉄(II)アセチルアセテート、3,5−ジ
ターシャルブチルサリチル酸クロムを挙げることができ
る。とくにアセチルアセトンの金属錯体(モノアルキル
置換体、ジアルキル置換体を包含する)、サリチル酸系
金属錯体(モノアルキル置換体、ジアルキル置換体を包
含する)、又はそれらの塩が好ましく、とくにサリチル
酸系金属塩が好適である。
【0065】このような荷電制御剤の含有量は、樹脂1
00重量部に対して0.2〜10重量部程度であること
が望ましい。
【0066】また、ワックスは定着時の離型剤として、
オフセット防止の為に必要に応じて添加されるものであ
る。本発明においては記録材上のトナーが定着時の離型
剤を含有していない場合においても、トナー層の上層に
形成された画像表面保護材料層内にワックスが含有され
ることにより定着時のオフセットを防止できる。
【0067】例えばポリエチレンワックス、ポリプロピ
レンワックス、シリコーンワックス等の公知の様々なワ
ックスを用いればよく、これらは要求特性に応じて選択
されるものである。
【0068】このようなワックスの含有量は、樹脂10
0重量部に対して2〜10重量部程度であることが望ま
しい。
【0069】上記したような着色剤、荷電制御剤、ワッ
クス、その他の添加剤等のうちから必要なものを選択
し、これらの所定量と樹脂を溶融、混練し、冷却後、ハ
ンマーミル、カッターミル等により粗粉砕する。次いで
ジェットミル、オングミル等によりさらに微粉砕化した
後、好ましい体積平均粒径または個数平均粒径範囲にな
るように分級して、所望の画像表面保護材料を得ること
ができる。
【0070】このような製造方法によれば、かなり優れ
たトナーを製造し得るが、ある種の制限、すなわちトナ
ー用材料の選択範囲に制限がある。例えば、樹脂着色剤
分散体が充分に脆く、経済的に使用可能な製造装置で微
粉砕し得るものでなくてはならない。
【0071】このため、樹脂着色剤分散体を十分に脆く
せざるを得ないため、この分散体を実際に高速で微粉砕
する際に、広い粒径範囲の粒子群が形成され易く、特に
比較的大きな割合の過度に微粉砕された粒子が、この粒
子群に含まれ、所謂粒度分布のブロード化という問題が
生じ、このような高度に脆性の材料は、複写機等におい
て実際に現像用に製品として使用する場合、さらに微粉
砕化ないし粉化を受け易いといった問題を有する。
【0072】一方、これらの粉砕法による画像表面保護
材料を始めとする粉体の製造法の問題点を克服するた
め、懸濁重合法による粉体の製造方法が、特公昭36−
10231号公報等で提案されている。
【0073】この懸濁重合法においては、重合性単量体
及び着色剤、さらに必要に応じて重合開始剤、架橋剤、
荷電制御剤、その他の添加剤を均一に溶解又は分散せし
めて単量体組成物とした後、この単量体組成物を分散安
定剤を含有する連続相(例えば水相)中に適当な撹拌機
を用いて分散し、同時に重合反応を行わせ、所望の粒径
を有する画像表面保護材料を得ることができる。
【0074】この懸濁重合法では、機械的粉砕工程を含
まないため、粉砕法に見られるような前述してきた粉砕
時に起因する問題は生じないとされる。
【0075】同様にこの他の重合法としては、乳化重
合、沈殿重合、分散重合、ソープフリー乳化重合、シー
ド重合等を用いることもできる。
【0076】このようにして分級工程までを終えた画像
表面保護材料には、必要に応じて流動性向上剤、潤滑
剤、研磨剤、導電性付与剤、定着助剤等の外添剤が添加
される。
【0077】例えばシリカ、酸化チタン、トナーバイン
ダーとして上記したような樹脂粉、ポリテトラフルオロ
エチレン粉、ポリフッ化ビニリデン粉、二硫化モリブデ
ン、二硫化タングステン、チッ化ボロン、酸化鉛、酸化
アンチモン、硫酸ストロンチウム、硫酸アルミニウム、
炭酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化セリウ
ム、酸化ストロンチウム、ステアリン酸亜鉛などの高級
脂肪酸の金属塩、グラファイト、フッ化バリウム、フッ
化カルシウム、フッ化カーボン、カーボンブラック、導
電性酸化錫などの公知の微粒子があり、これらは上記機
能剤として2種類以上の機能を同時に有するものもあ
る。
【0078】また、記録材P表面に転移され、定着装置
40により溶融定着される画像表面保護層の厚みは、5
〜200μm、好ましくは10〜50μmである。5μ
mを下回ると画像部及び非画像部の光沢性に対する効果
が低く、また表面保護層としての膜強度も極端に低いと
ともに、均一な表面保護層の形成も難しい。また、20
0μmを超えると、定着のために多大な消費電力が必要
とされるとともに、最終画像(トナー画像上に200μ
m以上の表面保護層が形成された記録材P)の解像力が
低下する傾向がある。
【0079】次に、上述したような画像表面保護材料G
が転移された記録材Pの定着について説明する。
【0080】定着装置40は、定着部材である定着ロー
ラ41と、これに相対する加圧部材である加圧ローラ4
2と、定着ローラ41に離型剤を塗布する離型剤塗布手
段43と、定着ローラ41の表面を清掃する定着ローラ
清掃手段44a及び加圧ローラ42の表面を清掃する加
圧ローラ清掃手段44bとを備えている。
【0081】未定着のトナー像Tと画像表面保護材料G
を担持した記録材Pは、図1中の矢印aの方向へ搬送ベ
ルト117により搬送され、不図示の駆動装置により同
図中矢印bの方向に回転される定着ローラ41と加圧ロ
ーラ42との間を挟持搬送され、ハロゲンヒータ45、
46から定着ローラ41及び加圧ローラ42をそれぞれ
介して供給される熱および圧力により記録材P上に未定
着トナー像Tと画像表面保護材料Gは定着される。
【0082】このような定着ローラ41は、アルミ製の
芯金上にシリコーンゴム層47を被覆した外径60mm
φのもので詳細は後述する。
【0083】加圧ローラ42は、アルミ製の芯金上に、
その表面にフッ素樹脂層を形成した1mm厚のHTV
(高温加硫型)シリコーンゴム層48を被覆し、定着ロ
ーラ同様、外径60mmφのものである。
【0084】定着ローラ41の芯金および加圧ローラ4
2の芯金内には、それぞれ加熱源のハロゲンヒータ4
5、46が配設され、加圧ローラ42の温度をこれに当
接したサーミスタで検知して、温度制御装置(不図示)
によりヒータ45、46をON/OFF制御し、定着ロ
ーラ41および加圧ローラ42の表面温度を約150℃
に一定維持するようになっている。
【0085】離型剤塗布手段43は、容器内に離型剤R
として、シリコーンオイルを収容する。離型剤Rの定着
ローラ41への適正な塗布量としては、A4サイズの転
写紙1枚あたり0.01〜0.2g、好ましくは0.0
3〜0.1gである。このとき、画像表面保護層形成モ
ードの選択の有無で離型剤Rの塗布量を切り替えること
も効果的である。
【0086】定着ローラ清掃手段44aは、定着ローラ
41のシリコーンゴム層47表面の付着物(トナー樹脂
やシリカ、アルミナ等のトナー外添剤および紙の諸成分
等)を清掃する。
【0087】同様に、加圧ローラ清掃手段44bは、加
圧ローラ42のフッ素樹脂層表面の付着物を清掃する。
【0088】ここでそれぞれの清掃部材は、クリーニン
グ部材である繊維状のクリーニングウエブである耐熱性
不織布ノーメックス(商品名)等が用いられる。
【0089】本発明に用いられる定着ローラ41は、芯
がね上にゴム層47として、2mm厚のジメチルシリコ
ーンゴムを用いた単層構成の弾性ローラである。
【0090】これら定着ローラ41のゴム層材質として
は、加硫方法及び加硫温度にしたがって、周知のRTV
シリコーンゴム(室温加硫)、LTVシリコーンゴム
(低温加硫)、HTVシリコーンゴム(高温加硫)が用
いられ、ジメチルシリコーンゴム以外にもメチルビニル
系、メチルフェニルビニル系、メチルフルオロアルキル
系のシリコーンゴムを使用することができる。
【0091】また、本発明に用いる定着ローラのシリコ
ーンゴム材質としては、架橋密度が高いものが望まし
い。
【0092】また、シリコーンゴム中に充填剤として、
シリカ、けいそう土、石英粉、炭酸カルシウム等を入れ
ることもできる。但し、この充填剤量が過剰になると定
着ローラの離型性が低下するので、離型性とゴムの膨潤
度合いとのかねあいで適性量は決定される。
【0093】また、定着ローラ1のゴム層構成は、表層
を上記ゴム材質とした積層構成のローラとすることもで
きる。
【0094】更に、この弾性層の厚み、硬度等を最適化
することにより、定着時の記録材のしわを防止したり、
記録材とローラとの接触面積が調整される。
【0095】本発明に係わる画像形成方法及び画像形成
装置に適用される定着方式は上記ローラ定着手段に限定
されるものでなく、ラジアント定着、フラッシュ定着、
圧力定着、フィルム(ベルト)定着等、従来公知の定着
方式でもよい。
【0096】また、本発明に係わる画像形成方法及び画
像形成装置は、フルカラー画像形成装置において特に有
効であるが、白黒画像形成装置にも有効である。
【0097】(第2実施形態)本実施形態においては、
トナー画像形成された記録材に対して、画像表面保護層
を形成する方法として、従来二成分現像剤に用いられる
二成分現像装置を応用した例について図3にしたがって
説明する。なお、定着装置240等は第1実施形態と同
様であるため説明を省略する。
【0098】画像表面保護材料Gは、収容容器258に
内包され混合比率検知手段257で検出される混合濃度
の低下に伴い、スポンジローラ等の補給手段259を動
作させ、画像表面保護層形成装置250内に供給され、
撹拌手段255、256により撹拌され、二成分現像剤
に従来用いられるキャリアCとほぼ一定比で混合され、
トリボ付与が行われている。
【0099】ここで、画像表面保護材料GとキャリアC
との混合比は、画像表面保護材料濃度で3〜50重量
%、好ましくは5〜20重量%である。
【0100】従来、現像剤の混合比の制御は、画像の濃
度変動、非画像部のカブリといった画像上の問題から厳
格になされるが、本構成においては、現像でいうなれ
ば、ソリッド画像を現像するものとほぼ同等と考えら
れ、カブリ等を気にする必要がないぶんラフにできる。
【0101】次に、この画像表面保護材料Gの記録材P
への転写工程について説明する。
【0102】画像表面保護材料保持スリーブ252内に
配設されたマグローラ(図示せず)により画像表面保護
材料保持スリーブ252上に磁気的に吸着されたキャリ
アCと画像表面保護材料Gの混合材は、画像表面保護材
料保持スリーブ252の矢印b方向への回転により搬送
され、塗布量規制手段253により一定量を画像表面保
護材料保持スリーブ252上に塗布され、トナー画像形
成された記録材Pを挟んで、帯電器251との対向位置
まで搬送される。
【0103】ここで、画像表面保護材料保持スリーブ2
52上に塗布されたキャリアCと画像表面保護材料Gの
混合材のうち、マイナス側のトリボをもつ画像表面保護
材料Gは、接地若しくはDCまたはDC+ACバイアス
が印加された画像表面保護材料保持スリーブ252か
ら、帯電器251により裏面からプラス帯電された記録
材Pに静電的に吸引され、トナー画像Tを担持した記録
材P上へ転移される。
【0104】画像表面保護材料保持スリーブ252上の
キャリアCと画像表面保護材料Gの混合材の転移に寄与
しなかった材は、再度画像表面保護材料保持スリーブ2
52の回転にしたがって、容器250内に搬送され、混
合撹拌される。
【0105】ここで、帯電器251には実施例1同様に
電圧印加手段254よりプラス3〜10kVの電圧印加
される。
【0106】この画像表面保護材料保持スリーブ252
への印加バイアス若しくは帯電器251ヘの印加電圧に
より、記録材Pへの画像表面保護材料Gの付着量を調整
する。
【0107】また、画像表面保護材料保持スリーブ25
2上に塗布されたキャリアCと画像表面保護材料Gの混
合材と記録材Pとは非接触状態で、その間隙は、0.3
〜5mm、好ましくは0.5〜2mmとする。
【0108】上記したような画像表面保護材料Gと混合
されるキャリアCとしては、鉄粉に代表される導電性キ
ャリアと鉄粉、ニッケル、フェライト等の表面を絶縁性
樹脂により被覆したいわゆる絶縁性キャリアが用いられ
る。
【0109】上記絶縁樹脂としては、公知の適当な樹脂
を用いることができるが、例えばアクリル系樹脂、フッ
素系樹脂、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂等があ
り、画像表面保護材料Gの帯電極性や帯電能力等で適時
選択される。
【0110】また、キャリア粒子の平均粒径は、5〜1
00μmの範囲が好ましく、更に好ましくは20〜80
μmである。
【0111】なお、本発明のキャリア粒径は、キャリア
をランダムに300個以上抽出後、光学顕微鏡像をニレ
コ社製画像処理解析装置Luzex3により水平方向フ
ェレ径をもって測定とした。
【0112】(第3実施形態)本実施形態においては、
インクジェット記録により画像形成された記録材に対し
て、画像表面保護層を形成する方法について図4にした
がって説明する。
【0113】図4は従来のインクジェット記録装置に本
発明の画像表面保護層形成装置を配設した構成であり、
定着装置340等は実施例1と同様であるので説明を省
略する。
【0114】記録材Pは、矢印c方向に搬送され、搬送
ベルト356に吸着され、インクジェット記録装置35
5に対向し、インクIにより画像形成される。
【0115】この時、本発明の画像表面保護層形成モー
ドが予め選択されていた場合、搬送ベルト356、35
7の間に配設された画像表面保護層形成装置350が4
色分のインク像Iを形成された記録材P上に画像表面保
護材料Gを転移させたうえで画像定着装置340に送ら
れ、そこで熱と圧力によりインク画像Iを乾燥定着する
と共に、画像表面保護材料Gを溶融定着し画像表面保護
層を形成して記録材への画像表面保護層形成シーケンス
が終了する。
【0116】本実施形態に適用される画像表面保護層形
成装置350は、実施例1同様に画像表面保護材料保持
スリーブ352上に、塗布ブレード353により画像表
面保護材料Gを均一塗布されるものである。
【0117】画像表面保護層形成モード選択により、イ
ンク画像Iを形成された記録材Pが搬送ベルト356に
より搬送されてくると、画像表面保護材料保持スリーブ
352に対向して配設された帯電器351に電圧印加手
段354より給電され、記録材Pの裏面をプラス帯電さ
れる。
【0118】この時、画像表面保護材料保持スリーブ3
52上に塗布され、マイナス帯電した画像表面保護材料
Gがインク画像Iを含む記録材P上に静電的に転写され
る。
【0119】画像表面保護層形成装置350の詳細な構
成は、第1実施形態と同様であり、説明は省略する。
【0120】本発明に用いられるインクジェット記録方
法は、インクの小滴を種々の駆動原理を利用して、ノズ
ルより吐出して記録を行わせる従来公知のインクジェッ
ト記録方式のいずれのものも適用可能である。
【0121】その代表例としては、特開昭54−599
36号公報に記載されている方法で、熱エネルギーの作
用を受けたインクが急激な体積変化を生じ、この状態変
化による作用力により、インクをノズルから吐出させる
インクジェット方式を挙げることができる。
【0122】本発明に用いられるインクジェット記録装
置の一例を以下に説明する。
【0123】図5、図6及び図7は該装置の主要部であ
るヘッド構成の一例であり、図5はインク流路に沿った
ヘッド313の断面図、図6は図5のA−Bで結ばれる
点線での切断図、図7は図5に示すヘッドを多数並べた
マルチヘッドの外観図である。
【0124】ヘッド313は、インクを通す溝314を
有するガラス、セラミックス又はプラスチック板等を、
感熱記録に用いられる発熱ヘッド315(図中ではヘッ
ドが示されているが、これに限定されるものではない)
とを接着して得られる。
【0125】発熱ヘッド315は酸化シリコン等で形成
される保護膜316、アルミニウム電極317−1、3
17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層31
8、蓄熱層319、アルミナ等の放熱性の良い基板32
0よりなる。
【0126】インク321は吐出オリフィス(微細孔)
322まできており、圧力によりメニスカス323を形
成している。
【0127】ここで、電極317−1、317−2に電
気信号が加わると、発熱ヘッド315のnで示される領
域が急激に発熱し、ここに接しているインク321に気
泡が発生しその膨張による圧力によりメニスカス323
が突出し、インク321が吐出し、オリフィス322よ
り記録小滴324となり、記録材Pに向かって飛翔す
る。
【0128】該マルチヘッドはマルチ溝326を有する
ガラス板327と、発熱ヘッド328を密着して製作さ
れる。
【0129】本実施形態においては、インク材料による
記録材への画像形成手段として、マルチ発熱ヘッドを用
いたインクジェット方式について説明したが、従来公知
のインクジェット方式として、「イメージング Par
t2」(写真工業出版社)の115ページ等に記載され
ている荷電制御型、発散型、電気機械変換式、電気熱変
換式(本実施形態もこの方式のひとつ)、静電吸引式、
放電式をはじめ、凸版印刷、平版印刷、凹版印刷、孔版
印刷のようなコンベンショナルな印刷方式を用いて、記
録材表面へのインク画像形成を行う装置に対して応用で
きることはいうまでもない。
【0130】(第4実施形態)本実施形態においては、
トナー画像形成された記録材に対して、画像表面保護層
を形成する方法として、画像表面保護材料の記録材への
転移手段としてベルト転写方式を用いた例について図9
にしたがって説明する。
【0131】本画像表面保護材料Gの転移手段は、実施
例1の代わりに誘電体ベルト457と前記誘電体ベルト
457内部に配設されたブラシ電極451からなる。
【0132】画像表面保護層形成モード選択により、ト
ナー画像Tを形成された記録材Pが搬送ベルト456に
より搬送されてくると、画像表面保護材料保持スリーブ
に対向して配設された誘電体ベルト457を介してブラ
シ電極451に電圧印加手段454より給電され、誘電
体ベルト457の裏面をプラス帯電する。
【0133】この時、画像表面保護材料保持スリーブ上
に塗布され、マイナス帯電した画像表面保護材料Gがト
ナー画像Tを含む記録材P上に静電的に転移される。
【0134】また、ブラシ電極451には電圧印加手段
454よりプラス3〜10kVの電圧が印加される。
【0135】このバイアス若しくは帯電器への印加電圧
により記録材Pへの画像表面保護材料Gの付着量を調整
する。
【0136】次に、画像表面保護材料Gが静電的に転移
された記録材Pは誘電体ベルト457によって搬送さ
れ、定着装置440に送られ、そこで熱と圧力によりト
ナー画像を混色および定着すると共に、画像表面保護材
料を溶融定着し画像表面保護層を形成する。
【0137】こうして記録材への画像表面保護層形成シ
ーケンスが終了し機外に排出され、記録材への画像表面
保護層形成を終了する。
【0138】ブラシ電極451は、カーボンブラック、
金属粉、カーボン繊維、金属繊維等からなる導電性ブラ
シである。
【0139】また、誘電体ベルト457は、ポリエステ
ル、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PFA
(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニ
ルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロ
エチレン)、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド
イミド、ポリイミド、ポリエーテルケトン、液晶ポリマ
ー等の高耐熱性樹脂や、アルミニウム、ニッケル等の金
属シート、またはこれらとセラミックス、金属、ガラス
等との複合材料または、ポリウレタン、EPDM(エチ
レンプロピレンジメチルゴム)、ポリイソプレン、ブタ
ジエン−スチレン共重合体、ポリブタジエン、イソブチ
レン−イソプレン共重合体、ブタジエン−アクリロニト
リル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、クロロ
スルホン化ポリエチレン、アクリル酸エステル共重合
体、有機ポリシロキサン、パーフルオロプロペン、フッ
化ビニリデン共重合体等のゴム弾性部材及びこれらの積
層体などで、例えばポリウレタンにカーボンなどの導電
性粒子を分散させて、体積抵抗RVを105〜1010Ωc
m、アスカーC硬度にて10〜65度、好ましくは20
〜50度程度に調整した、例えば発泡性もしくはゴム弾
性体で形成された弾性層から構成される。
【0140】このようなベルト転写方式の画像表面保護
材料の転移手段は、本実施形態のブラシ電極以外にコロ
ナ帯電器や、板又はローラ形状(図10中の551)等
の電極を用いることもできる。
【0141】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
具体的に説明する。
【0142】<実施例1>本実施例に用いられる画像表
面保護材料は下記の製法により作製される。
【0143】先ず、イオン交換水710gに、0.1M
−Na3PO4水溶液450gを投入して60℃に加温し
た後、TK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用い
て、12,000rpmにて撹拌した。これに1.0M
−CaCl2水溶液68gを徐々に添加し、Ca3(PO
42を含む水系媒体を作製した。
【0144】一方、下記処方からなる材料を60℃に加
温し、TK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用い
て、12,000rpmにて均一に溶解及び分散した。
これに、重合開始剤2,2’−アゾビス(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)10gを溶解し、重合性単量体組
成物を調製した。 (モノマー) スチレン 165g n−ブチルアクリレート 35g (荷電制御剤)サリチル酸金属化合物 3g (極性樹脂) 飽和ポリエステル 10g (酸価14、ピーク分子量:8000) (膨張剤) イソブタン 40g
【0145】次に、上記で得られた水系媒体中に重合性
単量体組成物を投入し、60℃,N2雰囲気下におい
て、TK式ホモミキサーにて10,000rpmで10
分間撹拌し、重合性単量体組成物を造粒した。その後、
パドル撹拌翼で撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間
反応させた。重合反応終了後、減圧下で残存モノマーを
留去し、冷却後、塩酸を加えてリン酸カルシウムを溶解
させた後、ろ過、水洗及び乾燥を行った。この結果、体
積平均粒径約7.5μmのシャープな透明懸濁粒子を得
た。
【0146】上記で得られた粒子100重量部に対し
て、BET法による比表面積が200m2/gである疎
水性シリカを2重量部外添することにより流動性を付与
し、画像表面保護材料を得た。
【0147】この画像表面保護材料を、画像表面保護層
形成装置を搭載したキヤノン製CLC−500改造機に
入れ、フルカラーの画像出力を行った。
【0148】上記改造機は、画像表面保護層形成装置を
搭載し、定着装置により溶融定着される記録材上への画
像表面保護材料の厚みを約20μmとなるように設定す
るとともにこの改造機の定着器設定温度を、CLC−5
00での標準設定値の150℃よりも15℃高い165
℃とした。
【0149】現像剤としてはCLC−500用の体積平
均粒径が約8μmのトナーを有する製品現像剤を用い
た。
【0150】また、記録材としてはキヤノン製カラーレ
ーザコピア用紙及びカラーレーザコピア専用OHPシー
トを用いた。
【0151】画像評価項目としては、 1.出力されたコピー画像の目視評価 2.OHP用紙でのOHP投影時の映像評価 3.記録材上画像のこすり試験* *)レンズ清掃用のシルボン紙により記録材上の画像を
同様にこすり、剥がれ具合を比較する。 とした。
【0152】本評価において、本実施例で得られた画像
出力は、画像表面保護層が記録材上に均一に形成されて
いるため、トナー画像の画像部と非画像部の光沢差が少
なくなるとともに、OHPシートでの映像もくすみが少
ない良好な映像が得られた。
【0153】また、こすり試験による結果も良好であっ
た。
【0154】<比較例1>上記実施例1との比較とし
て、画像表面保護層形成装置を搭載していないキヤノン
製CLC−500に、記録材としては実施例1と同様の
キヤノン製カラーレーザコピア用紙及びカラーレーザコ
ピア専用OHPシートを用いて画像出力を行った。
【0155】本比較例で得られた画像出力は、トナー画
像の画像部と非画像部の光沢差が当然大きく、OHPシ
ートでの映像も特にイエローの部分で黒ずんだ色味とな
った。
【0156】また、こすり試験による結果も実施例1に
比較すると劣っていた。
【0157】<実施例2>本実施例においては画像表面
保護材料をキャリアと混合して、トリボ付与した上でト
ナー画像を担持した記録材上に転移させる構成とした。
【0158】本実施例に用いられる画像表面保護材料
は、実施例1で説明したものと同様な透明樹脂粉体を、
アクリル系樹脂をコートした体積平均粒径55μmのフ
ェライトキャリアに12重量%混合して画像表面保護層
形成装置に収容される。
【0159】この画像表面保護層形成装置を搭載したキ
ヤノン製CLC−500改造機に入れ、フルカラーの画
像出力を行った。
【0160】上記改造機は、画像表面保護層形成装置を
搭載し、定着装置により溶融定着される記録材上への画
像表面保護材料の厚みを約15μmとなるように設定す
るとともにこの改造機の定着器設定温度を、CLC−5
00での標準設定値の150℃よりも10℃高い160
℃とした。
【0161】現像剤としてはCLC−500用の体積平
均粒径が約8μmのトナーを有する製品現像剤を用い
た。
【0162】また、記録材としてはキヤノン製カラーレ
ーザコピア用紙及びカラーレーザコピア専用OHPシー
トを用いた。
【0163】画像評価項目は、実施例1と同様である。
【0164】本評価において、本実施例で得られた画像
出力は、画像表面保護層が実施例1以上に均一な形成が
可能となり、トナー画像の画像部と非画像部の光沢差が
少なくなるとともに、OHPシートでの映像もくすみが
少ない良好な映像が得られた。
【0165】また、こすり試験による結果も良好であっ
た。
【0166】<実施例3>本実施例においては、キヤノ
ン製BJC−610JWで用紙(キヤノン製PB−PA
PER)にインクジェット画像出力後、実施例1記載の
画像表面保護層形成装置により上記インクジェット画像
上に画像表面保護層を形成した。
【0167】ここで画像表面保護層は、定着後約10μ
mとなるようにした。
【0168】画像評価項目としては、 1.出力されたコピー画像の目視評価 2.記録材上画像の耐水性試験** **)記録材上に形成された画像に水をかけてにじみが
出ないか確認する。 とした。
【0169】本評価において、本実施例で得られた画像
出力は、画像表面保護層が記録材上に均一に形成されて
いるため、インクジェット画像に光沢を持たすことがで
きたため、彩度が格段に向上した。
【0170】また、耐水試験についても、表面保護層の
形成により水によるインクジェット画像のにじみが防止
できた。
【0171】<比較例2>実施例3の比較例として、キ
ヤノン製BJC−610JWで用紙(キヤノン製PB−
PAPER)を用いた出力画像に対して画像評価を行っ
た。
【0172】本評価において、インクジェット画像とし
て一般的なものであり、実施例3の画像に比較すると格
段に彩度が劣った画像となった。
【0173】また、耐水試験についても、水によるイン
クジェット画像のにじみが避けられなかった。
【0174】<実施例4>本実施例においては、実施例
1と同様の画像表面保護層形成装置、画像表面材料、記
録材等を用いるとともに、トナー画像もしくはインクジ
ェット画像を形成された記録材への画像表面保護層形成
をベルト転写手段により行い画像出力を行った。
【0175】画像評価項目は、実施例1と同様である。
【0176】本評価において、本実施例で得られた画像
出力は、画像表面保護層が実施例1と同等に安定して形
成でき、トナー画像の画像部と非画像部の光沢差が少な
くなるとともに、OHPシートでの映像もくすみが少な
い良好な映像が得られた。
【0177】また、こすり試験による結果も良好であっ
た。
【0178】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、少なく
とも着色剤を含有する着色材料により記録材表面に画像
形成を行った後、熱可塑性樹脂を有する画像表面保護材
料を該記録材表面に転移後、加熱溶融し透明な薄層を形
成することにより、 1)トナー画像の画像部と非画像部の光沢差が少ない画
像を再現可能とする。 2)簡易な方法でトナー画像又はインク画像を形成され
た記録材表面に画像表面保護層を形成し、トナー画像又
はインク画像の摺擦等による剥がれ、こすれを防止でき
る。 3)トナー画像のOHPシートの透過性を高くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表面保護層形成装置の一実施形態
を示す概略構成図である。
【図2】本発明の画像表面保護層形成装置を用いたフル
カラー画像形成装置の概略構成図である。
【図3】本発明の画像表面保護層形成装置の他の実施形
態を示す概略構成図である。
【図4】本発明の画像表面保護層形成装置を用いたイン
クジェット方式のフルカラー画像形成装置の概略構成図
である。
【図5】本発明の画像表面保護層形成装置におけるイン
クジェット方式の画像形成装置のインク流路に沿ったヘ
ッド313の断面図である。
【図6】図5のA−Bで結ばれる点線での切断図であ
る。
【図7】図5に示すヘッドを多数並べたマルチヘッドの
外観図である。
【図8】従来の画像定着装置の一実施例を示す概略構成
図である。
【図9】本発明の画像表面保護形成装置の他の実施形態
を示す概略構成図である。
【図10】本発明の画像表面保護形成装置の他の実施形
態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
40 定着装置 50 画像表面保護層形成手段 51 帯電装置 52 画像表面保護材料保持スリーブ 53 塗布ブレード 54 電圧印加手段 G 画像表面保護材料 T トナー P 記録紙

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも着色剤を含有する着色材料に
    より記録材表面に画像形成を行った後、熱可塑性樹脂を
    有する画像表面保護材料を該記録材表面に転移後、加熱
    溶融し透明な薄層を形成することを特徴とする画像形成
    方法。
  2. 【請求項2】 上記記録材表面に形成された画像が、ト
    ナー粒子からなることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成方法。
  3. 【請求項3】 上記記録材表面に形成された画像が、イ
    ンクからなることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成方法。
  4. 【請求項4】 上記画像表面保護材料が、加熱溶融前は
    粉体であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 定着により、着色材料と共に画像表面保
    護材料を加熱して該記録材表面に透明な薄層を形成をす
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    画像形成方法。
  6. 【請求項6】 画像表面保護材料を画像表面保護材料保
    持体から直接記録材表面に転移させることを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも着色剤を含有する着色材料に
    より記録材表面に画像形成を行う工程と該記録材への着
    色材料の定着工程の間に、熱可塑性樹脂を有する画像表
    面保護材料を着色材料を担持する該記録材表面に転移さ
    せる画像表面保護材料形成手段を配設し、該記録材表面
    に該画像表面保護材料を転移後、定着工程により着色材
    料と共に画像表面保護材料を加熱して該記録材表面に透
    明な薄層形成をするものであることを特徴とする画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】 上記記録材表面に形成された画像が、ト
    ナー粒子からなることを特徴とする請求項7に記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記記録材表面に形成された画像が、イ
    ンクからなることを特徴とする請求項7に記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 上記画像表面保護材料が、加熱溶融前
    は粉体であることを特徴とする請求項7乃至9のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 上記画像表面保護材料形成手段が、画
    像表面保護材料を直接記録材表面に転移させる画像表面
    保護材料保持体を有することを特徴とする請求項7乃至
    10のいずれかに記載の画像形成装置。
JP9153225A 1997-06-11 1997-06-11 画像形成方法及び画像形成装置 Withdrawn JPH112916A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9041970B2 (en) 2013-07-23 2015-05-26 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, image processing method, and computer program product for determining a direction of transparent color material pattern based on acquired grain direction
JP2019005965A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成方法

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