JPH11291253A - 金 型 - Google Patents

金 型

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JPH11291253A
JPH11291253A JP10088198A JP10088198A JPH11291253A JP H11291253 A JPH11291253 A JP H11291253A JP 10088198 A JP10088198 A JP 10088198A JP 10088198 A JP10088198 A JP 10088198A JP H11291253 A JPH11291253 A JP H11291253A
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JP
Japan
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push
hole
mold
return pin
guide
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JP10088198A
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English (en)
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Michinori Takemoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数が削減でき、構造が簡単になり加工容
易になる金型を提供する。 【解決手段】上型1と、この上型1の開閉方向に貫通す
る複数のガイド孔14を有する下型2と、ガイド孔14
に嵌着された筒状のガイドブッシュ3と、このガイドブ
ッシュ3に摺動自在に挿通されて先端が上型1に対向す
る押上用リターンピン5と、この押上用リターンピン5
の基端部を固着した突き出し部材6と、押上用リターン
ピン5を中に通して下型2と突き出し部材6との間に介
在された圧縮コイルばね4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラスチック成
形品等の金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下型に対して上型を引き上げる際、上型
が下型に食いついて離れない場合があるため、下型に復
帰ばね付きの押上用リターンピンを貫通して押上用リタ
ーンピンにより上型を確実に押し上げるようにした金型
がある。従来のこの種の金型を図9から図11に示す。
すなわち、100は上型、101は下型、107は押上
用リターンピン、109は突き出し部材である。
【0003】上型100は上下動自在に設けられてい
る。下型101は固定台103にスペーサブロック10
2を介して固定ボルト110により固定されている。こ
の下型101は上型100に向けて成形面104を有
し、また成形品104から離れた位置に押上用リターン
ピン107を貫通し、さらに上型100をガイドするエ
ジェクタガイド106を固定している。突き出し部材1
09は押上用リターンピン107の基端面を載せる載せ
台112と、押上用リターンピン107の基端部を貫通
する孔113を形成し、基端部のつば109aを収納す
る凹部114を形成した押え部材115とで構成し、押
え部材115を載せ台112に載せてねじ116で固定
し、載せ台112と押え部材115とで押上用リターン
ピン107の基端部を孔113と凹部114内に固定し
ている。押上用リターンピン107に圧縮コイルばね1
08が通され、その一端部が下型101を押圧し他端部
が押え部材115を押圧して突き出し部材101を固定
台103に押付けている。また突き出し部材109に貫
通孔118が形成され、貫通孔118にブッシュ119
が嵌着されている。ブッシュ119に摺動自在に貫通す
るガイドピン111の基端部がねじ120により固定台
103に取付けられ、ガイドピン111の先端部が下型
101に形成した盲孔121に嵌合している。
【0004】成形後成形品105を取り出す場合、図9
に示すように上型100が下型101から離れるように
引上げられる。この場合、上型100が下型101に食
いついると、突き出し部材107を固定台103に形成
した穴121を通して駆動手段により押し上げ、これに
より圧縮コイルばね108を圧縮して押上用リターンピ
ン107を押し上げ、上型100を確実に開かせる。こ
のとき、突き出し部材109はガイドピン111により
ブッシュ119を介してガイドされて上方に移動する。
突き上げ部材109の押し上げ力を解放すると圧縮コイ
ルばね108の復元力により突き出し部材109がガイ
ドピン111にガイドされて固定台103に下がる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この金型は、
ガイドピン111および押上用リターンピン107を有
するため、部品点数が多く、構造が複雑で加工が容易で
ないという欠点があった。したがって、この発明の目的
は、部品点数が削減でき、構造が簡単になり加工容易に
なる金型を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の金型は、
上型と、この上型の開閉方向に貫通する複数のガイド孔
を有する下型と、前記ガイド孔に嵌着された筒状のガイ
ドブッシュと、このガイドブッシュに摺動自在に挿通さ
れて先端が前記上型に対向する押上用リターンピンと、
この押上用リターンピンの基端部を固着した突き出し部
材と、前記押上用リターンピンを中に通して前記下型と
前記突き出し部材との間に介在された圧縮コイルばねと
を備えたものである。
【0007】請求項1記載の金型によれば、押上用リタ
ーンピンの先端側をガイドブッシュにガイドし、基端部
を突き出し部材に固着したため、突き出し部材を移動さ
せるときは押上用リターンピンを介してガイドブッシュ
にガイドされるので、従来のガイドピンが不要になる。
このため、部品点数が削減でき、構造が簡単になり、金
型の加工が容易になる。
【0008】請求項2記載の金型は、請求項1におい
て、前記押上用リターンピンがその基端部にフランジを
有するとともに基端面にねじ孔を有し、前記突き出し部
材が、前記押上用リターンピンの前記基端面を載せる載
せ面を有しかつ前記ねじ孔に整合するねじ挿通孔を有す
る載せ台と、前記押上用リターンピンを貫通する孔を有
し前記フランジを収納する凹部を前記孔の前記載せ台側
の端部に有して上面に前記圧縮コイルばねの端部を受け
るとともに前記載せ台の前記載せ面に押え固定された押
え部材と、前記ねじ挿通孔を通して前記ねじ孔に締付け
られたピン固定ねじとからなるものである。
【0009】請求項2記載の金型によれば、請求項1と
同様な効果のほか、押上用リターンピンを一定姿勢に保
つ基端部の固着が簡単かつ確実であり、組立および部品
交換が容易にでき、しかも従来例に若干の加工を加える
だけで実現できる。請求項3記載の金型は、請求項1ま
たは請求項2において、前記押上用リターンピンは前記
ガイドブッシュに摺動する部分が前記ガイドブッシュの
厚さ分径小に形成されているものである。
【0010】請求項3記載の金型によれば、請求項1ま
たは請求項2と同様な効果のほか、既存の下型の貫通孔
にガイドブッシュを嵌着し、突き出し部材にねじ挿通孔
を形成してねじ孔にねじ込むことにより容易に実現でき
る。請求項4記載の金型は、請求項1または請求項2に
おいて、前記下型が前記成形面上に貫通する貫通孔を有
し、前記突き出し部材が前記貫通孔に摺動自在に貫通し
て前記成形面に突出可能な成形品突き出しロッドを有す
るものである。
【0011】請求項4記載の金型によれば、請求項1ま
たは請求項2と同様な効果のほか、プラスチック成形品
の取り出し手段が簡単になる。請求項5記載の金型は、
請求項1または請求項2において、前記下型が前記ガイ
ド孔の前記上型に対向する成形面側と反対側の端部に径
大部を有し、前記圧縮コイルばねの前記下型側の端部が
前記径大部に収納され、前記ガイドブッシュが前記径大
部に位置して前記圧縮コイルばねの前記一端部に押圧さ
れるつばを一端部に有するものである。
【0012】請求項5記載の金型によれば、請求項1ま
たは請求項2と同様な効果のほか、つばを圧縮コイルば
ねで押えるため、ガイドブッシュを下型のガイド孔に固
定する構成が簡単になる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1から図6により説明する。すなわち、この金型は、上
型1と、下型2と、ガイドブッシュ3と、圧縮コイルば
ね4と、押上用リターンピン5と、突き出し部材6とを
有する。上型1は、実施の形態において取付板7にねじ
8により取付けられている。またエジェクタガイド用の
孔9を形成し、孔9内にガイドブッシュ10を設けてい
る。11は成形面である。
【0014】下型2は、上型1の開閉方向に貫通する複
数のガイド孔14を有する。実施の形態では、ガイド孔
14の上型1に対向する成形面12側と反対側の端部に
径大部13を有する。またエジェクタガイド15を取付
ける貫通孔16およびエジェクタガイド15の端部のつ
ば17を嵌合する凹部18を有し、成形面12と反対側
にねじ孔19を形成している。下型2をスペーサブロッ
ク20を介して固定台21に載せ、固定台21およびス
ペーサブロック20の貫通孔22、23を通してボルト
24を挿入し、ねじ孔19にねじ込んで下型1を固定台
21に固定している。このとき、貫通孔16にエジェク
タガイド15を通し、つば17を凹部18に嵌合し、エ
ジェクタガイド15の基端面をスペーサブロック20に
載せて、ボルト24の締付けによりエジェクタガイド1
5を固定している。51は固定台21に形成した穴であ
る。
【0015】ガイドブッシュ3は、ガイド孔14の成形
面12側の端部に嵌着された筒状であり、押上用リター
ンピン5の摺動をガイドする役目をする。圧縮コイルば
ね4は、押上用リターンピン5を中に通して下型2と突
き出し部材6との間に介在されたもので、実施の形態で
はガイド孔14の径大部13に一端部4aが収納されて
他端部4bが下型1より外方に伸び出している。
【0016】押上用リターンピン5は、ガイドブッシュ
3に摺動自在に挿通されて先端が上型1に対向する。圧
縮コイルばね4に遊貫されて押上用リターンピン5の先
端が成形面11以外の位置で上型1に対向するように設
けられる。また押上用リターンピン5の基端部にフラン
ジ5aを有するとともに基端面5bにねじ孔25を有す
る。さらに押上用リターンピン5はガイドブッシュ3に
摺動する部分がガイドブッシュ3の厚さ分径小に形成さ
れている。図3に示すように、押上用リターンピン5の
基端部の径aとし、ガイドブッシュ3に挿通される部分
の径bとすると、(a−b)/2がガイドブッシュ3の
厚さである。
【0017】突き出し部材6は、押上用リターンピン5
の基端部を固着している。実施の形態では、突き出し部
材6が、押上用リターンピン5の基端面5bを載せる載
せ面26を有し、ねじ孔25に整合するねじ挿通孔27
を有する載せ台29と、押上用リターンピン5を貫通す
る孔30を有し、フランジ5aを収納する凹部31を孔
30の載せ台29側の端部に有して、上面に圧縮コイル
ばね4の他端部4bを受けるとともに、載せ台29の載
せ面26に押え固定された押え部材32と、ねじ挿通孔
27を通してねじ孔25に締付けられたピン固定ねじ3
3とからなる。押え部材32の押え固定は、載せ台29
に座ぐり付貫通孔34を形成し、貫通孔34に整合する
ねじ孔35を押え部材32に形成し、ねじ36を貫通孔
34を通してねじ孔35に締付けている。
【0018】突き出し部材6は下型2の成形面12に突
出可能な成形品突き出しロッド40を有する。この成形
品突き出しロッド40は、図5に示すように基端部につ
ば47を設け、突き出し部材6の押え部材32に座ぐり
付きロッド貫通孔49を形成している。成形品突き出し
ロッド40の基端面を載せ台29に載置し、押え部材3
2のロッド貫通孔49に通し、押え部材32を載せ台2
9に載せて押え固定することにより取付けられる。また
下型2の成形面12に貫通する貫通孔45を形成し、成
形品突き出しロッド40の先端部を貫通する。
【0019】図5は、この実施の形態の成形後の型開き
状態を示す。型開きはまず上型1を矢印P1 のように引
き上げ、つぎに矢印P2 のように固定台21に設けた穴
51を通して突き出し部材駆動手段52により突き出し
部材6を上型1側に押し出し、成形品突き出しロッド4
0により成形品41を下型2の成形面12から突き上げ
て成形品41を成形面12から分離する。上型1が下型
2に食いついて離れない場合には、上型1の引上げ動作
の動作と同時に突き出し部材駆動手段52を駆動して押
上用リターンピン5で上型1を押し上げて、確実に上型
1を上げることができる。このとき、突き出し部材6は
押上用リターンピン5の基端部が突き出し部材6に固着
され、先端部がガイドブッシュ14にガイドされている
ので、押上用リターンピン5により突き出し部材6が下
型2にガイドされる。また突き出し部材6の移動により
圧縮コイルばね4が圧縮される。駆動手段52による押
上力を解放すると、圧縮コイルばね4の復元力により突
き出し部材6が後退し、成形品突き出しロッド40が後
退し、つぎの成形が可能となる。
【0020】図6は上型1の型閉じを示している。上型
1に押し下げ力P3 を加えると、上型1が下型2に向け
て移動し、エジェクタ用ガイドブッシュ10がエジェク
タガイド15に嵌合し、下型6に型締めされる。型閉じ
の際に、圧縮コイルばね4のばね力で突き出し部材6が
戻らない場合でも、上型1に加える押下げ力P3 で押上
用リターンピン5の先端を押し下げて強制的にリターン
させることができる。
【0021】この実施の形態によれば、押上用リターン
ピン5の先端側をガイドブッシュ3にガイドし、基端部
を突き出し部材5bに固着したため、突き出し部材5を
移動させるときは押上用リターンピン5を介してガイド
ブッシュ3にガイドされるので、従来のガイドピンが不
要になる。このため、部品点数が削減でき、構造が簡単
になり、金型の加工が容易になる。
【0022】また押上用リターンピン5がその基端部に
フランジ5aを有するとともに基端面5bにねじ孔25
を有し、突き出し部材6が、押上用リターンピン5の基
端面5bを載せる載せ面26を有しかつねじ孔25に整
合するねじ挿通孔27を有する載せ台29と、押上用リ
ターンピン5を貫通する孔30を有しフランジ5aを収
納する凹部31を孔30の載せ台29側の端部に有して
載せ台29の載せ面26に押え固定されるとともに上面
に圧縮コイルばね4の他端部を受ける押え部材32と、
ねじ挿通孔27を通してねじ孔25に締付けられたピン
固定ねじ33とからなる構成のため、押上用リターンピ
ン5を一定姿勢に保つ基端部の固着が簡単かつ確実であ
り組立および部品交換が容易にでき、しかも従来例に若
干の加工を加えるだけで実現できる。
【0023】また押上用リターンピン5はガイドブッシ
ュ3に摺動する部分がガイドブッシュ3の厚さ分径小に
形成されているため、既存の下型2の貫通孔14にガイ
ドブッシュ3を嵌着し、突き出し部材6にねじ挿通孔2
7を形成してねじ孔25にねじ込むことにより容易に実
現できる。さらに下型2が成形面12上に貫通する貫通
孔45を有し、突き出し部材6が貫通孔45に摺動自在
に貫通して成形面12に突出可能な成形品突き出しロッ
ド40を有するため、プラスチック成形品41の取り出
し手段が簡単になる。
【0024】この発明の第2の実施の形態を図7に示
す。すなわち、この金型は、突き出し部材の先端部が細
径になっていない円柱形の形態であり、その他は第1の
実施の形態と同様である。この発明の第3の実施の形態
を図8に示す。すなわち、この金型は、第1の実施の形
態において、ガイドブッシュ3が径大部13に位置する
つば3aを一端部に有するものである。つば3aを圧縮
コイルばね4の一端部4aで押えることができるため、
ガイドブッシュ3を下型2のガイド孔14に固定する構
成が簡単になる。
【0025】その他は第1の実施の形態と同様である。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の金型によれば、押上用リ
ターンピンの先端側をガイドブッシュにガイドし、基端
部を突き出し部材に固着したため、突き出し部材を移動
させるときは押上用リターンピンを介してガイドブッシ
ュにガイドされるので、従来のガイドピンが不要にな
る。このため、部品点数が削減でき、構造が簡単にな
り、金型の加工が容易になる。
【0027】請求項2記載の金型によれば、請求項1と
同様な効果のほか、押上用リターンピンを一定姿勢に保
つ基端部の固着が簡単かつ確実であり、組立および部品
交換が容易にでき、しかも従来例に若干の加工を加える
だけで実現できる。請求項3記載の金型によれば、請求
項1または請求項2と同様な効果のほか、既存の下型の
貫通孔にガイドブッシュを嵌着し、突き出し部材にねじ
挿通孔を形成してねじ孔にねじ込むことにより容易に実
現できる。
【0028】請求項4記載の金型によれば、請求項1ま
たは請求項2と同様な効果のほか、プラスチック成形品
の取り出し手段が簡単になる。請求項5記載の金型によ
れば、請求項1または請求項2と同様な効果のほか、つ
ばを圧縮コイルばねで押えるため、ガイドブッシュを下
型のガイド孔に固定する構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の型閉じ状態の断
面図である。
【図2】上型を外した下型の平面図である。
【図3】押上用リターンピンの側面図である。
【図4】ガイドブッシュを示し、(a)は平面図、
(b)は断面図である。
【図5】型開き動作状態の断面図である。
【図6】型締め動作の説明図である。
【図7】第2の実施の形態の押上用リターンピンの側面
図である。
【図8】第3の実施の形態の押上用リターンピンの部分
断面図である。
【図9】従来例の型開き状態の断面図である。
【図10】その平面図である。
【図11】突き出し部材のガイドを説明する図10のA
−A線断面図である。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 3 ガイドブッシュ 4 圧縮コイルばね 5 押上用リターンピン 5a フランジ 6 突き出し部材 14 ガイド孔 14a つば 24 ねじ孔 26 載せ面 27 ねじ挿通孔 29 載せ台 30 孔 31 凹部 32 押え部材 33 ピン固定ねじ 40 成形品突き出しロッド 45 貫通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と、この上型の開閉方向に貫通する
    複数のガイド孔を有する下型と、前記ガイド孔に嵌着さ
    れた筒状のガイドブッシュと、このガイドブッシュに摺
    動自在に挿通されて先端が前記上型に対向する押上用リ
    ターンピンと、この押上用リターンピンの基端部を固着
    した突き出し部材と、前記押上用リターンピンを中に通
    して前記下型と前記突き出し部材との間に介在された圧
    縮コイルばねとを備えた金型。
  2. 【請求項2】 前記押上用リターンピンがその基端部に
    フランジを有するとともに基端面にねじ孔を有し、 前記突き出し部材が、前記押上用リターンピンの前記基
    端面を載せる載せ面を有しかつ前記ねじ孔に整合するね
    じ挿通孔を有する載せ台と、前記押上用リターンピンを
    貫通する孔を有し前記フランジを収納する凹部を前記孔
    の前記載せ台側の端部に有して上面に前記圧縮コイルば
    ねの端部を受けるとともに前記載せ台の前記載せ面に押
    え固定された押え部材と、前記ねじ挿通孔を通して前記
    ねじ孔に締付けられたピン固定ねじとからなる請求項1
    記載の金型。
  3. 【請求項3】 前記押上用リターンピンは前記ガイドブ
    ッシュに摺動する部分が前記ガイドブッシュの厚さ分径
    小に形成されている請求項1または請求項2記載の金
    型。
  4. 【請求項4】 前記下型が前記成形面上に貫通する貫通
    孔を有し、前記突き出し部材が前記貫通孔に摺動自在に
    貫通して前記成形面に突出可能な成形品突き出しロッド
    を有する請求項1または請求項2記載の金型。
  5. 【請求項5】 前記下型が前記ガイド孔の前記上型に対
    向する成形面側と反対側の端部に径大部を有し、前記圧
    縮コイルばねの前記下型側の端部が前記径大部に収納さ
    れ、前記ガイドブッシュが前記径大部に位置して前記圧
    縮コイルばねの前記一端部に押圧されるつばを一端部に
    有する請求項1または請求項2記載の金型。
JP10088198A 1998-04-13 1998-04-13 金 型 Pending JPH11291253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104875339A (zh) * 2015-05-01 2015-09-02 陈伟娅 一种内抽芯滑块机构及其模具
CN110587869A (zh) * 2019-10-09 2019-12-20 中山市恒滨实业有限公司 一种大盖帽直顶杆直顶座结构

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