JPH11291234A - コンクリートミキサ - Google Patents
コンクリートミキサInfo
- Publication number
- JPH11291234A JPH11291234A JP10861098A JP10861098A JPH11291234A JP H11291234 A JPH11291234 A JP H11291234A JP 10861098 A JP10861098 A JP 10861098A JP 10861098 A JP10861098 A JP 10861098A JP H11291234 A JPH11291234 A JP H11291234A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main shaft
- kneading
- stirring
- concrete mixer
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 短時間で充分な撹拌，混練効果をあげること
ができるコンクリートミキサを提供することにある。 【解決手段】 円筒形の混練容器７内に、主軸モータ１
０に連結した主軸９を回転自在に直立するとゝもに、該
主軸の上部に所定長の回転伝達フレーム１６を水平に固
定し、該回転伝達フレームの両端部近傍にあって撹拌用
モータ１７に夫々連結した撹拌棒１８を回転自在に直立
状態に設置した構成としたことを特徴とするコンクリー
トミキサ。
ができるコンクリートミキサを提供することにある。 【解決手段】 円筒形の混練容器７内に、主軸モータ１
０に連結した主軸９を回転自在に直立するとゝもに、該
主軸の上部に所定長の回転伝達フレーム１６を水平に固
定し、該回転伝達フレームの両端部近傍にあって撹拌用
モータ１７に夫々連結した撹拌棒１８を回転自在に直立
状態に設置した構成としたことを特徴とするコンクリー
トミキサ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、混練容器内に撹拌
翼を配置したコンクリートミキサに関する。
翼を配置したコンクリートミキサに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のコンクリートミキサとし
て、図７に示すような構造のものがある。すなわち図に
おいて、１は円筒形の混練容器で、その中央には主軸２
が直立に設置されており、該主軸２の上端には長さの異
なる複数本のアーム３が水平に延出されているとゝも
に、各アーム３の先端にはそれぞれブレード（撹拌羽
根）４が固定されている。そして、前記主軸２がギャー
ドモータ５により傘歯車減速機６等を介して回転するこ
とにより、前記混練容器１内に投入されたセメント，
水，骨材等を前記ブレード４で練り混ぜてコンクリート
モルタルを製造するものである。
て、図７に示すような構造のものがある。すなわち図に
おいて、１は円筒形の混練容器で、その中央には主軸２
が直立に設置されており、該主軸２の上端には長さの異
なる複数本のアーム３が水平に延出されているとゝも
に、各アーム３の先端にはそれぞれブレード（撹拌羽
根）４が固定されている。そして、前記主軸２がギャー
ドモータ５により傘歯車減速機６等を介して回転するこ
とにより、前記混練容器１内に投入されたセメント，
水，骨材等を前記ブレード４で練り混ぜてコンクリート
モルタルを製造するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記図６に示す従来の
コンクリートミキサは、ブレード４が主軸２を中心とし
て回転することによりセメント，水，砂等の材料を掻き
混ぜ、各材料に剪断力を与えて混練するのもである。し
かし、前記ブレード４はアーム３に固定されているた
め、混練物の対流方向及び速度が一定であるため対流量
が少なく、撹拌，混練作用が充分とはいい難かった。
コンクリートミキサは、ブレード４が主軸２を中心とし
て回転することによりセメント，水，砂等の材料を掻き
混ぜ、各材料に剪断力を与えて混練するのもである。し
かし、前記ブレード４はアーム３に固定されているた
め、混練物の対流方向及び速度が一定であるため対流量
が少なく、撹拌，混練作用が充分とはいい難かった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の問題点を解決するために成されたもので、混練容
器内の撹拌翼を自転及び公転するように設置し、更には
前記自転方向及び公転方向を同一方向とすることによっ
て、短時間で充分な撹拌，混練効果をあげることができ
るものを提供することを目的としたものであり、その要
旨は、円筒形の混練容器内に、主軸モータに連結した主
軸を回転自在に直立するとゝもに、該主軸の上部に所定
長の回転伝達フレームを水平に固定し、該回転伝達フレ
ームの両端部近傍にあって撹拌用モータに夫々連結した
撹拌棒を回転自在に直立状態に設置した構成としたこと
を特徴とするコンクリートミキサにある。
従来の問題点を解決するために成されたもので、混練容
器内の撹拌翼を自転及び公転するように設置し、更には
前記自転方向及び公転方向を同一方向とすることによっ
て、短時間で充分な撹拌，混練効果をあげることができ
るものを提供することを目的としたものであり、その要
旨は、円筒形の混練容器内に、主軸モータに連結した主
軸を回転自在に直立するとゝもに、該主軸の上部に所定
長の回転伝達フレームを水平に固定し、該回転伝達フレ
ームの両端部近傍にあって撹拌用モータに夫々連結した
撹拌棒を回転自在に直立状態に設置した構成としたこと
を特徴とするコンクリートミキサにある。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図１乃至図６に示
す実施例により詳細に説明するに、図において、７は有
底円筒形の混練容器で、該混練容器７内の底部８中央に
は主軸９が回転自在に直立している。１０は混練容器７
の前記底部８下面に固定した主軸モータで、前記主軸９
の下端とチェーンカップリング１１を介して連結されて
いる。１２は平面視がＴ形形状の主フレームで、前記混
練容器７の上方開口部に固定されており、前記主軸９の
上端はこの主フレーム１２の裏面に固定した軸受１３を
通過してスリップリング１４に固定され、該スリップリ
ング１４は前記主フレーム１２上に固定されている。
す実施例により詳細に説明するに、図において、７は有
底円筒形の混練容器で、該混練容器７内の底部８中央に
は主軸９が回転自在に直立している。１０は混練容器７
の前記底部８下面に固定した主軸モータで、前記主軸９
の下端とチェーンカップリング１１を介して連結されて
いる。１２は平面視がＴ形形状の主フレームで、前記混
練容器７の上方開口部に固定されており、前記主軸９の
上端はこの主フレーム１２の裏面に固定した軸受１３を
通過してスリップリング１４に固定され、該スリップリ
ング１４は前記主フレーム１２上に固定されている。
【０００６】１６は所定長さの回転伝達フレームで、そ
の中央部において前記主軸９の上部に直交して水平に固
定されており、該回転伝達フレーム１６の混練容器７の
内側壁７Ａ方向に延びるフォーク状の両端部１６Ａ，１
６Ａには、その凹部間に撹拌用モータ１７，１７がそれ
ぞれボルトＢ，Ｂで固定されているが、その固定場所は
ここに限定されるものではない。なお、この左右の撹拌
用モータ１７，１７は前記主軸９の軸心を対称軸とする
線対称位置に配置されている。
の中央部において前記主軸９の上部に直交して水平に固
定されており、該回転伝達フレーム１６の混練容器７の
内側壁７Ａ方向に延びるフォーク状の両端部１６Ａ，１
６Ａには、その凹部間に撹拌用モータ１７，１７がそれ
ぞれボルトＢ，Ｂで固定されているが、その固定場所は
ここに限定されるものではない。なお、この左右の撹拌
用モータ１７，１７は前記主軸９の軸心を対称軸とする
線対称位置に配置されている。
【０００７】１８は撹拌棒で、図示の実施例では、上下
方向に長い長方形状の枠体とその内部空間に配設した格
子体とから構成されており、該撹拌棒１８，１８はその
上端部において前記両撹拌用モータ１７，１７の回転軸
１７Ａ，１７Ａの下部にそれぞれ垂直状態で固定されて
いる。ただし、この撹拌棒１８は前記形状に限定される
ものではなく、例えば、垂直な棒状体と、該棒状体から
放射状に突出する複数の羽根体とからなる構成のもので
あってもよい。
方向に長い長方形状の枠体とその内部空間に配設した格
子体とから構成されており、該撹拌棒１８，１８はその
上端部において前記両撹拌用モータ１７，１７の回転軸
１７Ａ，１７Ａの下部にそれぞれ垂直状態で固定されて
いる。ただし、この撹拌棒１８は前記形状に限定される
ものではなく、例えば、垂直な棒状体と、該棒状体から
放射状に突出する複数の羽根体とからなる構成のもので
あってもよい。
【０００８】１９は前記主軸９の外側に被嵌した保護筒
で、混練材料が主軸９の回転に悪影響を与えないように
するために設けたものであり、該保護筒１９の上端は前
記回転伝達フレーム１６に固定されていて前記主軸９と
同一回転をするように構成されているとゝもに、前記保
護筒１９の下端はベアリング２０等を介して前記混練容
器７の底部８の中央に回転自在に支持されている。
で、混練材料が主軸９の回転に悪影響を与えないように
するために設けたものであり、該保護筒１９の上端は前
記回転伝達フレーム１６に固定されていて前記主軸９と
同一回転をするように構成されているとゝもに、前記保
護筒１９の下端はベアリング２０等を介して前記混練容
器７の底部８の中央に回転自在に支持されている。
【０００９】２１は前記保護筒１９に装着したスクレイ
パーで、前記混練容器７の内側壁７Ａに付着したコンク
リートを掻取るためのものであり、前記主軸９から混練
容器７の内側壁７Ａ近傍に延びたアーム２２と、該アー
ム２２の先端に取り付けたスクレーパー羽根２３とから
構成されている。又前記保護筒１９には混練容器７の底
面８に付着したコンクリートを掻取るスクレイパー２４
も取付けられている。
パーで、前記混練容器７の内側壁７Ａに付着したコンク
リートを掻取るためのものであり、前記主軸９から混練
容器７の内側壁７Ａ近傍に延びたアーム２２と、該アー
ム２２の先端に取り付けたスクレーパー羽根２３とから
構成されている。又前記保護筒１９には混練容器７の底
面８に付着したコンクリートを掻取るスクレイパー２４
も取付けられている。
【００１０】２５は混練容器７の底部８に設けた排出口
の開閉板で、前記混練容器７の外側面に設けた軸受２６
により回転自在に立設された回動軸２７の下端に固定さ
れているとゝもに、この回動軸２７の上端には手動レバ
ー２８が連結されている。２９は前記混練容器７の脚部
で、４本の鉄棒３０と２本の山形鋼３１とでそれぞれ構
成されている。
の開閉板で、前記混練容器７の外側面に設けた軸受２６
により回転自在に立設された回動軸２７の下端に固定さ
れているとゝもに、この回動軸２７の上端には手動レバ
ー２８が連結されている。２９は前記混練容器７の脚部
で、４本の鉄棒３０と２本の山形鋼３１とでそれぞれ構
成されている。
【００１１】次に、前記図１乃至図５に示す実施例につ
いて、その作用を説明するに、図３に示すように、前記
主軸モータ１０により主軸９を矢印方向に回転させ、次
いで前記左右の撹拌用モータ１７，１７をそれぞれ駆動
させて、各撹拌翼１８，１８を前記主軸９と同一方向に
それぞれ回転させる。そして、前記混練容器７内に図示
しないセメント，水，砂等の混練材料を投入することに
より、混練材料の撹拌混練が開始される。このとき、前
記主軸９の回転数は１秒間に４〜５rpm 、撹拌翼１８の
回転数は１秒間に４００〜５００rpm と大きく差を付け
る。この高速度で自転する撹拌翼１８，１８により前記
混練材料の混練効果は著しく向上する。
いて、その作用を説明するに、図３に示すように、前記
主軸モータ１０により主軸９を矢印方向に回転させ、次
いで前記左右の撹拌用モータ１７，１７をそれぞれ駆動
させて、各撹拌翼１８，１８を前記主軸９と同一方向に
それぞれ回転させる。そして、前記混練容器７内に図示
しないセメント，水，砂等の混練材料を投入することに
より、混練材料の撹拌混練が開始される。このとき、前
記主軸９の回転数は１秒間に４〜５rpm 、撹拌翼１８の
回転数は１秒間に４００〜５００rpm と大きく差を付け
る。この高速度で自転する撹拌翼１８，１８により前記
混練材料の混練効果は著しく向上する。
【００１２】更に、図６で示す他実施例のコンクリート
ミキサのように、一方の撹拌用モータ１７’および撹拌
翼１８’を主軸９寄りに配置し、他方の撹拌用モータ１
７および撹拌翼１８を混練容器７の内側壁７Ａ寄りに配
置すれば、両撹拌翼１８’，１８による撹拌範囲を拡げ
ることができるとゝもに、撹拌翼１８’と主軸９および
撹拌翼１８と内側壁７Ａとの間の狭い空間を混練材料が
通過することになる。そして、この狭い前記両空間で混
練材料に対する強い押圧を作用せしめることにより、混
練材料内に存在する気泡を排除せしめることができる。
ミキサのように、一方の撹拌用モータ１７’および撹拌
翼１８’を主軸９寄りに配置し、他方の撹拌用モータ１
７および撹拌翼１８を混練容器７の内側壁７Ａ寄りに配
置すれば、両撹拌翼１８’，１８による撹拌範囲を拡げ
ることができるとゝもに、撹拌翼１８’と主軸９および
撹拌翼１８と内側壁７Ａとの間の狭い空間を混練材料が
通過することになる。そして、この狭い前記両空間で混
練材料に対する強い押圧を作用せしめることにより、混
練材料内に存在する気泡を排除せしめることができる。
【００１３】このようにして撹拌混練されたコンクリー
トは、手動レバー２８の回動により回動軸２７を支点に
して開閉板２５を外方向に移動し、排出口を開口してこ
の排出口から撹拌混練されたコンクリートを排出する。
トは、手動レバー２８の回動により回動軸２７を支点に
して開閉板２５を外方向に移動し、排出口を開口してこ
の排出口から撹拌混練されたコンクリートを排出する。
【００１４】つぎに、本発明に係るコンクリートミキサ
と、従来のコンクリートミキサによるコンクリートの混
練機能にどの程度の差があるかを見るため、夫々のミキ
サで混練して形成したコンクリート硬化体について、そ
の圧縮強度を試験したデータを次に示す。
と、従来のコンクリートミキサによるコンクリートの混
練機能にどの程度の差があるかを見るため、夫々のミキ
サで混練して形成したコンクリート硬化体について、そ
の圧縮強度を試験したデータを次に示す。
【００１５】先ず、コンクリートの示方配合を、セメン
ト：３５２ｋｇ／ｍ3 、水：１５５ｋｇ／ｍ3 、細骨
材：１ｋｇ／ｍ3 、粗骨材：９９０ｋｇ／ｍ3 、混和材
（花王株式会社製−マイティ１５０）：１．４２ｋｇ／
ｍ3 とし、１０ｌの練り混ぜ量になるように各混練材料
を計量して夫々のコンクリートミキサに投入した。練り
混ぜ時間は空練り６０秒、本練り１８０秒である。
ト：３５２ｋｇ／ｍ3 、水：１５５ｋｇ／ｍ3 、細骨
材：１ｋｇ／ｍ3 、粗骨材：９９０ｋｇ／ｍ3 、混和材
（花王株式会社製−マイティ１５０）：１．４２ｋｇ／
ｍ3 とし、１０ｌの練り混ぜ量になるように各混練材料
を計量して夫々のコンクリートミキサに投入した。練り
混ぜ時間は空練り６０秒、本練り１８０秒である。
【００１６】練り混ぜた後、採取した２つの試供体を蒸
気養生し、材齢１日と７日の硬化試供体についてその圧
縮強度を計測したところ、材齢１日の場合、本発明のコ
ンクリートミキサで混練りして形成した試供体では平均
で１０．４Ｎ／ｍｍ2 、従来のコンクリートミキサで混
練りして形成した試供体では９．８Ｎ／ｍｍ2 であっ
た。また、材齢７日になると、本発明に係るコンクリー
トミキサによる試供体では平均で２２．３Ｎ／ｍｍ2 で
あるのに対し、従来のコンクリートミキサによる試供体
では１９．８Ｎ／ｍｍ2 である。
気養生し、材齢１日と７日の硬化試供体についてその圧
縮強度を計測したところ、材齢１日の場合、本発明のコ
ンクリートミキサで混練りして形成した試供体では平均
で１０．４Ｎ／ｍｍ2 、従来のコンクリートミキサで混
練りして形成した試供体では９．８Ｎ／ｍｍ2 であっ
た。また、材齢７日になると、本発明に係るコンクリー
トミキサによる試供体では平均で２２．３Ｎ／ｍｍ2 で
あるのに対し、従来のコンクリートミキサによる試供体
では１９．８Ｎ／ｍｍ2 である。
【００１７】したがって、材齢７日の両試供体について
比較した場合、２２．３／１９．８×１００＝１１３％
となり、本発明に係るコンクリートミキサで撹拌混練し
たコンクリートの方が１３％だけ圧縮強度が高くなる。
よって、本発明に係るコンクリートミキサの方が従来の
コンクリートミキサよりその混練効果が優れていること
がわかる。
比較した場合、２２．３／１９．８×１００＝１１３％
となり、本発明に係るコンクリートミキサで撹拌混練し
たコンクリートの方が１３％だけ圧縮強度が高くなる。
よって、本発明に係るコンクリートミキサの方が従来の
コンクリートミキサよりその混練効果が優れていること
がわかる。
【００１８】
【発明の効果】本発明に係るコンクリートミキサは、上
記のような構成であるから、混練材料に強力な剪断，押
圧作用を与えて短時間で充分な混練作業を効率良く行う
ことができるとゝもに、混練材料の内部に混在する気泡
が排除されることにより、高圧縮強度のコンクリート硬
化体を得ることができる、といった諸効果がある。
記のような構成であるから、混練材料に強力な剪断，押
圧作用を与えて短時間で充分な混練作業を効率良く行う
ことができるとゝもに、混練材料の内部に混在する気泡
が排除されることにより、高圧縮強度のコンクリート硬
化体を得ることができる、といった諸効果がある。
【図１】本発明に係るコンクリートミキサの斜視図であ
る。
る。
【図２】同正面図である。
【図３】同平面図である。
【図４】同コンクリートミキサの部分斜視図である。
【図５】図３のIIーII線断面図である。
【図６】他実施例のコンクリートミキサの要部縦断面図
である。
である。
【図７】従来のコンクリートミキサの断面図である。
７ 混練容器 ７Ａ 内側壁 ９ 主軸 １０ 主軸モータ １２ 主フレーム １６ 回転伝達フレーム １６Ａ 両端部 １７ 撹拌用モータ １７Ａ 回転軸 １８ 撹拌棒 １９ 保護筒 ２１ スクレイパー ２２ アーム
【手続補正書】
【提出日】平成１０年５月６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、混練容器内に攪拌
棒を配置したコンクリートミキサに関する。
棒を配置したコンクリートミキサに関する。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の問題点を解決するために成されたもので、混練容
器内の攪拌棒を自転及び公転するように設置し、更には
前記自転方向及び公転方向を同一方向とすることによっ
て、短時間で充分な攪拌，混練効果をあげることができ
るものを提供することを目的としたものであり、その要
旨は、円筒形の混練容器内に、主軸モータに連結した主
軸を回転自在に直立するとゝもに、該主軸の上部に所定
長の回転伝達フレームを水平に固定し、該回転伝達フレ
ームの両端部近傍にあって攪拌用モータに夫々連結した
攪拌棒を回転自在に直立状態に設置した構成としたこと
を特徴とするコンクリートミキサにある。
従来の問題点を解決するために成されたもので、混練容
器内の攪拌棒を自転及び公転するように設置し、更には
前記自転方向及び公転方向を同一方向とすることによっ
て、短時間で充分な攪拌，混練効果をあげることができ
るものを提供することを目的としたものであり、その要
旨は、円筒形の混練容器内に、主軸モータに連結した主
軸を回転自在に直立するとゝもに、該主軸の上部に所定
長の回転伝達フレームを水平に固定し、該回転伝達フレ
ームの両端部近傍にあって攪拌用モータに夫々連結した
攪拌棒を回転自在に直立状態に設置した構成としたこと
を特徴とするコンクリートミキサにある。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】次に、前記図１乃至図５に示す実施例につ
いて、その作用を説明するに、図３に示すように、前記
主軸モータ１０により主軸９を矢印方向に回転させ、次
いで前記左右の攪拌用モータ１７，１７をそれぞれ駆動
させて、各攪拌棒１８，１８を前記主軸９と同一方向に
それぞれ回転させる。そして、前記混練容器７内に図示
しないセメント，水，砂等の混練材料を投入することに
より、混練材料の攪拌混練が開始される。このとき、前
記主軸９の回転数は１秒間に４〜５ｒｐｍ、攪拌棒１８
の回転数は１秒間に４００〜５００ｒｐｍと大きく差を
付ける。この高速度で自転する攪拌棒１８，１８により
前記混練材料の混練効果は著しく向上する。
いて、その作用を説明するに、図３に示すように、前記
主軸モータ１０により主軸９を矢印方向に回転させ、次
いで前記左右の攪拌用モータ１７，１７をそれぞれ駆動
させて、各攪拌棒１８，１８を前記主軸９と同一方向に
それぞれ回転させる。そして、前記混練容器７内に図示
しないセメント，水，砂等の混練材料を投入することに
より、混練材料の攪拌混練が開始される。このとき、前
記主軸９の回転数は１秒間に４〜５ｒｐｍ、攪拌棒１８
の回転数は１秒間に４００〜５００ｒｐｍと大きく差を
付ける。この高速度で自転する攪拌棒１８，１８により
前記混練材料の混練効果は著しく向上する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１２】更に、図６で示す他実施例のコンクリート
ミキサのように、一方の攪拌用モータ１７’および攪拌
棒１８’を主軸９寄りに配置し、他方の攪拌用モータ１
７および攪拌棒１８を混練容器７の内側壁７Ａ寄りに配
置すれば、両攪拌棒１８’，１８による攪拌範囲を拡げ
ることができるとゝもに、攪拌棒１８’と主軸９および
攪拌棒１８と内側壁７Ａとの間の狭い空間を混練材料が
通過することになる。そして、この狭い前記両空間で混
練材料に対する強い押圧を作用せしめることにより、混
練材料内に存在する気泡を排除せしめることができる。
ミキサのように、一方の攪拌用モータ１７’および攪拌
棒１８’を主軸９寄りに配置し、他方の攪拌用モータ１
７および攪拌棒１８を混練容器７の内側壁７Ａ寄りに配
置すれば、両攪拌棒１８’，１８による攪拌範囲を拡げ
ることができるとゝもに、攪拌棒１８’と主軸９および
攪拌棒１８と内側壁７Ａとの間の狭い空間を混練材料が
通過することになる。そして、この狭い前記両空間で混
練材料に対する強い押圧を作用せしめることにより、混
練材料内に存在する気泡を排除せしめることができる。
Claims (4)
- 【請求項１】 円筒形の混練容器内に、主軸モータに連
結した主軸を回転自在に直立するとゝもに、該主軸の上
部に所定長の回転伝達フレームを水平に固定し、該回転
伝達フレームの両端部近傍にあって撹拌用モータに夫々
連結した撹拌棒を回転自在に直立状態に設置した構成と
したことを特徴とするコンクリートミキサ。 - 【請求項２】 両撹拌棒の回転速度を、該両撹拌棒を公
転せしめる主軸の回転速度より高速回転させる構成とす
るとゝもに、前記自転方向と公転方向とを同一方向とな
るように構成したことを特徴とする請求項１項記載のコ
ンクリートミキサ。 - 【請求項３】 一方の撹拌棒を主軸寄りに、他方の撹拌
棒を混練容器の内側壁寄りにそれぞれ配置したことを特
徴とする請求項１または２記載のコンクリートミキサ。 - 【請求項４】 主軸とその外側に被嵌した保護筒とを連
結して、該保護筒を前記主軸と同一回転をするように構
成するとゝもに、前記保護筒に混練容器の内側壁に付着
したコンクリートを掻取るスクレイパーと混練容器の底
面に付着したコンクリートを掻取るスクレイパーとをそ
れぞれ取付けたことを特徴とする請求項１，２または３
記載のコンクリートミキサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10861098A JPH11291234A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | コンクリートミキサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10861098A JPH11291234A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | コンクリートミキサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291234A true JPH11291234A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14489174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10861098A Pending JPH11291234A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | コンクリートミキサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11291234A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107263716A (zh) * | 2017-07-29 | 2017-10-20 | 芜湖富创新型建材有限公司 | 一种用于加气块制备的启动保护装置 |
| CN107399002A (zh) * | 2017-09-06 | 2017-11-28 | 湖州创通输送设备有限公司 | 一种建筑工程混凝土搅拌输送机 |
| CN108115838A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-06-05 | 王本勋 | 一种混凝土拌合设备 |
| CN112157810A (zh) * | 2020-09-24 | 2021-01-01 | 郝立群 | 一种防尘型混凝土搅拌设备 |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP10861098A patent/JPH11291234A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107263716A (zh) * | 2017-07-29 | 2017-10-20 | 芜湖富创新型建材有限公司 | 一种用于加气块制备的启动保护装置 |
| CN107399002A (zh) * | 2017-09-06 | 2017-11-28 | 湖州创通输送设备有限公司 | 一种建筑工程混凝土搅拌输送机 |
| CN107399002B (zh) * | 2017-09-06 | 2019-05-21 | 中山市三和混凝土有限公司 | 一种建筑工程混凝土搅拌输送机 |
| CN108115838A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-06-05 | 王本勋 | 一种混凝土拌合设备 |
| CN112157810A (zh) * | 2020-09-24 | 2021-01-01 | 郝立群 | 一种防尘型混凝土搅拌设备 |
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