JPH11291141A - 工作機械のカバー装置 - Google Patents
工作機械のカバー装置Info
- Publication number
- JPH11291141A JPH11291141A JP9631298A JP9631298A JPH11291141A JP H11291141 A JPH11291141 A JP H11291141A JP 9631298 A JP9631298 A JP 9631298A JP 9631298 A JP9631298 A JP 9631298A JP H11291141 A JPH11291141 A JP H11291141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telescopic cover
- sliders
- rails
- movable plates
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 摺動ガイド方式でテレスコカバーを案内し、
テレスコカバーの真直性能を向上する。 【解決手段】 複数枚の可動板３を伸縮自在に連結して
テレスコカバー１を構成する。各可動板３にスライダ６
を取り付け、スライダ６が摺動するレール７を工作機械
の機体に固定する。レール７とスライダ６とでテレスコ
カバー１の直動ガイド２を構成する。
テレスコカバーの真直性能を向上する。 【解決手段】 複数枚の可動板３を伸縮自在に連結して
テレスコカバー１を構成する。各可動板３にスライダ６
を取り付け、スライダ６が摺動するレール７を工作機械
の機体に固定する。レール７とスライダ６とでテレスコ
カバー１の直動ガイド２を構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の摺動面
や機内機構を保護するためのカバー装置に関するもので
ある。
や機内機構を保護するためのカバー装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】この種のカバー装置として、従来、複数
枚の可動板を伸縮自在に連結してテレスコカバーを構成
し、各可動板にローラを取り付け、工作機械の機体にガ
イドを固定し、ガイド上でローラを転動させて、テレス
コカバーの可動板を案内する技術が知られている。
枚の可動板を伸縮自在に連結してテレスコカバーを構成
し、各可動板にローラを取り付け、工作機械の機体にガ
イドを固定し、ガイド上でローラを転動させて、テレス
コカバーの可動板を案内する技術が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカバ
ー装置によると、転動ガイド方式でテレスコカバーを案
内しているため、ローラとガイドとの隙間をなくすこと
が困難で、テレスコカバーの真直性能が低下し、その結
果、高速化が妨げられたり、耐久性が低下したり、起動
停止時に大きな振動や騒音が発生したりするなどの問題
点があった。
ー装置によると、転動ガイド方式でテレスコカバーを案
内しているため、ローラとガイドとの隙間をなくすこと
が困難で、テレスコカバーの真直性能が低下し、その結
果、高速化が妨げられたり、耐久性が低下したり、起動
停止時に大きな振動や騒音が発生したりするなどの問題
点があった。
【０００４】そこで、本発明の課題は、テレスコカバー
の真直性能を向上できる工作機械のカバー装置を提供す
ることにある。
の真直性能を向上できる工作機械のカバー装置を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明による工作機械のカバー装置は、複数枚の
可動板を伸縮自在に連結してテレスコカバーを構成し、
各可動板にスライダを取り付け、スライダが摺動するレ
ールを機体に固定し、レールとスライダとでテレスコカ
バーの直動ガイドを構成したことを特徴とする。
めに、本発明による工作機械のカバー装置は、複数枚の
可動板を伸縮自在に連結してテレスコカバーを構成し、
各可動板にスライダを取り付け、スライダが摺動するレ
ールを機体に固定し、レールとスライダとでテレスコカ
バーの直動ガイドを構成したことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１及び図２に示すように、この
実施形態のカバー装置は、工作機械の垂直面を覆う左右
一対のテレスコカバー１と、テレスコカバー１を一直線
に案内する上下一対の直動ガイド２とから構成されてい
る。
に基づいて説明する。図１及び図２に示すように、この
実施形態のカバー装置は、工作機械の垂直面を覆う左右
一対のテレスコカバー１と、テレスコカバー１を一直線
に案内する上下一対の直動ガイド２とから構成されてい
る。
【０００７】テレスコカバー１は複数枚の可動板３を伸
縮自在に連結して構成され、一端の可動板３は工作機械
の移動体４に組み付けられ、他端の可動板３は端末板５
に連結されている。なお、隣接する可動板３の連結に
は、パンタグラフ機構や掛合い機構など、周知の手段を
用いることができる。
縮自在に連結して構成され、一端の可動板３は工作機械
の移動体４に組み付けられ、他端の可動板３は端末板５
に連結されている。なお、隣接する可動板３の連結に
は、パンタグラフ機構や掛合い機構など、周知の手段を
用いることができる。
【０００８】直動ガイド２は、各可動板３に取り付けた
スライダ６と、スライダ６が摺動するレール７と、レー
ル７を工作機械の機体８に固定する固定板９とから構成
されている。スライダ６はＬ字形のブラケット１０によ
り可動板３の裏面側に取り付けられ、０又は所定締めし
ろ分の予圧をかけた状態でレール７に嵌合している。レ
ール７は固定板９に固着され、固定板９は両端の脚金具
１１を介しボルト１２により機体８に水平に架設されて
いる。なお、脚金具１１にはテレスコカバー１の端末板
５がボルト１３で固定されている。
スライダ６と、スライダ６が摺動するレール７と、レー
ル７を工作機械の機体８に固定する固定板９とから構成
されている。スライダ６はＬ字形のブラケット１０によ
り可動板３の裏面側に取り付けられ、０又は所定締めし
ろ分の予圧をかけた状態でレール７に嵌合している。レ
ール７は固定板９に固着され、固定板９は両端の脚金具
１１を介しボルト１２により機体８に水平に架設されて
いる。なお、脚金具１１にはテレスコカバー１の端末板
５がボルト１３で固定されている。
【０００９】上記構成のカバー装置によれば、直動ガイ
ド２が摺動ガイド方式でテレスコカバー１を案内してい
るため、スライダ６とレール７とを隙間なく組み付ける
ことが容易で、テレスコカバー１の真直性能が向上す
る。その結果、テレスコカバー１を高速で伸縮でき、耐
久性を改善でき、起動停止時の振動や騒音を抑制できる
などの利点がある。
ド２が摺動ガイド方式でテレスコカバー１を案内してい
るため、スライダ６とレール７とを隙間なく組み付ける
ことが容易で、テレスコカバー１の真直性能が向上す
る。その結果、テレスコカバー１を高速で伸縮でき、耐
久性を改善でき、起動停止時の振動や騒音を抑制できる
などの利点がある。
【００１０】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えば、直動ガイド２のレール７と固定
板９とを一体形成したり、スライダ６及びレール７の個
数を増やしたり、工作機械の水平面を覆うカバー装置に
適用したりするなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体化すること
も可能である。
ものではなく、例えば、直動ガイド２のレール７と固定
板９とを一体形成したり、スライダ６及びレール７の個
数を増やしたり、工作機械の水平面を覆うカバー装置に
適用したりするなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体化すること
も可能である。
【００１１】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のカバー装
置によれば、直動ガイドが摺動ガイド方式でテレスコカ
バーを案内するので、テレスコカバーの真直性能を向上
できるという優れた効果を奏する。
置によれば、直動ガイドが摺動ガイド方式でテレスコカ
バーを案内するので、テレスコカバーの真直性能を向上
できるという優れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施形態を示すカバー装置の正面図
である。
である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
１・・テレスコカバー、２・・直動ガイド、３・・可動
板、６・・スライダ、７・・レール、８・・機体、９・
・固定板。
板、６・・スライダ、７・・レール、８・・機体、９・
・固定板。
Claims (1)
- 【請求項１】 複数枚の可動板を伸縮自在に連結してテ
レスコカバーを構成し、各可動板にスライダを取り付
け、スライダが摺動するレールを機体に固定し、レール
とスライダとでテレスコカバーの直動ガイドを構成した
工作機械のカバー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9631298A JPH11291141A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 工作機械のカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9631298A JPH11291141A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 工作機械のカバー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291141A true JPH11291141A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14161517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9631298A Pending JPH11291141A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 工作機械のカバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11291141A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101445881B1 (ko) * | 2008-11-10 | 2014-10-01 | 두산인프라코어 주식회사 | 슬라이딩 커버 연동장치 |
| JPWO2021095714A1 (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP9631298A patent/JPH11291141A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101445881B1 (ko) * | 2008-11-10 | 2014-10-01 | 두산인프라코어 주식회사 | 슬라이딩 커버 연동장치 |
| JPWO2021095714A1 (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | ||
| WO2021095714A1 (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |