JPH1129074A - クローラ式走行装置の巻込防止構造 - Google Patents

クローラ式走行装置の巻込防止構造

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JPH1129074A
JPH1129074A JP18381797A JP18381797A JPH1129074A JP H1129074 A JPH1129074 A JP H1129074A JP 18381797 A JP18381797 A JP 18381797A JP 18381797 A JP18381797 A JP 18381797A JP H1129074 A JPH1129074 A JP H1129074A
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JP
Japan
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crawler
hydraulic motor
grass
guide plate
crawler type
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18381797A
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English (en)
Inventor
Muneo Yoda
宗夫 依田
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IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クローラ式走行装置の駆動スプロケットを油
圧モータにて駆動する構成において、刈り草の上を走行
すると、クローラベルトとフレームの間に刈り草が入り
込んで巻き込み、徐々に巻き込み量が増えて詰まりとな
り、容易に取り除けなくなる。 【解決手段】 トラックフレーム10の端部に油圧モー
タMを固定し、該油圧モータの上下をカバープレート2
5で覆い、該カバープレート25とクローラベルト14
との間に草や泥等を外側へ導くガイドプレート27・2
8を配置し、前記ガイドプレート27・28を着脱可能
にカバープレート25に取り付け、該ガイドプレートを
前進方向にクローラベルトを回動した時にクローラ式走
行装置外側へ排出するように傾斜して配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラ式走行装
置によって走行駆動する草刈作業車において、クローラ
式走行装置に刈り草を巻き込むことを防止する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から走行機体の前部に作業機として
草刈機を装着し、該草刈機を昇降可能として、前記走行
機体はクローラ式走行装置によって走行駆動し、荒れ地
や傾斜地等を容易に走行できるようにした草刈作業車は
公知となっている。この草刈作業車の走行装置は急な傾
斜地でも走行して作業できるように、クローラ式走行装
置として高さを抑えて、機体重心を低くしている。そし
て、地上高を上げるために油圧モータによって駆動され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に大型のクローラ
式走行装置によって走行駆動する草刈作業車の場合に
は、クローラベルトとフレーム(油圧モータを覆うカバ
ー)の間の間隙を大きくとれば、刈り草が走行によって
クローラベルトに付着して持ち上げられても詰まること
はなく、自然と吐き出される。しかし、前記草刈作業機
は比較的小型で、クローラ式走行装置の高さを低く抑え
ており、草刈機が走行機体の前部に配置されているため
に、刈り取った刈り草の上を走行することになり、刈り
草の上を走行すると、クローラベルトとフレームの間に
刈り草が入り込んで巻き込み、徐々に巻き込み量が増え
て詰まりとなり、容易に取り除けなくなるのである。
【0004】そして、この詰まりが幾重にも繰り返さ
れ、駆動スプロケットとクローラベルトの間に多く刈り
草が挟まると、走行力の低下となるばかりでなく、クロ
ーラベルトが持ち上げられて、クローラベルトが外れて
しまう原因となり、泥が挟まるとクローラベルトやスプ
ロケットを傷めることになっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、クローラ式走行装置の駆動スプロケットを油圧モー
タにて駆動する構成において、トラックフレームの端部
に油圧モータを固定し、該油圧モータの上下をカバープ
レートで覆い、該カバープレートとクローラベルトとの
間に草や泥等を外側へ導くガイドプレートを配置したも
のである。また、前記ガイドプレートを着脱可能にカバ
ープレートに取り付け、該ガイドプレートを前進方向に
クローラベルトを回動した時にクローラ式走行装置外側
へ排出するように傾斜して配置したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の解決すべき課題及び手段
は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の
一実施例を説明する。図1は本発明の巻込防止構造を適
用した草刈作業機の側面図、図2はクローラ式走行装置
の駆動スプロケット部分の側面図、図3は同じく平面断
面図、図4は油圧モータを取り付けてカバーするブラケ
ットの側面図、図5は同じく平面図、図6は同じく底面
図、図7は上側のガイドプレートを示す図、図8は下側
のガイドプレートを示す図である。
【0007】図1、図2よりハンマーナイフ型草刈機を
作業機とした草刈作業車の全体構成から説明する。草刈
作業車は走行機体Aの前部に作業機装着装置Bを介して
草刈機Dを装着しており、走行機体Aはクローラ式走行
装置1上にエンジンやミッションケースを載置して、本
体カバー2によって覆っている。機体後部にはステップ
9が上方へ折り畳み収納可能に配置され、作業者が歩行
しながら、または、ステップ9に乗りながら運転操作で
きるようにしている。
【0008】前記作業機装着装置Bは、走行機体Aの前
部両側に枢支部が配置され、本実施例ではトラックフレ
ームより前方に支持フレーム20・20を突出し、該支
持フレーム20・20の前上端に昇降アーム21・21
の後端を枢支ピン22・22によって枢支している。該
昇降アーム21・21間の前部に草刈機Dのカバー13
の上後部に設けたヒッチを装着できるようにしている。
前記カバー13の両側面の中央には刈取軸19を横架し
て、該刈取軸19に刈刃を装着して回転駆動して草を刈
り取れるようにしている。また、前記昇降アーム21と
機体フレームの間には図示しない油圧シリンダーが介装
されて、該油圧シリンダーの伸縮によって上下回動さ
れ、草刈機Dを昇降できるようにしている。
【0009】そして、本体カバー2の後部上には運転部
が配置され、該運転部はハンドル4が本体カバー2後面
より操作パネル3の上方周囲を囲むように配置され、該
操作パネル3上には、走行変速レバー5や作業クラッチ
レバー6やアクセルレバー等が突出され、該走行変速レ
バー5には草刈機Dの昇降スイッチ8が配置されてい
る。
【0010】前記クローラ式走行装置1はトラックフレ
ーム10の前部に従動輪11を回転自在に枢支し、トラ
ックフレーム10の後部に駆動スプロケット12と油圧
モータMを支持し、従動輪11と駆動スプロケット12
の間のトラックフレーム10下部には遊転輪13・13
・・・が回転自在に枢支されている。そして、従動輪1
1と駆動スプロケット12と遊転輪13の周囲にクロー
ラベルト14が巻回されている。
【0011】そして、前記トラックフレーム10の両側
後端に前記駆動スプロケット12と油圧モータMを取り
付けるためのブラケット15が一体的に固設されてお
り、該ブラケット15は左右対称に構成されているため
に左側のブラケット15について説明する。即ち、図2
〜図6に示すように、ブラケット15は基部プレート2
3と取付プレート24とカバープレート25と補強プレ
ート26とガイドプレート27・28からなり、前記基
部プレート23はトラックフレーム10の後面に左右鉛
直方向に固設されている。該基部プレート23の後面に
前後鉛直方向に取付プレート24が固設され、平面視T
字状に固設している。
【0012】該基部プレート23と取付プレート24と
の接合部分には平面視L字状に構成した補強プレート2
6・26が固定され、両者の間を強固に連結固定してい
る。また、取付プレート24の周囲には側面視馬蹄形に
構成したカバープレート25が固定され、油圧モータM
を覆うように構成し、補強も兼ねている。そして、取付
プレート24の中央には円形の取付孔24aを開口し、
この取付孔24aの周囲に固定孔24b・24b・・・
を開口して、前記取付孔24aに油圧モータMを挿入し
て、固定孔24b・24b・・・にボルトを挿入して油
圧モータMのフランジ部を固定する構成としている。
【0013】そして、前記カバープレート25の上側と
下側に本発明のガイドプレート27・28が立設固定さ
れている。該上側のガイドプレート27は図7に示すよ
うに略三角形状に形成され、図3、図4、図5に示すよ
うに、側面視で後側が低くなるように、かつ、平面視で
後ろ側が左右外方向に開くように傾斜して溶接固定され
ている。また、下側のガイドプレート28は図8に示す
ように略台形状に構成され、図3、図4、図6に示すよ
うに、長辺側がガイドプレート28に固定され、平面視
で後ろ側が機体内方へ傾斜して溶接固定されている。但
し、ガイドプレート27・28は同じ形状に構成するこ
ともできる。また、ガイドプレート27・28は溶接固
定することなく着脱可能に構成して、メンテナンスや清
掃するときには外せるように構成することもできる。ま
た、ガイドプレート27・28の高さはクローラベルト
14の回転に邪魔にならず、クローラベルト14の内面
を傷付けない高さとしている。
【0014】このように構成することで、図2、図3に
示すように、前進走行時にクローラベルト14が回転さ
れて、刈り取られた後の刈り草がクローラベルト14に
乗り、駆動スプロケット12まで運ばれてくると、ガイ
ドプレート28によってガイドされて、矢印Xのように
案内されて機体内側へ排出される。更に、駆動スプロケ
ット12に巻きついて上側まで運ばれても、矢印Yのよ
うにガイドプレート27によって機体内側案内されて排
出されるのである。このようにしてクローラベルト14
とブラケット15(トラックフレームまたは油圧モータ
カバー)の間の狭い部分に、刈り草や泥等が搬送されて
もガイドプレート27・28によって排出され、詰まる
ことを防止しているのである。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成したことによ
り、次のような効果が得られる。即ち、クローラ式走行
装置の駆動スプロケットを油圧モータにて駆動する構成
において、トラックフレームの端部に油圧モータを固定
し、該油圧モータの上下をカバープレートで覆い、該カ
バープレートとクローラベルトとの間に草や泥等を外側
へ導くガイドプレートを配置したので、クローラベルト
とカバープレートとの間の狭い部分に刈り草が運ばれて
も、駆動スプロケットへ入る前段に配置したガイドプレ
ートによって排出され、更に上側まで運ばれても上側の
ガイドプレートによって排出され、駆動スプロケットに
刈り草等を巻き込むことがなくなり、クローラベルトが
外れたり、走行性能を低下させたりすることを防止でき
たのである。
【0016】また、ガイドプレートをカバープレートに
着脱可能に取り付けたので、刈り草が例え巻き付いて
も、カバープレートを外して容易に除去でき、清掃やメ
ンテナンスも容易に行える。また、ガイドプレートを前
進方向にクローラベルトを回動した時にクローラ式走行
装置外側へ排出するように傾斜して配置したので、簡単
な構成で、刈り草や泥等はガイドプレートにガイドされ
てクローラベルトの外側へ導くことができ、走行するだ
けで、クローラベルトに巻き付いたり付着した草や泥を
除去できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻込防止構造を適用した草刈作業機の
側面図である。
【図2】クローラ式走行装置の駆動スプロケット部分の
側面図である。
【図3】同じく平面断面図である。
【図4】油圧モータを取り付けてカバーするブラケット
の側面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】同じく底面図である。
【図7】上側のガイドプレートを示す図である。
【図8】下側のガイドプレートを示す図である。
【符号の説明】
A 走行機体 D 草刈機 M 油圧モータ 1 クローラ式走行装置 10 トラックフレーム 12 駆動スプロケット 14 クローラベルト 25 カバープレート 27・28 ガイドプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ式走行装置の駆動スプロケット
    を油圧モータにて駆動する構成において、トラックフレ
    ームの端部に油圧モータを固定し、該油圧モータの上下
    をカバープレートで覆い、該カバープレートとクローラ
    ベルトとの間に草や泥等を外側へ導くガイドプレートを
    配置したことを特徴とするクローラ式走行装置の巻込防
    止構造。
  2. 【請求項2】 前記ガイドプレートを着脱可能にカバー
    プレートに取り付け、該ガイドプレートを前進方向にク
    ローラベルトを回動した時にクローラ式走行装置外側へ
    排出するように傾斜して配置したことを特徴とする請求
    項1記載のクローラ式走行装置の巻込防止構造。
JP18381797A 1997-07-09 1997-07-09 クローラ式走行装置の巻込防止構造 Withdrawn JPH1129074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18381797A JPH1129074A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 クローラ式走行装置の巻込防止構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18381797A JPH1129074A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 クローラ式走行装置の巻込防止構造

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Publication Number Publication Date
JPH1129074A true JPH1129074A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16142386

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JP18381797A Withdrawn JPH1129074A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 クローラ式走行装置の巻込防止構造

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JP (1) JPH1129074A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022082402A1 (zh) * 2020-10-20 2022-04-28 周连惠 森林作业车

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022082402A1 (zh) * 2020-10-20 2022-04-28 周连惠 森林作业车

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041005