JPH11290195A - 玄関マット及び固定用テープ - Google Patents

玄関マット及び固定用テープ

Info

Publication number
JPH11290195A
JPH11290195A JP10869198A JP10869198A JPH11290195A JP H11290195 A JPH11290195 A JP H11290195A JP 10869198 A JP10869198 A JP 10869198A JP 10869198 A JP10869198 A JP 10869198A JP H11290195 A JPH11290195 A JP H11290195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
tape
floor
sheet
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10869198A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyoukichi Iwamoto
鐘吉 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10869198A priority Critical patent/JPH11290195A/ja
Publication of JPH11290195A publication Critical patent/JPH11290195A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carpets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面に対する十分な固定機能を有してマット
本体の位置ずれを防止することが出来、新マットの取り
替え時において使用済みマットに付着する接着剤の除去
作業等といった面倒な後処理が不要であり、且つ新マッ
トの設置作業も簡単に行うことが出来る玄関マット及び
固定用テープを提供する。 【構成】 玄関マットのゴムシートの下面の一部に平滑
面であるテープ貼着部を形成し、当該テープ貼着部に両
面テープのシート側粘着面が全体的に接合して十分な粘
着力を呈する如く設けた玄関マットと、一方、両面テー
プの少なくとも床面側粘着面を再剥離性粘着層に形成し
て玄関マットを床面に対して着脱自在ならしむ固定用テ
ープとから構成することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床面へのしっかり
とした固定が図れて使用時におけるマットの位置ずれを
防止出来ると共にレンタル業者並びに使用者による所要
位置への取り付け及び取り外し作業を極めて簡単に行う
ことが出来、且つ取り外し時における床面乃至マットへ
の接着剤の残余が無くて後処理も容易である玄関マット
及び固定用テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、玄関マットはカーペット部分とゴ
ムシート部分を一体化した一体化タイプが主流であっ
て、当該玄関マットの殆どはレンタル物品として利用さ
れ、レンタル業者によって一定期間後に使用済みマット
を回収し、洗濯済み新マットを設置するといったシステ
ムが取られており、使用者側は汚れた使用マットを洗濯
する必要もなく一定期間毎に新しいマットを利用出来る
ということで、レンタル需要も高く、レンタルマットは
幅広く普及している。
【0003】現在の玄関マットは薄型軽量化が進んでお
り、この為にそのままの設置では使用時における歩行の
際の足底の動きに沿った位置ずれ(すべり)が生じてし
まい、使用者はその度に当該位置ずれを直す必要があ
り、床面への固定手段を講じない場合は面倒な手間を要
するものであった。尚、マットの位置ずれはマットの軽
量化に起因するが、マット底面に係る直接的な原因とし
て、第一にはレンタル業者が回収マットを大量に同時洗
濯する際に他のマットと底面同士が密着し難いようにエ
ンボス仕上げにより凹凸底面を形成させた点にあり、こ
れによって床面への接合面が少なくなり滑り易い状態に
なっており、第二には滑り止め用としてマット底面に多
数の小突起を突設してより大きな凹凸面を形成させた点
にあり、当該凹凸面は通常の設置床面(Pタイル面、コ
ンクリート面、樹脂塗り床面等)では滑り止めとしての
機能を果たさず、第一の場合と同様にマット全体が浮い
た不安定な状態になってしまっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】何れにしても、現在の
玄関マットについて効果的に位置ずれを防止ならしむも
のは存在せず、レンタル業者の配送員が設置時に両面テ
ープを使用してマット下面と床面とを接着してずれ動か
ないように工夫しているのが実状である。しかしなが
ら、この作業は一日に数多くのマットを取り替える配送
員にとっては想像以上に時間と手間を必要とするもので
ある。何故なら上記の両面テープはマットの凹凸底面に
対しても十分な接着力を有する如く、相当の厚みを有し
たテープ本体を備えると共に接着層も厚目に形成して接
着層が凹凸面に十分に入り込む構造としたテープでなけ
ればならず、既存の薄手の両面テープでは接着面と凹凸
底面との接合部分が非常に少なく、マット固定用テープ
として全く役立つものではなかったからである。接着力
を高めた前記両面テープを使用する場合において、マッ
トの取り替えを行う際、使用済みマットを取り外さなけ
ればならないが、テープの接着剤がマット下面にそのま
ま接着した状態で床面から離脱することは少なく、床面
側に全部乃至一部が残ってしまい、且つ使用済みマット
の底面側にも接着剤が付着した状態となり、床面並びに
マットの両方に固着した接着剤の除去は非常に大変であ
り、使用済みマットに係る後処理作業には相当の時間を
要するものであった。又、新マットの設置に際して、若
干傾いたりして正確に取り付け出来なかった場合等は簡
単に修正することが出来ず、一旦床面との接着状態を解
除してから、改めて両面テープによる接着を行わなけれ
ばならなかった。
【0005】一方、使用者側の立場からすれば、無論、
マットの位置ずれ防止は重要な課題であるが、毎日の床
面の清掃の際には簡単に移動することが出来、マット設
置面を含めた全体を掃除することの出来る玄関マットが
理想であり、固定手段を講じていないマットの場合は当
該マットを取り除いてから掃除するのが常であるが、上
記両面テープを利用した場合には取り外しが困難である
ため、マットを敷いた状態のままマット回りの掃除しか
行っていないのが実状である。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、床面に対する十分な固定機能を有してマット本体
の位置ずれを防止することが出来、新マットの取り替え
時において使用済みマットに付着する接着剤の除去作業
等といった面倒な後処理が不要であり、且つ新マットの
設置作業も簡単に行うことが出来、而も設置後において
使用者による取り外し及び取り付け作業が極めて容易で
ある玄関マット及び固定用テープを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の玄関マット及び固定用テープは、パイル糸を
植設した基布とゴムシートとを一体的に接着してなる玄
関マットのゴムシートの下面の一部に平滑面であるテー
プ貼着部を形成し、当該テープ貼着部に両面テープのシ
ート側粘着面が全体的に接合して十分な粘着力を呈する
如く設けた玄関マットと、一方、両面テープの少なくと
も床面側粘着面を再剥離性粘着層に形成して前記テープ
貼着部にシート側粘着面が接合する如く貼着した際に玄
関マットを床面に対して着脱自在ならしむ固定用テープ
とから構成することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0009】図1は本発明の1実施例を示す裏面側斜視
図、図2は拡大部分断側面図である。
【0010】図面において、1はゴムシート、2は基布
で、未加硫ゴムシート1とパイル糸2aを植設した基布
2とを積層し、加硫プレスによって加圧加硫成型して両
者を一体的に接着ならしむものであり、玄関マットを構
成する為の通常の基本部材である。尚、パイル糸2aは
カットパイル、ループパイルの何れであっても構わず、
編織布乃至不織布の基布2にタフティング等によって植
設したものである。
【0011】ゴムシート1の下面は、前述した如く、洗
濯の際にマットのゴムシート下面同士が密着しないよう
に設けられたエンボス仕上げによる凹凸面部1a(若し
くは滑り止め用として設けられた凹凸面部)と、通常の
薄手の両面テープが接着可能であって十分な粘着力を呈
する如く設けられた平滑面であるテープ貼着部1bから
なり、本発明の目的である床面に対して固定可能であり
且つ着脱自在な玄関マットを提供する為のマット構造を
成すものとしている。尚、凹凸面部1a及びテープ貼着
部1bは周知技術によって加圧成型時に同時に形成し得
るものであって、コスト的にも通常のマットと変わらず
に低価で済み、特別に滑り止め機能を持たせた他の既存
マットよりも供給し易い工夫が施されている。又、テー
プ貼着部1bの位置は、特に限定するものではなく、本
図では説明上、両サイド2箇所としたが、4隅であって
も構わず、後述する固定用テープ3によって床面へのし
っかりとした固定が可能であり、床面からの離脱作業も
力が係らずに簡単に行え、而もマット設置時のテープ貼
着作業が簡単に行える範囲であれば良く、全く任意であ
る。
【0012】3は固定用テープで、ゴムシート1の下面
に形成したテープ貼着部1b側へ粘着させるシート側粘
着面3aと、床面側に粘着させる床面側粘着面3bとか
ら成る薄手の両面テープであり、本固定用テープ3の少
なくとも床面側粘着面3bは再剥離性粘着層により形成
し、Pタイル、コンクリート、樹脂塗り床等の床面に対
して或る程度の粘着力を有するものとしている。従っ
て、固定用テープ3をテープ貼着部1bにシート側粘着
面3aが接合する如く貼着した後、床面の所要位置にマ
ット本体を設置すれば、床面側粘着面3bの粘着力によ
って使用中におけるマット本体の位置ずれ(ずれ動き)
を防止出来るのは勿論のこと、レンタル業者による取り
替え作業、使用者による掃除作業等々の時に床面からの
離脱が容易に行えるものであり、又、掃除後に元の位置
に戻す時、位置替え等の時も再度の設置が簡単に行え、
且つ十分な固定が図れるものとなる。床面側粘着面3b
の粘着力は、埃や塵芥等の付着によって低下するが水拭
きによって回復するから、毎日の剥離であっても十分な
粘着力を維持出来る。尚、従来の厚手の両面テープのよ
うに粘着剤がシート及び床面に残ることが無いから、取
り替え時における使用済みマットの後処理に手間をかけ
る必要も無く、レンタルシステムに係る業者の一連の作
業を大幅に短縮することが出来る。
【0013】固定用テープ3は、掃除や位置替え等によ
ってマット本体を床面から離脱する際にマット本体側、
即ちゴムシート1のテープ貼着部1b側に粘着した状態
でなければならず、無論、シート側粘着面3aも再剥離
性粘着層により形成しても良く、且つ粘着力をシート側
粘着面と床面側粘着面と同一としても十分に適応し得る
ものとなるが、望ましくはシート側粘着面3aを床面側
粘着面3bよりも高い粘着力を呈する粘着層に形成する
ほうが良く、製法上から言えば、テープ本体の芯材(不
織布等)の床面側粘着面に再剥離性粘着剤を塗布すると
共にシート側粘着面に別途粘着剤を塗布し、シート側粘
着面が床面側粘着面よりも高い粘着力を呈する粘着層と
する方法が好ましい一つの方法として考えられる。又、
実用的には固定用テープを横手方向に手で簡単に切断出
来る構造とし、且つ床面側粘着面3b側に剥離紙を積層
した状態でロール状に巻回しておけば、必要時に適宜長
さ分だけ手で切って、そのままテープ貼着部1bにシー
ト側粘着面3aを貼り付け、その後で剥離紙を剥がして
床面側粘着面3bを表出させれば良く、使い勝手に優れ
たマット固定用テープとして提供することが出来る。
【0014】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、現在
レンタル業者が使用している厚手の両面テープによる弊
害を全て解消し得るものであり、業者にとって非常に有
効な玄関マットを提供出来、更に使用者側にとっても使
用中におけるマット固定は無論のこと、掃除等に際して
取り外し取り付けが容易である点から使用性の高いマッ
トの利用が図れるものとなり、又、特別に別途の滑り止
めシートを使用したり、ゴムシートの下面にスパイクを
形成する必要もなく、通常の玄関マットと同様の製造コ
ストで済むものであって、その商品的価値も極めて高い
ものと言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す裏面側斜視図。
【図2】本発明の1実施例を示す拡大部分断側面図。
【符号の説明】
1 ゴムシート 2 基布 3 固定用テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイル糸を植設した基布とゴムシートと
    を一体的に接着してなる玄関マットのゴムシートの下面
    の一部に平滑面であるテープ貼着部を形成し、当該テー
    プ貼着部に両面テープのシート側粘着面が全体的に接合
    して十分な粘着力を呈する如く設けた玄関マットと、両
    面テープの少なくとも床面側粘着面を再剥離性粘着層に
    形成して前記テープ貼着部にシート側粘着面を貼着した
    際にマット本体が床面に対して着脱自在な如く設けた固
    定用テープとから構成したことを特徴とする玄関マット
    及び固定用テープ。
  2. 【請求項2】 テープ本体となる芯材の床面側粘着面に
    再剥離性粘着剤を塗布すると共にシート側粘着面に別途
    粘着剤を塗布し、シート側粘着面が床面側粘着面よりも
    高い粘着力を呈する粘着層とした請求項1記載の玄関マ
    ット及び固定用テープ。
JP10869198A 1998-04-03 1998-04-03 玄関マット及び固定用テープ Pending JPH11290195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10869198A JPH11290195A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 玄関マット及び固定用テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10869198A JPH11290195A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 玄関マット及び固定用テープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11290195A true JPH11290195A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14491210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10869198A Pending JPH11290195A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 玄関マット及び固定用テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11290195A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101629731B1 (ko) * 2014-12-05 2016-06-21 주식회사 가람매트 기능성 방진/흡음 매트 및 그의 제작 방법
CN114451822A (zh) * 2020-11-09 2022-05-10 好样科技有限公司 具有防潮垫的充电模组及清洁系统
WO2024036781A1 (zh) * 2022-08-19 2024-02-22 乔元栩 一种台球桌及其台呢和安装方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101629731B1 (ko) * 2014-12-05 2016-06-21 주식회사 가람매트 기능성 방진/흡음 매트 및 그의 제작 방법
CN114451822A (zh) * 2020-11-09 2022-05-10 好样科技有限公司 具有防潮垫的充电模组及清洁系统
WO2024036781A1 (zh) * 2022-08-19 2024-02-22 乔元栩 一种台球桌及其台呢和安装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5116439A (en) Method and product for floor covering installation and removal
US5082705A (en) Carpet underlay
KR960005698B1 (ko) 새로운 카페트 백킹과 설치 시스템
US4405668A (en) One piece binder-carpet construction
JP2004515265A (ja) 連続発泡体製ラググリッパーおよび該ラググリッパーの使用法
SK10652000A3 (sk) Kostra kotviacej vrstvy a podklad
CA2815023A1 (en) Rugs with a mat portion
JPH11290195A (ja) 玄関マット及び固定用テープ
JP2008183167A (ja) 床用絨毯、マットのズレ防止及び床上固定方法
JPH11270115A (ja) 床材の施工方法
CN106113709B (zh) 防滑垫的制法
JP2008264234A (ja) 敷物
JPH11137403A (ja) 玄関マット
JP2003275161A (ja) 靴拭いマット
JP3086869U (ja) フロアマット
JP4365423B2 (ja) 交換用タイルカーペットの敷設方法及びそれを利用した交換用タイルカーペットの再使用方法
CN212604727U (zh) 一种新型环保脚垫
WO1996041716A1 (en) A selectively attachable floor covering and method of making the same
WO2001086056A1 (en) Carpet underlay system and method
JPS5855904Y2 (ja) 靴ふきマツトベ−スの結合構造
JP2594807Y2 (ja) シート体
JP3041296U (ja) スリッパ
JP4117172B2 (ja) ループ状カーペット面を有する再生タイルとその施工方法
JP2002253418A (ja) 家庭用敷物滑り止めシート
JP3016385U (ja) スリッパ