JPH11290119A - 粉末化粧料容器 - Google Patents
粉末化粧料容器Info
- Publication number
- JPH11290119A JPH11290119A JP9728398A JP9728398A JPH11290119A JP H11290119 A JPH11290119 A JP H11290119A JP 9728398 A JP9728398 A JP 9728398A JP 9728398 A JP9728398 A JP 9728398A JP H11290119 A JPH11290119 A JP H11290119A
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- JP
- Japan
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- container
- powder
- cosmetic
- cylindrical body
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 最後まで粉末化粧料がケーキング(固化)す
ることなく、軽いタッチで塗布でき、実用性が高く、使
用方法も外観も新しい粉末化粧料容器を提供すること。 【解決手段】 上部に開口部を有し、粉末化粧料を充填
する容器体と、粉末化粧料の通過孔を有し、前記容器体
の開口部に嵌着される筒体とを含む粉末化粧料容器。
ることなく、軽いタッチで塗布でき、実用性が高く、使
用方法も外観も新しい粉末化粧料容器を提供すること。 【解決手段】 上部に開口部を有し、粉末化粧料を充填
する容器体と、粉末化粧料の通過孔を有し、前記容器体
の開口部に嵌着される筒体とを含む粉末化粧料容器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉末化粧料容器に関
し、更に詳細には、従来のコンパクト型の粉末化粧料容
器とは全く異なった、最後まで化粧料がケーキング(固
化)することがなく軽いタッチで使い切ることのできる
粉末化粧料容器に関する。
し、更に詳細には、従来のコンパクト型の粉末化粧料容
器とは全く異なった、最後まで化粧料がケーキング(固
化)することがなく軽いタッチで使い切ることのできる
粉末化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉末化粧料容器といえば、コンパ
クト等の平たい皿型の容器で、充填された化粧料の上面
を、孔を有する平たい落とし蓋形式の中蓋で覆った構造
のものや、容器開口部に伸縮性のネットを中蓋として貼
設した構造のものであり、孔を介して中蓋の上に出てき
た化粧料を円盤状のパフを使って皮膚等に塗布すること
が一般的であった。
クト等の平たい皿型の容器で、充填された化粧料の上面
を、孔を有する平たい落とし蓋形式の中蓋で覆った構造
のものや、容器開口部に伸縮性のネットを中蓋として貼
設した構造のものであり、孔を介して中蓋の上に出てき
た化粧料を円盤状のパフを使って皮膚等に塗布すること
が一般的であった。
【0003】このような粉末化粧料容器では、特に使用
し始めの頃はパフ等の塗布体に化粧料がつき過ぎ、容器
の外面や手、衣服等にこぼれたり、飛散してこれらを汚
しがちであった。 また、反対に繰り返し使用するうち
には、化粧料を中蓋の上から塗布体で何度も押さえつけ
るため、化粧料が次第にケーキング(固化)し、化粧料
が塗布体に取れにくくなって最後まで使えなくなった
り、粉末化粧料に期待される軽いタッチの使用感が得が
たくなることがあり、このような欠点のない新しい粉末
化粧料自身およびこれに用いる容器の開発が求められて
いた。
し始めの頃はパフ等の塗布体に化粧料がつき過ぎ、容器
の外面や手、衣服等にこぼれたり、飛散してこれらを汚
しがちであった。 また、反対に繰り返し使用するうち
には、化粧料を中蓋の上から塗布体で何度も押さえつけ
るため、化粧料が次第にケーキング(固化)し、化粧料
が塗布体に取れにくくなって最後まで使えなくなった
り、粉末化粧料に期待される軽いタッチの使用感が得が
たくなることがあり、このような欠点のない新しい粉末
化粧料自身およびこれに用いる容器の開発が求められて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、最後
まで化粧料がケーキングすることなく、軽いタッチで粉
末化粧料を塗布でき、実用性が高く、使用方法も外観も
新しい粉末化粧料容器を提供することをその目的とする
ものである。
まで化粧料がケーキングすることなく、軽いタッチで粉
末化粧料を塗布でき、実用性が高く、使用方法も外観も
新しい粉末化粧料容器を提供することをその目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、粉末化粧
料容器の改良について種々検討を行っていたところ、容
器体中に粉末化粧料を通過可能とした筒体を設置するこ
とにより粉末化粧料容器として使用できること、更にこ
の筒体中には塗布体が収納できることを見出し本発明を
完成した。
料容器の改良について種々検討を行っていたところ、容
器体中に粉末化粧料を通過可能とした筒体を設置するこ
とにより粉末化粧料容器として使用できること、更にこ
の筒体中には塗布体が収納できることを見出し本発明を
完成した。
【0006】すなわち本発明は、上部に開口部を有し、
粉末化粧料を充填する容器体と、粉末化粧料の通過孔を
有し、前記容器体の開口部に嵌着される筒体とを含む粉
末化粧料容器を提供するものであり、更に必要に応じ塗
布部と把持部を有し、塗布部が前記筒体中に挿入・引き
出し可能な塗布体を含む粉末化粧料容器を提供するもの
である。
粉末化粧料を充填する容器体と、粉末化粧料の通過孔を
有し、前記容器体の開口部に嵌着される筒体とを含む粉
末化粧料容器を提供するものであり、更に必要に応じ塗
布部と把持部を有し、塗布部が前記筒体中に挿入・引き
出し可能な塗布体を含む粉末化粧料容器を提供するもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の化粧料容器の例を
示す図面を挙げ、本発明を説明する。
示す図面を挙げ、本発明を説明する。
【0008】図1は、本発明化粧料容器の外観を示す正
面図であり、図2は透明容器体を用い、粉末化粧料を充
填した状態を示す正面図である。 また、図3は本発明
化粧料容器の縦断面図であり、図4は、粉末化粧料を充
填し、塗布体を装着した状態の断面図(但し、塗布体は
断面で示していない)を示す図面である。各図中、1は
容器体、2は筒体、3は通過孔、4は蓋体、5は排粉
孔、6は底部、7は開口部、8は粉末化粧料をそれぞれ
示す。 また、10は把持部、11は塗布部であり、こ
れらで塗布体9を形成する。
面図であり、図2は透明容器体を用い、粉末化粧料を充
填した状態を示す正面図である。 また、図3は本発明
化粧料容器の縦断面図であり、図4は、粉末化粧料を充
填し、塗布体を装着した状態の断面図(但し、塗布体は
断面で示していない)を示す図面である。各図中、1は
容器体、2は筒体、3は通過孔、4は蓋体、5は排粉
孔、6は底部、7は開口部、8は粉末化粧料をそれぞれ
示す。 また、10は把持部、11は塗布部であり、こ
れらで塗布体9を形成する。
【0009】容器体1は、その内壁と筒体2の通過孔3
との間に化粧料が自由に流動できるだけの間隙があれば
良く、その形状は、図1のような大略円錐台状のもので
あっても良く、また、図5〜図7に示すような大略直方
体状、円柱ないし楕円柱状、あるいはデザインを施した
円錐台状のものであっても、更に、図示はしないが、な
す型、ひょうたん型、球状等のものであっても、正面か
ら見た場合左右非対称の形であっても良い。 この容器
体1の材質は、特に制限はないが、PET等のプラスチ
ックやガラスが好ましく、中の粉末化粧料のさらさらし
た状態や色が見えるように透明ないし半透明であること
がより好ましい。
との間に化粧料が自由に流動できるだけの間隙があれば
良く、その形状は、図1のような大略円錐台状のもので
あっても良く、また、図5〜図7に示すような大略直方
体状、円柱ないし楕円柱状、あるいはデザインを施した
円錐台状のものであっても、更に、図示はしないが、な
す型、ひょうたん型、球状等のものであっても、正面か
ら見た場合左右非対称の形であっても良い。 この容器
体1の材質は、特に制限はないが、PET等のプラスチ
ックやガラスが好ましく、中の粉末化粧料のさらさらし
た状態や色が見えるように透明ないし半透明であること
がより好ましい。
【0010】また筒体2は、図3に示すように容器体1
の開口部7に嵌着されており、通過孔3を有する。 筒
体2の形は、前述したように容器体1の内壁と筒体2の
通過孔3との間に間隙があるよう、容器体1の形に応じ
て適宜設定すればよいが、大略円筒形であることが好ま
しい。 容器体1への嵌着方法についても、容器体1の
形や、その開口部7の形に応じて、あるいは化粧料の詰
め替え易さ等を考慮して適宜設定すればよい。 この筒
体2の内側には、塗布部11への化粧料の付着量を調整
するためのリブやしごき部等を設けても良い。 この筒
体2は、ポリエチレン樹脂などある程度の固さがあり、
割れにくい材質で形成されることが好ましい。 更に、
筒体2に設けられる通過孔3の大きさ、形、数、配置、
形成方法等は任意であり、粉末化粧料の種類、塗布体へ
の付着量、コスト等によって適宜選択しうる。 例え
ば、通過孔3の好ましい大きさは20〜60メッシュで
あり、また、この通過孔3は筒体2全体に配置しても、
また、一部のみに配置しても良い。
の開口部7に嵌着されており、通過孔3を有する。 筒
体2の形は、前述したように容器体1の内壁と筒体2の
通過孔3との間に間隙があるよう、容器体1の形に応じ
て適宜設定すればよいが、大略円筒形であることが好ま
しい。 容器体1への嵌着方法についても、容器体1の
形や、その開口部7の形に応じて、あるいは化粧料の詰
め替え易さ等を考慮して適宜設定すればよい。 この筒
体2の内側には、塗布部11への化粧料の付着量を調整
するためのリブやしごき部等を設けても良い。 この筒
体2は、ポリエチレン樹脂などある程度の固さがあり、
割れにくい材質で形成されることが好ましい。 更に、
筒体2に設けられる通過孔3の大きさ、形、数、配置、
形成方法等は任意であり、粉末化粧料の種類、塗布体へ
の付着量、コスト等によって適宜選択しうる。 例え
ば、通過孔3の好ましい大きさは20〜60メッシュで
あり、また、この通過孔3は筒体2全体に配置しても、
また、一部のみに配置しても良い。
【0011】好ましい通過孔3の一例は、図3に示され
るように、筒体2の下部に網目状(メッシュ状)に設け
られたものである。 このように通過孔3を下部に設け
ることにより、塗布部の上部(把持部側)に粉末化粧料
が付着しないようにでき、塗布体を容器体から取り出す
ときに粉末化粧料が飛散するのを防ぐことが可能となる
ので好ましい。
るように、筒体2の下部に網目状(メッシュ状)に設け
られたものである。 このように通過孔3を下部に設け
ることにより、塗布部の上部(把持部側)に粉末化粧料
が付着しないようにでき、塗布体を容器体から取り出す
ときに粉末化粧料が飛散するのを防ぐことが可能となる
ので好ましい。
【0012】図3に示すような網目状の通過孔3は、筒
体2の下部に窓状の孔を設け、その部分にナイロン等の
合成樹脂製メッシュを貼付することによっても作成でき
るし、また、筒体2とメッシュとをインサート成型する
ことにより作成しても良い。また、通過孔3の別の例と
しては、図8に示すような複数の窓状のものを全体に設
け、そこに小さな孔を有するナイロン等のメッシュを貼
付したものや、図9に示すような多数の孔を設けたもの
等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
体2の下部に窓状の孔を設け、その部分にナイロン等の
合成樹脂製メッシュを貼付することによっても作成でき
るし、また、筒体2とメッシュとをインサート成型する
ことにより作成しても良い。また、通過孔3の別の例と
しては、図8に示すような複数の窓状のものを全体に設
け、そこに小さな孔を有するナイロン等のメッシュを貼
付したものや、図9に示すような多数の孔を設けたもの
等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0013】更に、筒体2の底部6には、排粉孔5を設
けることが好ましい。 この排粉孔5は筒体2中に入っ
てきた粉末化粧料を滞留することなくすぐに排出させ、
粉末化粧料が筒体2内で塗布体9により押さえつけられ
てケーキングするのを防ぐためのものであり、排粉孔5
の大きさや数、位置は化粧料の流動性等に応じて適宜調
整すれば良い。更に筒体2に入った化粧料を容器体1に
排出し易くするという目的の達成のためには、筒体2の
底部6が水平であるよりも漏斗状になっていることがよ
り好ましく、更に底部6の内壁面をアルミ箔などで加工
し、化粧料のスライド性を上げたり、静電気による化粧
料の滞留を防止しても良い。 なお、筒体2の長さは、
その底部6が化粧料に触れないか、僅かに触れる程度と
することが好ましい。
けることが好ましい。 この排粉孔5は筒体2中に入っ
てきた粉末化粧料を滞留することなくすぐに排出させ、
粉末化粧料が筒体2内で塗布体9により押さえつけられ
てケーキングするのを防ぐためのものであり、排粉孔5
の大きさや数、位置は化粧料の流動性等に応じて適宜調
整すれば良い。更に筒体2に入った化粧料を容器体1に
排出し易くするという目的の達成のためには、筒体2の
底部6が水平であるよりも漏斗状になっていることがよ
り好ましく、更に底部6の内壁面をアルミ箔などで加工
し、化粧料のスライド性を上げたり、静電気による化粧
料の滞留を防止しても良い。 なお、筒体2の長さは、
その底部6が化粧料に触れないか、僅かに触れる程度と
することが好ましい。
【0014】一方、粉末化粧料を塗布するための塗布体
9は、把持部10と塗布部11より構成されるものであ
る。 このうち把持部10の形状や大きさは、持ち易さ
やデザイン性を考慮して適宜調整すればよいが、例えば
図4に示すようにその末端が太くなっていることが好ま
しく、また、塗布したい部分に応じた長さであることが
好ましい。 例えば、粉末化粧料がボデイパウダーの場
合は、背中にも塗布し易いよう長めとすることが好まし
い。
9は、把持部10と塗布部11より構成されるものであ
る。 このうち把持部10の形状や大きさは、持ち易さ
やデザイン性を考慮して適宜調整すればよいが、例えば
図4に示すようにその末端が太くなっていることが好ま
しく、また、塗布したい部分に応じた長さであることが
好ましい。 例えば、粉末化粧料がボデイパウダーの場
合は、背中にも塗布し易いよう長めとすることが好まし
い。
【0015】また、塗布部11の形状としては、粉末化
粧料を塗布しうる形状であれば特に限定されるものでは
ないが、大略球状、半球状あるいは円筒状であることが
好ましく、特に、球状ないし上部(把持部側)を除いた
3/4球状であることが好ましい。 この塗布部11の
材質としては、植毛パフやスポンジ等の発泡弾性体が好
ましく、特に、把持部10の先端(塗布部側)に予めゴ
ム等を貼付した後植毛して得たものが好ましい。
粧料を塗布しうる形状であれば特に限定されるものでは
ないが、大略球状、半球状あるいは円筒状であることが
好ましく、特に、球状ないし上部(把持部側)を除いた
3/4球状であることが好ましい。 この塗布部11の
材質としては、植毛パフやスポンジ等の発泡弾性体が好
ましく、特に、把持部10の先端(塗布部側)に予めゴ
ム等を貼付した後植毛して得たものが好ましい。
【0016】塗布部11の長さは、筒体2に収まる長さ
であれば良く、また、大きさは、塗布部11を筒体2か
ら引き出す際に余分な粉末化粧料がふるい落とされるよ
う、筒体2の内壁に僅かに接触する程度であることが好
ましい。
であれば良く、また、大きさは、塗布部11を筒体2か
ら引き出す際に余分な粉末化粧料がふるい落とされるよ
う、筒体2の内壁に僅かに接触する程度であることが好
ましい。
【0017】更に、本発明の粉末化粧料容器において
は、粉末化粧料がこぼれないようにするための蓋体4を
設けることができる。 蓋体4は、容器体1の開口部7
を閉止することができれば良いが、図4に示す如く塗布
体9を収納したまま閉止できるものであることがより好
ましい。 なお、図示はしないが、携帯等の場合の使用
しやすさを考慮すれば蓋体と把持部を一体成型ないしは
嵌着し、蓋体と塗布体を結合させることもできる。
は、粉末化粧料がこぼれないようにするための蓋体4を
設けることができる。 蓋体4は、容器体1の開口部7
を閉止することができれば良いが、図4に示す如く塗布
体9を収納したまま閉止できるものであることがより好
ましい。 なお、図示はしないが、携帯等の場合の使用
しやすさを考慮すれば蓋体と把持部を一体成型ないしは
嵌着し、蓋体と塗布体を結合させることもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明の粉末化粧料容器は、使用時に塗
布体を長い筒中から引き出すものであるため、付着した
余分な粉末化粧料を容器中にふるい落とすことができ、
粉飛びが少なく容器外面や手、衣服等を汚すことがない
ものである。 また、使用の度に塗布体で化粧料を押さ
えつけること必要がないのでケーキングが生じず、ケー
キング防止のための厳密な処方検討をする必要もなく、
巾広く種々の処方の粉末化粧料に適用でき、最後まで使
い切ることができる。 そして、粉末化粧料特有の軽い
タッチを有し、肌上を滑らすような、あるいは軽くパッ
ティングするような肌に対して摩擦が少なく負担感のな
い化粧方法が可能となり、また、最適量の粉末化粧料を
塗布できるので、透明感のある薄いベールをかけたよう
なきれいな仕上がりを得ることができる。 更に、本発
明の粉末化粧料容器は、化粧料自体のさらさらとした流
動性やふんわりとした軽いタッチを視覚的にとらえるこ
とも出来、外観的にも従来にない新しい形態のもので、
需要者の注目を引き購買意欲を高めるものである。
布体を長い筒中から引き出すものであるため、付着した
余分な粉末化粧料を容器中にふるい落とすことができ、
粉飛びが少なく容器外面や手、衣服等を汚すことがない
ものである。 また、使用の度に塗布体で化粧料を押さ
えつけること必要がないのでケーキングが生じず、ケー
キング防止のための厳密な処方検討をする必要もなく、
巾広く種々の処方の粉末化粧料に適用でき、最後まで使
い切ることができる。 そして、粉末化粧料特有の軽い
タッチを有し、肌上を滑らすような、あるいは軽くパッ
ティングするような肌に対して摩擦が少なく負担感のな
い化粧方法が可能となり、また、最適量の粉末化粧料を
塗布できるので、透明感のある薄いベールをかけたよう
なきれいな仕上がりを得ることができる。 更に、本発
明の粉末化粧料容器は、化粧料自体のさらさらとした流
動性やふんわりとした軽いタッチを視覚的にとらえるこ
とも出来、外観的にも従来にない新しい形態のもので、
需要者の注目を引き購買意欲を高めるものである。
【0019】従って、本発明の粉末化粧料容器は、種々
の粉末化粧料、例えば、粉白粉、ほほ紅、アイシャド
ウ、ハイライトカラー、シャドウカラー、アクセントカ
ラー、ボデイパウダー、ベビーパウダー、粉末状フレグ
ランス等の新しい形態の容器として広く利用されうるも
のである。
の粉末化粧料、例えば、粉白粉、ほほ紅、アイシャド
ウ、ハイライトカラー、シャドウカラー、アクセントカ
ラー、ボデイパウダー、ベビーパウダー、粉末状フレグ
ランス等の新しい形態の容器として広く利用されうるも
のである。
【図1】 本発明の粉末化粧料容器の外形の例を示す図
面
面
【図2】 本発明の粉末化粧料容器の粉末化粧料を充填
した状態を示す図面
した状態を示す図面
【図3】 本発明の粉末化粧料容器の縦断面図を示す図
面
面
【図4】 塗布体を収納した状態の縦断面図を示す図面
【図5】 本発明の粉末化粧料容器外形の別の例を示す
図面
図面
【図6】 本発明の粉末化粧料容器外形の別の例を示す
図面
図面
【図7】 本発明の粉末化粧料容器外形の別の例を示す
図面
図面
【図8】 本発明で用いる筒体の別の例を示す図面
【図9】 本発明で用いる筒体の別の例を示す図面
1 … … 容器体 7 … … 開口部 2 … … 筒体 8 … … 粉末化粧料 3 … … 通過孔 9 … … 塗布体 4 … … 蓋体 10 … … 把持部 5 … … 排粉孔 11 … … 塗布部 6 … … 底部 以 上
フロントページの続き (72)発明者 海老原 英治 東京都北区栄町48−18 株式会社コーセー 研究所内 (72)発明者 佐藤 義男 埼玉県狭山市富士見2−20−1 株式会社 コーセー狭山工場内 (72)発明者 酒向 香苗 東京都中央区日本橋3−6−2 株式会社 コーセー本社内 (72)発明者 鈴木 和夫 群馬県佐波郡境町大字伊与久1913 インタ ーコスメ株式会社群馬工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 上部に開口部を有し、粉末化粧料を充填
する容器体と、粉末化粧料の通過孔を有し、前記容器体
の開口部に嵌着される筒体とを含む粉末化粧料容器。 - 【請求項2】 更に塗布部と把持部を有し、塗布部が前
記筒体中に挿入・引き出し可能な塗布体を含む請求項第
1項記載の粉末化粧料容器。 - 【請求項3】 通過孔が筒体の下部に設けられたもので
ある請求項第1項または第2項記載の粉末化粧料容器。 - 【請求項4】 筒体が底部に排粉孔を有するものである
請求項第1項ないし第3項の何れかの項記載の粉末化粧
料容器。 - 【請求項5】 塗布体が蓋体と結合されたものである請
求項第2項ないし第4項の何れかの項記載の粉末化粧料
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09728398A JP3464910B2 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 粉末化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09728398A JP3464910B2 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 粉末化粧料容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11290119A true JPH11290119A (ja) | 1999-10-26 |
JP3464910B2 JP3464910B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=14188197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09728398A Expired - Lifetime JP3464910B2 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 粉末化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3464910B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002345550A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-03 | Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd | 化粧料容器 |
JP2003319821A (ja) * | 2002-04-30 | 2003-11-11 | Tokiwa Corp | 粉体化粧料用容器 |
JP2008142525A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-26 | Kanebo Cosmetics Inc | 化粧料容器 |
JP2011528264A (ja) * | 2008-07-17 | 2011-11-17 | イーエルシー マネージメント エルエルシー | 化粧品パッケージのためのシフターディッシュ挿入物 |
JP2012016562A (ja) * | 2010-06-07 | 2012-01-26 | Tokiwa Corp | 化粧料容器 |
JP2014097135A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Kao Corp | 化粧料塗布具 |
KR200472967Y1 (ko) * | 2012-08-22 | 2014-06-02 | 한국화장품 주식회사 | 고형물 함유 화장료 용기 |
JP2015109936A (ja) * | 2013-11-06 | 2015-06-18 | 株式会社トキワ | 化粧料容器 |
WO2019044495A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 株式会社コーセー | 化粧料容器 |
US20210153622A1 (en) * | 2019-11-27 | 2021-05-27 | L'oreal | Packaging with integrated collet |
-
1998
- 1998-04-09 JP JP09728398A patent/JP3464910B2/ja not_active Expired - Lifetime
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