JPH11289494A - シエーデイング補正回路 - Google Patents

シエーデイング補正回路

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JPH11289494A
JPH11289494A JP10110231A JP11023198A JPH11289494A JP H11289494 A JPH11289494 A JP H11289494A JP 10110231 A JP10110231 A JP 10110231A JP 11023198 A JP11023198 A JP 11023198A JP H11289494 A JPH11289494 A JP H11289494A
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shading
circuit
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Koji Kurosawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模の大型化を伴うことなく水平方向及び
垂直方向に相関のないシエーデイング補正を有効に行う
ことができるシエーデイング補正回路を提案する。 【解決手段】撮像素子102R、102G、102Bの
各画素の撮像出力信号S102R、S102G、S10
2Bのシエーデイング成分に応じた離散的なシエーデイ
ング補正データ間を補間することにより、離散的なシエ
ーデイング補正データを連続的なシエーデイング補正デ
ータに変換し、当該連続的なシエーデング補正データに
基づいて撮像素子の出力信号をシエーデイング補正する
ことにより、水平及び垂直方向に相関のないシエーデイ
ング成分を小さな回路規模で有効に除去することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)第1の実施の形態(図1〜図12) (2)第2の実施の形態(図9〜図13) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明はシエーデイング補正
回路に監視、例えばビデオカメラにおいて撮像素子が出
力する映像信号のシエーデイング成分を除去するシエー
デイング補正回路に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、ビデオカメラによつて被写体を撮
像した際にCCD(Charge Coupled DevicE) 等の撮像素
子から出力される撮像信号は、撮像素子の感度むらや水
平転送レジスタに転送される時間に比例した暗電流等種
々の原因により画面の比較的広い範囲にわたる明暗の歪
み(シエーデイング)が発生することが知られている。
【0005】シエーデイングには、画面周辺部において
出力が小さくなる白(変調)シエーデイングと、黒レベ
ルが画面全体にわたつて均一でない黒(重畳)シエーデ
イングとがある。白シエーデイングに対しては乗算器を
用い、黒シエーデイングに対しては加算器を用いてシエ
ーデイング補正信号を撮像信号に混合することにちよ
り、シエーデイング補正処理が行われる。
【0006】かかるシエーデイング補正処理では、水
平、垂直両方向の鋸歯状波信号とパラボラ波信号を発生
し、これらを合成することによりシエーデイング補正信
号を生成する。この場合、鋸歯状波信号及びパラボラ波
信号の各信号発生器においてボリユーム等のレベル調整
器が設けられ、このレベル調整器を手作業で調整するこ
とにより鋸歯状波信号及びパラボラ波信号の各出力レベ
ルを調整するようになされている。オペレータは波形モ
ニタを見ながら各信号発生器の出力レベルを調整して、
適正なシエーデイング補正が行われるような補正信号を
生成する。
【0007】また、被写体の色成分を、例えば赤色成
分、緑色成分、青色成分に色分解して、各色成分の画素
を3枚の撮像素子により個別に撮像する3板式のカラー
撮像装置では、各撮像素子ごとにシエーデイング補正処
理が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシエ
ーデイング補正回路では、適正なシエーデイング補正処
理が行われるように、波形モニタを見ながら鋸歯状波信
号及びパラボラ波信号の各信号発生器の出力レベルを手
動操作により調整することにより、その調整作業には熟
練が必要であると共に多大な手間と時間が必要であつ
た。
【0009】かかる問題点を解決するための一つの方法
として、複数の画素がマトリクス状に配置された撮像素
子の撮像出力信号のシエーデイング成分を除去するシエ
ーデイング補正回路において、撮像素子により得られる
撮像出力信号からシエーデイング補正に必要な水平方向
及び垂直方向のシエーデイング補正データを形成してメ
モリ等の記憶手段に記憶し、実際の撮像時に記憶手段か
らシエーデイング補正データを読み出すと共に当該シエ
ーデイング補正データを用いて、各撮像素子の撮像出力
信号に黒シエーデイング補正や白シエーデイング補正を
施すようにしたシエーデイング補正回路が提案されてい
る(特開平3-262282号公報、特開平7-135600号公報) 。
【0010】これらのシエーデイング補正回路では、画
面中央部分のレベルと、水平方向及び垂直方向の画素の
平均レベルとのレベル差を算出して、シエーデイング補
正に必要な水平方向及び垂直方向のシエーデイング補正
データを形成する処理を行うことにより、水平方向及び
垂直方向に相関が高いシエーデイングに対して有効に補
正処理が行われる。
【0011】ところが、かかるシエーデイング補正回路
では、水平方向及び垂直方向の補正データを用いてシエ
ーデイング補正を行うことにより水平及び垂直方向に相
関があるシエーデイングに対しては有効に補正し得るの
に対して、点単位でのシエーデイング補正をおこなおう
とすると、水平及び又は垂直方向に対して補正による変
化が生じ、違和感のある画面となることを避け得ない。
【0012】また、かかるシエーデイング補正回路にお
いては、水平及び垂直方向の補正データをメモリ等の記
憶手段に記憶する必要があり、記憶手段を設ける分、回
路規模が大型化する問題があつた。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、回路規模の大型化を伴うことなく水平方向及び垂直
方向に相関のないシエーデイング補正を有効に行うこと
ができるシエーデイング補正回路を提案しようとするも
のである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、撮像素子の各画素の撮像出力信号
のシエーデイング成分に応じた離散的なシエーデイング
補正データ間を補間することにより、離散的なシエーデ
イング補正データを連続的なシエーデイング補正データ
に変換し、当該連続的なシエーデング補正データに基づ
いて撮像素子の出力信号をシエーデイング補正すること
により、水平及び垂直方向に相関のないシエーデイング
成分を小さな回路規模で有効に除去することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。 (1)第1の実施の形態 図1において100は全体としてシエーデイング補正部
100Aを有する撮像装置を示し、光学系101に入射
された被写体からの光は、光学系101に設けられたプ
リズムによる赤色成分光LAR、緑色成分光LAG及び
青色成分光LABに色分解され、それぞれの原色成分光
は赤色成分用の撮像素子(CCD)102R、緑色成分
用の撮像素子(CCD)102G及び青色成分用の撮像
素子(CCD)102Bの各撮像面に結像する。
【0016】撮像素子102Rは赤色成分光LARを光
電変換することにより赤色撮像信号S102Rを生成
し、これをアナログ信号処理回路103Rに送出する。
撮像素子102Gは緑成分光LAGを光電変換すること
により緑色撮像信号S102Gを生成し、これをアナロ
グ信号処理回路103Gに送出する。また、撮像素子1
02Bは青色成分光LABを光電変換することにより青
色撮像信号S102Bを生成し、これをアナログ信号処
理回路103Bに送出する。
【0017】アナログ信号処理回路103Rは、赤色撮
像信号S102Rに対して、CDS回路やトラツプフイ
ルタ等でノイズ除去処理を施すと共に増幅回路等でレベ
ル調整を行つた後、これを加算器104Rに送出し、黒
シエーデイング補正信号発生回路112から供給される
シエーデイング補正信号S112Rと加算することによ
り黒シエーデイング補正が行われる。
【0018】加算器104Rの加算器出力信号S104
Rは、続く乗算器105Rにおいて白シエーデイング補
正信号発生回路113から供給されるシエーデイング補
正信号S113Rと乗算されることにより白シエーデイ
ング補正が行われ、その結果が乗算器出力信号S105
Rとしてローパスフイルタ(LPF)106Rに送出さ
れる。ローパスフイルタ106Rは、乗算器出力信号S
105Rの不要な高域周波数成分を除去する。
【0019】ローパスフイルタ106Rの出力信号は、
アナログ/デイジタル変換回路107Rにおいてデイジ
タル信号(赤色デイジタル信号S107R)に変換さ
れ、デイジタル信号処理回路108Rに送出される。デ
イジタル信号処理回路108Rは、赤色デイジタル信号
S107Rに対して輪郭強調、ガンマ補正、ニー補正、
ホワイトバランス等の処理を行つた後、これをエンコー
ダ109に送出する。
【0020】また、これと同様にして、アナログ信号処
理回路103Gは、緑色撮像信号S102Gに対して、
CDS回路やトラツプフイルタ等でノイズ除去処理を施
すと共に増幅回路等でレベル調整を行つた後、これを加
算器104Gに送出し、黒シエーデイング補正信号発生
回路112から供給されるシエーデイング補正信号S1
12Gと加算することにより、黒シエーデイング補正が
行われる。
【0021】加算器104Gの加算器出力信号S104
Gは、続く乗算器105Gにおいて白シエーデイング補
正信号発生回路113から供給されるシエーデイング補
正信号S113Gと乗算されることにより白シエーデイ
ング補正が行われ、その結果が乗算器出力信号S105
Gとしてローパスフイルタ(LPF)106Gに送出さ
れる。ローパスフイルタ106Gは、乗算器出力信号S
105Gの不要な高域周波数成分を除去する。
【0022】ローパスフイルタ106Gの出力信号は、
アナログ/デイジタル変換回路107Gにおいてデイジ
タル信号(緑色デイジタル信号S107G)に変換さ
れ、デイジタル信号処理回路108Gに送出される。デ
イジタル信号処理回路108Gは、緑色デイジタル信号
S107Gに対して輪郭強調、ガンマ補正、ニー補正、
ホワイトバランス等の処理を行つた後、これをエンコー
ダ109に送出する。
【0023】また、これと同様にして、アナログ信号処
理回路103Bは、青色撮像信号S102Bに対して、
CDS回路やトラツプフイルタ等でノイズ除去処理を施
すと共に増幅回路等でレベル調整を行つた後、これを加
算器104Bに送出し、黒シエーデイング補正信号発生
回路112から供給されるシエーデイング補正信号S1
12Bと加算することにより黒シエーデイング補正が行
われる。
【0024】加算器104Bの加算器出力信号S104
Bは、続く乗算器105Bにおいて白シエーデイング補
正信号発生回路113から供給されるシエーデング補正
信号S113Bと乗算されることにより白シエーデイン
グ補正が行われ、その結果が乗算器出力信号S105B
としてローパスフイルタ(LPF)106Bに送出され
る。ローパスフイルタ106Bは、乗算器出力信号S1
05Bの不要な高域周波数成分を除去する。
【0025】ローパスフイルタ106Bの出力信号は、
アナログ/デイジタル変換回路107Bにおいてデイジ
タル信号(青色デイジタル信号S107B)に変換さ
れ、デイジタル信号処理回路108Bに送出される。デ
イジタル信号処理回路108Bは、青色デイジタル信号
S107Bに対して輪郭強調、ガンマ補正、ニー補正、
ホワイトバランス等の処理を行つた後、これをエンコー
ダ109に送出する。
【0026】エンコーダ109は、デイジタル信号処理
回路108R、108G及び108Bから出力される赤
色デイジタル信号S107R、緑色デイジタル信号S1
07G及び青色デイジタル信号S107BをNTSC方
式のデイジタル映像信号S109に変換する。このデイ
ジタル映像信号S109は、続くデイジタル/アナログ
変換回路110においてアナログ信号S110に変換さ
れると共に、続くローパスフイルタ111において、ビ
デオテープレコーダやモニタ等に出画させる際に不要と
なる高域周波数成分を除去され、出力映像信号S111
として出力される。
【0027】ここで、アナログ/デイジル変換回路10
7R、107G及び107Bから出力される赤色デイジ
タル信号S107R、緑色デイジタル信号S107G及
び青色デイジタル信号S107Bは、シエーデイング検
出回路115に供給される。シエーデイング検出回路1
15は、赤色デイジタル信号S107R、緑色デイジタ
ル信号S107G及び青色デイジタル信号S107Bに
基づいてこのとき撮像されている画面のシエーデイング
レベルを各画素について検出し、これをシエーデイング
レベル検出信号S115としてシステムコントローラ1
14に送出する。
【0028】システムコントローラ114はシエーデイ
ングレベル検出信号S115に基づいてシエーデイング
補正データS114Aを算出し、これを黒シエーデイン
グ補正信号発生回路112及び白シエーデイング補正信
号発生回路113にそれぞれ送出する。
【0029】また、これと共にシステムコントローラ1
14は光学系制御信号S114Bによつて光学系101
のレンズ絞りを制御したり、シエーデイング検出の実行
受付等の処理を含む撮像装置全体の制御を行う。
【0030】黒シエーデイング補正信号発生回路112
は、シエーデイング補正データS114Aから黒シエー
デイング補正信号S112R、S112G及びS112
Bを生成し、これらを加算器104R、104G及び1
04Bに送出することにより、アナログ信号処理回路1
03R、103G及び103Bから出力される赤色撮像
信号S102R、緑色撮像信号S102G及び青色撮像
信号S102Bに対して黒シエーデイング補正を行う。
【0031】また、白シエーデイング補正信号発生回路
113は、シエーデイング補正データS114Aから黒
シエーデイング補正信号S113R、S113G及びS
113Bを生成し、これらを乗算器105R、105G
及び105Bに送出することにより、加算器出力信号S
104R、S104G及びS104Bに対して白シエー
デイング補正を行う。
【0032】ここで、図2及び図3において、水平方向
に25画素、垂直方向に15画素、全375画素の撮像
素子について、撮像装置100の例えば使用前の調整処
理において、黒シエーデイング補正を行う場合を説明す
る。黒シエーデイング補正では、レンズ絞りが完全に閉
じていて、撮像素子には光が入射していない状態での各
画素に対応する映像信号レベルをシエーデイング検出回
路115において検出する。
【0033】このとき検出された各画素の映像信号レベ
ルは、図2において各画素に対応した「○」印内に付さ
れた数字である。この場合、多くの画素(特に中心付
近)はレベル10であるので、シエーデイング検出回路
115は、各画素とレベル10との差分をシエーデイン
グレベルとして検出する。例えば、画素(PH1、PV
1)の映像信号レベルは16であるので、これから10
を減算した+6がシエーデイングレベルとなる。
【0034】シエーデイング検出回路115は、このよ
うにして検出された各画素のシエーデイングレベルを、
水平方向に5画素、垂直方向に3画素ごとに区切つた領
域A〔x、y〕(図3)内で積分し、当該積分結果をそ
の領域A〔x、y〕のシエーデイングレベルとして、シ
ステムコントローラ114に送出する。すなわち、図3
に示すように、領域A〔1、1〕を画素(PH1〜PH
5、PV1〜PV3)、領域A〔2、1〕を画素(PH
6〜PH10、PV1〜PV3)、……、領域A〔1、
2〕を画素(PH1〜PH5、PV4〜PV6)、…
…、領域A〔5、5〕を画素(PH21〜PH25、P
V13〜PV15)に分割して、それぞれの領域の各画
素に対応するシエーデイングレベルを積分する。従つ
て、例えば領域A〔1、1〕のシエーデイングレベルは
+3.9となる。
【0035】このようにしてシエーデイング検出回路1
15において得られた各領域のシエーデイングレベル
は、システムコントローラ114において図4に示すよ
うに、各領域の中心画素のシエーデイングレベルとして
扱われる。すなわち、システムコントローラ114は領
域A〔1、1〕の中心画素(PH3、PV2)における
シエーデイングレベルを+3.9として扱うことによ
り、当該中心画素(PH3、PV2)における補正デー
タC〔3、2〕のシエーデイング補正データを−3.9
とし、これを加算器104R、104G及び104Bに
おいて赤色撮像信号S102R、緑色撮像信号S102
G及び青色撮像信号S102Bにそれぞれ加算すること
により、領域A〔1、1〕の中心画素におけるシエーデ
イング補正が行われ、多くの画素の映像レベル10にほ
ぼ一致した映像信号レベルが得られる。
【0036】このようにして、システムコントローラ1
14は、各領域A〔1、1〕〜A〔5、5〕の中心画素
(合計25画素)におけるシエーデイング補正を行うこ
とができるが、各領域A〔1、1〕〜A〔5、5〕の中
心画素以外の画素については、黒シエーデイング補正信
号発生回路112において、各領域A〔1、1〕〜A
〔5、5〕の中心画素(合計25画素)である水平方向
に5画素ごと、垂直方向に3画素ごとの離散的なシエー
デイング補正データを補間することにより、連続的なす
べての画素に対応するシエーデイング補正データを算出
する。
【0037】この場合、各領域A〔1、1〕〜A〔5、
5〕の中心画素についてシエーデイング補正データが与
えられていることにより、図4に示すように、撮像領域
として与えられている全領域のうち、補正データC
〔3、2〕、C〔23、2〕、C〔3、14〕及びC
〔23、14〕で囲まれた領域の外側の画素のシエーデ
イング補正データを生成することが困難となる。従つ
て、システムコントローラ114は、全領域の外側に架
空の領域を想定し、当該架空の外側領域の中心画素につ
いてそのシエーデイング補正データC〔−2、−1〕、
C〔3、−1〕、C〔8、−1〕、……、C〔−2、
2〕、……、C〔28、17〕を算出する。
【0038】この算出方法としては、システムコントロ
ーラ114は領域内のシエーデイング補正データC
〔3、2〕〜C〔23、14〕から、その連続性を重視
して、領域内のシエーデイング補正データ間の変化量を
一定に保つような算出を行う。
【0039】例えば、領域外のシエーデイング補正デー
タC〔3−1〕を算出する場合、システムコントローラ
114は、実在するシエーデイング補正データC〔3、
2〕とC〔3、5〕との間の変化量と同じ変化量だけシ
エーデイング補正データC〔3、2〕及びC〔3、−
1〕間の変化量を与えるように領域外のシエーデイング
補正データC〔3、−1〕を算出すると、次式、
【0040】
【数1】
【0041】によつてシエーデイング補正データC
〔3、−1〕が算出される。
【0042】また、システムコントローラ114は水平
方向も同様にして領域外の架空の領域の各中心画素のシ
エーデイング補正データを算出する。例えば、シエーデ
イング補正データC〔2、−2〕について、次式、
【0043】
【数2】
【0044】によつて算出が行われる。
【0045】また領域外の架空の領域のうち、4つの角
にある架空領域の中心画素のシエーデイング補正データ
C〔−2、−1〕、C〔28、−1〕、C〔−2、1
7〕、C〔28、17〕については、システムコントロ
ーラ114は、斜め方向に算出する。例えばシエーデイ
ング補正データC〔−2、−1〕については、次式、
【0046】
【数3】
【0047】によつて算出が行われる。
【0048】かくしてシステムコントローラ114は、
このようにして算出した各領域の中心画素のシエーデイ
ング補正データを、黒シエーデイング補正信号発生回路
112に送出する。
【0049】黒シエーデイング補正信号発生回路112
は、同一構成の赤色用補正信号発生回路と緑色用補正信
号発生回路と青色用補正信号発生回路とを有し、赤色用
補正信号発生回路は、図5に示すように、システムコン
トローラ114から出力されるシエーデイング補正デー
タS114Aを補正データ記憶用メモリ(RAM)20
1に記憶される。
【0050】ここで、補正データ記憶用メモリ201に
記憶されるシエーデイング補正データS114Aは、図
4について上述したように、各領域の中心画素について
の補正データである。従つて黒シエーデイング補正信号
発生回路112の垂直補間回路202はローダ204に
よつてこれらのシエーデイング補正データS114Aか
ら、水平垂直に隣接する4つの領域のシエーデイング補
正データ(C0、C1、C2、C3)(図6)を補正デ
ータ記憶用メモリ201から読み出して、データホール
ド回路205、206、207及び208に送出する。
【0051】ここで、図6は、図3及び図4について上
述した全画素領域のうち、4つの領域を抽出した拡大図
であり、ローダ204によつて補正データ記憶用メモリ
201から読み出された4つのシエーデイング補正デー
タC0〜C3は、図6に示すように、水平方向に4つの
画素を挟み、垂直方向に2つの画素を挟んだ状態であ
る。
【0052】そして4つのシエーデイング補正データC
0(C〔m、n〕)〜C3(C〔m+5、n+3〕)に
よつて囲まれた領域の各画素のシエーデイング補正デー
タC〔m、n〕〜C〔m+5、n+3〕は、補正データ
記憶用メモリ201から読み出された4つのシエーデイ
ング補正データC0〜C3に基づいて補間される。
【0053】この場合、映像信号は垂直方向には不連続
な信号であるので、垂直方向に離散的なシエーデイング
補正信号を発生するためには、同じ領域内の各ライン毎
に同じシエーデイング補正データを読み出すことにな
る。すなわち、C〔m、n〕〜C〔m+4、n〕を出力
する場合においても、C〔m、n+1〕〜C〔m+4、
n+1〕を出力する場合においても、またC〔m、n+
2〕を出力する場合においても、C〔m、n〕、C〔m
+5、n〕、C〔m、n+3〕、C〔m+5、n+3〕
を補正データ記憶用メモリ201から読み出すことにな
る。
【0054】そして、これら4点のシエーデイング補正
データから、先ず、垂直補間したシエーデイング補正デ
ータを算出する。例えば、C〔m、n+1〕〜C〔m+
4、n〕を出力する場合には、C0(C〔m、n〕)と
C1(C〔m、n+3〕)からV0(C〔m、n+
1〕)を算出し、C2(C〔m+5、n〕)とC3(C
〔m+5、n+3〕)からV1(C〔m+5、n+
1〕)を算出する(図6)。
【0055】この算出方法としては、直線補間が用いら
れ、次式、
【0056】
【数4】
【0057】及び、
【0058】
【数5】
【0059】となる。
【0060】この(4)式の演算は、データホールド回
路205及び206と、乗算器211及び212と、こ
れら乗算器211及び212の出力を加算する加算器2
13と、当該加算器213の加算結果を除算する除算器
217とによつて実行され、この結果(V0)はデータ
ホールド回路219に保持される。
【0061】また(5)式の演算は、データホールド回
路207及び208と、乗算器214及び215と、こ
れら乗算器214及び215の出力を加算する加算器2
16と、当該加算器216の加算結果を除算する除算器
218とによつて実行され、この結果(V1)はデータ
ホールド回路220に保持される。
【0062】乗算器211、212、214及び215
に対して入力される係数は、映像信号に同期してシステ
ムコントローラ114から出力されるパラメータvip
であり、これによりシエーデイング補正データ間の位置
関係が規定される。
【0063】このようにして垂直補間されたシエーデイ
ング補正データV0及びV1は、水平補間回路203に
出力される。水平補間回路203は、これら垂直補間さ
れたシエーデイング補正信号に水平補間を行い、連続的
に出力する。例えば、C〔m、n+〕(=V0)〜C
〔m+5、n+1〕(=V1)を出力する場合には、次
式、
【0064】
【数6】
【0065】
【数7】
【0066】
【数8】
【0067】
【数9】
【0068】
【数10】
【0069】となる。
【0070】この(6)式〜(10)式の演算は、乗算
器221及び222と、これら乗算器221及び222
の出力を加算する加算器223と、当該加算器223の
加算結果を除算する除算器224とによつて実行され、
この結果(H0=C〔m、n+1〕、C〔m+1、n+
1〕、C〔m+2、n+1〕、C〔m+3、n+1〕、
C〔m+4、n+1〕)はフリツプフロツプ回路225
に順次保持され、出力される。
【0071】このようにして、垂直補間回路202にお
いて垂直方向の2つのシエーデイング補正データに基づ
いてその間の各画素のシエーデイング補正データが直線
補間によつて算出され、当該算出されたシエーデイング
補正データのうち、水平方向に隣合う補正データ間をさ
らに水平補間回路203において直線補間することによ
り、全ての画素についてシエーデイング補正データが求
まる。
【0072】このようにして求められたシエーデイング
補正データS225(図5)は、フリツプフロツプ回路
225からブランキング回路234に送出され、図4に
ついて上述した領域外に設けられた架空の領域のシエー
デイング補正データが取り除かれ、デイジタル/アナロ
グ変換回路235に送出される。
【0073】デイジタル/アナログ変換回路235はシ
エーデイング補正データをアナログ信号に変換し、これ
をローパスフイルタ236に送出する。ローパスフイル
タ236はアナログのシエーデイング補正信号の不要な
高域周波数成分を除去し、これをシエーデイング補正信
号S112Rとして図1の加算器104Rに送出し、赤
色撮像信号S102Rに加算することにより、シエーデ
イング補正を行う。
【0074】因みに、図7は黒シエーデイング補正信号
発生回路112における全画素についてのシエーデイン
グ補正データの算出例を示す。また図8は、シエーデイ
ング補正信号発生回路112の垂直補間回路202及び
水平補間回路203におけるタイミングチヤートを示
し、クロツク信号CLKによつて各回路部が動作すると
共に、垂直補間回路202のデータホールド回路205
〜208に対して映像信号に同期したホールド制御信号
v−hpがシステムコントローラ114から供給され、
これにより各データホールド回路205〜208に補正
データ記憶メモリ201からシエーデイング補正データ
(C0〜C3)が保持される。
【0075】また映像信号に同期してシステムコントロ
ーラ114から供給されるパラメータvipによつて乗
算器211、212、214及び215の演算が行わ
れ、垂直補間回路202の演算結果(V0、V1)がシ
ステムコントローラ114から映像信号に同期して供給
される制御信号h−hpによつてホールド回路219及
び220に保持される。
【0076】また水平補間回路203においては、シス
テムコントローラ114から映像信号に同期して供給さ
れる制御信号hipによつて乗算器221及び222の
演算が実行され、各画素についての演算結果(シエーデ
イング補正データ)H0が求まる。
【0077】かくして、赤色撮像信号S102R(図
1)に対するシエーデイング補正データS112Rが図
5に示す黒シエーデイング補正信号発生回路112にお
いて生成される。また、黒シエーデイング補正データ発
生回路112は、図5について上述した垂直補間回路2
02及び水平補間回路203と同様構成の緑色撮像信号
S102Gに対するシエーデイング補正信号発生回路と
青色撮像信号S102Bに対するシエーデイング補正信
号発生回路と有し、各補間回路において生成されたシエ
ーデイング補正信号S112R、S112G及びS11
2Bは、撮像装置100を用いた実際の撮影時におい
て、それぞれ加算器104R、104G及び104B
(図1)に供給され、シエーデイング補正が自動で行わ
れる。
【0078】また白シエーデイング補正信号発生回路1
13は、図5について上述した黒シエーデイング補正信
号発生回路112と同様の構成を有し、白シエーデイン
グ補正データ作成時において、撮像素子(CCD)10
2R、102G及び102Bに対して均一な光量の光を
入射させ、この状態で、シエーデイングレベル検出回路
115及びシステムコントローラ114において算出さ
れたシエーデイング補正データS114Aに基づき、黒
シエーデイングの場合と同様にして白シエーデイング補
正データS113R、S113G及びS113Bが算出
される。かくして実際の撮影時において、これらの白シ
エーデイング補正データS113R、S113G及びS
113Bが乗算器115R、115G及び115Bに供
給され白シエーデイング補正が行われる。
【0079】以上の構成において、シエーデイングレベ
ル検出回路115において所定画素数ごとの領域ごとに
シエーデイングレベルを積分した値を当該領域のシエー
デイングレベルとしてシステムコントローラ114に送
出し、システムコントローラ114はこのシエーデング
レベルを当該領域の中心画素のシエーデイングレベルと
して、補正データを算出する。このときシステムコント
ローラ114は領域外の架空の領域の中心のシエーデイ
ング補正データを算出して黒シエーデイング補正信号発
生回路112及び白シエーデイング補正信号発生回路1
13にそれぞれ供給する。
【0080】かくして黒シエーデイング補正信号発生回
路112及び白シエーデイング補正信号発生回路113
では、入力された所定画素おきの間欠位置ごとのシエデ
イング補正データに基づいて全ての画素のシエーデイン
グ補正信号を補間演算によつて算出する。
【0081】このとき、補正データ記憶メモリ201に
記憶されたシエーデイング補正データは、各領域の中心
画素に対応した数のデータであり、そのデータ量はすべ
ての画素のデータを記憶する場合に比べて格段的に少な
くなる。また、各領域の中心画素ごとに算出されたシエ
ーデイング補正データを用いて垂直方向及び水平方向に
補間演算することにより、水平方向及び垂直方向に相関
のないシエーデイング波形を発生させることができ、こ
の分、水平方向及び垂直方向に相関のないシエーデイン
グを有効に補正し得る。
【0082】かくして以上の構成によれば、垂直及び水
平方向に相関のないシエーデングを少ないシエーデング
補正データ量で有効に補正できる。
【0083】なお上述の第1の実施の形態においては、
垂直方向に3画素、水平方向に5画素で1つの領域を形
成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
他の種々の画素数による領域を設定することができる。
【0084】また上述の第1の実施の形態においては、
本発明を2板式の撮像装置100に用いられるシエーデ
イング補正回路に適用した場合に付いて述べたが、本発
明はこれに限らず、単板式の撮像装置においても適用す
ることができる。この場合、黒シエーデイング補正信号
発生回路112及び白シエーデイング補正信号発生回路
113における回路を一系統のみとすれば良い。
【0085】(2)第2の実施の形態 図1について上述した撮像装置100では、黒シエーデ
イング補正回路112及び白シエーデイング補正回路1
13として、各色成分ごとに同一構成の垂直補間回路2
02及び水平補間回路203(図5)を用いる場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、各色成分ごとの
シエーデイング補正信号を一つの回路で生成することが
できる。
【0086】すなわち、図9は黒シエーデイング回路1
12(図1)の第2の実施の形態を示し、撮像装置10
0のシエーデイング補正データ生成処理時において、撮
像素子に光を入射しない状態において、システムコント
ローラ114から供給されるシエーデイング補正データ
S114Aを補正データ記憶メモリ(RAM)701に
入力する。この実施の形態の場合、システムコントロー
ラ114はシエーデイング補正データS114Aとし
て、例えば図10に示すように、水平方向に32画素
毎、垂直方向に8画素毎のデータC0、C1、C2及び
C3とする。
【0087】垂直補間回路702は、先ず、出力するラ
インの上下にあるシエーデイング補正データを入力す
る。図10において、例えばC〔m−32、n+3〕〜
C〔m、n+3〕の画素のシエーデイング補正データを
算出する場合、垂直補間回路702のローダ705は、
補正データ記憶メモリ701から、C0(=C〔m−3
2、n〕)及びC1(=C〔m−32、n+8〕)を補
正データ記憶メモリ701(図9)から読み出し、映像
信号に同期してシステムコントローラ114から供給さ
れる制御信号v−hpによつてデータホールド回路70
6及び707に保持する。
【0088】そして垂直補間回路702はこれらのシエ
ーデイング補正データC0及びC1に基づいてシエーデ
イング補正データV0(=C〔m−32、n+3〕)
を、次式、
【0089】
【数11】
【0090】の演算式によつて算出する。
【0091】この(11)式の演算は、乗算器708及
び709と、これら乗算器708及び709の出力を加
算する加算器710と、当該加算器710の加算結果を
除算する除算器711とによつて実行され、この演算結
果(V0)は垂直補間出力信号S702としてPS変換
回路703のデータホールド回路715に保持される。
【0092】ここで、図1に示すシエーデイングレベル
検出回路115は各画素について赤色、緑色及び青色ご
とにシエーデイングレベルを検出しており、この結果得
られる各色成分ごとのシエーデイングレベルを順次シエ
ーデイングレベル検出信号S115としてシステムコン
トローラ114に送出するようになされている。またシ
ステムコントローラ114は当該各色成分ごとのシエー
デイングレベル検出信号S115に基づいて、各色成分
ごとの離散的なシエーデイング補正データを算出し、こ
れを各色成分(赤色、緑色、青色)ごとに黒シエーデイ
ング補正回路にシエーデイング補正データS114Aと
して供給するようになされている。
【0093】従つて、黒シエーデイング補正回路112
の垂直補間回路702は、各画素について各色成分ごと
に補正データ記憶メモリ701に格納されたシエーデイ
ング補正データを各画素について順次赤色成分、緑色成
分及び青色成分の順に読み出して、垂直補間演算を実行
する。
【0094】従つて垂直補間回路702から垂直補間出
力信号S702として出力される演算結果(V0)とし
て、先ず赤色成分の演算結果が得られ、これに続いて緑
色成分の演算結果が得られ、さらにこれに続いて青色成
分の演算結果が得られる。
【0095】従つて、これらを順次データホールド回路
715に供給することにより、当該データホールド回路
715は、映像信号に同期したシステムコントローラ1
14からの制御信号v−spによつて各色成分の演算結
果(V0)を順次データホールド回路714及び713
に転送する。
【0096】かくしてデータホールド回路713に赤色
用の垂直補間演算結果(V0)が保持され、データホー
ルド回路714に緑色用の垂直補間演算結果(V0)が
保持され、さらにデータホールド回路715に青色用の
垂直補間演算結果(V0)が保持された状態を得る。
【0097】そして、この状態において各データホール
ド回路713〜715に保持された各色成分ごとの垂直
補間演算結果(V0)は、垂直補間データ用のデータホ
ールド回路721、723及び725にそれぞれ転送さ
れる。垂直補間データ用のデータホールド回路721、
723及び725は、それぞれ保持している各色成分ご
との垂直補間演算結果(VO)を、映像信号に同期して
システムコントローラ114から供給される制御信号h
−hpに基づいて第2段目のデータホールド回路72
2、724及び726にそれぞれ転送する。
【0098】このとき、第1段目のデータホールド回路
721、723及び725には、各色成分ごとの第1の
垂直補間演算結果(V0)に続く第2の垂直補間演算結
果(図10に示すV1(C〔m、n+3〕))が保持さ
れる状態となる。
【0099】そして、これら各色成分(赤色、緑色及び
青色)ごとの各垂直補間演算結果(V0及びV1)は、
続く切換回路SW1及びSW2によつて赤色、緑色、青
色及びデータ「0」の順に制御信号selによつて切り
換えられることにより、それぞれ4画素おきに水平補間
回路704に供給される。
【0100】水平補間回路704は、図5について上述
した水平補間回路203の場合と同様にして、VO(C
〔m−32、n+3〕)及びV1(C〔m、n+3〕)
の間における水平方向の補間演算を行う。この場合、4
画素おきの各シエーデイング補正データが算出される。
この水平補間回路704においては、システムコントロ
ーラ114から映像信号に同期して供給される制御信号
hip及び8−hipによつて乗算器731及び732
の演算が実行され、当該乗算結果は、加算器733にお
いて加算される。そして当該加算結果は除算器734に
おいて除算された後、フリツプフロツプ735に保持さ
れる。
【0101】かかる垂直補間回路702及びPS変換回
路703における補間動作を図11に示す。図11にお
いて、垂直補間回路702及びPS変換回路703は、
クロツク信号CLKによつて動作し、制御信号v−hp
に基づいてデータホールド回路706及び707が垂直
方向のシエーデイング補正データC0及びC1の保持を
行う。
【0102】そして制御信号vipによるパラメータに
基づいて乗算器708及び709での演算が行われる。
垂直補間回路702における演算結果(V0)は、制御
信号v−spに基づいてPS変換回路703のデータホ
ールド回路715、714及び713に保持される。こ
の状態を図11(G)、(H)及び(I)に示す。
【0103】そして制御信号h−hpによつてデータホ
ールド回路721〜726のデータ保持動作が制御さ
れ、図11(K)〜(P)に示すように、データホール
ド回路721〜726には水平方向に2つのシエーデイ
ング補正データ(V0及びV1)が各色成分ごとに同時
に存在することになる。そして、これらのシエーデイン
グ補正データ(V0及びV1)を切換回路SW10及び
SW11において制御信号selによつて順次切り換え
ることにより、4画素おきの補間データに振り分けら
れ、制御信号hipによつて与えられるパラメータによ
つて水平補間回路704の乗算を行うことにより、図1
1(S)に示すように、水平方向に4画素おきの各画素
について各色成分のシエーデイング補正データH0(S
735)が順次連続して水平補間回路704から図12
に示す水平補間回路801に送出される。このように水
平補間回路704においては、1つの画素について3つ
の色成分についてのシエーデイング補正データH0を順
次出力する必要があることにより(実際にはデータ
「0」を含めて4つのデータ)4画素おきの画素ごとの
シエーデイング補正データH0が水平補間回路801に
出力されることになる。
【0104】図12に示すように、水平補間回路801
は水平補間回路704(図9)から出力されるシエーデ
イング補正データS735(H0)を4画素おきから2
画素おきのデータに補間しながら分離する回路であり、
当該水平補間回路801に順次供給される赤色成分のシ
エーデイング補正データと、緑色成分のシエーデイング
補正データと、青色成分のシエーデイング補正データ
と、データ「0」とがフリツプフロツプ811〜814
において同時に存在する状態となる。この場合の水平補
間回路801に入力されるシエーデイング補正データ
(H0)と、フリツプフロツプ812及び814に格納
されるデータとを図13(A)、(B)及び(C)に示
す。
【0105】そしてフリツプフロツプ813及び814
に保持されているデータと、新たに水平補間回路801
に入力されるデータとを加算器815で加算すると共に
続く除算器816において除算することにより、水平補
間演算を行う。
【0106】除算器816の出力と、フリツプフロツプ
812の出力は、それぞれ切換回路SW21及びSW2
2の切換入力端に送出され、映像信号に同期してシステ
ムコントローラ114から供給される制御信号ip42
p(図13(D))に基づいて切り換えられる。
【0107】これによりフリツプフロツプ821には、
図13(E)に示すように赤色成分のシエーデイング補
正データ及び緑色成分のシエーデイング補正データが交
互に保持される。また、フリツプフロツプ822には、
図13(F)に示すように青色成分のシエーデイング補
正データ及びデータ「0」が交互に保持される。
【0108】そしてフリツプフロツプ821の出力デー
タは、水平補間回路802のプリツプフロツプ823及
び824に順次入力され、フリツプフロツプ824の出
力と、新たにフリツプフロツプ823に入力されるデー
タとが加算器827において加算された後、さらに除算
器829で除算されることにより、水平補間が行われ
る。
【0109】そして、フリツプフロツプ823の出力デ
ータ及び除算器829の出力データは切換回路SW31
及びSW32の各切換入力端に送出される。因みに、フ
リツプフロツプ823の保持データは、図13(G)に
示すように赤色成分のシエーデイング補正データと緑色
成分のシエーデイング補正データとが交互に入れ代わ
る。また、フリツプフロツプ824の保持データは、図
13(H)に示すように赤色成分のシエーデイング補正
データと緑色成分のシエーデイング補正データとがフリ
ツプフロツプ823のデータに対して遅延した状態で保
持される。
【0110】これに対して、フリツプフロツプ822の
出力データは、水平補間回路802のプリツプフロツプ
825及び826に順次入力され、フリツプフロツプ8
26の出力と、新たにフリツプフロツプ825に入力さ
れるデータとが加算器828において加算された後、さ
らに除算器830で除算されることにより、水平補間が
行われる。
【0111】そして、フリツプフロツプ825の出力デ
ータ及び除算器830の出力データは切換回路SW33
の切換入力端に送出される。因みに、フリツプフロツプ
825の保持データは、図13(I)に示すように青色
成分のシエーデイング補正データとデータ「0」とが交
互に入れ代わる。また、フリツプフロツプ826の保持
データは、図13(J)に示すように青色成分のシエー
デイング補正データとデータ「0」とがフリツプフロツ
プ825のデータに対して遅延した状態で保持される。
【0112】切換回路SW31、SW32及びSW33
は、映像信号に同期してシステムコントローラ114か
ら供給される制御信号ip21p(図13(K))に基
づいて切り換え制御され、切換回路SW31から出力さ
れる赤色成分のシエーデイング補正データは、3つのフ
リツプフロツプ831、832及び833を介して3画
素分遅延され、また、切換回路SW32から出力される
緑色成分のシエーデイング補正データは、2つのフリツ
プフロツプ834及び835を介して2画素分遅延さ
れ、さらに切換回路SW33から出力される青色成分の
シエーデイング補正データは、1つのフリツプフロツプ
836で保持される。かくして、各色成分(赤色、緑色
及び青色)のシエーデイング補正データは、図13
(L)、(M)及び(N)に示すように、各フリツプフ
ロツプ831〜836において位相が合わせられ、それ
ぞれブランキング回路803R、803G及び803B
において必要領域外の不要部分が取り除かれ、デイジタ
ル/アナログ変換回路804R、804G及び804B
においてアナログ信号に変換され、さらにローパスフイ
ルタ805R、805G及び805Bにおいて不要な高
域周波数成分が除去されることにより、赤色成分用のシ
エーデイング補正信号S112Rと緑色成分用のシエー
デイング補正データS112Gと青色成分用のシエーデ
イング補正データS112Bとが得られ、撮像装置10
0を用いた実際に撮影時において、図1に示した加算器
104R、104G及び104Bにおいて赤色撮像信号
S102R、緑色撮像信号S102G及び青色撮像信号
S102Bと加算されることにより、黒シエーデイング
補正が自動で行われる。
【0113】また、白シエーデイング補正信号発生回路
113も、図9及び図12について上述した黒シエーデ
イング補正信号発生回路112と同様構成でなり、撮像
素子に対して均一な光量の光を照射して白シエーデイン
グ補正信号S113R、S113G及びS113Bを生
成し、撮像装置100を用いた実際の撮影時において、
図1について上述した乗算器105R、105G及び1
05Bで加算出力信号S104R、S104G及びS1
04Bと乗算することにより白シエーデイング補正を自
動で行うことができる。
【0114】以上の構成において、黒シエーデイング補
正信号発生回路112及び白シエーデイング補正信号発
生回路113は、それぞれ複数のフリツプフロツプを用
いて赤色用のシエーデイング補正データ、緑色用のシエ
ーデイング補正データ及び青色用のシエーデイング補正
データを補間しながら分離し、位相を合わせた状態で出
力することにより、1つの回路構成で各色成分ごとのシ
エーデイング補正信号を生成することができる。
【0115】かくして以上の構成によれば、水平及び垂
直方向に相関を持たないシエーデイング補正を小さな回
路規模で実現することができる。
【0116】なお上述の実施の形態においては、システ
ムコントローラ114において垂直方向に8画素、水平
方向に32画素おきにシエーデイング補正データを求め
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々
の画素間隔で求めたシエーデイング補正データを用いる
ようにしても良い。
【0117】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、撮像素子
の各画素の撮像出力信号のシエーデイング成分に応じた
離散的なシエーデイング補正データ間を補間することに
より、離散的なシエーデイング補正データを連続的なシ
エーデイング補正データに変換し、当該連続的なシエー
デング補正データに基づいて撮像素子の出力信号をシエ
ーデイング補正することにより、水平及び垂直方向に相
関のないシエーデイング成分を小さな回路規模で有効に
除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシエーデイング補正回路を用いた
撮像装置の一実施の形態を示すブロツク図である。
【図2】各画素の映像信号レベルを示す略線図である。
【図3】領域ごとのシエーデイングレベルの積分の説明
に供する略線図である。
【図4】領域外の画素のシエーデイング補正データを示
す略線図である。
【図5】第1の実施の形態による黒シエーデイング補正
信号発生回路の構成を示すブロツク図である。
【図6】シエーデイング補正データの算出方法の説明に
供する略線図である。
【図7】シエーデイング補正データの算出例を示す略線
図である。
【図8】シエーデイング補正信号発生回路の動作を示す
タイミングチヤートである。
【図9】第2の実施の形態による黒シエーデイング補正
信号発生回路を示すブロツク図である。
【図10】シエーデイング補正信号の生成の説明に供す
る略線図である。
【図11】第2の実施の形態によるシエーデイング補正
データの補間処理動作を示すタイミングチヤートであ
る。
【図12】第2の実施の形態による黒シエーデイング補
正信号発生回路の水平補間回路の構成を示すブロツク図
である。
【図13】水平補間処理動作を示すタイミングチヤート
である。
【符号の説明】
100……撮像装置、102R、102G、102B…
…撮像素子、104R、104G、104B……加算
器、105R、105G、105B……乗算器、115
……シエーデイング検出回路、114……システムコン
トローラ、112……黒シエーデイング補正信号発生回
路、113……白シエーデイング補正信号発生回路、2
01、701……補正データ記憶メモリ、202、70
2……垂直補間回路、203、704、801、802
……水平補間回路、703……PS変換回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画素がマトリスク状に配置された撮
    像素子の撮像出力信号のシエーデイング成分を除去する
    シエーデイング補正回路において、 上記撮像素子の各画素の撮像出力信号のシエーデイング
    成分に応じた離散的なシエーデイング補正データが記憶
    される記憶手段と、 上記記憶手段から読み出された上記シエーデイング補正
    データ間を補間することにより上記離散的なシエーデイ
    ング補正データを連続的なシエーデイング補正データに
    変換するシエーデイング補正データ変換手段と、 上記シエーデイング補正データ変換手段から出力される
    上記連続的なシエーデング補正データに基づいて上記撮
    像素子の撮像出力信号を補正する補正手段とを具えるこ
    とを特徴とするシエーデイング補正回路。
  2. 【請求項2】上記記憶手段に記憶される離散的なシエー
    デイング補正データは、 上記撮像素子の各画素の撮像出力信号のレベルデータを
    画面の水平方向及び垂直方向に複数分割した領域内にお
    いて積分してなることを特徴とする請求項1に記載のシ
    エーデイング補正回路。
  3. 【請求項3】上記記憶手段に記憶される離散的なシエー
    デイング補正データは、 上記撮像素子の撮像面への光の入射を遮蔽した状態での
    上記撮像素子から出力される撮像出力信号のレベルに基
    づいて生成されてなることを特徴とする請求項1に記載
    のシエーデイング補正回路。
  4. 【請求項4】上記記憶手段に記憶される離散的なシエー
    デイング補正データは、 上記撮像素子の撮像面の全面に均一な光量の光を入射さ
    せた状態での上記撮像素子から出力される撮像出力信号
    のレベルに基づいて生成されてなることを特徴とする請
    求項1に記載のシエーデイング補正回路。
  5. 【請求項5】複数の画素がマトリスク状に配置された撮
    像素子の撮像出力信号のシエーデイング成分を除去する
    シエーデイング補正回路において、 上記撮像素子の各画素の撮像出力信号のシエーデイング
    成分に応じて上記撮像素子の撮像画面内での離散的な第
    1のシエーデイング補正データを生成する第1のシエー
    デング補正データ生成手段と、 上記撮像画面内での離散的な第1のシエーデイング補正
    データに基づいて、上記撮像画面外の架空の領域におけ
    る離散的な第2のシエーデイング補正データを生成する
    第2のシエーデイング補正データ生成手段と、 上記第1のシエーデイング補正データ及び上記第2のシ
    エーデイング補正データからなる複数の離散的なシエー
    デイング補正データ間を補間することにより上記離散的
    な第1及び第2のシエーデイング補正データを連続的な
    シエーデイング補正データに変換するシエーデイング補
    正データ変換手段と、 上記シエーデイング補正データ変換手段から出力される
    上記連続的なシエーデング補正データに基づいて上記撮
    像素子の撮像出力信号を補正する補正手段とを具えるこ
    とを特徴とするシエーデイング補正回路。
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