JPH11289243A - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JPH11289243A
JPH11289243A JP10091420A JP9142098A JPH11289243A JP H11289243 A JPH11289243 A JP H11289243A JP 10091420 A JP10091420 A JP 10091420A JP 9142098 A JP9142098 A JP 9142098A JP H11289243 A JPH11289243 A JP H11289243A
Authority
JP
Japan
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circuit
inverter circuit
signal
main buffer
oscillation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10091420A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ouchi
尚 大内
Masahiro Ishibashi
真裕 石橋
Toshikazu Sei
俊和 清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発振動作の制御に信頼性があり、かつ素子面積
の小さいメインバッファ部を有した発振回路を提供する
こと。 【解決手段】入力振幅信号を増幅するメインバッファ部
13を構成するインバータ回路と、イネーブル信号によ
り、入力振幅信号の伝達を制御するPチャネルMOSト
ランジスタ15と、インバータ回路(13)の出力信号
と制御信号を入力し、上記MOSトランジスタ15が導
通状態のときのみインバータ回路(13)の出力信号の
内部回路への伝達を無効にするNANDゲート回路とか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に微細化を要
求される発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3,4はそれぞれ、従来のオシレータ
の構成を示す回路図である。図3において、入力端子1
1,12には、発信源、例えば水晶振動子(図示せず)
からの発信信号が入力される。この入力端子11,12
の間にインバータ回路で構成されるメインバッファ部1
3の入出力間が挿入されている。メインバッファ部13
の出力はインバータ14を介して内部回路へ発振信号を
供給する。
【0003】電源電圧VCCとメインバッファ部13の
入力側との間に、PチャネルMOSトランジスタ15の
ソース,ドレイン間が接続されている。このトランジス
タ15は、イネーブル信号をゲート入力とし、発振動作
を制御する。
【0004】すなわち、イネーブル信号の“L”(ロー
レベル)により、トランジスタ15がオンし、電源電圧
からの“H”(ハイレベル)がメインバッファ部13に
入力され、端子11,12からの発信源の入力振幅を無
効にする。
【0005】また、イネーブル信号の“H”により、ト
ランジスタ15がオフし、端子11,12からの発信源
の入力振幅を有効にする。上記のようにPチャネルMO
Sトランジスタ15により、内部回路への発振を制御す
るようにしている。このPチャネルMOSトランジスタ
15は、水晶振動子の振幅が微小であることから、メイ
ンバッファ部13に比べて小さな素子で構成されてい
る。
【0006】このため、製品でのファンクション確認テ
ストにおいて、テスタから入力端子11に対しフルスイ
ングした波形を入力すると、電源電圧VCCの電位を供
給しているPチャネルMOSトランジスタ15のドレイ
ン部分の電位が変動し、メインバッファ部13を介して
内部回路へ発振が伝わるため、イネーブル信号の制御機
能を確認することができないという問題があった。
【0007】図4は、図3に比べて、オシレータの発振
を制御するために、メインバッファ部を2入力NAND
ゲートで構成してある(メインバッファ部23)。イネ
ーブル信号が“L”の時には、水晶振動子(図示せず)
からの発振信号の変化に関わらず、メインバッファ部2
3の出力信号は常に“H”となり、内部回路への発振を
停止するようになっている。
【0008】上記2入力NANDゲート(23)を構成
するためには、最低4つの素子が必要となる。また、メ
インバッファ部23は発振信号を増幅するという目的か
ら大きな素子で構成する必要があった。このため、図3
のメインバッファ部13がインバータであるのに対し
て、図4のメインバッファ部23は、素子使用領域が大
きくなるため、面積的なデメリットがあるという問題が
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のオシレータで
は、そのメインバッファ部は、発振信号を増幅するとい
う目的から素子サイズは大きいものとなる。従って、素
子数の少ないインバータの回路構成が面積的に好まし
い。しかし、発振動作を制御するトランジスタ素子が別
に必要であり、ファンクション確認テストにおいて信頼
性に欠ける。また、発振動作を制御する回路をも組み込
んだ論理回路構成では、発振動作制御の信頼性は問題な
いが、素子数が多く、それぞれ素子サイズが大きくなる
から、面積的に好ましくない。
【0010】この発明は上記のような事情を考慮し、そ
の課題は、発振動作の制御に信頼性があり、かつ素子面
積の小さいメインバッファ部を有した発振回路を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の発振回路は、
入力振幅信号を増幅するメインバッファ部を構成するイ
ンバータ回路と、入力振幅信号の伝達を制御するため所
定電圧ノードと前記インバータ回路の入力との間に電流
通路が接続され制御信号により導通制御されるトランジ
スタ素子と、前記インバータ回路の出力信号と前記制御
信号を入力し前記トランジスタ素子が導通状態のときの
み前記インバータ回路の出力信号の伝達を無効にする論
理回路とを具備したことを特徴とする。
【0012】この発明では、素子面積の大きくなるメイ
ンバッファ部は少ない素子数で済むインバータ回路で構
成し、メインバッファ部とは別に論理回路を設ける。こ
れにより、制御信号により、メインバッファ部からの出
力信号の影響を受けず、内部回路への発振を停止するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
る発振回路の構成を示す回路図である。入力端子11,
12には、発信源、例えば水晶振動子(図示せず)から
の発信信号が入力される。この入力端子11,12の間
にインバータ回路でなるメインバッファ部13の入出力
間が挿入されている。メインバッファ部13の出力はイ
ンバータ14を介して内部回路へ発振信号を供給する。
【0014】電源電圧VCCのノードとメインバッファ
部(インバータ回路)13の入力側との間に、Pチャネ
ルMOSトランジスタ15のソース,ドレイン間が接続
されている。このトランジスタ15は、イネーブル信号
をゲート入力とする。
【0015】また、メインバッファ部(インバータ回
路)13の出力信号と上記イネーブル信号を入力するN
ANDゲート16が設けられている。NANDゲート1
6の出力は内部回路に伝達される。このNANDゲート
16は、論理回路としての動作として、ここではPチャ
ネルのMOSトランジスタが導通状態のときのみインバ
ータ回路(13)の出力信号(発振動作の信号)の内部
回路への伝達を無効にするものである。
【0016】すなわち、イネーブル信号の“L”(ロー
レベル)により、トランジスタ15がオンし、電源電圧
からの“H”(ハイレベル)がメインバッファ部(イン
バータ回路)13に入力され、端子11,12からの発
信源の入力振幅を無効にする。
【0017】さらに、NANDゲート16では、一方入
力にイネーブル信号の“L”が与えられるので、他方入
力におけるインバータ回路(13)の“L”のレベル変
動があっても、その出力は“H”となる。これにより、
メインバッファ部(インバータ回路)13からの出力信
号の影響を受けず、内部回路への発振を停止することが
できる。
【0018】一方、イネーブル信号の“H”により、ト
ランジスタ15がオフし、端子11,12からの発信源
の入力振幅を有効にする。このとき、NANDゲート1
6も、イネーブル信号の“H”が一方入力に与えられる
から、メインバッファ部(インバータ回路)13からの
発振出力信号は、NANDゲート16を介して内部回路
へ伝達されることになる。
【0019】上記PチャネルMOSトランジスタ15
は、発信源である水晶振動子(図示せず)の振幅が微小
であることから、メインバッファ部13に比べて小さな
素子で構成されている。
【0020】また、上記2入力のNANDゲート16
は、振幅信号の増幅を必要とするメインバッファ部13
に比べて、小さな素子で構成することができる。このた
め、素子使用領域が小さくて済む。
【0021】さらに、高周波数のオシレータを構成する
際に、メインバッファ部13に大きな素子が必要となっ
た場合でも、メインバッファ部13がインバータ回路で
あることから、2素子単位での素子使用領域の増加で済
む。これにより、図4の従来例のように、4素子単位で
素子使用領域が増加するのに比べて、素子使用面積の縮
小化に寄与する。
【0022】図2は、図1の応用例を示す発振回路の回
路図である。図1の構成に比べて、メインバッファ部
(インバータ回路)13の出力信号がNANDゲート1
6に伝達される前段においてシュミット回路、いわゆる
シュミットトリガ回路17が設けられている。シュミッ
トトリガ回路17は、メインバッファ部13の発振出力
信号の波形の鈍りを修正し、NANDゲート16に伝達
する。
【0023】このような構成でも、メインバッファ部1
3に大きな素子が必要となった場合でも、メインバッフ
ァ部13がインバータ回路であることから、2素子単位
での素子使用領域の増加で済む。また、メインバッファ
部13に比べて、シュミットトリガ回路17、NAND
ゲート16は小さい面積で構成できる。
【0024】上記各構成によれば、オシレータとして、
メインバッファ部に素子数の少ないインバータの回路構
成(13)を採用し、発振動作制御において信頼性を得
るため、イネーブル信号で制御される電源電圧供給用の
トランジスタ素子に加えて、イネーブル信号で制御され
る論理回路(NANDゲート16)を内部回路の前段に
設けた。これにより、回路構成において占有面積の小さ
い高信頼性のオシレータの構成が達成される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
素子面積の大きくなるメインバッファ部は少ない素子数
で済むインバータ回路で構成し、メインバッファ部とは
別に論理回路を設ける。これにより、制御信号により、
メインバッファ部からの出力信号の影響を受けず、内部
回路への発振を停止することができる。よって、発振動
作の制御に信頼性があり、かつ回路構成において占有面
積の小さい発振回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る発振回路の構成を示
す回路図。
【図2】図1の応用例を示す回路図。
【図3】従来の発振回路の構成を示す第1の回路図。
【図4】従来の発振回路の構成を示す第2の回路図。
【符号の説明】
11、12…入力端子 13…メインバッファ部(インバータ回路) 14…インバータ 15…PチャネルMOSトランジスタ 16…NANDゲート回路 17…シュミットトリガ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清 俊和 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力振幅信号を増幅するメインバッファ
    部を構成するインバータ回路と、 入力振幅信号の伝達を制御するため所定電圧ノードと前
    記インバータ回路の入力との間に電流通路が接続され制
    御信号により導通制御されるトランジスタ素子と、 前記インバータ回路の出力信号と前記制御信号が伝達さ
    れ前記トランジスタ素子が導通状態のときのみ前記イン
    バータ回路の出力信号の伝達を無効にする論理回路とを
    具備したことを特徴とする発振回路。
  2. 【請求項2】 前記インバータ回路の出力信号が前記論
    理回路に伝達される前段において設けられるシュミット
    トリガ回路をさらに具備したことを特徴とする請求項1
    に記載の発振回路。
  3. 【請求項3】 入力振幅信号を増幅するメインバッファ
    部を構成するインバータ回路と、 入力振幅信号の伝達を制御するため所定電圧ノードと前
    記インバータ回路の入力との間に電流通路が接続され制
    御信号により導通制御されるトランジスタ素子と、 前記インバータ回路の出力信号と前記制御信号が伝達さ
    れるNANDゲート回路とを具備したことを特徴とする
    発振回路。
  4. 【請求項4】 前記インバータ回路の出力信号が前記N
    ANDゲートに伝達される前段において設けられるシュ
    ミットトリガ回路をさらに具備したことを特徴とする請
    求項3に記載の発振回路。
JP10091420A 1998-04-03 1998-04-03 発振回路 Withdrawn JPH11289243A (ja)

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