JPH1128858A - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法および画像形成装置

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JPH1128858A
JPH1128858A JP9200781A JP20078197A JPH1128858A JP H1128858 A JPH1128858 A JP H1128858A JP 9200781 A JP9200781 A JP 9200781A JP 20078197 A JP20078197 A JP 20078197A JP H1128858 A JPH1128858 A JP H1128858A
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JP
Japan
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image forming
forming agent
image
solidifying
water
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Application number
JP9200781A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Shigehiro
清 重廣
Shinichi Kuramoto
新一 倉本
Shinichi Uchiumi
慎一 内海
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質な画像を波打ちや裏抜けを生ずること
なく低エネルギーで紙などの画像支持体に形成する。 【解決手段】 画像支持体3上に画像構成剤4を順次形
成し、この画像構成剤4が形成された順序で画像構成剤
を固化する固化液5を画像構成剤4に供給する。画像構
成剤4は多糖類高分子と水とを含有し、固化液5は金属
塩と水とを含有する。画像構成剤4に固化液5が供給さ
れると、水に溶解された多糖類高分子の中へ水に溶解さ
れた金属塩が拡散しつつ瞬時に溶媒である水を抱え込ん
で固化する。これにより、画像構成剤4は画像支持体3
上に定着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成方法および
画像形成装置に係り、特にインクジェット方式や電子写
真方式などによる高品位画像の記録に適した画像形成方
法および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式や電子写真方式など
の画像記録においては、従来より、高品位画像の記録用
に様々な組成のインクやトナーが提案されている。最近
の動向としては、特にオフィスで一般に使用されている
普通紙に高品位画像をオンデマンドで高速にプリント出
力したいという要望がある。また地球環境保全の観点か
らは、低エネルギー消費の画像形成方式が必要とされて
いる。これらを実現するためには、用紙上に着弾したイ
ンクやトナーを高速に定着する必要がある。その方法と
しては、1)用紙上のインクを高速に蒸発させる、2)
用紙上のインクやトナーを紙中へ高速に浸透させる、
3)用紙上のインクやトナーを高速に固化させる、とい
う3つの方法がある。
【0003】上記1)の方法は、ヒーターを用いてイン
クを強制的に蒸発させたり、用紙をプリヒートしたりし
て行うものである。
【0004】上記2)の方法は、浸透速度の大きなイン
クを用いて短時間で用紙中へインクを浸透させるもので
ある。この方法は、インクの高速浸透により用紙内部へ
のインクのにじみ(フェザリング)や、複数色の記録イ
ンクが接触することによって生じるにじみ(カラーブリ
ード)が発生し易いが、これを防止する方法について
は、例えば特開平7−196966号公報、特開平8−
209049号公報(米国特許第5476540号明細
書)、特開平8−283637号公報、特開平8−29
0656号公報に開示されている。
【0005】上記3)の方法は、熱溶融型(ホットメル
ト)のインクを用いて低粘度化されたインクを用紙上に
吐出し、用紙上で自然冷却して固化するものである。別
のやり方として、例えば特開昭61−249755号公
報に記載のように、2液硬化型の接着剤をインク成分と
して用いる方法も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
1)の方法では、インク中の水分を蒸発させるため多大
の外部エネルギーを必要とする欠点がある。上記2)の
方法では、インク中の水分を高速浸透させるため、用紙
は多量の水分を吸収して波打ちや裏抜けの問題が発生す
る。この問題は、特に用紙表面を処理していない普通紙
で大きい。上記3)の方法における熱溶融型の場合、固
形のインクやトナーを一旦溶融するために多大な熱エネ
ルギーを消費し、また相変化に時間を要するという問題
がある。また接着剤を用いる場合は、室温硬化では時間
が長くかかり印字済み用紙間の裏移りの問題がある。電
子線硬化や紫外線硬化のような高速硬化の場合は、高エ
ネルギーを要することから高消費電力という問題があ
る。このように、一般に画像構成剤の固定過程では、エ
ネルギー消費が大きく、また記録物の品質やプリントの
高速性が不十分であるという課題を抱えている。
【0007】従って本発明の目的は、画像支持体に波打
ちや裏抜けの生じない高品質な画像を形成し得る画像形
成方法及び画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像支持体
上に画像構成剤を順次形成する工程と、画像構成剤が形
成された順序で画像構成剤に固化液を供給する工程とを
有する画像形成方法により、達成される。
【0009】本発明は、水に溶解された多糖類高分子の
中へ水に溶解された金属塩が拡散しつつ瞬時に溶媒であ
る水を抱え込んで固化する現象を用いている。本発明に
よれば、画像構成剤に含まれる水は多糖類高分子ゲルの
中へ抱え込まれるので、用紙の波打ちや裏抜けを防止す
ることが出来る。また、多糖類高分子水溶液は粘ちょう
なので、用紙の繊維に沿って浸透し難く、フェザリング
を発生したり、液滴同士の結合による混色、にじみを発
生することもない。さらにゲル化した多糖類高分子は、
耐水性、耐熱性が高く、画像構成物は用紙上で安定に定
着される。このゲルは物理ゲルに分類され、化学ゲルと
は違い化学反応による架橋点の生成反応エネルギーや反
応時間を必要としないため、外部からの熱や光エネルギ
ーの供給なしに瞬時にゲル化が進む。金属塩を供給する
前に繊維などの画像支持体と多糖類高分子を絡み合わせ
ておくことにより、金属塩が多糖類高分子へ浸透すると
ともに瞬時にその場でゲル化し、水と着色剤を繊維など
の画像支持体に固定することができる。
【0010】多糖類高分子の画像構成剤に占める割合
は、画像構成剤の成分である水を十分に水和出来る量で
あり、かつ着色剤を画像支持体に固定するために十分な
量である必要がある。その割合は、1重量%以上、好ま
しくは3重量%以上、20重量%以下である。1重量%
以下では画像構成物に水和されない水が存在し、その水
は用紙中へ浸透する。20重量%以上では多糖類高分子
を含有する画像構成剤が硬くなりすぎ画像支持体への延
展性が悪くなる。
【0011】多糖類高分子の分子量は、10,000以
上、好ましくは50,000以上で1,000,000
以下が適当である。10,000以下の場合は皮膜形成
能が不足して、画像構成物の画像支持体への定着強度が
低い。1,000,000以上の場合は多糖類高分子を
含有する画像構成剤が硬くなりすぎ、画像支持体への延
展性が悪くなる。
【0012】金属塩の水溶液のpHは6から9の範囲内
であり、好ましくはpH6.5から8.5が適当であ
る。これは用紙等の画像支持体の耐久性から求められ
る。酸性度やアルカリ度の強い液体が用紙と接触するこ
とは好ましくないからである。
【0013】画像支持体上に順次形成された画像構成剤
には、その各々にほぼ一定した時間遅れで固化液が供給
される。これにより、画像構成剤は裏抜けする前に固化
液により固化される。この種の固化液を用いることは、
例えば特開平9−52463号公報に記載されている
が、これは一般の印刷の分野に係るものであり、上述の
ような固化液供給のタイミングは考慮されていない。し
たがって、上記公報記載の技術では印刷紙の裏移りは防
止できても、裏抜けを防止することはできない。本発明
は、用紙に裏抜けが生じないようなタイミングで各画像
構成剤に固化液を供給するものであり、上記公報記載の
技術とは異なる。
【0014】カラー画像を形成するには、画像構成剤と
してシアン、マゼンタ、イエローのカラー用画像構成剤
を使用する。この画像構成剤は、多糖類高分子と水と着
色剤を含有する。多糖類高分子としては、例えばアルギ
ン、もしくはアルギン酸もしくはアルギン酸一価金属塩
もしくはカラゲーナンもしくはペクチン等があげられ
る。
【0015】また上記目的は、画像支持体上に画像構成
剤を順次形成する印字装置と、画像構成剤が形成された
順序で画像構成剤に固化液を供給する固化液供給装置と
を有する画像形成装置により、達成される。カラー画像
を得る場合は、カラー用の画像構成剤を画像支持体上に
形成する。
【0016】別のやり方として、画像構成剤に固化液の
カプセル粒子を含むようにし、圧力ローラのような固化
液供給装置により、カプセル粒子内の固化液を画像構成
剤に供給することもできる。カプセル粒子には、少なく
とも金属塩と水を含有した固化液が収納されており、画
像構成剤は、このカプセル粒子と多糖類高分子、水及び
着色剤を含んでいる。この画像構成剤はシェルで覆って
もよい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る画像形成装
置の一例を示す構成図である。図のように印字装置1
は、矢印方向に移動する紙等の画像支持体3上にインク
等の画像構成剤4を順次形成していく。固化液供給装置
2は画像構成剤4が形成された順序で、画像構成剤4を
固化する固化液5を画像構成剤4上に供給する。ここで
印字装置1は、インクジェット方式や電子写真方式の印
字装置を使用することができる。固化液供給装置2は、
ローラ等により固化液5を画像構成剤4に塗布するも
の、又は固化液5を画像構成剤4に噴霧あるいは着弾さ
せるものを用いることができる。
【0018】画像構成剤4は多糖類高分子と水と着色剤
を含有し、固化液5は金属塩と水を含有するので、画像
構成剤4に固化液5が供給されると、水に溶解された多
糖類高分子の中へ水に溶解された金属塩が拡散しつつ瞬
時に溶媒である水を抱え込んで固化する。これにより画
像支持体上に画像構成剤4が定着される。
【0019】図2は、本発明に係るカラー用の画像形成
装置の一例を示す構成図である。図のように印字装置6
は、黒BK、シアンC、マゼンタM、イエローYの各画
像構成剤のタンクを有し、矢印方向に移動する画像支持
体3上に画像情報に基づいて各色の画像構成剤7、8、
9を順次形成していく。固化液供給装置2は各色の画像
構成剤7、8、9が形成されたあと、画像構成剤を固化
する固化液10を画像構成剤上に供給する。ここで印字
装置1は、カラーインクジェット方式やカラー電子写真
方式の印字装置を使用することができる。固化液供給装
置2は、図1と同様のものが用いられる。
【0020】図1及び図2の装置では、画像構成剤4と
固化液5を別々にしているが、これらを一緒にすること
もできる。図3(a)はこの例を示すもので、画像構成
剤11中に固化液を収納したカプセル粒子12が画像構
成剤と分離した形で含まれている。図3(b)は、画像
構成剤11がカプセル粒子12とともにシェル13に覆
われている例を示すものである。これらの例では、圧力
等の外部刺激によりカプセル粒子12が潰されることに
より、画像構成剤11に固化液が供給され固化する。画
像構成剤11に含まれる着色剤は各色当たり一種類であ
る。
【0021】図4は、固化液を分離収納した図3
(a)、(b)に示すような画像構成剤を用いた画像形
成装置の例である。図のように印字装置1は、矢印方向
に移動する画像支持体3上に、固化液をカプセル粒子に
分離収納した画像構成剤15を順次形成していく。圧力
ローラ14は、画像構成剤15が形成された順序で、カ
プセル粒子含有の画像構成剤15を押し潰し、固化液を
画像構成剤に供給する。画像構成剤は多糖類高分子と水
と着色剤を含有し、固化液は金属塩と水を含有するの
で、画像構成剤に固化液が供給されると、水に溶解され
た多糖類高分子の中へ水に溶解された金属塩が拡散しつ
つ瞬時に溶媒である水を抱え込んで固化する。これによ
り画像支持体上に画像構成物16が定着される。
【0022】多糖類高分子としては、寒天(アガロー
ス)、カラゲーナン、アルギン酸ナトリウム、カードラ
ン、ペクチン、コンニャクマンナン、ジェランガム、カ
ードラン、キサンタンガム、デンプン、ガラクトマンナ
ン、ニトロセルロース、ペクチニン、プロテオグリカ
ン、グリコプロテイン、ベイジェラン、などがあるが、
これらに限られるものではない。
【0023】金属塩としては、カリウムイオン、セシウ
ムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、ス
トロンチウムイオン、バリウムイオン、アルミニウムイ
オン、鉄イオン、銅イオン、酸化バナジウムイオン、な
どを持つ塩が挙げられるが、これらに限られるものでは
ない。また、用いる多糖類高分子の種類によって好まし
い金属塩の種類がある。例えば、アルギン酸ナトリウム
の場合はカルシウムイオン、バリウムイオン、アルミニ
ウムイオンなどを持つ多価金属塩が好ましい。また、カ
ラゲーナンの場合はカリウムイオンやセシウムイオンな
どを持つ金属塩が好ましい。
【0024】多糖類高分子の例を更に詳述すると、例え
ばアルギン、アルギン酸、アルギン酸一価塩があげられ
る。アルギン酸は褐藻類から抽出される天然の多糖類高
分子で、ワカメや昆布などに含まれている。主としてア
ルギン酸はナトリウム塩として食品、医薬品、化粧品な
どの各分野で水溶性の増粘剤として、或いはカルシウム
を添加してゼリーとして、或いは酵素の固定化ビーズと
してなど多種多様に用いられている。アルギン酸ナトリ
ウム塩の構造はβ−1、4−D−マンヌロン酸(M)と
α−1、4−L−グルロン酸(G)の重合体からなるナ
トリウム塩である。アルギン酸ナトリウムはカルシウム
などの多価金属塩とキレートを形成し水分を取り込んで
ゲルとなる。これらが連鎖して高分子になると、GM,
MM,GGの比率により、ゲル形成能は著しく異なる。
GGクラスタ領域は分子が曲げられており、そこにカル
シウムイオンが入ってエッグボックス型の構造が形成さ
れ強固な高分子が形成される。形成されるゲルは、アル
ギン酸の分子量の増大とともに皮膜形成能が高まり、水
や油に溶解しない膜が形成される。分子量は10,00
0以上、好ましくは50,000以上が適している。
【0025】また多糖類高分子の例として、カラゲーナ
ンは、紅藻類から抽出される海藻多糖類である。カラゲ
ーナンの化学構造は分子量が数十万から数百万の直鎖状
高分子で、D−ガラクトース、3、6−アンヒドロ−D
−ガラクトース、および硫酸基からなっている。硫酸基
の含有量により、κ型、λ型、τ型の3種類がある。生
成されるゲルの力学的強度が強い点でκ型が好ましい。
これはカリウムやセシウムなどの1価または多価のカチ
オンイオンの存在で瞬時にゲル化する。カラゲーナンは
らせん構造を分子鎖中に持っている。このらせん構造の
部分がカチオンイオンを介して凝集しゲルを形成すると
いわれている。分子量は100,000以上が適してい
る。
【0026】これら多糖類高分子ゲルの皮膜形成ゲル化
能を画像構成剤の記録物への固定に応用している。画像
構成物を構成する画像構成剤のひとつは少なくとも多糖
類高分子と着色剤からなる水溶液である。これに着色剤
の分散剤など一般的によく知られる他の成分を添加して
もよい。
【0027】着色剤としては、水溶性染料として、例え
ば、 C.I.ダイレクトブラック−4、−9、−1
1、−17、−19、−22、−32、−80、−15
1、−154、−168、−171、−194および−
195、C.I.ダイレクトブルー−1、−2、−6、
−8、−22、−34、−70、−71、−76、−7
8、−86、−142、−199、−200、−20
1、−202、−203、−207、−218、−23
6および−287、C.I.ダイレクトレッド−1、−
2、−4、−8、−9、−11、−13、−15、−2
0、−28、−31、−33、−37、−39、−5
1、−59、−62、−63、−73、−75、−8
0、−81、−83、−87、−90、−94、−9
5、−99、−101、−110、−189および−2
27、C.I.ダイレクトイエロー−1、−2、−4、
−8、−11、−12、−26、−27、−28、−3
3、−34、−41、−44、−48、−86、−8
7、−88、−135、−142および−144、C.
I.フードブラック−1および−2、C.I.アシッド
ブラック−1、−2、−7、−16、−24、−26、
−28、−31、−48、−52、−63、−107、
−112、−118、−119、−121、−172、
−194および−208、C.I.アシッドブルー−
1、−7、−9、−15、−22、−23、−27、−
29、−40、−43、−55、−59、−62、−7
8、−80、−81、−90、−102、−104、−
111、−185および−254、C.I.アシッドレ
ッド−1、−4、−8、−13、14、−15、−1
8、−21、−26、−35、−37、−52、−24
9および−257、C.I.アシッドイエロー−1、−
3、−4、−7、−11、−12、−13、−14、−
19、−23、−25、−34、−38、−41、−4
2、−44、−53、−55、−61、−71−76、
−79などがあげられるが、これに限るものではない。
ゲル形成に関与する金属イオン種を画像構成剤中に水溶
性染料の対イオンとして持つことは好ましくないので、
用いる多糖類高分子種に応じて、ゲル形成に関与しない
染料を選択する。
【0028】他の着色剤として、カーボンブラックおよ
び有機顔料も可能である。例えばカーボンブラック(三
菱化学(株)製のNo.33、No.40、No.45、No.52、MA7、M
A8、#2200B、No.2300、No.900、MCF88、コロンビヤカー
ボン社製のRaven1255、Raven1060、キャボット社製Rega
l330R、 Mogul Lなど)、フタロシアニン系顔料、不
溶性アゾ顔料、溶性アゾ顔料、ジオキサンバイオレッ
ト、イソインドリノン系高級顔料、キナクリドン系高級
顔料、ペリノン・ペリレン系高級顔料などの有機顔料を
使用することが出来るが、これに限るものではない。ゲ
ル形成に関与する金属イオン種を画像構成剤中に顔料の
対イオンとして持つことは好ましくないので、用いる多
糖類高分子種に応じて、ゲル形成に関与しない顔料を選
択する。
【0029】染料や顔料の溶解、分散状態をさらに安定
化させるため、いわゆる界面活性剤、分散剤、包接化合
物等を添加してもよい。界面活性剤としては、ノニオ
ン、アニオンのいずれを用いてもよい。ノニオン界面活
性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸
アルキロールアミド等があげられる。アニオン界面活性
剤としては、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、アルキ
ルフェニルスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフ
ォン酸塩、アルキルナフタレンスルフォン酸塩のフォル
マリン縮合物、高級脂肪酸塩、高級脂肪酸エステルの硫
酸エステル塩、高級脂肪酸エステルのスルフォン酸塩、
高級アルコールエーテルの硫酸エステル塩、およびスル
フォン酸塩、高級アルキル、スルフォンアミドのアルキ
ルカルボン酸塩、スルフォコハク酸、エステル塩などが
使用可能であるが、これに限るものではない。ここで、
ゲル形成に関与する金属イオン種を画像構成剤中に対イ
オンとして持つことは好ましくないので、用いる多糖類
高分子種に応じて、ゲル形成に関与しない添加剤を選択
する。
【0030】上述のように、画像構成剤を画像支持体上
に固化する方法は、少なくとも多糖類高分子と着色剤と
水とを含有した画像構成剤を画像支持体に印字し、これ
に少なくとも金属塩と水を含有し着色剤を含有しない固
化液を供給して、画像構成剤及び固化液の構成成分であ
る水を抱え込ませる。このように、着色剤は画像構成剤
に含有させるのが好ましい。フルカラー画像を形成する
場合は、異なる着色剤を含有した画像構成剤を準備し、
先ずこの各色の画像構成剤を画像支持体上に重ねてフル
カラー画像を作成した後、金属塩と水を含有し着色剤を
含有しない固化液をフルカラー画像に一度に供給して、
フルカラーの画像構成物を画像支持体上に固定する。
【0031】逆に、着色剤を固化液に含有し、着色剤を
画像構成剤に含有しない場合は、まず無色の画像構成剤
を画像支持体上に印字し、着色剤を含有する固化液をこ
の上に付与する形態になる。この場合は1色ずつ画像構
成剤を画像支持体上に固定し、これを色数分繰り返して
フルカラー画像を形成する。画像支持体上に先に固定さ
れた着色剤を持った画像構成物の表面は非接着性で非粘
着性である。無色の画像構成剤に着色剤を持った固化液
を印字し固化させた場合、先に着色剤を持った固化液で
固定された画像構成剤とは、界面で皮膜同士の接触状態
となり互いに接着しない。これは非接着性の皮膜が瞬時
に固定されるためである。従ってこのような方法では、
定着強度の弱い記録物しか得られない。
【0032】本発明の画像構成剤は上述のように瞬時に
固定される。従って、固化液である金属塩を含有する水
溶液を画像支持体に前処理したのちに、少なくとも多糖
類高分子を含有する画像構成剤を画像支持体上に印字し
て、金属塩と接触させ固化させた場合は、用紙表面で一
気に固化し皮膜を形成する。形成された皮膜は用紙の中
の繊維との絡み合いが少ないため、定着強度や耐水性が
弱いものになる。多糖類高分子を含む画像構成剤は、本
発明のように、金属塩を含む固化液に先駆けて画像支持
体に付着せておくことが重要である。
【0033】このように本発明の画像形成方法及び装置
によれば、画像構成剤の溶融や水分乾燥のためのエネル
ギーを必要とせず、低エネルギー消費でかつ高速に、画
像支持体上に高品質画像を形成することができる。
【0034】
【実施例】次に、本発明の実施例および比較例を具体的
に説明し、併せてその評価結果を示す。 (実施例1)スペシャルブラックBayer A−SF
(Bayer社製)1.5重量%、ナトリウムスルホン
酸ホルマリン縮合物0.1重量%をイオン交換水に分散
し、続いて分子量110,000のアルギン酸ナトリウ
ム(和光純薬工業製)5重量%を添加分散して黒インクを
調整した。これは粘ちょうな液体である。次に塩化カル
シウムの10重量%水溶液(pH7.8)を調整した。
上記で得られた黒インクを、普通紙FX−J紙、FX―
L紙(富士ゼロックス社製)にそれぞれ印字したのち、圧
力ローラで用紙表面に押し付けた。黒インクは粘ちょう
な液体なので圧力ローラの圧力は、低圧でよい。これと
同時に、もしくはその後に塩化カルシウム水溶液を用紙
上の黒インクへ供給し、普通紙上に画像構成物が固定さ
れた記録物を得た。 (実施例2)ダイレクトレッド227を2重量%、 ナ
トリウムスルホン酸ホルマリン縮合物0.1重量%をイ
オン交換水に分散し続いて分子量95,000のアルギ
ン酸ナトリウム(和光純薬工業製)6重量%を添加分散し
て、マゼンタインクを調整した。次にコアとして塩化カ
ルシウムの10重量%水溶液(pH7.8)を含むカプ
セル粒子を調整した。このカプセル粒子を前記マゼンタ
インクへ10重量%分散し、画像構成剤を得た。上記で
得られたマゼンタインクを、普通紙FX−J紙、FX―
L紙(富士ゼロックス社製)に、それぞれ印字したのち、
圧力ローラで用紙に押し付けると共にカプセル粒子を破
壊して塩化カルシウム水溶液を拡散させ、普通紙上に画
像構成物が固定された記録物を得た。 (実施例3)スペシャルブラックBayer A−SF
(Bayer社製)1.5重量%、ナトリウムスルホン
酸ホルマリン縮合物0.1重量%をイオン交換水に分散
し、続いて分子量800,000のκカルギーナン(和
光純薬工業製)2重量%を添加分散して黒インクを調整
した。これは粘ちょうな液体である。次に塩化カリウム
の10重量%水溶液(pH7.9)を調整した。上記で
得られた黒インクを、普通紙FX−J紙、FX―L紙
(富士ゼロックス社製) にそれぞれ印字したのち、圧力
ローラで用紙表面に押し付けた。これと同時に、もしく
はその後に塩化カリウム水溶液を用紙上の黒インクへ供
給し、普通紙上に画像構成物が固定された記録物を得
た。 (比較例1)スペシャルブラックBayer A−SF
(Bayer社製)1.5重量%、ナトリウムスルホン
酸ホルマリン縮合物0.1重量%をイオン交換水に分散
し続いて分子量110,000のアルギン酸ナトリウム
(和光純薬工業製)5重量%を添加分散して、黒インクを
調整した。上記で得られた黒インクを、普通紙FX−J
紙、FX―L紙(富士ゼロックス社製)にそれぞれ印字し
たのち、圧力ローラで用紙表面に押し付けた。 (比較例2)実施例1で調整した塩化カルシウムの10
重量%水溶液を普通紙FX−J紙、FX―L紙(富士ゼ
ロックス社製)に前処理し、もしくは印字し、その後実
施例1で調整した黒インクを用紙上の塩化カルシウム水
溶液に重ねて印字した。 (比較例3)スペシャルブラックBayer A−SF
(Bayer社製)1.5重量%、ナトリウムスルホン
酸ホルマリン縮合物0.1重量%をイオン交換水に分散
し続いて分子量110,000のアルギン酸ナトリウム
(和光純薬工業製)0.5重量%を添加分散して、黒イン
クを調整した。上記で得られた黒インクを、普通紙FX
−J紙、FX―L紙(富士ゼロックス社製)にそれぞれ印
字したのち、圧力ローラで用紙表面に押し付けた。これ
らの実施例1〜3および比較例1〜3で得られた画像構
成物について、性能評価を行った。項目は定着強度、定
着時間、波打ち、裏抜け、耐水性、の5項目である。評
価方法は次のとおりである。まず、定着時間は、べた部
の画像構成物が作成された直後から一定時間毎にペーパ
ーで画像表面をこすり、剥げ落ちなくなった時間を定着
時間とした。定着強度は、べた部の画像構成物が作成さ
れた直後から1分以上経過したのちペーパーで画像表面
をこすり、取れなかった場合を1、一部取れた場合を
2、全て取れた場合を3とした。波打ちは、べた部の画
像構成物が作成された直後から1分経過したのち、べた
部と白紙部で用紙の段差が目立たない場合を1、段差が
目立つ場合を3とした。裏抜けは、べた部の画像構成物
が作成された直後から1分経過したのち、画像構成物が
形成された用紙の裏面を観察したときに、べた部が濡れ
て透き通ってみえる場合を1、べた部がわずかに透き通
ってみえる場合を2、べた部が透き通ってみえない場合
を3とした。べた部の耐水性は、べた部の画像構成物が
作成された直後から5分以上経過したのち、水を含んだ
ペーパーで画像表面をこすり、変化がない場合を1、一
部画像が剥げた場合を2、ほとんど剥げ落ちた場合を3
とした。
【0035】評価結果は、次の表1に示すとおりであ
る。
【0036】
【表1】 (評価結果) (用紙:FX−L紙) ――――――――――――――――――――――――――――――――― 定着強度 定着時間 波打ち 裏抜け 耐水性 ――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例1 1 <3秒 1 1 1 実施例2 1 <3秒 1 1 1 実施例3 1 <3秒 1 1 1 比較例1 1 15秒 3 3 3 比較例2 2 − 3 2 3 比較例3 1 10秒 3 3 3 ――――――――――――――――――――――――――――――――― 表1から明らかなように、実施例1〜3では、定着強
度、定着時間、波打ち、裏抜け及び耐水性の評価がすべ
て良好である。比較例1と3は、定着強度の点では良好
であるが、その他の項目では悪い結果となっている。ま
た比較例2では、いずれの評価項目とも良い結果が出な
かった。
【0037】本発明は以上の実施例に限るものではな
く、従来のインクジェット方式や電子写真方式、フィル
ム転写方式などの画像固定方式に用いられる画像支持体
への画像構成物の固定方法にも展開できるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明のよれば、画像構成剤に含有され
る水を画像構成物の中に瞬時に抱え込んで固化するた
め、画像支持体に波打ちや裏抜けの生じない高品質な画
像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【符号の説明】
1 印字装置 2 固化液供給装置 3 画像支持体 4 画像構成剤 5 固化液 6 カラー用印字装置 7 シアン色画像構成剤 8 マゼンタ色画像構成剤 9 イエロー色画像構成剤 10 固化液 11 画像構成剤 12 カプセル粒子 13 シェル 14 圧力ローラ 15 カプセル含有画像構成剤 16 画像構成物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の一例を示す構成
図である。
【図2】 本発明に係るカラー用の画像形成装置の一例
を示す構成図である。
【図3】 (a)は画像構成剤中に固化液を収納したカ
プセル粒子が画像構成剤と分離した形で含まれている例
を示す図、(b)は画像構成剤がカプセル粒子とともに
シェルに覆われている例を示す図である。
【図4】 固化液を分離収納した画像構成剤を用いた画
像形成装置の例を示す図である。
【符号の説明】 1 印字装置 2 固化液供給装置 3 画像支持体 4 画像構成剤 5 固化液 6 カラー用印字装置 7 シアン色画像構成剤 8 マゼンタ色画像構成剤 9 イエロー色画像構成剤 10 固化液 11 画像構成剤 12 カプセル粒子 13 シェル 14 圧力ローラ 15 カプセル含有画像構成剤 16 画像構成物

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像支持体上に画像構成剤を順次形成する
    工程と、前記画像構成剤が形成された順序で画像構成剤
    を固化する固化液を前記画像構成剤に供給する工程とを
    有することを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】前記画像支持体上に順次形成された画像構
    成剤の各々にほぼ一定した時間遅れで前記固化液を供給
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】前記画像構成剤が少なくとも多糖類高分子
    と水と着色剤を含有し、前記固化液が少なくとも金属塩
    と水を含有することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成方法。
  4. 【請求項4】前記多糖類高分子の画像構成剤に占める割
    合は1重量%から20重量%であることを特徴とする請
    求項3記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】前記多糖類高分子の分子量が10,000
    以上1,000,000以下であることを特徴とする請
    求項3記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】前記多糖類高分子がアルギン、もしくはア
    ルギン酸もしくはアルギン酸一価金属塩もしくはカラゲ
    ーナンもしくはペクチンであることを特徴とする請求項
    3記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】前記金属塩の水溶液のpHが6から9の範
    囲内にあることを特徴とする請求項3記載の画像形成方
    法。
  8. 【請求項8】画像支持体上にカラー画像構成剤を順次形
    成する工程と、前記工程によりカラー画像構成剤が形成
    されたのちカラー画像構成剤を固化する固化液を前記カ
    ラー画像構成剤に順次供給する工程とを有することを特
    徴とする画像形成方法。
  9. 【請求項9】前記画像支持体上に形成された各カラー画
    像構成剤に、ほぼ一定した時間遅れで前記固化液を供給
    することを特徴とする請求項8記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】画像支持体上に画像構成剤を順次形成す
    る印字装置と、前記画像構成剤が形成された順序で画像
    構成剤を固化する固化液を前記画像構成剤に供給する固
    化液供給装置とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】前記印字装置はカラー画像構成剤を順次
    形成するものであって、前記カラー画像構成剤が形成さ
    れた順序で固化液を前記画像構成剤上に供給することを
    特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】固化液を収納したカプセル粒子を含む画
    像構成剤を画像支持体上に順次形成する装置と、前記カ
    プセル粒子を含む画像構成剤が前記画像支持体上に形成
    された順序で、前記カプセル粒子に収納された固化液を
    外部刺激により前記画像構成剤に供給する固化液供給装
    置とを有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】前記画像構成剤はシェルで覆われている
    ことを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】前記外部刺激は、前記カプセル粒子を含
    む画像構成剤に付与される圧力であることを特徴とする
    請求項12又は13記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】少なくとも金属塩と水を含有した固化液
    を収納したことを特徴とするカプセル粒子。
  16. 【請求項16】多糖類高分子、水、着色剤及び少なくと
    も金属塩と水を含有した固化液を収納したカプセル粒子
    を含むことを特徴とする画像構成剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000006390A1 (fr) * 1998-07-27 2000-02-10 Seiko Epson Corporation Procede d'enregistrement par jet d'encre avec deux fluides
JP2003182064A (ja) * 2001-10-09 2003-07-03 Nexpress Solutions Llc 中間部材上における凝集体を使用したインクジェット像形成

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WO2000006390A1 (fr) * 1998-07-27 2000-02-10 Seiko Epson Corporation Procede d'enregistrement par jet d'encre avec deux fluides
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