JPH11288558A - 携帯楽音再生装置および楽音再生システム - Google Patents

携帯楽音再生装置および楽音再生システム

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JPH11288558A
JPH11288558A JP10192502A JP19250298A JPH11288558A JP H11288558 A JPH11288558 A JP H11288558A JP 10192502 A JP10192502 A JP 10192502A JP 19250298 A JP19250298 A JP 19250298A JP H11288558 A JPH11288558 A JP H11288558A
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JP
Japan
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music data
data
musical sound
music
tone
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Application number
JP10192502A
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English (en)
Inventor
Yoshitsugu Menju
尚嗣 毛受
Akira Morishige
明 森重
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の交換や記憶容量等を考慮すること
なく、所望する楽音を再生できる携帯楽音再生装置およ
び楽音再生システムを提供する。 【解決手段】 通信部10は、通信回線上のサービスセ
ンタからの音楽データを受信する。該音楽データは記憶
媒体12に記憶される。制御部14は、ユーザの指示に
応じて、記憶媒体12から音楽データを読み出し、楽音
処理部18に供給する。楽音処理部18は、音楽データ
の中から取り出された曲データ(MPEGオーディオ)
を復調した後、アナログ信号に変換し、音量、音質等を
制御して出力部19から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部機器から送信
される楽音データを受信し、該受信した楽音データを再
生する携帯楽音再生装置および楽音再生システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、音楽をどこでも聞けるように
と、利用者に携帯され、磁気テープ、MD等の磁気ディ
スクあるいはCD等の光ディスクに記録された音楽等を
再生(または録音)する携帯楽音再生装置が知られてい
る。該携帯楽音再生装置は、乾電池や充電可能な二次電
池等により駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯楽音再生装置では、記録媒体に磁気テープ、MD等
の磁気ディスクを用いた場合には、所望する曲を再生す
るためには、オリジナルをいちいち編集(ダビングを含
む)して、磁気テープや磁気ディスクに記録しなければ
ならず、手間がかかるという問題があった。一方、CD
等の光ディスクを用いた場合には、リードオンリである
ので、記録された情報が固定であり、編集することがで
きないという問題があった。
【0004】また、いずれの携帯楽音再生装置であって
も、記録媒体の記録容量に限度があるので、記録されて
いる以外の曲を再生するためには、所望の曲を記録した
複数の記録媒体を携帯し、該記録媒体を交換しなければ
ならず、手間がかかるという問題があった。
【0005】そこで本発明は、記録媒体の交換や記憶容
量等を考慮することなく、所望する楽音を再生できる携
帯楽音再生装置および楽音再生システムを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による携帯楽音再生装置は、楽音デー
タを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信さ
れた楽音データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶されている楽音データを再生する再生手段とを具備
することを特徴とする。
【0007】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、楽音データの送信要求を出す要求手段
を具備し、前記通信手段は、前記要求手段による送信要
求に応じて送信されてきた楽音データを受信するように
してもよい。
【0008】また、好ましい態様として、前記記憶手段
は、例えば請求項3記載のように、電気的、磁気的また
は光学的に情報を書換可能な記憶媒体であってもよい。
【0009】また、上記目的達成のため、請求項4記載
の発明による楽音再生システムは、複数の楽音データを
蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積されている楽
音データを送信する送信手段とを備えた蓄積装置と、前
記蓄積装置の送信手段から送信される楽音データを受信
する受信手段と、前記受信手段によって受信された楽音
データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
ている楽音データを再生する再生手段とを備えた携帯楽
音再生装置とを具備することを特徴とする。
【0010】また、好ましい態様として、前記蓄積装置
は、例えば請求項5記載のように、通信回線による端末
間の通信を管理するとともに、各種情報を端末に提供す
るサービスセンタであってもよい。
【0011】また、好ましい態様として、前記サービス
センタは、例えば請求項6記載のように、楽音データが
新たに登録されると、前記携帯楽音再生装置に対して、
登録された旨を通知するようにしてもよい。
【0012】また、好ましい態様として、前記蓄積装置
は、例えば請求項7記載のように、家庭内に設置された
情報処理装置であってもよい。
【0013】また、好ましい態様として、前記携帯楽音
再生装置は、例えば請求項8記載のように、前記記憶媒
体に記憶されている楽音データを送信する送信手段を備
え、前記情報処理装置は、前記携帯楽音再生装置の送信
手段から送信される楽音データを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した音楽データを保存する保
存手段とを具備するようにしてもよい。
【0014】また、好ましい態様として、前記情報処理
装置は、例えば請求項9記載のように、前記保存手段に
保存された楽音データを編集する編集手段を具備するよ
うにしてもよい。
【0015】また、好ましい態様として、前記記憶手段
は、例えば請求項10記載のように、電気的、磁気的ま
たは光学的に情報を書換可能な記憶媒体であってもよ
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、P
HS通信システムを利用した、携帯型のヘッドホンステ
レオ装置に適用した一実施例として、図面を参照して説
明する。 A.実施例の構成 A−1.通信システムの構成 図1は、本発明の実施例によるPHS端末等の通信シス
テムの構成を示すブロック図である。図において、1
は、通信回線網であり、全国に張り巡らされた通常のア
ナログ電話回線網(PSTN網)、あるいはデジタル回
線網(例えば、ISDN網)である。該通信回線網1に
は、PHS通信システムの公衆基地局2、図示しないP
HS端末やヘッドホンステレオ装置6等に各種サービス
を提供するサービスセンタ3、家庭等に設置されている
ホームベース局5が接続されている。
【0017】公衆基地局2は、屋内外の特定されない場
所に設置されており、それぞれ自身を中心とした半径数
百メートルのサービスエリア(電波到達可能範囲:通信
圏)を有し、該サービスエリア内に存在するPHS端末
や後述する携帯型のヘッドホンステレオ装置6と無線で
交信することにより、PHS端末やヘッドホンステレオ
装置6を通信回線網1に接続する中継局である。
【0018】サービスセンタ3は、データベース4に位
置登録情報や認証情報、課金情報を格納し、通信回線網
1を制御してPHS端末間での通信を管理するととも
に、データベース4に各種データを蓄積し、PHS端末
からの要求に応じて蓄積したデータを利用者に与える各
種のサービスを提供する。特に、本発明では、データベ
ース4には、携帯型のヘッドホンステレオ装置6に対し
て提供する音楽データが蓄積されている。該音楽データ
は、実質的な曲データに加えて、該曲に係わる情報(例
えば、曲名、リリース日、アーティスト等)を含んでい
る。なお、該音楽データの詳細については後述する。ま
た、ヘッドホンステレオ装置6のユーザが音楽データの
受信サービスを受ける場合には、サービスセンタ3にユ
ーザ登録を行う。
【0019】ユーザ登録では、ユーザが音楽データをダ
ウンロードする際、どのような音楽データをダウンロー
ドするかを特定するためのユーザの好み(ジャンル、ア
ーティスト名)や、新たに楽音データが登録されたり、
最新情報が登録された場合にその旨を通知するか否かを
ユーザ毎に登録する。このとき、サービスセンタ3で
は、ユーザ(ヘッドホンステレオ装置6)を識別するた
めの識別情報が必要となるが、該識別情報は、ユーザ登
録時または機器購入時に付けるようにすればよい。上記
サービスセンタ3は、通知有りに指定されている場合、
新たに音楽データが登録されたり、最新情報が登録され
たとき、そのユーザ(ヘッドホンステレオ装置6)に対
して通知するようになっている。
【0020】ホームベース局5は、PHSの親機の機能
(自営基地局機能)を有し、無線または有線により、予
め子機として登録された、ヘッドホンステレオ装置6や
後述するコンピュータ7の間でデータ授受を行う際、あ
るいは上記家庭外の機器や上述したサービスセンタ3と
家庭内のヘッドホンステレオ装置6や後述するコンピュ
ータ7との間で通信回線網1を介してデータ授受を行う
際に機器間の仲介を行う。なお、ホームベース局5に
は、上記ヘッドホンステレオ装置6およびコンピュータ
7に加えて、家庭内の各種機器(PHS端末、PDA、
家電製品:図示略)を無線、有線で接続するようにして
もよい。ヘッドホンステレオ装置6は、利用者に携帯さ
れ、バッテリにより駆動される音楽データの再生装置で
あって、上記家庭内ではホームベース5、家庭外では公
衆基地局2を介して、サービスセンタ3またはコンピュ
ータ7に対して音楽データの送信要求を出し、送信され
てくる音楽データを所定の記憶媒体に記憶し、その音楽
データを再生する。該音楽データには、上述したよう
に、曲データに加えて各種情報が付加されているので、
実際には、音楽データから曲データを取り出して再生す
る。
【0021】コンピュータ7は、無線(有線であっても
よい)を用いたモデム8によって、上記ホームベース局
5を介して、ヘッドホンステレオ装置6との間で音楽デ
ータを送受信する。コンピュータ7は、ヘッドホンステ
レオ装置6によって受信された音楽データをバックアッ
プするとともに、バックアップした音楽データを再びヘ
ッドホンステレオ装置6に送信する。また、コンピュー
タ7は、バックアップした音楽データの順番を入れ替え
たり、複数の音楽データをグループ化するなどの編集を
行い、ヘッドホンステレオ装置6からの要求に応じて、
編集した音楽データを送信することも可能である。
【0022】A−2.ヘッドホンステレオ装置の構成 図2は、ヘッドホンステレオ装置の外観構成を示す概念
図であり、図3は、本発明の実施例によるヘッドホンス
テレオ装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、10は通信部であり、いわゆるPHS端末と同等の
通信機能を有し、アンテナATNを介して、公衆基地局
2またはホームベース5との間で無線により各種要求を
送受信し、通信回線網1上のサービスセンタ3からの音
楽データを受信するとともに、コンピュータ7との間で
音楽データを送受信する。
【0023】記憶装置11は、データの保存・消去が可
能な記憶媒体12を有しており、該記憶媒体12は、磁
気的、光学的記憶媒体、または半導体メモリで構成され
ている。この記憶媒体12は、記憶装置11に固定的に
設けたもの、もしくは着脱自在に装着するものである。
キー入力部13は、動作モードの指示、各種機能(音楽
データの受信、再生、バックアップ等)の指示を行う各
種スイッチから構成される。特に、本実施例では、キー
入力部13からの指示により、音楽データの受信、受信
した音楽データの再生、受信した音楽データのバックア
ップ等が後述する制御部14により実行される。これら
スイッチの状態は制御部14に供給される。
【0024】次に、制御部14は、所定のプログラムに
従って装置全体を制御する。ROM15には上記制御部
14で実行されるプログラムや、種々のパラメータ等が
格納されている。また、RAM16には、上記制御部1
4の制御に伴って生成されるデータが格納されるワーキ
ングエリアとして用いられる。表示部17は、動作モー
ドや、音楽データのリスト等の各種データ等を表示する
液晶表示器である。また、楽音処理部18は、記憶媒体
12に記憶された音楽データの中から取り出された曲デ
ータ(例えば、MPEGオーディオで圧縮された曲デー
タ)を復調した後、アナログ信号に変換し、音量、音質
等を制御して出力部19へ送出する。出力部19は、イ
ヤホンやヘッドホン等であり、楽音処理部18からの音
声信号を出力する。電源部20は、乾電池、充電可能な
二次電池から構成され、上述した各部へ電力を供給す
る。なお、商用電源を所定の直流電圧に変換するアダプ
タからの電力により作動するようにしてもよい。
【0025】A−3.送受信データの構成 次に、図4は、ヘッドホンステレオ装置とサービスセン
タまたはコンピュータとの間で送受信されるデータ構成
を示す概念図である。ヘッドホンステレオ装置6とサー
ビスセンタ3またはコンピュータ7との間では、音楽デ
ータのダウンロード要求や音楽データのバックアップ要
求等のコマンド、および音楽データ自体が送受信され
る。そこで、本実施例では、図4に示すフレーム構成か
らなるデータを送受信するようになっている。図示する
ように、フレームは、コード、データまたは制御コード
およびCRCから構成されている。コードは、次に続く
データが音楽データであるか、上記各種要求を示すコマ
ンドであるかを示すデータである。コードの後には、上
記音楽データもしくは制御コードが続く。そして、最後
には、誤り検出を行うためのチェックビットであり、フ
レームの最後(音楽データもしくは制御コードの最後)
を示すCRC(巡回符号)が続く。
【0026】A−4.音楽データの構成 次に、図5は、上記音楽データの構成を示す概念図であ
る。図において、音楽データは、レコード会社、アーテ
ィスト、ジャンル、リリース日、レコード名、曲データ
(例えば、MPEGオーディオ:以下同様)、曲名、曲
順、ユーザ情報、コピー回数等から構成されている。上
記情報の中で、特に、ユーザ情報は、ユーザ登録時に該
曲が好みのものであることが指定されている場合に、そ
のユーザを識別するための識別情報等である。また、コ
ピー回数に代えて、少なくとも1つ以上の端末IDを記
憶するようにし、該端末IDで示される端末のみで再生
可能としてもよい。これにより、音楽データを無制限に
配布することを防止することが可能となるとともに、再
生回数(コピー回数)を制限することが可能となる。
【0027】また、コピー回数は、該音楽データが何回
ダウンロードされたかを示す情報であり、その曲の人気
度、著作権料等を判別するときに参照される。また、コ
ピー回数により、サービスセンタ3において、その曲の
登録を維持するか、破棄(消去)するかを決める際の判
断基準としてもよい。すなわち、コピー回数の少ない音
楽データ(曲)に対しては、登録維持期間を短くし、コ
ピー回数の多い、あるいはコピー回数が上昇し続けてい
る音楽データ(曲)に対しては期間を越えても登録維持
を続けるというようなサービスを提供してもよい。言い
換えると、コピー回数は、音楽データが無限にコピーさ
れるのを防止するためのデータである。
【0028】また、データは、曲データ自体であり、M
PEGオーディオとして登録されている。しかるに、ヘ
ッドホンステレオ装置6では、受信した音楽データか
ら、レコード会社、アーティスト、曲名等を取り出して
表示部17に表示する。ユーザは、表示部17に表示さ
れた情報を確認して再生すべき曲目を指定する。また、
ヘッドホンステレオ装置6の楽音処理部18は、上記M
PEGオーディオで記録されている曲データを再生する
機能を備えている。
【0029】B.実施例の動作 次に、上述した実施例によるヘッドホンステレオ装置、
ホームベース局、コンピュータ、サービスセンタの動作
について説明する。
【0030】B−1.サービスセンタからのダウンロー
ド まず、ヘッドホンステレオ装置6からサービスセンタ3
に対して音楽データのダウンロードを要求した場合にお
ける動作について説明する。ここで、図6は、サービス
センタ3から音楽データをダウンロードする場合の動作
を説明するためのフローチャートである。まず、ヘッド
ホンステレオ装置6において、ステップS10で、音楽
データをダウンロードするためのリクエスト操作があっ
たか否かを判断し、リクエスト操作があると、ステップ
S12に進み、ユーザにダウンロードする曲名を入力さ
せる。
【0031】なお、曲名を直接入力させずに、例えば、
曲のジャンルを指定させた後、アーティストを指定さ
せ、さらに、そのアーティストの曲名を指定させるよう
にしてもよい。この場合、ジャンル、アーティスト、曲
名のリストを、サービスセンタ3から順次送信し、その
都度、ヘッドホンステレオ装置6のユーザに選択(指
定)させて、順次絞り込むようにすればよい。
【0032】具体的には、まず、リクエスト操作がある
と、サービスセンタ3からデータベース4に蓄積してい
る曲のジャンルリストを送信し、該ジャンルリストをヘ
ッドホンステレオ装置6の表示部17に表示させて、所
望するジャンルをユーザに指定させる。次に、サービス
センタ3から指定されたジャンルのアーティストのリス
トを送信し、再び、ユーザにアーティストを指定させ
る。さらに、サービスセンタ3から指定されたアーティ
ストの曲目を送信し、ユーザに曲名を指定させる。ま
た、関連する情報(例えば、ドラマあるいはCMに使用
されている等)に基づいて指定するようにしてもよい。
【0033】曲名が入力または指定されると、次に、ス
テップS14で、曲名とともにリクエスト要求を送出す
る。その後、ステップS16で、指定した曲名の音楽デ
ータを受信するのを待つ。該リクエスト要求は、公衆基
地局2またはホームベース局5を介してサービスセンタ
3に送信される。サービスセンタ3では、ステップS3
0で、リクエスト要求があったか否かを判断しており、
ヘッドホンステレオ装置6からリクエスト要求がある
と、ステップS32で、リクエスト要求された曲名から
データベース4に蓄積されている音楽データを検索し、
ステップS34で、該当する音楽データを送出する。こ
のとき、音楽データのコピー回数を1だけイクリメント
し、所定の最大コピー回数を超えたか否かを判断し、超
えていなければ、該当する音楽データを送出し、超えて
いれば、音楽データを送出せずに、その旨を通知する。
【0034】また、音楽データにコピー回数の代わりに
端末IDが付加されていれば、リクエスト要求を行った
ヘッドホンステレオ装置6の端末IDと一致している場
合にのみ該当する音楽データを送出する。なお、リクエ
スト要求を行ったヘッドホンステレオ装置6の端末ID
は、装置に予め記憶されており、リクエスト要求時にサ
ービスセンタ3に送出されるものとする。サービスセン
タ3は、端末IDが異なる場合には、その旨を通知す
る。該音楽データは、公衆基地局2またはホームベース
局5を介してヘッドホンステレオ装置6に送信される。
ヘッドホンステレオ装置6では、ステップS16の判断
結果が「YES」となり、ステップS18に進み、受信
した音楽データを記憶媒体12に記憶する。
【0035】なお、上述した処理では、曲名を指定し、
その曲だけの音楽データをダウンロードするようにした
が、これに限らず、ジャンルやアーティスト等で指定
し、そのジャンルまたはアーティストの音楽データを全
て、あるいは記憶媒体12の空き容量に応じてダウンロ
ードするようにしてもよい。また、ダウンロードするデ
ータは、暗号化されることが望ましい。
【0036】B−2.コンピュータからのダウンロード 次に、ヘッドホンステレオ装置6からコンピュータ7に
対して音楽データのダウンロードを要求した場合におけ
る動作について説明する。ここで、図7は、コンピュー
タ7から音楽データをダウンロードする場合の動作を説
明するためのフローチャートである。まず、ヘッドホン
ステレオ装置6において、ステップS40で、音楽デー
タをダウンロードするために、コンピュータ7に対する
リクエスト操作があったか否かを判断し、リクエスト操
作があると、ステップS42に進み、ユーザにダウンロ
ードしたい曲を選択するためのリクエスト項目を入力
(または選択)させる。該リクエスト項目としては、例
えば、ジャンル、アーティスト、アルバム名等、図5に
示す付加データがある。
【0037】リクエスト項目が入力(または選択)され
ると、次に、ステップS44で、リクエスト項目に応じ
たリスト要求を送出する。該リスト要求は、ホームベー
ス局5のエリア内であれば、ホームベース局5を介し
て、ホームベース局5のエリア外であれば、公衆基地局
2およびホームベース局5を介してコンピュータ7へ送
信される。なお、前述したサービスセンタ3からのダウ
ンロードと同様に、直接、曲名を入力させてもよい。但
し、一般的に、コンピュータ7に登録(バックアップ)
されている曲の数は、サービスセンタ3に登録されてい
る曲に比べると、遥かに少ない。
【0038】したがって、コンピュータ7からダウンロ
ードする場合には、ダウンロードしようとする曲の音楽
データがコンピュータ7に登録されているか否かが不明
であるので、曲名を直接入力させるよりは、上述したよ
うに、まず、項目単位でそのリストをダウンロードさせ
た後、そのリストの中から所望する曲を指定させた方が
効率的である。ゆえに、曲名を直接入力させる場合に
は、コンピュータ7に登録されている音楽データが少な
い場合に有効である。
【0039】ヘッドホンステレオ装置6では、リスト要
求を送出した後、ステップS46で、コンピュータ7か
らのリストを受信するまで待機する。これに対して、コ
ンピュータ7では、ステップS60で、リスト要求があ
ったか否かを判断しており、リスト要求があると、ステ
ップS62で、要求された項目(例えば、ジャンル、ア
ーティスト、アルバム名等)に応じて、コンピュータ7
に登録されている音楽データの中から該当する音楽デー
タのリスト(アーティスト名、曲名等のリスト)を送信
する。該リストは、ホームベース局5、または公衆基地
局2およびホームベース局5を介してヘッドホンステレ
オ装置6に送信される。
【0040】ヘッドホンステレオ装置6では、リストを
受信すると、ステップS48で、受信したリストを表示
部17に表示する。例えば、ユーザがジャンルを指定し
たとすると、この時点の表示部17には、指定されたジ
ャンルのアーティストのリスト、あるいは指定されたジ
ャンルの曲名のリストが表示されることになる。ユーザ
は、表示されたリストから所望するアーティストまたは
曲を選択する。この場合、選択するアーティストまたは
曲名は1つでも複数でもよい。そして、ユーザがアーテ
ィストまたは曲名を選択すると、ステップS52で、そ
のアーティストまたは曲名とともにリクエスト要求を送
出する。その後、ステップS54で、指定したアーティ
ストまたは曲名の音楽データを受信するまで待機する。
該リクエスト要求は、ホームベース局5、または公衆基
地局2およびホームベース局5を介してコンピュータ7
に送信される。
【0041】コンピュータ7では、ステップS64で、
リクエスト要求があったか否かを判断しており、ヘッド
ホンステレオ装置6からリクエスト要求があると、ステ
ップS66で、リクエスト要求されたアーティストまた
は曲名からデータベース4に蓄積されている音楽データ
を検索し、ステップS68で、該当する音楽データを送
出する。該音楽データは、ホームベース局5、または公
衆基地局2およびホームベース局5を介してヘッドホン
ステレオ装置6に送信される。ヘッドホンステレオ装置
6では、ステップS54の判断結果が「YES」とな
り、ステップS56に進み、受信した音楽データを記憶
媒体12に記憶する。
【0042】上述した処理では、コンピュータ7上に、
予め再生したい複数の曲を編集しておき(並べ変え、グ
ループ化)、該編集しておいた曲(音楽データ)をヘッ
ドホンステレオ装置6にダウンロードしてもよい。この
場合、編集したグループに対して、任意の番号を付けた
り、任意のキーワードを付けておき、ダウンロード時に
は、その番号やキーワードで指定すれば、ジャンルやア
ーティスト、曲名等で選択する場合に比べ、ユーザの所
望する曲(複数)を容易にダウンロードすることができ
るとともに、容易に再生することができる。
【0043】B−3.再生処理 次に、ヘッドホンステレオ装置6の記憶媒体12にダウ
ンロードした音楽データ(の曲データ)を再生する場合
における動作について説明する。ここで、図8は、ヘッ
ドホンステレオ装置6で曲データを再生する場合の動作
を説明するためのフローチャートである。まず、ステッ
プS80で、再生すべき曲データの指定があったか否か
を判断し、曲データの指定があった場合には、ステップ
S82で、ユーザに再生すべき曲データを選択させる。
選択方法としては、前述したように、現在、記憶媒体1
2に記憶されている音楽データに従って、ジャンル、ア
ーティスト名のリストを表示させておいて、その中から
選択するか、曲名のリストを表示させておいて、その中
から選択する方法等が考えられる。一方、曲データの指
定がない場合には、ステップS84で、現在、記憶媒体
12に記憶されている全ての曲データを再生対象として
選択する。
【0044】次に、ステップS86で、再生指示操作が
あるまで待機する。そして、再生指示操作があると、ス
テップS88へ進み、ステップS82またはステップS
84で選択した曲データを対応する音楽データから取り
出し、楽音処理部18および出力部19で再生して出力
する。そして、1曲終わる毎にステップS90で、最終
データか否かを判断し、選択した全ての曲データの再生
が終了していなければ、ステップS88に戻り、次の曲
データを再生する。以下、選択した全ての曲データの再
生が終了するまで、ステップS88で再生を繰り返す。
再生中には、表示部17に現在再生中の曲データに関す
る情報(アーティスト名、曲名、そのアーティストに関
する情報等)を表示するようにしてもよい。そして、選
択した全ての曲データの再生が終了すると、当該処理を
終了する。
【0045】B−4.バックアップ処理 次に、ヘッドホンステレオ装置6からコンピュータ7に
対して音楽データをバックアップする場合における動作
について説明する。ここで、図9は、音楽データをバッ
クアップする場合の動作を説明するためのフローチャー
トである。まず、ヘッドホンステレオ装置6において、
ステップS100で、ユーザからバックアップ要求操作
があったか否かを判断し、バックアップ要求操作があっ
た場合には、ステップS102へ進み、記憶媒体12に
記憶している音楽データのリストを表示する。次に、ス
テップS104で、コンピュータ7にバックアップすべ
き音楽データをユーザに選択させる。ユーザは、バック
アップしたい音楽データを表示部17に表示されている
音楽データのリストの中から選択する。なお、本実施例
では、バックアップすべき音楽データを選択するように
したが、記憶媒体12に記憶されている全ての音楽デー
タをバックアップするようにしてもよい。この場合、音
楽データの選択は不要となる。
【0046】バックアップすべき音楽データが選択され
ると、次に、ステップS106で、バックアップ要求を
送信する。該バックアップ要求は、ヘッドホンステレオ
装置6がホームベース局5のエリア内にいる場合には、
ホームベース局5を介してコンピュータ7に送信され、
一方、ヘッドホンステレオ装置6がホームベース局5の
エリア外にいる場合には、近傍の公衆基地局2およびホ
ームベース局5を介してコンピュータ7に送信される。
【0047】これに対して、コンピュータ7では、ステ
ップS120で、バックアップ要求を受信したか否かを
判断しており、ヘッドホンステレオ装置6からのバック
アップ要求を受信すると、ステップS12へ進み、バッ
クアップすべき音楽データを受信したか否かを判断す
る。これにより、コンピュータ7は、音楽データの受信
待ちとなる。
【0048】一方、ヘッドホンステレオ装置6では、ス
テップS108で、バックアップすべき音楽データを記
憶媒体12から読み出して送信する。そして、ステップ
S110で、全ての音楽データを送信したか否かを判断
し、バックアップすべき音楽データの中でまだ送信して
いない音楽データがある場合には、ステップS108に
戻り、次の音楽データを記憶媒体12から読み出して送
信する。以下、ステップS108、S110を繰り返し
実行し、バックアップすべき全ての音楽データを順次記
憶媒体12から読み出して送信する。該音楽データは、
上記バックアップ要求と同様に、ホームベース局5を介
して、または近傍の公衆基地局2およびホームベース局
5を介してコンピュータ7に送信される。そして、バッ
クアップすべき全ての音楽データの送信が終了すると、
ステップS112に進み、バックアップ終了コマンドを
ホームベース局5または公衆基地局2を介してコンピュ
ータ7に送信する。
【0049】コンピュータ7では、ヘッドホンステレオ
装置6からの音楽データを受信すると、ステップS12
4へ進み、受信した音楽データを例えば内蔵(または外
付け)のハードディスク等へ記憶する。ハードディスク
以外では、可搬性の磁気記録媒体(フロッピーディスク
等)や光磁気ディスク(MO、CD−W等)、着脱可能
な半導体メモリ(フラッシュメモリ等)などを用いても
よい。そして、ステップS126で、バックアップ終了
コマンドを受信したか否かを判断し、受信していなけれ
ば、ステップS122に戻り、次の音楽データを受信
し、ステップS124で、受信した音楽データを記憶す
る。以下、ステップS122、S124、S126を繰
り返し実行し、バックアップすべき全ての音楽データを
順次受信して記憶する。そして、バックアップすべき全
ての音楽データの受信・記憶が終了し、バックアップ終
了コマンドを受信すると、当該処理を終了する。
【0050】本実施例では、詳細な説明を省略するが、
ユーザは、前述したように、コンピュータ7にバックア
ップされた音楽データを編集することが可能である。例
えば、音楽データの記憶順の入れ替え、好みの曲のグル
ープ化が考えられる。記憶順を入れ替えたり、グループ
化することで、前述したヘッドホンステレオ装置6への
ダウンロード時の曲の選択における操作を簡素化するこ
とが可能となる。また、グループ化する場合、実際に音
楽データをグループ化することも考えられるが、これ以
外に、好みの曲を羅列したリストを作成し、該リストに
よりダウンロードする曲(音楽データ)を指定させるよ
うにしてもよい。勿論、リストは、複数作成することが
可能である。この場合、音楽データは、複数のリストに
重複して記述されることが可能となり、音楽データをよ
り効率的に利用することができる。
【0051】B−5.新規登録通知処理 次に、新たな音楽データが新規登録された場合にサービ
スセンタ3からヘッドホンステレオ装置6に対して通知
する場合における動作について説明する。ここで、図1
0は、新規登録通知する場合の動作を説明するためのフ
ローチャートである。まず、サービスセンタ3におい
て、データベース4に新たな音楽データ(複数でも可)
が登録されたか否かを判断する。なお、新たな音楽デー
タの登録方法については説明を省略する。そして、新た
な音楽データが登録された場合には、ステップS132
に進み、前述したユーザ登録において、新規登録通知が
設定されているユーザのヘッドホンステレオ装置6に対
し、ユーザ登録時に設定された電話番号を用いて発呼す
る。そして、ステップS134で、応答があったか否か
を判断する。これにより、サービスセンタ3は、ヘッド
ホンステレオ装置6からの応答待ちとなる。
【0052】一方、ヘッドホンステレオ装置6では、ス
テップS150で、サービスセンタ3からの着信があっ
たか否かを判断しており、着信があると自動的に回線を
接続した後、サービスセンタ3に対して応答する。これ
を受けて、サービスセンタ3では、ステップS136
で、新たな音楽データが登録されたことを通知するため
の新規登録通知を送信する。このとき、どのような音楽
データが登録されたかをヘッドホンステレオ装置6のユ
ーザに知らせるために、更新通知に新たな音楽データの
情報(曲名、アーティスト名等)を付加してもよい。
【0053】ヘッドホンステレオ装置6では、ステップ
S154で、サービスセンタ3からの新規登録通知を受
信するとともに、該新規登録通知を表示部17に表示し
てユーザに知らせる。新規登録通知に新たな音楽データ
の情報(曲名、アーティスト名等)が付加されていた場
合には、その情報も表示するようにしてもよい。これに
より、ヘッドホンステレオ装置6のユーザは、予めユー
ザ登録しておくことで、自動的に新たな音楽データが登
録されたことを知ることができる。なお、新規登録通知
の表示に加えて所定の音(ビープ音、メロディ等)を出
力するようにしてもよい。ユーザは、新規登録通知を確
認すると、新たに登録された音楽データをダウンロード
することをキー入力部13により指示することが可能で
ある。
【0054】次に、ステップS156で、ユーザがダウ
ンロード指示操作を行ったか否かを判断する。ユーザが
ダウンロード指示を行わなかった場合には、そのまま当
該処理を終了する。この場合、サービスセンタ3でも、
ステップS138で、ヘッドホンステレオ装置6からの
ダウンロード要求を受信したか否かを判断しており、上
述したように、ユーザがダウンロード指示を行わず、ヘ
ッドホンステレオ装置6からダウンロード要求が送信さ
れない場合には、そのまま処理を終了する。すなわち、
この場合には、サービスセンタ3からは、ヘッドホンス
テレオ装置6に対して新規登録通知のみが行われること
になる。
【0055】一方、ユーザがダウンロード指示を行った
場合には、ヘッドホンステレオ装置6では、ステップS
158で、サービスセンタ3に対してダウンロード要求
を送信する。これに対して、サービスセンタ3では、ス
テップS138の判断結果が「YES」となり、ステッ
プS140へ進む。ステップS140では、新たに登録
された音楽データをデータベース4から読み出し、対応
するヘッドホンステレオ装置6に送信した後、ステップ
S142で、最終の音楽データであるか否かを判断す
る。そして、まだ新たな音楽データがある場合には、ス
テップS140に戻り、次の新たな音楽データをヘッド
ホンステレオ装置6に送信する。以下、新たに登録され
た音楽データを全て送信するまで、ステップS140を
繰り返し実行する。そして、新たに登録された音楽デー
タを全て送信し終えると、当該処理を終了する。
【0056】これに対して、ヘッドホンステレオ装置6
では、ステップS160で、音楽データを受信したか否
かを判断しており、サービスセンタ3からの新たな音楽
データを受信すると、ステップS162で、受信した新
たな音楽データを記憶媒体12に記憶した後、ステップ
S164で、最終の音楽データであるか否かを判断す
る。そして、最終の音楽データでなかった場合には、ス
テップS160に戻り、次の新たな音楽データを受信
し、ステップS162で、記憶媒体12に記憶する。以
下、新たに登録された音楽データを全て受信するまで、
ステップS160、S162を繰り返し実行する。これ
により、ヘッドホンステレオ装置6のユーザは、新たに
サービスセンタ3に登録された音楽データを簡単な操作
で取得することができる。そして、新たに登録された音
楽データを全て受信し終えると、当該処理を終了する。
【0057】なお、上述した実施例では、サービス提供
の内容を音楽データのみについて説明したが、これに限
らず、サービスセンタ3への音楽データの登録予定日や
アーティストの活動内容(ツアー日程、テレビ番組出演
予定等)、チケット情報(発売期間、価格等)などを提
供するようにしてもよい。
【0058】また、上述した実施例では、サービスセン
タ3に新たな音楽データが登録された場合、自動的に、
対象となるヘッドホンステレオ装置6に通知するように
したが、これに限らず、上記音楽データの登録予定日、
アーティストの活動内容、チケット情報などが更新され
たり、新たに登録された場合にも、随時、これらの情報
をヘッドホンステレオ装置6に自動的に送信するように
してもよい。なお、上述した実施例では、本発明をPH
Sに適用したが、携帯電話システム、ページャシステム
(一方向、双方向)等の無線通信システムあるいはIS
DN等の有線通信システムに適用してもよい。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信手段
によって受信した楽音データを記憶手段に記憶し、該記
憶手段に記憶されている楽音データを再生手段によって
再生するようにしたので、必要に応じて楽音データを受
信すれば、記録媒体の交換や記憶容量等を考慮すること
なく、所望する楽音を再生できるという利点が得られ
る。
【0060】また、請求項2記載の発明によれば、楽音
データを受信する際には、要求手段によって送信要求
し、該送信要求に応じて送信されてきた楽音データを受
信手段によって受信するようにしたので、必要に応じて
楽音データを受信することができ、記録媒体の交換や記
憶容量等を考慮することなく、所望する楽音を再生でき
るという利点が得られる。
【0061】また、請求項3記載の発明によれば、前記
記憶手段を電気的、磁気的または光学的に情報を書換可
能な記録媒体としたので、記録媒体の交換や記憶容量等
を考慮することなく、所望する楽音を受信でき、かつ再
生できるという利点が得られる。
【0062】また、請求項4記載の発明によれば、蓄積
装置では、蓄積手段に複数の楽音データを蓄積してお
き、送信手段により、適宜、蓄積手段に蓄積されている
楽音データを送信し、一方、楽音生成装置では、該送信
される楽音データを受信手段によって受信し、該受信し
た楽音データを記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶さ
れている楽音データを再生手段によって再生するように
したので、必要に応じて楽音データを受信すれば、記録
媒体の交換や記憶容量等を考慮することなく、所望する
楽音を再生できるという利点が得られる。
【0063】また、請求項5記載の発明によれば、蓄積
装置を通信回線による端末間の通信を管理するととも
に、各種情報を端末に提供するサービスセンタとしたの
で、携帯楽音再生装置は、サービスセンタにアクセス可
能な場所であればどこでも必要に応じて楽音データを受
信することができ、記録媒体の交換や記憶容量等を考慮
することなく、所望する楽音を再生できるという利点が
得られる。
【0064】また、請求項6記載の発明によれば、新た
な楽音データが登録されると、前記サービスセンタから
携帯楽音再生装置に対して、登録された旨を通知するよ
うにしたので、サービスセンタにアクセス可能な場所で
あればどこでも、最新の楽音データを必要に応じて受信
することができ、記録媒体の交換や記憶容量等を考慮す
ることなく、所望する楽音を再生できるという利点が得
られる。
【0065】また、請求項7記載の発明によれば、蓄積
装置を家庭内に設置された情報処理装置としたので、必
要に応じて楽音データを受信すれば、記録媒体の交換や
記憶容量等を考慮することなく、所望する楽音を再生で
きるという利点が得られる。
【0066】また、請求項8記載の発明によれば、前記
携帯楽音再生装置の記憶手段に記憶されている楽音デー
タを情報処理装置の保存手段に保存するようにしたの
で、一度、受信した楽音データを保存することができ、
かつ、該保存した楽音データを必要に応じて再度受信す
れば、記録媒体の交換や記憶容量等を考慮することな
く、所望する楽音を再生できるという利点が得られる。
【0067】また、請求項9記載の発明によれば、情報
処理装置の保存手段に保存された楽音データを編集手段
によって編集するようにしたので、例えば複数の楽音デ
ータをグループ化しておき、携帯楽音再生装置で受信す
る際には、そのグループ単位で受信すれば、ユーザの所
望する曲(複数)を容易に受信することができるととも
に、記録媒体の交換や記憶容量等を考慮することなく、
所望する楽音を再生できるという利点が得られる。
【0068】また、請求項10記載の発明によれば、前
記記憶手段を電気的、磁気的または光学的に情報を書換
可能な記録媒体としたので、記録媒体の交換や記憶容量
等を考慮することなく、所望する楽音を受信でき、かつ
再生できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるPHS端末等の通信シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】ヘッドホンステレオ装置の外観構成を示す概念
図である。
【図3】ヘッドホンステレオ装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】ヘッドホンステレオ装置とサービスセンタまた
はコンピュータとの間で送受信されるデータ構成を示す
概念図である。
【図5】音楽データの構成を示す概念図である。
【図6】サービスセンタ3から音楽データをダウンロー
ドする場合の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】コンピュータ7から音楽データをダウンロード
する場合の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】ヘッドホンステレオ装置6で曲データを再生す
る場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】音楽データをバックアップする場合の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図10】新規登録通知する場合の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
3 サービスセンタ(送信手段、蓄積装置) 4 データベース(蓄積手段、蓄積装置) 6 ヘッドホンステレオ装置(携帯楽音再生装置) 7 コンピュータ(情報処理装置、保存手段、編集手
段) 8 モデム(受信手段) 10 通信部(受信手段、送信手段) 11 記憶装置 12 記憶媒体(記憶手段) 13 キー入力部 14 制御部(要求手段) 15 ROM 16 RAM 17 表示部 18 楽音処理部(再生手段) 19 出力部(再生手段) 20 電源部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音データを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された楽音データを記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている楽音データを再生する再
    生手段とを具備することを特徴とする携帯楽音再生装
    置。
  2. 【請求項2】 楽音データの送信要求を出す要求手段を
    具備し、 前記受信手段は、前記要求手段による送信要求に応じて
    送信されてきた楽音データを受信することを特徴とする
    請求項1記載の携帯楽音再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、電気的、磁気的または
    光学的に情報を書換可能な記憶媒体であることを特徴と
    する請求項1記載の携帯楽音再生装置。
  4. 【請求項4】 複数の楽音データを蓄積する蓄積手段
    と、前記蓄積手段に蓄積されている楽音データを送信す
    る送信手段とを備えた蓄積装置と、 前記蓄積装置の送信手段から送信される楽音データを受
    信する受信手段と、前記受信手段によって受信された楽
    音データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
    れている楽音データを再生する再生手段とを備えた携帯
    楽音再生装置とを具備することを特徴とする楽音再生シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記蓄積装置は、通信回線による端末間
    の通信を管理するとともに、各種情報を端末に提供する
    サービスセンタであることを特徴とする請求項4記載の
    楽音再生システム。
  6. 【請求項6】 前記サービスセンタは、楽音データが新
    たに登録されると、前記携帯楽音再生装置に対して、登
    録された旨を通知することを特徴とする請求項5記載の
    楽音再生システム。
  7. 【請求項7】 前記蓄積装置は、家庭内に設置された情
    報処理装置であることを特徴とする請求項4記載の楽音
    再生システム。
  8. 【請求項8】 前記携帯楽音再生装置は、前記記憶手段
    に記憶されている楽音データを送信する送信手段を備
    え、 前記情報処理装置は、前記携帯楽音再生装置の送信手段
    から送信される楽音データを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信した音楽データを保存する保
    存手段とを具備することを特徴とする請求項7記載の楽
    音再生システム。
  9. 【請求項9】 前記情報処理装置は、前記保存手段に保
    存された楽音データを編集する編集手段を具備すること
    を特徴とする請求項7または8記載の楽音再生システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段は、電気的、磁気的また
    は光学的に情報を書換可能な記憶媒体であることを特徴
    とする請求項4ないし9のいずれにかに記載の楽音再生
    システム。
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