JPH11288307A - Faシステム - Google Patents

Faシステム

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JPH11288307A
JPH11288307A JP8885498A JP8885498A JPH11288307A JP H11288307 A JPH11288307 A JP H11288307A JP 8885498 A JP8885498 A JP 8885498A JP 8885498 A JP8885498 A JP 8885498A JP H11288307 A JPH11288307 A JP H11288307A
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JP8885498A
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English (en)
Inventor
Takeshi Naganuma
武史 長沼
Akira Nakajima
晶 仲島
Yumitsuka Shigemori
弓束 重森
Tetsuto Nishiyama
哲人 西山
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 協調相手の制御装置の制御対象機器の構成変
更があった場合であっても、協調相手の制御装置を追加
した場合であっも、ラダープログラムを修正することな
く協調制御する。 【解決手段】 #2のPLC2に有する制御エージェン
ト4は、#2のPLC2が所定の処理が終了すると、協
調制御する際に参照する接点情報をIOメモリ24から
読み出し、この読み出した接点情報を#1のPLC2に
出力する。#1のPLC2に有する制御エージェント4
は、#2のPLC2に有する制御エージェント4から接
点情報を受けると、この受けた接点情報が制御条件を満
たしている場合には、協調制御する制御命令が参照する
IOメモリ24の接点情報を、協調制御する制御命令の
実行を許可する状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エージェントサー
バと複数の制御装置とが回線で接続して構築されたFA
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、FA(factory Autmation)システ
ムは、その規模が大きくなってきたことにより、図9に
示すように、制御装置としてのプログラマブルコントロ
ーラ50(以下、PLCという)を複数台,回線60に
接続されて構成されている。
【0003】しかも、このFAシステムは、例えば図1
0に示すように、#1のPLC50は、制御処理を制御
命令A,制御命令B,制御命令Cの順で実行するときに
は、前もって、#2のPLC50のIOメモリ502を
コピーし、その後、制御命令A,B,Cがこのコピーし
た#2のPLC50の接点情報に基づき、所定の処理を
行うという協調制御方式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなPLC
50が協調制御する従来のFAシステムでは、例えば図
11に示すように、協調相手である#2のPLC50で
制御される制御対象機器の構成変更があった場合には、
図12に示すように、#2のPLC50に有するIOメ
モリ502の接点情報のアドレスが変更されているの
で、#1のPLC50がコピーした#2のPLC50の
IOメモリ502の接点情報に基づき、ラダープログラ
ム501の制御命令A,B,C(これらの命令は#2の
PLCとの協調制御するための命令である)を実行する
と、異なる接点情報のアドレスをアクセスしてしまい、
正常に稼働しなくなる。
【0005】このため、従来のFAシステムでは、協調
相手のPLC50の制御対象機器の構成変更があった場
合には、構成変更があった協調相手のPLC50の接点
情報に対して正しくアクセスするように、ラダープログ
ラムを修正しなければならないという問題点があった。
【0006】さらに、従来のFAシステムでは、例えば
図13に示すように、最初#1のPLC50と#2のP
LC50とが協調制御していたFAシステムを、#1の
PLC50,#2のPLC50および#3のPLC50
が協調制御するようにシステム変更した場合には、仮に
#1のPLC50が制御処理を行なおうとしたとき、図
14に示すように、#2のPLC50のIOメモリ50
2のみならず#3のPLC50のIOメモリをもコピー
し、これらコピーした接点情報に基づきラダープログラ
ム501の制御命令A,B,Cを実行するので、#2の
PLC50の接点情報をアクセスするばかりでなく、#
3のPLC50の接点情報をアクセスするように#1の
PLC50のラダープログラム501を修正しなければ
ならないという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、
協調相手の制御装置の制御対象機器の構成変更があった
場合であっても、協調相手の制御装置を追加した場合で
あっても、ラダープログラムを修正することなく協調制
御するFAシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、エージェントサーバと、
複数の制御装置とが回線で接続して構築されたFAシス
テムにおいて、前記エージェントサーバが、協調制御情
報を受けると、協調制御させる制御装置のそれぞれに対
して互いに協調制御させる制御エージェントを出力し、
前記制御装置が、前記エージェントサーバから制御エー
ジェントを受けると、この受けた制御エージェントに基
づき、他の制御エージェントを受けた制御装置と協調し
た制御処理を行うようにする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のに
おいて、前記エージェントサーバが、協調制御させる制
御装置を指定する情報,協調制御させる制御条件,およ
び協調制御させる制御装置で実行される協調制御命令に
基づき、前記制御エージェントを生成するようにする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記協調制御させる制御装置が、
協調制御させる起因となる処理を行う第1の制御装置
と、この第1の制御装置の処理動作に基づいて処理を実
行する第2の制御装置とからなり、前記第1の制御装置
に有する前記制御エージェントが、この制御装置が所定
の処理を終了すると、協調制御する際に参照する接点情
報を読み出し、この読み出した接点情報を前記第2の制
御装置に有する制御エージェントに出力し、前記第2の
制御装置に有する前記制御エージェントが、前記第1の
制御装置に有する前記制御エージェントから前記接点情
報を受けると、この受けた接点情報が前記制御条件を満
たしている場合には、前記協調制御する制御命令が参照
する接点情報を、前記協調制御する制御命令の実行を許
可する状態にするようにする。
【0011】本発明によれば、エージェントサーバから
制御エージェントを受けた制御装置が、この受けた制御
エージェントに基づき、他の制御エージェントを受けた
制御装置と協調した制御処理を行うようにしたため、ラ
ダープログラムを修正することなく協調制御することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るFAシステム
の実施形態を図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明に係るFAシステムの一実施
形態の構成を示すブロック図である。
【0014】この実施形態のFAシステムは、図1に示
すように、エージェントサーバ1と、#1〜#nの制御
装置としてのプログラマブルコントローラ(PLC)2
とが回線5に接続されて構成されている。
【0015】エージェントサーバ1はエージェントシス
テム11を有しており、このエージェントシステム11
が、ユーザが入力した協調制御情報に基づき、後述する
制御エージェント4を生成し、#1〜#nのPLC2の
うち協調制御させたいPLC2に対して、回線5を介し
て該当するPLC2に出力するようになっている。
【0016】ここで、ユーザが入力した協調制御情報
は、協調動作を行なうPLC2のID,各機器を協
調させる制御命令(以下、協調制御命令という)の指
定,および制御条件である。
【0017】協調制御するPLC2は、エージェントシ
ステム21,制御部22,制御部22に所定の処理を実
行させるラダープログラム23およびIOメモリ24を
備えて構成されている。
【0018】なお、協調制御しないPLC2は、エージ
ェントシステム21を有していない。
【0019】エージェントシステム21は、図2に示す
ように、エージェントサーバ1から受けた制御エージェ
ント4の内容を実行し、処理結果を制御エージェント2
1に出力するようになっているとともに、回線5を介し
て、他のPLC2のエージェントシステム21と直接通
信が可能な状態になっている。
【0020】制御部22は、ラダープログラム23およ
びエージェントシステム21に基づき制御対象機器を実
行するようになっており、IOメモリ24は接点のIO
状態を示す接点情報を記憶するものである。
【0021】IOメモリ24は、制御部22がラダープ
ログラムで記述された制御命令を実行するに際し、参照
する接点情報を有するものである。
【0022】次に、この実施形態のFAシステムにおい
て、#2のPLC2が所定の処理を終了すると、#1の
PLC2が処理を開始するという協調制御処理を行う動
作について具体的に説明する。
【0023】図3は#2のPLCが所定の処理を終了す
ると,#1のPLCが処理を開始するという協調制御を
行う動作を説明する概略説明図である。
【0024】エージェントサーバ1のエージェントシス
テム11は、ユーザから協調制御情報、すなわち、協
調動作を行なう#1のPLC2および#2のID,制
御条件,および制御条件を満たしていたときには、#
1のPLC2が#2のPLC2と協調制御させる協調制
御命令(制御命令A,制御命令B,制御命令C)を受け
ると、#1のPLC2および#2のPLC2に対してそ
れぞれ制御エージェント4を生成して出力する。
【0025】#1のPLC2および#2のPLC2が、
上述したような制御エージェント4を受けたのち、#2
のPLC2が所定の処理を終了した旨の通知を制御部2
2から受けると(図3中の参照)、#2のPLC2の
制御エージェント4は、IOメモリ24の参照接点情報
を読み出し(図3中の参照)、これを#1のPLC2
の制御エージェント4にメッセージとして通知する(図
3中の参照)。
【0026】#1のPLC2の制御エージェント4は、
#2のPLC2の制御エージェント4から参照接点情報
からなるメッセージを受けると、この受けた参照接点情
報が制御条件を満たしている場合には、協調制御接点情
報を“ON”にセットする(図3中の参照)。
【0027】続いて、#1のPLC2の制御エージェン
ト4は、協調制御接点情報を“ON”にセットすると、
この協調制御接点情報“ON”を参照して協調制御命令
を実行させる(図3中の参照)。
【0028】以後、#1のPLC2の制御部2は、ラダ
ープログラムに記述された制御命令に従って制御処理を
続行する。
【0029】この実施形態のFAシステムでは、上述し
たように、ユーザから与えられた協調制御情報に基づ
き、エージェントサーバ1が、協調制御するPLC2に
対してそれぞれ制御エージェント4を出力し、制御エー
ジェント4を受けたPLC2が協調制御するため、協調
制御するPLC2が制御する制御対象機器の変更があ
り、IOメモリ24の参照接点情報が変更した場合で
も、変更した参照接点情報を指定する制御エージェント
4をPLC2に与え、これを読み出し、所定の制御条件
に合致していたならば、協調制御接点情報を“ON”に
セットするようにするので、この協調制御接点情報を参
照して実行する協調制御命令を修正する必要がない。
【0030】このことを、図4を参照して説明する。
【0031】図4は#2のPLCの制御対象機器が変更
した場合の協調制御処理を説明する概略説明図である。
【0032】エージェントサーバ1は、ユーザより#2
のPLC2の制御対象機器が変更し、そのIOメモリ2
4に有する接点情報のアドレスが変更した旨を受ける
と、協調制御命令が参照する参照接点情報を有する制御
エージェント4を#2のPLC2に出力するととに、#
1のPLC2に新たな制御条件および協調制御命令を有
する制御エージェント4を出力する。
【0033】すると、#2の制御エージェント4は、#
2のPLCの所定処理が終了すると(図4中の参
照)、IOメモリ24から新たに指定された参照接点情
報を読み出し(図4中の参照)、これを#1のPLC
2の制御エージェント4にメッセージとして通知する
(図4中の参照)。
【0034】#1のPLC2の制御エージェント4は、
メッセージとして受けた参照接点情報が制御条件に合致
している場合には、#1のPLC2のIOメモリ24中
の協調制御接点情報をすべて“ON”にセットし(図4
中の参照)、協調制御命令を実行させ(図4中の参
照)、#1のPLC2が所定の制御を行う。
【0035】さらに、この実施形態のFAシステムで
は、上述したような構成になっているから、例えば#1
のPLC2と#2のPLC2とが協調制御していたとこ
ろ、さらに#3のPLC2が追加された場合でも、#2
のPLC2および#3のPLC2にそれぞれの参照接点
情報を指定する制御エージェント4を与え、これらの制
御エージェント4がそれぞれ参照接点情報を読み出し、
この読み出した参照接点情報を#1のPLC2の制御エ
ージェント4に出力し、#1のPLC2の制御エージェ
ント4により受けた参照接点情報が所定の制御条件に合
致している判断された場合には、IOメモリ24中の協
調制御接点情報を“ON”にセットするようにするの
で、この協調制御接点情報を参照して実行する協調制御
命令を修正する必要がない。
【0036】このことを、図5を参照して説明する。
【0037】図5は#3のPLCが協調制御するPLC
として追加された場合の協調制御処理を説明する概略説
明図である。
【0038】エージェントサーバ1は、ユーザより#3
のPLC2が協調制御する#1のPLC2と#2のPL
C2とに追加された旨を受けると、#2のPLC2およ
び#3のPLC2に所定の参照接点情報を有する制御エ
ージェント2を出力するとともに、#1のPLC2に新
たな制御条件および協調制御命令を有する制御エージェ
ント4を出力する。
【0039】すると、#2の制御エージェント4および
#3の制御エージェントは、#2のPLC2および#3
のPLC2が所定処理が終了した旨をそれぞれの制御部
22から受けると(図5中の参照)、それぞれIOメ
モリ24から新たに指定された参照接点情報を読み出し
(図5中の,参照)、これを#1のPLC2の制御
エージェント4にメッセージとして通知する(図5中の
参照)。
【0040】#1のPLC2の制御エージェント4は、
メッセージとして受けた参照接点情報が制御条件に合致
している場合には、#1のPLC2のIOメモリ24中
の協調制御接点情報をすべて“ON”にセットし(図5
中の参照)、協調制御命令を実行させ、#1のPLC
2が所定の制御を行う(図5中の参照)。
【0041】次に、この実施形態のFAシステムの動作
を、(1)エージェントサーバ1の実行する動作、
(2)#1のPLC2のエージェントシステム21の実
行する動作、(3)#2のPLC2のエージェントシス
テム21の実行する動作とに分けて説明する。
【0042】(1)エージェントサーバ1の実行する動
作について 図6はエージェントサーバの処理を示すフローチャート
である。
【0043】エージェントサーバ1は、ユーザから上述
した協調制御情報を取得すると(ステップ110)、制
御エージェント4の生成依頼を待つ(ステップ12
0)。
【0044】エージェントサーバ1は、制御エージェン
ト4の生成依頼があった否かを判断し(ステップ13
0)、生成依頼が無い場合には(ステップ130;
N)、生成依頼があるまで待機する一方、生成依頼が有
った場合には(ステップ130;Y)、先に受けた協調
制御情報に基づき#1のPLC2および#2のPLC2
に出力する制御エージェント4を生成し始める(ステッ
プ140)。
【0045】続いて、エージェントサーバ1は、すべて
の制御エージェント4を生成したか否かを判断し(ステ
ップ150)、すべての制御エージェント4を生成して
いないと判断した場合には(ステップ150;N)、す
べての制御エージェント4が生成されるまで待機する一
方、すべての制御エージェント4を生成したと判断した
場合には(ステップ150;Y)、受入れ先のPLC2
に対して生成した制御エージェント4を出力してもよい
か否かを問い合わせ、その問い合わせに対する応答を待
つ(ステップ160)。
【0046】その後、エージェントサーバ1は、問い合
わせに対する応答が、受入れが許可されているか否かを
判断し(ステップ170)、受入れが許可されていない
場合には(ステップ170;N)、ステップ160に処
理を戻し、上述したと同様な処理を行う一方、受入れが
許可されている場合には(ステップ170;Y)、生成
した制御エージェント4を該当するPLC2に移動させ
る(ステップ180)。
【0047】その後、エージェントサーバ1は、制御エ
ージェント4を取得したPLC2から制御エージェント
4を取得した旨の通知を受けると(ステップ190)、
すべての制御エージェント4を移動させたか否かを判断
する(ステップ195)。
【0048】エージェントサーバ1は、生成した制御エ
ージェント4のすべてを移動させていないと判断した場
合には(ステップ195;N)、ステップ160に処理
を移行し、上述したと同様な処理を行う一方、生成した
制御エージェント4のすべてを移動させたと判断した場
合には(ステップ195;Y)、処理を終了する。
【0049】(2)#1のPLC2のエージェントシス
テム21の実行する動作について 図7は#1のPLCのエージェントシステムが実行する
処理を示すフローチャートである。
【0050】PLC2のエージェントシステム21は、
エージェントサーバ1から制御エージェント4を受け入
れる状態にあるか否かの問い合わせを受けると(ステッ
プ210)、PLC2の制御部22からの指示基づき、
受け入れ状態にあるか否かを判断する(ステップ22
0)。
【0051】#1のPLC2のエージェントシステム2
1は、受け入れ状態にないと判断した場合には(ステッ
プ220;N)、エージェントサーバ1に受入れ状態に
ない旨を通知し(ステップ230)、ステップ210に
処理を戻し、上述したと同様な処理を行う一方、受け入
れ状態にあると判断した場合には(ステップ220;
Y)、受入れ状態にある旨をエージェントサーバ1に通
知する(ステップ240)。
【0052】その後、#1のPLC2のエージェントシ
ステム21は、制御エージェント4を取得すると(ステ
ップ245)、エージェントサーバ1に対して制御エー
ジェント4を取得した旨を通知する(ステップ25
0)。
【0053】続いて、#1のPLC2のエージェントシ
ステム21は、協調動作を行う#2のPLC2のエージ
ェントシステム21に対して、他の制御エージェント4
のIDを出力し、接点情報の取得を依頼する(ステップ
260)。
【0054】その後、#1のPLC2のエージェントシ
ステム21は、#2のPLC2から接点情報を取得する
と(ステップ270)、自分の持つ条件と照合し(ステ
ップ280)、その結果、取得した接点情報が条件と合
致するか否かを判断する(ステップ285)。
【0055】#1のPLC2のエージェントシステム2
1は、取得した接点情報が条件と合致していないと判断
した場合には(ステップ285;N)、ステップ260
に処理を戻し、上述したと同様な処理を行う一方、取得
した接点情報が条件と合致したと判断した場合には(ス
テップ285;Y)、協調制御を開始する出力接点命令
の接点情報を“ON”にするよう、制御部22に指示を
出力して処理を終了する。
【0056】なお、以後、制御部22は、#2のPLC
2と協調制御するようになる。
【0057】(3)#2のPLC2のエージェントシス
テム21の実行する動作について 図8は#2のPLCのエージェントシステム21の実行
する処理を示すフローチャートである。
【0058】#2のPLC2のエージェントシステム2
1は、エージェントサーバ1から制御エージェント4を
受け入れる状態にあるか否かの問い合わせを受けると
(ステップ310)、PLC2の制御部22からの指示
基づき、受け入れ状態にあるか否かを判断する(ステッ
プ320)。
【0059】#2のPLC2のエージェントシステム2
1は、受け入れ状態にないと判断した場合には(ステッ
プ320;N)、エージェントサーバ1に受入れ状態に
ない旨を通知し(ステップ330)、ステップ210に
処理を戻し、上述したと同様な処理を行う一方、受け入
れ状態にあると判断した場合には(ステップ320;
Y)、受入れ状態にある旨をエージェントサーバ1に通
知する(ステップ340)。
【0060】その後、#2のPLC2のエージェントシ
ステム21は、制御エージェント4を取得すると(ステ
ップ350)、エージェントサーバ1に対して制御エー
ジェント4を取得した旨を通知する(ステップ36
0)。
【0061】続いて、#2のPLC2のエージェントシ
ステム21は、#1のPLC2のエージェントシステム
21から接点情報の取得依頼を待つ(ステップ37
0)。
【0062】#2のPLC2のエージェントシステム2
1は、#1のPLC2のエージェントシステム21から
接点情報の取得依頼を受けたか否かを判断し(ステップ
380)、接点情報の取得依頼を受けていなと判断した
場合には(ステップ380;N)、ステップ370に処
理を戻し、上述したと同様な処理を行う一方、接点情報
の取得依頼を受けたと判断した場合には(ステップ38
0;Y)、該当する接点情報を制御部22を介してIO
メモリ24から取得し(ステップ390)、これを#1
のPLC2のエージェントシステム21に出力し(ステ
ップ395)、処理を終了する。
【0063】
【発明の効果】以上本発明によれば、エージェントサー
バから制御エージェントを受けた制御装置が、この受け
た制御エージェントに基づき、他の制御エージェントを
受けた制御装置と協調した制御処理を行うようにしたた
め、ラダープログラムを修正することなく協調制御する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るFAシステムの概略構成を示すブ
ロック図。
【図2】エージェントシステム間のシステム間通信につ
いての説明図。
【図3】この実施形態のFAシステムの構成と動作を説
明する説明図。
【図4】協調制御する制御装置の接点情報の変更があっ
たときのこの実施形態のFAシステムが実行する制御処
理を説明する説明図。
【図5】協調制御する制御装置が新たに追加したときの
この実施形態のFAシステムが実行する制御処理を説明
する説明図。
【図6】この実施形態に係るFAシステムのエージェン
トサーバの処理を示すフローチャート。
【図7】この実施形態に係るFAシステムの#1のPL
Cのエージェントシステムの処理を示すフローチャー
ト。
【図8】この実施形態に係るFAシステムの#2のPL
Cのエージェントシステムの処理を示すフローチャー
ト。
【図9】従来のFAシステムの構成を示すブロック図。
【図10】従来のFAシステムの制御処理について説明
する説明図。
【図11】従来のFAシステムにおいて協調制御するP
LCの接点情報が変更された場合の処理を説明する説明
図。
【図12】従来のFAシステムにおいて協調制御するP
LCの接点情報が変更された場合の処理を説明する説明
図。
【図13】従来のFAシステムにおいて協調制御するP
LCを新たに追加した場合の処理説明する説明図。
【図14】従来のFAシステムにおいて協調制御するP
LCを新たに追加した場合の処理説明する説明図。
【符号の説明】
1 エージェントサーバ 11 エージェントシステム 2 PLC 21 エージェントシステム 22 制御部 23 ラダープログラム 24 IOメモリ 4 制御エージェント 5 回線
フロントページの続き (72)発明者 西山 哲人 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エージェントサーバと、複数の制御装置
    とが回線で接続して構築されたFAシステムにおいて、 前記エージェントサーバは、 協調制御情報を受けると、協調制御させる制御装置のそ
    れぞれに対して互いに協調制御させる制御エージェント
    を出力し、 前記制御装置は、 前記エージェントサーバから制御エージェントを受ける
    と、この受けた制御エージェントに基づき、他の制御エ
    ージェントを受けた制御装置と協調した制御処理を行う
    ことを特徴とするFAシステム。
  2. 【請求項2】 前記エージェントサーバは、 協調制御させる制御装置を指定する情報,協調制御させ
    る制御条件,および協調制御させる制御装置で実行され
    る協調制御命令に基づき、前記制御エージェントを生成
    することを特徴とする請求項1記載のFAシステム。
  3. 【請求項3】 前記協調制御させる制御装置は、 協調制御させる起因となる処理を行う第1の制御装置
    と、この第1の制御装置の処理動作に基づいて処理を実
    行する第2の制御装置とからなり、 前記第1の制御装置に有する前記制御エージェントは、 この制御装置が所定の処理を終了すると、協調制御する
    際に参照する接点情報を読み出し、この読み出した接点
    情報を前記第2の制御装置に有する制御エージェントに
    出力し、 前記第2の制御装置に有する前記制御エージェントは、 前記第1の制御装置に有する前記制御エージェントから
    前記接点情報を受けると、この受けた接点情報が前記制
    御条件を満たしている場合には、前記協調制御する制御
    命令が参照する接点情報を、前記協調制御する制御命令
    の実行を許可する状態にすることを特徴とする請求項1
    または2記載のFAシステム。
JP8885498A 1998-04-01 1998-04-01 Faシステム Pending JPH11288307A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7903734B2 (en) 2003-04-24 2011-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Moving image decoding apparatus, moving image decoding method, image decoding method, and image decoding apparatus
WO2019131386A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 日本電産シンポ株式会社 パワー・アシスト・スーツ
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