JPH06216909A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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Publication number
JPH06216909A
JPH06216909A JP5005022A JP502293A JPH06216909A JP H06216909 A JPH06216909 A JP H06216909A JP 5005022 A JP5005022 A JP 5005022A JP 502293 A JP502293 A JP 502293A JP H06216909 A JPH06216909 A JP H06216909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
lan
transmission
processing
controller
Prior art date
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Pending
Application number
JP5005022A
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English (en)
Inventor
Hideki Yamaguchi
英樹 山口
Mikio Kikko
幹雄 橘高
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5005022A priority Critical patent/JPH06216909A/ja
Publication of JPH06216909A publication Critical patent/JPH06216909A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのCPUでシーケンス制御処理と、デー
タ伝送処理が可能となり、LANユニットからCPUボ
ードの機能を除くことができ、プログラマブルコントロ
ーラのコストダウン、小型化を可能とする。 【構成】 LANによるデータ伝送機能を有するプログ
ラマブルコントローラ10はOSI参照モデル1,2層
相当の伝送処理を行なうLANコントローラ11と、シ
ーケンス制御処理及びOSI参照モデル3層相当以上の
伝送処理を行なう1つのCPU12から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの送受信が可能な
少なくとも2つのノードを有するLANを構築したプロ
グラマブルコントローラに関し、例えば、生産装置、生
産管理コンピュータなどをLAN接続したプログラマブ
ルコントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のプログラマブルコントロー
ラの構成を示す。
【0003】図6のように、従来のプログラマブルコン
トローラ100でLANによるデータ伝送を行なう場
合、シーケンス制御を行なうCPUユニット102と別
にLANの伝送処理だけを行なうLANユニット101
が必要だった。LANユニット101はCPU104、
ROM105、RAM106、シリアルコントローラ1
03、2ポートRAM107から構成される。シリアル
コントローラ103はOSI参照モデル1層相当の伝送
処理を行ない、CPU104はOSI参照モデル2層相
当以上の伝送処理を行ない、シーケンス制御を行なうC
PUユニット102と2ポートRAM107を介してデ
ータの受渡しを行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のプ
ログラマブルコントローラにおいてはCPUとその周辺
IC、伝送処理のプログラムを格納するROM、プログ
ラムの実行に必要なRAMによって構成されるCPUユ
ニットとは別にLANユニットとしてのCPUボードと
しての機能が必要なであった。
【0005】そのため、CPUユニット、LANユニッ
トそれぞれにCPUが必要となり、システムが高価にな
るという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたものであって、上述の
課題を解決するために以下の構成を供える。すなわち、
本発明はLANによるデータ伝送機能を有するプログラ
マブルコントローラにおいて、OSI参照モデル1、2
層相当の伝送処理を行なうLANコントーラと、シーケ
ンス制御処理及びOSI参照モデル3層相当以上の伝送
処理を行なう1つのCPUとを有することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、プログラマブルコントローラ
において、LANによるデータ伝送処理のうち頻繁かつ
リアルタイム性が要求されCPUの負荷が大きいOSI
参照モデル2層相当までの処理をLANコントローラに
行なわせることにより、1つのCPUでシーケンス制御
処理と、データ伝送処理が可能になり、LANユニット
からCPUボードの機能を除くことが出来る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照し本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1は本発明の実施例であるプログラマブ
ルコントローラの構成を示すブロック図である。
【0010】本発明のプログラマブルコントローラ(以
下PCとする)10の構成の一実施例を説明する。
【0011】本実施例のPCは図1のように、OSI参
照モデル1、2層相当の伝送処理を行なうLANコント
ローラ11、CPU12、ROM13、RAM14、I
/O15で構成され、それぞれはCPUバス16で接続
され1枚の基板に実装されている。
【0012】LANコントローラ11は、例えばトーク
ン・パッシング・LANコントローラの場合は、図2の
ように、ステータス/コマンドレジスタ30と、マイク
ロシーケンサ31と、トランシーバ32と、RAM33
と、タイマ34で構成されている。このうちステータス
/コマンドレジスタ30と、マイクロシーケンサ31
と、RAM33と、タイマ34は内部バス36で接続さ
れ、ステータス/コマンドレジスタ30と、RAM33
は外部CPUバス35と接続されている。トランシーバ
32はマイクロシーケンサ31と、LANケーブル37
に接続される。
【0013】図4はLANシステムの構成の一例で上記
図1、図2に示したPCn台(10a〜10n)をLA
Nで結んだ様子を示す。
【0014】以下、PCa(10a)が自局のユーザが
指定するアドレスに格納されたデータをLANで接続さ
れたPCb(10b)に伝送し、ユーザが指定するアド
レスに書き込む場合の動作を説明する。PCa(10
a)及びPCb(10b)はそれぞれ図1及び図2の如
く構成されている。
【0015】まずPCa(10a)側のPC及びLAN
コントローラの動作を説明する。
【0016】CPU12はROM13に格納されたシー
ケンス制御プログラムに従ってRAM14に格納された
ラダープログラムを解釈し、実行する。
【0017】CPU12はラダープログラム中の図5の
ような「LAN伝送命令」80を解釈すると、LAN伝
送命令80中にユーザによって定義された伝送データサ
イズ81、自局の読みだしアドレス82、伝送先のノー
ド番号83、伝送先の書き込みアドレス84に従って、
RAM14に図3に示す如くの上位パケット70を作成
する。すなわちCPU12は、上位パケット70のデー
タサイズ71に伝送データサイズ81、書き込みアドレ
ス72に伝送先の書き込みアドレス84、読みだしアド
レス73に自局の読みだしアドレス82、データ74に
自局の読みだしアドレス82から読み出した伝送データ
サイズ81分のデータを格納する。
【0018】さらにCPU12は上位パケット70をデ
ータとする中位パケット60をRAM14に作成する。
すなわちCPUは、中位パケット60のデータサイズ6
1に上位パケット70全体のサイズ、シーケンス番号6
2にパケットの番号、上位プロトコル63に上位パケッ
トが「LAN伝送命令」であることを示すコード、デー
タ64に上位パケット70全体を格納する。尚、シーケ
ンス番号62はPCb(10b)がパケットの受信時そ
のパケットを既に受信しているか否かを識別するための
番号、即ち、重複受信防止のための番号である。
【0019】さらにCPU12は中位パケット60をデ
ータとする低位パケット50をLANコントローラ11
内部のRAM33に作成する。すなわちCPU12は、
低位パケット50のデータサイズ53に中位パケット6
0全体のサイズ、DID52に前述のLAN伝送命令8
0中の伝送先ノード番号83、データ54に中位パケッ
ト60全体を格納する。
【0020】次にCPU12は、LANコントローラ1
1のコマンドレジスタ30に送信コマンドを書き込む
と、LANコントローラ11のマイクロシーケンサ31
は自身が有するマイクロプログラムにしたがってネット
ワークを維持するためのトークンの制御と、以下の通信
処理を行なう。
【0021】すなわちマイクロシーケンサ31はRAM
33上の低位パケット50のSID51に自局のノード
番号を格納し、データ54の誤り検出符号であるCRC
コードを計算した結果をCRCコード55に格納し、ト
ランシーバ32が受信したトークンを監視して、自局宛
のトークンを検出すると、伝送先に「送信問合わせ信
号」を送り、伝送先から「送信不許可信号」を受けると
次の自局宛トークン受信まで待ち、「送信許可信号」を
受けると、低位パケット50をシリアルデータパケット
に変換して、トランシーバ32経由でLANケーブル3
7に出力する。
【0022】伝送先のPCb(10b)のLANコント
ローラ11のマイクロシーケンサ31はトランシーバ3
2が受信した信号を監視し、「送信問合せ信号」を検出
すると、その送信元に対して、コマンドレジスタ30に
「受信許可」がセットされてなければ「送信不許可信
号」を返送するが、「受信許可」がセットされている
と、「送信許可信号」を返送し、受信パケットの監視を
続け、シリアルデータパケットのDID52が自局のノ
ード番号と一致した場合、データ54のCRCコードを
計算し、CRCコード55と矛盾があればなにもせず、
矛盾がなければ、シリアルデータパケットを低位パケッ
トに変換して、RAM33に書き込み、コマンドレジス
タの「受信許可」をキャンセルし、ステータスレジスタ
に「受信禁止」をセットし、パケットの送信元に「受信
確認信号」を返送する。
【0023】PCb(10b)のCPU12はROM1
3に格納されたシーケンス制御プログラムに従ってRA
M14に格納されたラダープログラムを解釈し、実行す
る合間にLANコントローラ11のステータスレジスタ
30を監視し、「受信禁止」がセットされていると、以
下のような受信処理を行なう。
【0024】すなわちPCb(10b)のCPU12
は、前述のようにしてRAM33に書き込まれた低位パ
ケット50のデータサイズ53に基き、データ54すな
わち中位パケット60を読みだし、シーケンス番号62
に基づき、その番号のパケットを既に受信しているか否
か検査して重複受信パケットであれば何もせず、そうで
なければ上位プロトコル63に従ってデータサイズ61
のデータ64を処理する。ここでは上位プロトコルは
「LAN伝送命令」なので、CPU12はデータ64を
上位パケット70として解釈し、データサイズ71のデ
ータ74を書き込みアドレス72に書き込み、LANコ
ントローラ11のコマンドレジスタ30に「受信許可」
をセットして、シーケンス制御プログラムの実行に戻
る。LANコントローラ11のマイクロシーケンサ31
はコマンドレジスタ30に「受信許可」がセットされる
と、ステータスレジスタ30の「受信禁止」をキャンセ
ルする。
【0025】PCa(10a)のLANコントローラ1
1のマイクロシーケンサ31は「受信確認信号」の受信
を検出するとステータスレジスタ30に「送信正常完
了」をセットする。
【0026】PCa(10a)のマイクロシーケンサ3
1は前述のパケット送信の際に、「送信問合わせ信号」
を送信後の経過時間をタイマ34で計測し、所定の時間
待っても伝送先からの「送信不許可信号」「送信許可信
号」を受信しないとき、または、「送信不許可信号」の
受信により、「送信問合わせ信号」を所定の回数だけ送
信したとき、パケット送信を中止して、ステータスレジ
スタ30に「送信異常完了」をセットする。
【0027】PCa(10a)のCPU12は「LAN
伝送命令」を実行した後、ROM13に格納されたシー
ケンス制御プログラムに従ってRAM14に格納された
ラダープログラムを解釈し、実行する合間にステータス
レジスタ30を監視し、「送信正常完了」を検出する
と、定められた内部コイルをONにして、送信が正常終
了した場合のラダープログラムを実行する。「送信異常
完了」を検出すると、パケットを再送し、所定の回数再
送しても「送信正常完了」が検出できないときは、定め
られた内部コイルをONにして、送信が異常終了した場
合のラダープログラムを実行する。
【0028】以上述べたように通信処理のうちトークン
の制御、送信問合わせ、送信異常検出、など頻繁かつリ
アルタイム性が要求されるOSI参照モデル1、2層相
当の部分をLANコントローラが実行することにより、
CPU12の通信処理によるラダープログラムの解釈、
及び実行のパフォーマンスの低下を実用上無視できる範
囲に押えることが出来る。
【0029】以上の説明では、LANコントローラをC
PUと同一の基板上に実装しているが、これにとらわれ
ることなく、LANコントローラをCPUと別の基板に
実装し、CPU基板とコネクタで接続してもよい。
【0030】また、以上の説明では、LANコントロー
ラの通信方式がトークン・パッシング・バス方式の場合
について説明したが、これにとらわれることなく、既知
の、OSI参照モデル1、2層相当の伝送処理を行なう
CSMA/CD方式、トークン・パッシング・リング方
式のLANコントローラを使用してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、述べたように、プログラマブルコ
ントローラにおいて、LANによるデータ伝送処理のう
ち頻繁かつリアルタイム性が要求されCPUの負荷が大
きいOSI参照モデル2層相当までの処理をLANコン
トローラに行なわせることにより、1つのCPUでシー
ケンス制御処理と、データ伝送処理が可能になり、LA
NユニットからCPUボードの機能を除くことができ、
プログラマブルコントローラのコストダウン、小型化が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるプログラマブルコント
ローラの構成図である。
【図2】LANコントローラの構成図である。
【図3】パケットの構成図である。
【図4】LANの構成図である。
【図5】LAN伝送命令を示した図である。
【図6】従来のプログラマブルコントローラの構成図で
ある。
【符号の説明】
10 プログラマブルコントローラ 11 LANコントローラ 12 CPU 13 ROM 14 RAM 15 I/O 16 CPUバス 30 ステータス/コマンドレジスタ 31 マイクロシーケンサ 32 トランシーバ 33 RAM 34 タイマ 35 外部CPUバス 36 内部バス 37 LAN

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANによるデータ伝送機能を有するプ
    ログラマブルコントローラにおいて、OSI参照モデル
    1、2層相当の伝送処理を行なうLANコントーラと、
    シーケンス制御処理及びOSI参照モデル3層相当以上
    の伝送処理を行なう1つのCPUから構成されることを
    特徴とするプログラマブルコントローラ。
JP5005022A 1993-01-14 1993-01-14 プログラマブルコントローラ Pending JPH06216909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5005022A JPH06216909A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 プログラマブルコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5005022A JPH06216909A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 プログラマブルコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06216909A true JPH06216909A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11599887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5005022A Pending JPH06216909A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 プログラマブルコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06216909A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209528A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Yokogawa Electric Corp 統合制御システム
JP2017113424A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 日本ウォーターシステム株式会社 透析システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006209528A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Yokogawa Electric Corp 統合制御システム
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