JPH11288230A - 動画標識装置 - Google Patents
動画標識装置Info
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- JPH11288230A JPH11288230A JP10421798A JP10421798A JPH11288230A JP H11288230 A JPH11288230 A JP H11288230A JP 10421798 A JP10421798 A JP 10421798A JP 10421798 A JP10421798 A JP 10421798A JP H11288230 A JPH11288230 A JP H11288230A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の道路標識は、注意不足で見落とすこと
があり、信号機は太陽光の直射で見えなくなり、交通情
報は表示画面の切り替えができず不十分なものであっ
た。 【解決手段】 ステップモータで色表示体の色を変化さ
せる動画素子をケースに入れて道路標識の一部にはめ込
み、標識板の表示画面の一部を動画にして目の注意を引
きつける。太陽光対策は、信号機の表示画面を多数の受
光式色表示体で構成し、動画も可能にすることによって
識別性を上げる。交通情報は、標識板に色表示ユニット
を組み込み、表示画面を切り替えることによって文字や
絵で交通情報を提供する。
があり、信号機は太陽光の直射で見えなくなり、交通情
報は表示画面の切り替えができず不十分なものであっ
た。 【解決手段】 ステップモータで色表示体の色を変化さ
せる動画素子をケースに入れて道路標識の一部にはめ込
み、標識板の表示画面の一部を動画にして目の注意を引
きつける。太陽光対策は、信号機の表示画面を多数の受
光式色表示体で構成し、動画も可能にすることによって
識別性を上げる。交通情報は、標識板に色表示ユニット
を組み込み、表示画面を切り替えることによって文字や
絵で交通情報を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多色に塗り分けた
色表示体にステップモータを取付けた色表示素子を用い
て主に道路標識の一部に動画領域を構成し、ステップモ
ータで色表示体を回転、停止させて表示する色を変化さ
せることにより、道路標識の画面を目立たせたり、切り
替えたり、見やすくしたりする動画標識装置に関する。
色表示体にステップモータを取付けた色表示素子を用い
て主に道路標識の一部に動画領域を構成し、ステップモ
ータで色表示体を回転、停止させて表示する色を変化さ
せることにより、道路標識の画面を目立たせたり、切り
替えたり、見やすくしたりする動画標識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は先に多色情報表示装置
を提案し、これは特開平6−202577号により公開
された。図22は、上記出願のものと同種の動画素子ユ
ニットの全体構成を示す分解斜視図である。色表示素子
500は、色表示体501の外周表面が複数色に区分さ
れ、内部にはステップモータが構成してあり、通電極
性、通電時間を制御する駆動パルスにより色表示体50
1を回転させて色を変化させ、多数の色表示素子で構成
される画面により文字や絵などを表示する。色表示素子
500は、磁性体で構成される地板502(詳しくは図
2によって説明する)の上面に複数個(本図では16
個)が横一列に配置され、地板502は、地板連結端子
台504の下面に固定してある。地板502の下面に
は、ドライバIC回路基板508(ICは集積回路の意
であるが以下、略称する。)が地板502から絶縁して
重ね合わせてあり、16個の色表示素子500の内部に
あるステップモータのコイルは、ドライバIC506に
接続してある。ドライバIC506は、ドライバIC回
路基板508に実装され、接続端子509によってアド
レスIC回路基板516に実装されたアドレスIC51
4に接続される。入力信号の画像情報は、多極平型コネ
クタ518a、518b、520a、520b、522
a、522b、コード521、523によって外部から
アドレスIC514に供給され、ドライバIC506に
分配される。
を提案し、これは特開平6−202577号により公開
された。図22は、上記出願のものと同種の動画素子ユ
ニットの全体構成を示す分解斜視図である。色表示素子
500は、色表示体501の外周表面が複数色に区分さ
れ、内部にはステップモータが構成してあり、通電極
性、通電時間を制御する駆動パルスにより色表示体50
1を回転させて色を変化させ、多数の色表示素子で構成
される画面により文字や絵などを表示する。色表示素子
500は、磁性体で構成される地板502(詳しくは図
2によって説明する)の上面に複数個(本図では16
個)が横一列に配置され、地板502は、地板連結端子
台504の下面に固定してある。地板502の下面に
は、ドライバIC回路基板508(ICは集積回路の意
であるが以下、略称する。)が地板502から絶縁して
重ね合わせてあり、16個の色表示素子500の内部に
あるステップモータのコイルは、ドライバIC506に
接続してある。ドライバIC506は、ドライバIC回
路基板508に実装され、接続端子509によってアド
レスIC回路基板516に実装されたアドレスIC51
4に接続される。入力信号の画像情報は、多極平型コネ
クタ518a、518b、520a、520b、522
a、522b、コード521、523によって外部から
アドレスIC514に供給され、ドライバIC506に
分配される。
【0003】地板連結端子台504の背面の凸部504
aはベースプレート510の接続穴512に圧入され、
ベースプレート510の前面に対し地板連結端子台50
4は直角に配置され、縦16×横16の256個の色表
示素子500がドットマトリクス状に配列され、これを
動画素子ユニット530とする。ベースプレート510
の4隅には、ユニット取付脚524a〜d(524dは
図示せず)が設けてあり、動画素子ユニット530を取
付パネルに固定できるようにしてある。
aはベースプレート510の接続穴512に圧入され、
ベースプレート510の前面に対し地板連結端子台50
4は直角に配置され、縦16×横16の256個の色表
示素子500がドットマトリクス状に配列され、これを
動画素子ユニット530とする。ベースプレート510
の4隅には、ユニット取付脚524a〜d(524dは
図示せず)が設けてあり、動画素子ユニット530を取
付パネルに固定できるようにしてある。
【0004】図23は、従来見られる一方通行の道路標
識である。標識板1は、金属板の表面に青の下地2に白
の矢印3が画いてあるだけの簡易な標識で、一方通行路
の入口に支柱5により立ててある。その他、道路標識に
は様々な種類があるが、同様な構成の看板的なものが多
い。
識である。標識板1は、金属板の表面に青の下地2に白
の矢印3が画いてあるだけの簡易な標識で、一方通行路
の入口に支柱5により立ててある。その他、道路標識に
は様々な種類があるが、同様な構成の看板的なものが多
い。
【0005】また、発光するものとしては、交差点の信
号機があり、赤、黄、青のランプが順次点灯したり、横
断歩道の赤、青のランプが切替わる形式のものなどがあ
り、図19、図20で後述する。
号機があり、赤、黄、青のランプが順次点灯したり、横
断歩道の赤、青のランプが切替わる形式のものなどがあ
り、図19、図20で後述する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図23で説明した看板
的な道路標識は道端に立ててあっても、ドライバーがう
っかり一方通行の道に進入したり、その他、車両通行
止、駐車禁止、一時停止などの標識を見落とす場合があ
る。これらの標識を確実に認識するようにするのが本発
明の一つの目的である。また、発光するタイプの信号機
は、朝日や夕日が差し込むと、どのランプが点灯してい
るか分からなくなる場合があり、信号灯に日よけのかさ
をつけた程度では解決できない。本発明の他の目的は、
この様な自発光タイプの信号機を見やすくすることであ
る。また、本発明は道路標識の表示内容を切り替え、よ
り多くの交通情報を提供して事故の原因を取り除く目的
を持っている。本発明は、単に道路標識だけでなく、一
般の固定看板、案内板、行先表示板、広告塔などに用い
て、同様な効果を上げることを目的とする。以下、動画
領域を有する標識板として道路標識を実施例にあげて説
明する。
的な道路標識は道端に立ててあっても、ドライバーがう
っかり一方通行の道に進入したり、その他、車両通行
止、駐車禁止、一時停止などの標識を見落とす場合があ
る。これらの標識を確実に認識するようにするのが本発
明の一つの目的である。また、発光するタイプの信号機
は、朝日や夕日が差し込むと、どのランプが点灯してい
るか分からなくなる場合があり、信号灯に日よけのかさ
をつけた程度では解決できない。本発明の他の目的は、
この様な自発光タイプの信号機を見やすくすることであ
る。また、本発明は道路標識の表示内容を切り替え、よ
り多くの交通情報を提供して事故の原因を取り除く目的
を持っている。本発明は、単に道路標識だけでなく、一
般の固定看板、案内板、行先表示板、広告塔などに用い
て、同様な効果を上げることを目的とする。以下、動画
領域を有する標識板として道路標識を実施例にあげて説
明する。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来の道路標識板は、す
べて静止した画面で構成してあるが、本発明ではステッ
プモータで色表示体の色を変化させる動画素子を道路標
識板の一部にはめ込み、画面の一部を動かすことによっ
て目の注意を引きつけたり、太陽光の直射で見にくい自
発光式の信号機を改善する手段としては、受光式の前記
色表示体を多数個使って動画面を構成し、画面の色を切
り替えて文字や絵を出すことによって見やすくしたり、
また時間帯によって変化する速度制限の数字や通行区分
を切り替え表示したり、停電中でも高速道路の地震、強
風などの通行規制を表示したり、渋滞時間の表示を行っ
たりするなど、使用状況によって本発明を色々な場所に
利用することができる。本発明の色表示体は円筒型であ
るため視野角が広く、道路標識には最適である。
べて静止した画面で構成してあるが、本発明ではステッ
プモータで色表示体の色を変化させる動画素子を道路標
識板の一部にはめ込み、画面の一部を動かすことによっ
て目の注意を引きつけたり、太陽光の直射で見にくい自
発光式の信号機を改善する手段としては、受光式の前記
色表示体を多数個使って動画面を構成し、画面の色を切
り替えて文字や絵を出すことによって見やすくしたり、
また時間帯によって変化する速度制限の数字や通行区分
を切り替え表示したり、停電中でも高速道路の地震、強
風などの通行規制を表示したり、渋滞時間の表示を行っ
たりするなど、使用状況によって本発明を色々な場所に
利用することができる。本発明の色表示体は円筒型であ
るため視野角が広く、道路標識には最適である。
【0008】このような受光式の動画表示を行うには、
表面を多色に塗り分けた円筒型の色表示体の回転軸芯
に、磁石を固定して回転自在に支持し、磁石を取り囲む
ステータ、ステータに磁気結合されステータを保持する
磁芯、磁芯に巻装されたコイル、磁芯に磁気結合され磁
芯を保持する地板、によってステップモータを構成し、
前記ステータとコイルを前記色表示体が覆い地板の上面
で回転する構造を有する色表示素子と、地板の下面に接
合して配置され入力端子からの駆動パルスをステップモ
ータに供給する回路基板と、によって動画素子を構成
し、動画素子を固定支持するケース本体と、ケース本体
の前面側に固定した透明上蓋と、ケース本体の背面に設
けたケース本体の着脱手段および通気、配線の貫通穴
と、によって色表示モジュールを構成し、色表示モジュ
ールに駆動パルスを供給する駆動部を備え、色表示モジ
ュールを取り付けて表示画面の一部を形成した標識板を
構成する。色表示体の表面の色の一つは、標識板の下地
の色と同色系にすることにより従来の標識パターンの形
や色を変えないで動画表示をすることができる。
表面を多色に塗り分けた円筒型の色表示体の回転軸芯
に、磁石を固定して回転自在に支持し、磁石を取り囲む
ステータ、ステータに磁気結合されステータを保持する
磁芯、磁芯に巻装されたコイル、磁芯に磁気結合され磁
芯を保持する地板、によってステップモータを構成し、
前記ステータとコイルを前記色表示体が覆い地板の上面
で回転する構造を有する色表示素子と、地板の下面に接
合して配置され入力端子からの駆動パルスをステップモ
ータに供給する回路基板と、によって動画素子を構成
し、動画素子を固定支持するケース本体と、ケース本体
の前面側に固定した透明上蓋と、ケース本体の背面に設
けたケース本体の着脱手段および通気、配線の貫通穴
と、によって色表示モジュールを構成し、色表示モジュ
ールに駆動パルスを供給する駆動部を備え、色表示モジ
ュールを取り付けて表示画面の一部を形成した標識板を
構成する。色表示体の表面の色の一つは、標識板の下地
の色と同色系にすることにより従来の標識パターンの形
や色を変えないで動画表示をすることができる。
【0009】さらに、前記の動画素子の複数個を一平面
で連結することによって動画素子列を構成し、前記動画
素子と同様、動画素子列を固定支持するケース本体など
によって色表示列を構成し、その色表示列で表示画面の
一部を形成した標識板でも受光式の動画表示を行うこと
ができる。また、前記の動画素子列の複数個を重ねて連
結することによって動画素子ユニットを構成し、動画素
子ユニットを固定支持するケース本体などによって色表
示ユニットを構成し、その色表示ユニットで表示画面の
一部を形成した標識板でも受光式の動画表示を行うこと
ができる。
で連結することによって動画素子列を構成し、前記動画
素子と同様、動画素子列を固定支持するケース本体など
によって色表示列を構成し、その色表示列で表示画面の
一部を形成した標識板でも受光式の動画表示を行うこと
ができる。また、前記の動画素子列の複数個を重ねて連
結することによって動画素子ユニットを構成し、動画素
子ユニットを固定支持するケース本体などによって色表
示ユニットを構成し、その色表示ユニットで表示画面の
一部を形成した標識板でも受光式の動画表示を行うこと
ができる。
【0010】前記動画素子または動画素子列を前記ケー
ス本体に固定支持する構造は、前記地板の後端部に地板
と一体に形成した取付脚と、地板の一部を折り曲げた取
付板を設け、ケース本体の前面には取付脚を間に挿入す
る1対の固定板と、取付板を狭着する1対の固定爪を設
けた構造による。
ス本体に固定支持する構造は、前記地板の後端部に地板
と一体に形成した取付脚と、地板の一部を折り曲げた取
付板を設け、ケース本体の前面には取付脚を間に挿入す
る1対の固定板と、取付板を狭着する1対の固定爪を設
けた構造による。
【0011】前記透明上蓋をケース本体に固定する構造
は、透明上蓋の内周部に設けた凸部、または凹部が、ケ
ース本体の前面周囲に設けた凹部、または凸部に嵌合す
ることによって互いに固定され、透明上蓋とケース本体
の間に挟まれたエッジパッキンを圧縮する構造による。
は、透明上蓋の内周部に設けた凸部、または凹部が、ケ
ース本体の前面周囲に設けた凹部、または凸部に嵌合す
ることによって互いに固定され、透明上蓋とケース本体
の間に挟まれたエッジパッキンを圧縮する構造による。
【0012】前記色表示モジュール、色表示列、または
色表示ユニットを取り付けて表示画面の一部とし、駆動
部を含め全体を一つの筐体にまとめ、かつ防水する手段
は、それらを着脱手段により表面に固定した取付パネル
と、取付パネルを表面とし、側面を側面パネル、裏面を
裏面パネルで構成した箱状の筐体と、筐体内部で前記回
路基板の入力端子が接続され、前記駆動パルスを供給す
る駆動回路基板とによって構成する。この筐体の内面
は、太陽熱による筐体内部の温度上昇を防ぐ目的の断熱
材が取り付けてあり、前記着脱手段の構造は、ケース本
体の背面に設けた一つ以上のネジ穴に、取付パネルを貫
通するネジを締結して、色表示モジュール、色表示列、
または色表示ユニットを取付パネルに固定する構造によ
る。
色表示ユニットを取り付けて表示画面の一部とし、駆動
部を含め全体を一つの筐体にまとめ、かつ防水する手段
は、それらを着脱手段により表面に固定した取付パネル
と、取付パネルを表面とし、側面を側面パネル、裏面を
裏面パネルで構成した箱状の筐体と、筐体内部で前記回
路基板の入力端子が接続され、前記駆動パルスを供給す
る駆動回路基板とによって構成する。この筐体の内面
は、太陽熱による筐体内部の温度上昇を防ぐ目的の断熱
材が取り付けてあり、前記着脱手段の構造は、ケース本
体の背面に設けた一つ以上のネジ穴に、取付パネルを貫
通するネジを締結して、色表示モジュール、色表示列、
または色表示ユニットを取付パネルに固定する構造によ
る。
【0013】前記着脱手段の位置決め構造は、ケース本
体の背面に設けた固定棒が、取付パネルの穴または凹部
に嵌合する構造で、ケース本体の着脱手段および通気、
配線の貫通穴の周囲の防水構造は、それらの周囲をリン
グパッキンで取り囲み、リングパッキンを着脱手段によ
ってケース本体の背面と取付パネルの間で圧縮固定する
構造による。以下、図面によって実施の形態を説明す
る。
体の背面に設けた固定棒が、取付パネルの穴または凹部
に嵌合する構造で、ケース本体の着脱手段および通気、
配線の貫通穴の周囲の防水構造は、それらの周囲をリン
グパッキンで取り囲み、リングパッキンを着脱手段によ
ってケース本体の背面と取付パネルの間で圧縮固定する
構造による。以下、図面によって実施の形態を説明す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一方通行の道路
標識に色表示モジュールを組み込んだ説明図である。図
23で説明したように、従来の一方通行の標識板1の表
面は、青の下地2に白の矢印3が画いてある。本発明で
は、矢印3の周囲に、後述する色表示モジュール10を
多数個配置し、色表示モジュール10の色を切り替える
ことにより、矢印3の周囲を、例えば白い点が、青の下
地2から現れたり消えたりして走るような線画をつく
り、ドライバーの目を引きつけ、標識板1の矢印3を確
認できるように工夫してある。色表示モジュール10の
色表示体の色は下地2が青なので、通常は青を表示して
おき、後述する駆動信号によって色表示体を回転させ白
を表示し、次の駆動信号で青に戻るようにする。矢印3
の上半分で説明すると、まず位置12の色表示モジュー
ル10が青から白、白から青を表示し、次に位置13の
色表示モジュール10が同様な表示を行い、以後、位置
14〜40の色表示モジュール10が順次白を表示す
る。それぞれの白の表示時間は、テレビや映画の1画像
分の時間である1フレーム30ミリ秒位が適当で、約1
秒で白の点が矢印3の右端から左端へ走り抜ける。矢印
3の下半分も対称的に同時に走らせることにより、矢印
3を取り囲み上下で白の点が矢印の方向に走り、以後こ
のパターンを繰り返す。ゆっくり走らせるときは白の表
示時間を1個あたり数フレーム時間にする。白の点の走
る速度は、色表示モジュール10を一つおき、または二
つおきに配置して数を減らすことにより、左端から右端
までの移動時間を500ミリ秒、300ミリ秒と早く設
定することもできる。パターンの変化としては白の点を
二つ、または三つつないで短い線にして走らせたり、矢
印3の周囲を色表示モジュール10で二重に取り囲んで
大きな白の点にしたり、矢印3の右端から左端の間にい
くつもの白の点や線をつくって、鎖線状に走らせたりす
ることができ、設置場所や状況によって動画のパターン
は任意に設定可能である。
標識に色表示モジュールを組み込んだ説明図である。図
23で説明したように、従来の一方通行の標識板1の表
面は、青の下地2に白の矢印3が画いてある。本発明で
は、矢印3の周囲に、後述する色表示モジュール10を
多数個配置し、色表示モジュール10の色を切り替える
ことにより、矢印3の周囲を、例えば白い点が、青の下
地2から現れたり消えたりして走るような線画をつく
り、ドライバーの目を引きつけ、標識板1の矢印3を確
認できるように工夫してある。色表示モジュール10の
色表示体の色は下地2が青なので、通常は青を表示して
おき、後述する駆動信号によって色表示体を回転させ白
を表示し、次の駆動信号で青に戻るようにする。矢印3
の上半分で説明すると、まず位置12の色表示モジュー
ル10が青から白、白から青を表示し、次に位置13の
色表示モジュール10が同様な表示を行い、以後、位置
14〜40の色表示モジュール10が順次白を表示す
る。それぞれの白の表示時間は、テレビや映画の1画像
分の時間である1フレーム30ミリ秒位が適当で、約1
秒で白の点が矢印3の右端から左端へ走り抜ける。矢印
3の下半分も対称的に同時に走らせることにより、矢印
3を取り囲み上下で白の点が矢印の方向に走り、以後こ
のパターンを繰り返す。ゆっくり走らせるときは白の表
示時間を1個あたり数フレーム時間にする。白の点の走
る速度は、色表示モジュール10を一つおき、または二
つおきに配置して数を減らすことにより、左端から右端
までの移動時間を500ミリ秒、300ミリ秒と早く設
定することもできる。パターンの変化としては白の点を
二つ、または三つつないで短い線にして走らせたり、矢
印3の周囲を色表示モジュール10で二重に取り囲んで
大きな白の点にしたり、矢印3の右端から左端の間にい
くつもの白の点や線をつくって、鎖線状に走らせたりす
ることができ、設置場所や状況によって動画のパターン
は任意に設定可能である。
【0015】また、本実施例では矢印3の周囲を色表示
モジュール10が取り囲むように配置してあるが、矢印
3の白パターンの中央に一本の白の矢印を画くように色
表示モジュール10を配置し(図は省略)、白から青、
青から白の順に色表示体を回転させ、矢印3の中央部を
青の点が走るようにすることも可能で、これらの動画パ
ターンの構成は任意である。道路標識の種類は、多種多
様にあり、それぞれの動画パターンについては後述す
る。以下、実際の色表示モジュール10の構成や、色表
示モジュールを多数連結した形の色表示列について説明
する。
モジュール10が取り囲むように配置してあるが、矢印
3の白パターンの中央に一本の白の矢印を画くように色
表示モジュール10を配置し(図は省略)、白から青、
青から白の順に色表示体を回転させ、矢印3の中央部を
青の点が走るようにすることも可能で、これらの動画パ
ターンの構成は任意である。道路標識の種類は、多種多
様にあり、それぞれの動画パターンについては後述す
る。以下、実際の色表示モジュール10の構成や、色表
示モジュールを多数連結した形の色表示列について説明
する。
【0016】図2は、本発明の標識板に使用する動画素
子の分解斜視図である。磁性材の地板50には、4本の
磁性材の磁芯52が嵌合穴51に圧入され、各磁芯52
を覆うようにコイルボビン54が配置され、各コイルボ
ビン54の表面にはコイル56が巻いてある。下端部の
コイル端子58は、それぞれ地板50の溝穴55を貫通
して回路基板60に接続される。4本の磁芯52の上端
は、それぞれ1本の磁芯52につき一つの磁性材のステ
ータ62が結合してあり、ステータ62は相互間の4箇
所の隙間であるステータギャップ64によって互いに分
離してある。円筒面を4色に塗り分けた色表示体66の
回転軸芯は、色表示体66の内側中央部に一体成形した
回転軸66aにあって、回転軸66aの下端部は、ステ
ータを保持するステータ枠63の貫通穴63aを通り地
板50に穿った穴53にはまって回転自在に支持され、
前記色表示体66は、磁芯52、コイルボビン54、コ
イル56、ステータ62、ステータ62を保持するステ
ータ枠63、を覆うように配置してある。色表示体66
の凹部66bに固着された磁石68は直径方向に着磁し
てあり、ステータ62が囲む空間に磁石ギャップ69を
隔てて位置し、ステップモータを構成する。色表示体6
6は、各コイル端子58からステップモータの駆動信号
が印加されると、指定された角度だけ回転し、地板50
の一部を垂直に折り曲げたマスク50aの間から指定さ
れた色が露出する。上記のステップモータ、色表示体6
6の部分を1組として色表示素子70と呼称する。地板
50の後端部には、取付脚50b、50c、1部を折り
曲げた取付板50d、および下面には凸部50eがあ
り、これらは図3で説明するケース本体に固定するため
の構造である。地板50の下面には、回路基板60が配
置され、入力端子61から前記ステップモータの駆動パ
ルスが供給される。色表示素子70と回路基板60の1
組を動画素子105と呼称する。
子の分解斜視図である。磁性材の地板50には、4本の
磁性材の磁芯52が嵌合穴51に圧入され、各磁芯52
を覆うようにコイルボビン54が配置され、各コイルボ
ビン54の表面にはコイル56が巻いてある。下端部の
コイル端子58は、それぞれ地板50の溝穴55を貫通
して回路基板60に接続される。4本の磁芯52の上端
は、それぞれ1本の磁芯52につき一つの磁性材のステ
ータ62が結合してあり、ステータ62は相互間の4箇
所の隙間であるステータギャップ64によって互いに分
離してある。円筒面を4色に塗り分けた色表示体66の
回転軸芯は、色表示体66の内側中央部に一体成形した
回転軸66aにあって、回転軸66aの下端部は、ステ
ータを保持するステータ枠63の貫通穴63aを通り地
板50に穿った穴53にはまって回転自在に支持され、
前記色表示体66は、磁芯52、コイルボビン54、コ
イル56、ステータ62、ステータ62を保持するステ
ータ枠63、を覆うように配置してある。色表示体66
の凹部66bに固着された磁石68は直径方向に着磁し
てあり、ステータ62が囲む空間に磁石ギャップ69を
隔てて位置し、ステップモータを構成する。色表示体6
6は、各コイル端子58からステップモータの駆動信号
が印加されると、指定された角度だけ回転し、地板50
の一部を垂直に折り曲げたマスク50aの間から指定さ
れた色が露出する。上記のステップモータ、色表示体6
6の部分を1組として色表示素子70と呼称する。地板
50の後端部には、取付脚50b、50c、1部を折り
曲げた取付板50d、および下面には凸部50eがあ
り、これらは図3で説明するケース本体に固定するため
の構造である。地板50の下面には、回路基板60が配
置され、入力端子61から前記ステップモータの駆動パ
ルスが供給される。色表示素子70と回路基板60の1
組を動画素子105と呼称する。
【0017】本実施例では、色表示素子70を2個組と
して画いてあるが、動画素子105の単位は、図1で説
明した白の点一つとし、色表示素子70が1個、2個、
4個などで白の点一つを表す場合も、その1組を動画素
子105と呼称することにする。
して画いてあるが、動画素子105の単位は、図1で説
明した白の点一つとし、色表示素子70が1個、2個、
4個などで白の点一つを表す場合も、その1組を動画素
子105と呼称することにする。
【0018】図3は、図2の動画素子とケース本体から
なる色表示モジュールの分解斜視図である。ケース本体
80には、地板50を固定するための固定板82、8
4、固定爪88が設けてある。地板50をケース本体8
0に固定するには、図2に示した地板50の取付脚50
bが固定板82の中央の溝部に挿嵌され、取付脚50c
が固定板84の中央の溝部に挿嵌され、取付板50dが
固定爪88に挟着され、凸部50eが固定板84の溝部
84aの凹部84bに挿嵌されることによって行われ
る。本実施例では、図示のごとく、2個の色表示素子7
0がケース本体80に上下2段に固定してあり、このよ
うな場合は4個の色表示素子70を1組として動画素子
105と呼称する。
なる色表示モジュールの分解斜視図である。ケース本体
80には、地板50を固定するための固定板82、8
4、固定爪88が設けてある。地板50をケース本体8
0に固定するには、図2に示した地板50の取付脚50
bが固定板82の中央の溝部に挿嵌され、取付脚50c
が固定板84の中央の溝部に挿嵌され、取付板50dが
固定爪88に挟着され、凸部50eが固定板84の溝部
84aの凹部84bに挿嵌されることによって行われ
る。本実施例では、図示のごとく、2個の色表示素子7
0がケース本体80に上下2段に固定してあり、このよ
うな場合は4個の色表示素子70を1組として動画素子
105と呼称する。
【0019】透明上蓋90は全体が透明で、ケース本体
80に取り付けた動画素子105を外気から遮断するた
めの蓋である。透明上蓋90の内面の4カ所に設けた凸
部90aはケース本体80に設けた凹部80aの4カ所
に嵌合するように構成してあり、透明上蓋90の縁とケ
ース本体80の間のエッジパッキン94を圧縮すること
によって防水、防塵を行う。なお、上記の透明上蓋90
とケース本体80の固定手段は、透明上蓋90の内面に
凹部を設け、ケース本体80に凸部を設けた構成でもよ
く、動画素子を一つのケースに入れることにより標識板
への取り付けが容易になる。本実施例のごとく、ケース
本体80と透明上蓋90で、1個、2個、または4個な
どの色表示素子70を覆ったものを色表示モジュール1
10と呼称する。地板50の下面には、回路基板60が
配置してあり、入力端子61への配線は、貫通穴80c
を通って行われる。
80に取り付けた動画素子105を外気から遮断するた
めの蓋である。透明上蓋90の内面の4カ所に設けた凸
部90aはケース本体80に設けた凹部80aの4カ所
に嵌合するように構成してあり、透明上蓋90の縁とケ
ース本体80の間のエッジパッキン94を圧縮すること
によって防水、防塵を行う。なお、上記の透明上蓋90
とケース本体80の固定手段は、透明上蓋90の内面に
凹部を設け、ケース本体80に凸部を設けた構成でもよ
く、動画素子を一つのケースに入れることにより標識板
への取り付けが容易になる。本実施例のごとく、ケース
本体80と透明上蓋90で、1個、2個、または4個な
どの色表示素子70を覆ったものを色表示モジュール1
10と呼称する。地板50の下面には、回路基板60が
配置してあり、入力端子61への配線は、貫通穴80c
を通って行われる。
【0020】図4は、図3の色表示モジュールの背面斜
視図である。リングパッキン96は、ネジ穴80b、固
定棒102、貫通穴80cを取り囲み、ケース本体80
の収納溝80dに収めてある。図5で後述するが、固定
棒102は、取付パネル114に設けられた穴、または
凹部と嵌合して位置決めが行われ、ネジ穴80bに螺合
されるネジ106と、取付パネル114によってリング
パッキン96を圧縮する。
視図である。リングパッキン96は、ネジ穴80b、固
定棒102、貫通穴80cを取り囲み、ケース本体80
の収納溝80dに収めてある。図5で後述するが、固定
棒102は、取付パネル114に設けられた穴、または
凹部と嵌合して位置決めが行われ、ネジ穴80bに螺合
されるネジ106と、取付パネル114によってリング
パッキン96を圧縮する。
【0021】取付パネル114と接合するケース本体8
0の接合面80eは、輪郭をケース本体80の輪郭より
も小さくして段差をつけてあり、図の説明は省略する
が、複数の色表示モジュール110が並設されたとき、
その接合部との間で構成される空間に、防水用のパッキ
ンを収納できるようにしてある。
0の接合面80eは、輪郭をケース本体80の輪郭より
も小さくして段差をつけてあり、図の説明は省略する
が、複数の色表示モジュール110が並設されたとき、
その接合部との間で構成される空間に、防水用のパッキ
ンを収納できるようにしてある。
【0022】図5は、本発明の色表示モジュールの全体
構造および筐体と標識板への取付構造を示す断面図であ
る。色表示モジュール110の部分は、図2、図3で説
明したので省略し、部品名称と位置関係を示す。図3で
説明したように、地板50はケース本体80の固定板8
4、凹部84b、固定爪88に、地板50の取付脚50
b、取付板50d、凸部50eが挿入されて固定支持さ
れる。エッジパッキン94は、透明上蓋90とケース本
体80の間で図示のごとく圧縮され、防水の作用を行
う。
構造および筐体と標識板への取付構造を示す断面図であ
る。色表示モジュール110の部分は、図2、図3で説
明したので省略し、部品名称と位置関係を示す。図3で
説明したように、地板50はケース本体80の固定板8
4、凹部84b、固定爪88に、地板50の取付脚50
b、取付板50d、凸部50eが挿入されて固定支持さ
れる。エッジパッキン94は、透明上蓋90とケース本
体80の間で図示のごとく圧縮され、防水の作用を行
う。
【0023】着脱手段107は、ネジ穴80b、ネジ1
06、固定棒102によって構成され、その作用は取付
パネル114にケース本体80を固定し、かつ防水する
ためのもので、固定棒102が取付パネル114の位置
決め穴114bに嵌合して位置決めされ、ネジ穴80b
に、取付パネル114の貫通穴114aを貫通したネジ
106が螺合し、取付パネル114と接合面80eによ
ってリングパッキン96を圧縮して防水し、ケース本体
80の固定が行われる。取付パネル114には、配線用
の貫通穴114cが設けてあり、色表示モジュール11
0の駆動線120を貫通穴80cを通して取り出し、入
力端子122を使用して駆動回路基板125に接続す
る。駆動回路基板125には、色表示素子70を駆動す
る複数のドライバIC124、ドライバIC124に駆
動パルスを分配するアドレスIC126、アドレスIC
126に色信号を供給する信号変換器128、信号変換
器128に外部から画像信号を供給する外部入力線13
4、そのコネクタ132、これらの素子に電圧を供給す
る電圧変換装置129、その電源線136、ソケット1
38があり、これらの部品を総称して駆動部130とす
る。
06、固定棒102によって構成され、その作用は取付
パネル114にケース本体80を固定し、かつ防水する
ためのもので、固定棒102が取付パネル114の位置
決め穴114bに嵌合して位置決めされ、ネジ穴80b
に、取付パネル114の貫通穴114aを貫通したネジ
106が螺合し、取付パネル114と接合面80eによ
ってリングパッキン96を圧縮して防水し、ケース本体
80の固定が行われる。取付パネル114には、配線用
の貫通穴114cが設けてあり、色表示モジュール11
0の駆動線120を貫通穴80cを通して取り出し、入
力端子122を使用して駆動回路基板125に接続す
る。駆動回路基板125には、色表示素子70を駆動す
る複数のドライバIC124、ドライバIC124に駆
動パルスを分配するアドレスIC126、アドレスIC
126に色信号を供給する信号変換器128、信号変換
器128に外部から画像信号を供給する外部入力線13
4、そのコネクタ132、これらの素子に電圧を供給す
る電圧変換装置129、その電源線136、ソケット1
38があり、これらの部品を総称して駆動部130とす
る。
【0024】駆動部130の大部分は、取付パネル11
4、側面パネル115、裏面パネル116によって密閉
された空間を有する筐体117の内部に収納してあり、
太陽熱による内部の温度上昇を防ぐ断熱材118が取り
付けてある。裏面パネル116のコード穴116aから
外部入力線134、電源線136が筐体117の外へ取
り出され、コード穴116aの周囲はコードパッキン1
31によって防水、防塵構造にしてある。
4、側面パネル115、裏面パネル116によって密閉
された空間を有する筐体117の内部に収納してあり、
太陽熱による内部の温度上昇を防ぐ断熱材118が取り
付けてある。裏面パネル116のコード穴116aから
外部入力線134、電源線136が筐体117の外へ取
り出され、コード穴116aの周囲はコードパッキン1
31によって防水、防塵構造にしてある。
【0025】取付パネル114には、4本の支柱140
a〜d(2個のみ図示)を4本のネジ142a〜d(2
個のみ図示)で固定し、支柱140a〜dの他端を4本
のネジ144a〜d(2個のみ図示)で標識板1の裏面
に固定することにより、色表示モジュール110の面位
置を標識板1に組み合わせて固定する。上記の構造によ
り、図1で説明した色表示モジュール10の色表示体の
色の変化を、透明上蓋90を通して見ることができ、前
述した白の点が矢印の周囲を走るパターンをつくること
ができる。図1でも説明したが、図5の4個の色表示素
子70の場合は図1の矢印3を2重に取り囲む白い点と
なり、色表示モジュール110の中味を1個の色表示素
子70で構成すれば、1本の白い点で取り囲むことにな
る。一つの色表示モジュール110の中の色表示素子7
0の数は任意に設定できる。
a〜d(2個のみ図示)を4本のネジ142a〜d(2
個のみ図示)で固定し、支柱140a〜dの他端を4本
のネジ144a〜d(2個のみ図示)で標識板1の裏面
に固定することにより、色表示モジュール110の面位
置を標識板1に組み合わせて固定する。上記の構造によ
り、図1で説明した色表示モジュール10の色表示体の
色の変化を、透明上蓋90を通して見ることができ、前
述した白の点が矢印の周囲を走るパターンをつくること
ができる。図1でも説明したが、図5の4個の色表示素
子70の場合は図1の矢印3を2重に取り囲む白い点と
なり、色表示モジュール110の中味を1個の色表示素
子70で構成すれば、1本の白い点で取り囲むことにな
る。一つの色表示モジュール110の中の色表示素子7
0の数は任意に設定できる。
【0026】図6は、本発明の標識板に使用する動画素
子列の分解斜視図である。本図の基本構成は図2の動画
素子105と同じであるが、多数の色表示素子70を一
列に並べてある点が異なっている。そのため、取付脚2
50c、取付板250d、凸部250eの位置が、地板
250の両端部にあり、回路基板260も色表示素子7
0の数だけ横長にしてある。本実施例では、16個の色
表示素子70を一列に並べ、動画素子列208とした場
合について説明する。本図の他の部品は、図2で説明し
たので省略し、ケース本体を含む全体の構成を図7で説
明する。
子列の分解斜視図である。本図の基本構成は図2の動画
素子105と同じであるが、多数の色表示素子70を一
列に並べてある点が異なっている。そのため、取付脚2
50c、取付板250d、凸部250eの位置が、地板
250の両端部にあり、回路基板260も色表示素子7
0の数だけ横長にしてある。本実施例では、16個の色
表示素子70を一列に並べ、動画素子列208とした場
合について説明する。本図の他の部品は、図2で説明し
たので省略し、ケース本体を含む全体の構成を図7で説
明する。
【0027】図7は、図6の動画素子列とケース本体か
らなる色表示列の分解斜視図である。図6で説明したよ
うに、色表示素子70は、地板250の上面に横一列に
複数個(本図では16個)が配置され、マスク250a
の間から指定された色が正面の方向に露出する。地板2
50の下面には、回路基板260が配置してある。回路
基板260には、ドライバIC224が実装され、回路
基板260の後端部に設けた入力端子222から表示す
る画像の入力信号が供給され、ドライバIC224の中
で波形変換されて、色表示素子70の駆動信号を出力す
る。色表示素子70、地板250、マスク250a、ド
ライバIC224、回路基板260、入力端子222の
構成を動画素子列208と呼称する。なお、図7の実施
形態は、共通の1枚の地板250の上に16個の色表示
素子70を形成して動画素子列208にしたものである
のに対し、図示は省くが、1個の色表示素子70だけを
搭載した1枚の地板、または動画素子列208を形成す
るに足りない少数の色表示素子70を搭載した地板を複
数個、取り付け板を用いて一平面に連結することにより
動画素子列208とすることもできる。
らなる色表示列の分解斜視図である。図6で説明したよ
うに、色表示素子70は、地板250の上面に横一列に
複数個(本図では16個)が配置され、マスク250a
の間から指定された色が正面の方向に露出する。地板2
50の下面には、回路基板260が配置してある。回路
基板260には、ドライバIC224が実装され、回路
基板260の後端部に設けた入力端子222から表示す
る画像の入力信号が供給され、ドライバIC224の中
で波形変換されて、色表示素子70の駆動信号を出力す
る。色表示素子70、地板250、マスク250a、ド
ライバIC224、回路基板260、入力端子222の
構成を動画素子列208と呼称する。なお、図7の実施
形態は、共通の1枚の地板250の上に16個の色表示
素子70を形成して動画素子列208にしたものである
のに対し、図示は省くが、1個の色表示素子70だけを
搭載した1枚の地板、または動画素子列208を形成す
るに足りない少数の色表示素子70を搭載した地板を複
数個、取り付け板を用いて一平面に連結することにより
動画素子列208とすることもできる。
【0028】ケース本体280には、前面側に地板25
0を固定するための固定板282、固定爪288が設け
てある。地板250をケース本体280に固定支持する
には、図6に示した地板250の取付脚250cが1対
の固定板282の間に挿嵌され、地板250の凸部25
0eが固定板282の溝部(図3の溝部84aと同じ構
造)に挿嵌され、取付板250dが1対の固定爪288
に挟着されることによって行われる。なお、地板250
をケース本体280に固定支持することにより、回路基
板260の一部、ドライバIC224、入力端子222
は、ケース本体280の突出穴280bから背面側に突
出する。
0を固定するための固定板282、固定爪288が設け
てある。地板250をケース本体280に固定支持する
には、図6に示した地板250の取付脚250cが1対
の固定板282の間に挿嵌され、地板250の凸部25
0eが固定板282の溝部(図3の溝部84aと同じ構
造)に挿嵌され、取付板250dが1対の固定爪288
に挟着されることによって行われる。なお、地板250
をケース本体280に固定支持することにより、回路基
板260の一部、ドライバIC224、入力端子222
は、ケース本体280の突出穴280bから背面側に突
出する。
【0029】透明上蓋290は透明な材料で構成され、
ケース本体280に取り付けた動画素子列208を外気
から遮断した状態で正面から見えるように覆うものであ
る。透明上蓋290の内面の4カ所に設けた凸部290
aは、ケース本体280に設けた4カ所の凹部280a
に嵌合するように構成してあり、この嵌合によって、透
明上蓋290の縁とケース本体280の間にあり、かつ
ケース本体280の前面周囲を取り囲むエッジパッキン
294を圧縮して防水、防塵を行う。なお、上記の透明
上蓋290とケース本体280の固定手段は、透明上蓋
290の内面に凹部を設け、ケース本体280に凸部を
設けた構成でもよい。本実施例のごとく、動画素子列2
08を一つのケースに入れることにより、標識板への取
り付けが容易になる。
ケース本体280に取り付けた動画素子列208を外気
から遮断した状態で正面から見えるように覆うものであ
る。透明上蓋290の内面の4カ所に設けた凸部290
aは、ケース本体280に設けた4カ所の凹部280a
に嵌合するように構成してあり、この嵌合によって、透
明上蓋290の縁とケース本体280の間にあり、かつ
ケース本体280の前面周囲を取り囲むエッジパッキン
294を圧縮して防水、防塵を行う。なお、上記の透明
上蓋290とケース本体280の固定手段は、透明上蓋
290の内面に凹部を設け、ケース本体280に凸部を
設けた構成でもよい。本実施例のごとく、動画素子列2
08を一つのケースに入れることにより、標識板への取
り付けが容易になる。
【0030】ケース本体280の背面には、図8によっ
て説明するが、取付パネル214にケース本体280を
着脱するための着脱手段があって、着脱手段の周囲を取
り囲むようにリングパッキン296が設けてある。図7
に示した部品(取付パネル214は除く)が組み立てら
れたものを色表示列252と呼称する。図7の特徴は、
ドライバIC224が回路基板260に搭載してあるた
め、色表示素子のコイルはすべてドライバIC224に
接続でき、入力端子222のピン数が少なくて済む。例
えば、図2の入力端子61は、1モータに4コイルで8
ピン、2モータで16ピン必要であり、回路構成上、回
路基板60の上で各2コイルを直列にしてもその半分の
ピン数が必要であるが、図7の入力端子222は、16
モータ64コイルでも、電源2ピンと入力信号の数ピン
で済ませることができる。
て説明するが、取付パネル214にケース本体280を
着脱するための着脱手段があって、着脱手段の周囲を取
り囲むようにリングパッキン296が設けてある。図7
に示した部品(取付パネル214は除く)が組み立てら
れたものを色表示列252と呼称する。図7の特徴は、
ドライバIC224が回路基板260に搭載してあるた
め、色表示素子のコイルはすべてドライバIC224に
接続でき、入力端子222のピン数が少なくて済む。例
えば、図2の入力端子61は、1モータに4コイルで8
ピン、2モータで16ピン必要であり、回路構成上、回
路基板60の上で各2コイルを直列にしてもその半分の
ピン数が必要であるが、図7の入力端子222は、16
モータ64コイルでも、電源2ピンと入力信号の数ピン
で済ませることができる。
【0031】図8は、図7の色表示列の背面斜視図であ
る。リングパッキン296は、突出穴280bの外側に
設けたネジ穴280c、固定棒202を取り囲み、ケー
ス本体280の収納溝280dに収める。突出穴280
bからは、回路基板260の一部、ドライバIC22
4、入力端子222が背面側に突出する。図9で後述す
るが、固定棒202は、取付パネル214に設けられた
位置決め穴214bと嵌合して位置決めが行われ、ネジ
穴280cに螺合されるネジ206と、取付パネル21
4によってリングパッキン296を圧縮する。
る。リングパッキン296は、突出穴280bの外側に
設けたネジ穴280c、固定棒202を取り囲み、ケー
ス本体280の収納溝280dに収める。突出穴280
bからは、回路基板260の一部、ドライバIC22
4、入力端子222が背面側に突出する。図9で後述す
るが、固定棒202は、取付パネル214に設けられた
位置決め穴214bと嵌合して位置決めが行われ、ネジ
穴280cに螺合されるネジ206と、取付パネル21
4によってリングパッキン296を圧縮する。
【0032】取付パネル214と接合するケース本体2
80の接合面280eは、輪郭をケース本体280の輪
郭よりも小さくして段差をつけてあり、図の説明は省略
するが、複数の色表示列252が並設されたとき、その
接合部との間で構成される空間に、防水用のパッキンを
収納できるようにしてある。
80の接合面280eは、輪郭をケース本体280の輪
郭よりも小さくして段差をつけてあり、図の説明は省略
するが、複数の色表示列252が並設されたとき、その
接合部との間で構成される空間に、防水用のパッキンを
収納できるようにしてある。
【0033】図9は、本発明の色表示列の全体構造およ
び筐体と標識板への取付構造を示す断面図である。色表
示列252の部分は、図6、図7で説明したので省略
し、部品名称と位置関係を示す。着脱手段207は、ネ
ジ穴280c、ネジ206、固定棒202によって構成
され、その作用は取付パネル214にケース本体280
を固定し、かつ防水するためのもので、固定棒202が
取付パネル214の位置決め穴214bに嵌合して位置
決めされ、ネジ穴280cに、取付パネル214の貫通
穴214aを貫通したネジ206が螺合し、取付パネル
214と接合面280eによってリングパッキン296
を圧縮して防水し、ケース本体280の固定が行われ
る。取付パネル214には、回路基板260の一部を差
し込むための貫通穴214cが設けてあり、差し込まれ
た部位にドライバIC224、入力端子222がくるよ
うに配置してある。
び筐体と標識板への取付構造を示す断面図である。色表
示列252の部分は、図6、図7で説明したので省略
し、部品名称と位置関係を示す。着脱手段207は、ネ
ジ穴280c、ネジ206、固定棒202によって構成
され、その作用は取付パネル214にケース本体280
を固定し、かつ防水するためのもので、固定棒202が
取付パネル214の位置決め穴214bに嵌合して位置
決めされ、ネジ穴280cに、取付パネル214の貫通
穴214aを貫通したネジ206が螺合し、取付パネル
214と接合面280eによってリングパッキン296
を圧縮して防水し、ケース本体280の固定が行われ
る。取付パネル214には、回路基板260の一部を差
し込むための貫通穴214cが設けてあり、差し込まれ
た部位にドライバIC224、入力端子222がくるよ
うに配置してある。
【0034】駆動回路基板225には、ドライバIC2
24に駆動パルスを分配するアドレスIC226、アド
レスIC226に色信号を供給する信号変換器228、
信号変換器228に外部から画像信号を供給する外部入
力線234、そのコネクタ232、これらの素子に電圧
を供給する電圧変換装置229、その電源線236、ソ
ケット238があり、これらの部品を総称して駆動部2
30とする。
24に駆動パルスを分配するアドレスIC226、アド
レスIC226に色信号を供給する信号変換器228、
信号変換器228に外部から画像信号を供給する外部入
力線234、そのコネクタ232、これらの素子に電圧
を供給する電圧変換装置229、その電源線236、ソ
ケット238があり、これらの部品を総称して駆動部2
30とする。
【0035】駆動部230の大部分は、取付パネル21
4、側面パネル215、裏面パネル216によって密閉
された空間を有する筐体217の内部に収納してあり、
太陽熱による内部の温度上昇を防ぐ断熱材218が取り
付けてある。裏面パネル216のコード穴216aから
外部入力線234、電源線236が筐体217の外へ取
り出され、コード穴216aの周囲はコードパッキン2
31によって防水、防塵構造にしてある。
4、側面パネル215、裏面パネル216によって密閉
された空間を有する筐体217の内部に収納してあり、
太陽熱による内部の温度上昇を防ぐ断熱材218が取り
付けてある。裏面パネル216のコード穴216aから
外部入力線234、電源線236が筐体217の外へ取
り出され、コード穴216aの周囲はコードパッキン2
31によって防水、防塵構造にしてある。
【0036】取付パネル214には、4本の支柱240
a〜d(2個のみ図示)を4本のネジ242a〜d(2
個のみ図示)で固定し、支柱240a〜dの他端を4本
のネジ244a〜d(2個のみ図示)で標識板201の
裏面に固定することにより、色表示列252の面位置を
標識板201に合わせて固定する。上記の構成により、
図1で説明した色表示モジュール10の色表示体の色の
変化を、透明上蓋290を通して見ることができ、前述
した白い点が矢印の周囲を走るパターンをつくることが
できる。図9の場合は、色表示列252が一列に並べら
れた16個の色表示素子70で構成してあるため、取付
パネル214への取り付けが16個一度で済み、白い点
の動画の線を太くするには、色表示列252を2段、3
段に重ねて取り付ければよい。
a〜d(2個のみ図示)を4本のネジ242a〜d(2
個のみ図示)で固定し、支柱240a〜dの他端を4本
のネジ244a〜d(2個のみ図示)で標識板201の
裏面に固定することにより、色表示列252の面位置を
標識板201に合わせて固定する。上記の構成により、
図1で説明した色表示モジュール10の色表示体の色の
変化を、透明上蓋290を通して見ることができ、前述
した白い点が矢印の周囲を走るパターンをつくることが
できる。図9の場合は、色表示列252が一列に並べら
れた16個の色表示素子70で構成してあるため、取付
パネル214への取り付けが16個一度で済み、白い点
の動画の線を太くするには、色表示列252を2段、3
段に重ねて取り付ければよい。
【0037】図10(a)〜(l)は、色表示モジュー
ル、色表示列を組み合わせて道路標識に利用した本発明
の実施例である。図10(a)は、道路標識の「パーキ
ングチケット発給設備」があることを示す表示板で、従
来は、外側の枠261が青い線でペイントされていたも
のを、4隅の4個の色表示モジュール262と複数個の
色表示列264、265でおきかえたものである。例え
ば、色表示体の静止状態の色を青にしておき、駆動パル
スによって白い点や線が矢印の方向に走るように構成す
れば、ドライバーに目立つ道路標識となる。色の組み合
わせパターンは任意である。図10(b)は、道路標識
の「通行止め」の規制標識である。中央の交差線位置に
色表示モジュール262を4個おき、4方向に8本の色
表示列268を配置し、色表示体の色は常時白とし、駆
動パルスによって矢印の方向に赤い点や線が走るように
する。本図では、赤の交差線の周囲に色表示モジュール
262、色表示列268を配置したが、赤の交差線を色
表示モジュール262と色表示列268で構成してもよ
い。その場合は、下地が赤であるから色表示体の色は常
時赤にしておき、駆動パルスによって白の点や線が走る
ようにする。以下、詳しい説明は省略するが、同様な色
表示モジュール、色表示列の組み合わせを用いて動画を
表示した道路標識を図示する。
ル、色表示列を組み合わせて道路標識に利用した本発明
の実施例である。図10(a)は、道路標識の「パーキ
ングチケット発給設備」があることを示す表示板で、従
来は、外側の枠261が青い線でペイントされていたも
のを、4隅の4個の色表示モジュール262と複数個の
色表示列264、265でおきかえたものである。例え
ば、色表示体の静止状態の色を青にしておき、駆動パル
スによって白い点や線が矢印の方向に走るように構成す
れば、ドライバーに目立つ道路標識となる。色の組み合
わせパターンは任意である。図10(b)は、道路標識
の「通行止め」の規制標識である。中央の交差線位置に
色表示モジュール262を4個おき、4方向に8本の色
表示列268を配置し、色表示体の色は常時白とし、駆
動パルスによって矢印の方向に赤い点や線が走るように
する。本図では、赤の交差線の周囲に色表示モジュール
262、色表示列268を配置したが、赤の交差線を色
表示モジュール262と色表示列268で構成してもよ
い。その場合は、下地が赤であるから色表示体の色は常
時赤にしておき、駆動パルスによって白の点や線が走る
ようにする。以下、詳しい説明は省略するが、同様な色
表示モジュール、色表示列の組み合わせを用いて動画を
表示した道路標識を図示する。
【0038】図10(c)〜(g)は規制標識で、図1
0(c)は車両進入禁止、図10(d)は駐車表示、図
10(e)は歩行者通行止め、図10(f)は進行方向
別通行区分、図10(g)は専用通行帯である。図10
(h)は指示標識で、横断歩道を示す。図10(i)〜
(k)は案内標識で、図10(i)は入口の方向を示
し、図10(j)は非常電話、図10(k)は道路の通
称名を表す。図10(l)は警戒標識でつづら折れあり
を示す。図示のごとく、上記の標識の一部に本発明の色
表示モジュール262や色表示列268を組み合わせる
ことにより、標識板の定められた絵のパターンを変えな
いで、部分的な動画により目を引く標識板をつくること
ができる。上記の実施例は、交通規制に基づく標識板の
ごく一部を示したもので、色表示体の位置、数、色の組
み合わせにより、多数の動画標識をつくることができ
る。
0(c)は車両進入禁止、図10(d)は駐車表示、図
10(e)は歩行者通行止め、図10(f)は進行方向
別通行区分、図10(g)は専用通行帯である。図10
(h)は指示標識で、横断歩道を示す。図10(i)〜
(k)は案内標識で、図10(i)は入口の方向を示
し、図10(j)は非常電話、図10(k)は道路の通
称名を表す。図10(l)は警戒標識でつづら折れあり
を示す。図示のごとく、上記の標識の一部に本発明の色
表示モジュール262や色表示列268を組み合わせる
ことにより、標識板の定められた絵のパターンを変えな
いで、部分的な動画により目を引く標識板をつくること
ができる。上記の実施例は、交通規制に基づく標識板の
ごく一部を示したもので、色表示体の位置、数、色の組
み合わせにより、多数の動画標識をつくることができ
る。
【0039】図11は、動画素子ユニットとケース本体
からなる本発明の色表示ユニットの分解斜視図である。
動画素子ユニット350は、図22の動画素子ユニット
530とほぼ同じであるが、異なる点は色表示素子37
0を16段に重ねるとき、位置決め固定部材356の嵌
合穴356aに、地板連結端子台352の側面の凸部3
52bをはめ合わせ、かつサイドエッジ356bを溝部
352aに嵌合させて固定したことと、地板連結端子台
352の中央部および側面に空気の流通口354a〜c
を設けてドライバIC324と色表示素子370の温度
上昇を抑えたことである。図示の色表示素子370を構
成する色表示体366、ドライバIC324が実装され
たドライバIC回路基板327、接続端子360が接続
されたアドレスIC回路基板339などは、図22と同
じ構成である。ユニット取付脚362a〜d(3本のみ
図示)は、ケース本体380の4つのユニット取付穴3
82a〜dに挿入され、図12で後述するが裏からナッ
トで固定される。
からなる本発明の色表示ユニットの分解斜視図である。
動画素子ユニット350は、図22の動画素子ユニット
530とほぼ同じであるが、異なる点は色表示素子37
0を16段に重ねるとき、位置決め固定部材356の嵌
合穴356aに、地板連結端子台352の側面の凸部3
52bをはめ合わせ、かつサイドエッジ356bを溝部
352aに嵌合させて固定したことと、地板連結端子台
352の中央部および側面に空気の流通口354a〜c
を設けてドライバIC324と色表示素子370の温度
上昇を抑えたことである。図示の色表示素子370を構
成する色表示体366、ドライバIC324が実装され
たドライバIC回路基板327、接続端子360が接続
されたアドレスIC回路基板339などは、図22と同
じ構成である。ユニット取付脚362a〜d(3本のみ
図示)は、ケース本体380の4つのユニット取付穴3
82a〜dに挿入され、図12で後述するが裏からナッ
トで固定される。
【0040】透明上蓋390は透明な材料で構成され、
ケース本体380に取り付けた動画素子ユニット350
を外気から遮断した状態で正面から見えるように覆うも
のである。透明上蓋390の内面の4カ所に設けた凸部
390aは、ケース本体380に設けた4カ所の凹部3
80aに嵌合するように構成してあり、この嵌合によっ
て、透明上蓋390の縁とケース本体380の間にあ
り、かつケース本体380の前面周囲を取り囲むエッジ
パッキン394を圧縮して防水、防塵を行う。なお、上
記の透明上蓋390とケース本体380の固定手段は、
透明上蓋390の内面に凹部を設け、ケース本体380
に凸部を設けた構成でもよい。本実施例のごとく、動画
素子ユニットを一つのケースに入れることにより、標識
板への取り付けが容易になる。
ケース本体380に取り付けた動画素子ユニット350
を外気から遮断した状態で正面から見えるように覆うも
のである。透明上蓋390の内面の4カ所に設けた凸部
390aは、ケース本体380に設けた4カ所の凹部3
80aに嵌合するように構成してあり、この嵌合によっ
て、透明上蓋390の縁とケース本体380の間にあ
り、かつケース本体380の前面周囲を取り囲むエッジ
パッキン394を圧縮して防水、防塵を行う。なお、上
記の透明上蓋390とケース本体380の固定手段は、
透明上蓋390の内面に凹部を設け、ケース本体380
に凸部を設けた構成でもよい。本実施例のごとく、動画
素子ユニットを一つのケースに入れることにより、標識
板への取り付けが容易になる。
【0041】ケース本体380の背面には、図12、図
13によって説明するが、取付パネル314にケース本
体380を着脱するための着脱手段があって、着脱手段
の周囲を取り囲むようにリングパッキン396が設けて
ある。図11に示した部品が組み立てられたものを色表
示ユニット376と呼称する。接続端子360への配線
は、貫通穴380cを通って行われる。
13によって説明するが、取付パネル314にケース本
体380を着脱するための着脱手段があって、着脱手段
の周囲を取り囲むようにリングパッキン396が設けて
ある。図11に示した部品が組み立てられたものを色表
示ユニット376と呼称する。接続端子360への配線
は、貫通穴380cを通って行われる。
【0042】図12は、図11の色表示ユニットの背面
斜視図である。リングパッキン396は、ネジ穴380
b、固定棒302、貫通穴380c、ユニット取付脚3
62a〜d、それをケース本体380に固定するナット
364a〜dを取り囲み、ケース本体380の収納溝3
80dに収める。図13で後述するが、固定棒302
が、取付パネル314に設けられた穴、または凹部と嵌
合して位置決めが行われ、ネジ穴380bに螺合される
ネジ306と、取付パネル314によってリングパッキ
ン396を圧縮する。
斜視図である。リングパッキン396は、ネジ穴380
b、固定棒302、貫通穴380c、ユニット取付脚3
62a〜d、それをケース本体380に固定するナット
364a〜dを取り囲み、ケース本体380の収納溝3
80dに収める。図13で後述するが、固定棒302
が、取付パネル314に設けられた穴、または凹部と嵌
合して位置決めが行われ、ネジ穴380bに螺合される
ネジ306と、取付パネル314によってリングパッキ
ン396を圧縮する。
【0043】取付パネル314と接合するケース本体3
80の接合面380eは、その輪郭をケース本体380
の輪郭よりも小さくして段差をつけてあり、図の説明は
省略するが、複数の色表示ユニット376が並設された
とき、その接合部との間で構成される空間に、防水用の
パッキンを収納できるようにしてある。
80の接合面380eは、その輪郭をケース本体380
の輪郭よりも小さくして段差をつけてあり、図の説明は
省略するが、複数の色表示ユニット376が並設された
とき、その接合部との間で構成される空間に、防水用の
パッキンを収納できるようにしてある。
【0044】図13は、本発明の色表示ユニットの全体
構造および筐体と標識板への取付構造を示す断面図であ
る。色表示ユニット376の部分は、図11、図12で
説明したので省略し、部品名称と位置関係を示す。着脱
手段307は、ネジ穴380b、ネジ306、固定棒3
02によって構成され、その作用は取付パネル314に
ケース本体380を固定し、かつ防水するためのもの
で、固定棒302が取付パネル314の位置決め穴31
4bに嵌合して位置決めされ、ネジ穴380bに、取付
パネル314の貫通穴314aを貫通したネジ306が
螺合し、取付パネル314と接合面380eによってリ
ングパッキン396を圧縮して防水し、ケース本体38
0の固定が行われる。取付パネル314には、接続端子
360への駆動線320を通す貫通穴314cが設けて
あり、入力端子322によって駆動回路基板325に接
続される。
構造および筐体と標識板への取付構造を示す断面図であ
る。色表示ユニット376の部分は、図11、図12で
説明したので省略し、部品名称と位置関係を示す。着脱
手段307は、ネジ穴380b、ネジ306、固定棒3
02によって構成され、その作用は取付パネル314に
ケース本体380を固定し、かつ防水するためのもの
で、固定棒302が取付パネル314の位置決め穴31
4bに嵌合して位置決めされ、ネジ穴380bに、取付
パネル314の貫通穴314aを貫通したネジ306が
螺合し、取付パネル314と接合面380eによってリ
ングパッキン396を圧縮して防水し、ケース本体38
0の固定が行われる。取付パネル314には、接続端子
360への駆動線320を通す貫通穴314cが設けて
あり、入力端子322によって駆動回路基板325に接
続される。
【0045】駆動回路基板325には、駆動線320に
色信号を供給する信号変換器328、信号変換器328
に外部から画像信号を供給する外部入力線334、その
コネクタ332、これらの素子に電圧を供給する電圧変
換装置329、その電源線336、ソケット338があ
り、これらの部品を総称して駆動部330とする。
色信号を供給する信号変換器328、信号変換器328
に外部から画像信号を供給する外部入力線334、その
コネクタ332、これらの素子に電圧を供給する電圧変
換装置329、その電源線336、ソケット338があ
り、これらの部品を総称して駆動部330とする。
【0046】駆動部330の大部分は、取付パネル31
4、側面パネル315、裏面パネル316によって密閉
された空間を有する筐体317の内部に収納してあり、
太陽熱による内部の温度上昇を防ぐ断熱材318が取り
付けてある。裏面パネル316のコード穴316aから
外部入力線334、電源線336が筐体317の外へ取
り出され、コード穴316aの周囲はコードパッキン3
31によって防水、防塵構造にしてある。
4、側面パネル315、裏面パネル316によって密閉
された空間を有する筐体317の内部に収納してあり、
太陽熱による内部の温度上昇を防ぐ断熱材318が取り
付けてある。裏面パネル316のコード穴316aから
外部入力線334、電源線336が筐体317の外へ取
り出され、コード穴316aの周囲はコードパッキン3
31によって防水、防塵構造にしてある。
【0047】取付パネル314には、4本の支柱340
a〜d(2個のみ図示)を4本のネジ342a〜d(2
個のみ図示)で固定し、支柱340a〜dの他端を4本
のネジ344a〜d(2個のみ図示)で標識板301の
裏面に固定することにより、色表示ユニット376の面
位置を標識板301に合わせて固定する。上記の構成に
より、色表示ユニット376の色の変化を、透明上蓋3
90を通して見ることができる。図13の場合は、25
6個の色表示素子で構成してあるため、取付パネル31
4への取り付けが256個一度で済み、図14以降に示
すように、複数個を組み合わせていろいろのパターンを
つくることができる。色表示ユニット376は、図22
で説明したドライバIC(本図では324)、アドレス
IC(本図では326)を色表示ユニット376の内部
に持っているため、図9に比べ駆動回路基板325の構
成が簡単である。
a〜d(2個のみ図示)を4本のネジ342a〜d(2
個のみ図示)で固定し、支柱340a〜dの他端を4本
のネジ344a〜d(2個のみ図示)で標識板301の
裏面に固定することにより、色表示ユニット376の面
位置を標識板301に合わせて固定する。上記の構成に
より、色表示ユニット376の色の変化を、透明上蓋3
90を通して見ることができる。図13の場合は、25
6個の色表示素子で構成してあるため、取付パネル31
4への取り付けが256個一度で済み、図14以降に示
すように、複数個を組み合わせていろいろのパターンを
つくることができる。色表示ユニット376は、図22
で説明したドライバIC(本図では324)、アドレス
IC(本図では326)を色表示ユニット376の内部
に持っているため、図9に比べ駆動回路基板325の構
成が簡単である。
【0048】図14(a)、(b)は、色表示ユニット
を案内標識の国道番号に組み合わせた本発明の実施例で
ある。図14(a)は、案内標識の一つで国道番号を示
し、標識板401の下地の色は青、白の枠、白の文字で
構成してある。例えば、「国道」の表示部分を色表示ユ
ニット404、406で構成し、表示する文字を毎秒自
動的に切り替え、図14(b)の「甲州街道」とすれ
ば、国道番号と道路名を交互に表示できるし、図示は省
略するが一時停止の標識などに利用して、表示する色を
例えば白ベースの赤にして「止まれ」、「STOP」、
「事故発生」、「渋滞」などの情報を表示することも可
能である。
を案内標識の国道番号に組み合わせた本発明の実施例で
ある。図14(a)は、案内標識の一つで国道番号を示
し、標識板401の下地の色は青、白の枠、白の文字で
構成してある。例えば、「国道」の表示部分を色表示ユ
ニット404、406で構成し、表示する文字を毎秒自
動的に切り替え、図14(b)の「甲州街道」とすれ
ば、国道番号と道路名を交互に表示できるし、図示は省
略するが一時停止の標識などに利用して、表示する色を
例えば白ベースの赤にして「止まれ」、「STOP」、
「事故発生」、「渋滞」などの情報を表示することも可
能である。
【0049】図15(a)〜(d)は、色表示ユニット
を規制標識の「警笛鳴らせ」に組み合わせた本発明の実
施例である。図15(a)は、規制標識の一つで「警笛
鳴らせ」を示し、標識板411の下地の色は青、白の
枠、白の絵で構成してある。例えば、白の絵の表示部分
を色表示ユニット412、414、416、418で構
成し、表示する絵を毎秒自動的に切り替え、図15
(b)、(c)、(d)のようにすれば「警笛鳴らせ」
を動画パターンとして表示でき、ドライバーの注意を喚
起することができる。
を規制標識の「警笛鳴らせ」に組み合わせた本発明の実
施例である。図15(a)は、規制標識の一つで「警笛
鳴らせ」を示し、標識板411の下地の色は青、白の
枠、白の絵で構成してある。例えば、白の絵の表示部分
を色表示ユニット412、414、416、418で構
成し、表示する絵を毎秒自動的に切り替え、図15
(b)、(c)、(d)のようにすれば「警笛鳴らせ」
を動画パターンとして表示でき、ドライバーの注意を喚
起することができる。
【0050】図16(a)、(b)は、色表示ユニット
を案内標識の「入口の方向」に組み合わせた本発明の実
施例である。図16(a)は、案内標識の一つで「入口
の方向」を示し、標識板421の色は、上半分が白地に
緑の文字、下半分が緑地に白の矢印である。例えば、白
の矢印の表示部分を色表示ユニット422、424、4
26で構成すれば、緑の下地に白の矢印が少しづつ現
れ、左から右に移動する動画とか、白の矢印の中で緑の
縦バーのパターンが左から右に移動する動画とか、矢印
の中が白と緑に交互に切り替わる、などの動画にするこ
とができ、ドライバーの目を引くことができる。図16
(b)は、図16(a)の矢印が、例えば地震、事故な
どの要因で「閉鎖」の表示に切り替えられた実施例であ
る。色表示ユニット422、424、426の組み合わ
せやその数は任意で、表示する文字やパターンも任意で
ある。
を案内標識の「入口の方向」に組み合わせた本発明の実
施例である。図16(a)は、案内標識の一つで「入口
の方向」を示し、標識板421の色は、上半分が白地に
緑の文字、下半分が緑地に白の矢印である。例えば、白
の矢印の表示部分を色表示ユニット422、424、4
26で構成すれば、緑の下地に白の矢印が少しづつ現
れ、左から右に移動する動画とか、白の矢印の中で緑の
縦バーのパターンが左から右に移動する動画とか、矢印
の中が白と緑に交互に切り替わる、などの動画にするこ
とができ、ドライバーの目を引くことができる。図16
(b)は、図16(a)の矢印が、例えば地震、事故な
どの要因で「閉鎖」の表示に切り替えられた実施例であ
る。色表示ユニット422、424、426の組み合わ
せやその数は任意で、表示する文字やパターンも任意で
ある。
【0051】図17(a)、(b)、(c)、(d)
は、色表示ユニットで情報標識板を構成した本発明の実
施例である。図17(a)〜(d)は、標識板431を
色表示ユニット432〜443の12個で構成し、通常
は、案内標識、規制標識、指示標識などに使用し、道路
状況の変化に応じて、(a)雨/スリップ注意、(b)
強風/スピード注意、(c)地震発生、(d)震度4な
どを表示することにより、ドライバーに的確な交通情報
を提供することができる。
は、色表示ユニットで情報標識板を構成した本発明の実
施例である。図17(a)〜(d)は、標識板431を
色表示ユニット432〜443の12個で構成し、通常
は、案内標識、規制標識、指示標識などに使用し、道路
状況の変化に応じて、(a)雨/スリップ注意、(b)
強風/スピード注意、(c)地震発生、(d)震度4な
どを表示することにより、ドライバーに的確な交通情報
を提供することができる。
【0052】図18(a)、(b)は、色表示ユニット
を案内標識の「方面と距離」に組み合わせた本発明の実
施例である。図18(a)の標識板451の下地は緑
で、白い文字で地名と距離が書いてある。本実施例で
は、距離表示の右に所要時間を表示できる色表示ユニッ
ト452〜457を設置し、道路状態に応じた到着時間
をドライバーに提供できるようにしてある。図18
(b)は、図18(a)に方向表示を追加したもので、
方向表示458〜460を図1に示した動く矢印にして
ドライバーの目を引くようにすることも可能である。
を案内標識の「方面と距離」に組み合わせた本発明の実
施例である。図18(a)の標識板451の下地は緑
で、白い文字で地名と距離が書いてある。本実施例で
は、距離表示の右に所要時間を表示できる色表示ユニッ
ト452〜457を設置し、道路状態に応じた到着時間
をドライバーに提供できるようにしてある。図18
(b)は、図18(a)に方向表示を追加したもので、
方向表示458〜460を図1に示した動く矢印にして
ドライバーの目を引くようにすることも可能である。
【0053】図19は、色表示ユニットを3色信号灯に
組み合わせた本発明の実施例である。3色信号灯461
は、赤、黄、青を表示するランプで構成され、交互にそ
のいずれか一つが点灯する。本実施例では、信号灯の近
くに色表示ユニット462〜467をケース470に収
納して設置し、各ランプの表示時間が切り替わるまでの
時間経過を表示するものである。例えば、3色信号灯4
61が青を点灯した瞬間は色表示ユニット462〜46
7がすべて青色を表示し、時間の経過にしたがって左端
から右端に向かって白色または青色から黄色に切り替わ
り、3色信号灯461が黄色に点灯した瞬間にすべての
色表示ユニットを黄色にする。同様に時間の経過にした
がって左端から右端に向かって白色または黄色から赤色
に切り替わり、赤の点灯と同時に色表示ユニットを赤色
にする。他の表示手段としては、例えば色表示ユニット
の下地の色を赤にしておき、青に切り替わるまでの残り
時間を、例えば「あと30秒」、「あと5秒」のように
白の文字流れで表示させることもできる。このような表
示手段を用いれば信号待ちのいらいら時間を解消するこ
とができる。
組み合わせた本発明の実施例である。3色信号灯461
は、赤、黄、青を表示するランプで構成され、交互にそ
のいずれか一つが点灯する。本実施例では、信号灯の近
くに色表示ユニット462〜467をケース470に収
納して設置し、各ランプの表示時間が切り替わるまでの
時間経過を表示するものである。例えば、3色信号灯4
61が青を点灯した瞬間は色表示ユニット462〜46
7がすべて青色を表示し、時間の経過にしたがって左端
から右端に向かって白色または青色から黄色に切り替わ
り、3色信号灯461が黄色に点灯した瞬間にすべての
色表示ユニットを黄色にする。同様に時間の経過にした
がって左端から右端に向かって白色または黄色から赤色
に切り替わり、赤の点灯と同時に色表示ユニットを赤色
にする。他の表示手段としては、例えば色表示ユニット
の下地の色を赤にしておき、青に切り替わるまでの残り
時間を、例えば「あと30秒」、「あと5秒」のように
白の文字流れで表示させることもできる。このような表
示手段を用いれば信号待ちのいらいら時間を解消するこ
とができる。
【0054】色表示ユニット462〜467は、上記の
色情報やメッセージの他に、黄信号明滅の「注意して進
行」とか、赤信号明滅の「一時停止して進行」のメッセ
ージや、青の矢印を表示して「車は矢印方向進行」のメ
ッセージを流すこともでき、一般的な情報、注意、規
制、広告などの表示も可能である。
色情報やメッセージの他に、黄信号明滅の「注意して進
行」とか、赤信号明滅の「一時停止して進行」のメッセ
ージや、青の矢印を表示して「車は矢印方向進行」のメ
ッセージを流すこともでき、一般的な情報、注意、規
制、広告などの表示も可能である。
【0055】図20(a)〜(d)は、色表示ユニット
を歩行者の横断歩道信号に使用した本発明の実施例であ
る。図20(a)の標識板481は、従来の赤く光るバ
ックに白く光る人が立っている信号灯を、色表示ユニッ
ト482で置き替えたもので、赤の下地に人は白で「歩
行者止まれ」を表示してある。図20(b)は、図20
(a)の赤と白の色を入れ替えてあり、図20(a)と
(b)を1秒間に数回切り替えると、歩行者止まれの信
号を目立たせることができる。また、人の形を大小に変
化させたり、動かしたり、「止まれ」のメッセージと切
り替え表示したりすることも可能である。図20(c)
の標識板481は、従来の青く光るバックに白く光る人
が歩いている信号灯を、色表示ユニット482で置き替
えたもので、青の下地に人は白で「歩行者渡れ」を表示
してある。図20(d)は、図20(c)の人が歩いて
いる状態を示し、図20(c)と(d)の絵の間をいく
つかの動画でつないでなめらかな動きにすることができ
るし、アニメ的な変化のある絵にすることもできる。ま
た、人の色を変えたり、表情をつくることも可能で、見
ていて楽しい信号灯を提供できる。
を歩行者の横断歩道信号に使用した本発明の実施例であ
る。図20(a)の標識板481は、従来の赤く光るバ
ックに白く光る人が立っている信号灯を、色表示ユニッ
ト482で置き替えたもので、赤の下地に人は白で「歩
行者止まれ」を表示してある。図20(b)は、図20
(a)の赤と白の色を入れ替えてあり、図20(a)と
(b)を1秒間に数回切り替えると、歩行者止まれの信
号を目立たせることができる。また、人の形を大小に変
化させたり、動かしたり、「止まれ」のメッセージと切
り替え表示したりすることも可能である。図20(c)
の標識板481は、従来の青く光るバックに白く光る人
が歩いている信号灯を、色表示ユニット482で置き替
えたもので、青の下地に人は白で「歩行者渡れ」を表示
してある。図20(d)は、図20(c)の人が歩いて
いる状態を示し、図20(c)と(d)の絵の間をいく
つかの動画でつないでなめらかな動きにすることができ
るし、アニメ的な変化のある絵にすることもできる。ま
た、人の色を変えたり、表情をつくることも可能で、見
ていて楽しい信号灯を提供できる。
【0056】従来のこれらの信号灯は青から赤に切り替
わるとき、明滅させて時間が迫ったことを知らせていた
が、本発明の色表示ユニットでも色を切り替えることに
より同様のフラッシュ表示が可能である。また、従来の
信号灯は、図20(a)と(c)が別々の信号灯で構成
されていたが、本発明の色表示ユニットを使用すれば、
1個で図20(a)〜(d)の表示が可能である。従来
の信号灯では太陽光が差し込んでどちらが点灯している
か見えないことがあるが、本発明の色表示ユニットは、
受光式であるからそのような欠点がない。
わるとき、明滅させて時間が迫ったことを知らせていた
が、本発明の色表示ユニットでも色を切り替えることに
より同様のフラッシュ表示が可能である。また、従来の
信号灯は、図20(a)と(c)が別々の信号灯で構成
されていたが、本発明の色表示ユニットを使用すれば、
1個で図20(a)〜(d)の表示が可能である。従来
の信号灯では太陽光が差し込んでどちらが点灯している
か見えないことがあるが、本発明の色表示ユニットは、
受光式であるからそのような欠点がない。
【0057】図21(a)〜(c)は、色表示ユニット
を3色信号灯に使用した本発明の実施例である。図21
(a)の標識板491は、従来の3色信号灯の青を色表
示ユニット492で置き替えたものである。本実施例の
絵のパターンでは、全体の下地の色を「進め」の青で表
示し、白の四角な枠線が中央から矢印Aの方向に拡がっ
ていくパターンにして動きのある青信号にしてある。図
21(b)は、同様に「注意」の黄信号を黄の下地で表
示し、白の枠線が矢印Aの方向に拡がる状態を示し、図
21(c)は、「止まれ」の赤信号を赤の下地で表示
し、白の枠線が矢印Aの方向に拡がる状態を示してあ
る。白の四角な枠線の拡がる速度によって信号が切り替
わる時間が迫ったことを表示したり、白の四角の枠線の
代わりに、白い点が中央から四隅に向かって繰り返し走
る形など、パターンの種類は多様にできる。
を3色信号灯に使用した本発明の実施例である。図21
(a)の標識板491は、従来の3色信号灯の青を色表
示ユニット492で置き替えたものである。本実施例の
絵のパターンでは、全体の下地の色を「進め」の青で表
示し、白の四角な枠線が中央から矢印Aの方向に拡がっ
ていくパターンにして動きのある青信号にしてある。図
21(b)は、同様に「注意」の黄信号を黄の下地で表
示し、白の枠線が矢印Aの方向に拡がる状態を示し、図
21(c)は、「止まれ」の赤信号を赤の下地で表示
し、白の枠線が矢印Aの方向に拡がる状態を示してあ
る。白の四角な枠線の拡がる速度によって信号が切り替
わる時間が迫ったことを表示したり、白の四角の枠線の
代わりに、白い点が中央から四隅に向かって繰り返し走
る形など、パターンの種類は多様にできる。
【0058】図21では3色信号灯を標識板(a)〜
(c)の3種類に分けて示したが、1個の色表示ユニッ
ト492で3種類の表示をすることも可能であり、ま
た、信号灯が太陽の直射光によって判別できない場所に
信号灯の補助信号機として使用することも可能である。
信号灯はランプを使用するのでランプの寿命が短いが、
本発明の色表示素子は回転部の負荷が軽微なので半永久
的な寿命があり、表示が停止しているときの電力消費は
ゼロで省エネルギ効果が大である。
(c)の3種類に分けて示したが、1個の色表示ユニッ
ト492で3種類の表示をすることも可能であり、ま
た、信号灯が太陽の直射光によって判別できない場所に
信号灯の補助信号機として使用することも可能である。
信号灯はランプを使用するのでランプの寿命が短いが、
本発明の色表示素子は回転部の負荷が軽微なので半永久
的な寿命があり、表示が停止しているときの電力消費は
ゼロで省エネルギ効果が大である。
【0059】
【発明の効果】上記のごとく、本発明の構成を用いるこ
とにより、従来の道路標識、信号機などの表示画面を、
本来のデザインを保ったまま動画で表示することがで
き、目の注意の喚起、太陽光直射による見づらさの解
消、目の楽しさと情報量の増大、耐久性の向上と消費電
力の削減、視野角が広いことによる見やすさの向上など
の効果を生ずる。また、本発明の方式は、一般の固定看
板、案内板、行先表示板、広告塔などにも応用でき、同
様な効果を上げることができる。
とにより、従来の道路標識、信号機などの表示画面を、
本来のデザインを保ったまま動画で表示することがで
き、目の注意の喚起、太陽光直射による見づらさの解
消、目の楽しさと情報量の増大、耐久性の向上と消費電
力の削減、視野角が広いことによる見やすさの向上など
の効果を生ずる。また、本発明の方式は、一般の固定看
板、案内板、行先表示板、広告塔などにも応用でき、同
様な効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一方通行の道路標識に色表示モジュー
ルを組み込んだ説明図である。
ルを組み込んだ説明図である。
【図2】本発明の標識板に使用する動画素子の分解斜視
図である。
図である。
【図3】図2の動画素子とケース本体からなる色表示モ
ジュールの分解斜視図である。
ジュールの分解斜視図である。
【図4】図3の色表示モジュールの背面斜視図である。
【図5】本発明の色表示モジュールの全体構造および筐
体と標識板への取付構造を示す断面図である。
体と標識板への取付構造を示す断面図である。
【図6】本発明の標識板に使用する動画素子列の分解斜
視図である。
視図である。
【図7】図6の動画素子列とケース本体からなる色表示
列の分解斜視図である。
列の分解斜視図である。
【図8】図7の色表示列の背面斜視図である。
【図9】本発明の色表示列の全体構造および筐体と標識
板への取付構造を示す断面図である。
板への取付構造を示す断面図である。
【図10】色表示モジュール、色表示列を組み合わせて
道路標識に利用した本発明の実施例である。
道路標識に利用した本発明の実施例である。
【図11】動画素子ユニットとケース本体からなる本発
明の色表示ユニットの分解斜視図である。
明の色表示ユニットの分解斜視図である。
【図12】図11の色表示ユニットの背面斜視図であ
る。
る。
【図13】本発明の色表示ユニットの全体構造および筐
体と標識板への取付構造を示す断面図である。
体と標識板への取付構造を示す断面図である。
【図14】色表示ユニットを案内標識の国道番号に組み
合わせた本発明の実施例である。
合わせた本発明の実施例である。
【図15】色表示ユニットを規制標識の「警笛鳴らせ」
に組み合わせた本発明の実施例である。
に組み合わせた本発明の実施例である。
【図16】色表示ユニットを案内標識の「入口の方向」
に組み合わせた本発明の実施例である。
に組み合わせた本発明の実施例である。
【図17】色表示ユニットで情報標識板を構成した本発
明の実施例である。
明の実施例である。
【図18】色表示ユニットを案内標識の「方面と距離」
に組み合わせた本発明の実施例である。
に組み合わせた本発明の実施例である。
【図19】色表示ユニットを3色信号灯に組み合わせた
本発明の実施例である。
本発明の実施例である。
【図20】色表示ユニットを歩行者の横断歩道信号に使
用した本発明の実施例である。
用した本発明の実施例である。
【図21】色表示ユニットを3色信号灯に使用した本発
明の実施例である。
明の実施例である。
【図22】従来の動画素子ユニットの全体構成を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図23】従来の一方通行の道路標識である。
1 標識板 50 地板 52 磁芯 56 コイル 66 色表示体 68 磁石 70 色表示素子 80 ケース本体 90 透明上蓋 105 動画素子 110 色表示モジュール 117 筐体 208 動画素子列 252 色表示列 350 動画素子ユニット 376 色表示ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小室 実成 東京都小金井市前原町5丁目6番12号 株 式会社テイ・アイ・シイ・シチズン小金井 工場内 (72)発明者 柳川 芳彦 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内
Claims (11)
- 【請求項1】 表面を多色に塗り分けた円筒型の色表示
体の回転軸芯に、磁石を固定して回転自在に支持し、磁
石を取り囲むステータ、ステータに磁気結合されステー
タを保持する磁芯、磁芯に巻装されたコイル、磁芯に磁
気結合され磁芯を保持する地板、によってステップモー
タを構成し、前記ステータとコイルを前記色表示体が覆
い地板の上面で回転する構造を有する色表示素子と、 地板の下面に接合して配置され入力端子からの駆動パル
スをステップモータに供給する回路基板と、 によって動画素子を構成し、 動画素子を固定支持するケース本体と、 ケース本体の前面側に固定した透明上蓋と、 ケース本体の背面に設けたケース本体の着脱手段および
通気、配線の貫通穴と、 によって色表示モジュールを構成し、 色表示モジュールに駆動パルスを供給する駆動部を備
え、色表示モジュールを取り付けて表示画面の一部を形
成した標識板により、標識板の表示画面の一部を動画領
域によって構成したことを特徴とする動画標識装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の動画標識装置におい
て、 前記色表示体の表面の色の一つが、前記標識板の下地の
色と同色系であることを特徴とする動画標識装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の動画素子の複数個を一
平面で連結することによって動画素子列を構成し、 動画素子列を固定支持するケース本体と、 ケース本体の前面側に固定した透明上蓋と、 ケース本体の背面に設けたケース本体の着脱手段および
通気、配線の貫通穴と、 によって色表示列を構成し、 色表示列に駆動パルスを供給する駆動部を備え、色表示
列を取り付けて表示画面の一部を形成した標識板によ
り、標識板の表示画面の一部を動画領域によって構成し
たことを特徴とする動画標識装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の動画素子列の複数個を
重ねて連結することによって動画素子ユニットを構成
し、 動画素子ユニットを固定支持するケース本体と、 ケース本体の前面側に固定した透明上蓋と、 ケース本体の背面に設けたケース本体の着脱手段および
通気、配線の貫通穴と、 によって色表示ユニットを構成し、 色表示ユニットに駆動パルスを供給する駆動部を備え、
色表示ユニットを取り付けて表示画面の一部を形成した
標識板により、標識板の表示画面の一部を動画領域によ
って構成したことを特徴とする動画標識装置。 - 【請求項5】 請求項1または請求項3に記載の動画標
識装置において、 前記動画素子または動画素子列を前記ケース本体に固定
支持する構造は、前記地板の後端部に該地板と一体に形
成した取付脚と、該地板の一部を折り曲げた取付板を設
け、ケース本体の前面には前記取付脚を間に挿入する1
対の固定板と、前記取付板を狭着する1対の固定爪を設
けた構造であることを特徴とする動画標識装置。 - 【請求項6】 請求項1、請求項3、または請求項4に
記載の動画標識装置において、 前記透明上蓋をケース本体に固定する構造は、前記透明
上蓋の内周部に設けた凸部、または凹部が、前記ケース
本体の前面周囲に設けた凹部、または凸部に嵌合するこ
とによって互いに固定され、透明上蓋とケース本体の間
に挟まれたエッジパッキンを圧縮する構造であることを
特徴とする動画標識装置。 - 【請求項7】 請求項1、請求項3、または請求項4に
記載の色表示モジュール、色表示列、または色表示ユニ
ットを前記着脱手段により表面に固定した取付パネル
と、 取付パネルを表面とし、側面を側面パネル、裏面を裏面
パネルで構成した箱状の筐体と、 筐体内部で前記回路基板の入力端子が接続され、前記駆
動パルスを供給する駆動回路基板と、 色表示モジュール、色表示列、または色表示ユニットを
取り付けて表示画面の一部を形成した標識板により、標
識板の表示画面の一部を動画領域によって構成したこと
を特徴とする動画標識装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の動画標識装置におい
て、 筐体の内面には断熱材が取り付けてあることを特徴とす
る動画標識装置。 - 【請求項9】 請求項7に記載の動画標識装置におい
て、 前記着脱手段の構造は、前記ケース本体の背面に設けた
一つ以上のネジ穴に前記取付パネルを貫通するネジを締
結して、前記色表示モジュール、色表示列、または色表
示ユニットを取付パネルに固定する構造であることを特
徴とする動画標識装置。 - 【請求項10】 請求項7に記載の動画標識装置におい
て、 前記着脱手段の位置決め構造は、前記ケース本体の背面
に設けた固定棒が、前記取付パネルの穴または凹部に嵌
合する構造であることを特徴とする動画標識装置。 - 【請求項11】 請求項7に記載の動画標識装置におい
て、 前記ケース本体の着脱手段および通気、配線の貫通穴の
周囲の防水構造は、該周囲をリングパッキンで取り囲
み、該リングパッキンを前記着脱手段によってケース本
体の背面と前記取付パネルの間で圧縮固定する構造であ
ることを特徴とする動画標識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10421798A JPH11288230A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | 動画標識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10421798A JPH11288230A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | 動画標識装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11288230A true JPH11288230A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14374804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10421798A Pending JPH11288230A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | 動画標識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11288230A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002244591A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-08-30 | Nichia Chem Ind Ltd | 表示装置 |
JP2016170511A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 株式会社東芝 | サーバ |
JP2019204547A (ja) * | 2019-08-13 | 2019-11-28 | 株式会社東芝 | サーバ |
RU208965U1 (ru) * | 2021-02-24 | 2022-01-25 | Александр Юрьевич Ивершин | Сборный объемный знак |
-
1998
- 1998-04-01 JP JP10421798A patent/JPH11288230A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002244591A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-08-30 | Nichia Chem Ind Ltd | 表示装置 |
JP2016170511A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 株式会社東芝 | サーバ |
JP2019204547A (ja) * | 2019-08-13 | 2019-11-28 | 株式会社東芝 | サーバ |
RU208965U1 (ru) * | 2021-02-24 | 2022-01-25 | Александр Юрьевич Ивершин | Сборный объемный знак |
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