JPH11286610A - 高分子組成物 - Google Patents

高分子組成物

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JPH11286610A
JPH11286610A JP9038198A JP9038198A JPH11286610A JP H11286610 A JPH11286610 A JP H11286610A JP 9038198 A JP9038198 A JP 9038198A JP 9038198 A JP9038198 A JP 9038198A JP H11286610 A JPH11286610 A JP H11286610A
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JP
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weight
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molecule
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JP9038198A
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English (en)
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Toshiaki Sakaki
俊明 榊
Fumio Sekido
文雄 関堂
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室温で優れた振動減衰性能を有し、高温での
変形が小さく、射出成形が可能であり、かつ非常に柔軟
な低弾性率の防振・制振部材等を形成可能な高分子組成
物を提供する。 【解決手段】 本発明の高分子組成物は、分子内に二重
結合を有する熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー
である成分Aと、実質的に分子内に二重結合を有しない
熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーである成分B
と、成分Aおよび成分Bの動的加硫物に柔軟性を付与す
るための低分子成分である成分Cとを含む組成物を動的
加硫して、成分Aを成分B中に微分散させたものであっ
て、20℃における貯蔵弾性率が1×107 dyn/c
2 以下であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防振・制振用部
材、衝撃吸収部材および緩衝材に好適に用いられる高分
子組成物に関し、より詳しくは、振動減衰能力に優れ、
高温での変形が小さくかつ低弾性率である高分子組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】防振
部材、制振部材、衝撃吸収剤、緩衝材等には、従来より
ゴムや樹脂が用いられている。しかし、従来より防振ゴ
ム等の用途に使用されているゴムや樹脂は一般に硬度が
高いため、充分な防振・制振効果や、衝撃吸収効果を発
揮できない場合がある。特に近年、防振部材等の小型化
や軽量化が求められていることから、ゴムや樹脂の弾性
率をより一層低くして、柔らかくすることが必要となっ
ている。
【0003】ゴムや樹脂の弾性率を低くするには、プロ
セスオイル等の軟化剤、可塑剤、油等の低分子成分を多
量に配合する方法がある。しかしながら、ゴムや樹脂の
種類によって異なるものの、一般に前述の低分子成分を
ゴムや樹脂100重量部に対して数十重量部程度配合し
た場合には前述の低分子成分が経時的にゴムや樹脂の表
面に析出する、いわゆるブリードという現象が生じる。
【0004】そこで、ブリードの問題を解消すべく、弾
性率が極めて低い材料であるシリコーンゲルを防振部材
等に使用することが考えられる。しかし、シリコーンゲ
ルを用いた場合は、部材の引張強度や引裂強度が極めて
小さくなるという問題がある。さらに、シリコーンゲル
は高価なシリコーンを原料とするために材料自体が極め
て高価であり、付加価値の高い製品に使用が限定され
る。
【0005】弾性率が低い防振部材を得るには、スチレ
ン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SI
S)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合
体(SBS)等の熱可塑性エラストマーに、前述の低分
子成分を多量に配合する方法も考えられる。前記熱可塑
性エラストマーは、前述の低分子成分を多量に配合して
もブリードが生じるおそれが少ない。さらに、熱可塑性
エラストマーは後加工やリサイクルが可能であることか
ら、近年注目されている環境問題の観点からも好適であ
る。しかしながら、熱可塑性であるため、高温域での圧
縮永久ひずみが大きい、すなわち高温での変形が大きい
という問題がある。
【0006】そこで本発明の目的は、室温で優れた振動
減衰性能を有し、高温域での変形が小さく、射出成形が
可能であり、かつ非常に柔軟な、すなわち弾性率が極め
て低い防振・制振部材を製造可能な高分子組成物を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、柔軟性を
付与する目的でプロセスオイル等の軟化剤や、可塑剤、
油等の低分子成分を多量に配合した系において、上記課
題を解決することのできる高分子成分について検討を重
ねた。その結果、高分子成分として分子内に二重結合を
有する熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーと、分
子内に実質的に二重結合を有しない熱可塑性樹脂または
熱可塑性エラストマーとを使用し、これらの成分と上記
低分子成分とを含む組成物を動的加硫し、動的加硫物の
貯蔵弾性率を所定の範囲に設定すれば、室温での優れた
ゴム弾性と振動減衰性能とを維持しつつ、高温域での変
形が小さく、射出成形が可能であり、かつ非常に柔軟な
防振・制振部材を製造可能な高分子組成物が得られると
いう新たな事実を見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明の高分子組成物は、分子
内に二重結合を有する熱可塑性樹脂または熱可塑性エラ
ストマーである成分Aと、実質的に分子内に二重結合を
有しない熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーであ
る成分Bと、成分Aおよび成分Bの動的加硫物に柔軟性
を付与するための低分子成分である成分Cとを含む組成
物を動的加硫して、成分Aを成分B中に微分散させた、
20℃における貯蔵弾性率が1×107 dyn/cm2
以下の高分子組成物であることを特徴とする。
【0009】上記本発明の高分子組成物によれば、貯蔵
弾性率が低く、従って極めて柔軟であることから、小型
化や軽量化を実現した防振・制振用部材、衝撃吸収部
材、緩衝材等を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の高分子組成物につ
いて詳細に説明する。本発明の高分子組成物は、前述の
ように、20℃における貯蔵弾性率が1×107 dyn
/cm2 以下であることを特徴とする。本発明において
「貯蔵弾性率E’」とは、高分子組成物に正弦波振動等
の動的応力を加えたときに見られる粘弾性特性であっ
て、この値が小さいほど、高分子組成物の弾性率が低
く、柔軟である。
【0011】本発明における貯蔵弾性率E’の測定は、
試料片に引張応力を負荷して行ったものであって、その
測定条件は次のとおりである。試験周波数10Hz、試
験温度20℃、試験振幅±20μm、初期ひずみ2mm
(引張)、チャック間距離20mm、測定試料幅4mm
×長さ30mm。なお、測定には、レオロジー社製の粘
弾性スペクトロメータ(型番「DVE−V4」)を使用
した。
【0012】本発明においては、弾性率が低く、極めて
柔軟な高分子組成物を達成するという観点から、20℃
における貯蔵弾性率が上記範囲の中でも特に5×106
dyn/cm2 以下であるのが好ましく、2×106
yn/cm2 以下であるのがより好ましい。貯蔵弾性率
を所定の範囲に設定するには、後述する成分Cの配合量
を適宜設定すればよい。
【0013】〔成分A〕成分Aは、分子内に二重結合を
有する熱可塑性樹脂、または分子内に二重結合を有する
熱可塑性エラストマーであって、硫黄、含硫黄化合物等
の硫黄系加硫剤や、樹脂加硫剤で加硫可能なものであ
る。かかる熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーと
しては、例えば芳香族ビニル化合物とイソプレンとを主
成分とするブロック共重合体、芳香族ビニル化合物とブ
タジエンとを主成分とするブロック共重合体等が挙げら
れ、より詳しくは、例えばスチレン−イソプレン−スチ
レンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロック共重合体(SBS)等が挙げられ
る。
【0014】また、成分Aとしては、硫黄系加硫剤や樹
脂加硫剤によって加硫可能であれば、上記例示の共重合
体を部分的に水素添加したものであってもよい。SIS
を構成するイソプレンは通常1,4−結合であるが、一
部が式(i) で表される1,3−結合や、式(ii)で表され
る3,4−結合によってビニル構造(いわゆるビニルイ
ソプレン単位)を形成してもよい。
【0015】
【化1】
【0016】イソプレン部分の総量に対するビニルイソ
プレン単位の含有割合(ビニルイソプレン含量)は50
%以上であるのが、SISの振動減衰性能を向上させる
ために好ましい。ビニルイソプレン含量は、前記範囲の
中でも特に60%以上であるのが好ましく、70%以上
であるのがより好ましい。ビニルイソプレン単位を有す
るSISとしては、例えばクラレ(株)製の「ハイブラ
ー(HYBRAR)VS−1」(ビニルイソプレン含量70
%)、「ハイブラーVS−3」(ビニルイソプレン含量
55%)等が挙げられる。
【0017】一方、SBSを構成するブタジエンについ
ても、通常の1,4−結合のほかに、ビニル構造を形成
する結合形式をとっていてもよい。本発明の成分Aとし
ては、上記例示の中でも特に、ビニルイソプレンを含む
「ハイブラーVS−1」を用いるのが好ましい。「ハイ
ブラーVS−1」は室温域にtanδのピークがあるた
め、材料に振動吸収性を与える効果が室温域においてと
くに大きいからである。
【0018】成分Aとして例示の熱可塑性樹脂および熱
可塑性エラストマーは、通常の硫黄系加硫剤で動的加硫
を行うことができるほか、ハロゲン含有物質とフェノー
ル−ホルムアルデヒド樹脂との組み合わせや、ハロゲン
化フェノール−ホルムアルデヒド樹脂などの樹脂加硫剤
で動的加硫することもできる。 〔成分B〕成分Bは、分子内に実質的に二重結合を有し
ない熱可塑性樹脂、または分子内に実質的に二重結合を
有しない熱可塑性エラストマーであって、硫黄系加硫剤
や樹脂加硫剤では加硫されないものである。
【0019】かかる熱可塑性樹脂としては、例えばポリ
エチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチ
レン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビ
ニリデン(PVDC)、ポリアミド、ポリエステル等が
挙げられる。また、熱可塑性エラストマーとしては、例
えば芳香族ビニル化合物とイソプレンとを主成分とする
ブロック共重合体の水素添加物、芳香族ビニル化合物と
ブタジエンとを主成分とするブロック共重合体の水素添
加物などが挙げられる。
【0020】本発明における成分Bには、成分Aとの親
和性を高く保つという観点から、上記例示の中でも特
に、SISの水素添加物であるSEPSや、SBSの水
素添加物であるSEBSが好適に用いられる。さらに、
これらの水素添加物の中でも、優れた振動減衰能力を要
求される用途には、分子内にビニル構造を有するものが
好適に用いられる。
【0021】また、SEPSやSEBSは、もともと柔
軟な上、多量のオイルを含有してもブリード等の問題が
生じにくいことから、高分子組成物全体の硬度を低く
し、より一層柔軟なものにするという上でも好適であ
る。成分Bとして熱可塑性エラストマーの水素添加物を
用いる場合、その水素添加の度合いは特に限定されるも
のではないが、水素添加の度合いが低いと加硫が進行し
て成形性が低下するおそれがあるため、二重結合の割合
で90%以上、好ましくは95%以上が水素添加されて
いるのが好ましい。
【0022】〔成分Aと成分Bとの配合割合〕成分Aと
成分Bとの比は、重量比で80:20〜20:80、好
ましくは75:25〜40:60、より好ましくは7
0:30〜50:50である。成分Aの割合が小さくな
るほど高温での変形が大きくなり、成分Aの割合が20
重量%を下回ると高温で一定の形状を保つことが困難に
なるおそれがある。逆に、成分Aの割合が80重量%を
超えると、流動性が失われて成形性が低下するおそれが
ある。
【0023】〔成分C〕成分Cは、成分Aと成分Bとの
動的加硫物に柔軟性を付与し、その弾性率を低くするた
めに配合される低分子量の材料である。成分Cは、動的
加硫物に柔軟性を与えるために必須の成分であって、例
えば熱可塑性樹脂に通常配合される可塑剤;プロセスオ
イル等の軟化剤;オリゴマー;動物油、植物油等の油
分;灯油、軽油、重油、ナフサ等の石油留分などが挙げ
られる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を混合
して用いてもよい。
【0024】軟化剤としてはプロセスオイルが挙げら
れ、より具体的には、パラフィンオイル;ナフテン系プ
ロセスオイル;芳香族系プロセスオイル等の石油系プロ
セスオイル等が挙げられる。可塑剤としては、例えばジ
メチルフタレート、ジエチルフタレート、ジ−(2−エ
チルヘキシル)フタレート、ジ−n−オクチルフタレー
ト、高級アルコールフタレートフタル酸誘導体;ジイソ
オクチルフタレート、ジーn−アルキルフタレート等の
フタル酸誘導体;ジメチルイソフタレートのようなイソ
フタル酸誘導体;ジ−(2−エチルヘキシル)テトラヒ
ドロフタレートのようなテトラヒドロフタル酸誘導体;
ジブチルアジペート、ジメチルアジペート、ジ−(2−
エチルヘキシル)アジペート、ジイソデシルアジペート
等のアジピン酸誘導体、アゼライン酸誘導体;セバシン
酸誘導体;ドデカン−2−酸誘導体;マレイン酸誘導
体、フマル酸誘導体、トリメリト酸誘導体、ピロメリト
酸誘導体、クエン酸誘導体、イタコン酸誘導体、オレイ
ン酸誘導体、リシノール酸誘導体、ステアリン酸誘導
体、その他脂肪酸誘導体、スルホン酸誘導体、リン酸誘
導体、グルタール酸誘導体、その他モノエステル系可塑
剤、グリコール誘導体、グリセリン誘導体、パラフィン
誘導体、エポキシ誘導体ポリエステル系重合型可塑剤、
ポリエーテル系重合型可塑剤等が挙げられる。
【0025】植物油としては、例えばひまし油、綿実
油、あまに油、なたね油、大豆油、パーム油、ヤシ油、
落花生油、パインオイル、トール油等が挙げられる。成
分Cとしては、上記例示の低分子成分のうち、成分Aや
成分Bとの親和性に優れたものを用いるのがより好まし
い。従って、特に限定されないが、成分Cとしてパラフ
ィンオイルを用いるのが、成分Aや成分Bとの親和性の
観点から好適である。
【0026】本発明の高分子組成物において、成分C
は、成分Aと成分Bとの動的加硫物に通常のゴムまたは
プラスチック用の混練機を用いてブレンドすることもで
きる。また、成分Aや成分Bにあらかじめ成分Cをブレ
ンドしておき、両者を混合して動的加硫を行うこともで
きる。成分Cを成分Aや成分Bにあらかじめブレンドし
ておき、さらにそのブレンド物や動的加硫物に成分Cを
配合することも可能である。
【0027】成分Cの配合量は、高分子組成物の20℃
における貯蔵弾性率が1×107 dyn/cm2 以下と
なるように設定される。その配合量は成分Aや成分Bの
種類等により異なるために特に限定されないが、通常、
成分Aと成分Bとの総量100重量部に対して70重量
部以上となるように設定すればよい。成分Cの配合量
は、前記範囲の中でも特に70〜1000重量部が好ま
しく、100〜1000重量部がより好ましく、なかん
づく200〜500重量部であるのが好ましい。
【0028】なお、一般的な動的加硫物において、加工
性の改良のために配合されるオイルは多くて数十重量部
程度であり、得られる動的加硫物の硬度も最も柔らかい
もので45(JIS A)程度である。これは、成分B
として硬度の高いポリエチレン、ポリプロピレン等を用
いているためである。一方、本発明の動的加硫物の硬度
(JIS A)は、これに限定されないが、0〜20程
度である。
【0029】〔動的加硫〕本発明において、成分Aおよ
び成分Bを含む組成物の動的加硫は、前記組成物を高温
下で溶融、混練しながら加硫剤を添加し、さらに必要に
応じて補強材、充填剤、滑剤、粘着性付与剤、老化防止
剤、紫外線吸収剤、顔料、振動減衰能を高めるための樹
脂等の他の成分を添加することによって行われる。
【0030】動的加硫に使用する混練機としては、加熱
と混練とを同時に行い得る種々の装置が使用可能であっ
て、例えば通常のゴムの加工に用いられるバンバリー、
ニーダー、単軸または多軸の押出機等が挙げられる。な
かでも、連続的に材料の供給と取り出しが可能な押出機
が生産性の観点から好適であり、押出機の中でも2軸押
出機がより好適である。
【0031】動的加硫時の混練温度は100〜250
℃、好ましくは150〜230℃である。 〔加硫剤〕動的加硫時に使用される加硫剤としては、硫
黄、含硫黄化合物等の硫黄系加硫剤のほか、ハロゲン含
有物質とフェノール−ホルムアルデヒド樹脂との組み合
わせや、ハロゲン化フェノール−ホルムアルデヒド樹脂
(例えば、田岡化学工業(株)の商品名「タッキロール
250−I」、「タッキロール−250−III 」等)な
どの樹脂加硫剤が挙げられる。
【0032】なお、本発明においては、過酸化物で加硫
を行うと高分子組成物中にゴムのような架橋点が生じて
しまう。その結果、高温での変形が小さくなるものの、
流動性が失われ、射出成形ができなくなるため好ましく
ない。成分Aを加硫するには、成分Aの種類によって異
なるものの、例えば硫黄と、チアゾール系、チウラム
系、ジチオカルバメート系等の加硫促進剤との組み合わ
せが用いられる。
【0033】〔他の成分〕本発明の高分子組成物には、
ポリマーAを加硫させるための加硫剤、加硫促進剤の他
に、必要に応じて加硫促進助剤、加硫遅延剤、補強剤、
充填剤、滑剤、粘着性付与剤、老化防止剤、顔料等を添
加してもよい。加硫促進剤は上記加硫剤と組み合わせて
用いられるものであって、例えばチアゾール系、チウラ
ム系、ジチオカルバミン酸塩系の加硫促進剤があげられ
る。
【0034】上記加硫促進剤の具体例としては、ジベン
ゾチアジルジスルフィド(DM)、テトラメチルチウラ
ムジスルフィド(TMT)、テトラエチルチウラムジス
ルフィド(TET)、テトラブチルチウラムジスルフィ
ド(TBT)、ジメチルジチオカルバミン酸鉄、ジメチ
ルジチオカルバミン酸亜鉛(PZ)、ジメチルジチオカ
ルバミン酸銅、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛(E
Z)、ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛(BZ)、N−
エチル−N−フェニルジチオカルバミン酸亜鉛(P
X)、2−メルカプトベンゾチアゾール(M)、ジペン
タメチレンチウラムテトラスルフィド(TRA)等があ
げられる。
【0035】硫黄と加硫促進剤との合計の添加量は、成
分Aおよび成分Bの総量100重量部に対して0.5〜
20重量部であるのが好ましく、2〜5重量部であるの
がさらに好ましい。加硫促進助剤、滑剤としては、酸化
亜鉛、ステアリン酸等があげられる。このうち酸化亜鉛
の添加量は、成分Aおよび成分Bの総量100重量部に
対して0.5〜10重量部であるのが好ましい。ステア
リン酸の添加量は、成分Aおよび成分Bの総量100重
量部に対して0.1〜5重量部であるのが好ましい。
【0036】補強剤としてはカーボンブラックやシリカ
などがあげられ、特に安価なカーボンブラックが好適に
用いられる。カーボンブラックとしては、例えばGP
F、HAF、ISAFなどがあげられる。カーボンブラ
ックの添加量は、使用するカーボンブラックの種類など
によっても異なるが、一般的には、成分Aおよび成分B
の総量100重量部に対して200重量部以下であるの
が好ましく、通常は100重量部以下の割合で用いられ
る。
【0037】またカーボンブラック以外の他の補強剤、
充填剤としては、例えば前記シリカの他に、炭酸カルシ
ウム、ケイ酸マグネシウム、クレー、ゼオライト、硫酸
バリウム、リトポン、酸化チタンなどがあげられる。こ
れら他の補強剤、充填剤の配合量は合計で、成分Aおよ
び成分Bの総量100重量部に対して100重量部以下
であるのが好ましく、50重量部以下であるのがさらに
好ましい。
【0038】老化防止剤としては、例えばフェノール
系、アミン系のものが使用できる。老化防止剤の配合量
は、成分Aおよび成分Bの総量100重量部に対して
0.5〜10重量部の範囲内であるのが好ましい。ま
た、本発明の高分子組成物には、上記以外にも例えば、
樹脂やゴム粉、中空粒子などを配合してもよく、特に樹
脂は、軟化剤とともに損失正接tanδを大きくする働
きをするため、好適に使用できる。
【0039】かかる樹脂としては、例えばクマロン・イ
ンデン樹脂、フェノール樹脂、テルペン樹脂、ハイスチ
レン樹脂、石油系炭化水素樹脂(例えばジシクロペンタ
ジエン樹脂、脂肪族系環状炭化水素樹脂、不飽和炭化水
素樹脂など)、ポリブテン、ロジン誘導体およびこれら
の水素添加物などがあげられる。樹脂は、軟化剤の添加
量の一部を肩代わりさせるべく、その添加量を設定する
のが好ましい。つまり樹脂と軟化剤の合計の添加量が、
前述した軟化剤単独での好適な添加量の範囲となるよう
に、両者の添加量を調整するのが好ましい。
【0040】中空粒子を添加すると、高分子組成物を軽
量化できる。
【0041】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて本発明を
説明する。成分Aとしては、 ・(株)クラレ製の「ハイブラーVS−1」〔SIS、
スチレン含量20重量%、イソプレン含量80重量%、
イソプレン中のビニルイソプレン含量70重量%〕、 ・シェルジャパン(株)製の「KRATON DKX4
05」〔SBS、スチレン含量24重量%〕、または ・シェルジャパン(株)製の「KRATON DKX4
06」〔SIS、スチレン含量16重量%〕のいずれか
を使用した。
【0042】成分Bとしては、 ・(株)クラレ製の「ハイブラーHVS−3」〔SEP
S、スチレン含量20重量%〕、 ・(株)クラレ製の「セプトン(SEPTON)2063」〔S
EPS、スチレン含量13重量%〕、または ・シェルジャパン(株)製の「KRATON G165
2」〔SEBS、スチレン含量29重量%〕のいずれか
を使用した。
【0043】成分Cとしては、出光興産(株)製の「ダ
イアナプロセスオイル PW−380」(パラフィンオ
イル)を使用した。 実施例1 (高分子組成物の作製)成分Aとして「ハイブラーVS
−1」(SIS)を使用し、この成分Aと成分Cとを1
00:60(重量比)の割合でブレンドしてペレット化
した(ペレットA)。また、成分Bとして「ハイブラー
HVS−3」(SEPS)を使用し、この成分Bと成分
Cとを100:90(重量比)の割合でブレンドしてペ
レット化した(ペレットB)。
【0044】上記ペレットAとペレットBとを、成分A
と成分Bとの重量比が50:50となるようにブレンド
し、さらに成分Aと成分Bとの総量100重量部に対し
て、酸化亜鉛(加硫促進助剤)、ステアリン酸(加硫促
進所剤)、硫黄(加硫剤)、テトラエチルチウラムジス
ルフィド(TET、加硫促進剤)およびジベンゾチアジ
ルジスルフィド(DM、加硫促進剤)を表1に示す割合
(重量部)でブレンドした。なお、こうして得られたブ
レンド物におけるプロセスオイル(成分C)の配合量
は、成分Aと成分Bとの総量100重量部に対して75
重量部であった。
【0045】次いで、上記ブレンド物を2軸押出機
〔(株)アイペック製の「HTM−38」〕で動的加硫
した。動的加硫の条件は、温度190〜210℃、スク
リューの回転速度100〜400rpmであった。得ら
れた動的加硫物の状態を目視で確認し、以下の基準にて
動的加硫の評価を行った。 ○:表面状態が良好な動的加硫物が得られた。 ×:動的加硫物が粒状になり、動的加硫後の成形が不可
能であった。
【0046】次いで、上記動的加硫物を用いて射出成形
を行い、成形性を以下の基準にて評価した。 ○:射出成形時の動的加硫物の流れ性が良好であるな
ど、射出成形性が良好であった。 △:射出成形が可能であったものの、流れ性が不十分
で、射出成形時に一部で充填不良が生じた。 ×:射出成形が不可能であった。
【0047】射出成形により得られた試料を用いて、貯
蔵弾性率E’、tanδおよび圧縮永久ひずみを測定
し、高分子組成物の物性を評価した。 (貯蔵弾性率E’)測定条件は前述の通りである。な
お、同時に損失弾性率E''も測定した。 (tanδ)上記貯蔵弾性率E’および損失弾性率E''
の測定結果を用いて、式: tanδ=E''/E’ よりtanδを算出した。
【0048】このtanδの値が大きいほど、室温での
振動減衰性能が優れていることを示す。tanδは、通
常、0.1以上あればよい。 (圧縮永久ひずみ)射出成形により得られた試料を加工
して、厚み12.70±0.13mm、直径29.0m
mの円柱状の試験片を作製した。この試験片を用いて、
JIS K6301「加硫ゴム物理試験方法」所載の圧
縮永久ひずみ試験方法に従って、試験温度70℃、試験
時間22時間、圧縮率25%の条件で圧縮永久ひずみ
(%)を求めた。
【0049】この圧縮永久ひずみの値が小さいほど、高
温での変形が小さいといえる。以上の評価結果および測
定結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】なお、表1中のパラフィンオイルの含有量
は、成分Aを含むペレットおよび成分Bを含むペレット
に含まれるパラフィンオイルの総量であって、成分Aお
よび成分Bの総量100重量部に対する量を示す。 実施例2 成分Aと成分Cとのブレンド比を100:150(重量
比)とし、成分Bと成分Cとのブレンド比を100:9
0(重量比)としたほかは、それぞれ実施例1と同様に
してペレットAおよびペレットBを作製した。
【0052】上記ペレットAとペレットBとを用いたほ
かは、実施例1と同様にしてブレンド物の作製、動的加
硫および射出成形を行った。 実施例3 成分Aと成分Cとのブレンド比を100:100(重量
比)とし、成分Bと成分Cとのブレンド比を100:2
00(重量比)としたほかは、それぞれ実施例1と同様
にしてペレットAおよびペレットBを作製した。
【0053】上記ペレットAとペレットBとを、成分A
と成分Bとのブレンド比が70:30となるようにブレ
ンドし、さらに硫黄等の表1に示す成分を同表に示す割
合(成分Aと成分Bとの総量100重量部に対する重量
部)で配合してブレンドしたほかは、実施例1と同様に
してブレンド物の作製、動的加硫および射出成形を行っ
た。
【0054】実施例4 実施例3で得られたペレットAとペレットBとを、成分
Aと成分Bとのブレンド比が30:70となるようにブ
レンドしたほかは、実施例3と同様にしてブレンド物の
作製、動的加硫および射出成形を行った。上記実施例2
〜4について、動的加硫後の状態および射出成形性の評
価と、引張貯蔵弾性率E’、tanδおよび圧縮永久ひ
ずみの測定を実施例1と同様にして行った。その結果は
表1に示すとおりである。
【0055】実施例5 成分Bとして「セプトン2063」(SEPS)を使用
し、この成分Bと成分Cとを100:240(重量比)
の割合でブレンドしてペレット化した(ペレットB)。
上記ペレットBと、実施例1で得られたペレットAと
を、成分Aと成分Bとの重量比が50:50となるよう
にブレンドしたほかは、実施例1と同様にしてブレンド
物の作製、動的加硫および射出成形を行った。
【0056】実施例6 成分Bとして「KRATON G1652」(SEB
S)を使用し、この成分Bと成分Cとを100:240
(重量比)の割合でブレンドしてペレット化した(ペレ
ットB)。上記ペレットBと、実施例1で得られたペレ
ットAとを、成分Aと成分Bとの重量比が50:50と
なるようにブレンドしたほかは、実施例1と同様にして
ブレンド物の作製、動的加硫および射出成形を行った。
【0057】実施例7 成分Aとして「KRATON D−KX405」(SB
S)を使用し、この成分Aと成分Cとを100:240
(重量比)の割合でブレンドしてペレット化した(ペレ
ットA)。上記ペレットAと、実施例1で得られたペレ
ットBとを、成分Aと成分Bとの重量比が50:50と
なるようにブレンドしたほかは実施例1と同様にしてブ
レンド物の作製、動的加硫および射出成形を行った。
【0058】実施例8 成分Aとして「KRATON D−KX406」(SI
S)を使用し、この成分Aと成分Cとを100:240
(重量比)の割合でブレンドしてペレット化した(ペレ
ットA)。上記ペレットAと、実施例1で得られたペレ
ットBとを、成分Aと成分Bとの重量比が50:50と
なるようにブレンドしたほかは実施例1と同様にしてブ
レンド物の作製、動的加硫および射出成形を行った。
【0059】上記実施例5〜8について、動的加硫後の
状態および射出成形性の評価と、引張貯蔵弾性率E’、
tanδおよび圧縮永久ひずみの測定を実施例1と同様
にして行った。その結果を表2に示す。
【0060】
【表2】
【0061】表1〜2より明らかなように、実施例1〜
8の高分子組成物はいずれも成分Aを動的加硫によって
成分B中に微分散させたものであって、動的加硫後の状
態および射出成形性が良好であった。また、各実施例と
も成分Cが適当量配合されており、貯蔵弾性率が1×1
7dyn/cm2 以下に設定されていた。従って、い
ずれの射出成形物も充分な柔軟性を有していた。
【0062】さらに、各実施例ともtanδの値が充分
に高く、かつ圧縮永久ひずみの値が充分に低かった。従
って、室温で優れた振動減衰性能を有しており、かつ高
温での変形が小さいことがわかった。 比較例1 「ハイブラーVS−1」(SIS)100重量部に対し
て、「ダイアナプロセスオイル PW−380」(パラ
フィンオイル)100重量部を配合し、さらに硫黄等の
表1に示す成分を同表に示す割合(成分Aと成分Bとの
総量100重量部に対する重量部)で配合してブレンド
したほかは、実施例1と同様にしてブレンド物の作製お
よび動的加硫を行った。
【0063】比較例1では動的加硫物が粒状になったた
め、動的加硫後の射出成形が不可能であった。 比較例2 「ハイブラーVS−1」(SIS)100重量部に対し
て、「ダイアナプロセスオイル PW−380」(パラ
フィンオイル)100重量部を配合して射出成形した。
【0064】比較例3 「ハイブラーHVS−3」(SEPS)100重量部に
対して、「ダイアナプロセスオイル PW−380」
(パラフィンオイル)200重量部を配合して射出成形
した。 比較例4 成分Aとして「ハイブラーVS−1」(SIS)を使用
し、この成分Aと成分Cとを100:100(重量比)
の割合でブレンドしてペレット化した(ペレットA)。
また、成分Bとして「ハイブラーHVS−1」(SEP
S)を使用し、この成分Bと成分Cとを100:100
(重量比)の割合でブレンドしてペレット化した(ペレ
ットB)。
【0065】上記ペレットAとペレットBとを、成分A
と成分Bとの重量比が50:50となるようにブレンド
して、射出成形した。上記比較例1〜4について、動的
加硫後の状態および射出成形性の評価と、引張貯蔵弾性
率E’、tanδおよび圧縮永久ひずみの測定を実施例
1と同様にして行った。その結果を表3に示す。
【0066】
【表3】
【0067】表3より明らかなように、比較例1では成
分Aのみを加硫したものであって、加硫生成物が粒状と
なり、加硫後の射出成形は不可能であった。また、比較
例2〜4は、成分Aおよび/または成分Bを動的加硫せ
ずに射出成形したものであって、圧縮永久ひずみが10
0%と大きかった。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の高分子組
成物によれば、室温で優れた振動減衰性能を有し、高温
域での変形が小さく、射出成形が可能であり、かつ非常
に柔軟な、すなわち弾性率が極めて低い防振・制振部材
を製造可能な高分子組成物を得ることができる。
【0069】従って、本発明は、防振部材、制振部材、
衝撃吸収剤、緩衝材等を小型化、軽量化するのに好適で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子内に二重結合を有する熱可塑性樹脂ま
    たは熱可塑性エラストマーである成分Aと、実質的に分
    子内に二重結合を有しない熱可塑性樹脂または熱可塑性
    エラストマーである成分Bと、成分Aおよび成分Bの動
    的加硫物に柔軟性を付与するための低分子成分である成
    分Cとを含む組成物を動的加硫して、成分Aを成分B中
    に微分散させた、20℃における貯蔵弾性率が1×10
    7 dyn/cm2 以下であることを特徴とする高分子組
    成物。
  2. 【請求項2】成分Cの配合量が、成分Aおよび成分Bの
    総量100重量部に対して70重量部以上である請求項
    1記載の高分子組成物。
  3. 【請求項3】成分Aが、分子中にビニルイソプレン単位
    を含有する、芳香族ビニル化合物とイソプレンとを主成
    分とするブロック共重合体である請求項1記載の高分子
    組成物。
  4. 【請求項4】成分Bが、芳香族ビニル化合物とイソプレ
    ンとを主成分とするブロック共重合体または芳香族ビニ
    ル化合物とブタジエンとを主成分とするブロック共重合
    体の水素添加物である請求項1記載の高分子組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007169656A (ja) * 2007-01-25 2007-07-05 Riken Technos Corp 複合成形体
WO2007114062A1 (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Zeon Corporation ゴム組成物およびゴム架橋物
JP2008174760A (ja) * 2002-01-17 2008-07-31 Riken Technos Corp 熱可塑性エラストマー組成物

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WO2007114062A1 (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Zeon Corporation ゴム組成物およびゴム架橋物
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