JPH1128650A - レンズ研削装置及びレンズ製造方法及びレンズ - Google Patents

レンズ研削装置及びレンズ製造方法及びレンズ

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JPH1128650A
JPH1128650A JP9183593A JP18359397A JPH1128650A JP H1128650 A JPH1128650 A JP H1128650A JP 9183593 A JP9183593 A JP 9183593A JP 18359397 A JP18359397 A JP 18359397A JP H1128650 A JPH1128650 A JP H1128650A
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JP
Japan
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lens
end mill
groove
lens base
face
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JP9183593A
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English (en)
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Takanori Fujiwara
孝憲 藤原
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/02Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding grooves, e.g. on shafts, in casings, in tubes, homokinetic joint elements
    • B24B19/03Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding grooves, e.g. on shafts, in casings, in tubes, homokinetic joint elements for grinding grooves in glass workpieces, e.g. decorative grooves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ基材の端面の長手方向への凹部の形成
を容易にする。 【解決手段】 本発明のレンズ研削装置は、レンズ基材
の表または/及び裏面部分を取着し軸回転可能なレンズ
基材押さえ軸と、前記レンズ基材の端面に対峙する位置
に設置可能なエンドミルと、該エンドミルを軸回転させ
るエンドミル回転モーターとを有し、軸回転する前記エ
ンドミルにより前記レンズ基材の端面の長手方向に凹部
を形成する溝堀加工部を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡レンズの周縁
を加工するレンズ研削装置、レンズ製造方法及び加工さ
れたレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】ソフロン、ナイロール等の名称で呼ばれ
ている眼鏡がある。この種の眼鏡は、レンズを眼鏡枠に
ナイロン等の糸で固定させているものである。具体的に
は、レンズ基材の端面の長手方向に溝を形成し、この溝
にナイロン等の糸を係合させ、更に前記の糸を眼鏡枠に
係着させている。
【0003】従来、レンズ基材端面の長手方向に溝を形
成する溝堀機としては、実開昭60−80848号の明
細書を写したマイクロフィルムに記載されているような
溝堀機を用いていた。実開昭60−80848号の第1
図には、従来の溝堀機におけるレンズ24の溝形成部の
斜視図が記載されている。この図から判るように従来の
溝掘機は、円盤状のカッターが設置されていた。そし
て、第2図に示されているようにレンズガイド及びレン
ズを保持し、これを回転させることができるレンズ保持
部を有していた。そしてレンズ保持部によりレンズを回
転させながらレンズ基材の端面をカッター5に押し当
て、レンズガイドに沿ってレンズ基材端部の長手方向の
周縁に溝を加工するものであった。また、従来のレンズ
研削方法では、一度玉摺機によってレンズを平研削した
後、溝掘り機によって溝加工を行っていた。
【0004】カッター5としては、通常約20mm程度
の径を有する円盤状のものが使用されていた。また、前
記したナイロールと称される眼鏡の他に、より一般的な
眼鏡を製造する場合には、レンズ基材の端面の長手方向
にヤゲンと呼ばれる凸部を形成し、これと眼鏡枠に形成
された凹部とを係合させることでレンズを眼鏡枠に固定
させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、さまざま
なレンズカーブを有するレンズを用意し、前記したよう
な従来の溝堀機を用い、各々のレンズ基材の端面の長手
方向に溝を形成した。そしてそれぞれのレンズの溝にナ
イロン糸を係合させ、レンズを眼鏡枠に固定した。その
結果、幾つかの眼鏡において溝とナイロン糸との間に隙
間が生じてしまい外観が悪化してしまう問題点が生じ
た。特にレンズカーブがきつくなると溝幅が不均一にな
り易いことが判った。
【0006】更に、レンズガイドに倣って加工するた
め、レンズ基材の端面における溝を加工する位置に自由
度が無く、所望の位置に溝を加工することができないと
いう欠点も有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記した溝
とナイロン糸との間の隙間の原因を突き止めるため、各
々のレンズ基材に形成された溝形状について検討した。
その結果、溝とナイロン糸との間に隙間が生じるレンズ
基材に形成された溝の長手方向の形状は、なだらかな曲
線状ではなく、直線状になっている部分を有しているこ
とが判った。更に研究した結果、特にレンズカーブの大
きなレンズ基材に形成されたもの程、隙間が顕著に現れ
ることが判った。
【0008】そこで本発明者は、溝形成方法、及び溝堀
機について検討した。その結果、本発明者は、溝堀機に
設置されているカッターに問題があることを見出した。
図11(a)は、従来の溝堀機で溝を掘る場合の様子を
レンズ基材の正面から見た場合の概略図である。図11
(a)に示すように、従来の溝堀機を用いた場合、加工
ポイントAの位置を加工しようとすると、実際にはB〜
C間の幅をもって加工されることになる。これは、円盤
状のカッターを用いるために生じるものである。この状
態をレンズ基材端面の上方から見た概略図が図11
(b)である。これを見るとレンズカーブのきつい領域
の溝を掘る場合、カッターは、点線で示した形成すべき
溝上にはなく、そのため直線上に溝が形成されてしまう
ことが判る。
【0009】そこで本発明者は、上記問題点を解決する
ためにカッターの形状を変化させることにした。そこで
本発明は、第1に「レンズ基材の表及び/または裏面部
分を取着し軸回転可能なレンズ基材押さえ軸と、前記レ
ンズ基材の端面に対峙する位置に設置可能なエンドミル
と、該エンドミルを軸回転させるエンドミル回転モータ
ーとを有し、軸回転する前記エンドミルにより前記レン
ズ基材の端面の長手方向に凹部を形成する溝堀加工部を
備えたことを特徴とするレンズ研削装置(請求項1)」
を提案する。第2に「レンズ基材の表及び/または裏面
部分を取着し軸回転可能なレンズ基材押さえ軸と、該レ
ンズ基材押さえ軸を軸回転させるモーターと、前記レン
ズ基材の端面に対峙する位置に設置可能なエンドミル
と、該エンドミルを軸回転させるエンドミル回転モータ
ーと、フレーム形状データ及びレンズ形状データ及び指
定した溝位置に関するデータから決定される溝位置情報
に基づき前記レンズ基材及び/または前記エンドミルを
移動させるモーターとを有し、軸回転する前記エンドミ
ルにより前記レンズ基材の端面の長手方向に凹部を形成
する溝堀加工部を備えたことを特徴とするレンズ研削装
置(請求項2)」を提供する。第3に「レンズ基材の表
及び/または裏面部分を取着し軸回転可能なレンズ基材
押さえ軸と、該レンズ基材押さえ軸を軸回転させるモー
ターと、前記レンズ基材の端面に対峙する位置に設置可
能なエンドミルと、該エンドミルを軸回転させるエンド
ミル回転モーターとを有し軸回転する前記エンドミルに
より前記レンズ基材端面の長手方向に溝を形成する溝堀
加工部と、前記エンドミルに隣接して設置され前記レン
ズ基材端面に対峙する位置に移動可能でありモータによ
る軸回転可能な平加工部を有する周縁研削カッターまた
は砥石を備えたことを特徴とするレンズ研削装置(請求
項3)」を提供する。第4に「レンズ基材の表及び/ま
たは裏面部分を取着し軸回転可能なレンズ基材押さえ軸
と、該レンズ基材押さえ軸を軸回転させるモーターと、
前記レンズ基材の端面に対峙する位置に設置可能なエン
ドミルと、該エンドミルを軸回転させるエンドミル回転
モーターとを有し軸回転する前記エンドミルにより前記
レンズ基材端面の長手方向に溝を形成する溝堀加工部
と、前記エンドミルに隣接して設置され前記レンズ基材
端面に対峙する位置に移動可能でありモータによる軸回
転可能な平加工部を有する周縁研削カッターまたは砥石
を備えたことを特徴とするレンズ研削装置(請求項
4)」を提供する。第5に「フレーム形状に研削されか
つレンズ基材の端面が平加工された該レンズ基材の表及
び/または裏面を研削装置の軸回転可能なレンズ基材押
さえ軸に取着する工程と、前記レンズ基材及び/または
研削装置のエンドミルを移動させ前記レンズ基材の端面
と前記エンドミルを対峙させる工程と、前記フレーム形
状データ及びレンズ形状データ及び指定した溝位置に関
するデータから決定される溝位置情報に基づき前記レン
ズ基材の端面と前記エンドミルとの相対的な位置を制御
しながら前記エンドミルと前記レンズ基材端面を接触さ
せながら一方または両方を回転させ前記レンズ基材の端
面の長手方向に凹部を形成する工程とを有することを特
徴とするレンズ基材の端面の長手方向に凹部を有するレ
ンズ基材の製造方法(請求項5)」を提供する。第6に
「フレーム形状に研削されかつレンズ基材の端面が平加
工された該レンズ基材の表及び/または裏面を研削装置
の軸回転可能なレンズ基材押さえ軸に取着する工程と、
前記レンズ基材及び/または研削装置のエンドミルを移
動させ前記レンズ基材の端面と前記エンドミルを対峙さ
せる工程と、前記フレーム形状データ及びレンズ形状デ
ータ及び指定した溝位置に関するデータから決定される
溝位置情報に基づき前記レンズ基材の端面と前記エンド
ミルとの相対的な位置を制御しながら前記エンドミルと
前記レンズ基材端面を接触させながら一方または両方を
回転させ前記レンズ基材の端面の長手方向に凹部を形成
する工程とを有することを特徴とするレンズ基材の端面
の長手方向に凹部を有するレンズ基材の製造方法(請求
項6)」を提供する。第7に「フレーム形状に周縁が加
工されたレンズ基材の端面の長手方向に3カーブ以上の
カーブを有する略一定の幅の凹部を有し、前記端面を上
方から見たとき前記凹部が形成するカーブがなだらかな
曲線で形成されていることを特徴とするレンズ(請求項
7)」を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に関わるレンズ研削
装置の内部構造を表す上面図であり、図2は正面図であ
り、図3は側面図であり、図4は研削装置全体の外観の
斜視図である。図中のX,Y,Zは各座標軸を表す。
【0011】本実施の形態中の研削装置は、溝堀加工部
とヤゲン及び平加工部の両者が1つの装置内に装備され
ているが、溝堀加工部のみを有する装置でも本発明の効
果を奏することは言うまでもない。まず溝堀加工部の構
成について説明する。図中100は、被加工レンズを支
持するレンズ支持機構である。図1に示すように本体ベ
ース1上には、溝堀加工部とヤゲン及び平加工に用いる
2つの加工部が設置されている。 溝堀加工部における
本体ベース1上には、軸支持ブロック13、14、1
5、16が固設されており、これらは2本のガイドレー
ル11、12のそれぞれをX方向において平行になるよ
うに支持している。ガイドレール11、12には、X方
向移動テーブル10が摺動可能に配設されている。X方
向移動テーブル10の一端(X方向)にはガイドレール
11、12に平行にラック17が固設されている。ラッ
ク17は、本体ベース1に固設され、X方向移動パルス
モータ19の回転軸に嵌着されたピニオン18と噛合し
ている。そしてX方向移動パルスモータ19が駆動する
ことによりピニオン18が回転し、この回転によりX方
向移動テーブル10がX方向に移動可能となる。移動量
は、このパルスモータ19の回転量によって決定する。
移動の基準位置は、X方向移動テーブル10上に固定さ
れた遮光板21が本体ベース1に固定されたフォトイン
タラプタ20を遮光した位置である。 X方向移動テー
ブル10上には軸支持ブロック33、34、35、36
が固設されており、2本のガイドレール31、32をY
方向に平行に支持している。このガイドレール31、3
2にはY方向移動テーブル30が摺動可能に配設されて
いる。Y方向移動テーブル30の一端(Y方向)にはガ
イドレール31、32に平行にラック37が固設されて
いる。ラック37は、X方向移動テーブル10に固設さ
れたY方向移動パルスモータ39の回転軸に嵌着された
ピニオン38と噛合している。そしてY方向移動パルス
モータ39が駆動することによりピニオン38が回転
し、この回転によりY方向移動テーブル30がY方向に
移動可能となる。移動量は、パルスモータ39の回転量
によって決定する。移動の基準位置はX方向移動テーブ
ル10上に固定されたフォトインタラプタ40を、Y方
向移動テーブル30上に固定された遮光板41が遮光し
た位置である。
【0012】Y方向移動テーブル30上には、レンズ回
転軸受けブロック45が固定されている。このレンズ回
転軸受けブロック45内部の両端にはベアリング47、
48が固着されている。レンズ回転軸46は、ベアリン
グ47、48よってX方向と平行な軸線回りに回動可能
に圧入支持されている。このレンズ回転軸46の一端に
はギア43が嵌着されており、Y方向移動テーブル30
上に配設されたレンズ回転パルスモータ44の回転軸に
嵌着されたピニオン42と噛合している。レンズ回転軸
46の回転量は、パルスモータ44の回転量によって決
定される。その基準位置はY方向移動テーブル30上に
固定されたフォトインタラプタ49を、ギア43に固定
された遮光板50が遮光した位置である。また、レンズ
回転軸46の他端にはレンズ受け部材51が嵌着されて
いる。
【0013】更に、Y方向移動テーブル30上にはチャ
ッキングモータ60が固定されている。またY方向移動
テーブル30上には支持ブロック58、59が固設され
ている。レンズ押さえブロック56は、チャッキングモ
ータ60の回転軸に形成された送りねじ61及び支持ブ
ロック58、59によって支持されたガイドレール57
に支持されている。
【0014】送りねじ61及びガイドレール57はX方
向に平行に配設されており、チャッキングモータ60を
駆動させることによってレンズ押さえブロック56をX
方向に各々平行に動かすことができる。レンズ押さえブ
ロック56の一端には、レンズ回転軸46と同軸上に存
在するレンズ押さえ軸53が回動可能に支持されてい
る。レンズ押さえ軸53は、リング54、55によって
軸方向の動きが阻止されている。
【0015】また、本体ベース1上にはエンドミル回転
モーター151が配設されている。エンドミル回転モー
タ151の回転軸には、溝加工用のエンドミル150が
固定されている。このエンドミル回転モーター151を
駆動させ、エンドミル150を回転させることによりレ
ンズ基材の端面の長手方向に溝を形成する。エンドミル
150の直径は溝幅と同じであることが望ましい。
【0016】次にヤゲン及び平加工装置の構成について
説明する。本体ベース1上には、カッター回転軸受けブ
ロック90が固定されている。このカッター回転軸受け
ブロック90内部の両端にはベアリング93、94が固
着されており、カッター回転軸92は、ベアリング9
3、94によってX方向と平行な軸線回りに回動可能に
圧入支持されている。カッター回転軸92の一端にはプ
ーリー95が嵌着されており、プーリー95は、本体ベ
ース1上に固設されたメインモータ80の回転軸に嵌着
されたプーリー81とベルト82を介して係合してい
る。
【0017】カッター回転軸92の他端には、被加工レ
ンズの周縁を研削するための周縁研削カッター91が固
設されている。周縁研削カッター91にはヤゲン加工部
91b及び平加工部91aが形成されている。周縁研削
カッター91の回転は、メインモータ80を駆動させる
ことによって行われる。なお、レンズ回転軸46、周縁
研削カッター91及びエンドミル150の各回転軸は、
加工容易性を考慮し、X−Y平面に平行な同一平面上に
配置することが望ましい。
【0018】更に、本体ベース1上にはレンズ形状測定
部200が配設されている。レンズ形状測定部200
は、先に本出願人が特開平3−259710で開示した
レンズ形状測定装置を用いることとし、詳しい説明は省
略する。また、本体ベース1上には本体カバー2が固定
されている。本体カバー2には図4に示すように、レン
ズの取り付け等に用いる開口部5を有している。また、
本体カバー2上には表示部3及びキースイッチ4が配設
されている。
【0019】次に前記構成を有する本実施のレンズ研削
装置の動作について以下に説明する。図5は演算、制御
回路を示すブロック図と本実施の形態に関わる研削装置
とを対応させた図である。本研削装置ではレンズ研削の
形態別に「溝加工」、「平加工+溝加工」、「平加
工」、「ヤゲン加工」のいずれかを選択することができ
る。特に本発明においては、溝加工部に特徴があり、
「溝加工」、「平加工+溝加工」を選択する場合に特に
有効なものである。これらの選択は、キースイッチ4
(図4参照)によって指示することが可能となってい
る。また、キースイッチ4によってレンズ基材の端面に
おける所望のヤゲン位置及び溝位置を指定することがで
きる。
【0020】図5に示したように、本装置の各モーター
(X方向移動パルスモータ19、Y方向移動パルスモー
タ39、レンズ回転パルスモータ44、チャッキングモ
ータ60、メインモータ80、エンドミル回転モーター
151)の動作は、演算制御回路300を介してモータ
ー駆動回路301によって行われる。まずチャッキング
モータ60を駆動させ、レンズ押さえブロック56を
(+)X方向に移動させて、被加工レンズの取り付けが
可能な状態にする。次に被加工レンズを吸着ゴム等を介
してレンズ受け部材51に取り付けたら、再びチャッキ
ングモータ60を動作させ、レンズ押さえブロック56
を(−)X方向に移動させて、レンズ押さえ部材52に
よって被加工レンズを押さえて固定する。
【0021】研削装置に装着するレンズ基材(被加工レ
ンズ)は、「ヤゲン加工」、「平加工」及び「平加工+
溝加工」を選択した場合、未加工レンズであり、「溝加
工」を選択した場合は、平加工済のレンズである。ここ
までの操作は「ヤゲン加工」、「平加工」、「平加工+
溝加工」、「溝加工」のどの加工を選択した場合にも共
通する操作である。
【0022】図6に「溝加工」の動作を示すフローチャ
ート、図7に「平加工+溝加工」の動作を示すフローチ
ャート、図8に「平加工」の動作を示すフローチャー
ト、図9に「ヤゲン加工」の動作を示すフローチャート
を示し、それぞれの動作について説明する。まず「溝加
工」のみを選択した場合の動作について図6を用いて説
明する。
【0023】「溝加工」のみを選択(ステップ31)し
た場合、まずキースイッチ4によって溝位置を指定する
(ステップ32)。フレーム形状データ400は平加工
済の被加工レンズに対応している必要がある。フレーム
形状データをデータメモリ302に記憶(ステップ3
3)させた後、プログラムメモリ303に記憶されてい
る所定量だけX方向移動パルスモータ19及びY方向移
動パルスモータ39を動作させ、被加工レンズを所定位
置に移動させる。その後、データメモリ302に記憶さ
せたフレーム形状データ400に基づいて、レンズ形状
測定部200及びレンズ回転パルスモータ44を作動さ
せてレンズ形状データ201を得て(ステップ34)、
このレンズ形状データ201をデータメモリ302に記
憶させる(ステップ35)。これらの記憶させたデータ
及びキースイッチ4によって指定した溝位置情報に基づ
き、プログラムメモリ303に記憶されているプログラ
ムと演算制御回路300によって、X方向移動パルスモ
ータ19及びY方向移動パルスモータ39及びレンズ回
転パルスモータ44の動作量を計算し決定する(ステッ
プ36)。
【0024】溝位置の決定方法は、後述するヤゲン位置
の決定方法と同じ方法で決定可能である。次に、エンド
ミル回転モータ151によって回転させられるエンドミ
ル150によって、上述の各モータを決定した動作量だ
け動作させて被加工レンズの周縁端面に溝加工を施す
(ステップ37)。
【0025】次に「平加工+溝加工」を選択した場合の
動作について図7を用いて説明する。まず、「平加工」
の動作について説明する。このときの動作について図8
を用いて説明する。「平加工」を選択した場合、各パル
スモータの動作量を決定し、メインモータ80の動作に
よって回転する周縁研削カッター91の平加工部91a
によって被加工レンズを加工する。ただしキースイッチ
4によってヤゲン位置を指定する必要はない(ステップ
10〜ステップ16)。
【0026】「平加工+溝加工」を選択した場合、平加
工は、溝を形成する前にレンズ基材の端面を平坦にする
加工であるため、前記した「平加工」を選択した場合の
動作によって平加工を行った後引き続いて「溝加工」を
行うための動作を実行させる。X方向パルスモータ1
9、Y方向パルスモータ39及びレンズ回転パルスモー
タ44を動作させて、エンドミル回転モータ151によ
って回転させられるエンドミル150によって、平加工
済レンズの周縁端面に溝加工を施す。この溝加工におけ
る各パルスモータの動作量も、データメモリ302に記
憶させたフレーム形状データ400及びレンズ形状デー
タ201及びキースイッチ4によって指定した溝位置情
報に基づき、プログラムメモリ303に記憶されている
プログラムと演算制御回路300によって計算し決定す
る(ステップ21〜ステップ29)。
【0027】本発明に係わるレンズ研削装置は、ヤゲン
加工を行う構成にすることも可能である。ヤゲン加工部
は、図1に示した周縁研削カッター91に形成されたV
字状の凹部のものである。そこで「ヤゲン加工」を選択
した場合の動作について図9を用いて説明する。「ヤゲ
ン加工」を選択(ステップ1)した場合、まず図4のキ
ースイッチ4によって所望のヤゲン位置を指定する(ス
テップ2)。ヤゲン位置の設定は、例えばR1面からの
ヤゲンまでの距離とR2面からヤゲンまでの距離とがレ
ンズ全周に渡り同一の割合になるようにする方法や、R
1面からヤゲンまでの距離がレンズ全周に渡り一定にな
るようにする方法や、R2面からヤゲンまでの距離がレ
ンズ全周に渡り一定になるようにする方法などで設定可
能である。
【0028】また、図5に示したようにフレーム形状デ
ータ400をデータメモリ302に記憶させる(ステッ
プ3)。フレーム形状データは、眼鏡フレーム形状測定
装置で測定し、この測定結果を用いる。次に、X方向移
動パルスモータ19及びY方向移動パルスモータ39を
プログラムメモリ303に記憶されている所定量だけ動
作させ、被加工レンズを所定位置に移動させる。その
後、データメモリ302に記憶させたフレーム形状デー
タ400に基づいてレンズ形状測定部200及びレンズ
回転パルスモータ44を作動させることでレンズ形状デ
ータ201を得て(ステップ4)、データメモリ302
に記憶させる(ステップ5)。
【0029】これらの記憶させたデータ及びキースイッ
チ4によって指定したヤゲン位置情報に基づき、プログ
ラムメモリ303に記憶されているプログラムと演算制
御回路300によって、X方向移動パルスモータ19及
びY方向移動パルスモータ39及びレンズ回転パルスモ
ータ44のレンズ加工の動作量を計算する(ステップ
6)。
【0030】次に、メインモータ80を動作させること
によって周縁研削カッター91を回転させ(ステップ
7)、このヤゲン加工部91bによって、前記したよう
に計算された動作量だけ上述の各モータを動作させて被
加工レンズを加工する(ステップ8)。このような動作
を行うことにより、本実施の形態に関わる研削装置を用
いたヤゲン加工を行うことができる。
【0031】上述の、キースイッチによって指定する加
工の形態や、ヤゲン位置、溝位置等の情報は、表示部3
に表示されることが望ましい。なお、本実施形態では周
縁研削用の刃物としてカッターを用いたが、砥石であっ
てもよい。また本実施の形態であげた研削装置では、溝
堀加工部のレンズ押さえ部を有するテーブルがX及びY
方向に移動する構成をとっていたが、レンズ基材の設置
位置を固定し、エンドミル及びカッターをX及びY方向
に移動する構成としてもよい。なお本発明における周縁
研削部とは、レンズ基材の周縁が可能なものならば使用
可能であり、好ましくはカッターや砥石である。また、
本発明では、フレーム形状に研削する工程と平加工の工
程の両者を兼ねた加工を行ってもよい。つまり、フレー
ム形状にレンズ基材の周縁を加工しながらその加工され
た端面を平加工してもよい。
【0032】
【実施例】本装置で実際にレンズを研削する例として、
ソフロンフレームに未加工プラスチックレンズを枠入れ
する目的で本発明に係わる装置を用いプラスチックレン
ズ基材を「平加工+溝加工」する場合の例を示す。図1
2は、本実施例を説明する説明図である。
【0033】図12に示すように、本装置のX方向の基
準位置X0からエンドミル中心、平加工部までの距離を
それぞれXE、XHとする。また、Y方向の基準位置Y
0からエンドミル先端及び平加工部研削面までの距離を
それぞれYE、YHとし、本装置ではYE=YHとして
いる。まずレンズをチャッキングする。チャッキングモ
ータの作動の指示はキースイッチ4によって行い、以下
の指定を行った。
【0034】加工の形態:「平加工+溝加工」、 溝位
置:レンズ厚みの中心(5:5)の位置。 次にキースイッチ4によって加工スタートを指示する
と、まずレンズ形状測定の動作に入る。すでに測定済み
で、データメモリ302に記憶させたフレーム形状デー
タ(rn、θn)(n=0、1、2、・・・、n)を基
にレンズ形状をレンズ形状測定部200によって測定す
る(測定方法は、例えば特開平3−259710号公報
に提案されている方法で行う)。これにより、レンズ基
材のR1面の(rn、θn)に対応した点であるPnに
おける、X0からの距離Xn及び厚みtnを知る。
【0035】溝位置は、tn/2の位置である。これら
のデータから平加工時のX方向の移動量XnHは、Xn
H=XH−(Xn+tn/2)(n=0、1、2、・・
・、n)であり、溝加工時のX方向の移動量XnEは、
XnE=XE−(Xn+tn/2)(n=0、1、2、
・・・、n)で求められ、それに対応したX方向移動パ
ルスモータ19の動作量が決定される。また、点Pnに
おけるY0からの距離をYnとすると、平加工時のY方
向の移動量YnHは、YnH=YH−Yn(n=0、
1、2、・・・、n)であり、溝深さをεとすると溝加
工時のY方向の移動量YnEは、YnE=YnH+ε
(n=0、1、2、・・・、n)で求められ、それに対
応したY方向移動パルスモータ39の動作量が決定され
る。
【0036】これらの計算をプログラムメモリ303に
記憶されているプログラムと演算制御回路300によっ
て行う。その後、プログラムメモリ303に記憶されて
いるプログラムに従って、モータ駆動回路301により
各モータを駆動させ、まず平加工を行い、引き続き溝加
工を行う。以上の様に、本発明のレンズ研削装置を用い
ることによって、溝はエンドミルによって加工されてい
るので、溝幅が均一でしかも滑らかな曲線状であるレン
ズが得られた。更に未加工レンズの平加工と溝加工を本
装置1台だけで行うことができた。また、溝の位置を希
望する厚み中心にすることができた。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によればエンドミ
ルを用いて溝を加工することにより図10に示すように
実際の加工ポイントを加工でき、また指定した溝位置通
りの位置に溝を形成することができるので、フレームに
入れた時に見栄えのよいレンズを作成することができ
る。
【0038】更に、溝幅の均一な加工ができるため、溝
にナイロン糸を係合させたとき、溝と糸との間に隙間を
生じることがないので外観の優れた眼鏡を得ることがで
きる。また、溝の長手方向の凹部形状が滑らかな曲線状
を成し、従来のように屈折部を有する直線状の領域を有
さない。従って、溝に係合させた糸がその屈折部におい
て劣化することがないので、糸の切断によるレンズの脱
落も軽減される。
【0039】また、溝堀加工部と平加工部を1台の装置
に設けることにより、1台の装置で通常のヤゲン加工、
平加工ができるだけでなく、平加工終了後連続して溝加
工ができる。また、従来のように溝堀加工を行う場合、
玉摺機及び溝堀機のそれぞれの装置を持つ必要が無く、
作業スペースを節約できる。更に、異なった装置を使用
することがないのでレンズをその都度付け替える必要が
なく、作業を大幅に効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明のレンズ研削装置の一実施形態を表
す概略の上面図である。
【図2】は、本発明のレンズ研削装置の一実施形態を表
す概略の正面図である。
【図3】は、本発明のレンズ研削装置の一実施形態を表
す概略の側面図である。
【図4】は、本発明のレンズ研削装置の一実施形態を表
す概略の全体斜視図である。
【図5】は、演算、制御回路を示すブロック図である。
【図6】は、「溝加工」の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】は、「平加工+溝加工」の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】は、「平加工」の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】は、「ヤゲン加工」の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】は、従来の溝加工装置での溝形成工程を正面
からみた概念図(a)と上から見た概念図(b)であ
る。
【図11】は、本発明に係わるレンズ研削装置での溝形
成工程を正面からみた概念図(a)と上から見た概念図
(b)である。
【図12】は、本実施例に係わる研削装置での研削工程
を説明するための概念図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ基材の表及び/または裏面部分を
    取着し軸回転可能なレンズ基材押さえ軸と、前記レンズ
    基材の端面に対峙する位置に設置可能なエンドミルと、
    該エンドミルを軸回転させるエンドミル回転モーターと
    を有し、軸回転する前記エンドミルにより前記レンズ基
    材の端面の長手方向に凹部を形成する溝堀加工部を備え
    たことを特徴とするレンズ研削装置。
  2. 【請求項2】 レンズ基材の表及び/または裏面部分を
    取着し軸回転可能なレンズ基材押さえ軸と、該レンズ基
    材押さえ軸を軸回転させるモーターと、前記レンズ基材
    の端面に対峙する位置に設置可能なエンドミルと、該エ
    ンドミルを軸回転させるエンドミル回転モーターと、フ
    レーム形状データ及びレンズ形状データ及び指定した溝
    位置に関するデータから決定される溝位置情報に基づき
    前記レンズ基材及び/または前記エンドミルを移動させ
    るモーターとを有し、軸回転する前記エンドミルにより
    前記レンズ基材の端面の長手方向に凹部を形成する溝堀
    加工部を備えたことを特徴とするレンズ研削装置。
  3. 【請求項3】 レンズ基材の表及び/または裏面部分を
    取着し軸回転可能なレンズ基材押さえ軸と、該レンズ基
    材押さえ軸を軸回転させるモーターと、前記レンズ基材
    の端面に対峙する位置に設置可能なエンドミルと、該エ
    ンドミルを軸回転させるエンドミル回転モーターとを有
    し軸回転する前記エンドミルにより前記レンズ基材端面
    の長手方向に溝を形成する溝堀加工部と、前記エンドミ
    ルに隣接して設置され前記レンズ基材端面に対峙する位
    置に移動可能でありモータによる軸回転可能な平加工部
    を有する周縁研削カッターまたは砥石を備えたことを特
    徴とするレンズ研削装置。
  4. 【請求項4】 レンズ基材の表及び/または裏面部分を
    取着し軸回転可能なレンズ基材押さえ軸と、該レンズ基
    材押さえ軸を軸回転させるモーターと、前記レンズ基材
    の端面に対峙する位置に設置可能なエンドミルと、該エ
    ンドミルを軸回転させるエンドミル回転モーターとを有
    し軸回転する前記エンドミルにより前記レンズ基材の端
    面の長手方向に溝を形成する溝堀加工部と、前記エンド
    ミルに隣接して設置され前記レンズ基材の端面に対峙す
    る位置に移動可能でありモータによる軸回転可能な平加
    工部及びヤゲン加工部を有する周縁研削部を備えたこと
    を特徴とするレンズ研削装置。
  5. 【請求項5】 フレーム形状に研削されかつレンズ基材
    の端面が平加工された該レンズ基材の表及び/または裏
    面を研削装置の軸回転可能なレンズ基材押さえ軸に取着
    する工程と、前記レンズ基材及び/または研削装置のエ
    ンドミルを移動させ前記レンズ基材の端面と前記エンド
    ミルを対峙させる工程と、前記フレーム形状データ及び
    レンズ形状データ及び指定した溝位置に関するデータか
    ら決定される溝位置情報に基づき前記レンズ基材の端面
    と前記エンドミルとの相対的な位置を制御しながら前記
    エンドミルと前記レンズ基材端面を接触させながら一方
    または両方を回転させ前記レンズ基材の端面の長手方向
    に凹部を形成する工程とを有することを特徴とするレン
    ズ基材の端面の長手方向に凹部を有するレンズ基材の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 未加工のレンズ基材の表及び/または裏
    面を研削装置の軸回転可能なレンズ基材押さえ軸に取着
    する工程と、前記レンズ基材及び/または研削装置の周
    縁研削部を移動させ前記レンズ基材の端面と前記周縁研
    削部を対峙させる工程と、フレーム形状データに基づき
    前記レンズ基材を回転させ前記周縁研削部によりフレー
    ム形状に研削する研削工程と、研削された前記レンズ基
    材の端面を前記フレーム形状データに基づき周縁研削部
    により平加工する工程と、平加工された前記レンズ基材
    及び/または周縁研削部を移動させ前記レンズ基材と周
    縁研削カッターとの対峙を開放する工程と、平加工され
    た前記レンズ基材及び/またはエンドミルを移動させ前
    記レンズ基材の端面と前記エンドミルを対峙させる工程
    と、前記フレーム形状データ及びレンズ形状データ及び
    指定した溝位置に関するデータから決定される溝位置情
    報に基づき前記レンズ基材の端面と前記エンドミルとの
    相対的な位置を制御しながら前記エンドミルと前記レン
    ズ基材の端面を接触させながら一方または両方を回転さ
    せ前記レンズ基材の端面の長手方向に凹部を形成する工
    程とを有することを特徴とするレンズ基材の端面の長手
    方向に凹部を有するレンズ基材の製造方法。
  7. 【請求項7】 フレーム形状に周縁が加工されたレンズ
    基材の端面の長手方向に3カーブ以上のカーブを有する
    略一定の幅の凹部を有し、前記端面を上方から見たとき
    前記凹部が形成するカーブがなだらかな曲線で形成され
    ていることを特徴とするレンズ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100363872B1 (ko) * 2000-05-15 2002-12-11 대명광학 주식회사 건식의 안경렌즈 가공장치
US6623339B1 (en) 1999-08-06 2003-09-23 Hoya Corporation Lens processing device, lens processing method, and lens measuring method

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