JPH11286101A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH11286101A
JPH11286101A JP10577798A JP10577798A JPH11286101A JP H11286101 A JPH11286101 A JP H11286101A JP 10577798 A JP10577798 A JP 10577798A JP 10577798 A JP10577798 A JP 10577798A JP H11286101 A JPH11286101 A JP H11286101A
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誠至 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジに負担をかけず、配線ケーブルや
インク供給チューブの耐久性を高める構造を有する印字
装置を提供すること。 【解決手段】 印字装置は、記録媒体に対して移動しな
がら印字記録を行う印字ヘッド121と、印字ヘッド1
21に供給される液体インクを保存、貯留するインクカ
ートリッジ140と、この内部から印字ヘッド121に
液体インクを供給するインク供給チューブ123と、印
字ヘッド121に電気的信号を伝達するための配線部材
であるFPC150とを備える。印字ヘッド121の移
動に際し、インク供給チューブ123とFPC150と
が共動するよう構成され、印字ヘッド121とインクカ
ートリッジ140を接続するインク供給チューブ12
3、FPC150をプリンタカートリッジ103の筐体
内壁との接触から保護するため、もっとも筐体内壁に近
い側に、保護フィルム160を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体インクをイン
クカートリッジに保存、貯留し、そのインクカートリッ
ジから印字ヘッドに液体インクを供給するインクジェッ
ト方式等の印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット方式等の印字装置
においては、駆動回路からの電気信号を伝達するため
に、フレキシブルケーブルやフラットケーブルなどの配
線ケーブルを用い、駆動回路と印字ヘッドとを接続して
いる。また、プリンタの小型化、消費電力の低減を目的
として印字ヘッドを小型化、軽量化するため、インクを
貯留したインクカートリッジをキャリッジに搭載せず、
液体インクをインクカートリッジから印字ヘッドヘイン
ク供給チューブを介して供給する方式が考えられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、昨今のプリン
タの小型化要請の中、上記のような構成の印字装置とす
ると、印字ヘッドの移動に伴う配線ケーブルやインク供
給チューブの可動スペースを各々について十分に取るこ
とができない。このため、例えば、インク供給チューブ
が筐体内壁に触れると、摩擦係数が大きいため、キャリ
ッジに負担をかけ、その移動を妨げたり、自らの耐久性
能を低下させる問題があった。また、配線ケーブルが筐
体内壁に触れ、保護膜がはがれてしまい、断線の原因と
なることもあった。
【0004】一方、このような問題を避けるために、特
開昭60−204339号公報に開示されているよう
に、配線ケーブルとインク供給チューブとを一体構造と
すると、腰が強く曲がりにくくなるために、キャリッジ
への負担が過大となる欠点があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、キャリッジに負担をかけず、配
線ケーブルやインク供給チューブの耐久性の高い印字装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の印字装置は、記録媒体に対して移
動しながら印字記録を行う印字ヘッドと、その印字ヘッ
ドに供給される液体インクを保存、貯留するインク保存
部材と、前記インク保存部材の内部から前記印字ヘッド
に液体インクを供給するインク供給部材と、前記印字ヘ
ッドに電気的信号を伝達するための配線部材とを備え、
前記印字ヘッドの移動に際し、前記インク供給部材と前
記配線部材とが共動するよう構成された印字装置におい
て、前記インク供給部材及び前記配線部材と共動し、前
記インク供給部材が印字装置の筐体内壁に接触すること
を防止する保護部材を、前記インク供給部材と筐体内壁
の間に設けている。すなわち、保護部材が存在するため
に、インク供給部材が筐体内壁と直接接触することがな
いため、過大な摩擦抵抗が働いてキャリッジの動きが妨
げられることがなく、さらに、このためにインク供給部
材自体の耐久性能が低下するおそれもない。
【0007】請求項2に記載の印字装置は、請求項1に
記載の印字装置において、前記筐体内壁からみて、保護
部材、インク供給部材、配線部材の順に配置している。
すなわち、請求項1に記載の印字装置と同様に作用する
上、配線部材は、保護部材とインク供給部材の双方によ
り保護されるため、筐体内壁との接触により保護膜剥離
が起こり、断線するおそれもない。特に、傷つきやすい
インク供給部材が保護部材と配線部材に挟まれているの
で、インク供給部材に傷がつきにくくインク漏れを生じ
にくくしている。
【0008】請求項3に記載の印字装置は、請求項1に
記載の印字装置において、前記筐体内壁からみて、保護
部材、配線部材、インク供給部材の順に配置している。
すなわち、請求項1に記載の印字装置と同様に作用する
上、配線部材は、保護部材とインク供給部材の双方に挟
まれているため、筐体内壁または筐体内部の他の部分と
の接触により保護膜剥離が起こり、断線するおそれもな
い。
【0009】請求項4に記載の印字装置は、請求項3に
記載の印字装置において、前記配線部材は、可撓性を有
するフィルム状基材の一方の面に金属箔よりなる配線パ
ターンを形成することにより構成され、前記保護部材
は、前記配線パターンが形成された面を前記インク供給
部材側に向けた前記配線部材よりなる。すなわち、請求
項3に記載の印字装置と同様に作用する上、保護部材を
配線部材が兼ねることができ、安価な印字装置を提供す
ることができる。また、配線面が筐体内壁側に向いてい
ないため、保護膜剥離による断線の心配もない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態について図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は、印字装置としての卓上プリンタ1
00の分解斜視図である。この卓上プリンタ100は、
略箱状体に形成されたプリンタ本体102と、その上部
に着脱自在に装着され、印字ヘッド121を搭載したプ
リンタカートリッジ103と、そのプリンタカートリッ
ジ103に装着されインクパッケージ130を収納した
インクカートリッジ140とを備えている。尚、図1で
は、プリンタ本体102の本体フレーム112、用紙搬
出口113、ヘッド移動溝114及びプリンタカートリ
ッジ103のカートリッジフレーム126を2点鎖線で
図示している。また、図1中の矢印Xはインクカートリ
ッジ140の装着方向を示している。
【0012】プリンタ本体102の本体フレーム112
には、印字用紙を搬送するためのローラ部材であるプラ
テンローラ104が回転可能に軸支されるとともに、そ
のプラテンローラ104に対して平行にガイドロッド1
17が配設されている。このプラテンローラ104の左
端部分には従動ギヤ104aが取着されており、この従
動ギヤ104aは、LFモータ105によって回転され
る駆動ギヤ105aに歯合されている。よって、LFモ
ータ105を回転することにより、プラテンローラ10
4が回転され、印字用紙が搬送される。また、ガイドロ
ッド117は、キャリッジ106がガイドロッド117
に沿って印字用紙の搬送方向と直交する方向に移動可能
となるように、キャリッジ106を貫通している。尚、
図1では、ガイドロッド117の一部を省略して図示し
ている。
【0013】キャリッジ106は、プリンタカートリッ
ジ103の印字ヘッド121を搭載するためのものであ
り、本体フレーム112の右端部分に搭載されたキャリ
ッジモータ107によって回動される駆動プーリ107
aと、本体フレーム112の左端部分に設けられた従動
プーリ107bとの間に掛け渡されたベルト107cを
介して、ガイドロッド117及びプラテンローラ104
の軸心に平行な方向、即ち、プリンタ本体102の長手
方向へ往復移動することができる。よって、キャリッジ
106に搭載された印字ヘッド121をプリンタ本体1
02の長手方向へ往復移動させて、印字用紙上に印字を
行うことができる。尚、ベルト107cは、プラテンロ
ーラ104及びガイドロッド117の理解を容易にする
ため、その一部を省略して図示している。
【0014】このキャリッジ106には後述する印字ヘ
ッド121のみが搭載され、後述するインクカートリッ
ジ140はカートリッジフレーム126の左端部分に装
着されている。即ち、キャリッジ106を駆動させる際
に、キャリッジ106に加わる負荷が低減されている。
このため、卓上プリンタ100では、従来のインクカー
トリッジが搭載されたキャリッジを駆動するための動力
に比べて、キャリッジ106を駆動するための動力を低
減することができる。よって、キャリッジモータ107
に加わる立ち上がりトルク等の負荷が低下されるととも
に、キャリッジモータ107への起電時間(スルーアッ
プ時間)が短縮されるので、キャリッジモータ107の
消費電力を減少させることができる。
【0015】また、キャリッジ106に加わる負荷が低
減されるので、キャリッジモータ107に低トルクの小
型モータを使用することが可能となる。よって、卓上プ
リンタ100のプリンタ本体102が小型化され、卓上
プリンタ100の携帯性が向上するので、かかる卓上プ
リンタ100をノート型パーソナルコンピュータや手帳
型パーソナルコンピュータとともに携帯して容易に持ち
運ぶことができる。更に、キャリッジ106に印字ヘッ
ド121のみを搭載することにより、キャリッジ106
を駆動するための駆動力が低減されているので、キャリ
ッジモータ107は高速かつ安定した状態でキャリッジ
106を駆動させることができる。
【0016】キャリッジ106には、従来のようにイン
クカートリッジが搭載されていないので、キャリッジ1
06に加わる重量がインク(着色剤)消費に伴って変化
することがない。よって、卓上プリンタ100では、キ
ャリッジ106の移動速度がインク消費により変動する
ことがないので、かかるキャリッジ106の移動速度の
変動を制御する制御手段が不要となる。
【0017】プリンタ本体102の左端部分には、印字
ヘッド121のノズル部における複数のノズル口を密閉
することができる吸引キャップ108と、その吸引キャ
ップ108によって密閉されたノズル部のノズル口内の
インク(着色剤)を吸引する吸引ポンプ109とが配設
されている。この吸引キャップ108及び吸引ポンプ1
09によってインクの吐出状態を回復させる処理(パー
ジ処理)を行う場合には、キャリッジモータ107によ
り印字ヘッド121の搭載されたキャリッジ106を卓
上プリンタ100の左側へ移動させて、印字ヘッド12
1におけるノズル部の各ノズル口を吸引キャップ108
により密閉する。その後、吸引ポンプ109を作動する
と、ノズル口から気泡や乾燥して固化したインクが吸引
され、ノズル部のノズル口の吐出状態を回復することが
できる。
【0018】吸引キャップ108の左側位置には、印字
ヘッド121のノズル部に被せられる保護キャップ11
0が配設されている。保護キャップ110は、印字ヘッ
ド121により印字が行われない場合、即ち、キャリッ
ジ106が待機状態にある場合に、ノズル部を被い、そ
の内部のインクの蒸発を防止して各ノズル口のインクが
乾燥するのを回避するものである。
【0019】プリンタ本体102の下部には、卓上プリ
ンタ100の動作内容に関する制御プログラムに従って
卓上プリンタ100を制御するCPU111a等が搭載
された制御回路基板111が配設されている。この制御
回路基板111には、接続コード116を介して、PC
カード115が接続されている。このPCカード115
は、パーソナルコンピュータ(図示せず)のPCカード
スロットに挿入され、パーソナルコンピュータから出力
された印字データ等を卓上プリンタ100へ入力するも
のである。尚、卓上プリンタ100は、PCカードスロ
ットに挿入されたPCカード115及び接続コード11
6を介して、図示しないパーソナルコンピュータから電
力が供給される。よって、卓上プリンタ100を使用し
て印字する場合に、卓上プリンタ100とAC電源とを
接続する必要がなく、例えば、印字ノート型パーソナル
コンピュータや手帳型パーソナルコンピュータとともに
オフィス外等で卓上プリンタ100を使用することがで
きる。
【0020】プリンタ本体102における本体フレーム
112の手前側の側壁には、印字済みの印字用紙をプリ
ンタ本体102から搬出するための用紙搬出口113が
設けられている。また、本体フレーム112の裏側の側
壁、即ち、用紙搬出口113が設けられた側壁に対向す
る側壁の用紙搬出口113と対向する位置には、未使用
の印字用紙をプリンタ本体102へ挿入するための用紙
挿入口(図示せず)が設けられている。更に、本体フレ
ーム112の上面には矩形状のヘッド移動溝114が設
けらされているので、プリンタカートリッジ103をプ
リンタ本体102に取り付ける場合、ヘッド移動溝11
4を介して、印字ヘッド121をキャリッジ106に搭
載することができる。
【0021】本体フレーム112の上面部分には、プリ
ンタカートリッジ103の印字ヘッド121へ画像デー
タに基づく電気的信号や印字ヘッドを駆動するための電
力を供給するためのコネクタ118が配設されている。
このコネクタ118は、本体フレーム102の底部に配
設された制御回路基板111に接続されており(図示せ
ず)、その上面には、複数の接続孔118aが凹設され
ている。この各接続孔118aは、プリンタカートリッ
ジ103に配設された後述する取付部材125の下面に
設けられた複数の接続ピン(図示せず)が挿入可能に形
成されている。
【0022】以上に説明したように、LFモータ105
等の重量の大きな部品の多くを、卓上プリンタ100の
下部分に配設されるプリンタ本体102に配設すること
により、卓上プリンタ100の重心位置がプリンタ本体
102側になるので、卓上プリンタ100を安定した状
態で設置することができる。よって、キャリッジ106
やプラテンローラ104等が駆動する際の振動が抑制さ
れ、かかる振動による卓上プリンタ100の転倒を防止
することができる。また、プリンタカートリッジ103
を交換する際のプリンタ本体102の転倒も防止され
る。
【0023】プリンタカートリッジ103は、プリンタ
本体102の上部に着脱可能に構成されており、印字ヘ
ッド121と、インク抽出部材122と、インク供給チ
ューブ123と、フレキシブルプリンテドケーブル(以
下、FPCという)150と、保護フィルム160と、
取付部材124,125と、かかる印字ヘッド121等
を収納するため箱状に形成されたカートリッジフレーム
126とを備えている。印字ヘッド121は、ピエゾ素
子(圧電素子)で構成されたノズル部を備えており、ノ
ズル部には複数のノズル口(インク吐出口)が設けられ
ている(図示せず)。各ノズル口内にはインクパッケー
ジ130から供給されたインクが充填されている。この
ピエゾ素子で構成されたノズル部に電圧が印加される
と、その電圧に比例した歪みがノズル部に生じ、各ノズ
ル口が収縮する。この収縮によって、各ノズル口内に充
填されたインクが印字用紙へ吐出され印字が行われる。
【0024】また、上述したキャリッジモータ107の
省電力化に加えて、印字ヘッド121は、バブルジェッ
ト方式に比べて消費電力の少ないピエゾ素子を用いた方
式を使用しているので、卓上プリンタ100の消費電力
を少なくすることができる。よって、ノート型パーソナ
ルコンピュータや手帳型パーソナルコンピュータの電源
(小型の乾電池や2次電池等)から卓上プリンタ100
への電力供給をPCカード115を介して行うことが可
能になるとともに、卓上プリンタ100の電力消費を低
減させることができる。
【0025】印字ヘッド121は、2個のヘッド部分か
らなり、ノズル口は、どちらも略180dpiに相当す
るピッチ(間隔)で設けられ、かつ、一方の各ノズル口
の配列が他方の各ノズル口の配列に対して、半ピッチ分
(略360dpiに相当する間隔)ずれるように設けら
れている。よって、このような2個のヘッド部分を備え
た印字ヘッド121の搭載されたキャリッジ106がプ
リンタ本体102の長手方向へ往動または復動すること
により(図1参照)、360dpiの解像度の印字を行
うことができる。また、高解像度の印字がそれほど必要
でない場合には、どちらか一方のヘッド部分のみを搭載
し、180dpiの解像度の印字をより安価に行うこと
ができる。
【0026】プリンタカートリッジ103の図1左側に
は、3個のインクカートリッジ140が装着されてお
り、各インクカートリッジ140には、図1の上から順
に、イエロー、シアン、マゼンタの3色のインクが密封
されたインクパッケージ130がそれぞれ収納されてい
る。一方、これら3つのインクカートリッジ140の後
方(図1奥側)には、インクカートリッジ141がほぼ
垂直に装着されている。このインクカートリッジ141
は、インクカートリッジ140と同様に、インクパッケ
ージ131を収納しており、インクパッケージ131に
は、ブラックのインクが貯留されている。このインクカ
ートリッジ141及びインクパッケージ131は、他の
3つのインクカートリッジ140及びインクパッケージ
130より大きく形成されており、他に比べて大量のイ
ンクが貯留されている。よって、他の色のインクに比べ
て消費量の多いブラックのインクを充填したインクパッ
ケージ131の交換頻度を低減することができる。これ
らの4色のインクは、印字ヘッド121に設けられた複
数個のノズル口(図示せず)から吐出され、印字用紙に
フルカラー印字が行われる。
【0027】次に、図2を参照して、インク抽出部材1
22、インク供給チューブ123、FPC150及び保
護フィルム160について説明する。図2は、プリンタ
カートリッジ103を側面視した部分断面図で、印字ヘ
ッド121が左端部へ移動した状態を表わし、右端部へ
移動した印字ヘッド121は、2点鎖線で表わしてい
る。ある。インクカートリッジ140内に収納されたイ
ンクパッケージ130から印字ヘッド121へのインク
の供給は、インク抽出部材122によりインクを抽出
し、このインク抽出部材122に取付部材125を介し
て継合するインク供給チューブ123を通じて行われ
る。
【0028】インク抽出部材122は、耐腐食性を有す
るステンレス鋼材等の金属材料やセラミックス材料等で
構成されており、インクパッケージ130へ刺し込ま
れ、その内部に密封されたインクを抽出するものであ
る。このインク抽出部材122は中空針状体に形成され
ており、その先端には、インクパッケージ130内のイ
ンクを抽出するためのインク抽出口が穿設されている。
よって、インクパッケージ130の収納されたインクカ
ートリッジ140が矢印X方向へスライドされプリンタ
カートリッジ103に装着されると、インク抽出部材1
22がインクパッケージ130に刺し込まれ、その内部
へインクパッケージ130内のインクが流入する。尚、
インクカートリッジ141のインクパッケージ131に
も、上述したインク抽出部材122と略同一形状に形成
されたインク抽出部材122が刺し込まれている(図3
参照)。
【0029】インク供給チューブ123は、プリンタカ
ートリッジ103の上部空間の後方縁部分に、FPC1
50及び保護フィルム160(以下、3つまとめてイン
ク供給チューブ等という)とともに、上下方向に積層状
態で配置されている。尚、インク供給チューブ123、
FPC150、保護フィルム160の配置方法について
は後述する。各インク供給チューブ123は、インクパ
ッケージ130、131内に貯留されたインクを印字ヘ
ッド121内に供給するためのものであり、印字ヘッド
121の上部に各インク供給チューブ123の一端が取
付部材124,125を介して継合されている。このイ
ンク供給チューブ123は、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の材料にて形成
された、可撓性を有する略中空円筒状の円管であり、肉
厚が、0.5mm以上かつ1.5mm以下、内径が0.
5mm以上かつ1.5mm以下のもので構成されてい
る。本実施例においては、肉厚及び内径が0.8mm、
外径が略2.4mmのNORTON(登録商標)社製の
タイゴン(TYGON)チューブを使用している。尚、
インク供給チューブ123を屈曲した状態における湾曲
部分の曲率半径Rの最小値(最小曲率半径)は、略20
mmである。
【0030】各インク供給チューブ123は、上下方向
に並設されているので、各インク供給チューブ123が
重力方向(図2の下方向)へ垂れ下がって屈曲すること
が防止されている。よって、インク供給チューブ123
の屈曲によるインク供給圧の変動やインク供給チューブ
123の破損等を防止することができる。
【0031】FPC150は、印字ヘッド121を駆動
するための電力や画像データに基づく電気的信号を供給
するためのもので、インク供給チューブ123と同様
に、その一端が印字ヘッド121の上部に取付部材12
4を介して継合されている。このFPC150は、ポリ
イミド製の基材の上に、導電層となる配線パターンを形
成し、さらにこれを保護膜で覆ったフィルム状のもので
ある。取付部材125の下面には、コネクタ118の上
面に凹設された複数の接続孔118aに挿入可能に形成
された複数の接続ピン(図示せず)が突設されている。
この取付部材125の各接続ピンは、プリンタカートリ
ッジ103をプリンタ本体102に装着することによ
り、コネクタ118の各接続孔118aに挿入される。
その結果、印字ヘッド121と制御回路基板111と
が、FPC150、取付部材125、コネクタ118を
介して接続されるので、制御回路基板111から印字ヘ
ッド121へ画像データに基づく電気的信号や印字ヘッ
ドを駆動するための電力を供給することが可能となる。
【0032】保護フィルム160は、印字ヘッド121
の移動に伴って、インク供給チューブ等と内壁との接触
が起こる場合に、摺動がスムーズに行われるようにする
ために配置される保護部材で、表面の接着性や粘着性の
低い材料をフィルム状に形成したものを用いる。保護フ
ィルム160自体が自立する必要があり、かつ、インク
供給チューブ123及びFPC150と一体化して印字
ヘッドの移動に伴って動くため、湾曲する必要があり、
その厚さは、略25μm以上略300μm以下がよい。
望ましくは、100μm程度のポリエチレンテレフタレ
ート(PET)がよい。
【0033】インク供給チューブ等は、その取付部材1
24付近箇所で大きく湾曲しており、その他の部分は略
直線状になるように配設されている。このため、インク
供給チューブ123は、従来のインク供給用のチューブ
等に比べて、複数箇所で屈曲することが防止され、か
つ、その長さが短く形成されている。よって、印字ヘッ
ド121へ供給されるインクの流れるインク供給チュー
ブ123内部の流路抵抗を低減させることができるとと
もに、パージ処理により吸引されるインクのインク量を
低減することができる。また、インク供給チューブ12
3の長さが短く形成されているので、その製造コストを
低減することができる。
【0034】また、図3に示すように、プリンタカート
リッジ103の略中央部分には、印字ヘッド121が図
3の左側に向けて移動した際のインク供給チューブ等の
湾曲部分を案内するガイド板170が立設されている。
このガイド板170は、略円柱状のガイド柱170a
と、そのガイド柱170aに一体成形されたガイド壁1
70bとを備えている。このガイド壁170bは、図3
の右側に向けて凸面上に形成されており、その曲面はイ
ンク供給チューブ等の湾曲部分に適合するように形成さ
れている。よって、印字ヘッド121が図3の左側に向
けて移動した状態において、これらの湾曲部分は、ガイ
ド板170により案内されるので、折れ曲がらずに湾曲
することができる。
【0035】次に、図3を用いて、インク供給チューブ
123、FPC150、保護フィルム160の配置方法
について説明する。図3は、プリンタカートリッジ10
3を上面視した部分断面図で、印字ヘッド121が左端
部へ移動した状態を表わし、右端部へ移動した印字ヘッ
ド121は、2点鎖線で表わしている。印字ヘッド12
1とインクカートリッジ140は、上述のように、イン
ク供給チューブ123、FPC150により接続されて
いるが、この2つをプリンタカートリッジ103の筐体
内壁との接触から保護するため、もっとも筐体内壁に近
い側に、保護フィルム160が配設されている。すなわ
ち、インク供給チューブ123は、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の材料に
て形成されているため、筐体内壁と接触し、摺動する
と、摩擦抵抗が大きく、キャリッジの動きを妨げたり、
インク供給チューブ123自体の耐久性能が低下したり
する恐れがある。また、FPC150が筐体内壁や、プ
リンタカートリッジ103内の他の部品に接触し、その
保護膜が剥離すると、配線パターンがむき出しになり、
接触・摺動により断線の原因となる。これに対し、保護
フィルム160は、表面の接着性や粘着性の低い材料で
形成されているため、摺動はごくスムーズに行われ、キ
ャリッジに過負荷となったり、断線したりする恐れがな
い。よって、保護フィルム160の存在により、摩擦抵
抗によるキャリッジの負担を減らし、外傷から効果的に
保護することができる。
【0036】本実施の形態では、筐体内壁側から順に、
保護フィルム160、インク供給チューブ123、FP
C150と配設されているが、筐体内壁側から順に、保
護フィルム160、FPC150、インク供給チューブ
123と配設して、FPC150を中央にするよう配置
してもよい。この場合には、FPC150が保護フィル
ム160とインク供給チューブ123とに挟まれる形と
なるため、筐体内壁との接触・摺動による抵抗が防止で
きると共に、FPC150が筐体内の他の部品と接触す
る等して生ずる外傷からも効果的に保護し、耐久性が向
上する。また、FPC150は、フィルム状の片面に配
線パターンが形成されているので、断線を効果的に防止
するためには、配線パターン側を、共動するインク供給
チューブ123又は保護フィルム160に向けて配置す
るのが肝要である。さらに、FPC150の基材は、イ
ンク供給チューブ123と比べて摩擦抵抗の小さいポリ
イミドにて形成されているため、これ自体が筐体内壁と
接触・摺動してキャリッジの挙動を妨げることはない。
従って、筐体内壁とインク供給チューブ123との間
に、FPC150を、配線パターン側をインク供給チュ
ーブ123に向けて配置してやれば、保護フィルム16
0の働きをFPC150が兼ねることができる。この場
合、別途保護フィルム160の配設は不要となり、簡便
に安価で同様の効果を得ることができる。
【0037】これらインク供給チューブ123、FPC
150、保護フィルム160は、一体成形されてはおら
ず、一定のゆるみを持って、各々が移動し、湾曲する。
よって、積層され一体化したケーブル材のように、湾曲
時に抵抗が過大となりキャリッジに負担をかけることは
ない。一方、これらインク供給チューブ等は、両端が同
じところに継合され、さらに、前述したガイド板170
の助けにより、ほとんど一体となって移動することにな
る。従って、各々の動きが他の動きの妨げになることは
ない。また、三者の共動をよりスムーズにするため、途
中を1個所から数箇所束ねて構成するようにしてもよ
い。
【0038】以上説明したプリンタカートリッジ103
は、キャリッジモータ107、LFモータ105及びガ
イドロッド117等の重量の大きな部品が搭載されたプ
リンタ本体102に対して、印字ヘッド121やインク
供給チューブ123等の比較的軽量な部品を備えてい
る。即ち、プリンタカートリッジ103の軽量化が図ら
れている。よって、プリンタカートリッジ103の交換
作業を行う場合、プリンタカートリッジ103は軽量な
ので、かかる交換作業を容易に行うことができる。ま
た、プリンタカートリッジ103は軽量なので、プリン
タカートリッジ103を誤って落下させても使用者にけ
がを負わせる危険性がない。
【0039】次に、卓上プリンタ100の組立方法につ
いて説明する。インクカートリッジ140とインク抽出
部材122とを対向させつつ、インクカートリッジ14
0を矢印X方向へスライドさせると、インクカートリッ
ジ140にインク抽出部材122が挿入される。挿入
後、インク抽出部材122は、インクカートリッジ14
0に収納されたインクパッケージ130へ刺し込まれ
る。
【0040】更に、インクカートリッジ140を矢印X
方向へスライドさせ続けると、インクカートリッジ14
0はプリンタカートリッジ103の左端部分の2点鎖線
の位置(図1中左側)へ到達して、インクカートリッジ
140のプリンタカートリッジ103への装着が完了す
る。インクカートリッジ140の装着完了後、インクカ
ートリッジ140は、取付部材125の配設側(図1中
左側)へと下降傾斜した状態、即ち、図1に示すインク
カートリッジ140の左端部分からインクカートリッジ
140の左端部分へと下降傾斜した状態でプリンタカー
トリッジ103に装着されている。よって、例えば、イ
ンクパッケージ130の製造時にインクパッケージ13
0内に空気等が混入した場合、かかる空気等は図1に示
すインクカートリッジ140の左端部分の上方に集めら
れるので、インク抽出部材122内への空気等の混入を
防止することができる。尚、プリンタカートリッジ10
3に装着されたインクカートリッジ140の傾斜角度は
略0°から略10°であれば良く、最も好適には略0°
から略3°にすることが望ましい。
【0041】インクパッケージ130へ刺し込まれたイ
ンク抽出部材122は、その内部へインク抽出口を介し
てインクを抽出し、取付部材125を介してインク供給
チューブ123へインクを流入させる。インク供給チュ
ーブ123へ流入したインクは、取付部材124を介し
て印字ヘッド121へ供給される。
【0042】次に、プリンタカートリッジ103に配設
された印字ヘッド121をプリンタ本体102に配設さ
れたキャリッジ106に搭載させつつ、プリンタカート
リッジ103をプリンタ本体102に装着する。プリン
タカートリッジ103の装着後、卓上プリンタ100の
PCカード115がパーソナルコンピュータのPCスロ
ットに挿入されると、卓上プリンタ100は、パーソナ
ルコンピュータと印字データ等の送受信が可能となると
ともに、パーソナルコンピュータからの電力供給を受け
て、動作可能な状態となる。
【0043】かかる卓上プリンタ100は、パーソナル
コンピュータから印字データの送信を受けると、印字用
紙に印字を行う。この場合、まず、未使用の印字用紙が
用紙挿入口(図示せず)へ挿入されると、印字用紙は、
プラテンローラ104によって、キャリッジ106に搭
載された印字ヘッド121の下方の搬送経路を搬送され
る。搬送された印字用紙は、印字ヘッド121の下方の
搬送経路を通過する際に、印字ヘッド121の各ノズル
口から吐出されるインクによって印字され、この印字さ
れた印字用紙は用紙搬出口113から搬出される。
【0044】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変
更が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したことから明らかなよう
に、請求項1に記載の発明の印字装置によれば、保護部
材の存在により、インク供給部材が筐体内壁と直接接触
することがないため、過大な摩擦抵抗が働いてキャリッ
ジの動きが妨げられることがないという効果がある。
【0046】また、このためにインク供給部材自体の耐
久性能が低下させるおそれがないという効果がある。
【0047】さらに、インク供給部材と配線部材と保護
部材とは、一体的に成形されないため、これらの動きが
一体に成形されたものに比較して円滑になるという効果
もある。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の奏する効果に加え、配線部材が、保護部
材により保護されるため、筐体内壁との接触により保護
膜剥離が起こり、断線することを防止できるという効果
がある。
【0049】特に、傷つきやすいインク供給部材が保護
部材と配線部材に挟まれているのでインク供給部材に、
筐体内壁または筐体内部の他の部分との接触による傷が
つきにくくインク漏れや、へこみや潰れによりインクの
供給不良を生じにくくするという効果もある。
【0050】請求項3に記載の液体インク保存供給部材
によれば、請求項1に記載の発明の奏する効果に加え、
配線部材は、保護部材とインク供給部材の双方に挟まれ
ているため、筐体内壁または筐体内部の他の部分との接
触により保護膜剥離が起こりにくくなり、断線するおそ
れが少なくなるという効果もある。
【0051】請求項4に記載の液体インク保存供給部材
によれば、請求項3に記載の発明の奏する効果に加え、
保護部材を配線部材が兼ねることができ、安価な印字装
置を提供することができる。また、配線面が筐体内壁側
に向いていないため、保護膜剥離による断線の心配もな
い印字装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の卓上プリンタの分解斜視図である。
【図2】プリンタカートリッジを側面視した部分断面図
である。
【図3】プリンタカートリッジを上面視した部分断面図
である。
【符号の説明】
100 卓上プリンタ(印字装置) 121 印字ヘッド 123 インク供給チューブ 124,125 取付部材 130,131 インクパッケージ 140,141 インクカートリッジ 150 フレキシブルプリンテドケーブル(FPC) 160 保護フィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して移動しながら印字記録
    を行う印字ヘッドと、 その印字ヘッドに供給される液体インクを保存、貯留す
    るインク保存部材と、 前記インク保存部材の内部から前記印字ヘッドに液体イ
    ンクを供給するインク供給部材と、 前記印字ヘッドに電気的信号を伝達するための配線部材
    とを備え、 前記印字ヘッドの移動に際し、前記インク供給部材と前
    記配線部材とが共動するよう構成された印字装置におい
    て、 前記インク供給部材及び前記配線部材と共動し、前記イ
    ンク供給部材が印字装置の筐体内壁に接触することを防
    止する保護部材を、前記インク供給部材と筐体内壁の間
    に設けたことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記筐体内壁からみて、保護部材、イン
    ク供給部材、配線部材の順に配置したことを特徴とする
    請求項1に記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記筐体内壁からみて、保護部材、配線
    部材、インク供給部材の順に配置したことを特徴とする
    請求項1に記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記配線部材は、可撓性を有するフィル
    ム状基材の一方の面に金属箔よりなる配線パターンを形
    成することにより構成され、 前記保護部材は、前記配線パターンが形成された面を前
    記インク供給部材側に向けた前記配線部材よりなること
    を特徴とする請求項3に記載の印字装置。
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