JPH11285733A - 鉄筋の曲がり矯正装置 - Google Patents

鉄筋の曲がり矯正装置

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JPH11285733A
JPH11285733A JP8620498A JP8620498A JPH11285733A JP H11285733 A JPH11285733 A JP H11285733A JP 8620498 A JP8620498 A JP 8620498A JP 8620498 A JP8620498 A JP 8620498A JP H11285733 A JPH11285733 A JP H11285733A
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JP
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reinforcing bar
bending
straightening
movable member
rolls
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JP8620498A
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Masahiko Souwa
昌彦 宗和
Hiroshi Akeda
浩 明田
Shigekazu Suzuki
繁和 鈴木
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Toyo Kensetsu Kohki Co Ltd
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Toyo Kensetsu Kohki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調節用矯正ロールの位置を精度良く、しか
も、簡便に調節できるようにする。 【解決手段】 複数の矯正ロール間に沿って鉄筋を通過
させて、その鉄筋の曲がりを矯正する鉄筋の曲がり矯正
装置において、流体圧シリンダの伸縮作動に連動して移
動する可動部材26に支持した調節用矯正ロール18,
19と、可動部材の移動経路に出退して、その可動部材
との接当で流体圧シリンダの伸縮範囲を規制する規制部
材35とを設けて、鉄筋の径に応じて、複数の矯正ロー
ルどうしの鉄筋径方向での相対位置を調節する調節手段
Hを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の矯正ロール
間に沿って鉄筋を通過させて、その鉄筋の曲がりを矯正
する鉄筋の曲がり矯正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記鉄筋の曲がり矯正装置は、種々の径
の鉄筋を矯正できるようにするために、それらの鉄筋の
径に応じて、複数の矯正ロールどうしの鉄筋径方向での
相対位置を調節する調節手段が設けられている。そし
て、従来の鉄筋の曲がり矯正装置では、流体圧シリンダ
の伸縮作動で移動する可動部材に調節用矯正ロールを支
持して調節手段を構成し、加圧流体の流体圧シリンダへ
の供給量を調節することでその伸縮範囲を調節して、調
節用矯正ロールの位置を鉄筋の径に対応して調節できる
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来によれば、加
圧流体の供給量を微妙に調節しなければ、調節用矯正ロ
ールの位置を精度良く調節できず、調節作業が煩雑化す
る欠点がある。また、調節用矯正ロールを調節した所望
の位置に確実に維持できるように、保守点検が煩雑な非
圧縮性の流体を作動流体とする流体圧シリンダ、例え
ば、油圧シリンダを使用する必要がある。本発明は上記
実情に鑑みてなされたものであって、調節用矯正ロール
の位置を精度良く、しかも、簡便に調節できるようにす
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の鉄筋の曲
がり矯正装置は、流体圧シリンダを収縮又は伸長作動さ
せた状態で、規制部材を可動部材の移動経路に突入さ
せ、この状態で流体圧シリンダを伸長又は収縮作動させ
ると、可動部材がその規制部材に接当して、流体圧シリ
ンダの伸縮範囲が規制される。また、規制部材を可動部
材の移動経路から引退させた状態では、その規制部材に
よる流体圧シリンダの伸縮範囲の規制が解除される。従
って、規制部材を可動部材の移動経路に出退させる簡便
な操作で、可動部材の位置を規制部材との接当で位置決
めすることができ、その可動部材に支持した調節用矯正
ロールの位置を精度良く、しかも、簡便に調節すること
ができる。また、可動部材の位置を規制部材との接当で
位置決めするので、保守点検が容易な圧縮性の流体を作
動流体とする流体圧シリンダ、例えば、空気圧シリンダ
を使用して調節用矯正ロールの位置を調節することがで
きる。請求項2記載の鉄筋の曲がり矯正装置は、可動部
材との接当部を鉄筋の径に応じて選択して、その選択し
た接当部に可動部材が接当するように、規制部材を可動
部材の移動経路に突入させると、調節用矯正ロールの位
置がその鉄筋の径に応じた位置に調節される。従って、
一つの規制部材で、調節用矯正ロールの位置を複数種の
径の鉄筋に対応して調節することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、架台B上にフープ
状に巻き取られて一時保管されている鉄筋Cを所望の曲
げ形状に加工できるように、その鉄筋Cの曲がりを矯正
する鉄筋の曲がり矯正装置(以下、単に矯正装置とい
う)Aを示す。
【0006】前記矯正装置Aには、図1に示すように、
その矯正装置Aに送り込まれる鉄筋Cの進行方向(以
下、鉄筋進行方向という)の上流側から順に、横曲がり
矯正部D,縦曲がり矯正部E、曲げ切断部Fが設けら
れ、架台Bから巻き戻された鉄筋Cが、略直線状への巻
き戻し・曲がり矯正,所望形状(例えば、四角枠状)へ
の曲げ,適宜長さでの端末切断等の複数加工が施される
ようになっている。
【0007】前記横曲がり矯正部Dは、図2に示すよう
に、鉄筋Cを挾持して架台Bから引き込む左右一対の引
き込みローラ1と、横曲がり矯正のための横矯正ロール
群RYとを備え、引き込みローラ1は駆動用電動モータ
M1にて駆動回転され、横矯正ロール群RYは横矯正用
基盤2に支持され、横矯正用基盤2の上面が後方側に下
がるように傾斜する第1基準面2aに形成されている。
【0008】前記横矯正ロール群RYは、図5に示すよ
うに、鉄筋Cの横方向曲がりを段階的に矯正する為に、
引き込みローラ1にて引き込まれた鉄筋Cの中間通過を
許容するように左右対をなす回転自在な横矯正用ロール
3,4,5,6,7,8,9を、横曲がり矯正のための
鉄筋Cの通過が自在な位置に配置しつつ鉄筋進行方向に
沿って設けて構成され、それらの横矯正用ロール3〜9
間に沿って鉄筋Cを通過させて、その鉄筋Cの横曲がり
を矯正するように構成されている。
【0009】前記横矯正用ロール3〜9のうちの鉄筋C
を挟んで一側方のロール3〜5は、それらの支軸3a,
4a,5aが横矯正用基盤2に対して一定位置に立設さ
れており、他側方のロール6〜9の支軸6a,7a,8
a,9aは、支軸6a,7aを一組にして第1基準面2
aに沿う方向に往復移動自在に設けた可動部材10に立
設され、支軸8a,9aを一組にして第1基準面2aに
沿う方向に往復移動自在に設けた可動部材11に立設さ
れている。
【0010】そして、可動部材10,11の各々は、横
軸X1周りで上下揺動自在な揺動アーム12を介して、
装置機枠54に揺動自在に取り付けた流体圧シリンダと
しての複動式の鉄筋径調節用の二個の空気圧シリンダ1
3に個別に連係され、それらの空気圧シリンダ13を個
別に伸縮作動させて、鉄筋Cの外径に応じてその鉄筋C
が通過する間隔、つまり、横矯正用ロール3〜9どうし
の鉄筋径方向での相対位置を調節する横矯正用調節手段
Gが設けられている。
【0011】前記横矯正ロール群RYの鉄筋進行方向下
流側には、ピンチロール14,15,16が設けられ、
これらピンチロール14〜16の鉄筋径方向での位置の
調整は、それらに夫々連係された手動操作部14A,1
5A,16Aの操作に基づいて行われる。尚、手動操作
部15Aは、図外の空気圧シリンダによって鉄筋径を判
断して、自動的に徴動させることができるように構成さ
れている。前記横矯正用ロール3〜9の各支軸3a〜9
a、及び、ピンチロール14〜16の各支軸14a,1
5a,16aは、いずれも、第1基準面2aに対して直
角に立設されている。
【0012】前記縦曲がり矯正部Eは、図3に示すよう
に、縦曲がり矯正のための縦矯正ロール群RTを縦矯正
用基盤17に支持して構成され、この縦矯正用基盤17
の上面が、第1基準面2aと直交する方向に傾斜する第
2基準面17aに形成されている。
【0013】前記縦矯正ロール群RTは、図6に示すよ
うに、横曲がり矯正部Dにて横曲がりが矯正済みの鉄筋
Cの縦方向曲がりを段階的に矯正する為に、横曲がり矯
正部Dから送り込まれる鉄筋Cの中間通過を許容するよ
うに上下対をなす縦矯正用ロール18,19,20,2
1,22,23,24,25を、縦曲がり矯正のための
鉄筋Cの通過が自在な位置に配置しつつ鉄筋進行方向に
沿って設けて構成され、それらの縦矯正用ロール18〜
25間に沿って鉄筋Cを通過させて、その鉄筋Cの縦曲
がりを矯正するように構成されている。
【0014】前記縦矯正用ロール18〜25のうちの鉄
筋Cを挟んで一側方のロール23〜25はそれらの支軸
23a〜25aが縦矯正用基盤17に対して一定位置に
立設されており、他側方のロール18〜22の支軸18
a〜22aは、支軸18a,19aを一組にして第2基
準面17aに沿う方向に往復移動自在に設けた可動部材
26に立設され、支軸21a,22aを一組にして第2
基準面17aに沿う方向に往復移動自在に設けた可動部
材27に立設され、支軸20aは、第2基準面17aに
沿う方向に往復移動自在に設けた支持部材29に立設さ
れている。尚、ロール24の支軸24aは、駆動用電動
モータM3に連動され、そのロール24に対向するロー
ル20の支軸20aは、自在継手53を介して、駆動用
電動モータM3に連動されている。
【0015】そして、可動部材26,27の各々は、横
軸X2周りで上下揺動自在な揺動アーム30を介して、
装置機枠54の上部に揺動自在に取り付けた流体圧シリ
ンダとしての複動式の鉄筋径調節用の二個の空気圧シリ
ンダ31(以下、第1シリンダという)に個別に連係さ
れ、それらの第1シリンダ31を個別に伸縮作動させ
て、鉄筋Cの外径に応じてその鉄筋Cを通過させる間
隔、つまり、縦矯正用ロール18〜25どうしの鉄筋径
方向での相対位置を調節する縦矯正用調節手段Hが設け
られている。尚、ロール20は、縦矯正用基盤17に固
定した複動式の空気圧シリンダ28にその支持部材29
を連係させて、鉄筋Cの外径に応じた空気圧シリンダ2
8の伸縮作動でその鉄筋Cを通過させる間隔を変更調節
するように構成されている。
【0016】前記縦矯正ロール群RTの鉄筋進行方向下
流側には、ピンチロール32,33,34が設けられ、
これらピンチロール32〜34の上下位置調整は、それ
らに夫々連係された手動操作部32A,33A,34A
の操作に基づいて行われる。尚、手動操作部33Aは、
図外の空気圧シリンダによって鉄筋径を判断して、自動
的に徴動させることができるように構成されている。ま
た、縦矯正用ロール18〜25の各支軸18a〜25
a、及び、ピンチロール32〜34の各支軸32a,3
3a,34aは、第2基準面17aと直交するように立
設されている。
【0017】前記縦矯正用調節手段Hについて、図7〜
図9を参照しながら説明する。尚、図7,図8は、縦矯
正用ロール18,19,23どうしの鉄筋径方向での相
対位置を調節する縦矯正用調節手段Hを示しているが、
縦矯正用ロール21,22,25どうしの鉄筋径方向で
の相対位置も同様に調節されるので、その説明は省略す
る。
【0018】前記縦矯正用調節手段Hは、第1シリンダ
31の伸縮作動に連動して移動する前述の可動部材26
と、可動部材26の移動経路に出退して、その可動部材
26との接当で第1シリンダ31の伸縮範囲を規制する
規制部材35とを設けるとともに、調節用矯正ロールと
しての縦矯正用ロール18,19を可動部材26に支持
して構成されている。
【0019】前記可動部材26は、前後の縦矯正用ロー
ル18,19を各別に回転自在に支持する支持部材26
aの上部どうしを連結部材26bにて連結してある下向
きコの字状に形成され、縦矯正用基盤17の裏面に一対
のガイドレール36を固定して、これらのガイドレール
36間に第2基準面17aに沿う上下方向に往復移動自
在に支持されている。また、縦矯正用基盤17には、各
縦矯正用ロール18,19の支軸18a,19aを挿通
する各別の長孔37が貫通形成されている。
【0020】前記可動部材26と第1シリンダ31は、
縦矯正用基盤17に横軸X2周りで上下揺動自在に支持
した揺動アーム30を介して、第1シリンダ31を収縮
作動させると可動部材26がガイドレール36に沿って
下降し、伸長作動させると可動部材26がガイドレール
36に沿って上昇するように連係されている。
【0021】前記規制部材35は、縦矯正用基盤17に
固定したガイド部材38上に第2基準面17aに直交す
る方向に往復移動自在に支持され、その規制部材35
を、縦矯正用基盤17の裏面側に固定した複動式の揺動
範囲規制用の空気圧シリンダ(以下、第2シリンダとい
う)39の伸縮作動で、可動部材26の移動経路に出退
自在に設けられ、縦矯正用基盤17には、規制部材35
が出退できるように貫通孔40が形成されている。
【0022】また、この規制部材35には、可動部材2
6との接当部として第1接当部41と第2接当部42と
の二種類が設けられて、第1シリンダ31の伸縮範囲を
異ならせて規制できるように構成され、第2シリンダ3
9が、これらの第1接当部41と第2接当部42とを選
択的に可動部材26の移動経路に出退させる出退手段に
構成されている。
【0023】前記第1接当部41及び第2接当部42
は、規制部材35の上面に段差を形成するとともに、そ
れらの各段毎に左右二個の頭付ボルト43を螺着して構
成され、それらの頭付ボルト43の螺進操作で、その規
制部材上面からの突出量を矯正しようとする鉄筋Cの外
径に応じて変更して、第1シリンダ31の伸縮範囲を調
節できるように構成されている。
【0024】そして、第1シリンダ31を伸長作動させ
た状態で、規制部材35の第1接当部41又は第2接当
部42を可動部材26のうちの連結部材26bの移動経
路に突入させ、この状態で第1シリンダ31を収縮作動
させると、連結部材26bが第1接当部41又は第2接
当部42に接当して、第1シリンダ31の伸縮範囲(ス
トローク)が規制される。この結果、図9(イ)に示す
ように、連結部材26bが第1接当部41に接当して位
置決めされると、その第1接当部41に対応する外径の
鉄筋Cの曲がりを矯正できるように、また、図9(ロ)
に示すように、連結部材26bが第2接当部42に接当
して位置決めされると、その第2接当部42に対応する
外径の鉄筋Cの曲がりを矯正できるように、縦矯正用ロ
ール18,19,23どうしの鉄筋径方向での相対位置
が調節される。
【0025】前記規制部材35を可動部材26の移動経
路から引退させた状態では、その規制部材35による第
1シリンダ31の伸縮範囲の規制が解除され、第1シリ
ンダ31を収縮作動させると、可動部材26は、縦矯正
用ロール18,19,23どうしが側面視で最も近接す
る位置まで下降する。尚、横矯正用調節手段Gは、空気
圧シリンダ13の伸長作動時にその伸長方向への移動量
を規制部材との接当で規制する点で縦矯正用調節手段H
と異なっているが、その他の構成は縦矯正用調節手段H
と同様に構成されているので、その説明は省略する。
【0026】前記曲げ切断部Fには、図1,図4に示す
ように、鉄筋Cを所定長さの位置で屈曲させる屈曲加工
部44と、曲がり矯正部D,Eによって曲がりが矯正済
みの鉄筋Cをその屈曲加工部44に送り込むように案内
するガイド孔を備えた鉄筋支持部45と、ガイド孔から
送り出される鉄筋Cをガイド孔の開口部に沿って切断す
る剪断刃46とが設けられている。
【0027】前記屈曲加工部44は、図4,図10に示
すように、鉄筋屈曲時の反力受けとなる円柱状の支点ロ
ーラ47と、その支点ローラ47を支点にして鉄筋Cを
屈曲させる力点ローラ48とが固定されている回転盤4
9と、その回転盤49にギア連動して正逆に回転させる
駆動用電動モータM2と、回転盤49が、支点ローラ4
7と力点ローラ48が曲げ加工基盤50の上面に突出す
る突出状態と、曲げ加工基盤50の上面から引退する引
退状態とに切り換わるように、曲げ加工基盤50の上面
に直交する方向に往復移動操作する空気圧シリンダ51
とを、曲げ加工基盤50の上面に沿う方向に駆動昇降自
在な枠体52に支持して構成されている。
【0028】次に、曲げ切断部Fにおける鉄筋Cの加工
動作を説明する。前記回転盤49は、曲げ加工を行わな
い待機状態では、支点ローラ47と力点ローラ48が引
退状態に切り換わるように移動されており、上向きに屈
曲させる場合は、図10(イ)に示すように、屈曲加工
部44に送り込んだ鉄筋Cの上側に支点ローラ47が位
置するように枠体52を駆動昇降させるとともに、その
鉄筋Cの下側に力点ローラ48が位置するように回転盤
49を駆動用電動モータM2にて回転させ、この状態
で、支点ローラ47と力点ローラ48が突出状態に切り
換わるように、回転盤49を空気圧シリンダ51にて移
動させて、それらのローラ47,48間に鉄筋Cを入り
込ませる。
【0029】そして、支点ローラ47にて鉄筋Cを支持
させながら、回転盤49を支点ローラ47の軸芯Yと同
芯周りで回転させて、図10(ロ)に示すように、力点
ローラ48にて鉄筋Cを所定角度に屈曲させ、その屈曲
動作が終了すると、支点ローラ47と力点ローラ48が
引退状態に切り換わるように回転盤49を移動させ、次
の屈曲箇所を屈曲できるように、所定長さの鉄筋Cを屈
曲加工部44に送り込んで、上述の曲げ加工動作を繰り
返す。尚、鉄筋Cの屈曲方向が図10に示す方向とは逆
の下向きの場合は、鉄筋Cの下側に支点ローラ47が位
置するように枠体52を駆動昇降させれば良い。
【0030】そして、鉄筋Cを四角枠状に加工する一連
の曲げ加工が終了すると、支点ローラ47と力点ローラ
48が引退状態に切り換わるように回転盤49を移動さ
せ、剪断刃46を基盤上方に向けて突出移動させて、剪
断刃46と鉄筋支持部45との間に生じる剪断力にて、
その鉄筋Cの端末を切断するように構成されている。
【0031】〔その他の実施形態〕 1.上記実施形態では、規制部材に二種類の接当部を設
けたが、可動部材の規制部材に対する接当箇所に接当部
としての頭付ボルトを螺着しておき、曲がりを矯正しよ
うとする鉄筋の径に応じて、その頭付ボルトの可動部材
に対する締め込み量を調節して、複数の矯正ロールどう
しの鉄筋径方向での相対位置を調節するように構成して
も良い。2.上記実施形態では、流体圧シリンダとして
空気圧シリンダを設けて構成したが、油圧シリンダを設
けて構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄筋の曲がり矯正装置の斜視図
【図2】鉄筋の曲がり矯正装置の横曲がり矯正部を示す
側面図
【図3】鉄筋の曲がり矯正装置の縦曲がり矯正部を示す
断面図
【図4】鉄筋の曲がり矯正装置の曲げ切断部を示す断面
【図5】横曲がり矯正部の平面図
【図6】縦曲がり矯正部の平面図
【図7】縦曲がり矯正部の要部断面図
【図8】縦曲がり矯正部の要部平面図
【図9】調節手段の要部断面側面図
【図10】曲げ切断部の要部平面図
【符号の説明】
3〜5 矯正ロール 6〜9 (調節用)矯正ロール 10,11 可動部材 13 流体圧シリンダ 18,19 (調節用)矯正ロール 21,22 (調節用)矯正ロール 23,24 矯正ロール 26,27 可動部材 31 流体圧シリンダ 35 規制部材 39 出退手段 41,42 接当部 C 鉄筋 G,H 調節手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の矯正ロール間に沿って鉄筋を通過
    させて、その鉄筋の曲がりを矯正する鉄筋の曲がり矯正
    装置であって、 鉄筋の径に応じて、前記複数の矯正ロールどうしの鉄筋
    径方向での相対位置を調節する調節手段が、 流体圧シリンダの伸縮作動に連動して移動する可動部材
    に支持した調節用矯正ロールと、前記可動部材の移動経
    路に出退して、その可動部材との接当で前記流体圧シリ
    ンダの伸縮範囲を規制する規制部材とを設けて構成され
    ている鉄筋の曲がり矯正装置。
  2. 【請求項2】 前記規制部材には、前記可動部材との接
    当部が、前記流体圧シリンダの伸縮範囲を異ならせて規
    制できるように、複数種設けられ、 前記複数種の接当部を選択的に前記移動経路に出退させ
    る出退手段が設けられている請求項1記載の鉄筋の曲が
    り矯正装置。
JP8620498A 1998-03-31 1998-03-31 鉄筋の曲がり矯正装置 Pending JPH11285733A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100873853B1 (ko) * 2008-02-01 2008-12-12 김형일 파이프 형상교정유니트 및 이를 갖는 형상교정장치
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