JPH11285249A - スイッチング電源 - Google Patents
スイッチング電源Info
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- JPH11285249A JPH11285249A JP8432598A JP8432598A JPH11285249A JP H11285249 A JPH11285249 A JP H11285249A JP 8432598 A JP8432598 A JP 8432598A JP 8432598 A JP8432598 A JP 8432598A JP H11285249 A JPH11285249 A JP H11285249A
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Abstract
防止、循環電流阻止、制御不安定性回避、ZVS可能、
回路素子選別不要な並列運転方式共振型スイッチング電
源を提供する。 【解決手段】 コンバータ回路Aでは、共振用コンデン
サ31、共振用インダクタ32及びトランス5の一次巻
線51は直列に接続され、直列回路の両端がスイッチン
グ素子11、12の接続点と、電源10の一端との間に
接続されている。出力整流平滑回路7、8は、出力端が
共通に接続されている。コンバータ回路A、Bにおい
て、共振用コンデンサ31、41は互いに並列に接続さ
れ、共振用インダクタ32、42は互いに接続されてい
る。
Description
バータ回路を並列に接続した並列運転方式の共振型スイ
ッチング電源に関する。
雑音が達成できる可能性があるスイッチング電源とし
て、注目されている。共振型スイッチング電源は、直流
電源をスイッチング回路によりスイッチングし、スイッ
チング出力を共振回路で共振させ、共振出力を、トラン
スの巻線を介して取り出し、直流に変換して出力する。
る電力を増大させる目的や、冗長運転をする目的で、複
数の共振型DCーDCコンバータ回路を並列接続した並
列運転方式を採ることがある。
いて並列運転を行なう手段としては、複数備えられたス
イッチング電源を並列接続し、それぞれの出力電流を検
出して、各スイッチング電源の出力電流がほぼ等しくな
るように、独立に制御していた。
ッチング電源の数と同数の制御回路を必要とするため、
価格の上昇、機器の大型化を招く。
化制御は、スイッチング周波数を制御し、共振回路のイ
ンピーダンスを変えることによって実行される。しか
し、共振回路を構成する共振用コンデンサや共振用イン
ダクタの回路定数値は、共振型スイッチング電源間にお
いて異なるのが普通であるから、スイッチング周波数が
個々の共振型スイッチング電源において異なる。このた
め、個々のスイッチング電源の分担電流を等しくしよう
とした場合、周波数ビートノイズが発生し、制御が不安
定になるという問題を生じる。
ング電源で共用した場合は、同一の周波数で同期して制
御できるので、周波数ビートノイズの発生、制御の不安
定性を回避できる。しかし、この場合には、ゼロボルト
スイッチング(以下ZVSと称する)が困難になる。即
ち、並列運転される複数の共振型スイッチング電源にお
いて、回路素子の定数値のばらつき等で共振回路のイン
ピーダンスが異なる場合、共振回路の共振周波数の高い
コンバータ回路では、スイッチング素子がオフするデッ
ドタイムにおいて、既に共振回路に蓄積されていたエネ
ルギーが放電されてしまっていて、電流がほぼゼロにな
ってしまうことがあり、ZVSができなくなる。
は、共振回路の定数値を、各々のスイッチング電源にお
いて一致させ、それによって各々の共振型スイッチング
電源の負荷分担をバランスさせる技術を開示している。
しかしながら、この技術の場合、共振回路を構成する回
路素子の選別が必要であり、それに伴う生産性の低下、
選別許容範囲によって発生する負荷分担のアンバランス
を生じる。回路素子の経時変化等によっても同様の問題
を生じる。
格化及び小型化の可能な並列運転方式の共振型スイッチ
ング電源を提供することである。
ノイズの発生や制御の不安定性を回避し得る並列運転方
式の共振型スイッチング電源を提供することである。
可能な並列運転方式の共振型スイッチング電源を提供す
ることである。
を構成する回路素子の選別が不要であり、生産性の低
下、回路素子に起因する負荷分担のアンバランスを回避
し得る並列運転方式の共振型スイッチング電源を提供す
ることである。
タ回路の設計、及び、回路基板への実装の容易な並列運
転方式の共振型スイッチング電源を提供することであ
る。
間のインピーダンスをバランスさせ、インピーダンスの
不平衡に起因する循環電流が流れるのを阻止し、循環電
流に起因する障害を回避できる共振型スイッチング電源
を提供することである。
ため、本発明に係るスイッチング電源は、複数のコンバ
ータ回路を含む。前記複数のコンバータ回路のそれぞれ
は、2つのスイッチング素子と、トランスと、共振回路
と、出力整流平滑回路とを含む。
続され、直列回路の両端が直流電源に導かれ、交互に駆
動される。前記トランスは、少なくとも、一次巻線と、
二次巻線とを含んでおり、前記複数のコンバータ回路の
それぞれに備えられた前記トランスの前記一次巻線は互
いに並列に接続されている。
巻線に直列に接続されており、前記共振回路及び前記ト
ランスの前記一次巻線によって構成される直列回路の両
端は、前記2つのスイッチング素子の接続点と、前記2
つのスイッチング素子によって構成される前記直列回路
の一端との間に接続されている。
振用インダクタとを含んでいる。前記共振用コンデンサ
は、前記複数のコンバータ回路毎に個別に備えられ、互
いに並列に接続されている。前記共振用インダクタは、
前記複数のコンバータ回路毎に個別に備えられ、互いに
並列に接続されている。
前記二次巻線に接続され、出力端が前記複数のコンバー
タ回路において共通に接続されている。
複数備えられたコンバータ回路のそれぞれは、直列に接
続された2つのスイッチング素子を交互に動作させるこ
とにより、入力された直流電源をスイッチングし、その
スイッチング出力を共振回路及びトランスの一次巻線に
供給する。
2つのスイッチング素子の接続点と、2つのスイッチン
グ素子によって構成される直列回路の一端との間に、共
振回路と、トランスの一次巻線とを直列に接続した直列
回路の両端が接続されているから、2つのスイッチング
素子の交互動作により、共振回路及びトランスの一次巻
線に、共振回路の共振周波数に対応した疑似正弦波電流
が流れる。このとき、一次巻線と結合する二次巻線に誘
起電圧が発生する。この誘起電圧はトランスの二次巻線
に接続された出力整流平滑回路により直流に変換され、
出力される。
バータ回路において共通に接続されているから、複数の
コンバータ回路の出力を、負荷に共通に供給する並列運
転方式の共振型スイッチング電源が得られる。
ッチング電源において、複数のコンバータ回路のそれぞ
れに備えられたトランスの一次巻線が互いに並列に接続
され、更に、複数のコンバータ回路に含まれる共振用コ
ンデサのそれぞれ、及び共振用インダクタのそれぞれが
互いに接続されている。従って、スイッチング素子側か
ら見て、共振回路及びトランスの一次巻線のインピーダ
ンスが、複数のコンバータ回路において、互いに等しく
なる。このため、複数のコンバータ回路を同一の周波数
によって、同期して運転し、周波数ビートノイズの発生
や制御の不安定性を回避し得る。このことは、一つの制
御回路を用いて、複数のコンバータ回路を制御できるこ
とを意味する。従って、低価格化及び小型化の可能な並
列運転方式の共振型スイッチング電源を実現できる。
回路のインピーダンスが、複数のコンバータ回路におい
て、互いに等しくなるので、所定の共振電流が流せるよ
うになり、ZVSを行なうことができるようになる。
のそれぞれの共振特性を合わせる手段として、共振回路
を、全体として、並列に接続する方法が考えられる。し
かし、複数のコンバータ回路に含まれる共振回路のそれ
ぞれは、共振用コンデンサ及び共振用インダクタの特性
の違いから、異なる共振特性を持つのが普通である。こ
のような異なる共振特性を持つ複数の共振回路を並列に
接続した場合、インピーダンスの高い共振回路から、イ
ンピーダンスの低い共振回路へ、大きな共振電流(循環
電流)が流れる。この循環電流によって、共振用コンデ
ンサ、共振用インダクタが異常に発熱し、回路の安全性
が低下することがある。また、大きな循環電流が流れる
ことによって共振用インダクタが磁気飽和し、機能を失
い、コンバータの回路動作障害を生じることがある。
電源では、スイッチング素子側から見て、共振回路のイ
ンピーダンスが、複数のコンバータ回路において、互い
に全く等しくなるので、共振回路相互間のインピーダン
スの不平衡に起因する循環電流が流れることがない。こ
のため、循環電流に起因する上記障害を生じることがな
い。
別が不要であり、生産性の低下、回路素子に起因する負
荷分担のアンバランスを回避し得る。
クタは、複数のコンバータ回路毎に個別に備えられてい
るから、複数のコンバータ回路が、ほぼ同一の対称的な
回路構成となる。このため、コンバータ回路の設計、及
び、回路基板への実装が容易になる。
スを、複数のコンバータ回路において、互いに等しくす
る具体的な回路接続を開示する。
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。但し、添
付図面は、単に、例を示すに過ぎない。
電源の電気回路図である。図示するように、本発明に係
るスイッチング電源は、複数のコンバータ回路A、Bを
有する。参照符号9は制御回路、10は直流電源であ
る。実施例において、コンバータ回路A、Bは2個であ
るが、それ以上の個数であってもよい。コンバータ回路
A、Bは、ほぼ同じ回路構成となっている。
回路1と、共振回路3と、トランス5と、出力整流平滑
回路7とを有する。
源Vinをスイッチングする。スイッチング回路1は、
第1のスイッチング素子11及び第2のスイッチング素
子12を有する。第1のスイッチング素子11及び第2
のスイッチング素子12は、FET等でなり、その主回
路が互いに直列に接続され、その両端が直流電源装置1
0に接続されている。直流電源装置10は、通常は、交
流電源を直流に変換する整流平滑回路として構成され
る。直流電源装置10はスイッチング電源装置の一部と
して備えられていてもよいし、外部要素であってもよ
い。
と、二次巻線52とを含んでいる。実施例は、出力整流
平滑回路7を両波整流回路方式とした場合に適した二次
巻線構造を示し、二次巻線52は、第1の巻線521
と、第2の巻線522の二つの巻線を備え、第1の巻線
521及び第2の巻線522は、それぞれの一端が互い
に接続されている。
共振用インダクタ32とを有する。共振用コンデンサ3
1及び共振用インダクタ32は、スイッチング回路1と
トランス5の一次巻線51とを含む回路ループ内に接続
されている。実施例では、共振用コンデンサ31の一端
がスイッチング素子11、12の接続点に接続されてお
り、共振用コンデンサ31の他端に共振用インダクタ3
2の一端が接続されている。共振用インダクタ32の他
端はトランス5の一次巻線51の一端に接続されてい
る。従って、共振回路3は共振用コンデンサ31及び共
振用インダクタ32による直列共振回路を構成してい
る。
巻線52に接続され、二次巻線52に生じる誘起電圧を
直流に変換して出力する。図示された出力整流平滑回路
7は、出力チョークコイル70及び出力平滑コンデンサ
71を有するチョークインプット型であるが、コンデン
サインプット型であってもよい。トランス5の二次巻線
52は、第1の巻線521と第2の巻線522とを含
み、第1の巻線521及び第2の巻線522は直列に接
続されている。整流回路72は第1のダイオード721
と、第2のダイオード722とを有する。第1のダイオ
ード721のアノードは第1の巻線521の他端に接続
され、第2のダイオード722のアノードは第2の巻線
522の他端に接続されている。第1のダイオード72
1及び第2のダイオード722のカソードは互いに接続
され、チョークコイル70の一端に接続されている。チ
ョークコイル70の他端は、出力平滑コンデンサ71の
一端に接続され、更に出力端子の一つに導かれている。
出力平滑コンデンサ71の他端は第1の巻線521と第
2の巻線522の接続点に接続され、更に、出力端子の
他方に導かれている。
回路2と、共振回路4と、トランス6と、出力整流平滑
回路8とを有する。スイッチング回路2は、入力された
直流電源Vinをスイッチングする。スイッチング回路
2は、第1のスイッチング素子21及び第2のスイッチ
ング素子22を有する。第1のスイッチング素子21及
び第2のスイッチング素子22は、FET等でなり、そ
の主回路が互いに直列に接続され、その両端が直流電源
装置10に接続されている。
と、二次巻線62とを含んでいる。実施例は、出力整流
平滑回路8を両波整流回路方式とした場合に適した二次
巻線構造を示し、二次巻線62は、第1の巻線621
と、第2の巻線622の二つの巻線を備え、第1の巻線
621及び第2の巻線622は、それぞれの一端が互い
に接続されている。
共振用インダクタ42とを有する。共振用コンデンサ4
1及び共振用インダクタ42は、スイッチング回路2と
トランス6の一次巻線61とを含む回路ループ内に接続
されている。実施例では、共振用コンデンサ41の一端
がスイッチング素子21、22の接続点に接続されてお
り、共振用コンデンサ41の他端に共振用インダクタ4
2の一端が接続されている。共振用インダクタ42の他
端はトランス6の一次巻線61の一端に接続されてい
る。
巻線62に接続され、二次巻線62に生じる誘起電圧を
直流に変換して出力する。図示された出力整流平滑回路
8は、出力チョークコイル80及び出力平滑コンデンサ
81を有するチョークインプット型であるが、コンデン
サインプット型であってもよい。トランス6の二次巻線
62は、第1の巻線621と第2の巻線622とを含
み、第1の巻線621及び第2の巻線622は直列に接
続されている。整流回路82は第1のダイオード821
と、第2のダイオード822とを有する。第1のダイオ
ード821のアノードは第1の巻線621の他端に接続
され、第2のダイオード822のアノードは第2の巻線
622の他端に接続されている。第1のダイオード82
1及び第2のダイオード822のカソードは互いに接続
され、チョークコイル80の一端に接続されている。チ
ョークコイル80の他端は、出力平滑コンデンサ81の
一端に接続され、更に出力端子の一つに導かれている。
出力平滑コンデンサ81の他端は第1の巻線621と第
2の巻線622の接続点に接続され、更に、出力端子の
他方に導かれている。
滑回路7及びコンバータ回路Bに備えられた出力整流回
路8は、出力端が共通に接続されており、負荷(図示し
ない)に直流出力電圧Voを供給する。
ータ回路A、Bのそれぞれに備えられたトランス5、6
の一次巻線51、61は互いに並列に接続されている。
また、コンバータ回路A、Bに含まれる共振回路3、4
のそれぞれは、互いに接続される。その接続によって、
コンデンサ31、41による静電容量値、及び、インダ
クタ32、42のインダクタンス値が平均化されてい
る。またトランス5、6の一次巻線51、61の励磁イ
ンダクタンス、及び、トランス5、6を介して、一次側
に換算される出力チョークコイル70、80のインダク
タンス値も平均化されている。実施例では、コンバータ
回路Aの共振回路3及びコンバータ回路Bの共振回路4
において、コンデンサ31とコンデンサ41とが互いに
並列に接続され、インダクタ32とインダクタ42とが
互いに並列に接続されている。既に述べたように、スイ
ッチング素子11、12の接続点には、共振用コンデン
サ31の一端が接続され、スイッチング素子21、22
の接続点には共振用コンデンサ41の一端が接続されて
いる。
ら出力される出力電圧Voが一定となるようにスイッチ
ング回路1、2を制御する。制御回路9は、また、スイ
ッチング素子(11、12)、(21、22)に制御信
号を与え、スイッチング素子(11、12)、(21、
22)を、共振回路3、4の共振周波数よりも高い周波
数領域で動作させる。制御回路6は、例えば、電圧によ
って周波数が制御される電圧制御発振器(VCO)によ
って構成される。
バータ回路Aでは、直列に接続されたスイッチング素子
11、12を交互に動作させることにより、入力された
直流電源Vinをスイッチングし、そのスイッチング出
力を共振回路3及びトランス5の一次巻線51に供給す
る。
スイッチング素子11、12によって構成される直列回
路の一端との間には、共振回路3と、トランス5の一次
巻線51とを直列に接続した直列回路の両端が接続され
ているから、スイッチング素子11、12の交互動作に
より、共振回路3及びトランス5の一次巻線51に、共
振回路3の共振周波数に対応した疑似正弦波電流が流れ
る。このとき、一次巻線51と結合する二次巻線52に
誘起電圧が発生する。この誘起電圧はトランス5の二次
巻線52に接続された出力整流平滑回路7により直流に
変換され、出力される。
なわれる。即ち、直列に接続されたスイッチング素子2
1、22を交互に動作させることにより、入力された直
流電源Vinをスイッチングし、そのスイッチング出力
を共振回路4及びトランス5の一次巻線51に供給す
る。
スイッチング素子21、22によって構成される直列回
路の一端との間には、共振回路4と、トランス6の一次
巻線61とを直列に接続した直列回路の両端が接続され
ているから、スイッチング素子21、22の交互動作に
より、共振回路4及びトランス6の一次巻線61に、共
振回路4の共振周波数に対応した疑似正弦波電流が流れ
る。このとき、一次巻線61と結合する二次巻線62に
誘起電圧が発生する。この誘起電圧はトランス6の二次
巻線62に接続された出力整流平滑回路8により直流に
変換され、図示しない負荷に直流出力電圧Voが供給さ
れる。
端がコンバータ回路A、Bにおいて共通に接続されてい
るから、コンバータ回路A、Bの出力を、負荷に共通に
供給する並列運転方式の共振型スイッチング電源が得ら
れる。
ッチング電源において、コンバータ回路A、Bのそれぞ
れに備えられたトランス5、6の一次巻線51、52は
互いに並列に接続されている。また、コンバータ回路A
の共振回路3及びコンバータ回路Bの共振回路4におい
て、コンデンサ31とコンデンサ41とが互いに並列に
接続され、インダクタ32とインダクタ42とが互いに
並列に接続されている。従って、スイッチング素子(1
1、12)、(21、22)側から見た共振回路3、4
の静電容量値及びインダクタンス値が平均化される。一
次巻線51、61の励磁インダクタンス及び等価的に一
次側に換算される出力チョークコイル70、80のイン
ダクタンス値も平均化されている。即ち、図2に示すよ
うに、共振周波数f0の単一の共振特性L0を持つこと
になる。図2において、横軸に周波数をとり、縦軸にイ
ンピーダンスZを取ってある。特性L1は共振回路3の
特性で、共振周波数f01となっている。特性L2はコ
共振回路4の特性で、共振周波数f02となっている。
の周波数によって、同期して運転した場合、周波数ビー
トノイズの発生や制御の不安定性を回避し得る。このこ
とは、一つの制御回路9を用いて、コンバータ回路A、
Bを制御できることを意味する。従って、低価格化及び
小型化の可能な並列運転方式の共振型スイッチング電源
を実現できる。
2)、(21、22)側から見たインピーダンスが、コ
ンバータ回路A、Bにおいて、平均化されているので、
各コンバータ回路A、Bの動作タイミングが一致するよ
うになる。このため、コンバータ回路A、Bの両者にお
いて、ZVSを達成するために充分な共振電流IR1、
IR2が流れている状態で、スイッチング素子(11、
12)、(21、22)をオフさせることができる。
3、4のそれぞれの共振特性を合わせる手段として、共
振回路3、4の全体を並列に接続する方法が考えられ
る。しかし、コンバータ回路A、Bに含まれる共振回路
3、4のそれぞれは、共振用コンデンサ31、41及び
共振用インダクタ32、42の特性の違いから、図2に
示すように、共振周波数f01、f02の異なる共振特
性L1、L2を持つのが普通である。このような異なる
共振特性L1、L2を持つ2つの共振回路3、4を並列
に接続した場合、インピーダンスの高い共振回路、例え
ば共振回路3から、インピーダンスの低い共振回路4
へ、大きな共振電流(循環電流)が流れる。この循環電
流によって、共振用コンデンサ31、41、共振用イン
ダクタ32、42が異常に発熱し、回路の安全性が低下
することがある。また、大きな循環電流が流れることに
よって共振用インダクタ32、42が磁気飽和し、機能
を失い、コンバータの回路動作障害を生じることがあ
る。
電源では、スイッチング素子(11、12)、(21、
22)側から見て、インピーダンスが、コンバータ回路
A、Bにおいて、互いに等しくなり、図2に示したよう
に、単一の共振特性L0を有するので、共振回路3と共
振回路4との間に、インピーダンスの不平衡に起因する
循環電流が流れることがない。このため、循環電流に起
因する上記障害を生じることがない。
振用インダクタ32、42は、コンバータ回路A、B毎
に個別に備えられているから、コンバータ回路A、Bが
ほぼ同一の対称的な回路構成なる。このため、コンバー
タ回路A、Bの設計、及び、回路基板への実装が容易に
なる。
ング電源の電流波形図である。図3において、IDS1
はスイッチング素子11のドレイン・ソース間に流れる
電流の波形、IR1は共振回路3に流れる共振電流の波
形、IDS2はスイッチング素子21のドレイン・ソー
ス間に流れる電流の波形、IR2は共振回路4に流れる
共振電流の波形である。
源の場合、スイッチング素子(11、12)、(21、
22)側から見た共振回路3、4のインピーダンスが、
コンバータ回路A、Bにおいて、互いに等しくなってい
るため、図3に示すように、各コンバータ回路A、Bの
動作タイミングが一致するようになる。このため、コン
バータ回路A、Bの両者において、共振電流IR1、I
R2が流れている状態で、スイッチング素子(11、1
2)、(21、22)をオフさせ、ZVSを行なうこと
ができるようになる。
ンサ31、共振用インダクタ32、及び、共振回路4を
構成する共振用コンデンサ41、共振用インダクタ42
の回路定数値がコンバータ回路A、B間において異なっ
ていても、共振用コンデンサ31と共振用コンデンサ4
1とを並列に接続し、共振用インダクタ32と共振用イ
ンダクタ42とを並列に接続することにより、共振回路
3、4のインピーダンスが一致するので、共振用コンデ
ンサ31、41及び共振用インダクタ32、42の選別
が不要であり、生産性の低下、回路素子に起因する負荷
分担のアンバランスを回避し得る。
があり得る。その例を図4〜図8を参照して説明する。
図において、図1と同一の構成部分には同一の参照符号
を付し、説明は省略する。
タ32、42を、スイッチング素子(11、12)、
(21、22)の接続点と、一次巻線51、61の一端
との間に接続し、共振用コンデンサ31、41をスイッ
チング素子12、22のソースと一次巻線51、61の
他端との間に接続した回路構成において、共振用コンデ
ンサ31と共振用コンデンサ41とを並列に接続し、共
振用インダクタ32と共振用インダクタ42とを並列に
接続してある。
の一次巻線51、61の一端を、スイッチング素子(1
1、12)、(21、22)の接続点に接続し、共振用
コンデンサ31、41の一端をスイッチング素子12、
22のソースに接続し、共振用コンデンサ31、41の
他端と一次巻線51、61の他端との間に共振用インダ
クタ32、42を接続した回路構成において、共振用コ
ンデンサ31と共振用コンデンサ41とを並列に接続
し、共振用インダクタ32と共振用インダクタ42とを
並列に接続してある。
1、41を、スイッチング素子(11、12)、(2
1、22)の接続点と、一次巻線51、61の一端との
間に接続し、共振用インダクタ32、42をスイッチン
グ素子12、22のソースと、一次巻線51、61の他
端との間に接続した回路構成において、共振用コンデン
サ31と共振用コンデンサ41とを並列に接続し、共振
用インダクタ32と共振用インダクタ42とを並列に接
続してある。
施例と同等の作用効果を得ることができる。
ータ回路A、Bは、同一周波数で同期して駆動される。
図1〜図6に示した実施例では、一つの制御回路9を備
えることにより、これを実現しており、それによって、
前述したように、スイッチング電源のコストダウン及び
小型化を図るとともに、周波数ビートノイズの発生及び
制御の不安定性を回避し、更に、循環電流の発生をなく
すという作用効果を得ることができる。
る。この実施例では、コンバータ回路Aのための制御回
路91と、コンバータ回路Bのための制御回路92とを
備える。制御回路91、92は互いに相手の動作を監視
しながら、スイッチング素子(11、12)、(21、
22)を同期して同一の周波数で駆動するようになって
いる。
具体的に説明したが、当業者であれば、発明の基本的技
術思想及び教示に基づいて、種々の変形を行なうことが
できることは自明である。
のような効果を得ることができる。 (a)低価格化及び小型化の可能な並列運転方式の共振
型スイッチング電源を提供することができる。 (b)周波数ビートノイズの発生や制御の不安定性を回
避し得る並列運転方式の共振型スイッチング電源を提供
することができる。 (c)ZVSの可能な並列運転方式の共振型スイッチン
グ電源を提供することができる。 (d)共振回路を構成する回路素子の選別が不要であ
り、生産性の低下、回路素子に起因する負荷分担のアン
バランスを回避し得る並列運転方式の共振型スイッチン
グ電源を提供することができる。 (e)コンバータ回路の設計、及び、回路基板への実装
の容易な並列運転方式の共振型スイッチング電源を提供
することができる。 (f)共振回路間のインピーダンスをバランスさせ、イ
ンピーダンスの不平衡に起因する循環電流が流れるのを
阻止し、循環電流に起因する障害を回避し得る共振型ス
イッチング電源を提供することができる。
電源の電気回路図である。
波形図である。
スイッチング電源の電流波形図である。
電源の別の実施例を示す電気回路図である。
電源の更に別の実施例を示す電気回路図である。
電源の更に別の実施例を示す電気回路図である。
電源の更に別の実施例を示す電気回路図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のコンバータ回路を含むスイッチン
グ電源であって、 前記複数のコンバータ回路のそれぞれは、2つのスイッ
チング素子と、トランスと、共振回路と、出力整流平滑
回路とを含んでおり、 前記2つのスイッチング素子は、直列に接続され、直列
回路の両端が直流電源に導かれ、交互に駆動され、 前記トランスは、少なくとも、一次巻線と、二次巻線と
を含んでおり、 前記複数のコンバータ回路のそれぞれに備えられた前記
トランスの前記一次巻線は互いに並列に接続されてお
り、 前記共振回路は、前記トランスの前記一次巻線と直列に
接続されており、 前記共振回路及び前記トランスの前記一次巻線によって
構成される直列回路の両端は、前記2つのスイッチング
素子の接続点と、前記2つのスイッチング素子によって
構成される前記直列回路の一端との間に接続されてお
り、 前記共振回路は、共振用コンデンサと、共振用インダク
タとを含んでおり、 前記共振用コンデンサは、前記複数のコンバータ回路毎
に個別に備えられ、互いに並列に接続されており、 前記共振用インダクタは、前記複数のコンバータ回路毎
に個別に備えられ、互いに並列に接続されており、 前記出力整流平滑回路は、前記トランスの前記二次巻線
に接続され、出力端が前記複数のコンバータ回路におい
て共通に接続されているスイッチング電源。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたスイッチング電源
であって、 前記複数のコンバータ回路のそれぞれに備えられた前記
共振回路のそれぞれは、前記2つのスイッチング素子の
接続点において、互いに接続されているスイッチング電
源。 - 【請求項3】 請求項2に記載されたスイッチング電源
であって、 前記複数のコンバータ回路のそれぞれに備えられた前記
共振回路のそれぞれは、前記共振用コンデンサの一端が
前記2つのスイッチング素子の接続点に接続されている
スイッチング電源。 - 【請求項4】 請求項3に記載されたスイッチング電源
であって、 前記共振用コンデンサの他端に前記共振用インダクタの
一端が接続されているスイッチング電源。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4の何れかに記
載されたスイッチング電源であって、 前記複数のコンバータ回路は、同一周波数で同期して駆
動されるスイッチング電源。 - 【請求項6】 請求項5に記載されたスイッチング電源
であって、 一つの制御回路を含み、前記制御回路は前記複数のコン
バータ回路において共用されているスイッチング電源。
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- 1998-03-30 JP JP08432598A patent/JP3463280B2/ja not_active Expired - Fee Related
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