JPH11284035A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH11284035A JPH11284035A JP8556098A JP8556098A JPH11284035A JP H11284035 A JPH11284035 A JP H11284035A JP 8556098 A JP8556098 A JP 8556098A JP 8556098 A JP8556098 A JP 8556098A JP H11284035 A JPH11284035 A JP H11284035A
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Abstract
しかもこれらがコンタクトするコンタクトホール、アス
ペクト比の高く、微細なコンタクトホールの中にWのよ
うな硬い物質が埋め込まれる。しかしこれらのTEGを
作成した場合、チャージアップが生じ、電子顕微鏡で覗
けない問題があった。 【解決手段】 図1のように、TEGB〜Hに於いて、
それぞれのTEGの中に形成されている電極をGNDに
落とすことで、チャージアップを防止することができ
る。またそれぞれのTEGの両端に接地領域21を設け
れば、矢印Zで割った二つの試料は、どちらもGNDに
接地されているので、両試料の観察が可能となる。
Description
し、さらに詳しく言えば、改良されたTEGが実装され
た半導体装置に関するものである。
重要な手法が、テストパターンによる評価、いわゆるT
EG(Test Element Group)による評価である。TEG
には二つの目的があり、一つはプロセス・デバイスチェ
ック用のパターンであり、二つ目は新技術の確立と確認
の為のパターンである。
によりプロセスパラメータ、デバイスパラメータ、デザ
インルールの最適値が求められている。そしてTEGに
は、プロセスTEG、デバイスTEGおよび回路TEG
がある。これらの内容は、例えば「最新LSIプロセス
技術」、(1984年4月25日第2版)工業調査会発行等
に述べられている。
のテストパターンであり、配線間のピンホール、断線チ
ェック、層間絶縁膜の段差、配線電極材料のカバレージ
状態を調べるものである。一方、最近の半導体プロセス
は、ラインルールおよびコンタクトルールが厳しくな
り、しかも図11に示すように膜の凹凸も厳しくなって
いる。つまり配線が二層、三層・・と増加し、積層され
ることでその凹凸が厳しくなり、非常に厚い層間絶縁膜
に於いて、アスペクト比の高いコンタクトホールを作
り、ここにステップカバレージの良い電極材料をどのよ
うに作り込んでゆくかが重要なテーマとなっている。し
かもそのため電極材料もW等の昔では用いられなかった
材料も採用されている。
としてBPSG膜1が採用されているが、図のように凸
凹、膜の厚い所、膜の薄い所がどうしても発生してしま
う。例えば、半導体基板2には、LOCOS膜3が設け
られ、この上には電極、配線等が形成される。例えば、
符号4は、ポリSiゲートであり、符号5は、Alを主
材料とした配線である。もちろんこれらの導電材料は絶
縁されている。
々な層間絶縁膜が設けられ、ここではまずTEOS膜6
が設けられ、この上に前記BPSG膜1が形成されてい
る。更には、コンタクトホール7を介して、コンタクト
ホール7内およびBPSG膜1の表面にTiとTiNが
積層されたバリアメタル8が形成され、コンタクトホー
ル7内にWプラグ9が形成され、この上に配線10が形
成されている。
凸を埋めるために例えばBPSG膜1等が厚く形成さ
れ、層間絶縁膜の厚い所、これよりも薄い所のある色々
な部分にサイズが小さく(例えば0.5μm以下)、ア
スペクト比の高いコンタクトホールを形成すると、当然
コンタクトホールの形状、バリアメタルのカバレージ状
態、Wの埋め込み状態、またWを採用しない場合は、コ
ンタクトホールにコンタクトする電極のステップカバレ
ージ状態、また凹凸のある層間絶縁膜の配線の形成状態
等が問題であり、TEGが活用される。
5μm以下のコンタクトホールに埋め込まれるWの状態
をTEGで調べるためには、ここの部分を割り、電子顕
微鏡等で観察する必要がある。しかしWは、他の材料よ
りも硬いため、図12で示すようにWプラグは、割れず
どちらか一方に付いてしまい、観察できない問題があっ
た。例えば梅干しが入ったおにぎりを二つに割ると、梅
干しは二つに割れずどちらかにそのまま付いてしまうよ
うな現象である。
りフローティングのものがあり、また割った際にフロー
ティングとなり、その結果チャージアップされて電子顕
微鏡で見ることができない問題もあった。
に鑑みて成され、配線のテスト・エレメントを半導体基
板のグランドに固定する手段を設けることで解決するも
のである。配線のテスト・エレメントを複数本一領域内
にまとめて形成し、この一領域内に半導体基板のグラン
ドに固定される手段を設けることで解決するものであ
る。
メントの導電材料がGNDに接地されているため、チャ
ージアップせず、良好な観察が可能である。フローティ
ングゲートは、コントロールゲートやソース電極で囲ま
れているため、このフローティングゲートのチャージが
吸収され、GNDに接地せずとも良好に観察が可能であ
る。
ラグで電気的に接続することで解決するものである。更
には配線のテスト・エレメントを、このエレメントの両
端で半導体基板のグランドに固定すれば、TEGを二つ
に割った際、どちらの配線もGNDに固定されている。
従ってとちらで見てもチャージアップせずに観察でき
る。
一実施形態について図面を参照しながら説明する。先
ず、TEGは、従来例でも説明したように特性の解析、
層間絶縁膜や電極材料の状態の観察等を行うもので、I
Cチップ内やスクライブラインに配置される。
れるものであり、TEG2、3が形成されている。ここ
のスクライブライン1で囲まれる矩形上の領域は、IC
チップ4に成る部分であり、IC回路を構成する半導体
素子が形成される領域である。TEGは、ICチップ内
に形成される色々な材料、パターンにより、数多くのパ
ターンが用意されており、チップの効率よい配置を考え
ると、スクライブライン1に形成した方がよい。IC形
成領域に配置しても良いが、チップサイズが大きくなる
問題がある。
使用するが、このレチクルに於いて、一つのICに対し
てこの一つのICの中のエレメントをチェックするTE
Gをスクライブライン1に配置しても良い。しかし、図
10のように複数のICチップS、T、U、Vに対して
この複数(4つ)のICをまとめてチェックできるTE
Gを配置しても良い。つまり前者では、IC一個に対し
て、一組の一群となるTEGが形成されるが、後者は複
数個のICに対して一組の一群となるTEGが形成され
るため、余ったスクライブラインには別のTEG、合わ
せマークおよびスクライブラインの合わせマーク等が配
置できるメリットを有す。
実質TEGの形成条件と同じと考えられる。従って四つ
のIC(S、T、U、V)で一つのレチクルを形成する
場合、中央の十字形のスクライブラインに形成すれば、
面積的にも余裕ができ、数多くのTEGが形成でき、深
く解析が可能となる。図1は、A〜HのTEGが用意さ
れ、これらはスクライブライン1の中に形成されてい
る。ただしチップ面積の増加を無視すれば、IC形成領
域に形成しても良い。ここでは、左のBから右のHまで
のサイズが、横が150μm程度、縦がおよそ1.5m
m以上である。
AのTEGは、図3の構造が形成配置されているもので
あり、最小線幅、最小スペースの配線が絶縁膜に形成さ
れ、上層に形成されるジャケットのカバレージを解析す
るためのものである。BとCのTEGは、図4のように
拡散領域5を露出する最小コンタクトホール6の形状を
調べるものであり、BはN+の拡散領域がコンタクトホ
ールから露出され、CはP+の拡散領域が露出している
ものである。
7の谷に位置し、第1層目のMを露出する第2層目のコ
ンタクト8の形状およびこれとコンタクトするメタル配
線Mのカバレージを調べるものである。以降、山、谷の
表現を使うが、これは配線も層間絶縁膜もうねりがあ
り、このうねりの高いところを山、低いところを谷とす
る。また図面で実際に示せば良かったが、図面の都合で
フラットにした。
ートGPを露出する最小形状のコンタクトホール9、第
2層目のメタル配線SMのカバレージ、第2層目のメタ
ル配線SMの谷の所が露出されるコンタクトホールの形
状を観察するものである。FのTEGは、図7に示すよ
うに、山の部分に配置される第一層目のメタル配線Mを
露出する最小形状のコンタクトホール11形状、第3層
目のメタル配線TMのカバレージを調べるものである。
位置する第2層目のメタル配線SMを露出する最小形状
のコンタクトホール12を観察するものである。最後に
HのTEGは、図9の様に、最大溝のコンタクトホール
であり、特に拡散領域13、ポリSiゲートGP、第1
層目のメタル配線M、第2層目のメタル配線SMを露出
するコンタクトホール14〜17を観察調べるものであ
る。
様に配列され、点線で囲んだ所20、21で、全ての導
電材料GP、M、SM、TM、ここでは配線、ゲート電
極、Wプラグ等が半導体基板のGNDに設置されてい
る。これは、パターン形状によっては、フローティング
になった導電材が設けられ、チャージアップしている。
従って解析のために割って調べても電荷が放出されてい
ないために、電子顕微鏡で観察できないので、全てが接
地領域20、21でGNDに落ちるようになっている。
方の接地領域21を省略し、矢印Zで紙面に対して左右
に割った場合、矢印Zから上に位置するTEGはアース
に落とされるため電子顕微鏡で覗けるが、下に位置する
TEGは、フローティングとなり、チャージアップし、
覗けない。従って好ましくは両方に接地領域を形成した
方がよい。
ものであり、中段図は、楕円で囲んだ所の拡大図であ
る。また下段図は、中段図のA−A線の断面図である。
ここでは理解のために一緒に図2として示した。詳細
は、後述する。図3のAのTEGは、LOCOS膜で囲
まれたP+拡散領域22に最小線幅(ここでは一例とし
て0.4μm)、最小間隔(一例として0.5μm)の
ポリSiゲートGPが約 2500Åの膜厚で形成され
ている。ここでGPは、下層にポリSi、上層にWSi
が積層された一体物である。そしてこの上には、BPS
G膜が約6000Å程度被覆され、この上には、第1層目の
メタル配線Mが線幅約0.6μm、間隔約0.6μmで
配置されている。この配線Mは、Ti、TiN、Alを
主材料としたものの積層物で、約8000Å程度で形成
されている。そしてこれらを覆うために第2の層間絶縁
膜24が約10000Å程度積層されている。この絶縁
膜24は、TEOS膜、グラス膜を何回か積層したもの
である。更にこの上には、第2層目のメタル配線SMが
あり、Ti、TiN、Alを主材料としたものの積層物
で、約8000Å程度で形成されている。また第3層目
の層間絶縁膜25が、前述同様にTEOS膜、グラス膜
を何回か積層して形成されている。やはり10000Å
程度である。更に第3層目のメタル配線TMとして、、
Ti、TiN、Alを主材料としたものの積層物で、約
8000Å程度で形成され、第4層目の絶縁膜26が、
ジャケットとして、SiO2膜とSi3N4膜で約100
00Å程度被覆されている。ここで示したGP〜TM
は、紙面に対して垂直な方向に延びており、図1で参照
すれば実線の矩形領域の上から下に1.5ミリ程度延在
されている。
の配線、層間絶縁膜、上層に形成されるジャケット等の
カバレージ形成状況を解析できる。続いて図4を説明す
る。以降図3と同じ材料で有れば同じ符号で示す。図3
との違いは、長い配線を解析するものではなく、コンタ
クトホール6を解析するもので、BPSG膜23の谷か
ら拡散領域に渡りTi、TiNのバリアメタルを介して
Wプラグ27が埋め込まれていることである。
面で黒く塗ってある部分は、コンタクトホールに前記バ
リアメタルを介してWプラグが埋め込まれている。本発
明のポイントは、このコンタクトホール6の形状にあ
る。つまり点線で囲まれたコンタクト列30、31、3
2は、それぞれ同じパターンで形成され、例えば図1、
図10のTEGの中に形成されている。各コンタクト列
の下の二つのコンタクトホール33は、実際にICチッ
プに形成される最小サイズのコンタクトホールである。
このコンタクトホールに埋め込まれるWプラグは、従来
例でも説明したように、なかなか二つに割れないため、
そのサイズを縦長にして割れやすい形状にした。例えば
コンタクトホール33のサイズが、0.5×0.5μm
であれば、コンタクトホール34の横幅を同じに、縦幅
を2倍以上、ここでは約1.5μmとした。その結果、
割るポイントがコンタクトホール34の中央に来れば、
割ることができ、観察が可能となる。しかし実際は、サ
イズ的に小さいので、例えば2個以上縦に約0.5μm
間隔で並べてある。
ンタクトホール34と34の間で割れる事もあり、Wを
割ることができないため、このコンタクト列を複数本用
意し、コンタクト列をそれぞれ0.5〜0.6μmのピ
ッチでずらしてある。このずらし量Xは、X>(コンタ
クトホール34+ずらしピッチ)/コンタクトホール3
4の数程度と考えられる。つまり図4のコンタクトホー
ル34は、ずらし量があるため、矢印KとLの間でどこ
かで割れることになる。
いが、実際は、図1の縦1.5mmの長さに渡り数多く
形成される。例えば、コンタクトホール34が1000
個形成され、この群の上と下にコンタクトホール33が
それぞれ5個程度形成されている。ここのコンタクトホ
ール33は、実際のコンタクトホールの平面形状のモニ
ターであり、数は少なくて良い。
ル33であるが、少なくともコンタクトホール34の横
の辺方向に沿って形成される状況は、コンタクトホール
33の横の辺方向に沿ったものと実質同じであると考え
られる。一方、コンタクトホール33の縦の辺方向に沿
った形成状況は、コンタクトホール34では、サイズが
異なり、形成状況が同じであるとは言えない。
成している。ここでは、図10のTEG3に形成されて
いる。つまりTEG3では、紙面に対して上下の方向で
割れるため、図4に於いてコンタクトホール33の縦の
辺方向で割った状況と同じになる。つまり図4のコンタ
クトホール34でコンタクトホール33の状況を観察し
ようとする場合は、図10のように縦のスクライブライ
ンと横のスクライブラインに、それぞれが90度回転さ
れたTEGを形成すれば、コンタクトホール33全体の
形状、中の電極形状等の具合が推測できる。
ンタクトホール8の解析をするもので、層間絶縁膜24
の谷に形成され、Ti、TiNのバリアメタルを介して
Wプラグ27が埋め込まれている。そしてこの第2層目
のコンタクト8の形状およびこれとコンタクトするメタ
ル配線Mのカバレージを調べるものである。コンタクト
列40、41、42には、実際のICに入る形状と同じ
形状のコンタクトホール43と縦の長さを長くしたコン
タクトホール44が形成され、図4同様に各列はずれて
配置される。ズレピッチは、前述した計算式で算出さ
れ、ここでは0.6μmである。
方法なので、図6〜図8の断面構造のみを示す。図6は
ゲートGPを露出する最小形状のコンタクトホール9、
第2層目のメタル配線SMのカバレージ、第2層目のメ
タル配線SMの谷の所が露出されるコンタクトホール1
0の形状を観察するものである。図7は、山の部分に配
置される第一層目のメタル配線Mを露出する最小形状の
コンタクトホール11形状、第3層目のメタル配線TM
のカバレージを調べるものである。図8は、山の部分に
位置する第2層目のメタル配線SMを露出する最小形状
のコンタクトホール12を観察するものである。
のコンタクトホールであり、特に拡散領域13、ポリS
iゲートGP、第1層目のメタル配線M、第2層目のメ
タル配線SMを露出するコンタクトホール14〜17を
観察調べるものである。これらのコンタクトホール14
〜17は、コンタクトサイズが1μm×1μmであり、
サイズが大きいために、逆にWプラグがうまく埋め込ま
れない場合がある。つまりスが形成されたり、プラグ表
面が実質フラットに成らず凹んだりするため、Wの形成
状況を調べるものである。
サイズを縦と横で変えることもないし、変えても良い。
続いて、図2の上段図に於いて、図3(図1のAのTE
G)〜図9(図1のHのTEG)までのパターンが、矢
印Pの範囲で形成されており、ちょうど接地領域20か
ら櫛歯のようにTEGA〜Hが配置され、それぞれTE
Gのメタルが接地領域20のメタルから櫛歯のように延
在されている。
BのTEGであり、その拡大図が中段図に示されてい
る。つまり接地領域20には、点でハッチングしたゲー
トGPが形成され、横長に形成されたコンタクトホール
60でGPが露出され、Wプラグにより第1層目のメタ
ル配線Mと電気的に接続されている。この一層のメタル
配線Mは、接地領域全域に設けられ必要により各TEG
の長手方向に延在され、コンタクトホール62を介して
第2層目のメタル配線SMと電気的に接続されている。
また本発明のポイントになるが、コンタクトホール61
を介してP+の拡散領域(GND)とコンタクトしてい
る。このSMも、接地領域20全域に配置され、必要に
よりTEGの長手方向に延在され、コンタクトホール6
3を介して第3のメタル配線TMと電気的に接続されて
いる。このTMも、接地領域20全域に設けられ、必要
によりTEGの長手方向に延びている。
メタルは、電子顕微鏡で観察するために、全てが半導体
基板のGND領域、ここではP+の拡散領域に電気的に
接続されることである。配線によっては接地領域以外で
もGNDに接続されている。例えば図4がそうである。
しかし中にはGNDに接続されずフローティングのもの
もあるため、これは図2、図4〜図9の接続によりGN
Dに落としてある。
などに使用される電気的にプログラム及び消去可能な不
揮発性半導体記憶装置での応用について説明する。ここ
では、スプリットゲート型フラッシュEEPROMを一例とし
て用い、このセルがTEGとしてスクライブラインに形
成されたものを図13に示す。まず上段図が概略断面
で、下段図が解析の必要なメモリセルの平面図である。
p型単結晶半導体基板101上には、図示されていない
が下段図の左右に渡るLOCOSが縦方向に複数行配列
され、LOCOSとLOCOSの間で、LOCOSに端
部が一部重畳するようにフローティングゲート102が
形成され、このフローティングゲートには端部を先鋭化
するためにミニLOCOS103が形成されている。こ
の上には、層間絶縁膜を介してコントロールゲート10
4が上下に形成されている。このフローティングゲート
102とコントロールゲート104は、×印のコンタク
ト105を中心に両側に形成されている。そしてこれら
を覆う層間絶縁膜106を介してドレイン領域107と
コンタクトするドレイン電極108が形成されている。
またソース領域109とコンタクトするソース電極11
0が形成されている。そしてこれらを覆う層間絶縁膜と
して例えばTEOS膜とグラス膜の積層物111が被覆
され、ドレイン電極108を露出するコンタクトホール
105が形成され、このコンタクトホール105およびそ
の周辺に形成されたTiとTiNで成るバリアメタルを
介してWプラグ112が形成されている。そしてこのW
プラグ112とコンタクトするメタル配線113が左右
に形成され、更にこの上にTEOS膜とグラス膜の積層
物114が被覆され、更にこの上にはメタル配線115
が形成され、最終的にジャケット116が形成されてい
る。
ン電極107、ソース電極110は、ポリSiとWSi
の積層物より成る。またメタル配線114、115は、
前述したM、TMと同様な構成である。ここで平面図で
示されたコントロールゲート、ソース電極は、図1のよ
うにやはり縦方向に長く形成され、ここに示されたセル
が複数上下(実際は1000個程度)に形成され、前述
のコンタクト列が形成され、図4で示すようにこのコン
タクト列が複数本形成され、それぞれのピッチがずらし
て形成されている。
5×2.0μmで、実際のコンタクトは、図4の下段図
のように、コンタクトホール105群の上下に数個形成さ
れている。前実施例でも述べたように、このコンタクト
ホール105は、実際のコンタクトホールよりも縦長に
形成され、ピッチがずらして形成されているので、解析
のためにシリコン基板を割っても、ここの部分が割れな
いことはない。
ン電極108、ソース電極110、Wプラグ112、メ
タル配線113およびメタル配線115は、図2のよう
にGNDに接続されている。ここでフローティングゲー
ト102は、コントロールゲート、ソース電極と囲まれ
ており、これらがGNDに接地されているため、たまっ
た電荷はこの電極で放出され、チャージアップしずらい
ため、ここではGNDに落としていない。
間絶縁膜111から直接ドレイン領域に渡るコンタクト
ホールを形成し、ここにWを埋め込んでも良い。ソース
電極も同様である。
ントを半導体基板のグランドに固定する手段を設ける
と、このテストエレメントのチャージアップが防止で
き、電子顕微鏡での観察が良好となる。配線のテスト・
エレメントを複数本一領域内にまとめて形成し、この一
領域内に半導体基板のグランドに固定される手段を設け
れば、効率の良い配置が可能である。特にGNDとなる
拡散領域を一つにまとめて形成できるので、IC内また
は/スクライブラインでの形成では、効率の良い配置が
可能となる。
ラグで電気的に接続すれば、別途別の手段を設けること
なく、テスト・エレメントをGNDに固定できる。更に
は配線のテスト・エレメントを、このエレメントの両端
で半導体基板のグランドに固定すれば、TEGを二つに
割った際、どちらの配線もGNDに固定され、どちらで
見てもチャージアップせずに観察できる。
ライブラインに形成されたTEGの配置を説明する図で
ある。
ある。
図である。
子を説明する図である。
る図である。
の説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のIC形成領域と前記IC形成領域
との間に形成されたスクライブラインまたは前記IC形
成領域の一部に設けられたテスト・エレメントとを有す
る半導体ウェハが個々に分割されて成る半導体装置に於
いて、 前記IC形成領域には、絶縁膜を介して複数の配線が形
成され、 前記配線のテスト・エレメントは、半導体基板のグラン
ドに固定する手段が設けられていることを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項2】 複数のIC形成領域と前記IC形成領域
との間に形成されたスクライブラインまたは前記IC形
成領域の一部に設けられたテスト・エレメントとを有す
る半導体ウェハが個々に分割されて成る半導体装置に於
いて、 前記IC形成領域には、絶縁膜を介して複数の配線が形
成され、 前記配線のテスト・エレメントは、複数本一領域内にま
とめて形成され、この一領域内で半導体基板のグランド
に固定される手段が設けられていることを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項3】 前記IC形成領域には、フローティング
ゲート、このフローティングゲート上の絶縁膜を介して
形成され、前記フローティングゲート上に重なるように
配置されるコントロールゲートとを少なくとも有する不
揮発性半導体記憶装置が形成され、前記IC形成領域と
の間に形成されたスクライブラインまたは前記IC形成
領域の一部に設けられたテスト・エレメントとには前記
不揮発性半導体記憶装置が形成される請求項1または請
求項2記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記フローティングゲートは、GNDに
固定されない請求項3記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記手段は、Wプラグであり、前記半導
体基板のグランド領域と前記Wプラグは、電気的に接続
されている請求項1、請求項2、請求項3または請求項
4記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記配線のテスト・エレメントは、前記
エレメントの両端で半導体基板のグランドに固定する手
段が設けられている請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4または請求項5記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8556098A JP3439114B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8556098A JP3439114B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11284035A true JPH11284035A (ja) | 1999-10-15 |
JP3439114B2 JP3439114B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=13862208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP8556098A Expired - Fee Related JP3439114B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3439114B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007502028A (ja) * | 2003-05-09 | 2007-02-01 | アプライド マテリアルズ イスラエル リミテッド | コンタクト開口計測方法 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP8556098A patent/JP3439114B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007502028A (ja) * | 2003-05-09 | 2007-02-01 | アプライド マテリアルズ イスラエル リミテッド | コンタクト開口計測方法 |
JP4927549B2 (ja) * | 2003-05-09 | 2012-05-09 | アプライド マテリアルズ イスラエル リミテッド | コンタクト開口計測方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3439114B2 (ja) | 2003-08-25 |
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