JPH1128396A - エアゾール用遅延噴射装置 - Google Patents

エアゾール用遅延噴射装置

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JPH1128396A
JPH1128396A JP9183833A JP18383397A JPH1128396A JP H1128396 A JPH1128396 A JP H1128396A JP 9183833 A JP9183833 A JP 9183833A JP 18383397 A JP18383397 A JP 18383397A JP H1128396 A JPH1128396 A JP H1128396A
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隆啓 長谷川
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行雄 八戸
Ken Ogata
謙 尾形
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な機構を用いる事なく、簡易な構成によ
り信頼性の高い、エアゾール内容物の遅延噴射を可能と
する。この遅延噴射機構を、エアゾール内容物の噴出経
路内に高粘度物を配置する事により行い、しかもこの高
粘度物やエアゾール内容物の噴出を妨げる事のない機構
を実現する。 【解決手段】 エアゾール容器1のステム4に、噴出部
5を設け、この噴出部5の外周に臨ませて、ステム4を
押圧する押釦12を配置する。この押釦12には、噴出
部5の上部に臨ませて収納室21を設け、この収納室2
1にはエアゾール内容物の噴出圧力で上端の噴射ノズル
18から排出可能な高粘度物23を収納する。また、収
納室21の噴出部5側を、噴出部5への押圧によって破
断可能な封印部24で密閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブ機構の開弁操作
後に、一定の時間を経過してからエアゾール内容物の噴
射が行われるようにする、エアゾール用遅延噴射装置に
係るもので、殺虫剤の噴射等、人体に悪影響を及ぼすよ
うな内容物の大量噴射に用いる場合に特に有効なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、密閉室内に殺虫剤等を大量に噴霧
し、ゴキブリ、ダニ等の、室内の有害虫を排除するため
に用いられるエアゾール装置に、エアゾール内容物の連
続的な噴射を可能とするとともに、このエアゾール内容
物の噴射と噴射開始操作との間にタイムラグを設ける遅
延噴射機構を設けたものが存在する。この遅延噴射機構
により、エアゾール内容物の噴射開始操作を行った後
に、この操作者が、エアゾール内容物の噴射開始前に、
安全に室外に退去できるものとしている。
【0003】そして、このようなエアゾール内容物の遅
延噴射を行う方法として、特公平8−29792号に開
示される如く、エアゾール内容物の噴射経路に、粘性の
高い高粘度物を充填したものが存在する。この高粘度物
の充填は、エアゾール装置のハウジング内に、エアゾー
ル内容物と常時接触して行うものである。また、上記発
明の他の従来方法は、エアゾール装置と別個に設けた収
納室に高粘度物を充填し、この収納室とエアゾール装置
とをチューブで連結し、このチューブを介してエアゾー
ル内容物を収納室に供給するようにしている。
【0004】そして、エアゾール内容物の噴射を行うに
は、エアゾール装置の制御弁を開弁し、エアゾール内容
物の噴出圧力によって、エアゾール内容物とこの内容物
の噴射ノズルとの間に介在する高粘度物を除去した後
に、エアゾール内容物を噴射ノズルから噴射するもので
ある。このエアゾール内容物と噴射ノズルの間に介在す
る高粘度物の排出に一定の時間を要する結果、エアゾー
ル内容物の遅延噴射が可能となるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハウジ
ング内に高粘度物を収納する方法では、この高粘度物と
エアゾール内容物とが常時接触しているため、これらが
化学反応して変質する可能性が高く、好ましいものでは
ない。また、チューブを使用して高粘度物の収納室にエ
アゾール内容物を供給する方法では、製造工程を極めて
複雑としたり、操作中にチューブが折れ曲がったり外れ
たりして、エアゾール内容物の噴射を良好に行えなくな
る可能性があった。
【0006】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、複雑な機構を用いる事なく、簡易な構
成により信頼性の高い、エアゾール内容物の遅延噴射を
可能とするものである。そして、この遅延噴射機構を、
高粘度物をエアゾール内容物の噴出経路に収納する事に
より構成し、この高粘度物やエアゾール内容物の噴出を
妨げる事がない製品を得ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するため、エアゾール容器のステムに噴出部を
設け、この噴出部の外周に臨ませて、エアゾール容器方
向に下降して固定可能な押釦を配置し、この押釦に、エ
アゾール内容物の噴出圧力で上端の噴射ノズルから排出
可能な高粘度物を収納した収納室を配置し、この収納室
の下端を噴出部の上部に臨ませて配置し、収納室の噴出
部側を、噴出部への押圧によって破断可能な封印部で密
閉するとともに、押釦に、高粘度物及びエアゾール内容
物が噴射可能な噴射ノズルを収納室に連通して形成して
成るものである。
【0008】また、第2の発明は、エアゾール容器のス
テムに噴出部を設け、この噴出部の外周に臨ませて、エ
アゾール容器方向に下降して固定可能な押釦を配置し、
この押釦に、エアゾール内容物の噴出圧力で上端の噴射
ノズルから排出可能な高粘度物を収納した収納室を配置
し、この収納室の下端を噴出部の上部に臨ませて配置
し、収納室の噴出部側を、噴出部への押圧によって破断
可能な封印部で密閉するとともに、押釦に、高粘度物及
びエアゾール内容物が噴射可能な噴射ノズルを収納室に
連通して形成し、この噴射ノズルと収納室を配置した押
釦に、噴射ノズルに接続する高粘度物の回収部を設けた
断面コ字型のキャップを接続するとともに、このキャッ
プの下端と押釦の天板上面との間隔に噴射ノズルと連通
する流通間隔を設け、この流通間隔と連通するエアゾー
ル内容物の噴出路をキャップの外周部に形成して成るも
のである。
【0009】また、高粘度物は、粘度を5,000cP
〜2,000,000cPとしても良い。
【0010】また、押釦の固定は、エアゾール容器のマ
ウンテンカップに係合した肩カバーの中央部に押釦を挿
通するための装着口を設け、この装着口の内面下端にマ
ウンテンカップ方向に突出する係合テーパー面を形成
し、この係合テーパー面に、押釦の外周に突出した係合
鍔を係合して行っても良い。
【0011】また、押釦は、収納室の下端にステムを密
接して導入する導入部を設けても良い。
【0012】
【作用】本発明は、上述の如く構成したものであるか
ら、エアゾール内容物の噴射を行おうとする場合には、
押釦をエアゾール容器方向に下降して固定する。この押
釦の固定により、バルブ機構のステムの外周に臨ませて
配置していた押釦が下降する。この押釦の下降により、
押釦がステムをエアゾール容器の内部方向に押圧して、
バルブ機構を開弁する。このステムの押圧は、一度押圧
操作を行う事によって、以後特別な操作を行う事なく継
続的に押圧され、開放状態が持続する。
【0013】また、この押釦とステムとの係合により、
押釦の収納室を密封する封印部が、ステムの噴出部によ
り破断される。すると、噴出部と収納室とが連通し、エ
アゾール容器内のエアゾール内容物が噴出部から収納室
内に噴射される。また、押釦には、収納室の下端に、ス
テムを密接して導入可能な導入部を設ければ、この噴出
部による封印部の破断の位置合わせを正確なものとし、
噴出部と収納室との連通が確実なものとなる。更に、こ
の導入部へのステムの導入により、押釦とステムとが確
実に係合して、押釦によるステムの押圧を安定して行う
事ができるとともに、噴出部と収納室の連通部分から、
エアゾール内容物が漏れるのを防ぐものとなる。
【0014】この収納室には、高粘度物を収納している
ため、収納室内に流入したエアゾール内容物が噴射ノズ
ルから直ちに噴射される事はない。まず、エアゾール内
容物の噴出圧力により、高粘度物が噴射ノズルから外部
に排出される。この高粘度物は、粘性があるため、一気
に噴射される事はなく、一定の時間を経過して排出され
るものとなる。そして、高粘度物の排出が終了すると、
エアゾール内容物の噴射を阻むものが除去されるので、
噴射ノズルからこのエアゾール内容物が外部に連続的に
噴射される。また、この一定時間の経過後は、収納室か
ら高粘度物が外部に排出されるので、以後のエアゾール
内容物の噴射に何ら支障を生じる事がないものである。
【0015】このように、操作者が押釦を操作して噴射
開始操作を行ってから、エアゾール内容物が噴射される
までの間に、高粘度物の排出によるタイムラグが生じる
ので、操作者は、このタイムラグの間に室外に退去可能
となり、室内に噴射されるエアゾール内容物と接触する
危険を防止できる。
【0016】また、高粘度物は、ステムの噴出部側を封
印部で密封した収納室に収納されているので、使用前は
エアゾール内容物と接触する事がない。従って、従来の
如き化学変化による変質が起こらず、良好な高粘度物及
びエアゾール内容物の噴射を可能とする。また、高粘度
物は、ロジンエステル、シリコン樹脂、その他を使用で
きる。そして、粘度を5,000cp〜2,000,0
00cPとすれば、噴射ノズルを目詰まりさせる事なく
外部に排出されるとともに、一気に噴射されずに、操作
者が室内から確実に退去可能な時間を経過して排出され
るものとなる。また、上述の如き高粘度物は、低コスト
で扱い易く、操作中に人体に付着等しても安全なもので
ある。
【0017】また、封印部は上記の如き高粘度物の成分
や重量で簡単に劣化したり破断される事がなく、しかも
ノズルの噴出部で簡単に破断可能なように、素材、厚さ
などを考慮して形成するのが望ましい。
【0018】また、上記の発明では、高粘度物は室内に
排出されてしまい、壁や床等を汚す虞れがある。そこ
で、第2の発明では、第1の発明の如き噴射ノズルと収
納室を配置した押釦に、キャップを接続している。この
キャップは、噴射ノズルに接続する高粘度物の回収部を
設けて断面コ字型に形成するとともに、押釦に接続した
際に、キャップの下端と収納室の天板上面との間隔に、
噴射ノズルと連通する流通間隔を設けている。そして、
この流通間隔と連通するエアゾール内容物の噴出路をキ
ャップの外周部に形成している。
【0019】上記の如くキャップを構成する事により、
押釦の噴射ノズルとキャップの噴出路とが連通し、外部
にエアゾール内容物を噴射可能とする。そして、第1の
発明と同様に、噴射開始操作を行うと、エアゾール内容
物の噴出圧力によって収納室の高粘度物が噴射ノズルか
らキャップの回収部内に一定の時間を経過しながら排出
される。この高粘度物は、粘性があるため、流通間隔を
介して噴出路に流動する事はなく、回収部内に滞留す
る。
【0020】そして、収納室の高粘度物の排出が完了す
ると、エアゾール内容物が噴射ノズルから回収部内に噴
射される。このエアゾール内容物の噴射により、回収部
内の高粘度物は、キャップの天面方向に押し上げられる
とともに、回収部の内部圧力が上昇する。この圧力によ
り、エアゾール内容物は、流通間隔から噴出路に直接流
動し、外部に連続的に噴出する。
【0021】このように、噴射ノズルの上面にキャップ
を接続する事により、エアゾール内容物噴射時に高粘度
物がキャップの回収部に回収されるため、室内に排出さ
れる事がないものとなる。従って、室内を高粘度物で汚
す事のない、良好なエアゾール内容物の噴射が可能とな
る。また、出荷時には、キャップの天面を噴射ノズル側
に配置して、キャップを押釦に接続する事により、キャ
ップの天面で噴射ノズルを密閉するから、未使用時の高
粘度物の漏れや乾燥を良好に防止する事ができる。
【0022】また、上記の押釦の固定は、エアゾール容
器のマウンテンカップに肩カバーを係合し、この肩カバ
ーに押釦を係合して行うものであっても良い。その構造
は、肩カバーの中央部に押釦を挿通するための装着口を
設け、この装着口の内面下端にマウンテンカップ方向に
突出する係合テーパー面を形成し、押釦の外周に係合鍔
を突出する。そして、押釦を円周方向に回動する事によ
り、係合鍔が肩カバーの係合テーパー面に沿って、ステ
ム方向に次第に下降しながら係合する。この係合が完了
した後は、押釦の押圧状態を持続する事ができる。
【0023】そして、上記のエアゾール容器は、内容物
として、空間用殺虫剤、ゴキブリ用殺虫剤、園芸用殺虫
剤、殺鼠剤、ダニ用殺虫剤、不快害虫剤、忌避剤、空間
用殺菌剤、アリ用殺虫剤、その他の殺虫剤、または、帯
電防止剤、室内消臭剤、室内用芳香剤、防黴剤その他の
家庭用品に用いる事ができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に於て説明す
れば、(1)はエアゾール容器で、適宜のエアゾール内容
物を充填しており、図1に示す如く、上端にマウンテン
カップ(2)を固定するとともに、このマウンテンカップ
(2)の中央部には、ステムガスケット(3)を介して、ス
テム(4)を進退可能に突出固定している。そして、この
ステム(4)には、先端を鋭角とするエアゾール内容物の
噴出部(5)を設けるとともに、エアゾール容器(1)内に
於て、このステム(4)の下端にバルブ機構(6)を設置し
ている。このバルブ機構(6)は、既存の適宜のものを使
用する事ができ、オリフィス(7)を介してステム(4)の
噴出部(5)と連通している。このオリフィス(7)は、通
常はステムガスケット(3)により閉止されている。尚、
本実施例では、従来公知のステム(4)の上端に、先端を
鋭角とする部材を別個に接続する事により、先端を鋭角
とする噴出部(5)を設けたステム(4)を構成している。
【0025】また、マウンテンカップ(2)には、図1に
示す如く、巻締部(8)の内周に肩カバー(10)を係合し
ている。そして、肩カバー(10)の上端外周には、水平
方向に環状鍔(11)を突出し、巻締部(8)の上端に係合
する事により、エアゾール内容物の噴射開始操作時に、
肩カバー(10)がエアゾール容器(1)方向へ不必要に摺
動するを防止している。また、肩カバー(10)の中央部
には、押釦(12)を挿通するための装着口(13)を設
け、この装着口(13)の内面には、一対の嵌合鍔(14)
を、嵌合間隔(15)を介して突出し、この嵌合鍔(14)
のマウンテンカップ(2)側の下端には、マウンテンカッ
プ(2)の基盤方向に傾斜する、一対の係合テーパー面
(16)を形成している。
【0026】また、肩カバー(10)には、装着口(13)
の上端に臨ませて、図4に示す如く、破断容易なヒンジ
部(17)を介して押釦(12)を一体に連結形成してい
る。この押釦(12)は、上端に噴射ノズル(18)を設け
るとともに、下端外周には、肩カバー(10)の係合テー
パー面(16)に係合可能で、嵌合間隔(15)を挿通可能
な一対の係合鍔(20)を突出している。この係合鍔(2
0)が係合テーパー面(16)と係合しない状態に於て
は、押釦(12)はステム(4)を押圧する事がなく、エア
ゾール容器(1)内の弁を非開放状態としている。
【0027】そして、使用時にヒンジ部(17)を破断す
る事により、押釦(12)を操作して押釦(12)の係合鍔
(20)と係合テーパー面(16)との係合を可能としてい
る。この係合により、押釦(12)がステム(4)を連続的
に押圧する。このように、係合テーパー面(16)を設け
た肩カバー(10)と押釦(12)の係合鍔(20)とで、連
続噴射機構を構成している。この連続噴射機構は、上記
方法の他に従来公知の任意の機構を選択して使用するこ
とが可能であり、押釦(12)を押圧後に固定するように
しても良いし、押釦(12)と肩カバー(10)を螺着関係
に形成しても良い。
【0028】そして、ステム(4)の噴出部(5)の上部に
臨ませて、押釦(12)に設けた収納室(21)を配置して
いる。この収納室(21)は断面コ字型の装着体(9)を押
釦の凹部(19)に挿入することにより形成している。ま
た、噴出部(5)と収納室(21)とは、押釦(12)を押し
下げて肩カバー(10)に固定すると、噴出部(5)と収納
室(21)とが連通する位置に合わせて形成している。ま
た、この収納室(21)は、噴射ノズル(18)と連通して
いる。
【0029】また、収納室(21)には、エアゾール内容
物の噴出圧力で流動可能な高粘度物(23)を収納してい
る。この高粘度物(23)は、ロジンエステル等の特殊樹
脂やシリコン樹脂等を使用する事により、エアゾール内
容物と接触しても、化学変化が起こりにくいものとな
る。また、高粘度物(23)は、粘度を5,000cP〜
2,000,000cPとしている。そのため、エアゾ
ール内容物の噴出圧力で、噴射ノズル(18)を目詰まり
させる事なく高粘度物(23)の排出が行われ、この排出
も粘性や分量に応じて、一定の時間を経過しながら行わ
れるものとなる。また、高粘度物(23)の粘度が5,0
00cpよりも低いと、噴射ノズル(18)から外部に短
時間で排出され、操作者が室外に退去可能な充分なタイ
ムラグを設ける事ができないものとなる。また、高粘度
物(23)の粘度が2,000,000cPよりも高い
と、噴射ノズル(18)が目詰まりして、外部に噴射され
なくなる虞れがある。
【0030】また、収納室(21)は、装着体(9)の噴出
部(5)側を封印シール等の封印部(24)で密封する事に
より、収納室(21)の下端からの高粘度物(23)の漏れ
と乾燥を防止している。そして、押釦(12)をステム
(4)方向に下降すると、ステム(4)の噴出部(5)の鋭利
な先端で、この封印部(24)を破断可能としている。ま
た、この封印部(24)は、ポリエチレンフィルムで形成
する事により、高粘度物(23)の成分や重量で容易に破
壊される事がなく、噴出部(5)の先端では、容易に破断
可能なものとしている。
【0031】また、封印部(24)は、押釦(12)、装着
体(9)とは別個に形成した封印シールを用いる必要は必
ずしも無く、他の異なる実施例としては、図5に示す如
く、押釦(12)形成時に、凹部(19)の下端を開放する
ことなく、噴出部(5)で破損可能な封印部(24)を肉薄
に一体成形する事により、封印部(24)とする事も可能
である。
【0032】また、噴出部(5)の先端による封印部(2
4)の破断の位置合わせを正確なものとし、噴出部(5)
と収納室(21)との連通を確実なものとするために、押
釦(12)は、収納室(21)の下端に、ステム(5)を密接
に導入可能な筒状の導入部(25)を設けている。この導
入部(25)へステム(4)の先端部を導入する事により、
押釦(12)とステム(4)とが確実に係合するので、押釦
(12)がステム(4)の押圧を安定して行う事も可能とな
る。更に、導入部(25)の内周とステム(4)の外周とが
密着する事により、噴出部(5)と収納室(21)との連通
部分からのエアゾール内容物の漏れを防ぐ事ができる。
【0033】また、噴射ノズル(18)は、図1に示す如
く、噴出側をポリエチレン、ポリプロピレン等の乾燥防
止フィルム(26)で被覆する事により、収納室(21)の
高粘度物(23)が噴出ノズル(18)から外部に漏れた
り、乾燥固化するのを防止している。
【0034】上述の如く構成したものに於て、エアゾー
ル内容物の噴射を行おうとする場合には、噴射ノズル
(18)を密閉する乾燥防止フィルム(26)を剥がす。次
に、押釦(12)を保持して軽く押圧しながら回動する事
により、ヒンジ部(17)が破断され押釦(12)を操作可
能となるとともに、押釦(12)の外周に突出している係
合鍔(20)が、肩カバー(10)の嵌合間隔(15)を通過
して下降し、嵌合鍔(14)の係合テーパー面(16)と接
触する。その後の押釦(12)の継続的な回動により、係
合鍔(20)が係合テーパー面(16)を摺動しながらマウ
ンテンカップ(2)方向に下降するので、押釦(12)がス
テム(4)方向に下降する。
【0035】すると、押釦(12)の導入部(25)にステ
ム(4)の上端が導入され、押釦(12)とステム(4)とが
係合する。この係合により、図2に示す如く、噴出部
(5)の先端が封印部(24)を破断して、噴出部(5)と収
納室(21)とが連通するとともに、押釦(12)がステム
(4)をエアゾール容器(1)方向に押圧する。このステム
(4)の押圧により、ステムガスケット(3)が弾性変形し
てオリフィス(7)を開弁し、バルブ機構(6)とステム
(4)とが連通してエアゾール内容物を噴射可能とする。
【0036】そして、このバルブ機構(6)の開弁状態
は、係合テーパー面(16)の下端に係合鍔(20)が係合
した状態となっているので、連続開弁状態が保たれるも
のとなる。また、連続開弁状態を安定良く行わせるため
には、係合テーパー面(16)の下端部分に平坦部(27)
を形成すれば、更に安定良く係合鍔(20)を保持する事
ができる。
【0037】そして、エアゾール内容物がステム(4)の
噴出部(5)から収納室(21)内に噴射される。この場
合、ステム(4)を押釦(12)の導入部(25)に密接して
導入している事により、噴出部(5)と収納室(21)との
連通部分から、エアゾール内容物が漏れる事がなく、収
納室(21)に確実に噴射される。しかし、収納室(21)
に収納する高粘度物(23)に阻まれ、エアゾール内容物
は直ちには噴射ノズル(18)から噴出される事はない。
まず、エアゾール内容物の噴出圧力により、高粘度物
(23)が収納室(21)内を噴射ノズル(18)方向に流動
して、噴射ノズル(18)から外部に排出される。この排
出は、噴射ノズル(18)を目詰まりさせる事なく行わ
れ、その粘度や分量に応じて一定の時間を経過しながら
行われる。
【0038】このように、高粘度物(23)が排出される
間はエアゾール内容物が噴射されないため、噴射開始操
作を行った操作者は、エアゾール内容物の噴射開始前に
室外に退去する事ができる。そして、操作者の室外退去
後に、高粘度物(23)の排出が完了し、図3に示す如
く、エアゾール内容物は収納室(21)を通過して、噴射
ノズル(18)から外部に連続的に噴射される。そして、
ステム(4)や噴射ノズル(18)は、封印部(24)の破片
や高粘度物(23)で目詰まりする事なく、エアゾール内
容物の良好な噴射が可能となる。
【0039】また、上記第1実施例では、噴射ノズル
(18)の上面を乾燥防止フィルム(26)で密閉している
が、他の異なる第2実施例では、図6に示す如く、押釦
(12)にキャップ(28)を接続する事により噴射ノズル
(18)を密閉している。そして、噴出ノズル(18)の外
周位置の天板(30)を、上部方向に円筒状に突設する事
により、キャップ(28)を接続するための接続部(31)
を設けている。
【0040】また、キャップ(28)は、図11に示す如
く、円筒状の外周部(32)と底部(33)とで断面コ字型
の回収部(34)を形成し、この回収部(34)には、噴射
ノズル(18)から排出される高粘度物(23)を収納可能
としている。また、キャップ(28)は、回収部(34)の
開口部(35)側及び底部(33)側のどちらの向きからも
押釦(12)の接続部(31)に接続可能としている。そし
て、外周部(32)は、中央部の外面に水平に突出して係
止鍔(36)を設けるとともに、この係止鍔(36)を挟ん
で一対の係合突起(37)(38)を環状に形成している。
また、押釦(12)の接続部(31)は、内周面の上端側を
環状に突設して、係合突条(37)(38)の何れかを係合
可能な係合受部(40)を設けている。
【0041】また、キャップ(28)は、図7に示す如
く、開口部(35)を噴射ノズル(18)側に配置してキャ
ップ(28)を接続部(31)に接続する場合に、キャップ
(28)の下端外周を押釦(12)の天板(30)の上面に密
着可能に形成している。更に、キャップ(28)の下端の
内側縁を円周状に切り取る事により、キャップ(28)の
下端と押釦(12)の天板(30)上面との間に、噴射ノズ
ル(18)と連通する流通間隔(41)を設けている。ま
た、キャップ(28)の外周部(32)は、底部(33)側の
縁をテーパー状に面取りして噴出テーパー面(42)を形
成している。そして、図10に示す如く、この噴出テー
パー面(42)に開口するエアゾール内容物の噴出路(4
3)を外周部(32)に複数個形成するとともに、図9、
図10に示す如く、この噴出路(43)と流通間隔(41)
とを連通させている。
【0042】そして、キャップ(28)は、出荷時には、
図6に示す如く、底部(33)を押釦(12)側に配置して
接続部(31)に接続している。この接続は、底部(33)
側の係合突条(37)を接続部(31)の係合受部(40)に
係合するとともに、接続部(31)の上端に、キャップ
(28)の係止鍔(36)を配置して行う。そして、この接
続により、キャップ(28)の底部(33)が噴射ノズル
(18)の上面に密着し、高粘度物(23)の噴射ノズル
(18)からの漏れや乾燥を良好に防ぐものとなる。ま
た、係合突条(37)と係合受部(40)との係合により、
運搬時の振動等で、キャップ(28)が押釦(12)から簡
単に外れる事がないものとなる。また、キャップ(28)
の噴出路(43)を噴出テーパー面(42)に開口している
ため、この接続状態では噴出路(43)と噴射ノズル(1
8)とが連通する事はないので、噴出路(43)から高粘
度物(23)が漏れる事がないものとなる。
【0043】そして、エアゾール内容物を噴射する際
は、キャップ(28)をいったん接続部(31)から取り外
し、図7に示す如く、開口部(35)を噴射ノズル(18)
側に配置してキャップ(28)を再び接続部(31)に接続
する。この取り外しの際は、係止鍔(36)を摘んでキャ
ップ(28)を持ち上げる事により、簡単に取り外す事が
できる。また、接続時は、係止鍔(36)を接続部(13)
の上端に水平に係合するとともに、開口部(35)側の係
合突条(38)を接続部(31)の係合受部(40)に係合す
る。
【0044】その結果、押釦(12)の天板(30)上面に
キャップ(28)の下端外周縁が密着して、高粘度物(2
3)やエアゾール内容物の外部への漏れを防ぐし、エア
ゾール内容物の噴出圧力で、キャップ(28)が接続部
(31)から容易に外れる事がないものとなる。またこの
接続により、キャップ(28)の回収部(34)と噴射ノズ
ル(18)とが連通するとともに、流通間隔(41)を介し
て回収部(34)と噴出路(43)とが連通しているので、
噴射ノズル(18)と噴出路(43)とが連通し、エアゾー
ル内容物を外部に噴射可能となる。
【0045】そして、第1実施例と同様に、押釦(12)
を回動して、連続噴射機構を働かせる事により、図7に
示す如く、バルブ機構(6)が開弁するとともに、ステム
(4)の噴出部(5)と収納室(21)とが連通し、エアゾー
ル容器(1)内のエアゾール内容物が、噴出部(5)を介し
て収納室(21)内に噴射される。
【0046】すると、このエアゾール内容物の噴出圧力
により、図7、図9に示す如く、収納室(21)に収納し
てある高粘度物(23)が噴射ノズル(18)から一定時間
を経過しながら排出される。この高粘度物(23)は、噴
射ノズル(18)と連通するキャップ(28)の回収部(3
4)内に蓄えられる。また、高粘度物(23)は、粘性が
あるため、キャップ(28)の流通間隔(41)から噴出路
(43)側に流動する事がないし、キャップ(28)の下端
外周縁が押釦(12)の天板(30)上面に密着しているの
で、外部に漏れる事がなく、回収部(34)に滞留するも
のとなる。
【0047】この収納室(21)からの高粘度物(23)の
排出が完了すると、エアゾール内容物が噴射ノズル(1
8)から噴射される。そして、エアゾール内容物の連続
的な噴出圧力により、図8、図10に示す如く、回収部
(34)の高粘度物(23)は底部(33)方向に押し上げら
れるとともに、回収部(34)の内部圧力が上昇する。こ
の内部圧力の上昇により、エアゾール内容物は、流通間
隔(41)を通過して噴出路(43)に直接流動し、この噴
出路(43)から室内に連続的に噴射される。このよう
に、高粘度物(23)は外部に排出されずにキャップ(2
8)の回収部(34)に回収されるため、室内を汚す事が
ないものとなる。
【0048】一方、第1実施例の場合は、高粘度物(2
3)は、噴射ノズル(18)から外部に直接排出されるの
で、壁面に飛び散ったり、床に落下したりして室内を汚
す虞れがあるが、噴射ノズル(18)を乾燥防止フィルム
(26)で被覆するだけなので、第2実施例の如くキャッ
プを製造する等の手間がなく、製造工程や製造技術を簡
略化し、低コストな製品を得る事がとなる。
【0049】また、上記各実施例では、ステム(4)の噴
出部(5)は、先端を鋭角に形成しているが、封印部(2
4)を容易に破断可能であれば、必ずしも先端を鋭角に
形成する必要はなく、任意形状とする事ができる。例え
ば、ステム(4)の噴出部(5)を、図12に示す如く、先
端をフラット状に形成しても良い。
【0050】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、エアゾール内容物の連続噴射に於て、噴射開始操
作を行ってから実際にエアゾール内容物が噴射されるま
での間にタイムラグを設ける事ができ、このタイムラグ
による遅延時間内に操作者が安全に室外に退避する事が
できる。また、この遅延噴射機構は、エアゾール内容物
の噴出経路内に高粘度物を収納する事により構成してい
るから、複雑な機構を用いる事がなく、信頼性の高い製
品を廉価に得る事が可能となるものである。
【0051】また、この高粘度物は、エアゾール容器内
部と隔絶された収納室に収納しているので、化学変化を
起こす事がなく、エアゾール内容物の良好な噴射が可能
となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図。
【図2】第1実施例に於ける、高粘度物の連続噴射状態
を示す断面図。
【図3】第1実施例に於ける、エアゾール内容物の連続
噴射状態を示す断面図。
【図4】図1の平面図。
【図5】封印部部分の異なる実施例を示す拡大断面図。
【図6】第2実施例を示す断面図。
【図7】第2実施例に於ける、高粘度物の回収部への連
続噴射状態を示す断面図。
【図8】第2実施例に於ける、エアゾール内容物の連続
噴射状態を示す断面図。
【図9】図7の主要部分の拡大図
【図10】図8の主要部分の拡大図
【図11】キャップの一部切り欠き全体斜視図。
【図12】噴出部の異なる実施例を示す拡大断面図。
【符号の説明】
1 エアゾール容器 2 マウンテンカップ 4 ステム 5 噴出部 10 肩カバー 12 押釦 13 装着口 16 係合テーパー面 18 噴射ノズル 20 係合鍔 21 収納室 23 高粘度物 24 封印部 25 導入部 28 キャップ 30 天板 32 外周部 34 回収部 41 流通間隔 43 噴出路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾール容器のステムに噴出部を設
    け、この噴出部の外周に臨ませて、エアゾール容器方向
    に下降して固定可能な押釦を配置し、この押釦に、エア
    ゾール内容物の噴出圧力で上端の噴射ノズルから排出可
    能な高粘度物を収納した収納室を配置し、この収納室の
    下端を噴出部の上部に臨ませて配置し、収納室の噴出部
    側を、噴出部への押圧によって破断可能な封印部で密閉
    するとともに、押釦に、高粘度物及びエアゾール内容物
    が噴射可能な噴射ノズルを収納室に連通して形成した事
    を特徴とするエアゾール用遅延噴射装置。
  2. 【請求項2】 エアゾール容器のステムに噴出部を設
    け、この噴出部の外周に臨ませて、エアゾール容器方向
    に下降して固定可能な押釦を配置し、この押釦に、エア
    ゾール内容物の噴出圧力で上端の噴射ノズルから排出可
    能な高粘度物を収納した収納室を配置し、この収納室の
    下端を噴出部の上部に臨ませて配置し、収納室の噴出部
    側を、噴出部への押圧によって破断可能な封印部で密閉
    するとともに、押釦に、高粘度物及びエアゾール内容物
    が噴射可能な噴射ノズルを収納室に連通して形成し、こ
    の噴射ノズルと収納室を配置した押釦に、噴射ノズルに
    接続する高粘度物の回収部を設けた断面コ字型のキャッ
    プを接続するとともに、このキャップの下端と押釦の天
    板上面との間隔に噴射ノズルと連通する流通間隔を設
    け、この流通間隔と連通するエアゾール内容物の噴出路
    をキャップの外周部に形成した事を特徴とするエアゾー
    ル用遅延噴射装置。
  3. 【請求項3】 高粘度物は、粘度を5,000cP〜
    2,000,000cPとした事を特徴とする請求項1
    または2のエアゾール用遅延噴射装置。
  4. 【請求項4】 押釦の固定は、エアゾール容器のマウン
    テンカップに係合した肩カバーの中央部に押釦を挿通す
    るための装着口を設け、この装着口の内面下端にマウン
    テンカップ方向に突出する係合テーパー面を形成し、こ
    の係合テーパー面に、押釦の外周に突出した係合鍔を係
    合して行う事を特徴とする請求項1または2のエアゾー
    ル用遅延噴射装置。
  5. 【請求項5】 押釦は、収納室の下端にステムを密接し
    て導入する導入部を設けた事を特徴とする請求項1また
    は2のエアゾール用遅延噴射装置。
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