JPH11283851A - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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JPH11283851A
JPH11283851A JP10086405A JP8640598A JPH11283851A JP H11283851 A JPH11283851 A JP H11283851A JP 10086405 A JP10086405 A JP 10086405A JP 8640598 A JP8640598 A JP 8640598A JP H11283851 A JPH11283851 A JP H11283851A
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JP
Japan
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core
transformer
cross
primary winding
sectional area
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JP10086405A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Ueda
和弘 上田
Katsunori Kawahara
勝典 川原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より取付けやすく、低コストな変圧器を提供
する。 【解決手段】 トランス7は、主に、鉄心を構成するE
型コア702およびI型コア715、一次コイル71
3、二次コイル706、ヒータコイル708、パスコア
710,711から構成される。一次コイル713は、
外部の交流電源に接続されている。二次コイル706
は、マグネトロンに接続されている。ヒータコイル70
8は、マグネトロンの電極ヒータに電圧が加わるように
接続されている。なお、E型コア702の両端の2つの
四角柱状体の横断面(幅方向と奥行き方向を含む面)の
断面積は、パスコア710,711の縦断面(奥行き方
向と厚さ方向を含む面)の断面積の2.0〜2.2倍が
好ましく、2.10〜2.15倍がより好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変圧器に関し、特
に、業務用の電子レンジ等に用いられる大型の変圧器に
関する。
【0002】
【従来の技術】変圧器は、トランスとも呼ばれ、交流電
源を効率よく変換することのできる電気機器である。変
圧器には、たとえばプリント基板に組込まれている超小
型のものから、二次巻線に接続される負荷の出力が約5
00W程度の家庭用電子レンジ等に用いられる小型のも
の、負荷の出力が約1000W程度の業務用電子レンジ
等に用いられる大型のもの、発電所や変電所等に置かれ
ている超大型のものまでいろいろな形のものがあるが、
その原理は、電磁誘導作用によるものである。図6を用
いてその原理を簡単に説明する。
【0003】図6は、従来の変圧器の一例の構成を模式
的に示す図である。変圧器900においては、鉄心90
1に、一次巻線902,二次巻線903の2つのコイル
が巻かれている。一次巻線902は、交流電源904に
接続されており、二次巻線903は、図示せぬ負荷に接
続されている。
【0004】一次巻線902に電流が流れると、鉄心9
01内に磁束905が発生する。そして、磁束905が
発生することにより、二次巻線903に鎖交して二次巻
線903の両端(a1−a2間)に電圧が誘起される。
この電圧値は、一次巻線902に流す電流値や、一次巻
線902と二次巻線903の巻数の比等を変化させるこ
とにより、変化させることができる。
【0005】一方、変圧器においては、交流電源におけ
る周波数の整数倍の周波数を有する高調波電流が、一次
巻線に発生する。そして、従来の、いわゆる大型の変圧
器900では、高調波電流の電流値が予め定められてい
る規制値(たとえば、国際規格IECの中のIEC10
00−3−2のクラスA機器に対する高調波電流の限度
値)を越えていたため、交流電源904に送られる電流
の中の高調波成分を調整するために、一次巻線902に
接続され、コイルから構成されるリアクタ906が備え
られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のリアク
タ906は、比較的大きい重量を有していたため、たと
えば電子レンジ等の電化製品に備え付ける場合に、変圧
器900では、その取付場所に制約がつけられたり、そ
の取付けや配線が煩雑なものとなっていた。
【0007】また、リアクタ906自身が比較的高価な
ものであるため、変圧器900は、リアクタ906を備
えることにより、そのコストが大幅に引き上げられてい
た。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、より取付けやすく、低コスト
な変圧器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
かかる変圧器は、磁性材料からなるコアと、電源に接続
され前記コアに巻かれた一次巻線と、負荷に接続され前
記コアに巻かれた二次巻線と、磁性材料からなり、前記
コアと接続され、前記コアとともに前記一次巻線および
前記二次巻線を囲む磁性部材と、磁性材料からなり、前
記一次巻線と二次巻線との間に備えられ、前記一次巻線
に通電されることにより前記コアで発生する磁束の一部
を前記磁性部材に導くパスコアとを含み、前記コアで発
生する磁束と交わる方向にある前記磁性部材内の面の断
面積が、前記パスコアの前記磁性部材に対向する面の断
面積の2.0〜2.2倍であることを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の発明によると、磁性部材
は、磁性材料からなり、コアと接続され、コアとともに
一次巻線および二次巻線を囲むように構成される。ま
た、パスコアは、磁性材料からなり、一次巻線と二次巻
線との間に備えられ、一次巻線に通電されることにより
コアで発生する磁束の一部を磁性部材に導くように構成
される。そして、コアで発生する磁束と交わる方向にあ
る磁性部材内の面の断面積は、パスコアの磁性部材に対
向する面の断面積の2.0〜2.2倍となるように構成
される。
【0011】これにより、パスコアによって、一次巻線
への通電によりコアで発生する磁束のうち適切な割合の
磁束が磁性部材に導かれるため、一次巻線に流れる電流
の高調波成分が適切に調整され、高調波電流を調整する
コイル等のリアクタを一次巻線に接続する必要がなくな
る。したがって、より取付けやすく、低コストな変圧器
を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態の一例を説明する。図1は、本発明にかかる変
圧器の一実施の形態のトランスを含む電子レンジの模式
的な横断面図である。
【0013】電子レンジ1は、主に、食品を収容する加
熱室17と、加熱室17を開閉するドア3と、加熱室1
7の外郭を覆う外装部2と、電子レンジ1を操作するた
めに電子レンジ1の前面に設けられる操作部4と、外装
部2の底面にあり箱型の底部20から構成されている。
電子レンジ1は、底部20が箱型であり、当該底部20
が設置面に接すように設置されるため、その下に埃等が
たまらように構成されている。
【0014】また、電子レンジ1は、高周波の電波を発
することにより加熱室17内の被加熱物16を加熱する
マグネトロン5,6と、マグネトロン5,6が発する高
周波の電波を加熱室17に導く導波管51,61を備え
ている。また、加熱室17の上下には、それぞれ放射口
13,9が設けられており、導波管51,61に導かれ
た高周波の電波は、それぞれ放射口13,9を介して、
加熱室17に供給される。なお、図中14は、被加熱物
を載置するためのターンテーブルであり、15は、ター
ンテーブルを回転させるためのターンテーブルモータで
ある。
【0015】加熱室17の下部にある放射口9は、マイ
カ積層板11により覆われている。マイカ積層板11が
設けられるのは、加熱室17内の被加熱物16等が導波
管61に零れないようにするため、および、放電が起こ
りやすい放射口9の端面をカバーするためである。図2
に、放射口9付近の拡大図を示す。なお、図2は、放射
口9付近を上から見たものである。
【0016】図1および図2を参照して、放射口9の周
囲には、加熱室17の底面を下から座押しすることによ
り壁10が形成されている。そして、マイカ積層板11
は、放射口9を覆うように、かつ、壁10内に収まるよ
うに設計されており、図2に示すように壁10内に放射
口9を覆うように配置された後その周囲にシリコン接着
剤12を塗布されることにより、加熱室17の底面に固
定される。なお、図2では、シリコン接着剤12は、マ
イカ積層板11の周上の一部で、図示を省略されてい
る。
【0017】なお、たとえば、放射口9と同形のマイカ
板を準備し、当該マイカ板の周囲にゴム等を設け、当該
マイカ板を放射口9に嵌込むことによっても、放射口9
をマイカ積層板11のような板状のもので覆うことがで
きる。しかし、このような構成では、ゴムが加熱される
と特に電波を吸収しやすい性質を有するため、電子レン
ジによる調理中に、マイカ板の周囲にあるゴムから放電
が起こる場合がある。一方、電子レンジ1では、マイカ
積層板11は電波が集中する放射口9から離れた加熱室
17の底面(たとえば金属からなる)上で、シリコン接
着剤12によって接着されるため、このような放電が起
こりにくくなっている。なお、電子レンジ1では、放射
口9の周囲に壁10が形成されているため、放射口9を
覆うように配置する際のマイカ積層板11の位置決めが
容易に行なえる。なお、図2中の10aは、壁10と同
様に加熱室17の底面を下から座押しして形成された座
押し部である。
【0018】次に、本発明の変圧器の一例のトランスに
ついて説明する。図3は、図1に示す電子レンジの模式
的な背面図である。なお、図3では、外装部2の背面側
にある面が省略されている。電子レンジ1は、マグネト
ロン5,6それぞれを冷却しかつマグネトロン5,6そ
れぞれが発する高周波の電波を導波管51,61に送る
ファン52,62と、マグネトロン5,6それぞれに高
電圧を供給するトランス7,8をさらに備えている。次
に、図4を用いて、本発明の変圧器の一実施の形態であ
るトランス7,8の詳細な構造について説明する。図4
は、図3のトランス7の分解斜視図である。なお、トラ
ンス7は、外鉄形トランスの一種であり、また、トラン
ス7とトランス8は、同様の構成を有している。
【0019】トランス7は、主に、鉄心を構成するE型
コア702およびI型コア715、一次コイル713、
二次コイル706、ヒータコイル708、パスコア71
0,711から構成される。一次コイル713は、外部
の交流電源に接続されている。二次コイル706は、マ
グネトロン5に高圧が加わるように接続されている。ヒ
ータコイル708は、マグネトロン5の電極ヒータに電
圧が加わるように接続されている。
【0020】トランス7では、E型コア702の上部に
トランス7の定格を示す銘板701が載置される。E型
コア702は、あたかも「E」の字を時計方向に90°
回転させたような、下方に向けて延びる3本の四角柱状
体が上部で連結される形状を有している。そして、一次
コイル713、二次コイル706およびヒータコイル7
08は、当該3本の四角柱状体の真中のものに巻かれて
いる。そして、パスコア710,711は、一次コイル
713に電流が流れることによりE型コア702の3本
の四角柱状体の真中のものの中に発生する磁束の一部
を、E型コア702の他の2本の四角柱状体にそれぞれ
導くために設けられている。
【0021】703a,703bは、一次コイル713
のがたつきを押さえるために備えられるスペーサであ
り、樹脂製である。705a,705bは、二次コイル
706に巻付けられる絶縁紙である。704a,704
bは、二次コイル706に、絶縁紙705a,705b
の上から巻付けられるマイカ板であり、707は、さら
に二次コイル706を覆う絶縁紙である。709a,7
09bは、ヒータコイル708に巻付けられる絶縁紙で
あり、712a,712bは、それぞれパスコア71
0,711に巻付けられる絶縁紙であり、714a,7
14bは、一次コイル713に巻付けられる絶縁紙であ
る。また、鉄板716は、トランス7の底部に溶接され
るものであり、4角に設けられた穴によりトランス7が
取付け、または固定される。なお、上記の各絶縁紙は、
たとえばアラミド紙(デュポン社のノーメックスペーパ
ー)により構成され、必要に応じてポリエステルテープ
で仮止めされる。
【0022】ここで、E型コア702、パスコア71
0、I型コア715の寸法について説明する。なお、パ
スコア710とパスコア711は、同じ寸法を有してい
る。E型コア702において、図中eで示される高さ
は、76ミリメートル(以下、[mm]とする)、図中
dで示される幅は114mm、図中cで示される奥行き
は70mmである。また、E型コア702の3本の四角
柱状体のうち、図中gで示される真中のものの幅は38
mmであり、図中b,fでそれぞれ示される他の2本の
ものの幅は19mmである。また、図中a,hで示され
るそれぞれの四角柱状体の間隔は、いずれも19mmで
ある。
【0023】パスコア710において、図中jで示され
る奥行きは70mmであり、図中kで示される厚みは9
mmである。なお、パスコア710およびパスコア71
1は、厚み0.5mmの鉄製の板を18枚積層すること
により構成されている。
【0024】I型コア715において、図中mで示す幅
は114mmであり、図中nで示す奥行きは70mmで
あり、図中rで示す高さは19mmである。なお、E型
コア702,I型コア715は、それぞれ、複数枚の鉄
板を奥行き方向に積層することにより構成されている。
【0025】また、一次コイル713の巻数は206タ
ーン、二次コイル706の巻数は2272.5ターン、
ヒータコイル708の巻数は3ターンである。なお、マ
グネトロン5,6のそれぞれの出力は900Wである。
【0026】トランス7において、一次コイル713に
交流電源から電力が供給されると、一次コイル713に
流れる電流は、当該交流電源から供給される電力の整数
倍の周波数を有する高調波成分を含むことになる。
【0027】トランスが、二次コイルに接続される負荷
の出力が約500W程度の家庭用電子レンジ等に用いら
れる小型のものであれば、この高調波成分の大きさは問
題とならない程度である。しかし、本実施の形態のトラ
ンス7は、二次コイル706に接続される負荷(マグネ
トロン5)の出力が約1000W程度の業務用電子レン
ジ等に用いられる大型のものであるため、この高調波成
分の大きさは問題となる。具体的には、高調波成分のう
ち、最も問題視される第3次高調波成分(交流電源から
供給される電力の3倍の周波数を有する高調波成分)の
電流値が、規制値である2.3アンペア(以下、[A]
とする。なお、電源電圧230Vの場合)を越える。な
お、この規制値とは、国際規格IECの中のIEC10
00−3−2のクラスA機器に対する高調波電流の限度
値である。
【0028】本実施の形態では、E型コア702の両端
の2つの四角柱状体の横断面(幅方向と奥行き方向を含
む面)の断面積と、パスコア710,711の縦断面
(奥行き方向と厚さ方向を含む面)の断面積の比を調整
することにより、トランス7において上記の高調波成分
を抑制している。なお、トランス7では、E型コア70
2の両端にある2つの四角柱状体それぞれの横断面の断
面積をS(c)、パスコア710の縦断面の断面積をS
(p)とした場合、S(c)/S(p)は、下記の式か
ら、2.11となっている。
【0029】
【数1】
【0030】ここで、S(c)/S(p)で示した面積
比と、一次コイル713に流れる電流の高調波成分の電
流値との関係について説明する。図5に、トランス7に
おいてS(c)/S(p)を変化させた際の、S(c)
/S(p)に対する、上記の高調波成分の中の第3次高
調波電流の電流値を示す。なお、S(c)/S(p)
は、S(c)を一定としS(p)を変化させることによ
り、すなわち、E型コア702の形状を変化させること
なくパスコア710の縦断面の断面積を変化させること
により、変化させた。また、第3次高調波電流の電流値
は、一次コイル713と交流電源の間に電流計を接続
し、当該電流計における測定値を積分することにより求
めたものである。
【0031】図5を参照して、全体的に、S(c)/S
(p)の値が小さくなると、第3次高調波電流の電流値
が低下する傾向がある。そして、S(c)/S(p)の
値が2.3以下になると急激に第3次高調波電流の電流
値は低下し、S(c)/S(p)の値が2.2以下とな
ると第3次高調波電流の電流値はその規制値の2.3A
以下となっている。
【0032】なお、図示は省略したが、S(c)/S
(p)の値が2.0下回る場合についても第3次高調波
電流の電流値は求められた。そして、この場合について
も第3次高調波電流の電流値はS(c)/S(p)の値
の低下とともに低下した。しかしながら、S(c)/S
(p)の値が2.0を下回ると、二次コイル706およ
びヒータコイル708において所望の出力が得られなく
なった。したがって、S(c)/S(p)の値は、2.
0〜2.2であることが好ましいとされる。
【0033】なお、S(c)/S(p)の値は、2.1
0〜2.15がさらに好ましい。S(c)/S(p)の
値をこの範囲とした場合には、二次コイル706および
ヒータコイル708において所望の出力が得られ、か
つ、従来からあるE型コア702およびI型コア715
を用いて、一次コイル713,二次コイル706,ヒー
タコイル708、パスコア710,711を含むトラン
ス7を製造することができる。つまり、パスコア71
0,711の厚みを増加させた場合のE型コア702お
よびI型コア715の設計変更が必要とされない。
【0034】以上説明した本実施の形態においては、E
型コア702の真中の四角柱状体により、磁性材料から
なるコアが構成されている。また、一次コイル713に
より、電源に接続され前記コアに巻かれた一次巻線が構
成され、二次コイル706により、負荷に接続され前記
コアに巻かれた二次巻線が構成されている。
【0035】また、E型コア702の真中の四角柱状体
以外の部分およびI型コア715により、磁性材料から
なり、前記コアと接続され、前記コアとともに前記一次
巻線および前記二次巻線を囲む磁性部材が構成されてい
る。また、パスコア710,711により、磁性材料か
らなり、前記一次巻線と二次巻線との間に備えられ、前
記一次巻線に通電されることにより前記コアで発生する
磁束の一部を前記磁性部材に導くパスコアが構成されて
いる。
【0036】また、S(c)で示した、E型コア702
の両端の2つの四角柱状体のそれぞれの横断面の断面積
により、前記コアで発生する磁束と交わる方向にある前
記磁性部材内の面の断面積が構成されている。また、S
(p)で示した、パスコア710の縦断面の断面積によ
り、前記パスコアの前記磁性部材に対向する面の断面積
が構成されている。そして、S(c)/S(p)の値
は、2.0〜2.2が好ましい。
【0037】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる変圧器の一実施の形態のトラン
スを含む電子レンジの模式的な横断面図である。
【図2】図1の電子レンジの加熱室の下部にある放射口
付近の拡大図である。
【図3】図1の電子レンジの模式的な背面図である。
【図4】図3のトランスの分解斜視図である。
【図5】図4に示すトランスにおいて、E型コアの両端
の2つの四角柱状体の横断面の断面積とパスコアの縦断
面の断面積の比に対する、一次コイルの第3次高調波電
流の電流値を示す図である。
【図6】従来の変圧器の一例の構成を模式的に示す図で
ある。
【符号の説明】
1 電子レンジ 5,6 マグネトロン 7,8 トランス 51,52 導波管 702 E型コア 706 二次コイル 710,711 パスコア 713 一次コイル 715 I型コア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料からなるコアと、 電源に接続され前記コアに巻かれた一次巻線と、 負荷に接続され前記コアに巻かれた二次巻線と、 磁性材料からなり、前記コアと接続され、前記コアとと
    もに前記一次巻線および前記二次巻線を囲む磁性部材
    と、 磁性材料からなり、前記一次巻線と二次巻線との間に備
    えられ、前記一次巻線に通電されることにより前記コア
    で発生する磁束の一部を前記磁性部材に導くパスコアと
    を含み、 前記コアで発生する磁束と交わる方向にある前記磁性部
    材内の面の断面積が、前記パスコアの前記磁性部材に対
    向する面の断面積の2.0〜2.2倍である、変圧器。
JP10086405A 1998-03-31 1998-03-31 変圧器 Pending JPH11283851A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100360922B1 (ko) * 2000-12-20 2002-11-21 일레덱스(주) 트랜스포머

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