JPH11283323A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

Info

Publication number
JPH11283323A
JPH11283323A JP8068998A JP8068998A JPH11283323A JP H11283323 A JPH11283323 A JP H11283323A JP 8068998 A JP8068998 A JP 8068998A JP 8068998 A JP8068998 A JP 8068998A JP H11283323 A JPH11283323 A JP H11283323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
disk
rotation speed
signal
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8068998A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Asano
康夫 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP8068998A priority Critical patent/JPH11283323A/ja
Publication of JPH11283323A publication Critical patent/JPH11283323A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 再生速度或いは回転速度の変更を高速化し、
リードタイムが短縮できるようにする。 【解決手段】 サーボコントローラ6bを経由するモー
タ駆動信号と補助コントローラ13を経由するモータ駆
動補助信号を加算してスビンドルモータ3を回転制御す
る構成としたから、現在再生中のトラックと同じトラッ
クについて異なる再生速度で再生したい場合、或いはま
た現在再生中のトラックとは異なるトラックへのシーク
時或いはリトライ時に、目標とする再生速度と現在の再
生速度との間に生ずる速度差を、通常のサーボコントロ
ーラ6bを経由するモータ駆動信号を補助する形で補助
コントローラからのモータ駆動補助信号が加勢或いは抑
制することで、目標再生速度への変更動作を短時間で完
了することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク再生速度
の変更動作を高速化し、リードタイムを短縮したディス
ク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の光ディスク再生装置の一
例を示すブロック構成図である。同図に示した光ディス
ク再生装置1は、CDやCD−ROM或いは光磁気ディ
スクといったディスク(円盤状記録媒体)2を、スピン
ドルモータ(ディスクモータ)3により回転駆動し、こ
の状態でディスク2の信号記録面に向けて光ヘッド4か
らレーザ光を照射する。光ヘッド4は、ディスク2から
の反射光を読み取り、読み取った光学情報を高周波増幅
用のRFアンプ5を介してサーボ回路6内のDSP内蔵
の信号処理部6aに供給する。サーボ回路6には、信号
処理部6aの外にサーボコントローラ6bが備わってお
り、このサーボコントローラ6bが外部のマイクロコン
ピュータ7からの制御指令と信号処理部6aの処理出力
とに基づきサーボ信号を生成し、ディスク2上の読み取
り対象トラックを光ヘッド4が追跡できるようスピンド
ルモータドライバ8を制御する。なお、信号処理部6a
は、光ヘッド4が読み取ったアナログ信号をディジタル
データに変換し、誤り訂正とともにデコードして外部出
力したり、ディスク2に記録されたアドレス情報をサー
ボコントローラ6bに供給する働きをする。
【0003】ディスク2には、螺旋状のトラックに対し
線速度一定となるようすなわち等線速度記録方式により
データが記録されている。このため、ディスク2を一定
の回転数で回転させた場合、すなわち等角速度再生した
場合、光ヘッド4が外周側にあるときに情報を読み出す
速度は、光ヘッド4が内周側にあるときに情報を読み出
す速度よりも数倍速くなる。通常は、光ヘッド4の位置
に拘わらず、ディスク2から情報を読み出す速度すなわ
ち再生速度が一定となるよう、光ヘッド4の走査位置に
応じて信号処理部がスピンドルモータドライバ8に指令
を発し、スピンドルモータ3の回転速度を制御する。一
般に、上記読み取り速度〈再生速度)は装置固有の値と
して予め所定値に設定されており、オーディオ用コンパ
クトディスクの読み取り速度(再生速度)に対して何倍
速に相当するかをもって規定されるが、等線速度再生の
場合、最内周読み取り時と最外周読み取り時とでは、デ
ィスク2の回転数すなわち角速度には読み取り位置の半
径距離比に対応して約2.5倍の差が生ずる。
【0004】いわゆるオーディオ用コンパクトディスク
の場合、最内周読み取り時はデイスク回転速度は毎秒約
500回転であるのに対し、最外周読み取り時のディス
ク回転速度は約l/2.5の毎秒約200回転にまで落
ちる。また、この種のオーディオ用コンパクトディスク
は、再生速度を勝手に速めてしまうと、再生される音楽
自体のテンポも早くなってしまうため、再生速度を上げ
ることは意味をなさないが、情報処理装置の記憶デバイ
スとして使用されるCD−ROM装置等の場合は、再生
速度が高速であるほど短時間で情報を読み取ることがで
きるため、再生速度は非常に重要なファクタとなる。具
体的には、例えぱ媒体回転用モータ202を常に毎秒4
000回転で回転させて等角度再生した場合、最内周読
み取り時は約8倍の速さ(8倍速)でディジタルデータ
を読み出すことができ、最外周読み取り時は約20倍の
速さ(20倍速)でディジタルデータを読み出すことが
できる。すなわち、読み出し速度(再生速度)は光ヘッ
ド4の読み取り位置が外周側に近づくほど上昇し、その
変化は直線的かつ円滑になされる。
【0005】従来のディスク再生装置1は、ディスク2
の読み取り速度すなわちディスク再生速度或いはディス
ク回転速度を変更するときに、まずマイクロコンピュー
タ7がサーボ回路6に対し変更後の目標回転速度を設定
する。ただしこのとき、ディスク2は速度変更前の回転
速度で回転駆動されているため、サーボコントローラ6
bがアドレスデータから抽出するディスク回転速度と目
標回転速度の間にはギャップすなわち速度差が生ずる。
この場合、この速度差が解消されるまでは、信号処理部
はディスク2からデータを読み出すことはできない。
【0006】そこで、サーボコントローラ6bは、ディ
スク回転速度が目標回転速度に近づくようスピンドルモ
ータドライバ8に対し制御信号を出力する。ただし、こ
のときのサーボコントローラ6bの制御ゲインは、変更
前のディスク回転速度に対応した再生制御ゲインであ
る。スピンドルモータドライバ8は、サーボコントロー
ラ6bからのモータ駆動信号を受け、スピンドルモータ
3の回転速度を加減速制御する。こうして、サーボコン
トローラ6bによるフィードバック制御により、ディス
ク2の回転速度は設定速度に一致し、信号処理部6aは
ディスク2の記録データを読み取ることができるように
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、従来の
ディスク再生装置1は、サーボ回路6を経由するフィー
ドバック制御によってディスク再生速度或いはデイスク
回転速度の変更を行う構成であり、サーボ部6に設定さ
れた再生制御ゲインに従ってスピンドルドライバ8を制
御する構成とされていた。しかしながら、サーボ部6に
設定された再生制御ゲインは、ディスク回転の安定性を
確保する観点から、元来が比較的小さな値に設定されて
おり、このためディスク回転速度変更時のように大ゲイ
ンを必要とする場合等において、ゲイン不足から速度変
更が速やかに進行せず、目標回転速度に達するまでに時
間がかかってしまう結果、迅速なデータ読み取りができ
ない等の課題を抱えるものであった。
【0008】本発明は上記課題を解決したものであり、
ディスクの再生速度変更動作を高速化し、リードタイム
を短縮することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、等線速度又は等角速度でもって信号が記
録されたディスクを回転駆動するディスクモータと、該
ディスクモータを回転駆動するモータドライバと、前記
ディスクモータにより回転駆動されるディスクから前記
信号を読み取るヘッドと、該ヘッドの読み取り信号から
抽出されるアドレスデータに基づき、前記ディスクモー
タを前記ディスクの信号読み取り位置に応じた回転速度
で回転させるモータ駆動信号を前記モータドライバに供
給するサーボコントローラと、前記ディスクモータの回
転速度に比例した周波数の速度パルスを発生する速度パ
ルス発生部と、前記ディスクの再生速度を変更するとき
に前記速度パルス発生部の出力を取り込み、現在のディ
スク回転速度と目標回転速度に対応する目標回転速度と
の速度差を解消するモータ駆動補助信号を生成する補助
コントローラと、該補助コントローラが出力するモータ
駆動補助信号を前記サーボコントローラが出力するモー
タ駆動信号に加算して前記モータドライバに供給する加
算器とを具備することを特徴とするものである。
【0010】また、本発明は、前記補助コントローラ
は、前記速度パルス発生部の出力を取り込んでディスク
の回転速度を取得するディスク回転速度取得部と、前記
目標再生速度に対応する目標回転速度を取り込む圏標回
転速度取得部と、前記ディスク回転速度と前記目標回転
速度を比較し、比較誤差として遠度差分を出力する比較
部と、該比較部の出力に所定の利得を乗算して出力する
信号出力制御部とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1,
2を参照して説明する。図1は、本発明のディスク再生
装置の一実施形態を示すブロック構成図、図2は、図1
に示したマイクロコンピュータの動作を説明するための
フローチャートである。なお、図1中、図3と同一構成
部分には同一符号が付してある。
【0012】図1に示すディスク再生装置11は、従来
のディスク再生装置1の構成に、スピンドルモータ3の
回転速度に比例する速度パルスを発生する速度パルス発
生部12と、ディスク回転速度の目標回転速度に対する
速度差分をモータ駆動補助信号として出力する補助コン
トローラ13と、サーボコントローラ6bとスビンドル
モータドライバ8を結ぶ従来からある線路中に設けら
れ、モータ駆動信号に対しモータ駆動補助信号を加算す
る加算器14とを付加したものである。速度パルス発生
部12は、ディスク2の回転速度に比例した周波数の速
度パルスを発生するものであり、ここではスピンドルモ
ータ8に付属するFGパルス発生器が用いられる。ま
た、補助コントローラ13としては、予めロード済みの
動作ソフトウェアに従って動作するマイクロコンピュー
タが用いられ、このマイクロコンピュータの機能を動作
ブロックごとにまとめたものが、ディスク回転速度取得
部15や目標回転速度取得部16或いは比較部17や信
号出力制御部18である。
【0013】ディスク回転速度取得部15は、速度パル
ス発生部12が出力する速度パルスすなわちモータの回
転速度に比例した周波数を有するFGパルスを取り込
み、ディスク回転速度を出力する。目標回転速度取得部
16は、目標トラックにおける目標再生速度に対応する
目標回転速度を取り込む。なお、目標再生速度に対応す
る目標回転速度は、ディスクの読み取り位置に応じて一
義的に決定され、その内容は補助コントローラ13内の
メモリ(図示せず)に格納されている。比較部17は、
ディスク回転速度と目標回転速度を比較し、両速度の速
度差分を比較誤差として出力する。信号出力制御部18
は、比較部17の出力に所定の利得(ゲイン)を乗算
し、モータ駆動補助信号として出力する。比較部17が
出力するモータ駆動補助信号は、サーボ部とスピンドル
モータドライバとを結ぶ線路中に設けた前述の加算器1
4に供給され、この加算器14においてモータ駆動信号
とモータ駆動補助信号が加算される。
【0014】なお、モータ駆動補助信号は、モータ速度
制御の不安定要因の一つとして大ゲインの設定が忌避さ
れるサーボコントローラ6bを経由するモータ駆動信号
とは異なり、再生速度の変更といった過渡的な用途に限
定されるため、信号出力制御部18に設定するゲインも
サーボコントローラ6bのゲインに比べ選択範囲は広
く、該ゲインの数倍程度まで大きな値とすることができ
る。
【0015】ここで、ディスク再生速度を変更する場
合、まず補助コントローラ13がサーボコントローラ6
bに対し変更後の目標回転速度を設定する。このとき、
ディスク2の回転速度すなわち速度変更前のディスク回
転速度は、光ヘッド4の読み取り出力に含まれるアドレ
スデータから抽出され、サーボコントローラ6bにおけ
る目標回転速度との比較に供される。サーボコントロー
ラ6bは、ディスク回転速度と目標回転速度との速度差
に、現在読み取り中のトラックならびにディスク回転速
度に対応したゲインを乗じてモータ駆動信号を出力す
る。ただし、信号処理部6aは、ディスク回転速度と目
標回転逮度とが一致しないため、ディスク2に記録して
あるデータの読み出しを行うことができない。
【0016】一方、補助コントローラ13は、図2のス
テップ(101)に示したように、ディスク回転速度取
得部15が、速度パルス発生部12から出力されたFG
パルスよりディスク回転速度情報を取得する。さらに、
同図のステップ(102)に示したように、目標回転速
度取得部16が変更目標とされた再生速度と目標トラッ
クとから目標回転速度を取り込む。この場合、目標トラ
ックは現在読み取り中のトラックである場合も含まれ
る。また、ここでは、目標回転速度は、最大目標回転速
度と最小目標速度の上下限速度に挟まれた速度域として
取り込まれる。さらに、比較部17が、ステップ(10
3),(104)に示したように、ディスク回転速度と
目標回転速度域とを大小比較し、両者の大小関係に応じ
てステップ(104),(106),(107)の3通
りの場合分けが行われる。
【0017】ディスク回転速度が最大目標回転速度を越
えている場含は、判断ステップ(103)に続くステッ
プ(104)において、スピンドルモータ3の回転速度
が減速制御される。すなわち、比較部17がディスク回
転速度と最大目標回転速度の速度差を演算し、この速度
差に信号出力制御部18が所定ゲインを乗算し、ここで
得られたモータ駆動補助信号をステップ(105)にお
いて加算器14に供給する。一方また、ディスク回転速
度が最小目標回転速度に満たない場合は、判断ステップ
(106)に続くステップ(104)において、スピン
ドルモータ3の回転速度が減速制御される。この場合
も、比較部17がディスク回転速度と最小目標回転速度
の速度差を演算し、この速度差に信号出力制御部18が
所定ゲインを乗算し、ここで得られたモータ駆動補助信
号をステップ(105)において加算器14に供給す
る。さらにまた、ディスク回転速度が最小目標回転速度
と最大目標回転速度の間にある場合は、モータ駆動補助
信号は零とされ、加算器14への出力は停止する。
【0018】このように、上記ディスク再生装置11に
よれぱ、サーボコントローラ6bを経由するモータ駆動
信号と補助コントローラ13を経由するモータ駆動補助
信号を加算してスピンドルモータ3を回転制御する構成
としたから、現在再生中のトラックと同じトラックにつ
いて異なる再生速度で再生したい場合、或いはまた現在
再生中のトラックとは異なるトラックへのシーク時或い
はリトライ時に、目標とする再生速度と現在の再生速度
との間に生ずる速度差を、通常のサーボコントローラ6
bを経由するモータ駆動信号を補助する形で補助コント
ローラ13からのモータ駆動補助信号が加勢或いは抑制
して解消することで、目標再生速度への変更動作を短時
間で完了することができ、特に補助コントローラ13を
経由するモータ駆動補助信号は、緩やかな回転速度変更
がなされる定常状態又はそれ近い状態におけるモータ速
度制御の不安定要因の一つとして、大ゲインの設定が忌
避されるサーボコントローラ6bを経由するモータ駆動
信号と異なり、過渡的な用途に限定した強みで大ゲイン
をもって出力できるため、目標速度の変更に対して安心
して機能させることができ、サーボコントローラ6bと
補助コントローラ13の協働により、定常安定と過渡安
定の両方に配慮したモータ速度制御が可能であり、ディ
スク再生時のリードタイムを確実に短縮することができ
る。
【0019】また、補助コントローラ13が、速度パル
ス発生部12の出力を取り込んでディスク2の回転速度
を取得するディスク回転速度取得部15と、目標再生速
度に対応する目標回転速度を取り込む目標回転速度取得
部16と、ディスク回転速度と目標回転速度を比較し、
比較誤差として速度差分を出力する比較部17と、比較
部17の出力に所定の利得を乗算して出力する信号出力
制御部18とを備えており、信号出力制御部18の利得
を大きな値に設定したとしても、スピンドルモータドラ
イバ8ならびにスピンドルモータ3を制御対象とし、速
度パルス発生部12を介して帰還されるディスク回転速
度をサーボコントローラ6bに準じて動作する補助コン
トローラ13が並列的な負帰還ループをもって制御する
ことで、再生速度変更時の迅速かつ安定した速度変更が
可能であり、トラックジャンプして再生を継続するシー
ク時や再生速度を段階的に可変しつつ目標トラックヘの
アクセスを繰り返すリトライ時のリードタイムを良好に
短縮することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれぱ、サ
ーボコントローラを経由するモータ駆動信号と補助コン
トローラを経由するモータ駆動補助信号を加算してディ
スクモータを回転制御する構成としたから、現在再生中
のトラックと同じトラックについて異なる再生速度で再
生したい場合、或いはまた現在再生中のトラックとは異
なるトラックへのシーク時或いはリトライ時に、目標と
する再生速度と現在の再生速度との間に生ずる速度差
を、通常のサーボコントローラを経由するモータ駆動信
号を補助する形で補助コントローラからのモータ駆動補
助信号が加勢或いは抑制して解消することで、目標再生
速度への変更動作を短時間で完了することができ、特に
補助コントローラを経由するモータ駆動補助信号は、緩
やかな回転速度変更がなされる定常状態又はそれ近い状
態におけるモータ速度制御の不安定要因の一つとして、
大ゲインの設定が忌避されるサーボコントローラを経由
するモータ駆動信号信号と異なり、過渡的な用途に限定
した強みで大ゲインをもって出力できるため、目標速度
の変更に対して安心して機能させることができ、サーボ
コントローラと補助コントローラの協働により、定常安
定と過渡安定の両方に配慮したモータ速度制御が可能で
あり、ディスク再生時のリードタイムを確実に短縮する
ことができる等の優れた効果を奏する。
【0021】また、補助コントローラが、速度パルス発
生部の出力を取り込んでディスクの回転速度を取得する
ディスク回転速度取得部と、目標再生速度に対応する目
標回転速度を取り込む目標回転速度取得部と、ディスク
回転速度と目標回転速度を比較し、比較誤差として速度
差分を出力する比較部と、該比較部の出力に所定の利得
を乗算して出力する信号出力制御部とを具備するので、
信号出力制御部の利得を大きな値に設定したとしても、
モータドライバならびにディスクモータを制御対象と
し、速度パルス発生部を介して帰還されるディスク回転
速度をサーボコントローラに準じて動作する補助コント
ローラが並列的な負帰還ループをもって制御すること
で、再生速度変更時の迅速かつ安定した速度変更が可能
であり、トラックジャンプして再生を継続するシーク時
や再生速度を段階的に可変しつつ目標トラックへのアク
セスを繰り返すリトライ時のリードタイムを良好に短縮
することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置の一実施形態を示す
ブロック構成図である。
【図2】図1に示した補助コントローラの再生速度変更
動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】従来のディスク再生装置の一例を示すブロック
構成図である。
【符号の説明】
2 ディスク 3 スピンドルモータ 4 光ヘッド 6 サーボ回路 6a 信号処理部 6b サーボコントローラ 8 スピンドルモータドライバ 11 光ディスク再生装置 12 速度パルス発生部 13 補助コントローラ 14 加算器 15 ディスク回転速度取得部 16 目標回転速度取得部 17 比較部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等線速度又は等角速度でもって信号が記
    録されたディスクを回転駆動するディスクモータと、該
    ディスクモータを回転駆動するモータドライバと、前記
    ディスクモータにより回転駆動されるディスクから前記
    信号を読み取るヘッドと、該ヘッドの読み取り信号から
    抽出されるアドレスデータに基づき、前記ディスクモー
    タを前記ディスクの信号読み取り位置に応じた回転速度
    で回転させるモータ駆動信号を前記モータドライバに供
    給するサーボコントローラと、前記ディスクモータの回
    転速度に比例した周波数の速度パルスを発生する速度パ
    ルス発生部と、前記ディスクの再生速度を変更するとき
    に前記速度パルス発生部の出力を取り込み、現在のディ
    スク回転速度と目標回転速度に対応する目標回転速度と
    の速度差を解消するモータ駆動補助信号を生成する補助
    コントローラと、該補助コントローラが出力するモータ
    駆動補助信号を前記サーボコントローラが出力するモー
    タ駆動信号に加算して前記モータドライバに供給する加
    算器とを具備することを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記補助コントローラは、前記速度パル
    ス発生部の出力を取り込んでディスクの回転速度を取得
    するディスク回転速度取得部と、前記目標再生速度に対
    応する目標回転速度を取り込む目標回転速度取得部と、
    前記ディスク回転速度と前記目標回転速度を比較し、比
    較誤差として速度差分を出力する比較部と、該比較部の
    出力に所定の利得を乗算して出力する信号出力制御部と
    を具備することを特徴とする請求項1記載のディスク再
    生装置。
JP8068998A 1998-03-27 1998-03-27 ディスク再生装置 Pending JPH11283323A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8068998A JPH11283323A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8068998A JPH11283323A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 ディスク再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11283323A true JPH11283323A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13725314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8068998A Pending JPH11283323A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 ディスク再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11283323A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5436877A (en) Method for controlling the gain of a tracking servo circuit
JPH11176070A (ja) 光ディスク装置
JP3442243B2 (ja) デ−タ再生方法及び装置
JP2007149209A (ja) 光ディスク装置及び情報記録再生方法
JP2837121B2 (ja) スピンドルモーターの駆動装置
JPH07271402A (ja) サーボ装置
US6130868A (en) Apparatus and method for controlling rotational speed during a pause operation
JPH11283323A (ja) ディスク再生装置
JPH10302384A (ja) ディスクドライブ装置
JP3007473B2 (ja) ディスクプレーヤの演奏方法
JPH0821214B2 (ja) デイスク再生方式
JPH11288548A (ja) ディスクドライブ装置及びディスク回転制御方法
JP2002230760A (ja) 情報記録装置およびプログラム
JPS5848242A (ja) 情報再生装置
JPH11306641A (ja) 光ディスク再生装置
JP2001052426A (ja) ディスクスピード制御装置
JP3827193B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP3785616B2 (ja) ディスク再生装置及び方法
JP3801483B2 (ja) ディスク駆動装置の制御装置
JPH0719380B2 (ja) 光ディスクプレーヤの再生方法
JPH09147392A (ja) 光ディスク再生方法及び光ディスク装置
JP3948899B2 (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP3749114B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2580147B2 (ja) ディスク再生装置におけるトラック外れ制御方法
JPH11219561A (ja) 光ディスク再生装置