JPH11282981A - 個人認証システムの情報装置及び入力装置 - Google Patents

個人認証システムの情報装置及び入力装置

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JPH11282981A
JPH11282981A JP10084537A JP8453798A JPH11282981A JP H11282981 A JPH11282981 A JP H11282981A JP 10084537 A JP10084537 A JP 10084537A JP 8453798 A JP8453798 A JP 8453798A JP H11282981 A JPH11282981 A JP H11282981A
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昭仁 植竹
Kinya Matsuzawa
欣也 松澤
Kunihiko Takagi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速且つ簡易に個人の認証を行え、様々なレ
ベルで用いるデータの保全対策が施されている個人認証
システムに用いられる情報装置及び入力装置を提供する
こと。 【解決手段】 使用者個人を認証する認証システムに用
いられる個人携帯型の情報装置において、情報装置が使
用者から離れた場合に、該装置内のデータ使用を不可能
にしたり、専用の固定設置型の入力装置でデータ入力す
るようにしたり、個別の情報装置を識別する認識手段を
設けて、複数の使用者による複数の情報装置で、一つの
入力装置の協同使用を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入門カード、銀行
自動支払機用カード等のように暗証番号入力を使用時に
要求されるカードの安全性、利便性を高めた人体装着型
の情報装置及び、この情報装置にデータ入力する設置型
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動的な装置を用いて、適正に
許可された個人を正確に特定して識別する方法として
は、該個人用に設定されたパスワードを入力する方法
や、専用のIDカードのカード情報を読取らせる方法、
また、このカード情報に加えて、該カード用に設定され
たコードを使用者が操作入力する方法、その個人の音声
等の身体的な特徴を認識する方法等が知られている。
【0003】このような個人認証として、銀行の取引装
置等に利用されるキャッシュカードや、特定の許可者の
み入室を許す入門システムに利用されるIDカード等
が、既に日常的に用いられている例えば、キャッシュカ
ード等に利用される場合は、銀行等のロビーに設置され
た、自動取引装置に、キャッシュカードの挿入し、個人
の暗証番号の入力することにより正当な利用者であるか
どうかの確認が行われる。
【0004】その他、個人的な各種の情報を、外部の認
証システム側に保持するのではなく、プライバシー保護
や、データ管理を個人の手に取り戻す試みも行われてい
る。
【0005】例えば、個人の身体的特徴(例えば、画
像、音声、指紋)の認識を行って個人の認証を行う方法
において、このような個人的な身体的特徴の情報を、比
較的に大容量の記憶容量を有したICカードに格納し、
このカードの個人情報と、認証する現場でセンサ等によ
り実際に取得した身体的な情報とを、相互の比較参照を
行うことにより、認証を行い、認証システム側には、個
人的な情報を残さないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、カー
ドと暗証番号の組み合わせにより、適正な使用者本人で
あると確認することは、比較的簡便かつ安全性の高い方
法である。
【0007】しかし、暗証番号を入力操作する時間や手
間が必要となり、例えば、歩行途中に使用する入門カー
ド等では、入門操作が煩雑となるため、カードのみで認
証を行う場合が多い。この場合、カードが盗難に遭って
しまうと、セキュリティの確保はできない。
【0008】また、銀行等のカードにおいては、使用の
度に暗証番号を入力する必要を要するため、記憶しやす
く、短時間で入力が可能なように4桁程度の数字で暗証
番号が構成されている。この程度の長さの数字では、他
人に推測されたり、端末装置の前で入力した場合に、他
人に番号を知られてしまう危険性も有する。
【0009】また、個人の身体的特徴を認識することに
よって個人を確認する方法には、認識の確実性に不安が
有り、また、このような特徴データが大きく複雑なの
で、認証システム自体が大掛かりとなり、コストが高騰
しがちであり、汎用性に乏しい場合があった。
【0010】本発明は前記問題点に鑑みててなされたも
ので、暗証番号の入力等の煩雑な動作を伴うことなく、
複雑な認証コードを扱え、また、時間をかけることなく
個人の認識を安全に行うことのできる、個人認証システ
ムの情報装置及び入力装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、使用者個人を認証する認証システムに用いら
れる個人携帯型の情報装置において、前記情報装置は、
少なくとも認証用データを格納し、この情報装置内のデ
ータを用いて使用者個人を認証するものであり、更に前
記情報装置は、使用者の人体に装着可能に設けられると
ともに、該装着状態を検出する装着検出手段を備え、前
記装着検出手段により、情報装置の使用者からの離脱を
検出すると、該情報装置に格納したデータの使用を不可
能にする構成の情報装置である。
【0012】このように、本発明は、個人携帯型の情報
装置を、使用者の人体に装着可能に設けるものであり、
そして、情報装置が使用者の身体から離脱した場合に
は、該情報装置に格納したデータの使用を不可能にする
ので、情報装置を置き忘れたり、情報装置が他者によっ
て盗難されたりしても、データの不正使用を防止でき、
高い安全性を確保することができる。
【0013】本願第2請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記情報装置へのデータ入力
を、専用の固定設置型の入力装置を用いて行う構成の情
報装置である。
【0014】このように、情報装置へのデータ入力を、
専用の固定設置型の入力装置を用いて行っているので、
各種の入力情報を一元的に管理することができるととも
に、安全面でも好ましいものとなる。
【0015】すなわち、特に、入力装置の設置場所を、
安全且つ入力装置の使用状況を把握できる場所に設置で
き、使用者の過不足ない管理を行うことが可能となる。
【0016】本願第3請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記固定設置型の入力装置を用
いた情報装置へのデータ入力操作時には、前記データ保
全動作を抑止した構成の情報装置である。
【0017】このように、入力装置を用いた情報装置へ
のデータ入力操作時には、情報装置のデータ保全動作を
抑止したことにより、入力操作に時間的な制約を生じさ
せずに、取扱い性を向上することができる。
【0018】本願第4請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、情報装置へのデータ入力を、該
情報装置に設けた補助的な入力装置を用いて行う構成の
情報装置である。
【0019】このように構成すると、この情報装置の補
助的な入力装置を用いて、データ入力が行える。つま
り、設置型入力装置を用いなくてもデータ入力が行える
こととなり、設置型入力装置の設置箇所に使用者が移動
しなくて済むので、取扱い性を向上することができる。
【0020】また、例えば、この情報装置の入力装置を
用いて、実際に認証を行う場所で、データ入力ミス等を
容易に訂正でき、柔軟な対処が可能となる。
【0021】本願第5請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記情報装置のデータ保全動作
を、所定の保留期間後に、実行する構成の情報装置であ
る。
【0022】このように、情報装置のデータ保全動作
に、所定の保留期間を設けているので、使用者の装着ミ
スや、情報装置を装着しなおす場合にも、一定時間だけ
データ保全動作が保留され、情報装置の取扱い性を向上
することができる。
【0023】本願第6請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記データ保全動作後に、デー
タ使用を可能な状態に復帰させるデータ復帰手段を備え
た構成の情報装置である。
【0024】このように、情報装置のデータ保全動作後
に、データ使用を可能な状態に復帰させるデータ復帰手
段を、当該情報装置に設けたことにより、使用者の誤使
用に対する安全対策とできるとともに、緊急時にデータ
使用を可能にすることができる。
【0025】本願第7請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記情報装置は、複数の情報装
置を用いる場合に、各情報装置を個別に、固定設置型入
力装置に識別させる認識手段を備えた構成の情報装置で
ある。
【0026】このように、個別的に情報装置を識別する
認識手段を設けたので、複数の使用者による複数の情報
装置を使用することができる。
【0027】本願第8請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記情報装置は、その電源とし
て、充電可能な2次電池を備えた構成の情報装置であ
る。
【0028】このように、情報装置に2次電池を備えた
ことにより、情報装置の携帯使用を可能とすることがで
きる。
【0029】本願第9請求項に記載した発明は、請求項
8記載の発明において、前記2次電池を充電する電磁波
送電の受電手段を備えた構成の情報装置である。
【0030】このように、情報装置に2次電池を備え、
情報装置の携帯使用を可能とするとともに、この2次電
池を交換不可能だが充電可能なものを用い、該2次電池
の充電を、電磁波送電の受電手段により行うことによ
り、充電用の電気的な接続操作を不要としたので、簡易
な充電操作が可能となるとともに、十分な安全性も確保
することができる。
【0031】本願第10請求項に記載した発明は、請求
項9記載の発明において、前記情報装置は、非接触電磁
送電の有無を検出する受電検出手段を備え、該受電の検
出時には、前記データ保全動作を抑止した構成の情報装
置である。
【0032】このように、情報装置に受電検出手段を設
け、非接触な電磁送電を充電用に受電している場合に
は、情報装置のデータ保全動作を抑止しているので、取
扱い性を向上することができる。
【0033】本願第11請求項に記載した発明は、請求
項1記載の発明において、前記情報装置は、認証用に送
信又は送受信する通信手段を備えた構成の情報装置であ
る。
【0034】このように、通信手段を用いると、情報の
伝達を非接触で行うことができ、携帯機器につきものの
接点の汚れを可及的に回避できる。
【0035】本願第12請求項に記載した発明は、請求
項2記載の発明において、少なくとも、データを記憶管
理する手段と、前記情報装置へのデータ転送手段とを備
えた構成の設置型入力装置である。
【0036】このように、設置型入力装置に、少なくと
も、データを記憶管理する手段と情報装置へのデータ転
送手段とを設けているので、使用者が入力した各種の情
報データを一元集中的に管理でき、管理された各種の情
報データを、一括して迅速に設置型入力装置から転送す
ることができ、良好な操作性を確保できる。
【0037】本願第13請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、少
なくとも、該入力装置を起動する入力キーを備えた構成
の設置型入力装置である。
【0038】このように、入力装置を起動する入力キー
を備えた場合は、当該入力キーを例えば会社の管理者が
持つ等、データ管理を一元化することができる。
【0039】本願第14請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、認
証用カードのカード情報を読取るカードリーダを備えた
構成の設置型入力装置である。
【0040】このように、カードリーダによって、認証
用カードのカード情報を読取るようにしたので、使用者
の手動によるカード情報の入力操作が不要となり、入力
ミスを防止できるとともに、迅速且つ容易に、認証用カ
ード情報を設置型入力装置に入力することができる。
【0041】本願第15請求項に記載した発明は、前記
請求項12記載の発明において、前記設置型入力装置
は、該設置型入力装置にセットされた情報装置を個別に
識別する識別手段を備えた構成の設置型入力装置であ
る。
【0042】このように、情報装置を個別に識別する識
別手段を、設置型入力装置に設けたことにより、設置型
入力装置における各情報装置毎に区別したデータ管理が
可能となり、複数の使用者による複数の情報装置を使用
することが可能となる。
【0043】本願第16請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、該
設置型入力装置にセットされた情報装置を個別に識別す
る識別手段を備え、該識別した情報装置用の情報データ
を管理、入出力する構成の設置型入力装置である。
【0044】このように、情報装置を個別に識別する識
別手段を、設置型入力装置に設け、設置型入力装置にお
いて各情報装置毎に区別して情報データの管理、入出力
処理をしているので、複数の使用者による複数の情報装
置を使用することが可能となるとともに、各情報装置の
入力データを一元的に管理することができる。
【0045】本願第17請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、非
接触な電磁波送電の送電手段を備えた構成の設置型入力
装置である。
【0046】このように、電磁波送電の送電手段を設
け、電気的な接続操作を不要としたので、携帯機器につ
きものの接点の汚れを可及的に回避できる。
【0047】本願第18請求項に記載した発明は、請求
項17に記載した発明において、前記電磁波送電の送電
波を用いて、データ転送する構成の設置型入力装置であ
る。
【0048】このように、電磁波送電の送電波を用い
て、データ転送しているので、通常の交信手順や周波数
と異なり、他者による傍受の可能性を低減でき、よりデ
ータ転送の安全性を高めることができる。
【0049】本願第19請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、当
該入力装置が所定の設置位置から移動したことを検出す
る移動検出手段を備えた構成の設置型入力装置である。
【0050】このように、設置型入力装置に移動検出手
段を設けて、入力装置が所定の設置位置から移動したこ
とを検出しているので、この移動を不正なものと判別し
て、各種の安全対策を起動することができる。
【0051】本願第20請求項に記載した発明は、請求
項19に記載した発明において、前記設置型入力装置
は、前記移動検出手段からの移動検出信号又は電力の供
給状態に基づき、前記設置型入力装置に格納したデータ
を使用不可能にするデータ保全動作する構成の設置型入
力装置である。
【0052】このように、移動検出手段によって、又
は、外部電源からの電力供給が遮断された場合には、設
置型入力装置が不正に移動されたと判別して、設置型入
力装置に格納したデータを使用不可能にするデータ保全
動作してるので、設置型入力装置の十分なデータ保全性
を確保することができる。
【0053】本願第21請求項に記載した発明は、請求
項1に記載した発明において、前記情報装置は、前記装
着検出手段により、情報装置の使用者からの離脱を検出
して該情報装置に格納したデータの使用を不可能にする
前に、警報を発する構成の情報装置である。
【0054】このように、データの使用を不可能にする
前に警報が発っせられるので、うっかり装置を外したと
きや、うっかり電源を抜いたとき等に救済が図られる。
【0055】本願第22請求項に記載した発明は、請求
項20に記載した発明において、前記設置型入力装置
は、前記データ保全動作前に、警報を発する構成の設置
型入力装置である。
【0056】このように、データ保全動作前に警報が発
っせられるので、うっかり装置を外したときや、うっか
り電源を抜いたとき等に救済が図られる。
【0057】上述したような本発明の情報装置や入力装
置を用いて個人認証システムを構築すれば、時間を要さ
ずに簡便に認識を行うことができるため、駅改札で切符
等の代わりに使用したり、IDカード自体をプリペイド
カードとして使用する等の使用範囲が拡大され、利便性
が向上する。特に、例えば、駐車場や高速道路等の料金
所における使用料金の徴収も自動且つ迅速、正確に行
え、業務効率の向上や交通渋滞の緩和を図ることができ
ることになる。
【0058】
【発明の実施の形態】本発明の具体例を、図1に基づい
て詳細に説明する。
【0059】本例の個人認証システム1は、個人用の認
証データを格納する携帯型の情報装置である人体装着装
置2と、この人体装着装置2に認証データ等を入力する
専用の固定設置型入力装置3とから構成され、各種の外
部に設けられた認証装置において、概認証装置に備えれ
らた端末装置4が、この人体装着装置2の認証データを
参照して、迅速且つ容易に個人認証できるようにしたも
のである。
【0060】すなわち、この人体装着装置2は、人体に
装着して携帯可能な小型軽量に構成され、基本的に、使
用者毎に個別的な専用に設けられ、その使用者個人のみ
が携帯使用するものであり、該使用者がその使用者用の
人体装着装置2に、固定設置型に設けられた入力装置3
を用いて、認証データ等の各種データを入力し、概デー
タを用いて、外部の認証システムによる認証チェックを
適正且つスムーズにパスするようにしたものである。
【0061】また、この人体装着装置2は、基本的に、
設置型入力装置3と指令やデータ転送用に交信し、且つ
外部の端末装置4と認証用に交信する非接触型の通信装
置24と、各人体装着装置2毎に個別に割り当てられ、
ある使用者が用いている人体装着装置2を、設置型入力
装置3に識別させるIDコードを生成する人体装着装置
ID発生装置28と、個人認証等に用いる各種データを
記憶保持する暗証番号記憶装置23とから構成され、充
電可能だが交換不可能に内蔵された2次電池から作動電
力を得るようにしている。
【0062】尚、人体装着装置2に設けた通信装置24
は、接触、非接触を問わないが、非接触型であれば、微
弱無線や赤外線、超音波等の各種通信方法から使用条件
やコスト面から最適なものを採択して良く、また、異な
る認証システムの異なる通信方法に応じて、複数の通信
手段を、同時に設けても良い。
【0063】また、この人体装着装置2には、該人体装
着装置2が、使用者の人体から離脱すると、少なくと
も、人体装着装置2に格納した各種のデータを使用不可
能にするデータ保全手段が、設けられている。
【0064】すなわち、この人体装着装置2には、その
人体装着装置2が正常に人体に装着されているか否かを
判別する装着検出装置21と、データ保全手段である時
限リセット装置22とが設けられ、この装着検出装置2
1による判別信号が、時限リセット装置22に入力され
ている。
【0065】尚、データ保全手段による人体装着装置2
内のデータを使用不可能とする手法は、内部に保持した
データを直接的に処理する手法と、この各種コマンドや
データの流れを、その伝達経路の途中で、遮断する手法
とに大別される。
【0066】データを直接処理する手法とは、データを
削除、変更することであり、データを遮断処理する手法
とは、データの入出力や管理機能を抑止したり、外部の
認証システムが応答型の場合には、人体装着装置2の受
信又は送信機能を抑止する手法であり、これらの様々な
動作レベルの機能を抑止する手法を、選択したり組合せ
て用いて良い。
【0067】また、実際の具体的な実現方法としても、
回路構成による回路の機能的な動作を抑止するハードロ
ジック的なものや、プログラムによるデータフローを遮
断するソフトロジック的なもの、及び、これらを組合せ
たものを、設計、使用条件やコスト面から適宜、最適な
ものを選択して良い。
【0068】以下に、データ保全手段の動作例を説明す
る。
【0069】前記装着検出装置21により、人体装着装
置2が人体から外されていると判別した信号が出力さ
れ、該判別信号が時限リセット装置22に、入力され
る。
【0070】そして、この判別信号が、所定時間、継続
して、時限リセット装置22に、入力され続けた場合に
は、時限リセット装置22から、データ保全信号が暗証
番号記憶装置23に出力され、このデータ保全信号によ
り、少なくとも、暗証番号記憶装置23からのデータ送
出を停止するようにしている。
【0071】尚、この際に、暗証番号記憶装置23内に
保持したデータを、変更又は削除処理するようにしても
良い。
【0072】また、このように人体装着装置2が、デー
タ保全動作の状態にあることを使用者に通知する手段
を、人体装着装置2に設けて、使用者が、データ使用不
可能となったので、人体装着装置2自体が故障したと誤
認することを防止するようにしても良い。
【0073】従って、このようにデータ保全手段によっ
て、人体装着装置2を、使用者が置き忘れたり、他者が
盗んだりした場合にも、人体装着装置2に保持したデー
タの不正使用を防止することができ、安全性を高めるこ
とができる。
【0074】また、人体からの離脱を検出した際に、即
座に、データ保全動作するのでは無く、データ保全動作
の実施条件に、所定時間の保留時間を設けているので、
使用者の装着ミスや、人体装着装置2を装着しなおす場
合にも、一定時間だけデータ保全動作が保留され、人体
装着装置2の取扱い性を向上することができる。
【0075】尚、上述したデータ保全動作と同様に、人
体装着装置2に、このような保留動作を、使用者に通知
する手段を設けて、使用者の注意を喚起するようにして
も良く、誤認や使用ミス等の防止を図ることができる。
【0076】更に、使用者が、設置型入力装置3を用い
て、人体装着装置2にデータをセットする場合に、デー
タ保全手段によるデータ保全動作を抑止する抑止手段が
設けられている。
【0077】すなわち、設置型入力装置3を用いる場合
には、人体装着装置2を使用者の装着部位から離脱さ
せ、この離脱させた人体装着装置2を、少なくとも、設
置型入力装置3の近傍箇所に、配置する。
【0078】従って、この場合に、上述したデータ保全
動作の保留期間内に、設置型入力装置3を用いた人体装
着装置2のデータセット操作を終了し、且つ、人体装着
装置2を使用者の人体に装着できれば、データ保全動作
は開始されないが、確実ではなく、また、不便である。
【0079】そこで、後述するように、無線送電による
人体装着装置2の充電機構を用いて、充電中、つまり、
設置型入力装置3の近傍に人体装着装置2が位置してい
る場合には、データ保全動作を抑止するように構成して
いる。
【0080】すなわち、後述する充電制御装置26を備
えた充電機構において、その充電制御装置26から、例
えば、受電中であるという信号を取得する受電検出装置
25を設けるとともに、この信号を取得している期間中
は、この受電検出装置25から、上述した時限リセット
装置22に、データ保全動作を優先的に抑止する信号を
出力するようにしている。
【0081】従って、設置型入力装置3を用いた人体装
着装置2のデータセット操作を、データ保全動作の保留
期間に限定されることなく、自由に行え、取扱い性を向
上することができる。
【0082】尚、上述したデータ保全手段により、一
旦、データの使用が不可能となった後に、使用者による
人体装着装置2への特定のコード入力や手順操作によっ
て、データの使用を可能にするデータ復帰手段を、人体
装着装置2に設け、使用者の誤使用に対する安全対策と
するとともに、緊急時にデータ使用を可能にするように
しても良い。
【0083】また、この人体装着装置2には、設置型入
力装置3から転送されるデータのみならず、直接、暗証
番号記憶装置23に暗証番号等の情報データを入力する
ことを可能とする操作部29が設けられている。
【0084】この操作部29は、人体装着装置2の暗証
番号記憶装置23に電気的に接続されたセレクトボタン
等の小型スイッチ群から構成され、簡易な入力操作を行
えるようにしている。
【0085】従って、設置型入力装置3を用いなくと
も、この操作部29を用いて、データ入力が行える、つ
まり、設置型入力装置3の設置箇所に使用者が移動せず
に済むので、取扱い性を向上することができる。
【0086】また、例えば、この操作部29を用いて、
実際に認証を行う場所で、データ入力ミス等を容易に訂
正でき、柔軟な対処が可能となる。
【0087】次に、上記人体装着装置2の内蔵電源であ
る2次電池は、その充電を、設置型入力装置3から電磁
波送電を用いて行い、電気的な充電用の端子接続を不要
として、取扱い性を向上させるとともに、設置型入力装
置3のみを用いて、人体装着装置2の充電を行うように
して、人体装着装置2の安全性を高めるようにしてい
る。また、電気的な充電用の端子接続を不要にすると、
端子接続型の場合に端子が汚染されるといった不都合を
回避でき、セットの際もセット位置が広範に選べるの
で、便利である。
【0088】この充電機構は、基本的に、設置型入力装
置3側に設けられた、電磁波送電用に所定の周波数を発
振する発振装置36と、この発振波を電磁波送信する送
電コイル37と、この電磁波を受電する人体装着装置2
側に設けられた、受電コイル27と、この受電コイル2
7で受電した電力を用いて、人体装着装置2の2次電池
Bに充電する充電制御装置26とから構成されている。
【0089】また、この充電制御装置26は、受電した
電力を充電用の電力として昇圧して供給したり、2次電
池Bの残存容量等を計測し、2次電池Bの過充電を防止
するとともに、上述したように、受電検出装置25に接
続され、受電中であることを少なくとも受電検出装置2
5に通知できるようにしている。
【0090】従って、上述したように、この充電中は、
つまり、少なくとも受電中は、時限リセット装置24に
よるデータ保全動作を抑止するようにしている。
【0091】また、この電磁波送電を、設置型入力装置
3から人体装着装置2へのデータ転送に用いるようにし
て、よりデータ転送の安全性を高めても良い。
【0092】すなわち、上述した電磁波送電機構におい
て、図示を省略したが、設置型入力装置3に、該送電用
の電磁波に、周波数変調等を用いて、暗証番号保持装置
33に保持されたデータを符号化して信号として載せる
符号化手段を設けるとともに、人体装着装置2に、該符
号化された電磁波信号を復調する復調手段を設け、この
復調手段により復調したデータを暗証番号記憶装置23
に入力するようにしている。
【0093】従って、このようにデータ転送用の媒体と
して、送電用の電磁波を用いていることにより、通常の
交信手順や周波数と異なるので、他者による傍受の可能
性を低減でき、よりデータ転送の安全性を高めることが
できる。
【0094】更に、このように構成された人体装着装置
2のデータ管理等を行う設置型入力装置3が、設けられ
ている。
【0095】この設置型入力装置3は、本例では人体装
着装置2と指令やデータ転送用に交信する非接触型の通
信装置34と、各人体装着装置2毎に固有のIDコード
を参照して、人体装着装置2を個別に認識する人体装着
装置認証装置35と、使用者が用いる磁気カードから各
種のカード情報を読み取るカードリーダ31と、情報を
読取ったカード用の暗証番号等を入力したり、設置型入
力装置3自体の操作を行う入力操作部32と、前記カー
ドリーダ31及び入力操作部32が取得した各カード毎
の情報セットを、内部にデータベース的に記憶保持する
暗証番号保持装置33とから構成されている。
【0096】また、この設置型入力装置3は、使用者の
管理や使用状況を把握しやすい箇所に、固定的に設置さ
れ、その箇所で、外部のAC電源に接続され、このAC
電源から通常動作用の電力を供給されている。
【0097】また、上記人体装着装置認証装置35によ
って、単独の使用者のみならず、複数の使用者が、設置
型入力装置3を、共同に使用できるように構成されてい
る。
【0098】すなわち、上述したように、各人体装着装
置2には、個別の識別IDが割り当てられており、人体
装着装置認証装置35によって、このIDを参照し、確
認することにより、異なる人体装着装置2を識別するこ
とが可能である。
【0099】従って、このように識別した人体装着装置
2毎に、区別したデータ管理が可能となり、複数の使用
者による設置型入力装置3の協同使用、つまり、各使用
者が単独に使用する人体装着装置2毎に応じたデータ管
理を行うことが可能となる。
【0100】更に、このような各人体装着装置2のID
識別が行われないと、設置型入力装置3内に格納したデ
ータ参照や転送が、行えないので、人体装着装置2自体
を、鍵コード的に用いることができる。
【0101】すなわち、入力装置3に登録されたID
と、人体装着装置2のIDとが相互参照して確認できな
いと、入力装置3が、少なくとも、人体装着装置2への
データ転送を可能とする動作状態とならないので、各人
体装着装置2自体を、入力装置3の転送動作を開始させ
る起動キーコードとして用いるようにでき、安全性を高
めることができる。
【0102】また、この設置型入力装置3には、概装置
内のデータを盗む目的で、装置自体を不正に移動して運
んだ場合に、盗難者によるデータの不正使用を防止する
保全機構が、設けられている。この保全機構は、例えば
装置を移動した場合にアラームが鳴るもの等を用いるこ
とができる。
【0103】これに対して、本例の設置型入力装置3
は、供給電力検出手段38を設けて、この供給電力検出
手段38によって、電力が供給されないことを判別し、
設置型入力装置3の内部に格納した重要データを、削除
処理するようにしている。
【0104】すなわち、設置型入力装置3の暗証番号保
持装置33に記憶されたカードのID番号と暗証番号と
の組み合わせは、設置型入力装置3の電源を切らない限
り、暗証番号保持装置33に保持されているが、設置型
入力装置3と外部AC電源とが切断されてしまうと、電
源供給装置38が、正しく電源が供給されていないこと
を判別して、暗証番号保持装置33に保持された重要デ
ータの削除処理が実行される。
【0105】従って、例えば、設置型入力装置3がデー
タ盗難目的で、設置箇所から持ち運ぶため、電源が抜か
れると、設置型入力装置3に保持された全ての暗証番号
等の重要データも消去されてしまうので、不正な他人に
情報が漏れることなく、安全性を確保することができ
る。
【0106】その他、設置型入力装置3自体の設置箇所
からの移動を検出して、暗証番号保持装置33に保持さ
れた重要情報の削除処理を実行するように構成しても良
い。
【0107】すなわち、設置型入力装置3の設置箇所面
に対峙した箇所に、マイクロ・スイッチやマグネット・
スイッチ等を設け、これらのスイッチのオンオフ状態に
よって、装置本体の設置箇所からの移動を検出し、削除
処理に連係させるようにすることも可能である。
【0108】尚、これらの2つの構成を、組合せて用い
て、より削除処理の確実性や、誤動作の防止を図るよう
にしても良い。
【0109】また、これらの保全機構においては、電力
が未供給なことを判別して、又は、装置自体の移動を検
出して、即座に、重要データの削除処理を行うのではな
く、一定の保留動作した後に、削除処理するように構成
しても良い。
【0110】すなわち、所定時間の経過後に、暗証番号
保持装置33の情報を削除する時限処理させるように構
成しても良い。
【0111】この結果、設置型入力装置3の保守や設置
箇所の変更をするために、装置自体を適正に移動する場
合には、その作業に要する時間だけ、削除処理を保留す
るようにでき、また、これは電力供給の人為的なミスに
よるデータ損失を未然に防止することにも有効である。
【0112】次に、このように構成された設置型入力装
置3及び人体装着装置2の基本的な動作を説明する。
【0113】まず、設置型入力装置3を用いて人体装着
装置2のデータセットする動作手順を説明し、次に、こ
の人体装着装置2を用いて、外部の認証システムのチェ
ックをパスする動作手順を説明する。
【0114】すなわち、使用者は、自宅や会社内部等の
比較的に安全な管理が可能な特定の場所に移動し、該場
所に設置された設置型入力装置3のセット箇所に、その
使用者用の人体装着装置2をセットする。
【0115】そして、設置型入力装置3の人体装着装置
認証装置35によって、この人体装着装置2に固有なI
Dコードが参照され、適正な参照比較が成立すると、設
置型入力装置3の動作が開始される。
【0116】すなわち、人体装着装置2の人体装着装置
ID発生装置28に格納された固有IDコードと、設置
型入力装置3の人体装着装置認証装置35に格納され
た、その人体装着装置2に割り当てられたIDコードと
が、通信装置24及び通信装置34を介して、参照比較
される。そして、この適正な参照比較が成立すると、少
なくとも、設置型入力装置3から人体装着装置2に対し
て、このIDコードをタグ・データとした情報セットの
データ転送動作が可能となる。
【0117】尚、この際、人体装着装置2は、人体から
離脱して、一定の時間が経過するので、通常、データ消
失を含めた保全動作することになるが、上述した受電検
出装置22により、この保全動作が抑止される。
【0118】次に、使用者は、認証システムに用いる認
証カードのカード情報を、設置型入力装置3のカードリ
ーダ31を用いて、読み込ませ、設置型入力装置3の暗
証番号保持装置33に入力するとともに、入力操作部3
2から、当該カードに対して設定されている暗証番号を
暗証番号保持装置33に入力する。
【0119】従って、カードのID番号等のカード情報
と、そのカードに設定された暗証番号とが1セットとさ
れたデータが、設置型入力装置3内部の暗証番号保持装
置33に記録され、保持される。
【0120】尚、複数の認証システム用に、各認証シス
テム専用の複数のカードを用いる場合には、この操作入
力が、繰り返される。
【0121】次に、設置型入力装置3の暗証番号保持装
置33に保持された情報セットが、自動的に、又は、使
用者による明示的な設置型入力装置3の操作により、人
体装着装置2の暗証番号記憶装置23に、上述した電磁
波送電且つ充電機構を用いて、転送され、人体装着装置
2に情報セットが記憶される。
【0122】尚、このように一度、設置型入力装置3に
入力された情報セットは、使用者による明示的な設置型
入力装置3のデータ消去操作が行われない限り、保持さ
れるものとする。
【0123】従って、通常の使用において、例えば、毎
回の外出前等に、人体装着装置2(例えば、腕時計型の
人体装着装置)を設置型入力装置3にセットし、この設
置型入力装置3から、暗証番号保持装置33に記憶させ
た入力操作に手間がかかる複雑な情報セットを、人体装
着装置2に毎回、更新的に転送するように使用しても良
く、この場合には、所定の認証システムを用いて、内部
の情報セットが不要となった場合には、明示的にデータ
保全動作を起動させたり、情報セットの一部及び全部
を、明示的に消去又は変更操作することにより、情報セ
ットの機密性を高めた使い方が可能となる。
【0124】そして、このようなカード情報セットの入
力及び、情報セットの人体装着装置2への転送が終了す
ると、使用者は、人体装着装置2を、使用者の人体の適
切な装着箇所に、装着され、装着検出装置21による装
着判別が行われる。
【0125】この装着が終了するまでは、時限リセット
装置22が動作状態、つまり保全動作が可能となるが、
通常は、この動作開始までの保留期間内に、装着が終了
するので、特に不都合は生じない。また、もし、この場
合には、データ保全動作しても、設置型入力装置3の近
傍に使用者がいることになるので、人体装着装置2への
再転送作業は、容易に行える。
【0126】次に、この人体装着装置を用いて、外部の
認証システムをパスする手順動作を説明する。
【0127】一般的に、認証システムは、IDカードの
カード情報と、該IDカード用に設定され、使用者が各
種の特定操作したり、操作入力する入力コードとの両方
が適正なものである場合に、適正な個人であると認証す
るものである。
【0128】例えば、屋内外のゲートに設けられた入門
システムは、通常、入門前に設置された端末装置にID
カードを挿入し、この端末装置にIDカード情報を読取
らせるとともに、使用者が、そのIDカード用の暗証番
号を端末装置に入力することにより、このゲートを通過
する許可者の認証が行われていた。
【0129】本例の装置を、入門システムに用いる場合
は、従来と同様にIDカード情報を、端末装置4に読取
らせる。
【0130】そうすると、端末装置4は、自動的に且つ
即座に、この読取ったIDカード情報に対応するID番
号や暗証番号等の各種の認証データを要求する信号を、
特定の通信手段で、人体装着装置2に送出する。
【0131】そして次に、同様に自動的に且つ即座に、
この要求信号を受けた人体装着装置2は、各種の認証デ
ータを、人体装着装置2から端末装置4に、転送する。
【0132】尚、このような動作手順は、説明したよう
に自動的ではなく、明示的な使用者の操作によって、段
階的に行っても良く、各種の外部認証システムの設計方
針に依存する場合もある。
【0133】最後に、これらの認証用の各種情報データ
を、認証システム側で、適正なものと判別することによ
り、個人の認識が行われ、使用者のゲート通過が許可さ
れる。
【0134】尚、上述した人体装着装置2と端末装置4
との間の交信、少なくとも、人体装着装置2から端末装
置4への暗証コードの転送は、無害な微弱電流を用いた
接触方式、つまり使用者の人体及びIDカードを介し
て、行うようにしても良い。
【0135】すなわち、明示的に端末装置4の特定箇所
を使用者に接触させたり、無意識的に端末装置4に接触
した人体を通じて、行うことも可能である。
【0136】また、カードに導電性塗装を施し、使用者
が、カードを読取り操作させる場合に、該カードを通じ
て、転送することも可能である。
【0137】従って、非接触な交信方式は、微弱な送信
強度や特殊な交信手順を用いて、他者による交信傍受の
可能性を低減させているが、この接触交信方式によれ
ば、さらに交信傍受の可能性を低減することができる。
【0138】更に、IDカード自体に、一時的にデータ
を保持する機能を持たせ、IDカード自体を、人体装着
装置2から端末装置4へ各種の認証データを、転送する
媒体としても良く、同様に、交信傍受の可能性を低減さ
せて、安全強度を高めることができる。
【0139】また、このような人体装着装置2を用いて
認証した使用回数や認証時刻を、人体装着装置2と、外
部の認証システムとに記録しておき、相互に比較参照す
るようにすれば、より不正な使用行為を確認しやすくな
り、認証システム全体としての安全強度を高めることが
できる。
【0140】更に、使用者が、このような認証システム
への移動途中や、日常の人体装着装置2の携帯時に、例
えば、使用者が人体装着装置2を取外して、置き忘れた
場合や、人体装着装置2が盗難にあった場合には、所定
の保留時間が経過した後に、時限リセット装置22が作
動し、データを使用不可能としたデータ保全状態となる
ので、安全性が確保される。
【0141】また、例えば、このようにデータ保全動作
した場合でも、前記情報をリカバリーできる手段、例え
ば、セレクトボタン29等を設け、このセレクトボタン
29を特定の手順で操作することにより、データ使用を
可能にしている。
【0142】尚、いずれにしても、データ保全動作が所
定に継続動作すると、人体装着装置2の内部データは、
最終的に、変更又は消失されるものとする。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1請求項に
記載した発明は、使用者個人を認証する認証システムに
用いられる個人携帯型の情報装置において、前記情報装
置は、少なくとも認証用データを格納し、この情報装置
内のデータを用いて使用者個人を認証するものであり、
更に前記情報装置は、使用者の人体に装着可能に設けら
れるとともに、該装着状態を検出する装着検出手段を備
え、前記装着検出手段により、情報装置の使用者からの
離脱を検出すると、該情報装置に格納したデータの使用
を不可能にする構成の情報装置である。
【0144】従って、本発明は、個人携帯型の情報装置
を、使用者の人体に装着可能に設けるものであり、そし
て、情報装置が使用者の身体から離脱した場合には、該
情報装置に格納したデータの使用を不可能にするので、
情報装置を置き忘れたり、情報装置が他者によって盗難
されたりしても、データの不正使用を防止でき、高い安
全性を確保することができる。
【0145】本願第2請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記情報装置へのデータ入力
を、専用の固定設置型の入力装置を用いて行う構成の情
報装置である。
【0146】本発明は、情報装置へのデータ入力を、専
用の固定設置型の入力装置を用いて行っているので、各
種の入力情報を一元的に管理することができるととも
に、安全面でも好ましいものとなる。
【0147】すなわち、特に、入力装置の設置場所を、
安全且つ入力装置の使用状況を把握できる場所に設置で
き、使用者の過不足ない管理を行うことが可能となる。
【0148】本願第3請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記固定設置型の入力装置を用
いた情報装置へのデータ入力操作時には、前記データ保
全動作を抑止した構成の情報装置である。
【0149】本発明は、入力装置を用いた情報装置への
データ入力操作時には、情報装置のデータ保全動作を抑
止したことにより、入力操作に時間的な制約を生じさせ
ずに、取扱い性を向上することができる。
【0150】本願第4請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、情報装置へのデータ入力を、該
情報装置に設けた補助的な入力装置を用いて行う構成の
情報装置である。
【0151】このように構成すると、この情報装置の補
助的な入力装置を用いて、データ入力が行える。つま
り、設置型入力装置を用いなくてもデータ入力が行える
こととなり、設置型入力装置の設置箇所に使用者が移動
しなくて済むので、取扱い性を向上することができる。
【0152】また、例えば、この情報装置の入力装置を
用いて、実際に認証を行う場所で、データ入力ミス等を
容易に訂正でき、柔軟な対処が可能となる。
【0153】本願第5請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記情報装置のデータ保全動作
を、所定の保留期間後に、実行する構成の情報装置であ
る。
【0154】本発明は、情報装置のデータ保全動作に、
所定の保留期間を設けているので、使用者の装着ミス
や、情報装置を装着しなおす場合にも、一定時間だけデ
ータ保全動作が保留され、情報装置の取扱い性を向上す
ることができる。
【0155】本願第6請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記データ保全動作後に、デー
タ使用を可能な状態に復帰させるデータ復帰手段を備え
た構成の情報装置である。
【0156】本発明は、情報装置のデータ保全動作後
に、データ使用を可能な状態に復帰させるデータ復帰手
段を、当該情報装置に設けたことにより、使用者の誤使
用に対する安全対策とできるとともに、緊急時にデータ
使用を可能にすることができる。
【0157】本願第7請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記情報装置は、複数の情報装
置を用いる場合に、各情報装置を個別に、固定設置型入
力装置に識別させる認識手段を備えた構成の情報装置で
ある。
【0158】本発明は、個別的に情報装置を識別する認
識手段を設けたので、複数の使用者による複数の情報装
置を使用することができる。
【0159】本願第8請求項に記載した発明は、請求項
1記載の発明において、前記情報装置は、その電源とし
て、充電可能な2次電池を備えた構成の情報装置であ
る。
【0160】本発明は、このように情報装置に2次電池
を備えたことにより、情報装置の携帯使用を可能とする
ことができる。
【0161】本願第9請求項に記載した発明は、請求項
8記載の発明において、前記2次電池を充電する電磁波
送電の受電手段を備えた構成の情報装置である。
【0162】本発明は、このように情報装置に2次電池
を備え、情報装置の携帯使用を可能とするとともに、こ
の2次電池を交換不可能だが充電可能なものを用い、該
2次電池の充電を、電磁波送電の受電手段により行うこ
とにより、充電用の電気的な接続操作を不要としたの
で、簡易な充電操作が可能となるとともに、十分な安全
性も確保することができる。
【0163】本願第10請求項に記載した発明は、請求
項9記載の発明において、前記情報装置は、非接触電磁
送電の有無を検出する受電検出手段を備え、該受電の検
出時には、前記データ保全動作を抑止した構成の情報装
置である。
【0164】このように、情報装置に受電検出手段を設
け、非接触な電磁送電を充電用に受電している場合に
は、情報装置のデータ保全動作を抑止しているので、取
扱い性を向上することができる。
【0165】本願第11請求項に記載した発明は、請求
項1記載の発明において、前記情報装置は、認証用に送
信又は送受信する通信手段を備えた構成の情報装置であ
る。
【0166】このように、通信手段を用いると、情報の
伝達を非接触で行うことができ、携帯機器につきものの
接点の汚れを可及的に回避できる。
【0167】本願第12請求項に記載した発明は、請求
項2記載の発明において、少なくとも、データを記憶管
理する手段と、前記情報装置へのデータ転送手段とを備
えた構成の設置型入力装置である。
【0168】このように、設置型入力装置に、少なくと
も、データを記憶管理する手段と情報装置へのデータ転
送手段とを設けているので、使用者が入力した各種の情
報データを一元集中的に管理でき、管理された各種の情
報データを、一括して迅速に設置型入力装置から転送す
ることができ、良好な操作性を確保できる。
【0169】本願第13請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、少
なくとも、該入力装置を起動する入力キーを備えた構成
の設置型入力装置である。
【0170】このように、入力装置を起動する入力キー
を備えた場合は、当該入力キーを例えば会社の管理者が
持つ等、データ管理を一元化することができる。
【0171】本願第14請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、認
証用カードのカード情報を読取るカードリーダを備えた
構成の設置型入力装置である。
【0172】このように、カードリーダによって、認証
用カードのカード情報を読取るようにしたので、使用者
の手動によるカード情報の入力操作が不要となり、入力
ミスを防止できるとともに、迅速且つ容易に、認証用カ
ード情報を設置型入力装置に入力することができる。
【0173】本願第15請求項に記載した発明は、前記
請求項12記載の発明において、前記設置型入力装置
は、該設置型入力装置にセットされた情報装置を個別に
識別する識別手段を備えた構成の設置型入力装置であ
る。
【0174】このように、情報装置を個別に識別する識
別手段を、設置型入力装置に設けたことにより、設置型
入力装置における各情報装置毎に区別したデータ管理が
可能となり、複数の使用者による複数の情報装置を使用
することが可能となる。
【0175】本願第16請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、該
設置型入力装置にセットされた情報装置を個別に識別す
る識別手段を備え、該識別した情報装置用の情報データ
を管理、入出力する構成の設置型入力装置である。
【0176】このように、情報装置を個別に識別する識
別手段を、設置型入力装置に設け、設置型入力装置にお
いて各情報装置毎に区別して情報データの管理、入出力
処理をしているので、複数の使用者による複数の情報装
置を使用することが可能となるとともに、各情報装置の
入力データを一元的に管理することができる。
【0177】本願第17請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、非
接触な電磁波送電の送電手段を備えた構成の設置型入力
装置である。
【0178】このように、電磁波送電の送電手段を設
け、電気的な接続操作を不要としたので、携帯機器につ
きものの接点の汚れを可及的に回避できる。
【0179】本願第18請求項に記載した発明は、請求
項17に記載した発明において、前記電磁波送電の送電
波を用いて、データ転送する構成の設置型入力装置であ
る。
【0180】このように、電磁波送電の送電波を用い
て、データ転送しているので、通常の交信手順や周波数
と異なり、他者による傍受の可能性を低減でき、よりデ
ータ転送の安全性を高めることができる。
【0181】本願第19請求項に記載した発明は、請求
項12記載の発明において、前記設置型入力装置は、当
該入力装置が所定の設置位置から移動したことを検出す
る移動検出手段を備えた構成の設置型入力装置である。
【0182】このように、設置型入力装置に移動検出手
段を設けて、入力装置が所定の設置位置から移動したこ
とを検出しているので、この移動を不正なものと判別し
て、各種の安全対策を起動することができる。
【0183】本願第20請求項に記載した発明は、請求
項19に記載した発明において、前記設置型入力装置
は、前記移動検出手段からの移動検出信号又は電力の供
給状態に基づき、前記設置型入力装置に格納したデータ
を使用不可能にするデータ保全動作する構成の設置型入
力装置である。
【0184】このように、移動検出手段によって、又
は、外部電源からの電力供給が遮断された場合には、設
置型入力装置が不正に移動されたと判別して、設置型入
力装置に格納したデータを使用不可能にするデータ保全
動作してるので、設置型入力装置の十分なデータ保全性
を確保することができる。
【0185】本願第21請求項に記載した発明は、請求
項1に記載した発明において、前記情報装置は、前記装
着検出手段により、情報装置の使用者からの離脱を検出
して該情報装置に格納したデータの使用を不可能にする
前に、警報を発する構成の情報装置である。
【0186】このように、データの使用を不可能にする
前に警報が発っせられるので、うっかり装置を外したと
きや、うっかり電源を抜いたとき等に救済が図られる。
【0187】本願第22請求項に記載した発明は、請求
項20に記載した発明において、前記設置型入力装置
は、前記データ保全動作前に、警報を発する構成の設置
型入力装置である。
【0188】このように、データ保全動作前に警報が発
っせられるので、うっかり装置を外したときや、うっか
り電源を抜いたとき等に救済が図られる。
【0189】上述したような本発明に係る個人認証シス
テムの情報装置及び入力装置によれば、迅速且つ簡易に
個人の認証を行うことができ、また、様々なレベルで用
いるデータの保全対策を施すことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例に係り主要な構成を示す回路ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 個人認証システム 2 人体装着装置 3 設置型入力装置 4 端末装置 21 装着検出装置 22 時限リセット装置 23 暗証番号記憶装置 24 通信装置 25 受電検出装置 26 充電制御装置 27 受電コイル 28 人体装着装置ID発生装置 29 セレクトボタン 31 カードリーダ 32 入力キー 33 暗証番号保持装置 34 通信装置 35 人体装着装置認証装置 36 発信装置 37 送電コイル 38 電源供給検出装置 B 2次電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/00 330 G07D 9/00 461A G06K 19/10 H02J 7/00 301D 19/073 17/00 B G07D 9/00 461 G06F 1/00 330F G07F 7/12 330E H02J 7/00 301 G06K 19/00 R 17/00 P // H01F 38/14 G07F 7/08 B H01F 23/00 B (72)発明者 松澤 欣也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 高城 邦彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者個人を認証する認証システムに用
    いられる個人携帯型の情報装置において、 前記情報装置は、少なくとも認証用データを格納し、こ
    の情報装置内のデータを用いて使用者個人を認証するも
    のであり、 更に前記情報装置は、使用者の人体に装着可能に設けら
    れるとともに、該装着状態を検出する装着検出手段を備
    え、 前記装着検出手段により、情報装置の使用者からの離脱
    を検出すると、該情報装置に格納したデータの使用を不
    可能にすることを特徴とする情報装置。
  2. 【請求項2】 前記情報装置へのデータ入力が、専用の
    固定設置型の入力装置を用いて、行われることを特徴と
    する請求項1記載の情報装置。
  3. 【請求項3】 前記固定設置型の入力装置を用いた情報
    装置へのデータ入力操作時には、前記データ保全動作を
    抑止することを特徴とする請求項2記載の情報装置。
  4. 【請求項4】 前記情報装置へのデータ入力が、該情報
    装置に設けた補助的な入力装置を用いて、行われること
    を特徴とする請求項1記載の情報装置。
  5. 【請求項5】 前記情報装置のデータ保全動作が、所定
    の保留期間後に、実行されることを特徴とする請求項1
    記載の情報装置。
  6. 【請求項6】 前記データ保全動作後に、データ使用を
    可能な状態に復帰させるデータ復帰手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報装置。
  7. 【請求項7】 前記情報装置は、複数の情報装置を用い
    る場合に、各情報装置を個別に、固定設置型の入力装置
    に識別させる認識手段を備えていることを特徴とする請
    求項1記載の情報装置。
  8. 【請求項8】 前記情報装置は、その電源として、充電
    可能な2次電池を備えていることを特徴とする請求項1
    記載の情報装置。
  9. 【請求項9】 前記情報装置は、前記2次電池を充電す
    る電磁波送電の受電手段を備えていることを特徴とする
    前記請求項8記載の情報装置。
  10. 【請求項10】 前記情報装置は、非接触電磁送電の有
    無を検出する受電検出手段を備え、該受電の検出時に
    は、前記データ保全動作を抑止することを特徴とする前
    記請求項9記載の情報装置。
  11. 【請求項11】 前記情報装置は、認証用に送信又は送
    受信する通信手段を備えたことを特徴とする前記請求項
    1記載の情報装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも、データを記憶管理する手
    段と、前記情報装置へのデータ転送手段とを備えている
    ことを特徴とする前記請求項2記載の設置型入力装置。
  13. 【請求項13】 前記設置型入力装置は、少なくとも、
    該入力装置を起動する入力キーを備えていることを特徴
    とする前記請求項12記載の設置型入力装置。
  14. 【請求項14】 前記設置型入力装置は、認証用カード
    のカード情報を読取るカードリーダを備えていることを
    特徴とする前記請求項12記載の設置型入力装置。
  15. 【請求項15】 前記設置型入力装置は、該設置型入力
    装置にセットされた情報装置を個別に識別する識別手段
    を備えていることを特徴とする請求項12記載の設置型
    入力装置。
  16. 【請求項16】 前記設置型入力装置は、該設置型入力
    装置にセットされた情報装置を個別に識別する識別手段
    を備え、該識別した情報装置用の情報データを管理、入
    出力することを特徴とする請求項12記載の設置型入力
    装置。
  17. 【請求項17】 前記設置型入力装置は、非接触な電磁
    波送電の送電手段を備えていることを特徴とする前記請
    求項12記載の設置型入力装置。
  18. 【請求項18】 前記設置型入力装置は、前記電磁波送
    電の送電波を用いて、データ転送することを特徴とする
    前記請求項17記載の設置型入力装置。
  19. 【請求項19】 前記設置型入力装置は、当該入力装置
    が所定の設置位置から移動したことを検出する移動検出
    手段を備えていることを特徴とする請求項12記載の設
    置型入力装置。
  20. 【請求項20】 前記設置型入力装置は、前記移動検出
    手段からの移動検出信号又は電力の供給状態に基づき、
    前記設置型入力装置に格納したデータを使用不可能にす
    るデータ保全動作することを特徴とする請求項19記載
    の設置型入力装置。
  21. 【請求項21】 前記情報装置は、前記装着検出手段に
    より、情報装置の使用者からの離脱を検出して該情報装
    置に格納したデータの使用を不可能にする前に、警報を
    発することを特徴とする請求項1記載の情報装置。
  22. 【請求項22】 前記設置型入力装置は、前記データ保
    全動作前に、警報を発することを特徴とする請求項20
    記載の設置型入力装置。
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