JPH11282771A - 回線接続制御装置 - Google Patents

回線接続制御装置

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JPH11282771A
JPH11282771A JP10084437A JP8443798A JPH11282771A JP H11282771 A JPH11282771 A JP H11282771A JP 10084437 A JP10084437 A JP 10084437A JP 8443798 A JP8443798 A JP 8443798A JP H11282771 A JPH11282771 A JP H11282771A
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connection
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JP10084437A
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Kazufumi Hayashi
和史 林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWWサーバへの処理依頼をキューイングし
てコントロールする装置を導入することにより、ユーザ
が感じるレスポンスの見かけ上の遅さを軽減し、公衆回
線を用いたデータソースへのアクセスに自由度を与える
と同時に、回線利用率を最適化しコストの削減を行う。 【解決手段】 WWWクライアント301からの処理依
頼を解釈する依頼受信オブジェクト303、処理依頼を
管理するキューイングオブジェクト304、接続条件を
算出する接続条件算出オブジェクト324、プロセスを
実行・管理するオブジェクト305、実行結果を管理す
る結果管理オブジェクト306を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はWWW(World
Wide Web)を利用したシステムにおいて、WW
Wリクエストによる回線接続制御を行う装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、WWWを利用したシステムの急速
な普及に伴い、WWWシステムの利用形態はますます多
様化してきている。そしてWWWシステムの利用者が増
加するに従い、新たな利用形態への対応や、より高いレ
ベルのシステムの応答性能が求められるようになった。
【0003】図6は従来のWWWシステムの一例であ
る。図において、101はWWWクライアント側の端
末、108はWWWサーバであり、このWWWサーバ1
08はWWWクライアントからの処理の依頼に応じて後
述する通信プロセスを起動したり、通信プロセスの起動
結果をWWWサーバに返すCGIプロフラム(またサー
バAPIを利用したプログラム)102、CGIプロフ
ラム102を介したWWWクライアントからの処理依頼
に応じて公衆回線経由でWWWサーバをDBサーバに1
07へ接続してDB検索を行う通信プロセス103より
構成されている。尚、通信プロセス103とDBサーバ
107間の通信はモデム104,106、これらモデム
104,106を結ぶ公衆回線により行われる。
【0004】次に従来システムの動作を図7の(a),
(b)に示すフローチャートに従って説明する。WWW
サーバ108の先には公衆回線のインタフェースを利用
したDBサーバ107が接続されている。WWWサーバ
108のCGIプログラム102はWWWクライアント
101からDBサーバ107の検索処理の依頼を受信す
ると(201)、通信プロセス103を起動する(20
2)。そして、通信プロセス103によるデータベース
の検索が終了したならば、CGIプログラム102は検
索結果をWWWクライアント101に返す。このように
WWWクライアント101から処理の依頼を受けるとセ
ッションを開始し、その処理結果が返ってきた時点でセ
ッションを終了する。
【0005】また、通信プロセスおいては、同図の
(b)のフローチャートに示すように、通信プロセスが
起動されるとWWWサーバ108を公衆回線でDBサー
バへ接続し(204)、データベース検索を実行して実
行が完了すると公衆回線を切断する(205,20
6)。検索結果はWWWクライアントで表示可能な形式
(HTML,XML)に変換し(207)、CGIプロ
グラム102を通してWWWクライアント101へ返
す。HTTP(Hyper Text Transfe
r Protocol)はWWWクライアントとWWW
サーバとの間に使用されるコネクションレス型の通信プ
ロトコルである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
WWWシステムはWWWクライアントからの依頼を1つ
のセッションの中で全てを処理する必要があった。その
ため、WWWサーバの先に公衆回線を用いたデータベー
ス接続などがある場合、以下のような問題点があった。
【0007】1.1つの処理が終わる毎に電話回線が切
断されることになり、連続した処理(例えば、検索結果
の絞り込み)を行うことができない。 2.1つの処理依頼がある毎に電話をかけ直すことにな
り、電話回線が繋がるまでの無駄な時間が毎回発生す
る。 3.データベースでの大量のデータ検索など、非常に時
間のかかる処理を行う場合、検索処理が終わるまでユー
ザ(WWWクライアント)は同じページで待ち続けなけ
ればならない(ページを切り替えるとセッションが切断
されてしまい、結果を得ることができないため。)。 4.公衆回線の接続時間を短縮するため、通信プロセス
とDBサーバを常時接続しておくと、回線が占有されて
しまい、回線の有効利用ができない。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、公衆回線を用いてのデータベー
スへのアクセスのような、非常に時間のかかる処理を行
う場合でも、処理依頼だけを先に出し、後から自由に実
行結果を取得することや、連続接続により接続時間の短
縮を行うことができる回線接続制御装置を得ることを目
的とする。
【0009】更に、接続条件を適切に設定することで、
通常の接続と連続接続を自動的に切り替えることを可能
とし、回線利用料金や通話料金を最小に抑えることがで
きると共に、WWWクライアントの操作に自由度を与え
ることができる回線接続制御装置を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る回
線接続制御装置は、コネクションレス型通信により、公
衆回線を用いてデータソースをアクセスしてクライアン
トに結果を提供するものにおいて、クライアントからの
処理依頼を解釈して管理する管理手段と、この管理手段
に管理された処理依頼を読みだし、処理依頼内容に応じ
て上記データソースをアクセスする回線接続プロセスを
選択する選択手段と、アクセス結果を保存し、前記クラ
イアントからの結果取得依頼に応じて前記アクセス結果
を前記クライアントに返送する結果返送手段とを備えた
ものである。
【0011】請求項2の発明に係る回線接続制御装置
で、選択手段は処理依頼の頻度を算出し、処理依頼があ
る毎に回線接続を行う単発回線接続プロセス、連続的に
回線接続を行う連続接続プロセスとを頻度に応じて選択
するものである。
【0012】請求項3の発明に係る回線接続制御装置
で、選択手段は、処理依頼がある毎に回線接続を行う単
発回線接続プロセスと、連続的に回線接続を行う連続接
続プロセスとのうちで、公衆回線の使用料金が安くなる
回線接続プロセスを起動するものである。
【0013】請求項4の発明に係る回線接続制御装置
で、選択手段は、設定された条件に応じて回線接続プロ
セスを、処理依頼がある毎に回線接続を行う単発回線接
続プロセス、連続的に回線接続を行う連続接続プロセス
との間で相互に切り替えるものである。
【0014】請求項5の発明に係る回線接続制御装置
で、選択手段は、管理手段に管理された処理依頼より処
理依頼終了を読み出すまで選択した回線接続プロセスを
継続して起動し、データソースのアクセスを追加するも
のである。
【0015】請求項6の発明に係る回線接続制御装置
で、管理手段はクライアントからの処理依頼を解釈する
と受付ID番号を採番して処理依頼を管理すると共に、
前記採番した受付ID番号を前記クライアントに知ら
せ、結果返送手段は送られてきた受付IDに基づいて該
当アクセス結果を当該クライアントに送るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下この発明に係る回線接続制御
装置を図1について説明する。図1は本発明に係る回線
接続制御装置を含んだWWWシステムの構成図である。
図1において、301はWWWクライアント側の端末、
302はWWWクライアント301をより新規処理依頼
を受けたり、処理結果をWWWクライアント301に返
すWWWサーバ322中のCGIプログラム、323は
WWWサーバ322からの処理の依頼の受信/管理、D
Bサーバ313,317,321への公衆回線接続制
御、処理結果の管理/送信等を行う回線接続制御装置で
ある。
【0017】この回線接続制御装置323は5つのオブ
ジェクトと3種類のプロセスから成り立つ。 ・ 依頼受信オブジェクト303はCGIプログラムか
ら依頼を受信したり結果を返信する。キューオブジェク
ト304は処理受信オブジェクト303から受信した依
頼をキューイングする。 ・ プロセス管理オブジェクト305はDBサーバに接
続されるプロセスの起動、実行中のプロセスの管理など
を行う。 ・ 結果管理オブジェクト306は依頼された検索処理
の実行結果の管理を行う。 ・ 接続条件算出オブジェクト324は設定された検索
頻度や回線接続金額などによって何れの接続プロセスを
通してDBサーバに接続するか、接続条件を算出する。
【0018】ここで、接続プロセスとして以下の3つの
プロセスが考えられる。 ・ 単発接続プロセス307:1つの依頼を処理した
後、自動的に公衆回線の接続を終了する。 ・ 継続接続プロセス308:処理結果を保持し、終了
依頼が来るまで、何度でも追加処理を行う。 ・ 連続接続プロセス309:システムのサービスとし
て起動され、連続的に回線と接続される。
【0019】以下に本発明における回線接続制御装置の
基本動作を説明する。新規処理依頼が、WWWクライア
ント301からWWWサーバ322へ送られた場合、新
規処理依頼は依頼受信オブジェクト303へ伝えられ
る。依頼受信オブジェクト303はユニークな受付ID
を採番し、新規処理依頼オブジェクトを生成してキュー
オブジェクト304に追加してから受付IDをCGIプ
ログラム302を通してWWWクライアント301へ返
す(1セッションの終了)。
【0020】プロセス管理オブジェクト305はキュー
オブジェクト304に追加された新規処理依頼オブジェ
クトを順次取り出し、適切なプロセスを実行する(この
プロセスはスレッドに置き換えることもできる)。この
時、接続条件が設定されている場合には、接続条件算出
オブジェクト324が接続条件を算出し、その結果に従
い実行する接続プロセスを切り替える。起動された接続
プロセスは処理を行い、実行結果をオブジェクトとして
結果管理オブジェクト306に保存される。
【0021】WWWクライアント301から追加処理依
頼がWWWサーバ322へ送られた場合、CGIプログ
ラム302は追加処理依頼を依頼受信オブジェクト30
3へ伝える。依頼受信オブジェクト303は追加処理依
頼オブジェクトをキューオブジェクト304に追加する
(1セッションの終了)。プロセス管理オブジェクト3
05はキューオブジェクト304に追加された追加処理
依頼オブジェクトを順次取り出し、同じ受付IDを持つ
既に実行中の接続プロセスへ追加処理依頼オブジェクト
を渡す。
【0022】追加処理依頼オブジェクトを受け取った接
続プロセスは、追加の処理を行い実行結果をオブジェク
トとして結果管理オブジェクト306に保存する。WW
Wクライアント301から、結果取得処理依頼が受付I
Dと共にWWWサーバ322へ送られた場合、依頼受信
オブジェクト303へ伝えられる。
【0023】依頼受信オブジェクト303は結果取得依
頼を受付IDと共に結果管理オブジェクト306へ出
す。依頼を受け取った結果管理オブジェクト306は、
同じ受付IDを持つ実行結果オブジェクトを取り出し
て、WWWクライアント301で表示可能な形式へ変換
した後、依頼受信オブジェクト303、WWWサーバ3
22を通してWWWクライアント301へ返す。
【0024】次に、接続プロセスを上記で説明した4つ
の場合に分けて本発明の各実施の形態を説明する。以下
に説明する接続方式自動選択とは単発接続または連続接
続を予め設定された条件によってWWWサーバ側で自動
的に切り替えるものを指す。また、各接続プロセスにお
いて、(x対y)はリクエストの回数xに対して結果を
受け取ることのできる回数yを示す。 ・ 単発接続リクエストは(1対1)である。 ・ 継続接続リクエストは(n対n)である。 ・ 連続接続リクエストは(1対1)である。 ・ 接続方式自動選択は(1対1)である。
【0025】実施の形態1.本実施の形態では、単発接
続リクエスト(1対1)すなわちWWWクライアントか
らの1つの新規処理依頼に対して1つの結果を返す場合
を図2の(a)〜(f)及び図3〜図5のフローチャー
トに従って説明する。
【0026】WWWサーバ322はWWWクライアント
301から処理依頼を受けつけると(401)、依頼受
信オブジェクト303へ依頼内容を渡す(402)。単
発接続リクエストは必ず新規処理依頼であるため(40
5)、依頼内容を受け取った依頼受信オブジェクト30
3はユニークな受付IDを採番(411)し、新規処理
依頼オブジェクトを生成(412)してキューオブジェ
クト304へ追加(413)する。
【0027】キューオブジェクト304に新規処理依頼
オブジェクトを追加したら、受付IDをWWWクライア
ント301へ返す403。この時点で新規処理依頼のセ
ッションは終了する。
【0028】キューオブジェクト304に追加されてい
る新規処理依頼オブジェクトは、プロセス管理オブジェ
クト305によって1つずつキューオブジェクト304
から取り出され(501)、適切な接続プロセスを起動
する(602)。起動された接続プロセスは単発接続で
あるため、処理終了後に処理結果オブジェクトを生成
し、結果管理オブジェクト306に保存して実行を終了
する。
【0029】WWWサーバ322はWWWクライアント
301から受付IDを付加した結果取得処理依頼を受け
付けると依頼受信オブジェクト303へ依頼内容を渡す
(402)。依頼内容は結果取得処理依頼であるため
(410)、依頼受信オブジェクト303は結果管理オ
ブジェクト306へ結果取得依頼を渡す。結果取得依頼
を受け取った結果管理オブジェクト306は、結果取得
依頼の受付IDと保存されている実行結果オブジェクト
に含まれる受付IDを照合し(419)、合致する実行
結果オブジェクトから実行結果を取り出し(420)、
WWWクライアントで表示可能な形式へ変換し(42
1)、変換された実行結果を依頼受信オブジェクト30
3へ返す。
【0030】実行結果を受け取った依頼受信オブジェク
ト303は、実行結果をWWWクライアント301へ返
し(403)、この時点で結果取得依頼のセッションは
終了すると同時に、単発接続リクエスト(1対1)に対
する一連の処理も終了する。
【0031】実施の形態2.本実施の形態では、継続接
続リクエスト(n対n)、即ちWWWクライアントから
の複数(新規+追加+...)の処理依頼に対して同数
の結果を返す場合、つまり前回の結果を加味(例えば、
前回の検索結果にAND条件を付加して結果の絞り込み
を行うなど)した追加処理依頼を複数回行う場合を説明
する。
【0032】WWWサーバ322はWWWクライアント
301から新規処理依頼を受けつけると依頼受信オブジ
ェクトへ依頼内容を渡す(401,402)。依頼内容
は新規処理依頼であるため(405)、依頼内容を受け
取った依頼受信オブジェクト303はユニークな受付I
Dを採番(411)し、新規処理依頼オブジェクトを生
成(412)してキューオブジェクト304へ追加する
(413)。キューオブジェクト304に新規処理依頼
オブジェクトを追加したら、受付IDをWWWクライア
ント301へ返す(403)。この時点で新規処理依頼
のセッションは終了する。
【0033】キューオブジェクト304に追加されてい
る新規処理依頼オブジェクトは、プロセス管理オブジェ
クト305によって1つずつキューオブジェクトから取
り出され(501)、適切な接続プロセスを起動する
(602)。起動されたプロセスは継続接続であるた
め、処理終了後に処理結果オブジェクトを生成し結果管
理オブジェクト306に保存した後も追加処理依頼が来
るのを待つ。
【0034】WWWサーバ322はWWWクライアント
301から受付IDを付加した結果取得処理依頼を受け
付けると依頼受信オブジェクト303へ依頼内容を渡す
(402)。このオブジェクトは結果取得処理依頼であ
るため(410)、依頼受信オブジェクト303は結果
管理オブジェクト306へ結果取得依頼を渡す。
【0035】結果取得依頼を受け取った結果管理オブジ
ェクト306は、結果取得依頼の受付IDと保存されて
いる実行結果オブジェクトに含まれる受付IDを照合し
(419)、合致する実行結果オブジェクト(420)
から実行結果を取り出してWWWクライアント301で
表示可能な形式へ変換(421)し、変換された実行結
果を依頼受信オブジェクトへ返す。実行結果を受け取っ
た依頼受信オブジェクト303は、実行結果をWWWク
ライアント301へ返し(403)、この時点で結果取
得依頼のセッションは終了すると同時に、1組の処理依
頼、結果取得依頼の処理も終了する。
【0036】WWWサーバ322はWWWクライアント
301から前回の処理依頼の結果を加味した追加処理依
頼を受けつけると、依頼受信オブジェクト303へ依頼
内容を渡す(402)。依頼内容は追加処理依頼である
ため(407)、依頼内容を受け取った依頼受信オブジ
ェクト303は追加処理依頼オブジェクトを生成し(4
14)、キューオブジェクト304へ追加(415)す
る。
【0037】キューオブジェクト304に追加処理依頼
オブジェクトを追加したら、受付ID(新規処理依頼と
同じID)をWWWクライアントへ返す(403)。こ
の時点で追加処理依頼のセッションは終了する。
【0038】キューオブジェクト304に追加されてい
る追加処理依頼オブジェクトは、プロセス管理オブジェ
クト305によって1つずつキューオブジェクト304
から取り出され(501)、追加処理依頼の受付IDと
既に実行されているプロセスに含まれる受付IDを照合
し(503)、合致したプロセス(継続接続プロセス)
へ追加処理依頼オブジェクトを渡す(504)。追加処
理依頼オブジェクトを受け取ったプロセスは継続接続で
あるため、処理終了後に処理結果オブジェクトを生成し
保存した後も追加処理依頼が来るのを待つ。
【0039】追加処理依頼の結果取得も新規処理依頼の
場合と全く同様にして行われる。追加処理依頼は何度で
も行うことが可能であり、追加処理依頼に終了のフラグ
がセットされていた場合にのみ、実行されている継続プ
ロセスは処理を終了する。終了フラグにより継続プロセ
スが終了した時点で、継続接続リクエスト(n対n)に
対する一連の処理も終了する。
【0040】実施の形態3.本実施の形態では、連続接
続リクエスト(1対1)、即ちシステムのサービスとし
て常にプロセスが立ち上がっていて、かつWWWクライ
アント301からの1つの処理依頼に対して1つの結果
を返す場合を説明する。
【0041】WWWサーバ322はWWWクライアント
301から連続処理依頼を受けつけると依頼受信オブジ
ェクトへ依頼内容を渡す(401,402)。依頼内容
は連続処理依頼であるため(409)、依頼内容を受け
取った依頼受信オブジェクトはユニークな受付IDを採
番(416)し、連続処理依頼オブジェクトを生成(4
17)してキューオブジェクト304へ追加する(41
8)。
【0042】キューオブジェクト304に連続処理依頼
オブジェクトを追加したら、受付IDをWWWクライア
ント301へ返す(403)。この時点で連続処理依頼
のセッションは終了する。
【0043】キューオブジェクト301に追加されてい
る連続処理依頼オブジェクトは、プロセス管理オブジェ
クト305によって1つずつキューオブジェクト304
から取り出され(501)、連続処理依頼に指定されて
いるプロセス名(実行されている連続接続プロセスを特
定するための一意な名前)と同じ名前の連続接続プロセ
スへ連続処理依頼オブジェクトを渡す(603,60
4)。連続処理依頼オブジェクトを受け取ったプロセス
は連続接続であるため、処理終了後に処理結果オブジェ
クトを生成し結果管理オブジェクト306に保存した後
も接続を終了することはない。
【0044】WWWサーバ322はWWWクライアント
301から受付IDを付加した結果取得処理依頼を受け
付けると依頼受信オブジェクトへ依頼内容を渡す(40
2)。結果取得依頼であるため(410)、依頼受信オ
ブジェクト303は結果管理オブジェクト306へ結果
取得依頼を渡す。
【0045】結果取得依頼を受け取った結果管理オブジ
ェクト306は、結果取得依頼の受付IDと保存されて
いる実行結果オブジェクトに含まれる受付IDを照合し
(419)、合致する実行結果オブジェクト(420)
から実行結果を取り出してWWWクライアント301で
表示可能な形式へ変換し(421)、変換された実行結
果を依頼受信オブジェクト303へ返す。
【0046】実行結果を受け取った依頼受信オブジェク
ト303は、実行結果をWWWクライアントへ返し(4
03)、この時点で結果取得依頼のセッションは終了す
ると同時に、連続接続リクエスト(1対1)に対する一
連の処理も終了する。
【0047】実施の形態4.本実施の形態では、接続方
式自動選択(1対1)、即ち予め設定された条件によっ
てWWWサーバ側で起動するプロセス(単発接続または
連続接続)を自動的に切り替え、WWWクライアントか
らの1つの処理依頼に対して1つの結果を返す場合を説
明する。
【0048】本実施の形態と実施の形態1および3との
違いは、接続方式自動選択を行うということが予め回線
接続制御装置に設定されており、プロセス管理オブジェ
クト305が接続条件算出オブジェクト324の返す結
果によって起動するプロセスの選択および連続接続プロ
セスの終了を自動的に制御するということである。
【0049】接続条件算出オブジェクト324に回線接
続頻度、回線使用料金等を基本とした様々な条件算出ル
ールを持たせることにより、最適な接続形態を選択する
ことが可能である。なお、本実施の形態ではプロセス管
理オブジェクトがプロセスを起動する動作に関してのみ
述べる。
【0050】プロセス管理オブジェクト305はキュー
オブジェクト304から処理依頼オブジェクトを取り出
し、その取り出された処理依頼オブジェクトが追加処理
依頼オブジェクトでなく(502)、接続方式自動選択
の設定が行われていた場合(505)には接続方式自動
選択を行う(507:図3)。
【0051】プロセス管理オブジェクト305は統計情
報を得るため接続処理依頼の接続先などを記録し(70
1)、接続条件算出オブジェクト324に問い合わせ、
その時点での連続接続条件を満たしているかをチェック
する(702)。
【0052】連続接続条件を満たしていた場合、例えば
所定の接続先の接続処理依頼頻度が大きい場合には連続
接続プロセスを起動するか、既に実行中のプロセスへ処
理内容を渡す(703)。接続処理依頼頻度が小さく連
続接続条件を満たしていない場合は、そして連続接続プ
ロセスが実行中の場合はそのプロセスを終了し(70
7)、単発接続プロセスを起動する(708,70
9)。単発接続プロセスおよび連続接続プロセスの動作
は実施の形態1,3の場合と同様である。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、コネクション
レス型通信により、公衆回線を用いてデータソースをア
クセスしてクライアントに結果を提供するものにおい
て、クライアントからの処理依頼を解釈して管理する管
理手段と、この管理手段に管理された処理依頼を読みだ
し、処理依頼内容に応じて上記データソースをアクセス
する回線接続プロセスを選択する選択手段と、アクセス
結果を保存し、前記クライアントからの結果取得依頼に
応じて前記アクセス結果を前記クライアントに返送する
結果返送手段とを備え、処理依頼だけを先に出し、後か
ら自由に実行結果を取得することで実行結果取得のため
の公衆回線接続の煩わしさを解消できるという効果があ
る。
【0054】請求項2の発明によれば、選択手段は処理
依頼の頻度を算出し、処理依頼がある毎に回線接続を行
う単発回線接続プロセス、連続的に回線接続を行う連続
接続プロセスとを頻度に応じて選択するようにしたこと
で、クライアントの操作に自由度を与えることができる
という効果がある。
【0055】請求項3の発明によれば、選択手段は、処
理依頼がある毎に回線接続を行う単発回線接続プロセス
と、連続的に回線接続を行う連続接続プロセスとのうち
で、公衆回線の使用料金が安くなる回線接続プロセスを
起動するようにしたことで、回線利用料金や通話料金を
最小に抑えることができるという効果がある。
【0056】請求項4の発明によれば、選択手段は、設
定された条件に応じて回線接続プロセスを、処理依頼が
ある毎に回線接続を行う単発回線接続プロセス、連続的
に回線接続を行う連続接続プロセスとの間で相互に切り
替えるようにしたことで、公衆回線を用いてのデータベ
ースへのアクセスのような、非常に時間のかかる処理を
行う場合でも、連続接続により接続時間の短縮を行うこ
とができるという効果がある。
【0057】請求項5の発明によれば、選択手段は、管
理手段に管理された処理依頼より処理依頼終了を読み出
すまで選択した回線接続プロセスを継続して起動し、デ
ータソースのアクセスを追加するようにしたことで、公
衆回線を用いてのデータベースへのアクセスのような、
非常に時間のかかる処理を行う場合でも、連続した処理
を行うことができるという効果がある。
【0058】請求項6の発明に係る回線接続制御装置
で、管理手段はクライアントからの処理依頼を解釈する
と受付ID番号を採番して処理依頼を管理すると共に、
前記採番した受付ID番号を前記クライアントに知ら
せ、結果返送手段は送られてきた受付IDに基づいて該
当アクセス結果を当該クライアントに送るようにしたこ
とで、処理依頼の管理およびクライアントによる処理結
果の読み出しが容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回線接続制御装置を組み込んだWWWシステ
ムの構成図である。
【図2】 回線接続制御装置の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図3】 プロセス起動の処理を説明するフローチャー
トである。
【図4】 非接続方式自動選択の処理を説明するフロー
チャートである。
【図5】 接続方式自動選択の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図6】 従来のWWWシステムの構成図である。
【図7】 従来のWWWシステムの処理を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 301 WWWクライアント、303 依頼受信オブジ
ェクト、304 キューオブジェクト、305 プロセ
ス管理オブジェクト、306 結果管理オブジェクト、
307 単発接続プロセス、308継続接続プロセス、
309 連続接続プロセス、313、316、321
DBサーバ、322 WWWサーバ、323 回線接続
制御装置、324 接続条件算出オブジェクト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクションレス型通信により、公衆回
    線を用いてデータソースをアクセスしてクライアントに
    結果を提供するものにおいて、クライアントからの処理
    依頼を解釈して管理する管理手段と、この管理手段に管
    理された処理依頼を読みだし、処理依頼内容に応じて上
    記データソースをアクセスする回線接続プロセスを選択
    する選択手段と、アクセス結果を保存し、前記クライア
    ントからの結果取得依頼に応じて前記アクセス結果を前
    記クライアントに返送する結果返送手段とを備えたこと
    を特徴とする回線接続制御装置。
  2. 【請求項2】 選択手段は処理依頼の頻度を算出し、処
    理依頼がある毎に回線接続を行う単発回線接続プロセ
    ス、連続的に回線接続を行う連続接続プロセスとを頻度
    に応じて選択することを特徴とする請求項1に記載の回
    線接続制御装置。
  3. 【請求項3】 選択手段は、処理依頼がある毎に回線接
    続を行う単発回線接続プロセスと、連続的に回線接続を
    行う連続接続プロセスとのうちで、公衆回線の使用料金
    が安くなる回線接続プロセスを起動することを特徴とす
    る請求項1に記載の回線接続制御装置。
  4. 【請求項4】 選択手段は、設定された条件に応じて回
    線接続プロセスを、処理依頼がある毎に回線接続を行う
    単発回線接続プロセス、連続的に回線接続を行う連続接
    続プロセスとの間で相互に切り替えることを特徴とする
    請求項1に記載の回線接続制御装置。
  5. 【請求項5】 選択手段は、管理手段に管理された処理
    依頼より処理依頼終了を読み出すまで選択した回線接続
    プロセスを継続して起動し、データソースのアクセスを
    追加することを特徴とする請求項1に記載の回線接続制
    御装置。
  6. 【請求項6】 管理手段はクライアントからの処理依頼
    を解釈すると受付ID番号を採番して処理依頼を管理す
    ると共に、前記採番した受付ID番号を前記クライアン
    トに知らせ、結果返送手段はクライアントより送られて
    きた受付IDに基づいて該当アクセス結果を当該クライ
    アントに送ることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れかに記載の回線接続制御装置。
JP10084437A 1998-03-30 1998-03-30 回線接続制御装置 Pending JPH11282771A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001312442A (ja) * 2000-03-20 2001-11-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データ処理システムにおいてアプリケーションへのアクセスを提供する方法および装置
JP2002245086A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Mitsubishi Electric Corp 検査データ抽出装置及び検査データ抽出方法

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