JP2005526305A - 無線装置のためにインターネット・コンテンツを取得する方法および装置 - Google Patents

Abstract

インターネット・サーバなどの所望のコンテンツ・サーバ（２１０ａ）、および所望のサーバからの所望のコンテンツを少なくともいつ記録開始するかを定義する制御記述データ（４２０）の少なくとも両方と、（ＵＲＬ以外の）コード（１１８）を関連付けることにより、無線装置のためにコンテンツをより効率的に取得する方法および装置が提供される。これは、例えば、開始記録時間（４０８）や他の情報をなどの記録記述データを含むことができる。例えばインターネットを介して、複数の無線装置からアクセス可能なコード・サーバ（１０４）は、ユーザごとに、コード（１１８）を、関連する制御記述データ（４２０）と共に記憶する。コード・サーバ（１０４）は、コード・サーバ（１０４）によって提供された制御記述データ（４２０）中に含まれた記録開始時間データ（４０８）に応答して、所望のコンテンツを時間ベースで容易に取得できるようにするために、記憶された制御記述データ（４２０）を無線装置（２０２）に提供する。

Description

本発明は、一般に無線通信システムに関し、より詳細には、インターネットやイントラネットなどのネットワークからコンテンツを取得し、捕捉することに関する。

インターネットは、オーディオ、ビデオ、他の情報コンテンツなど、捕捉すべき多量の情報を提供する。取得される可能性のある情報は多くあるが、ユーザにとって管理しやすい自動化された検出および捕捉システムを得ることは非常に困難である。

例えば、いくつかのソフトウェア・アプリケーションは、コンピュータや、電話、ＰＤＡ、もしくは他のイントラネット装置などの可搬型無線装置に、保存される、ＵＲＬのリストなどユーザが作成できるホット・キーまたはブックマークを提供する。しかし、このようなリンクは、通常移植できず、ウェブ・ブラウザによりローカルに記憶される。他の情報識別またはリンク・システムでは、例えば、ユーザによるアクセスが可能な適切なリンクを識別するように、ユーザが自分独自のホームページを独自作成することができる。しかし、通常このようなページの独自作成技法では、インターフェースによって実行され得る機能をユーザが独自作成することができない。

ビデオ・コンテンツが、インターネットまたは他の適切なネットワークを介してより容易に入手可能になってきているので、インターネットから捕捉された情報の選択および整理を単純化する方法および装置を提供することが望ましい。

さらに、ビデオ・コンテンツまたは他の情報の所与のロケーションまたはアドレスに関連する、多くのＵＲＬおよび他の識別情報は、本質的に長く、記憶するのが困難である。
関連のない分野ではあるが、ＶＣＲ＋記録装置は、指標などの数字を割り当てて、記録時間、および関連するテレビのチャンネルまたはケーブルのチャンネルをマップする。その指標は、例えば、ＶＣＲによって、その内部クロックが指標マップで埋め込まれた時間に一致したとき、プログラムを記録するために使用される。これは、ネットワークに基づくシステムではなく、通常ユーザがＶＣＲによる記録以外の他の機能を選択することができない、プログラム記録メカニズムである。

したがって、情報の選択および整理を単純化して、複数の無線装置のうちの１つ以上が、インターネットまたは他の適切なネットワークからコンテンツを捕捉できるようにする方法および装置が求められている。

簡単には、無線装置のためにコンテンツをより効率的に取得する方法および装置を提供する。この方法および装置は、所望のコンテンツを含むインターネット・サーバなど所望のサーバまたは宛先ＵＲＬの少なくとも両方を有するコード（ＵＲＬ以外のものが好ましい）と関連している。コード（例えば、指標）は、所望のサーバ、ならびにその所望のサーバから所望のコンテンツをいつ記録開始するかを少なくとも定義する制御記述データと関連する。このコードは、例えば、開始記録時間や他の情報などの記録記述データを含むことができる。この方法および装置では、関連した制御記述データと共にコードを記憶する、例えば、インターネットまたは他のネットワークを介してアクセス可能なコード・サーバも使用する。コード・サーバは、そのコードに基づいてインターネットのコンテンツ
を無線装置によって容易に取得できるように、記憶した制御記述データを無線装置に提供する。例えば、無線装置は、コード・サーバによって提供された制御記述データ中に含まれる記録開始時間データに応答して、所望コンテンツの時間ベースの取得を行う。

一実施形態では、コード・サーバは、複数の加入者無線装置からコードを受け取り、関連する制御記述データをそれぞれが有する複数のコードを含む、サーバ・コード・データベースを生成することにより、関連する制御記述データと共にこのコードを記憶する。所望の場合、コード・サーバは、複数のコードのそれぞれおよびコードが行うことについての記述が含まれる、複数の加入者無線装置によってアクセス可能なオンライン・ディレクトリを公開する。さらに、無線装置は、この無線装置のユーザに対してトランスペアレントであるが、コード・サーバにアクセス要求を行い、コード・サーバから送り返された制御記述データを使用して、所望のコンテンツを取得する。

添付の図で、本発明を限定ではなく例として説明する。図面中、同じ参照は同じ要素を示す。

図１は、本発明の１実施形態による通信システム１００の１例を示す。通信システム１００は、１つ以上のクライアント装置１０２、コード・サーバ１０４、およびインターネット、イントラネット、もしくは他の適切な任意のネットワークなどのネットワーク１０６を含む。さらに、通信システム１００は、クライアント装置１０２と関連するクライアント・コンテンツ記録装置１０８を含むことができる。同じ装置中に、クライアント装置１０２およびクライアント・コンテンツ記録装置１０８を含むことができる。例えば、クライアント装置がインターネット装置である場合、クライアント・コンテンツ記録装置は、関連する必要なメモリを有する、ソフトウェアまたはハードウェアのビデオ／オーディオ記録回路でよい。クライアント装置１０２は、コード・プログラミング装置として動作し、したがって、デジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、ディスクリート・ロジック回路、状態マシン、または他の適切な任意の構造などの１つまたは複数の処理回路によりメモリから実行可能な適切なソフトウェア・アルゴリズムを有する。

コード・サーバ１０４は、適切な通信リンク１１０を介してネットワーク１０６と通信する任意の適切なサーバでよい。クライアント装置１０２およびクライアント・コンテンツ記録装置１０８は、適切なリンク１１２および１１４をそれぞれ介して、ネットワーク１０６と動作可能に通信をすることもできる。コード・サーバは、さらに以下で述べるように、コード１１８と、ＵＲＬなど、ネットワーク１０６内の所望のサーバの宛先アドレスなどの、関連するコンテンツ・ソース・ロケーション・データ１２０とを含むコード・サーバ・データベース１１６を備える。

図２は、例えば、クライアント装置１０２として動作し、記録ソフトウェア・アプリケーション２０６の形のクライアント・コンテンツ記録装置１０８も含む、無線装置２０２を含む無線通信システム２００を示す。無線装置２０２は、クライアント装置コード・プログラム２０４（ソフトウェア・アプリケーション）と、これだけに限らないが、ＤＳＰ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または実行可能な命令を実行する任意の適切な処理装置など、対応する処理回路２０５とを備える。別法として、処理回路２０５は、個別の論理装置、または本明細書に記載の動作を行うことが可能な他の非ソフトウェア・ベースの装置とすることができる。無線装置２０２は、無線リンク２１０を介して、セルラ（ｃｅｌｌｕｌａｒ）・システムや他の適切な任意の無線システムなどの無線システム２０８と無線で結合される。次いで、無線システム２０８は、インターネットや他の適切なネットワークなどのネットワーク１０６と動作可能なように結合される。図示のよ
うに、コード・サーバ１０４は、ネットワーク１０６の内部に位置する他のサーバ２１０ａ〜２１０ｎに関連するＵＲＬまたは記述情報１１６を含む。

図３および図４を参照すると、無線装置、特にクライアント装置内部のウェブ・ブラウザによって時間ベースのフェッチ動作を行う無線装置のためにコンテンツを取得する方法が示されている。ブロック３００で示すように、この方法は、コード・サーバ１０４でユーザを認証することを含む。以下の説明では、これに限定するものではないが、本発明では、ネットワークとしてインターネットに関して説明する。しかし、他の適切な任意のネットワークを使用することができることも理解されよう。コード・サーバ１０４でのユーザ認証は、例えば、コード・サーバへの安全なアクセスが容易にできるように、無線装置１０２とコード・サーバの間でパスワードを交換する任意の従来の方法によって実施することができる。ブロック３０２で示すように、この方法は、ユーザにコード・プログラム２０４などにより、プログラミング・コード入力インターフェースを提供することを含む。プログラミング・コード入力インターフェース４００の１例を図４に示す。プログラミング・コード入力インターフェース４００を用いると、ユーザに、インターネットからコンテンツを取得するために新しいコードを作成したいか否か選択させ、制御記述データ４２０を入力させることができる。ユーザが新しいコードの取得を選択した場合、この方法は、ブロック３０４で示すように、コード・サーバ１０４が、７桁のコードなどのコード１１８を、ユーザがセットアップしたい個々のトランザクションに割り当てることを含む。あるいは、コード・サーバにコードを割り当てさせるのではなく、プログラミング・コード入力インターフェース４００は、ユーザが自分自身のコードを独自作成できるボタンまたは他の適切な活動化装置を有することもできる。

ブロック３０６で示すように、コード１１８が割り当てられた後、コード・サーバは、コード情報を無線装置に送り、したがって無線装置がコード・フィールド４０２に割り当てられたコードを取り込む（ｐｏｐｕｌａｔｅ）ことができる。ユーザは、宛先サーバのアドレスまたはＵＲＬなど、所望のコンテンツを含むサーバのソース・ロケーション・データ１２０を選択し、またはその他の形で入力する。例として、ユーザは、所望のサーバ・フィールド４０４中に宛先ＵＲＬを入力することができる。ブロック３０８で示すように、所望のサ−バ・フィールド４０４中への宛先ＵＲＬの入力に応答して、クライアント装置コード・プログラム２０４は、ウェブ・ブラウザを呼び出して宛先ＵＲＬを呼び出し、このＵＲＬによって、ユーザへの表示のために関連するホームページが提示される。ブロック３１０で示すように、ユーザは、ホームページから記録すべき所望のオーディオまたはビデオ・プログラムを選択することができる。所望のプログラムを選択するために、ユーザは、プログラム指定フィールド４０６にプログラム名を入力することができ、または所望の場合、例えば、個々の映画またはオーディオのタイトルをダブル・クリックし、それによって、ホームページ・アプリケーションが、プログラム指定フィールド４０６に自動的に取り込むために、プログラム名情報をプログラミング・コード入力インターフェースに送ることもできる。同様に、プログラミング・コード入力インターフェース４００の残りのフィールドは、ユーザによる手動入力、またはクリック／応答方式による入力によってデータを取り込むこともできる。したがって、記録開始時間フィールド４０８が入力され、記録終了時間フィールド４１０が入力され、記録速度フィールド４１２が入力され、例えば記録されたプログラムを記憶する場所を示す、記憶ロケーション・フィールド４１４が入力される。さらに、パスワード・フィールド４１６など、コンテンツへのアクセス権を得るために必要なパスワードを識別するフィールドなどの他のフィールドもまた入力される。さらに、ユーザが選択したビデオおよびオーディオの品質レベルを示す、オーディオまたはビデオ品質レベル・フィールド４１８も入力される。所望の場合、他の適切な任意のフィールドも使用できることが理解されよう。プログラミング・コード入力インターフェース４００にデータが取り込まれた後、コード・フィールド４０２以外のフィールドは、所望のインターネット・サーバのための制御記述データ４２０として動作する
。制御記述データ４２０は、情報コンテンツを捕捉する際に実施されるユーザが選択した機能を、定義する助けとなる。この例では、パスワードの機能が、所望のサーバ・フィールド４０４によって示された宛先アドレスに位置する個々のコンテンツへのアクセスを可能とするために必要となる。したがって、プログラミング・コード入力インターフェース４００を提供するクライアント・コード・プログラム２０４は、コード・サーバに対して一種のデータベース・データ・プロバイダとして動作する。コード・サーバ１０４は、コード記述データ４２０がコード・サーバに送られた場合、制御記述データ４２０とコード４０２の関連付けを行うこともできる。クライアント装置は、不必要に大容量の情報を記憶することを回避するために、コード情報および関連する制御記述データ４２０を記憶しないことが好ましい。コード１１８の関連付けは、所望のインターネット・サーバに対して、ブロック３２０で示すように、コード４０２を制御記述データ４２０と関連させるコード・サーバによって行われる。

ブロック３２２で示すように、この方法は、プログラミング・コード入力インターフェースが適切にデータを取り込んだ後、無線装置とインターネット・コード・サーバ１０４の間でのＩＰ接続のセットアップを含む。インターネット・コード・サーバは、コード１１８を、関連する制御記述データ４２０と共にコード・サーバ・データベースにユーザごとに記憶し、したがって、各ユーザは、そのデータベースに関連させた複数の異なるコ−ド、およびその各必要なコードと関連させた複数の異なる制御記述データを得ることができる（例えば、図６を参照のこと）。これをブロック３２４で示す。したがって、コード・サーバによって提供されるサービスに加入する複数の無線装置および関連ユーザのための、コードの中央データベースをコード・サーバが維持できるように、無線装置は制御記述データ４２０および関連するコード１１８を送る。

ブロック３２６で示すように、ユーザがあるコードを実行したいとき、または個々のコードによって識別されるトランザクションを実施したいとき、ユーザは、クライアント・コード・プログラム２０４によって提供されるインターフェースにコード１１８を入力し、クライアント装置がコード・サーバ１０４との通信リンクをセットアップする。ブロック３２８で示すように、コード・サーバ１０４は、無線装置がコンテンツの記録を実施可能なように制御記述データ４２０を無線装置に提供、すなわち送り返す。したがって、コード・サーバ１０４は、無線装置からのコードの受取りに応答して、記憶した制御記述データを無線装置に戻す。記録時間を制御記述データとして無線装置に戻すこの例では、制御記述データ４２０中に含まれた記録開始時間データに応答して、無線装置が所望のコンテンツを時間ベースで取得が行えるように、無線装置は、クライアント制御プログラムの制御下で、制御記述データ４２０中で識別された宛先ＵＲＬとコンタクトするために適切な記録時間が来るのを待つ。

さらに、前記の工程３２４で示すように、コード・サーバ１０４は、関連する制御記述データをそれぞれが有する複数のコードを含む、サーバ・コード・データベースを生成し、所望の場合、複数の各コードおよびコードが行うことについての記述を含む、複数の加入者無線装置によってアクセス可能なオンライン・ディレクトリ中で、コードを公開する。例えば、Ｍ０００１で指定されたコードは、プログラム名フィールド４０６から取得された所与のタイトルの映画を記録するという記述と共に、オンライン・ディレクトリ中で提示され得る。このように、オンライン・ディレクトリは、サービスに加入する複数の無線装置によってアクセス可能であり、したがって、ユーザがコードをすべて記憶する必要がなく、例えば、ユーザ名コード、または所望のコードを取得するための他のデータによって検索することができる。

図５は、無線装置のためにコンテンツを取得する１方法を示す。コード・サーバ１０４は、所与のユーザのために、ユーザ・コールバック・データ６００を関連するコードと共
に記憶し、個々のコードに関連する制御記述データに応答して無線装置へのコールバックを開始する。したがって、無線装置は、コード・サーバからのコールバック、呼出し、または他の通信に基づいて、トランスペアレントにプログラムの記録を開始する、あるいはその他の形でインターネットからコンテンツを取得することができる。このコールバック・データは、例えば、無線装置に関連する電話番号、Ｅメール・アドレス、または他の適切な任意のコールバック・データを含み得る。ブロック５００〜５０２は、図３のブロック３００〜３０２と同じである。ブロック５０４で示すように、コード・プログラム２０４がユーザに提示された後、プログラミングが選択された場合、図３に関して前述した制御記述データ４２０の選択に加えて、この方法は、所与のコードまたは１群のコードに関連する、コード・サーバに送り返される情報の一部として、電話番号や連絡先ＵＲＬなどのコールバック・データを提供することを含む。したがって、ユーザは、その無線装置に関連する電話番号と、複数の異なる所望のサーバからの種々のコンテンツを記録または取得するための多くのコードとを有することができる。ブロック５０６で示すように、この方法は、ユーザによって選択された宛先ＵＲＬを受け取り、コンテンツのリストを取得し、制御記述データの入力を続行する。したがって、ブロック５０６〜５１０は、ブロック３０８〜３１０と同じである。

ブロック５１２で示すように、別のデータ部分、すなわちコールバック・データ６００（図６を参照のこと）が、所与のコードおよび制御記述データと関連付けられる。ブロック５１４は、ブロック３２２と同じである。ブロック５１６で示すように、この方法は、コード・サーバが、コードおよび関連する制御記述データに加えて、コールバック・データ６００をユーザごとに記憶することを含む。

図６を参照すると、例えば、任意選択のコールバック・データ６００を含むインターネット・コード・サーバ・データベース１１６が示されている。この例では、無線装置をコールバックするために、ユーザ１のコード１、２、３のそれぞれが所望されたときはいつでも、同じ電話番号がコード・サーバによって使用される。図示のように、コード・サーバ・データベース１１６は、関連する制御記述データ４２０をそれぞれが有する複数のコードを含む。

ブロック５１８で示すように、この方法は、例えば、コード・サーバ１０４が、ユーザごとに、記録フィールド４０８中のデータなど、コード・サーバ１０４によって記憶された記録時間を追跡し、この記録時間を内部クロック（図示せず）と比較することを含む。記録時間に先立って、コード・サーバ１０４は、制御記述データ４２０、すなわちこの例では、個々のコードに関連する時間記録開始時間データに応答して、コールバックを開始する。コールバックの開始は、例えば、コールバック・データ、すなわち電話番号に基づいてセルラ・ネットワークにコンタクトする（ｃｏｎｔａｃｔ）ことによって行われ得る。通信が確立された後、コード・サーバ１０４が、いつ記録を開始するか、宛先ＵＲＬは何か、および他の適切な制御記述データに関する通知を、適切な制御記述データと共に無線装置２０２に送る。次いで、無線装置２０２は、ユーザにとってトランスペアレントに、あるいは所望の場合ユーザの了解に基づき、コンテンツの取得を制御記述データ４２０に基づいて開始する。これを、例えばブロック５２０で示す。

１例では、制御記述データ４２０には、所望のコンテンツ・ソースのための宛先識別子４０４フィールド、記録開始時間４０８フィールド、記録停止時間４１０フィールド、および所望のコンテンツ・ソースから所望のコンテンツを取得するために必要なプロトコルを示す伝送プロトコル・データ４２２が含まれる。

サーバおよび無線装置は、前記の処理回路、およびプログラミング命令を含む関連するメモリを含んでおり、そのプログラミング命令が１つまたは複数の処理回路によって実行
されると、この１つまたは複数の処理回路が前記の動作を実施する。用語「処理回路」を関連する「メモリ」と組合せて、前述の動作を行うために必要な、ディスクリート回路、状態マシン、ファームウェア、または任意の適切な組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアを含むことにも気付かれよう。そのメモリは、これだけに限らないが、ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＣＤ−ＲＯＭ、分散メモリ、または他の適切な任意のメモリを含む、任意の適切なメモリであり得る。

したがって、複雑な処理と、関連する情報およびパラメータとを数値コードなどの非常に簡単なコードに還元して、所望の動作を実施するためにユーザがそれを無線装置に単に入力するだけのメカニズムが提供される。コードは、インターネット・サーバまたは他の適切なサーバから取得すべき情報、および必要に応じて他の任意の情報を一義的に識別する。情報には、この情報をいつ取得可能できるようになるか（記録時間）、伝送に必要なフォーマットおよびプロトコル、または他の適切な任意のデータが含まれ得る。例えば、ある団体（ｅｎｔｉｔｙ）が、無線加入者装置で取得可能にしたい情報を有するとき、この団体はコード・サーバに、例えば７桁のコードを要求する。このコードと引き換えに、その団体は、アクセスするＵＲＬ、ビデオ・ブロードキャストの時間、伝送プロトコル、および無線装置が情報を捕捉またはダウンロードするために必要な他の情報などの必要な情報すべてを提供する。コードは、そのコードが何を行うかを示すディレクトリで公開される。無線装置のユーザが、このディレクトリを確認した後に情報を得たい場合、無線装置に７桁のコードを入力し、あるいは無線装置が、時刻または他の適切なイベントに基づいて、トランスペアレントにその情報を取得することもできる。

したがって、ライブのビデオ・ブロードキャストがインターネットを介して提供される場合、ユーザはコード・サーバ・データベースから受け取った、そのライブのビデオ・ブロードキャストが行われる時刻を示すコードを入力することができる。次いで、無線装置は、ユーザの知識なしに、そのコードに関連する記録時間に基づいて適切な時間にビデオ・ブロードキャストのコンテンツを自動的に記録することができる。制御記述データは、コード・サーバが無線装置にコンテンツをプッシュ式で送るときなど、記録時間が即時であることで表すこともできることが理解されよう。

本発明の様々な態様における他の変形形態および修正形態の実装は、当業者にとって明らかであり、本発明が前記の特定の実施形態に限定されないことを理解されたい。したがって、本明細書に開示し特許請求する基礎となる原理の趣旨および範囲に含まれる、修正形態、変形形態、または等価な形態を本発明によってカバーすることが企図されている。

本発明の１実施形態によるシステムの１例を示すブロック図。 本発明の１実施形態による無線システムのブロック図。 本発明の１実施形態による、無線装置のためにコンテンツを取得する方法の１例を示す流れ図。 本発明の１実施形態によるグラフィック・ユーザ・インターフェースを示す図。 本発明の代替実施形態を示す流れ図。 本発明の１実施形態によるコード・サーバ・データベースを示す図。

Claims (10)

1. コードを、所望のコンテンツを含む所望のサーバ、および同所望のサーバから該所望のコンテンツを少なくともいつ記録開始するかを定義する制御記述データの少なくとも両方と関連付ける工程と、
   該コードを、関連する制御記述データと共にコード・サーバに記憶する工程と、
   コンテンツを容易に取得できるように、少なくとも該記憶された制御記述データを該コード・サーバによって該無線装置に提供する工程と、
   からなる無線装置のためにコンテンツを取得する方法。
2. 少なくとも前記記憶された制御記述データを提供する前記工程が、前記制御記述データ中に含まれる記録開始時間データに応答して前記所望のコンテンツの時間ベースでの取得を前記無線装置によって行う工程を含む請求項１に記載の方法。
3. 前記コード・サーバに適宜前記コードを前記無線装置によって送る工程を含み、前記コード・サーバが、前記コードの受取りに応答して、前記記憶された制御記述データを前記無線装置に提供する工程を実施する請求項１に記載の方法。
4. 前記コードを前記関連する制御記述データと共に記憶する前記工程が、関連する制御記述データのそれぞれを有する複数のコードを含むサーバ・コード・データベースを生成する工程と、複数の加入者無線装置によってアクセス可能な、該複数のコードのそれぞれおよび前記コードが行うことについての記述を含むオンライン・ディレクトリを公開する工程と、を含む請求項１に記載の方法。
5. 前記コードを提供する前記工程が、前記無線装置によるアクセス要求に応答して行われ、前記無線装置のユーザにとってトランスペアレントに、前記制御記述データを使用して、前記所望のコンテンツが前記無線装置によって取得される請求項３に記載の方法。
6. 前記制御記述データが、所望のコンテンツ・ソースに対する宛先識別子、前記コンテンツの記録開始時間、前記コンテンツの記録停止時間、および前記所望のコンテンツ・ソースから前記所望のコンテンツを取得するために必要な伝送プロトコルのうちの少なくとも１つ、を含む請求項１に記載の方法。
7. 複数のユーザごとに、関連するコードと共にユーザ・コールバック・データを記憶する工程と、該コードに関連する制御記述データに応答してコールバックを開始する工程と、を含む請求項１に記載の方法。
8. 処理回路と、
   １つ以上の処理回路によって実行されたとき、該１つ以上の処理回路に、コードを該コードの複製を含むコード・サーバに提供させ、かつ制御記述データによって識別された所望のインターネット・サーバからの所望のコンテンツを少なくともいつ記録開始するかを定義する該制御記述データを提供させ、
   インターネット・コンテンツを容易に取得するために、記憶された制御記述データを無線装置によって受け取らせるプログラミング命令を含むメモリと、
   からなる無線装置。
9. １つ以上の処理回路によって実行されたとき、該１つ以上の処理回路に、前記記憶された制御記述データ中に含まれる記録開始時間データに応答して、前記所望のコンテンツの時間ベースでの取得を行わせるプログラミング命令を、前記メモリが含む請求項８に記載の無線装置。
10. 前記制御記述データが、所望のコンテンツ・ソースに対する宛先識別子、前記コンテンツの記録開始時間、前記コンテンツの記録停止時間、および該所望のコンテンツ・ソースから前記所望のコンテンツを取得するために必要な伝送プロトコルのうちの少なくとも１つを含む請求項８に記載の無線装置。

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