JPH11282531A - マイクロロボットの誘導方法およびその誘導装置、計測装置、部品搬送装置 - Google Patents
マイクロロボットの誘導方法およびその誘導装置、計測装置、部品搬送装置Info
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- JPH11282531A JPH11282531A JP11023718A JP2371899A JPH11282531A JP H11282531 A JPH11282531 A JP H11282531A JP 11023718 A JP11023718 A JP 11023718A JP 2371899 A JP2371899 A JP 2371899A JP H11282531 A JPH11282531 A JP H11282531A
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Landscapes
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Abstract
トを誘導でき、しかも、動作エリアの拡大、縮小、変更
が容易なマイクロロボットの誘導方法および誘導装置を
実現すること。 【解決手段】 マイクロロボット100のセンサ111
L、111Rが光、磁気、音などに反応するように、光
透過性のベース板1の裏面側から光源2からの光をパタ
ーンマスク3を通して投影することにより、ベース板1
の走行面10に対して、任意の走行経路4を形成する。
Description
に反応して動くマイクロロボットの誘導方法および誘導
装置に関するものである。
て動く約1立方センチメートル以下のマイクロロボット
を開発し、その内容は既に公知となっている(WO93
/09018号公報)。このマイクロロボットはワイヤ
レス誘導によるものであり、オペレータがマイクロロボ
ットのセンサに向けて光などを照射し誘導しなければな
らない。あたかも生き物のごとく動くマイクロロボット
の動きそのものに面白みを見つけ、それを楽しむことか
らすればオペレータによる誘導操作を必要とするもので
あっても十分であろう。
目的にこのマイクロロボットを利用する場合、例えば普
通のロボットのアームが入らないところでの作業(例え
ば部品の組み込み、接着、配線、異物の除去など)を行
わせるためにマイクロロボットを利用する場合には自動
的な誘導が必要になってくる。従って、従来の誘導方法
のように、オペレータによる誘導操作が必要な方式では
不便である。
し自動機械では一定の動作エリア内でしか走行経路を自
由に変えることができない。従って、動作エリアの拡
大、変更は容易でない。特に、上記のマイクロロボット
の場合、ロボット本体に従来のロボットと同様に走行経
路のプログラミングや障害物回避の機能を持たせるのは
技術的、コスト的に困難である。そのため、マイクロロ
ボットとは別にマイクロロボットを自動的に誘導する誘
導装置が必要になる。しかしながら、このようなマイク
ロロボットの誘導装置として、その動作エリアを自由に
拡大、変更できるものは未だ案出されていない。
たものであり、マイクロロボットの動作エリアの拡大、
変更、縮小などが容易にできるジオラマ(diorama) のご
ときマイクロロボットの誘導方法および誘導装置を提供
することを目的としている。
位置を監視しながらそれを走行させることができるマイ
クロロボットの誘導方法および誘導装置を提供すること
にある。
ットの連続的動作を可能にするため、必要に応じて充電
エリアに自動的にマイクロロボットを誘導できるように
したマイクロロボットの誘導方法および誘導装置を提供
することにある。
トの誘導方法では、少なくとも1つの物理量、たとえ
ば、光、磁気、音、電流、電圧の変化を検出可能な検出
手段を備えたマイクロロボットのための走行面を規定す
るベース板に対して、走行面上に物理量の変化のパター
ンを生成し、このパターンに沿ってマイクロロボットを
走行させることに特徴を有する。
に係る誘導装置には、マイクロロボットのための走行面
を規定するベース板と、このベースの走行面上に物理量
の変化のパターンをマイクロロボットの走行経路として
生成する走行経路形成手段とを設けたことに特徴を有す
る。
量の変化パターンをベース板の走行面上に生成すると、
マイクロロボットは、その検出手段が光、磁気、音など
の物理量の強弱に反応しながら、物理量の変化パターン
に沿って走行する。従って、オペレータによる誘導操作
が無くても、マイクロロボットを自動的に誘導すること
ができる。また、走行面上に形成する走行経路は、あく
まで光、磁気、音などの物理量の変化パターンである。
従って、そのパターンを変更するのが容易であるため、
マイクロロボットの動作エリアを自由に拡大、変更でき
る。
る物理量を検出し、この検出結果がマイクロロボットの
通過位置で変化することによりマイクロロボットの位置
を検出しながらそれを走行させることが好ましい。それ
には、誘導装置に対して、ベース板の走行面近傍におけ
る物理量を検出し、この検出結果がマイクロロボットの
通過位置で変化することによりマイクロロボットの位置
を検出するロボット位置検出手段を設ける。このように
して、マイクロロボットの位置を監視できるようにした
場合には、マイクロロボットによって複雑な作業を行な
わせるのに便利である。
マイクロロボットに対する充電装置が配置された充電エ
リアを含めておくことが好ましい。このように構成すれ
ば、マイクロロボットを走行面上から取り出すことなく
充電できるので、マイクロロボットに連続的な作業を行
わせることができる。
投影装置を用いて物理量としての光の明暗パターンを映
し出し、この明暗パターンに沿ってマイクロロボットを
走行させることができる。
に係る誘導装置では、走行経路形成手段に対して、ベー
ス板の走行面上に対して物理量としての光の明暗パター
ンを映し出す投影装置を設ける。
合には、ベース板の走行面近傍で光の強度を検出し、こ
の検出結果がマイクロロボットの通過位置で変化するこ
とによりマイクロロボットの位置を検出するロボット位
置手段を設けることが好ましい。
は、投影装置に対して、ベース板にその裏面側から光を
照射する光源部と、この光源部とベース板との間に配置
され、明暗パターンに対応する所定のパターンをもつ透
光部が形成されたパターンマスクとを設ける。または、
投影装置に対して、ベース板にその上方位置から走行面
に向けて光を照射する光源部と、この光源部とベース板
との間に配置され、明暗パターンに対応するパターンを
もって透光部が形成されたパターンマスクとを設ける。
を有するものを用い、ベース板の裏面に配列した発光体
群を所定のパターンで発光させて走行面上に物理量とし
ての光の明暗パターンを映し出し、この明暗パターンに
沿ってマイクロロボットを走行させることができる。
経路形成手段に対して、ベース板の裏面に配列された光
源としての発光体群と、この発光体群を所定のパターン
で発光させる発光体制御手段とを設ける。
のうち、非発光状態にあるLEDの内部抵抗がマイクロ
ロボットからの反射光によって変化することに基づいて
マイクロロボットの位置を検出するロボット位置手段に
よって、ロボット位置を検出できる。また、発光体群の
隙間に配置された受光体を備え、これらの受光体におけ
る受光強度がマイクロロボットからの反射光によって変
化することに基づいてマイクロロボットの位置を検出す
るロボット位置手段によっても、ロボットの位置を検出
できる。
合には、走行経路形成手段に対して、その光源から出た
光を発散あるいは収束させて走行面上に映し出す光の明
暗パターンの大きさを変える光拡散板、反射板などの光
学系を設けることが好ましい。
走行面を所定の範囲で照らす光源部と、この光源部の走
行面に対する投光位置を移動させる駆動機構とを設けて
もよい。
磁気発生手段を用いて物理量としての磁気の強弱パター
ンを形成して、この強弱パターンに沿ってマイクロロボ
ットを走行させることができる。
では、走行経路形成手段に対して、ベース板の走行面上
に物理量としての磁気の強弱パターンを形成するシート
マグネット、磁性膜、磁気ヘッドなどの磁界発生手段を
設ける。
ける磁束密度を監視し、この磁束密度がマイクロロボッ
トの通過位置で変化することによりマイクロロボットの
位置を検出するロボット位置手段を設けることが好まし
い。
超音波発生手段を用いて物理量としての超音波の強弱パ
ターンを形成し、この強弱パターンに沿ってマイクロロ
ボットを走行させることができる。
では、走行経路形成手段に対して、ベース板の走行面上
に物理量としての超音波の強弱パターンを形成する超音
波ヘッドなどの超音波発生手段を設ける。
ける超音波強度を監視し、この超音波強度がマイクロロ
ボットの通過位置で変化することによりマイクロロボッ
トの位置を検出するロボット位置手段を設けることが好
ましい。
用できる。この場合には、マイクロロボットの走行経路
に、マイクロロボットに搭載したセンサによる計測地点
を含めておく。
できる。この場合には、マイクロロボットの走行経路
に、マイクロロボットが部品を受け取る第1の部品受渡
しエリアと、このエリアで受け取った部品を所定の位置
で放出する第2の部品受渡しエリアとを含めておく。
の実施例を詳細に説明する。
誘導装置を説明する前に、マイクロロボットの構成を簡
単に説明しておく。なお、以下の説明において、マイク
ロロボットに左右一対で配置された構成要素には、マイ
クロロボット側から前方に向かって右側に位置する構成
要素に「R」を付し、左側に位置する部品には「L」を
付してある。
は、その平面図である。マイクロロボット100は、ロ
ボット本体110の大きさが約1立方センチメートルで
あり、その前面部102には、左右で一対のセンサ11
1L、111R(検出手段)が設けられている。本例で
は、センサ111L、111Rとして、フォトダイオー
ド、フォトトランジスタ等の光センサを用いてある。セ
ンサ111Lは、その検出領域として視野A1を有し、
センサ111Rは、検出領域として視野A2を有する。
また、センサ111L、111Rは、視野A1、A2同
士が重複する視野A3を有する。従って、光源からの光
が正面、すなわち、視野A3にあるときには、センサ1
11L、111Rのいずれもが光を検出するようになっ
ている。
る。マイクロロボット11の底面では、その中央部分に
バッテリ電源116が構成されている。バッテリ電源1
16は、電気二重層コンデンサ、ニッケル−カドニウム
電池などで構成され、マイクロロボット全体の電力源で
ある。ロボット本体110の前後方向には、触覚状のリ
ード端子112、および尾状のリード端子113がそれ
ぞれ延びており、これらのリード端子112、113を
電極端子としてバッテリ電源116への充電を行なうよ
うになっている。
路部122が構成されている。回路部122では、回路
基板123にマイコン制御装置124(CPU−I
C)、およびプルダウン用のチップ抵抗117などが実
装されている。
両側方位置には、駆動装置115L、115Rが構成さ
れている。駆動装置115L、115Rは、それぞれス
テップモータおよび減速機構を内蔵しており、回路部1
22によって制御されながら、出力軸118L、118
Rに取り付けられた車輪114L、114Rを回転駆動
するようになっている。車輪114L、114Rの外周
部は、ゴム製である。
および駆動装置115L、115Rは、それらの前後双
方においてスペーサ139によって框体130に支持さ
れている。ここで、バッテリ電源116および回路部1
22の占有面積は、ロボット全体の体積が小さい割りに
は比較的広く確保してある。従って、バッテリ電源11
6には、内部抵抗が小さなコンデンサや電池などを搭載
することができるので、大電流を得ることができる。ま
た、回路部122では、複雑な機能を有する大型のIC
チップを搭載することもできる。
124の機能を示すブロック図である。CPUコア14
0は、ALUおよび各種のレジスタなどで構成され、そ
れには、プログラムが格納されているROM142、こ
のROM142のアドレスデコーダ144、各種データ
が格納されているRAM146、およびこのRAM14
6のアドレスデコーダ148が接続されている。また、
CPUコア140には、水晶振動子150を源振とする
発振器152の発振信号がクロック信号として入力され
るようになっている。入出力制御回路154には、セン
サ111L、111Rからその検出結果が入力されるよ
うになっており、それは、CPUコア140に出力され
るようになっている。電圧調整器156は、バッテリ電
源116の電圧を低電圧、かつ安定化して回路部122
などに供給している。モータ駆動制御回路158は、C
PUコア140との間で制御信号の入出力を行い、モー
タ駆動回路160、162を介してステップモータ11
9L、119Rを制御している。ここで、ステップモー
タ119Rは、駆動装置115Rに内蔵され、ステップ
モータ119Lは、駆動装置15Lに内蔵されている。
センサ111Lは、ホトトランジスタ109Lで構成さ
れている。このホトトランジスタ109Lのエミッタ端
子には、プルダウン抵抗128が直列に接続され、ホト
トランジスタ109Lのエミッタ端子から受光出力が取
り出されるようになっている。ここで、受光出力は、図
4に示した入出力制御回路154で波形整形されて、C
PUコア140に出力されるようになっている。なお、
センサ111Rは、センサ111Lと同じ構成になって
いる。
り、図7は、その展開図である。これらの図において、
ステップモータ164は、電子時計に用いられている電
磁式2極ステップモータであり、励磁コイル168と、
マグネットからなるロータ170とを有する。ロータ1
70は、ピニオン172を駆動しており、このピニオン
172は、ギアを介してピニオン174を駆動してい
る。また、ピニオン174は、ギアを介してピニオン1
76を駆動しており、このようにして減速されたピニオ
ン176は、車輪114Lを回転駆動する。なお、駆動
装置115Rは、駆動装置115Lと同じ構成になって
いる。
明するためのタイミングチャートである。図8(a)に
おいて、期間S0では、センサ111L、111Rに光
が入射しない状態では、それからの出力が0vである。
これに対し、センサ111L、111Rに光が入射する
と、その光量に応じた電圧を出力する。その電圧は、入
出力制御回路154において所定のスレッショルド電圧
で図8(b)に示すように波形整形され、CPUコア1
40に入力される。モータ駆動制御回路158は、図8
(f)(g)に示すように、モータ駆動回路160、1
62を介してステップモータ119L、119Rに正、
逆に交互に駆動パルスを供給する。従って、センサ11
1Lが受光していく期間S1は、ステップモータ119
Rが作動し、車輪114Rが回転駆動される。これに対
して、図8(c)に示すように、センサ111Rが受光
している期間S2は、図8(g)に示すように、ステッ
プモータ119Lが作動し、車輪114Lが回転駆動さ
れる。なお、双方のセンサ111L、111Rが受光し
ている期間Wでは、ステップモータ119L、119R
の双方が作動し、車輪114L、114Rが回転駆動さ
れる。
野A1のうち、視野A3を除く部分にあると、センサ1
11Lは、それを受光し、ステップモータ164がその
受光出力に応じて車輪114Rを回転させる。このと
き、車輪114Lは、停止状態にあるので、ロボット本
体110は、左の方向に向かって旋回走行することにな
る。また、光源からの光が視野A2のうち、視野A3を
除く部分にあると、センサ111Rは、それを受光し、
ステップモータ119Lは、その受光出力に応じて車輪
114Lを回転させる、このとき、車輪114Rは、停
止状態にあるので、ロボット本体110は、右方向に向
かって旋回走行することになる。
と、センサ111L、111Rは、それを受光し、ステ
ップモータ119L、119Rは、その受光出力に応じ
て車輪114L、114Rを回転させる。その結果、ロ
ボット本体110は、光源に向かって真っ直ぐに走行す
ることになる。
9は、このように構成したマイクロロボットを誘導する
ための装置の概要図である。
方位置(裏面側)に光源2が配置され、光源2とベース
板1との間には、所定のパターン5をもつ透光部30が
形成されたパターンマスク3が配置されている。このた
め、ベース板1には、透光部30のパターン5に対応し
た光が照射されている。ここで、ベース板1は、プラス
チック、ガラス等の透光性材料、あるいは光を当てた部
分がある時間光っているような蓄光材料からなる。従っ
て、ベース板1の上面(マイクロロボット100の走行
面10)には、他の部分よりも明るい通路として、マイ
クロロボット100の走行経路4が写し出されている。
すなわち、本例では、光源2とパターンマスク3とから
なる投影装置(走行経路形成手段)によって、光の明暗
パターンが形成されている。
30を透過する光によって、ベース板1に他の部分より
も明るい走行経路4を写し出すと、ベース板1に載置さ
れたマイクロロボット100は、目の部分に相当する一
対のセンサ111L、111Rにより走行経路4の光を
感知しながら走行経路4に沿って走行する。
述のとおり、センサ111L、111Rがそれぞれ検出
領域としての視野A1 、A2 を有し、視野A1 、A2 は
中央部で一部重複する視野A3 を有している。また、マ
イクロロボット100は、一対のセンサ111L、11
1R、バッテリへの充電用及びバランサを兼ねたリード
端子112、113、独立に駆動される車輪114L、
114R、各車輪の減速機付きの駆動装置115L、1
15R、バッテリ電源116、およびマイコン制御装置
124を有し、明るい部分が視野A3に位置するように
その向きを変える。従って、視野A3を除く左側の視野
A1でセンサ111Lが光を感知すると、その光は電気
パルス信号に変換され、その電気パルス信号によって右
側の駆動装置115Rのみが駆動する。このとき、左側
の駆動装置115Lは停止している。このため、右側の
車輪114Rのみが回転し、左側の車輪114Lは停止
したままであるので、マイクロロボット100は左方向
へ旋回する。
A2 でセンサ111Rが光を感知すると、マイクロロボ
ット100は右方向へ旋回する。また、中央の視野A3
で両センサ111L、111Rが光を感知すると、マイ
クロロボット100は直進する。このように、光を常に
中央の視野A3 でとらえるようにマイクロロボット10
0は向きを変えつつ走行する。
100は、走行経路4の直線部分を真っ直ぐに進み、第
1コーナ部4aの近くでは左側からの光をセンサ111
Lが感知するので、マイクロロボット100は左側に向
きを変えて第1コーナ部4aを曲がる。同様に、マイク
ロロボット100は、第2コーナ部4bでも左側に向き
を変える。さらに、マイクロロボット100は、第3コ
ーナ部4cで右側に向きを変えて進み、走行経路4に沿
って周回する。
行面10上に投影装置(光源2およびパターンマスク
3)を用いて物理量としての光の明暗パターンを映し出
して走行経路4を形成する。従って、オペレータによる
誘導操作が無くても、マイクロロボット100を自動的
に誘導することができる。また、走行面10上に形成す
る走行経路4は、あくまで光の変化パターンである。こ
のため、パターンマスク3を交換するだけで、任意の走
行経路4のパターンをベース板1の走行面10に生成す
ることができる。それ故、マイクロロボット100の動
作エリアを自由に拡大、変更できる。
いて、その裏面側から光源2およびパターンマスク3が
光の明暗パターンを映し出している。従って、ベース板
1の走行面10の側が開放状態にあるので、そこを自由
に活用できる。
の距離を変えることによって、走行経路4を拡大または
縮小することができる。
ータリ式に回転可能にした場合には、パターンマスク3
の切り換えによって走行経路4をさらに簡単に変更でき
る。
1に直結した状態に、またはベース板1から離隔した状
態に設けることにより、光源2などの位置などに対する
制約を緩和してもよい。
の強度を検出し、この検出結果がマイクロロボット10
0の通過位置で変化することに基づいてマイクロロボッ
ト100の位置を検出するロボット位置手段を構成した
場合には、マイクロロボット100の位置を監視しなが
ら、それを誘導することができる。
の実施例でも、誘導装置およびマイクロロボットの基本
的な構成は、同じである。従って、共通する構成要素に
は、同じ符号を付して、それらの詳細な説明を省略す
る。
である。本例に係る誘導装置でも、実施例1と同様に、
透光性のベース板1の下方位置には、光源2が配置さ
れ、光源2とベース板1との間には、所定のパターン5
をもつ透光部30が形成されたパターンマスク3が配置
されている。このため、ベース板1には、透光部30の
パターン5に対応した光が照射され、ベース板1の走行
面10には、他の部分よりも明るいマイクロロボット1
00の走行経路4が形成されている。
の間には、光を拡散する性質を有する拡散板6(光学
系)を介在させることによって、ベース板1を透過する
光R1を拡散させた状態でベース板1の走行面10に投
影させている。従って、走行経路4の幅は、透光部30
の幅よりも拡大されているので、マイクロロボット10
0は、走行経路4の中心線から外れてても光R1に確実
に反応し、その反応範囲が広い。
ス板1を透過する光R2の幅W2は、図10に点線で示
すような範囲であるが、拡散板6を設けると、それを通
過した光が拡散し、ベース板1の表面(走行面10)で
の幅W1が拡大される。従って、マイクロロボット10
0が走行経路4の中心線から外れてても、光R1がマイ
クロロボット10のセンサ111L、111Rに到達す
る。それ故、マイクロロボット100は、光R1に確実
に反応して動く。なお、拡散板6とパターンマスク3の
配置は上下逆でもよい。
を示す概要図である。
およびパターンマスク3を備える投影装置を用いてベー
ス板1の走行面10にマイクロロボット100の走行経
路4を生成する。さらに、本例では、光源2から出た光
を反射板7(光学系)により導いて、透過光の幅(走行
経路4の幅)を拡大する方式を用いてある。すなわち、
反射板7がないときには、走行経路4の幅は、透過光R
3のみの幅W3であるが、反射板7を用いたときには、
反射板7を反射した光がパターンマスク3の背後に回り
込む。従って、走行経路4の幅W1は、反射板7がない
ときの透過光R3と、反射板7を反射した光の透過光R
4とを合わせた部分に相当し、その幅W4が広い。それ
故、実施例2と同様の効果が得られる。
12に示すように、ベース板1は、各種の電子部品が実
装された回路基板であり、この回路基板には、透光性が
ない。そこで、ベース板1の上方位置に配置した光源2
およびパターンマスク3からなる投影装置(走行経路形
成手段)を用いてベース板1の走行面10にマイクロロ
ボット100の走行経路4を形成し、マイクロロボット
100を回路基板上において電子部品19の間をぬうよ
うに走行させている。それ故、マイクロロボット100
に、たとえば温度センサを搭載しておけば、走行経路4
に設定した各計測地点において回路基板の温度分布(状
態量)を計測できる。すなわち、マイクロロボット10
0の誘導装置を搭載した計測装置を構成できる。この場
合には、電子部品19を作動させたまま、回路基板の温
度分布を計測することができるので、電子機器の設計デ
ータなどを収集するのに便利である。また、本例でも、
パターンマスク3を、大きなパターンの透光部30Aが
形成されたパターンマスク3Aに交換するだけで、走行
経路4を簡単に変更することができる。
上に走行経路4を形成し、それに沿ってマイクロロボッ
ト100を走行させることによって、ウォッチなどの精
密機器12を組み立てる部品13を搬送させてもよい。
すなわち、マイクロロボット100には、部品を保持す
るためのアーム103を構成しておく一方、ベース板1
の端部には、精密機器12に搭載する部品13を供給す
るパーツフィーダ14を配置しておく。さらに、パーツ
フィーダ14と精密機器12との間には、光源2からの
光をパターンマスク3を通してベース板1に照射するこ
とによって、マイクロロボット100の走行経路4を形
成しておく。従って、マイクロロボット100は、第1
のエリア4A(第1の部品受渡し位置)でパーツフィー
ダ14から部品を受け取った後、走行経路4に沿って走
行して第2のエリア4B(第1の部品受渡し位置)まで
部品を搬送し、そこで精密機器12に部品13を組み込
んだ後、第1のエリア4Aに自動的に戻る。すなわち、
マイクロロボット100の誘導装置を搭載した部品搬送
装置を構成できる。この場合には、ベース板1に対して
走行経路4およびパーツフィーダ14を複数組設け、複
数のマイクロロボット100によって組み立て作業を行
なってもよい。
装置や搬送装置では、ベース板1の走行面10近傍にお
ける光の強度(物理量)を検出し、この検出結果がマイ
クロロボット100の通過位置で変化することに基づい
てマイクロロボット100の現在位置を検出するロボッ
ト位置検出手段を設け、マイクロロボット100の現在
位置を監視ながら作業を行なわせる。
ベース板1の上方位置から光源2の光を照射してマイク
ロロボット100の走行経路4を形成する際に、光源2
とパターンマスク3との間に集光レンズ15(光学系)
を配置するとともに、パターンマスク3とベース板1と
の間に集光レンズ16(光学系)を配置して、パターン
マスク3に形成されている透光部30のパターン5を縮
小して走行経路4を映し出してもよい。この場合には、
マターンマスク3には、大きなパターン5で透光部30
を形成すればよいので、複雑な走行経路4を形成するの
に適している。
に、CRT17に映し出したパターンを集光レンズ18
(光学系)を用いて縮小しながら、ベース板1に走行経
路4を映し出してもよい。この場合には、CRT17自
身が光源であるとともに、走行経路4のパターンを規定
する機能を有する。それ故、CRT17上での画像を切
り換えるだけで、走行経路4のパターンを簡単に変更す
ることができる。この場合にも、CRT17には、大き
なパターンを映し出せばよいので、複雑な走行経路4を
形成するのに適している。
を示す概要図である。
ス板1の上方位置に首振り自在に設けることによってマ
イクロロボット100の走行経路を形成する方法を示し
たものである。スポットライト駆動装置(図示せず。)
によってマイクロロボット100の走行方向に合わせて
スポットライト8を前後、左右など任意の方向に振って
その投光位置を変えながらマイクロロボット100を誘
導する。この場合にも、スポットライト8の振りだけで
走行経路を簡単に変更できる。なお、スポットライト8
に代えてレーザ光などをスキャンして誘導してもよい。
を示す平面図、図18は、その側面図である。
板1の裏面側に発光体9を縦横に配列して発光体群90
を構成してあり、これらを周知の発光体制御手段(図示
せず。)からの指令によって所定のパターンで発光させ
て、発光体9のON(白抜き部分で示す)、OFF(斜
線部で示す)でマイクロロボット100の走行経路4を
形成する。すなわち、発光状態にある発光体9の位置を
結ぶと、発光体群90の発光パターンどおりに走行経路
4が浮き出てくる。11は、発光体9の配線基板(例え
ばピンボード)である。発光体9は豆電球、発光ダイオ
ード(LED)、または赤外球等からなる。従って、発
光体9のON、OFFで任意のパターンの走行経路4を
簡単に形成することができ、その変更も容易である。
に光の拡散板などを配置して、発光体9から出た光を拡
散させながら走行面10に幅の広い走行経路4を映し出
してもよい。
を液晶表示装置で構成することもでき、この場合には、
液晶表示装置をパソコンに接続することにより任意の走
行経路を簡単に形成することができる。しかも、液晶表
示装置は、フラットパネルであるので、走行面10がフ
ラットである。それ故、マイクロロボット100の走行
経路4を形成するのに適している。また、ベース板1自
身をCRTや液晶表示装置などの表示装置で構成しても
よい。
を示す概要図であり、マイクロロボットの位置検出方法
を示すものである。
ス板1の下方位置(裏面側)にLED21(発光体)と
フォトセンサ22(受光体)を縦横に多数配置し、LE
D21を周知の発光体制御手段(図示せず。)からの指
令によって所定のパターンで発光させることにより(発
光中のLEDには、斜線を付してある。)、実施例8の
ような任意の走行経路4を簡単に形成する。また、LE
D21の近傍に配置したフォトセンサ22によりマイク
ロロボット100の位置を検出するようにしてある。す
なわち、マイクロロボット100の直下にあるLED2
1の光がマイクロロボット100の底面に当たって反射
し、その反射光R5が近傍のフォトセンサ22に当たる
と、フォトセンサ22がONとなる。それ故、いずれの
位置にあるフォトセンサ22がON状態にあるかを検出
することによって、走行中ないし作業中のマイクロロボ
ット100の位置を検出することができる。
10を示す回路図である。
ED21(発光体)で発光と位置検出を兼用させるもの
である。まず、スイッチ23(発光体制御手段)をa接
点側に切り替えると、発光用電源24から電流が流れ、
LED21を発光させる。その結果、ベース板1の走行
面10には、多数のLED群のうち、発光したLED2
1によってマイクロロボット100の走行経路4を形成
することができる。一方、スイッチ23がb接点側にあ
ると、そのLED21は発光しないが、発光しているL
ED21上にマイクロロボット100がくると、実施例
9と同様に、マイクロロボット100からの反射光が近
傍の非発光状態のLED21に当たる。
21は、光励起により内部抵抗が小さくなって導通状態
となり、検出用電源25の微少電流が流れ出す。ここ
で、b接点側には抵抗26が接続されているため、抵抗
26の両端には電圧が生じる。それ故、各抵抗26の両
端の電圧を監視し、いずれのLED21が受光したかを
検出することにより、マイクロロボット100の位置を
検出できる。
11を示す概略図である。
板1に対して、その下面側にLED21を格子状に配置
して、ランプアレイ61を構成してある。また、ベース
板1上のマイクロロボット100の位置は、テレビカメ
ラ68で監視するようになっている。さらに、テレビカ
メラ68で撮られた画像は、無線または有線によって伝
送され、制御装置60のモニターテレビ62に映し出さ
れるようになっている。また、制御装置60のコントロ
ールパネル63には、ランプアレイ61の各LED21
毎に対応するコントロールスイッチ64が配置されてい
る。ここで、コントロールスイッチ64は、ランプアレ
イ61の各LED21と同じ配列で配置されている。従
って、所定のコントロールスイッチ64を押しておけ
ば、スイッチ自身が発光するとともに、それに対応する
LED21が発光する。それ故、ベース板1の走行面1
0には、発光したLED21によってマイクロロボット
100の走行経路4が映し出されるとともに、走行経路
4の位置は、コントロールスイッチ64の発光状態でモ
ニターできる。
には、ベース板1上を監視ながら、その状況に合わせ
て、走行経路4を遠隔操作で簡単に変更することができ
る。それ故、新規化合物の合成実験、さらには宇宙での
作業など、危険な作業を行なうのに適している。
12によるマイクロロボットの充電方法を示す概要図で
ある。
ト100の作業エリア40内に充電位置41を設けてあ
る。充電位置41には誘導ランプ42が設けられ、マイ
クロロボットが誘導範囲(誘導エリア)43にきたとき
に、誘導ランプ42が点灯し、マイクロロボットを充電
位置41に誘導するようになっている。また、充電位置
41には後述するような充電装置が設けられている。
すフローチャートである。
合、まず、マイクロロボット100の位置を実施例9ま
たは実施例10などで説明したロボット位置検出装置を
用いて検出する(ステップS1)。次に、検出したマイ
クロロボット100の位置により、マイクロロボット1
00が所定の誘導範囲43外の作業エリア40内にある
か、誘導範囲43内にあるかを判断する(ステップS
2)。マイクロロボット100が誘導範囲43外にある
ときは、誘導範囲43内にくるよう誘導する。マイクロ
ロボット100を誘導範囲43に導いた後は、マイクロ
ロボット100の作業を一時中止する(ステップS
3)。
プS4)、充電位置41にマイクロロボット100を誘
導する(ステップS5)。このマイクロロボットの誘導
方法を、図24を参照して説明しておく。誘導ランプ4
2をONすると、誘導ランプ42は、放射状に光を出
す。その結果、マイクロロボット100は、光源44が
両方のセンサ111L、111Rの間にくるように方向
を変えて走行してくる。
の反応範囲(視野A1 、A2 )を通り越すまで誘導され
る。これによって、マイクロロボット100を充電位置
41に誘導し定置させる。
イクロロボット100を誘導した後(ステップS5)、
誘導ランプ42をOFFにする(ステップS6)。次
に、マイクロロボット100に対して、充電装置をセッ
トし(ステップS7)、充電を開始する(ステップS
8)。ステップS9において、充電時間、例えば3分が
経過すれば、充電を終了し、次いで充電装置をリセット
し(ステップS10)、マイクロロボットの作業を再開
する(ステップS11)。
リア40から人手によって取り出さなくても、充電作業
を行なえる。それ故、マイクロロボット100を用いた
作業を長期間連続的に行なうことができる。なお、マイ
クロロボットの作業や作業中止、作業再開などのコント
ロールは、光の断続や強弱等によって制御信号を重畳さ
せて行う。
を、図25ないし図27を参照して説明する。図25
は、充電状態にある充電装置の側面図、図26はその正
面図、図27はその平面図である。
その駆動装置46により押圧部材47、48を直立した
状態から伏した状態にまで回転させ、マイクロロボット
100の前後位置でリード端子112、113をベース
板1の電極51、52に押し付け接触させるようになっ
ている。この状態で、マイクロロボット100の内部バ
ッテリへの充電が開始可能である。
より充電位置にマイクロロボット100を誘導する方法
を説明したが、磁界や超音波などを発生する方法でもよ
い。
ける誘導用、位置検出用、充電エリアへの誘導用の光、
磁気、または超音波などは一つの発生源から発生させて
もよいが、各々専用の発生源を設けてもよい。また、位
置検出用と充電用の素子(例えばソーラーセルやコイ
ル)を兼用してもよい。さらに、マイクロロボットの充
電方法も本例に限らず、種々の方法が考えられるもので
あり、例えば太陽電池を用いて非接触式に充電する方法
もその一つである。
13を示す概要図である。
行面上10に走行経路4を形作るシートマグネット20
(磁界発生手段)をベース板1の裏面に貼りつけてあ
る。すなわち、走行経路4は、シートマグネット20に
よって形成された磁気の強弱パターンによって構成され
ている。この場合には、図1および図2に示したマイク
ロロボット100の目に当る部分(センサ111L、セ
ンサ111R)は、磁気センサであり、これらの磁気セ
ンサがシートマグネット20から放射する磁力線を感知
してマイクロロボットを走行経路4に沿って走行させ
る。
裏面の全体に磁性膜を貼りつけ、該磁性膜を部分的に磁
化または消磁する磁界発生手段によって所望の走行経路
を形成することができる。さらに、多数の磁気ヘッド
(磁界発生手段)をベース板1の下方に縦横ないし千鳥
状に配列し、該磁気ヘッドのON、OFFにより所望の
走行経路を簡単に形成することもできる。
14を示す概要図である。
方に配置した発信用磁気ヘッド27と受信用磁気ヘッド
28の組み合わせからなるものである。発信用磁気ヘッ
ド27に電源29の電圧を通じると、ベース板1を透過
する磁界が発生し、この磁界によって隣接の受信用磁気
ヘッド28に誘起電力が発生する。この誘起電力によっ
て受信回路31に流れる電流をダイオード32で整流
し、コンデンサ33で平滑化する。
導装置における位置検出機構では、マイクロロボット1
00が発信用磁気ヘッド27の近辺にくると、マイクロ
ロボット100によって磁界の乱れが生じ、受信用磁気
ヘッド28を透過する磁束密度が変化するため、受信回
路31の電圧が変化する。このような電圧の変化から、
いずれの受信用磁気ヘッド28において、磁束密度の変
化があったかを検出することで、マイクロロボット10
0の位置を検出することができる。
走行経路4を形成するための磁界発生手段として利用
し、それが形成した磁界によって、磁気センサ内蔵のマ
イクロロボット100を誘導することもできる。すなわ
ち、発信用磁気ヘッド27に電源29の電圧を通じる
と、ベース板1を透過する磁界が発生するので、この磁
界の強部分をマイクロロボット100の走行経路4とし
て利用できる。また、マイクロロボット100の走行経
路4を先に述べたように、光を投影する方法などで形成
してもよい。この場合には、ベース板1の裏面側に発信
用磁気ヘッド27や受信用磁気ヘッド28が配置されて
いるので、ベース板1の上方位置から光を照射する。
15を示す概要図である。
多数の磁気センサ35を配置し、マイクロロボット10
0のステップモータ15L、15Rから発生する磁界を
磁気センサ35で検出することにより、マイクロロボッ
ト100の位置を検出するロボット位置手段を構成して
ある。
の形成は実施例14と同様の方法による。たとえば、磁
気センサ35の間に発信用磁気ヘッドを配置し、この発
信用磁気ヘッドが形成する磁界の強部分がマイクロロボ
ット100の走行経路となる。また、ベース板1の上方
位置から光を照射することにより、光の強部分を走行経
路としてもよい。
16を示す概要図である。
光、磁気、音などの発生源36で上方から光などを供給
することによってマイクロロボット100を誘導する。
また、ベース板1の下面に配置した位置検出センサ37
によりマイクロロボット100の位置を検出するもので
ある。すなわち、位置検出センサ37は、発生源36か
ら出た光、磁気、音などを検出しているが、その上方位
置をマイクロロボット100が通過すると、それらの検
出強度が変化することにより、マイクロロボット100
の位置を検出する。なお、マイクロロボット100に
は、発生源36から出た光、磁気、音などを遮る遮蔽板
38を設けるとよい。また、一つの発生源でマイクロロ
ボットの誘導用と位置検出用の光などの発生源を兼ねる
こともできる。
トが超音波などの音に反応して動くものであれば、超音
波ヘッドなどを配置することで所望の走行経路のパター
ンを形成することができる。すなわち、ベース板の走行
面上に超音波発生装置を用いて物理量としての超音波の
強弱パターンを形成し、この強弱パターンに沿ってマイ
クロロボットを走行させる。かかる誘導方法を実施する
には、マイクロロボットの誘導装置に対して、ベース板
の走行面上に物理量としての超音波の強弱パターンを形
成する超音波ヘッドなどの超音波発生手段(走行経路形
成手段)を設ける。この場合には、ベース板の走行面近
傍における超音波強度を監視し、この超音波強度がマイ
クロロボットの通過位置で変化することによりマイクロ
ロボットの位置を検出するロボット位置手段を設けても
よい。
に対する検出器を設け、これらの電流、電圧の変化パタ
ーンで走行経路を構成してもよい。
ロロボットの走行経路をベース板の走行面上に光、磁
気、音などの物理量の変化パターンとして形成すること
に特徴を有する。従って、本発明によれば、マイクロロ
ボットは、その検出手段が光、磁気、音などの物理量の
強弱に反応しながら、その変化パターンに沿って走行す
る。従って、オペレータによる誘導操作が無くても、マ
イクロロボットを自動的に誘導することができる。ま
た、物理量の変化パターンを変えれば、走行経路を任意
のパターンに形成することができるので、動作エリアの
変更、拡大、縮小が容易である。それ故、マイクロロボ
ットのアミューズメント、作業ロボットとしての用途を
拡大できるという効果がある。
行面上で拡大することにより、マイクロロボットの反応
範囲を拡げた場合には、マイクロロボットが走行経路の
中心位置からずれても所定の経路を走行させることがで
きる。
配置した場合には、マイクロロボットの位置を監視しな
がら、マイクロロボットを所望の位置、エリアに誘導す
ることができる。
は、そこにマイクロロボットを誘導することにより、ベ
ース板上でマイクロロボットへの充電が可能となる。そ
れ故、充電の度にベース板からマイクロロボットを取り
出さなくてもよいので、マイクロロボットに連続作業を
行わせるのに便利である。
マイコン制御装置の機能を示すブロック図である。
回路図である。
の平面図である。
するためのタイミングチャートである。
導装置の概要図である。
誘導装置の概要図である。
誘導装置の概要図である。
誘導装置の概要図である。
誘導装置の応用例を示す概要図である。
誘導装置の概要図である。
誘導装置の概要図である。
誘導装置の概要図である。
誘導装置の概要図である。
側面図である。
誘導装置の概要図である。
の誘導装置の概要図である。
の誘導装置の概要図である。
の誘導装置における作業エリアの平面図である。
内における充電動作を示すフローチャートである。
内における充電位置への誘導動作を示す概要図である。
内に配置した充電機構の側面図である。
の誘導装置の概要図である。
の誘導装置の概要図である。
の誘導装置の概要図である。
の誘導装置の概要図である。
Claims (9)
- 【請求項1】少なくとも1つの物理量の変化を検出可能
な検出手段を備えたマイクロロボットのための走行面を
規定するベース板に、前記走行面上に前記物理量の変化
のパターン全体を同時に生成し、このパターンに沿って
マイクロロボットを走行させるマイクロロボットの誘導
方法において、 前記ベース板として透光性を有するものを用い、前記ベ
ース板の裏面に配列した発光体群を所定のパターンで発
光させて前記走行面上に前記物理量として光の明暗パタ
ーンを映し出すことを特徴とするマイクロロボットの誘
導方法。 - 【請求項2】少なくとも1つの物理量の変化を検出可能
な検出手段を備えたマイクロロボットのための走行面を
規定するベース板と、このベース板の走行面上に前記物
理量の変化のパターン全体を前記マイクロロボットの走
行経路として同時に生成する走行経路形成手段とを有す
るマイクロロボットの誘導装置であって、 前記走行経路形成手段は、前記ベース板の走行面上に対
して前記物理量としての光の明暗パターンを映し出す投
影装置を備えていることを特徴とするマイクロロボット
の誘導装置。 - 【請求項3】請求項2において、 更に、前記ベース板は、透光性を備え、前記投影装置
は、前記ベース板にその裏面から光を照射する光源部
と、この光源部と前記ベース板との間に配置され、前記
明暗パターンに対応する所定のパターンをもつ透光部が
形成されたパターンマスクとを備えていることを特徴と
するマイクロロボットの誘導装置。 - 【請求項4】請求項2において、 更に、前記投影装置は、前記ベース板にその上方位置か
ら前記走行面に向けて光を照射する光源部と、この光源
部前記ベース板との間に配置され、前記明暗パターンに
対応するパターンをもつ透光部が形成されたパターンマ
スクとを備えていることを特徴とするマイクロロボット
の誘導装置。 - 【請求項5】請求項2において、 更に、前記ベース板の走行面近傍で前記光の強度を検出
し、この検出結果が前記マイクロロボットの通過位置で
変化することに基づいて前記マイクロロボットの位置を
検出するロボット位置検出手段を有することを特徴とす
るマイクロロボットの誘導装置。 - 【請求項6】少なくとも1つの物理量の変化を検出可能
な検出手段を備えたマイクロロボットのための走行面を
規定するベース板と、このベース板の走行面上に前記物
理量の変化のパターン全体を前記マイクロロボットの走
行経路として同時に生成する走行経路形成手段とを有す
るマイクロロボットの誘導装置であって、 前記ベース板は透光性を備え、前記走行経路形成手段
は、前記ベース板の裏面に配列された光源としての発光
体群と、この発光体群を所定のパターンで発光させる発
光体制御手段とをそなえていることを特徴とするマイク
ロロボットの誘導装置。 - 【請求項7】請求項6において、 前記発光体群としてのLED群のうち、非発光状態にあ
るLEDの内部抵抗が前記マイクロロボットからの反射
光によって変化することに基づいて前記マイクロロボッ
トの位置を検出するロボット位置検出手段とを有するこ
とを特徴とするマイクロロボットの誘導装置。 - 【請求項8】請求項6において、 前記発光体群の近傍に配置された受光体を備え、これら
の受光体における受光強度が前記マイクロロボットから
の反射光によって変化することに基づいて前記マイクロ
ロボットの位置を検出するロボット位置検出手段をゆう
することを特徴とするマイクロロボットの誘導装置。 - 【請求項9】請求項3、4または6において、 前記走行経路形成手段は、その光源から出た光を発散あ
るいは収束させて前記走行面上に映し出す前記光の明暗
パターンの大きさを変える光学系を有することを特徴と
するマイクロロボット。
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KR101246658B1 (ko) | 2011-03-15 | 2013-04-02 | 한국과학기술원 | 태양전지판을 이용한 탐사용 로봇 및 그 제어 방법 |
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