JP3864898B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は表示装置に関するものであり、車両等に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、たとえば自動車に装備される表示装置において、見映えのある斬新な視認性を確保するために様々な方法が提案されている。
【0003】
一例として、文字盤の裏面側に複数の光源を放射状に配列すると共に、これらの光源を一定の規則に従って順次遅延点灯制御する制御手段を備えたものがある。これは、文字盤の表面の明るさを点灯される光源の位置に応じて変化させて、文字盤の斬新な見映えを目指したものである。(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
また、他の例として、文字盤と、この文字盤の裏面側に配置され文字盤の表面側に指針軸を延出する回動内機と、文字盤に指針軸と同軸上に形成される目盛と、目盛に略沿うような平面視環状あるいは平面視円弧状に形成され且つ文字盤の裏側に指針軸と同軸上に配置される透光性材料からなる導光体と、導光体の入射面に光を入射可能に配置される光源と、導光体の大径側側面に形成されて光源からの光を反射させる光伝播用反射面と、導光体内を進行する光を文字盤に向けて拡散反射させる光拡散手段(たとえば、シボ面、あるいは白色塗装面等)とを備える構造のものがある(たとえば、特許文献2参照)。
【0005】
これは、光源から導光体に入射した光を光伝播用反射面で反射を繰り返しながら導光体内部を進行させ、光拡散手段で乱反射させて導光体表面を発光させ、これにより文字盤を透過照明するものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−337930号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2000−207408号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−337930号公報に開示される表示装置においては、光源であるLEDが多数必要であり、したがって、LEDの点灯駆動回路の電流も大きくなり、コストが増大する可能性がある。
【0009】
また、特開2000−207408号公報に開示される表示装置においては、光源、たとえばLEDの個数を少なくできるものの発光部となる導光体は1個である。したがって、文字盤の照度を部分的に変える、あるいは文字盤を部分的に順次遅延点灯制御するといった演出表示は困難である。
【0010】
そこで、本発明は、このようなことに対処するため、表示装置の文字盤の照明方法に工夫を凝らし、見映えのある斬新な視認性を有する表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
【0012】
本発明の請求項1に記載の表示装置は、文字盤と、平面視環状あるいは平面視円弧状に透光性材料から形成される導光体と導光体の入射面に光を入射可能に配置される光源とを備え、導光体から光を出射させて文字盤を透過照明する導光ユニットと、文字盤の裏面側に配置され文字盤の表面側に回動可能に指針軸を延出してなる回動内機と、指針軸の先端に固定されて文字盤の表面に沿って回動する指針とを備え、複数個の導光ユニットが互いに同軸上且つ指針軸と同軸上且つ隣接する各導光ユニットが線接触するように文字盤の裏側に配置され、各導光ユニットの光源を所定の規則に従い時差点灯あるいは時差消灯させる構成としている。これにより、文字盤が、指針軸を中心として互いに同軸上に配置される複数の導光体ユニットにより照明されると共に、各導光ユニットの光源を所定の規則に従って順次遅延点灯あるいは順次遅延消灯させることにより文字盤表面の明るさが各導光ユニットの位置に応じて変化する。その結果、見映えのある斬新な視認性を有する表示装置を提供できる。
【0013】
ところで、隣接する各導光ユニットの境界線に対応する文字盤表面の明るさが暗くなって見映えが低下しないように、隣接する各導光ユニットの各導光体は互いに密着していることが望ましい。しかしながら、複数の導光ユニットを所定の規則に従って順次遅延点灯あるいは順次遅延消灯させる場合、隣接する各導光ユニットの各導光体が面接触していると、点灯している導光体から消灯している導光体に光が接触面を通して洩れ、消灯している導光体に対応する文字盤の部位まで発光してしまい、表示装置の見映えが低下する可能性がある。そこで、隣接する各導光体を互いに線接触するように配置すれば、各導光体間の光の洩れをほぼなくすことができるので、見映えのある斬新な視認性を有する表示装置を提供できる。
【0014】
本発明の請求項2に記載の表示装置は、文字盤と、平面視環状あるいは平面視円弧状に透光性材料から形成される導光体と導光体の入射面に光を入射可能に配置される光源とを備え、導光体から光を出射させて文字盤を透過照明する導光ユニットと、文字盤の裏面側に配置され文字盤の表面側に回動可能に指針軸を延出してなる回動内機と、指針軸の先端に固定されて文字盤の表面に沿って回動する指針とを備え、複数個の導光ユニットが互いに同軸上且つ指針軸と同軸上且つ隣接する各導光ユニットが線接触するように文字盤の裏側に配置され、各導光ユニットの発光色は互いに異なる色である構成としている。これにより、文字盤が、指針軸を中心として互いに同軸上に配置される複数の導光ユニットにより照明されると共に、文字盤が各導光ユニットに対応する部位毎に異なる色で発光表示されるので、見映えのある斬新な視認性を有する表示装置を提供できる。この場合、請求項3に記載の発明のように、各導光ユニットの光源を所定の規則に従い時差点灯あるいは時差消灯させる構成とすれば、文字盤の発光色を各導光体に対応する部位毎に変えることに加えて、文字盤表面の明るさを各導光ユニットの位置に応じて変化させることができるので、見映えのある斬新な視認性を有する表示装置を提供できる。ここで、請求項4に記載の発明のように、少なくとも1つの導光ユニットにおいて、光源の発光色が他の導光ユニットにおける光源の発光色とは異なる、または導光体が他の導光ユニットの導光体とは異なる色に着色される構成とすることにより、各導光ユニットの発光色を容易に複数種類設定することができる。
【0015】
本発明の請求項5に記載の表示装置は、文字盤は、指針軸と同軸上に配置される目盛および目盛と同軸上に配置される数字とを備え、目盛および数字はそれぞれ別の導光ユニットにより照明される構成としている。これにより、目盛および数字をそれぞれ単独で発光表示あるいは消灯が可能となり、すなわち目盛と数字を順次遅延点灯あるいは順次遅延消灯する、あるいは目盛と数字の発光照度に差を付ける等の演出表示が可能となるので、斬新な高級感を有する見映えを実現することができる。この場合、請求項6に記載の発明のように、目盛に対応する導光ユニットの発光色は、数字に対応する導光ユニットの発光色とは異なる構成とすれば、さらに斬新な高級感を有する見映えを実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による表示装置を自動車用コンビネーションメータに適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の部分平面図である。
【0018】
図2は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図であり、図1のII−II線断面図である。
【0019】
図3は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の導光ユニット3、4の平面図である。
【0020】
コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配設されており、各種情報を表示して運転者に視認させるための文字盤2を備えている。
【0021】
文字盤2は、透光性材質、たとえば透明なポリカーボネート等の薄板から形成されている。文字盤2の略中央部には、図2に示すように、後述するムーブメント6のシャフト61を文字盤2の表面側、すなわち運転者側に延出させるための貫通孔23が設けられている。また、文字盤2には、図1に示すように、目盛21および数字22が設けられている。これらの目盛21および数字22は、文字盤2の表面(図2において左側の面)あるいは裏面(図2において右側の面)に印刷あるいはホットスタンプ等を施すことにより形成されている。すなわち、目盛21および数字22以外の部分に不透光性あるいは半透光性を有する着色層を設けると共に、目盛21および数字22には着色層を設けない、つまり透明なまま残してある。これにより、文字盤2の裏面側に配置される導光ユニット3、4からの光を文字盤2に照射すると、目盛21および数字22はこの光に透過照明されて発光表示される。また、目盛21および数字22は、貫通孔23と同軸上、つまり指針軸61と同軸上の円弧に沿って略放射状に配置されている。また、文字盤2の表面側には、環状の見返し板9を介し透明カバー10が装着されている。透明カバー10は、たとえば透明なポリカーボネート樹脂等からなり、文字盤2表面を清浄に維持すると共に、コンビネーションメータ1内の気密を維持している。一方、文字盤2の裏側には、導光ユニット3、4が配置されている。
【0022】
各導光ユニット3、4は、それぞれが透光性材料からなる導光体31、41と、各導光体31、41の入射面31a、41aに光を入射可能に配置される光源である発光ダイオード32、42とから構成されている。導光体31、41は、無色透明なアクリル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂からなり、図1および図3に示すように、平面視環状に形成されている。各導光体31、41は、図2に示すように、断面形状が三角形状に形成されている。また、各導光体31、41それぞれの両端部には、導光体31、41内へ光を導入する入射面31a、41aが設けられ、各入射面31、41には、発光ダイオード32、42が各入射面31、41に光を入射可能に密着固定されている。また、各導光体31、41それぞれの裏面には、発光ダイオード32、42からの光を拡散反射させて文字盤2に向けて出射させるために、図2に示すように、シボ面31b、41bが設けられている。このシボ面31b、41bは、導光体3、4を樹脂で型成形する際に、型により一体的に形成される。また、発光ダイオード32として白色発光ダイオードが、発光ダイオード42として黄色発光ダイオードがそれぞれ用いられている。したがって、各発光ダイオード32、42を点灯させると、導光ユニット3は白色に、導光ユニット4は黄色に発光する。
【0023】
各導光ユニット3、4は、文字盤2の裏面に、図1および図2に示すように、互いに同軸上に、つまり導光体31の内周と導光体41の外周とを線接触させて、且つシャフト61と同軸上に設置されている。ここで、導光ユニット3は文字盤2の目盛21に対応し、導光ユニット4は目盛盤2の文字22に対応するように配置されている。これにより、目盛21は、導光ユニット3からの白色光により白色で発光表示され、一方、文字22は、導光ユニット4からの黄色光により黄色で発光表示される。
【0024】
また、文字盤2の裏面側にはプリント基板5が配置されている。プリント基板5は、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成するものである。このプリント基板5には、外部からの電気信号に対応した角度だけ指針軸であるシャフト61を回動させる回動内機であるムーブメント6が実装固定されている。シャフト61は、文字盤2の貫通孔23を通して表側(図1の左側)へ延出し、その先端には指針7が固定されている。この指針7は、透明あるいは半透明の材料、たとえばアクリル樹脂等から形成され、指針7外部の光源(図示せず)からの光を導光することにより指針7自体が発光可能である。また、プリント基板5には、各導光ユニット3、4の発光ダイオード32、42が電気的に接続されている。さらに、プリント基板5には、発光ダイオード32、42の点灯・消灯を制御する制御装置11が実装されている。この制御装置11は、たとえば、ハイブリッドIC等により形成されている。
【0025】
次に、以上説明した本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について説明する。
【0026】
図4は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
【0027】
制御装置11は、図4に示すように、イグニッションスイッチ12を介してバッテリ13に接続されて電力が供給されている。そして、運転者によりイグニッションスイッチ12が操作されると、それに応じて発光ダイオード32、42を所定の規則にしたがって点灯、あるいは消灯させる。
【0028】
次に、このように構成した本発明の一実施形態のコンビネーションメータ1作動について、特に文字盤2の視認状態を中心に説明する。
【0029】
図5は、イグニッションスイッチ12がONされた時における制御装置11による発光ダイオード32、42への印加電圧Eと時間Tとの関係を示すグラフである。
【0030】
図6は、イグニッションスイッチ12がOFFされた時における制御装置11による発光ダイオード32、42への印加電圧Eと時間Tとの関係を示すグラフである。
【0031】
図5、6において(a)、(b)は、それぞれ発光ダイオード32、42の場合を示している。また、縦軸は印加電圧Eを、横軸は時間Tを示す。
【0032】
(1)イグニッションスイッチ12がONされた場合。
【0033】
運転者によりイグニッションスイッチ12がONされ制御装置11がイグニッションスイッチ12がONされたことを検知すると、制御装置11が各発光ダイオード32、42の点灯制御を開始し、各発光ダイオード32、42へは、図5(a)、(b)に示すように電圧が印加される。
【0034】
先ず、発光ダイオード32が点灯し、時間tが経過した後発光ダイオード42が点灯する。これを、運転者側から文字盤2を見ると、先ず、目盛21だけが白色で発光表示され、その後さらに数字22が黄色で発光表示される。すなわち、目盛21と数字22が同時に発光表示されるのではなく、目盛21→数字22と時差点灯させることにより、あたかも自動車がゆっくり目を覚ますかのように視認される。その結果、見映えのある斬新な視認性を実現することができる。
【0035】
(2)イグニッションスイッチ12がOFFされた場合。
【0036】
運転者によりイグニッションスイッチ12がOFFされ制御装置11がイグニッションスイッチ12がOFFされたことを検知すると、制御装置11が各発光ダイオード32、42の点灯制御を開始し、各発光ダイオード32、42へは、図6(a)、(b)に示すように電圧が印加される。
【0037】
先ず、発光ダイオード42が消灯し、時間tが経過した後発光ダイオード32が消灯する。これを、運転者側から文字盤2を見ると、先ず、数字22だけが消灯され、その後さらに目盛21が消灯される。すなわち、目盛21と数字22が同時に消灯されるのではなく、数字22→目盛21と時差消灯させることにより、あたかも自動車がゆっくり眠りに落ちるかのように視認される。その結果、見映えのある斬新な視認性を実現することができる。
【0038】
以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、平面視環状の導光体を備える導光ユニットを複数個、すなわち2個の導光ユニット3、4を、文字盤2の裏側に互いに同軸上且つシャフト61と同軸上に、且つ各導光ユニット3、4が線接触するように配置すると共に、制御装置11により発光ダイオード32、42を所定の規則により時差点灯あるいは時差消灯させる構成とした。各導光ユニット3、4を線接触するように配置することで、各導光体31、41間の光の洩れをほぼなくすことができる。したがって、導光ユニット3、4を所定の規則に従って時差点灯あるいは時差消灯させる場合、点灯している導光体から消灯している導光体に光が接触面を通して洩れ、消灯している導光体までが発光してコンビネーションメータ1の見映えが低下すること防止できる。また、各導光ユニット3、4の発光ダイオード32、42を所定の規則に従って時差点灯あるいは時差消灯させることにより文字盤2の目盛21、数字22の点灯時、および消灯時に時間的な動きを与えることができるので、見映えのある斬新な視認性を有するコンビネーションメータ1を提供できる。
【0039】
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、各導光ユニット3、4を、文字盤2上の目盛21および数字22にそれぞれ対応させて配置すると共に、各導光ユニット3、4の発光色を複数種類とする、つまり各導光ユニット3、4の発光色を互いに異なる色としている。これにより、文字盤2上の目盛21および数字22の発光色を互いに異なるようにして、見映えのある斬新な視認性を有するコンビネーションメータ1を提供することができる。
【0040】
以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、各導光体31、41の断面形状を、図2に示すように、三角形状としているが、三角形に限る必要はなく他の形状、たとえば半円形、円形、長方形等であってもよいであってもよい。図7(a)〜(d)には、導光体31、41の変形例の断面形状を示す。いずれの場合においても、導光体31、41を線接触させており、各導光体31、41間相互の光の洩れをほぼなくすことができる。
【0041】
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、導光ユニット3、4の光源として発光ダイオード32、42を用いているが、他の光源、たとえば電球、放電管、電界発光ディスプレイ等であってもよい。
【0042】
また、以上説明した、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、導光体31、41を無色透明の樹脂にて形成し且つ発光ダイオード32の発光色と発光ダイオード42の発光色とを異なる色としているが、導光ユニット3、4の少なくとも1個を、透光性を維持しつつ所望の色に着色された導光体と光源である白色発光ダイオードとを備えるものに置換えてもよい。この導光ユニットの発光色は着色された導光体と同色となる。これによっても、目盛21の発光色と数字22との発光色とを異なるものにできる。
【0043】
また、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、導光体31、41から文字盤2に向けて光を照射するために、導光体31、41の裏面にシボ面31b、41bを設けているが、シボ面31b、41bを設ける替わりに白色塗装を施してもよい。あるいは、導光体31、41内に光を拡散反射させる微粒子、たとえば金属粉末等を均一に分散させてもよい。これは、導光体31、41を樹脂成形する際に、予め上述の微粒子を樹脂材料中に混入させることで容易に実現できる。
【0044】
また、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光ダイオード32、42を導光体31、41の入射面31a、41aに密着させて配置しているが、必ずしも密着させずに、幾らかの隙間を空けて配置してもよい。
【0045】
また、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、導光ユニットの個数を2個としているが、3個以上であってもよい。
【0046】
図8に、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の変形例における導光ユニット3、4の平面図を示す。また、図9に、図8中のIX−IX線断面図を示す。
【0047】
本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、各導光ユニット3、4は複数個の独立した部品として形成されており、したがって、導光体31、41も、それぞれ単独の部品である。図8、図9に示す変形例においては、導光体31、41を、図8、図9に示すように、連結部Aを介して部分的に連結している。連結部Aは、導光体31、41と一体的に形成される、つまり樹脂により一体成形される構成としてもよいし、あるいは別の部品として導光体31、41を連結してもよい。これにより、各導光ユニット3、4を一実施形態の場合と同様に独立して機能させると共に、各導光ユニット3、4を1個の部品として取り扱えるのでコンビネーションメータ1の組み付け工数を低減することができる。この場合、連結部Aの大きさは導光体31、41に比べて非常に小さいので、連結部Aを経由しての各導光体31、41間相互の光の洩れ量はわずかであり、コンビネーションメータ1の見映えにほとんど影響しない。
【0048】
また、制御装置11による発光ダイオード32、42の時差点灯制御方法、時差消灯制御方法は、図5、図6に示す制御方法に限る必要はなく、他の制御方法であってもよい。
【0049】
図10(a)、(b)、図11(a)、(b)には、それぞれ制御装置11による発光ダイオード32、42の時差点灯制御方法、時差消灯制御方法の変形例を示す。この変形例による文字盤2の照明作動について説明する。
【0050】
(1)イグニッションスイッチ12がONされた場合。
【0051】
図10に示すように、先ず、発光ダイオード32が点灯し、時間tが経過した後、発光ダイオード32が消灯すると同時に発光ダイオード42が点灯する。発光ダイオード42が点灯して時間tが経過すると発光ダイオード42が消灯する。さらに時間tが経過すると、今度は発光ダイオード32、42全てが一斉に点灯する。
【0052】
(2)イグニッションスイッチ12がOFFされた場合。
【0053】
図11に示すように、先ず、発光ダイオード42が消灯し、時間tが経過した後再び点灯する。それと同時に発光ダイオード32が消灯する。さらに時間tが経過すると、再び発光ダイオード32が点灯し、両発光ダイオード32、42が点灯状態となる。さらに時間tが経過すると、今度は発光ダイオード32、42全てが一斉に消灯する。
【0054】
上述の変形例の時差点灯制御方法、時差消灯制御方法によっても、本発明の一実施形態のコンビネーションメータ1の場合と同様に見映えのある斬新な視認性を実現することができる。なお、本発明の一実施形態およびその変形例では、時差点灯制御、時差消灯制御中において時間tは一定値としているが、これを変化させてもよい。つまり、時差点灯制御、時差消灯制御において時間tの大きさを変化させてもよい。
【0055】
また、以上説明した実施例は、本発明の一実施形態による表示装置を自動車のコンビネーションメータ1に適用した場合を例に示しているが、自動車のコンビネーションメータ1以外の表示装置に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の部分平面図である。
【図2】本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図であり、図1のII−II線断面図である。
【図3】導光ユニット3、4の平面図である。
【図4】本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
【図5】(a)、(b)は、それぞれ発光ダイオード31、41への印加電圧Eと時間Tの関係を示すタイムチャートであり、イグニッションスイッチ12ON時を示す。
【図6】(a)、(b)は、それぞれ発光ダイオード31、41への印加電圧Eと時間Tの関係を示すタイムチャートであり、イグニッションスイッチ12OFF時を示す。
【図7】(a)〜(d)は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1における導光体31、41の変形例の断面図である。
【図8】導光ユニット3、4の平面図である。
【図9】図8中のIX−IX線断面図である。
【図10】(a)、(b)は、それぞれ発光ダイオード31、41への印加電圧Eと時間Tの関係の変形例を示すタイムチャートであり、イグニッションスイッチ12ON時を示す。
【図11】(a)、(b)は、それぞれ発光ダイオード31、41への印加電圧Eと時間Tの関係の変形例を示すタイムチャートであり、イグニッションスイッチ12OFF時を示す。
【符号の説明】
1 コンビネーションメータ(表示装置)
2 文字盤
21 目盛
22 数字
23 貫通孔
3 導光ユニット
31 導光体
31a 入射面
31b シボ面
32 発光ダイオード(光源)
4 導光ユニット
41 導光体
41a 入射面
41b シボ面
42 発光ダイオード(光源)
5 プリント基板
6 ムーブメント(回動内機)
61 シャフト(指針軸)
7 指針
8 ケーシング
9 見返し板
10 透明カバー
11 制御装置
12 イグニッションスイッチ
13 バッテリ
A 連結部
E 印加電圧
T 時間
t 時間

Claims (6)

  1. 文字盤と、
    平面視環状あるいは平面視円弧状に透光性材料から形成される導光体と該導光体の入射面に光を入射可能に配置される光源とを備え、前記導光体から光を出射させて前記文字盤を透過照明する導光ユニットと、
    前記文字盤の裏面側に配置され前記文字盤の表面側に回動可能に指針軸を延出してなる回動内機と、
    前記指針軸の先端に固定されて前記文字盤の表面に沿って回動する指針とを備え、
    複数個の前記導光ユニットが互いに同軸上且つ前記指針軸と同軸上且つ隣接する前記各導光ユニットが線接触するように前記文字盤の裏側に配置され、
    前記各導光ユニットの前記光源を所定の規則に従い時差点灯あるいは時差消灯させることを特徴とする表示装置。
  2. 文字盤と、
    平面視環状あるいは平面視円弧状に透光性材料から形成される導光体と該導光体の入射面に光を入射可能に配置される光源とを備え、前記導光体から光を出射させて前記文字盤を透過照明する導光ユニットと、
    前記文字盤の裏面側に配置され前記文字盤の表面側に回動可能に指針軸を延出してなる回動内機と、
    前記指針軸の先端に固定されて前記文字盤の表面に沿って回動する指針とを備え、
    複数個の前記導光ユニットが互いに同軸上且つ前記指針軸と同軸上且つ隣接する前記各導光ユニットが線接触するように前記文字盤の裏側に配置され、
    前記各導光ユニットの発光色は互いに異なる色であることを特徴とする表示装置。
  3. 前記各導光ユニットの前記光源を所定の規則に従い時差点灯あるいは時差消灯させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 少なくとも1つの前記導光ユニットにおいて、前記光源の発光色が他の前記導光ユニットにおける前記光源の発光色とは異なる、または前記導光体が他の前記導光ユニットの前記導光体とは異なる色に着色されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記文字盤は、前記指針軸と同軸上に配置される目盛と、この目盛と同軸上に配置される数字とを備え、
    前記目盛および前記数字はそれぞれ別の導光ユニットにより照明されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記目盛に対応する導光ユニットの発光色は、前記数字に対応する導光ユニットの発光色とは異なることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
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