JPH1128246A - 刺入装置 - Google Patents
刺入装置Info
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- JPH1128246A JPH1128246A JP9200779A JP20077997A JPH1128246A JP H1128246 A JPH1128246 A JP H1128246A JP 9200779 A JP9200779 A JP 9200779A JP 20077997 A JP20077997 A JP 20077997A JP H1128246 A JPH1128246 A JP H1128246A
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- enlarged
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- cylindrical portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 針の先端で患者の皮膚に傷を負わせることを
防ぐ刺入装置を提供する。また、それに加えて、たとえ
患者が動いても静脈または動脈から外れることなく、か
つ血液が流出することがない刺入装置を提供する。 【構成】 刺入装置の構成として、針と、該針の内部に
配置され、針の先端から突出可能な可撓性の内筒部材
と、前記針の外周部分に配置され、針の先端と内筒部材
の一部を同時に被覆するように摺動可能または伸縮可能
に構成されたキャップを設ける。
防ぐ刺入装置を提供する。また、それに加えて、たとえ
患者が動いても静脈または動脈から外れることなく、か
つ血液が流出することがない刺入装置を提供する。 【構成】 刺入装置の構成として、針と、該針の内部に
配置され、針の先端から突出可能な可撓性の内筒部材
と、前記針の外周部分に配置され、針の先端と内筒部材
の一部を同時に被覆するように摺動可能または伸縮可能
に構成されたキャップを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の静脈または動脈
に刺入される刺入装置に関し、特に、点滴等の輸液器具
の先端に配置されて患者の静脈に刺入される輸液器具用
刺入装置に適しているので、輸液器具用刺入装置に関連
して説明するが、これに限定されるものではない。
に刺入される刺入装置に関し、特に、点滴等の輸液器具
の先端に配置されて患者の静脈に刺入される輸液器具用
刺入装置に適しているので、輸液器具用刺入装置に関連
して説明するが、これに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】輸液器具は、一般に、図9に示すような
構成になっている。即ち、輸液器具は、輸液しようとす
る輸液製剤が内部に入っている瓶10と、輸液の際、瓶
10の底部に刺入し輸液の滴下を助けるエア針12と、
瓶10の底部を刺入するための瓶針14を上端に配置さ
れた中間チューブ16と、中間チューブ16の下端に取
付けられ、滴下数の測定を行うための点滴筒18と、点
滴筒18の下端に連結された導管チューブ20と、導管
チューブ20の途中に配置され、輸液速度を調節するた
めのローラークランプ22と、その下方に配置された三
方活栓24と、導管チューブ20の下端に設けられたゴ
ム管26と、ゴム管26に接続されるように構成され、
患者の静脈に刺入されるための刺入装置30とから構成
されている。なお、この図9に示す輸液器具は、一例に
過ぎず、多数のタイプのものが存在する。本発明は、輸
液器具のうちの刺入装置の改良に関するものであるの
で、以下に従来例の刺入装置を説明する。
構成になっている。即ち、輸液器具は、輸液しようとす
る輸液製剤が内部に入っている瓶10と、輸液の際、瓶
10の底部に刺入し輸液の滴下を助けるエア針12と、
瓶10の底部を刺入するための瓶針14を上端に配置さ
れた中間チューブ16と、中間チューブ16の下端に取
付けられ、滴下数の測定を行うための点滴筒18と、点
滴筒18の下端に連結された導管チューブ20と、導管
チューブ20の途中に配置され、輸液速度を調節するた
めのローラークランプ22と、その下方に配置された三
方活栓24と、導管チューブ20の下端に設けられたゴ
ム管26と、ゴム管26に接続されるように構成され、
患者の静脈に刺入されるための刺入装置30とから構成
されている。なお、この図9に示す輸液器具は、一例に
過ぎず、多数のタイプのものが存在する。本発明は、輸
液器具のうちの刺入装置の改良に関するものであるの
で、以下に従来例の刺入装置を説明する。
【0003】図10は、従来例の1つの刺入装置を示す
斜視図である。図10に示すように、この従来例の刺入
装置30は、静脈針32と、患者の身体部分、例えば、
刺入された静脈付近の身体部分に刺入装置をテープ等を
用いて固定するために使用する翼部分34と、図9に示
したゴム管26まで導くための導管チューブ36と、導
管チューブ36をゴム管26に連結するための拡大部分
38とから成る。なお、拡大部分38には、感染を防止
するために、導管チューブ36内に菌が侵入するのを防
止する着脱自在のカバー(図示せず)が設けられてい
る。
斜視図である。図10に示すように、この従来例の刺入
装置30は、静脈針32と、患者の身体部分、例えば、
刺入された静脈付近の身体部分に刺入装置をテープ等を
用いて固定するために使用する翼部分34と、図9に示
したゴム管26まで導くための導管チューブ36と、導
管チューブ36をゴム管26に連結するための拡大部分
38とから成る。なお、拡大部分38には、感染を防止
するために、導管チューブ36内に菌が侵入するのを防
止する着脱自在のカバー(図示せず)が設けられてい
る。
【0004】図11は、従来例の他の1つの刺入装置を
示す拡大断面図である。図11に示すように、この従来
例の刺入装置30は、2つの部材、即ち、血栓を防止す
ると共に可撓性の材料である、例えば、テフロン製の外
筒部材40と、外筒部材40の内部に配置され、その先
端が外筒から突出している静脈針42とから成る。外筒
部材40の後端には可撓性でない硬質合成樹脂製の連結
部40aが連結されており、この連結部は、ゴム管26
に連結されるように構成されている。また静脈針42に
は、外筒部材40の連結部40aの内部に部分的に入る
ように構成された後部42aが連結されている。
示す拡大断面図である。図11に示すように、この従来
例の刺入装置30は、2つの部材、即ち、血栓を防止す
ると共に可撓性の材料である、例えば、テフロン製の外
筒部材40と、外筒部材40の内部に配置され、その先
端が外筒から突出している静脈針42とから成る。外筒
部材40の後端には可撓性でない硬質合成樹脂製の連結
部40aが連結されており、この連結部は、ゴム管26
に連結されるように構成されている。また静脈針42に
は、外筒部材40の連結部40aの内部に部分的に入る
ように構成された後部42aが連結されている。
【0005】この従来例の刺入装置は以下のように使用
される。図示された状態で、即ち、静脈針42が外筒部
材40から突出した状態で、その静脈針42が患者の静
脈に刺入され、その後、静脈針42は外筒部材40から
引き出されて、テフロン製の外筒部材だけが静脈に入っ
た状態に維持され、外筒部材40の連結部40aにゴム
管26が連結され、また連結部40aはテープ等によっ
て患者の身体部分に止められる。
される。図示された状態で、即ち、静脈針42が外筒部
材40から突出した状態で、その静脈針42が患者の静
脈に刺入され、その後、静脈針42は外筒部材40から
引き出されて、テフロン製の外筒部材だけが静脈に入っ
た状態に維持され、外筒部材40の連結部40aにゴム
管26が連結され、また連結部40aはテープ等によっ
て患者の身体部分に止められる。
【0006】従来例のうち、前者の刺入装置は、患者の
静脈に刺入した後に、静脈針を外すことなく、そのまま
使用するので、患者からの血液の漏出はなく、感染の危
険はないが、静脈針を患者の静脈に刺入した状態で患者
の身体部分に固定するので、患者が身体のその部分を動
かしたとき、可撓性でない静脈針は静脈と共に動かない
ので、その先端が患者の静脈から外れて他の部分に突き
刺さる場合がある。この場合には、患者自身も痛い思い
をするし、点滴作用が阻害される恐れもある。
静脈に刺入した後に、静脈針を外すことなく、そのまま
使用するので、患者からの血液の漏出はなく、感染の危
険はないが、静脈針を患者の静脈に刺入した状態で患者
の身体部分に固定するので、患者が身体のその部分を動
かしたとき、可撓性でない静脈針は静脈と共に動かない
ので、その先端が患者の静脈から外れて他の部分に突き
刺さる場合がある。この場合には、患者自身も痛い思い
をするし、点滴作用が阻害される恐れもある。
【0007】一方、従来例のうち、後者の刺入装置は、
患者自身が刺入された付近の身体部分を動かしたとして
も可撓性の外筒部材だけが静脈内にあるので、外筒部材
はその動きに沿って動き、静脈から外れてしまうことが
ないが、静脈針を静脈に刺入した後引き出すので、血液
が外筒部材の内部を通って外に流出し、血液感染の恐れ
がある。勿論、医者は感染防止のために手袋を着用する
ので、感染は防げるが、たとえ、手袋を着用したとして
も、気持ちの上では感染に対する不安が存在する。
患者自身が刺入された付近の身体部分を動かしたとして
も可撓性の外筒部材だけが静脈内にあるので、外筒部材
はその動きに沿って動き、静脈から外れてしまうことが
ないが、静脈針を静脈に刺入した後引き出すので、血液
が外筒部材の内部を通って外に流出し、血液感染の恐れ
がある。勿論、医者は感染防止のために手袋を着用する
ので、感染は防げるが、たとえ、手袋を着用したとして
も、気持ちの上では感染に対する不安が存在する。
【0008】前述の欠点を解消するために、たとえ患者
が動いても静脈から外れることなく、かつ血液が流出す
ることがない輸液器具用刺入装置が本出願人から提案さ
れている(特開平9−28795)。この前述の公開公
報に記載の発明の輸液器具用刺入装置は、静脈針と、該
静脈針の内部に配置され、静脈針に先端から突出可能な
可撓性の内筒部材とから成るものである。
が動いても静脈から外れることなく、かつ血液が流出す
ることがない輸液器具用刺入装置が本出願人から提案さ
れている(特開平9−28795)。この前述の公開公
報に記載の発明の輸液器具用刺入装置は、静脈針と、該
静脈針の内部に配置され、静脈針に先端から突出可能な
可撓性の内筒部材とから成るものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の公報に
記載の輸液器具用刺入装置では、静脈針を患者の静脈に
刺入し、内筒部材を静脈内に挿入し、その後静脈針を静
脈から抜き出しているが、引き抜かれた静脈針の先端は
患者の皮膚近くにあることになり、患者の皮膚を傷つけ
る恐れがある。
記載の輸液器具用刺入装置では、静脈針を患者の静脈に
刺入し、内筒部材を静脈内に挿入し、その後静脈針を静
脈から抜き出しているが、引き抜かれた静脈針の先端は
患者の皮膚近くにあることになり、患者の皮膚を傷つけ
る恐れがある。
【0010】したがって、本発明の目的は、引き抜かれ
た静脈針の先端で患者の皮膚を傷つけるのを防止する輸
液器具用刺入装置を提供することにある。なお、本発明
では、針は静脈針に限られず、動脈に対しても用いるこ
とができるものであり、また刺入装置は、輸液器具用に
用いられるものに限られない。
た静脈針の先端で患者の皮膚を傷つけるのを防止する輸
液器具用刺入装置を提供することにある。なお、本発明
では、針は静脈針に限られず、動脈に対しても用いるこ
とができるものであり、また刺入装置は、輸液器具用に
用いられるものに限られない。
【0011】したがって、本発明の目的は、広義には、
引き抜かれた静脈用または動脈用の針の先端で患者の皮
膚を傷つけるのを防止する刺入装置を提供することにあ
る。
引き抜かれた静脈用または動脈用の針の先端で患者の皮
膚を傷つけるのを防止する刺入装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、針と、該針の内部に配置され、針の先
端から突出可能な可撓性の内筒部材と、前記針の外周部
分に配置され、針の先端と内筒部材の一部を同時に被覆
するように摺動可能または伸縮可能に構成されたキャッ
プから成ることを特徴とする刺入装置を採用するもので
ある。
めに、本発明は、針と、該針の内部に配置され、針の先
端から突出可能な可撓性の内筒部材と、前記針の外周部
分に配置され、針の先端と内筒部材の一部を同時に被覆
するように摺動可能または伸縮可能に構成されたキャッ
プから成ることを特徴とする刺入装置を採用するもので
ある。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の実施例1の刺入装置の使用前の状態を示す断面
図であり、図2は、本発明の実施例1の刺入装置の使用
中の状態を示す断面図であり、図3は、本発明の実施例
2の刺入装置の使用前の状態を示す断面図であり、図4
は、本発明の実施例2の刺入装置の使用中の状態を示す
断面図であり、図5は、本発明の実施例3の刺入装置の
使用前の状態を示す断面図であり、図6は、本発明の実
施例3の刺入装置の使用中の状態を示す断面図である。
図7は、本発明の実施例4の刺入装置の使用前の状態を
示す断面図であり、図8は、本発明の実施例4の刺入装
置の使用中の状態を示す断面図である。
本発明の実施例1の刺入装置の使用前の状態を示す断面
図であり、図2は、本発明の実施例1の刺入装置の使用
中の状態を示す断面図であり、図3は、本発明の実施例
2の刺入装置の使用前の状態を示す断面図であり、図4
は、本発明の実施例2の刺入装置の使用中の状態を示す
断面図であり、図5は、本発明の実施例3の刺入装置の
使用前の状態を示す断面図であり、図6は、本発明の実
施例3の刺入装置の使用中の状態を示す断面図である。
図7は、本発明の実施例4の刺入装置の使用前の状態を
示す断面図であり、図8は、本発明の実施例4の刺入装
置の使用中の状態を示す断面図である。
【0014】(実施例1)最初に、図1を参照すると、
本発明の実施例の刺入装置30は、3つの部品、即ち、
静脈または動脈用の針(以下、単に、針という)50
と、針50の内部に配置され、可撓性(弾性)でありか
つ血栓を防止する材料である、例えば、テフロン製の内
筒部材52と、針の外周部分に配置され、ゴムのような
弾性部材で作られたまたはジャバラ形状のように伸縮可
能に構成されたキャップ60から成る。針50は金属製
であり、内筒部材52は、その先端が針50の内部に部
分的に挿入されている。また、キャップ60は、弾性部
材から成る場合は、図示のように、針50の外周部分に
摺動可能に配置され、また、伸縮可能に構成されている
場合には(図示せず)、その針50の外周部分に配置さ
れているが、その後端が針50に固定されている。
本発明の実施例の刺入装置30は、3つの部品、即ち、
静脈または動脈用の針(以下、単に、針という)50
と、針50の内部に配置され、可撓性(弾性)でありか
つ血栓を防止する材料である、例えば、テフロン製の内
筒部材52と、針の外周部分に配置され、ゴムのような
弾性部材で作られたまたはジャバラ形状のように伸縮可
能に構成されたキャップ60から成る。針50は金属製
であり、内筒部材52は、その先端が針50の内部に部
分的に挿入されている。また、キャップ60は、弾性部
材から成る場合は、図示のように、針50の外周部分に
摺動可能に配置され、また、伸縮可能に構成されている
場合には(図示せず)、その針50の外周部分に配置さ
れているが、その後端が針50に固定されている。
【0015】次に、図2も同時に参照して、本発明の実
施例1の刺入装置の使用例を説明する。輸液の開始また
はその他の処置のために、最初に、針50を患者の静脈
または動脈に刺入する。その後、円筒部材52を押して
針50の先端から円筒部分を所望の量だけ突出させる。
その後、針50と円筒部材52の一体と成ったものを引
き戻し、針50を患者の静脈または動脈から引き出す。
次に、キャップ60を針上で摺動させ、図2に示すよう
に、針50の先端と円筒部材52を同時に被覆するよう
にする。このとき、針50の先端がキャップ60によっ
て完全に被覆されるので、患者の皮膚に傷を負わせるこ
とはないようになる。また、キャップ60が伸縮可能な
部材からなる場合には、針50を患者の静脈または動脈
から引き出した後、伸縮可能な部材の自由端である先端
を引っ張り(図示せず)、針50の先端と円筒部材52
を同時に被覆するようにする。なお、図示の例では、円
筒部材52は針50からわずかに突出しているように示
しているが、円筒部材52は、所望の長さだけ突出させ
ることができる。その後、輸液の注入やその他の処置を
行う。
施例1の刺入装置の使用例を説明する。輸液の開始また
はその他の処置のために、最初に、針50を患者の静脈
または動脈に刺入する。その後、円筒部材52を押して
針50の先端から円筒部分を所望の量だけ突出させる。
その後、針50と円筒部材52の一体と成ったものを引
き戻し、針50を患者の静脈または動脈から引き出す。
次に、キャップ60を針上で摺動させ、図2に示すよう
に、針50の先端と円筒部材52を同時に被覆するよう
にする。このとき、針50の先端がキャップ60によっ
て完全に被覆されるので、患者の皮膚に傷を負わせるこ
とはないようになる。また、キャップ60が伸縮可能な
部材からなる場合には、針50を患者の静脈または動脈
から引き出した後、伸縮可能な部材の自由端である先端
を引っ張り(図示せず)、針50の先端と円筒部材52
を同時に被覆するようにする。なお、図示の例では、円
筒部材52は針50からわずかに突出しているように示
しているが、円筒部材52は、所望の長さだけ突出させ
ることができる。その後、輸液の注入やその他の処置を
行う。
【0016】(実施例2)実施例1では、患者の皮膚に
傷を負わせることがない本発明の刺入装置の基本的な形
態を示したが、実施例2では、さらに、血液の流出を防
止する構成を付加したものである。
傷を負わせることがない本発明の刺入装置の基本的な形
態を示したが、実施例2では、さらに、血液の流出を防
止する構成を付加したものである。
【0017】図3を参照すると、本発明の実施例の刺入
装置30は、3つの部品、即ち、針50と、針50の内
部に配置され、可撓性(弾性)でありかつ血栓を防止す
る材料である、例えば、テフロン製の内筒部材52と、
針の外周部分に配置され、ゴムのような弾性部材で作ら
れたまたはジャバラ形状のように伸縮可能に構成された
キャップ60から成る。針50は金属製の針部分50a
と、この針部分50aの後端に固定された連結用の拡大
部分50bから成り、この拡大部分50bは硬質のプラ
スチックで作られている。また、一方の内筒部材52
は、針50の内部に部分的に挿入された細い径の先端円
筒部分52aと先端部分の後部から拡大した拡大円筒部
分52bから成る。なお、この拡大した円筒部分52b
は、図4に関連して説明するが、内筒部材52が針50
に挿入されるとき、針50の拡大部分50bにぴったり
と嵌合して針の内部を密閉状態にし、かつ針が円筒部材
に保持されるために形成されたものである。即ち、円筒
部材52の拡大円筒部分52bの外径L2 は静脈針50
の拡大部分50bの内径L1 より僅かに大きい寸法であ
るように作られており、適切な力を加えた場合には、可
撓性の拡大円筒部分52bが圧縮されて、拡大部分50
bの内部に嵌入され、密閉状態に保持されるものであ
る。しかし、拡大部分50bと拡大円筒部分52bは必
ずしも密閉状態で嵌合する必要はなく、後述するカバー
部材54が静脈針50の拡大部分50bと円筒部材52
の拡大円筒部分52bの間を被覆していれば、針の内部
を汚染から防止することができる。拡大円筒部分52b
の後端は、好ましくは、再び細められており、ゴム管
(図5の26を参照)に連結されるようになっている。
装置30は、3つの部品、即ち、針50と、針50の内
部に配置され、可撓性(弾性)でありかつ血栓を防止す
る材料である、例えば、テフロン製の内筒部材52と、
針の外周部分に配置され、ゴムのような弾性部材で作ら
れたまたはジャバラ形状のように伸縮可能に構成された
キャップ60から成る。針50は金属製の針部分50a
と、この針部分50aの後端に固定された連結用の拡大
部分50bから成り、この拡大部分50bは硬質のプラ
スチックで作られている。また、一方の内筒部材52
は、針50の内部に部分的に挿入された細い径の先端円
筒部分52aと先端部分の後部から拡大した拡大円筒部
分52bから成る。なお、この拡大した円筒部分52b
は、図4に関連して説明するが、内筒部材52が針50
に挿入されるとき、針50の拡大部分50bにぴったり
と嵌合して針の内部を密閉状態にし、かつ針が円筒部材
に保持されるために形成されたものである。即ち、円筒
部材52の拡大円筒部分52bの外径L2 は静脈針50
の拡大部分50bの内径L1 より僅かに大きい寸法であ
るように作られており、適切な力を加えた場合には、可
撓性の拡大円筒部分52bが圧縮されて、拡大部分50
bの内部に嵌入され、密閉状態に保持されるものであ
る。しかし、拡大部分50bと拡大円筒部分52bは必
ずしも密閉状態で嵌合する必要はなく、後述するカバー
部材54が静脈針50の拡大部分50bと円筒部材52
の拡大円筒部分52bの間を被覆していれば、針の内部
を汚染から防止することができる。拡大円筒部分52b
の後端は、好ましくは、再び細められており、ゴム管
(図5の26を参照)に連結されるようになっている。
【0018】カバー部材54が、使用後において患者の
血液に接触するようになる部分(即ち、針の内部)をカ
バーするために、針50の拡大部分50bの後端と内筒
部材52の拡大円筒部分52bに、例えば、接着により
固定されている。カバー部材は、可撓性であれば、特に
材質は問わず、例えば、サランラップのような軟質のプ
ラスチックのシートまたはスリーブ、またはゴム等が用
いられる。
血液に接触するようになる部分(即ち、針の内部)をカ
バーするために、針50の拡大部分50bの後端と内筒
部材52の拡大円筒部分52bに、例えば、接着により
固定されている。カバー部材は、可撓性であれば、特に
材質は問わず、例えば、サランラップのような軟質のプ
ラスチックのシートまたはスリーブ、またはゴム等が用
いられる。
【0019】また、前述のように、キャップ60は、針
の外周部分に配置され、ゴムのような弾性部材で作られ
たまたはジャバラ形状のように伸縮可能に構成されてい
る。キャップ60が、弾性部材から成る場合は、図示の
ように、針50の外周部分に摺動可能に配置され、ま
た、伸縮可能に構成されている場合には(図示せず)、
その針50の外周部分に配置されているが、その後端が
針50に固定されている。
の外周部分に配置され、ゴムのような弾性部材で作られ
たまたはジャバラ形状のように伸縮可能に構成されてい
る。キャップ60が、弾性部材から成る場合は、図示の
ように、針50の外周部分に摺動可能に配置され、ま
た、伸縮可能に構成されている場合には(図示せず)、
その針50の外周部分に配置されているが、その後端が
針50に固定されている。
【0020】次に、図4も同時に参照して、本発明の実
施例2の刺入装置の使用例を説明する。輸液の開始また
は他の処置のために、最初に、針50を患者の静脈また
は動脈に刺入する。その後、円筒部材52を押して針5
0の拡大部分50b内に拡大円筒部分52bを挿入し、
好ましくは、拡大円筒部分52bが拡大部分50bにぴ
ったりと嵌入して、針50の内部を密閉状態に保持す
る。その後、針と円筒部材の一体と成ったものを引き戻
し、針50を患者の静脈から引き出す。
施例2の刺入装置の使用例を説明する。輸液の開始また
は他の処置のために、最初に、針50を患者の静脈また
は動脈に刺入する。その後、円筒部材52を押して針5
0の拡大部分50b内に拡大円筒部分52bを挿入し、
好ましくは、拡大円筒部分52bが拡大部分50bにぴ
ったりと嵌入して、針50の内部を密閉状態に保持す
る。その後、針と円筒部材の一体と成ったものを引き戻
し、針50を患者の静脈から引き出す。
【0021】このとき、カバー部材は、例えば、サラン
ラップで製造されている場合には、図2に示すように、
しわがよった状態に圧縮される。したがって、このカバ
ー部材は、この状態においても、静脈針の内部を外部と
は遮断し、汚染を防止できる。なお、前述のように、拡
大円筒部分52bが拡大部分50bにぴったりと嵌入し
て、静脈針50の内部を密閉状態に保持する場合には、
カバー部材は、外れてもよい。
ラップで製造されている場合には、図2に示すように、
しわがよった状態に圧縮される。したがって、このカバ
ー部材は、この状態においても、静脈針の内部を外部と
は遮断し、汚染を防止できる。なお、前述のように、拡
大円筒部分52bが拡大部分50bにぴったりと嵌入し
て、静脈針50の内部を密閉状態に保持する場合には、
カバー部材は、外れてもよい。
【0022】その後、キャップ60を針上で摺動させ、
図2に示すように、針50の先端と円筒部材52を同時
に被覆するようにする。このとき、針50の先端がキャ
ップ60によって完全に被覆されるので、患者の皮膚に
傷を負わせることはないようになる。また、キャップ6
0が伸縮可能な部材からなる場合には、針50を患者の
静脈または動脈から引き出した後、伸縮可能な部材の自
由端である先端を引っ張り(図示せず)、針50の先端
と円筒部材52を同時に被覆するようにする。なお、図
示の例では、円筒部材52は針50からわずかに突出し
ているように示しているが、円筒部材52は、所望の長
さだけ突出させることができる。その後、輸液の注入や
その他の処置を行う。
図2に示すように、針50の先端と円筒部材52を同時
に被覆するようにする。このとき、針50の先端がキャ
ップ60によって完全に被覆されるので、患者の皮膚に
傷を負わせることはないようになる。また、キャップ6
0が伸縮可能な部材からなる場合には、針50を患者の
静脈または動脈から引き出した後、伸縮可能な部材の自
由端である先端を引っ張り(図示せず)、針50の先端
と円筒部材52を同時に被覆するようにする。なお、図
示の例では、円筒部材52は針50からわずかに突出し
ているように示しているが、円筒部材52は、所望の長
さだけ突出させることができる。その後、輸液の注入や
その他の処置を行う。
【0023】(実施例3)実施例3は、実施例2と同様
に血液の流出を防止するように構成されている。次に、
図5、図6を参照して実施例3を説明する。実施例2で
は、針50の拡大部分50bは硬質のプラスチックで形
成していたが、この実施例3では、針50の拡大部分5
0cは、内筒部材52と同様に、可撓性(弾性)である
軟質のプラスチック材料から形成される。なお、その他
の部分は、実施例2と同様であるので、それらの説明は
省略する。図5において、針50は可撓性(弾性)であ
る材料で作られた拡大部分50cを有する。実施例2と
同様に、拡大円筒部分52bは、図6に示すように、内
筒部材52が針50に挿入されるとき、針50の拡大部
分50cにぴったりと密着するように、拡大円筒部分5
2bと拡大部分50cは互いに補完形状に形成されてい
る。このことにより、患者の血液が外部の漏れるのを防
止している。また、設けられているキャップ60は、実
施例2と同様なものである。
に血液の流出を防止するように構成されている。次に、
図5、図6を参照して実施例3を説明する。実施例2で
は、針50の拡大部分50bは硬質のプラスチックで形
成していたが、この実施例3では、針50の拡大部分5
0cは、内筒部材52と同様に、可撓性(弾性)である
軟質のプラスチック材料から形成される。なお、その他
の部分は、実施例2と同様であるので、それらの説明は
省略する。図5において、針50は可撓性(弾性)であ
る材料で作られた拡大部分50cを有する。実施例2と
同様に、拡大円筒部分52bは、図6に示すように、内
筒部材52が針50に挿入されるとき、針50の拡大部
分50cにぴったりと密着するように、拡大円筒部分5
2bと拡大部分50cは互いに補完形状に形成されてい
る。このことにより、患者の血液が外部の漏れるのを防
止している。また、設けられているキャップ60は、実
施例2と同様なものである。
【0024】(実施例4)実施例4は、実施例2と同様
に血液の流出を防止するように構成されている。次に、
図7、図8を参照して実施例4を説明する。実施例4で
は、針50は、実施例2と同様に、金属製、例えば、ア
ルミニューム製の針部分50aと、この針部分50aの
後端に固定された連結用の拡大部分50bから成り、こ
の拡大部分50bは硬質のプラスチックで作られてい
る。一方、円筒部材52は、テフロン製の先端円筒部分
52aと、その後端に連結された、先端円筒部分52a
とほぼ同径の硬質プラスチック製の後端円筒部分52c
と、さらに後端円筒部分の後端に連結された軟質プラス
チック製のチューブ52dとからなる。なお、先端円筒
部分52aと後端円筒部分52cとの連結部分には、ゴ
ムのような可撓性(弾性)材料からなる密閉部材56が
取付けられている。そして、この密閉部材56は、静脈
針50の円筒部材50bの内側部分に圧入状態で嵌合し
ており、円筒部分50bの内部を外部からの汚染から防
止するようになっている。
に血液の流出を防止するように構成されている。次に、
図7、図8を参照して実施例4を説明する。実施例4で
は、針50は、実施例2と同様に、金属製、例えば、ア
ルミニューム製の針部分50aと、この針部分50aの
後端に固定された連結用の拡大部分50bから成り、こ
の拡大部分50bは硬質のプラスチックで作られてい
る。一方、円筒部材52は、テフロン製の先端円筒部分
52aと、その後端に連結された、先端円筒部分52a
とほぼ同径の硬質プラスチック製の後端円筒部分52c
と、さらに後端円筒部分の後端に連結された軟質プラス
チック製のチューブ52dとからなる。なお、先端円筒
部分52aと後端円筒部分52cとの連結部分には、ゴ
ムのような可撓性(弾性)材料からなる密閉部材56が
取付けられている。そして、この密閉部材56は、静脈
針50の円筒部材50bの内側部分に圧入状態で嵌合し
ており、円筒部分50bの内部を外部からの汚染から防
止するようになっている。
【0025】実施例4の刺入装置の使用の際には、図8
に示すように、内筒部材52が針50に挿入されると、
密閉部材56が拡大部分50bの内側を密閉状態を保っ
たまま、例えば、針部分50aの後端部分に当接するま
で移動する。このようにして、針50の内部から、患者
の血液が外部に漏れるのが防止されると共に、汚染が防
止されている。また、設けられているキャップ60は、
実施例2と同様なものである。
に示すように、内筒部材52が針50に挿入されると、
密閉部材56が拡大部分50bの内側を密閉状態を保っ
たまま、例えば、針部分50aの後端部分に当接するま
で移動する。このようにして、針50の内部から、患者
の血液が外部に漏れるのが防止されると共に、汚染が防
止されている。また、設けられているキャップ60は、
実施例2と同様なものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
引き抜かれた静脈用または動脈用の針の先端で患者の皮
膚を傷つけるのを防止する刺入装置が得られること共
に、刺入後は、可撓性の内筒部材が患者の静脈または動
脈に刺入された状態で輸液やその他の処置が行えるの
で、たとえ患者が動いても静脈や動脈から外れることな
く、かつ血液が流出することがない刺入装置が得られ
る。
引き抜かれた静脈用または動脈用の針の先端で患者の皮
膚を傷つけるのを防止する刺入装置が得られること共
に、刺入後は、可撓性の内筒部材が患者の静脈または動
脈に刺入された状態で輸液やその他の処置が行えるの
で、たとえ患者が動いても静脈や動脈から外れることな
く、かつ血液が流出することがない刺入装置が得られ
る。
【図1】図1は、本発明の実施例1の刺入装置の使用前
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明の実施例1の刺入装置の使用中
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の実施例2の刺入装置の使用前
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図4】図4は、本発明の実施例2の刺入装置の使用中
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明の実施例3の刺入装置の使用前
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図6】図6は、本発明の実施例3の刺入装置の使用中
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図7】図7は、本発明の実施例4の刺入装置の使用前
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図8】図8は、本発明の実施例4の刺入装置の使用中
の状態を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
【図9】図9は、輸液器具を説明するための図である。
【図10】図10は、従来例の1つの刺入装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図11】図11は、従来例の他の1つの刺入装置を示
す断面図である。
す断面図である。
30 刺入装置 50 静脈針 52 内筒部材 54 カバー部材 56 密閉部材 60 キャップ
Claims (6)
- 【請求項1】 針と、該針の内部に配置され、針の先端
から突出可能な可撓性の内筒部材と、前記針の外周部分
に配置され、針の先端と内筒部材の一部を同時に被覆す
るように摺動可能または伸縮可能に構成されたキャップ
から成ることを特徴とする刺入装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の刺入装置において、使用
後に患者の血液に接触する部分を被覆するカバー部材を
さらに有することを特徴とする刺入装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の刺入装置において、前記
カバー部材は前記針の後端と内筒部材の所定の部分との
間を被覆することを特徴とする刺入装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の刺入装置において、前記
針は針部分と該針部分の後端に固定された連結用の拡大
部分とからなり、前記円筒部材は細い径の先端円筒部分
と該先端円筒部より大きな径の拡大円筒部分とから成
り、前記針の拡大部分の内径と前記円筒部材の拡大円筒
部分の外径は、前記針の拡大部分に前記円筒部材の拡大
円筒部分が嵌入して密閉状態になるような寸法であるこ
とを特徴とする刺入装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の刺入装置において、前記
針は針部分と該針部分の後端に固定された連結用の可撓
性拡大部分とからなり、前記円筒部材は細い径の先端円
筒部分と該先端円筒部より大きな径の拡大円筒部分とか
ら成り、前記針の拡大部分と前記円筒部材の拡大円筒部
分は、前記針の拡大部分に前記円筒部材の拡大円筒部分
がぴったりと密着するような形状であることを特徴とす
る刺入装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の刺入装置において、前記
針は針部分と該針部分の後端に固定された連結用の拡大
部分とからなり、前記円筒部材は細い径の先端円筒部分
と該先端円筒部分とほぼ同径の後端円筒部分とからな
り、前記先端円筒部分と前記後端円筒部分の連結部には
前記針の前記拡大部分の内部に密閉状態で摺動可能な可
撓性の密閉部材が固定されていて、前記拡大部分の内部
に配置されていることを特徴とする刺入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9200779A JPH1128246A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 刺入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9200779A JPH1128246A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 刺入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1128246A true JPH1128246A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16430055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9200779A Pending JPH1128246A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 刺入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1128246A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002526177A (ja) * | 1998-10-05 | 2002-08-20 | キャンサー テクノロジーズ, インコーポレイテッド | カテーテル装置およびカテーテルを患者の静脈に挿入する方法 |
JP2009201539A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Jms Co Ltd | 留置針装置 |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP9200779A patent/JPH1128246A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002526177A (ja) * | 1998-10-05 | 2002-08-20 | キャンサー テクノロジーズ, インコーポレイテッド | カテーテル装置およびカテーテルを患者の静脈に挿入する方法 |
JP2009201539A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Jms Co Ltd | 留置針装置 |
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