JPH11281896A - 望遠鏡のレンズ鏡筒プロテクタ - Google Patents

望遠鏡のレンズ鏡筒プロテクタ

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JPH11281896A
JPH11281896A JP9984998A JP9984998A JPH11281896A JP H11281896 A JPH11281896 A JP H11281896A JP 9984998 A JP9984998 A JP 9984998A JP 9984998 A JP9984998 A JP 9984998A JP H11281896 A JPH11281896 A JP H11281896A
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JP
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lens barrel
cover
telescope
barrel
binoculars
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Application number
JP9984998A
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English (en)
Inventor
Kouko Ishikawa
享孝 石川
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 望遠鏡を構成するレンズ鏡筒の外周の少なく
とも一部分に所定の隙間を介して覆うように保護壁を設
けて、この保護壁の先端をレンズ鏡筒の筒端より突出さ
せることにより、望遠鏡を落下させたり、物等と衝突さ
せたとしても、衝撃がレンズ鏡筒の筒端部に作用するの
を防止して、このレンズ鏡筒の筒端部が衝撃により損傷
したり、変形したり等の事態が生じないようにする。 【解決手段】 双眼鏡1を覆う保護カバー10のうちの
硬質のプラスチックで形成したカバー本体12の両端は
対物レンズ鏡筒部2aの筒端部から前方及び後方に向け
て張り出すことによりレンズ鏡筒保護壁部17,18を
形成し、先端側レンズ鏡筒保護壁部17は対物レンズ鏡
筒部2aの筒端部から突出した2つのループを形成し
て、両対物レンズ鏡筒部2aの全周を所定の隙間を空け
た状態にして囲むようになし、衝撃が作用する際には、
この先端側レンズ鏡筒保護壁部17に作用し、対物レン
ズ鏡筒部2aにまで伝わらないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双眼鏡や単眼鏡か
らなる望遠鏡に装着され、レンズ鏡筒を衝撃等から保護
するレンズ鏡筒プロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】望遠鏡の一例として、例えば双眼鏡は不
使用時には専用のケース内に収納されるが、野外でバー
ドウォッチングを行う際等、フィールドを移動しながら
観察する場合の便宜を図るために、首掛け用の紐を双眼
鏡に連結できるようにしている。従って、観察場所を変
える際等には、必ずしも双眼鏡を手で把持しなくても、
持ち運びができるようになっている。そして、双眼鏡
は、たとえ首に掛けることができるにしろ、野外活動時
において長い時間携帯されるものであるから、携帯時の
負担の軽減を図るために、レンズ鏡筒をプラスチックで
形成したり、また金属で形成する場合にあっては極く薄
肉のものとする等、できるだけ軽量なものにされてい
る。
【0003】このように、双眼鏡の軽量化を図るために
は、レンズ鏡筒等をできるだけ薄肉化しなければならな
いことから、衝撃に対しては弱いものとなる。野外での
観察時には、通常、観察者は移動しながら双眼鏡を用い
て観察したり、目から外す等の動作を繰り返すことがあ
り、不注意等により落としたり、また物にぶつけたりす
る可能性がかなり高い。比較的薄肉のレンズ鏡筒に衝撃
が加わると、このレンズ鏡筒が損傷,変形,破損等とい
った事態が発生するおそれがある。そして、レンズ鏡筒
に損傷や変形、あるいは破損等が生じると、たとえそれ
に装着したレンズに全く傷等が付かない場合であって
も、双眼鏡として使用できなくなる場合がある等の不都
合を生じる。特に、レンズ鏡筒の筒端部に衝撃が直接作
用すると、たとえ僅かな衝撃であったとしても、この筒
端部は容易に変形や破損が生じることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、落下や
衝突等による衝撃でレンズ鏡筒が損傷しないように保護
するには、レンズ鏡筒の強度を向上させなければならな
いが、そうすると双眼鏡全体の形状が大きくなり、かつ
重量も増すことになるので、持ち運びに不便になる等の
点で好ましくはない。また、レンズ鏡筒の部分をゴム等
の弾性部材で覆うようにしたものもあるが、ゴムでレン
ズ鏡筒の筒端部を覆ったとしても、なおこの筒端部に押
圧力が作用することから、薄肉のレンズ鏡筒の筒端部等
に対して局部的な衝撃により損傷等が発生することにな
る。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、格別の重量化を伴わ
ず、双眼鏡等の望遠鏡に設けたレンズ鏡筒を衝撃から有
効に保護できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、内部に対物レンズを装着した対物レ
ンズ鏡筒部と、内部に接眼レンズが装着され、前記対物
レンズ鏡筒部に対して光軸方向に移動可能な接眼レンズ
鏡筒部とからなるレンズ鏡筒を有する望遠鏡において、
少なくとも一方のレンズ鏡筒の外周の少なくとも一部分
に所定の隙間を介して覆うように設けられる保護壁を有
し、この保護壁は、その先端がレンズ鏡筒の筒端より突
出する構成としたことをその特徴とするものである。
【0007】以上のように構成すると、落下や衝突等に
より作用する衝撃は、まず第一義的に保護壁に加わり、
レンズ鏡筒には直接外力が作用しない。従って、保護壁
を弾性部材で形成することもできるが、弾性部材で形成
する場合でも、かなりの剛性を持たせて形状保持機能を
向上させるようにする。従って、保護壁はむしろ硬質プ
ラスチック等の硬質部材で構成するのが望ましい。ま
た、特に双眼鏡として構成した場合には、レンズ鏡筒は
一対設けられるが、両レンズ鏡筒の間の部位は衝撃が作
用しにくい部位であるから、必ずしもこの部位を覆わな
くても良い。従って、保護壁は両レンズ鏡筒を内部に配
置した筒状に形成するか、または筒状の部位の一部を切
り欠いても良い。さらに、双眼鏡の外周を本体カバーで
覆うようになし、この本体カバーに保護壁を連設する構
成とすることができ、この場合、本体カバーとしては、
例えば望遠鏡を覆う保護カバー、化粧カバー、滑り止め
カバー等として構成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。まず、図1乃至図4に望遠
鏡の一例としての双眼鏡の構成を示す。双眼鏡1は左右
のレンズ鏡筒2,2を有し、これら両レンズ鏡筒2,2
間は連結部3で連結されている。レンズ鏡筒2は、内部
に対物レンズを設けた対物レンズ鏡筒部2aと、この対
物レンズ鏡筒2aに連結され、内部に接眼レンズが装着
されて、観察者が接眼する接眼レンズ鏡筒部2bとから
構成される。
【0009】連結部3は両対物レンズ鏡筒部2a,2a
間を掛け渡すようにして設けられ、図示したものは対物
レンズ鏡筒部2aを囲繞するように構成しているが、対
物レンズ鏡筒部2aの側部に固定的に取り付けるように
したものもある。接眼レンズ鏡筒部2bは対物レンズ鏡
筒部2aに対して所定の間隔だけ光軸方向に移動可能と
なっており、これによって観察者による視度の調整を行
えるようにしている。この視度調整を行うために、連結
部3の後方位置には視度調整つまみ4が設けられてい
る。
【0010】以上の構成を有する双眼鏡1には、図5に
示したように、保護カバー10が装着されるようになっ
ている。保護カバー10としては、図6及び図7に示し
たクッション部材11とカバー本体12とから構成され
る。クッション部材11は、可撓シート13を有し、こ
の可撓シート13はゴム等の伸縮性のある比較的薄肉の
シート状の部材を円環状に形成したものであり、図7か
ら明らかなように、上下2枚のシートを重ね合わせたも
のから構成される。これら2枚のシートは部分的に熱圧
着等の手段により相互に固着されており、非接着部間は
相互に独立した複数の容袋部となり、これら各容袋部の
内部には、衝撃吸収能力の高いゲル、例えばシリコン製
ゲルや、スポンジその他のクッション材14を封入する
ことにより外向きに膨出したクッション部15を構成し
ている。このクッション部15は、例えば、円環状に形
成した可撓シート13の上面部に2〜3箇所、左右の両
側にそれぞれ1箇所、下面部には2箇所というように、
複数箇所形成され、対物レンズ鏡筒部2aの光軸と概略
平行な方向に向けて長手となっている。
【0011】また、カバー本体12は比較的剛性の高い
硬質ゴム材または硬質プラスチック等から構成される。
そして、クッション部材11はカバー本体12の内側に
設けられており、このクッション部材11に設けたクッ
ション部15はカバー本体12に形成した透孔12aを
介して外面側に突出している。ここで、保護カバー10
は双眼鏡1の外周を覆うものであり、観察する者はこの
保護カバー10を手で把持することから、クッション部
15があまり大きく突出していると、把持が困難にな
る。従って、クッション部15の突出量は緩衝性を損な
わない程度において、できるだけ突出量を少なくしてい
る。
【0012】以上のように、保護カバー10は、クッシ
ョン部材11とカバー本体12とから構成されるが、こ
の保護カバー10は連結部3の概略中央位置を中心とし
て左右に分割された一対の分割カバー16,16から構
成される。従って、クッション部材11及びカバー本体
12も、それぞれ左右のレンズ鏡筒2,2を覆う構成の
2部材で構成される。そして、両分割カバー16,16
は連結部3の位置で端部を相互に突き合わせた上で接着
等の手段により相互に接合・固着されるようになってい
る。
【0013】ここで、保護カバー10を構成するクッシ
ョン部材11は対物レンズ鏡筒部2aの筒端部までは及
ばないが、カバー本体12の両端は対物レンズ鏡筒部2
aの筒端部から前方及び後方に向けて張り出している。
これら前方及び後方への張り出し部がレンズ鏡筒プロテ
クタを構成する保護壁として機能するレンズ鏡筒保護壁
部17,18を構成するものであり、レンズ鏡筒保護壁
部17は対物レンズ鏡筒部2aの筒端部より前方に突出
した先端側レンズ鏡筒保護壁部であり、レンズ鏡筒保護
壁部18は接眼レンズ鏡筒部2bの筒端部より後方に突
出した後端側レンズ鏡筒保護壁部である。
【0014】対物レンズ鏡筒部2aより突出する先端側
レンズ鏡筒保護壁部17は、ある程度の衝撃が加わって
も、変形や破損等が生じないように、ある程度の強度を
持たせるように、所定の厚みに形成され、またその対物
レンズ鏡筒部2aの筒端部からは観察視野に妨げとなら
ない程度突出させるようにする。そして、この先端側レ
ンズ鏡筒保護壁部17は2つのループを形成しており、
これによって両対物レンズ鏡筒部2aの全周を囲むよう
になっている。しかも、先端側レンズ鏡筒保護壁部17
は、これら両対物レンズ鏡筒部2aの外周面に対しては
非接触状態となっており、その間に形成される隙間によ
って、先端側レンズ鏡筒保護壁部17に作用する衝撃が
対物レンズ鏡筒部2aにまで伝わらないようにしてい
る。
【0015】接眼レンズ鏡筒部2bの外径寸法は対物レ
ンズ鏡筒部2aより細くなっている。この接眼レンズ鏡
筒部2bを囲むように後方に向けて突出する後端側レン
ズ鏡筒保護壁部18は、目当て部を構成するようになっ
ており、その左右の両側部分は大きく突出しているが、
中間部分の突出長さは短くなっている。これによって、
観察等を行うために、双眼鏡1を覗いた時に、後端側レ
ンズ鏡筒保護壁部18の端部が接触する顔の輪郭にある
程度対応する形状として、接眼側に外光が入り込むのを
抑制している。そして、後端側レンズ鏡筒保護壁部18
の端部のうちの最短部でも、接眼レンズ鏡筒部2bの筒
端部より突出している。また、後端側レンズ鏡筒保護壁
部18はカバー本体12から延在させたものであるか
ら、その接眼レンズ鏡筒部2bの外周面との間の隙間
は、先端側レンズ鏡筒保護壁部17の対物レンズ鏡筒部
2aに対する隙間より広くなっている。
【0016】以上のように構成される保護カバー10は
双眼鏡1に装着されて、物等と衝突した時の緩衝作用を
発揮する。そこで、保護カバー10を構成する各部材を
双眼鏡1に組み込む方法の一例を以下に示す。
【0017】まず、クッション部材11を構成する可撓
シート13には、予めクッション材14を封入したクッ
ション部15が形成されており、このクッション部材1
1はカバー本体12の内面に接着等の手段で固着されて
おり、クッション部15はカバー本体12の透孔12a
から突出している。このように、クッション部材11と
カバー本体12とを組み付けた一対からなる分割カバー
16は、それぞれ双眼鏡1の左右両側から嵌合される。
カバー本体12は硬質のプラスチックから形成されてい
るが、その開口側の側部を拡開することによって、容易
に嵌合させることができる。そして、左右のレンズ鏡筒
2,2に嵌合させた両分割カバー16を相互に接合させ
て、接着剤等で固着することにより保護カバー10が双
眼鏡1に装着した状態に保持される。
【0018】これによって、保護カバー10は双眼鏡の
ほぼ全体を覆うようになり、衝撃等から完全に保護でき
るようになる。この結果、双眼鏡1を誤って地面等に落
下させても、この双眼鏡1の外面を覆う保護カバー10
におけるクッション部材11が地面等と衝突するが、こ
のクッション部材11を構成するクッション部15内に
は衝撃吸収性の高いゲル等が封入されているから、この
クッション部15により衝撃が有効に吸収される。ま
た、双眼鏡1は対物レンズ及び接眼レンズを除いて外部
に露出してはおらず、部分的にクッション部15を設け
たカバー本体12で覆われているので、クッション部1
5以外の部位が物と衝突しても、このカバー本体12が
損傷するにしても、双眼鏡1を構成する各部が損傷した
り、変形したり、破損したりすることはない。
【0019】ここで、対物レンズ鏡筒部2a及び接眼レ
ンズ鏡筒部2bは、内部にレンズが装着されている円筒
状の部材であり、これらレンズ鏡筒は金属等で形成され
ているが、軽量化やコンパクト化等のために薄肉に形成
されている。従って、レンズ鏡筒部2aまたは2bの筒
端部が衝突して、衝撃力が局部的に作用すると、たとえ
弱い衝撃力しか作用しない場合であっても、筒端部が変
形したり、損傷したりする可能性がある。しかしなが
ら、これらレンズ鏡筒2a,2bの筒端部はカバー本体
12の先端側及び後端側の各レンズ鏡筒保護壁部17,
18で覆われており、しかもこれらレンズ鏡筒2a,2
bはレンズ鏡筒保護壁部17,18に対して所定の間隔
が設けられているから、レンズ鏡筒2a,2b、特にそ
れらの筒端部が直接物等と衝突することがなく、また硬
質部材からなるレンズ鏡筒保護壁部17,18は変形し
ないことから、衝撃がこれらレンズ鏡筒保護壁部17,
18を介してレンズ鏡筒2a,2bに伝達されるような
こともない。
【0020】このように、物等と衝突する際には、必ず
レンズ鏡筒保護壁部17,18が衝突することになる。
そして、これらレンズ鏡筒保護壁部17,18は硬質プ
ラスチック等で形成されていることから、強い衝撃力が
加わると破損乃至変形することになる。しかしながら、
カバー本体12を含む保護カバー10は双眼鏡1とは別
個の部材で構成されて、この双眼鏡1に嵌合させるよう
にして組み付けられているから、損傷した保護カバー1
0を双眼鏡1から取り外して、新たな保護カバー10を
取り付ければ、再度使用できるようになる。このよう
に、保護カバー10のみを交換するだけで良いことか
ら、衝撃による破損時における修復は極めて容易に、し
かも安価に行うことができる。
【0021】さらに、望遠鏡の他の例として単眼鏡があ
るが、単眼鏡は単一のレンズ鏡筒で構成され、対物レン
ズ鏡筒部に接眼レンズ鏡筒部を光軸方向に相対移動可能
に連結する構成としているから、前述した双眼鏡1に用
いられるクッション部材11のうち、一方の対物レンズ
鏡筒部を囲む部分のみで構成すれば良く、また保護壁は
円筒状のものとする。この場合には、保護壁は2つに分
割する必要はなく、光軸方向に向けて挿通できれば、完
全な円筒形にすることもでき、また容易に弾性変形する
部材で形成されておれば、1箇所の切り込み部を形成す
るように構成すれば良い。
【0022】なお、前述した実施の形態においては、双
眼鏡1を衝撃から保護する保護カバーに、保護壁を構成
するレンズ鏡筒保護壁部を一体に連設する構成とした
が、本体カバーとしては、これ以外にも、望遠鏡に装着
される例えば化粧カバーや滑り止めカバー等と一体的に
連設するように構成しても良く、またレンズ鏡筒の筒端
部及びその近傍を覆う独立の保護壁を設けるようにする
こともできる。さらに、レンズ鏡筒を構成する対物レン
ズ鏡筒と接眼レンズ鏡筒とを覆う保護壁を設ける構成と
したが、いずれか一方、例えば対物レンズ鏡筒側にのみ
保護壁を設けるようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、望遠鏡
を構成するレンズ鏡筒の外周の少なくとも一部分に所定
の隙間を介して覆うように保護壁を設けて、この保護壁
の先端をレンズ鏡筒の筒端より突出させるように構成し
たので、誤って望遠鏡を落下させたり、物等と衝突させ
たとしても、衝撃はレンズ鏡筒の筒端部には作用せず、
保護壁にのみ作用することになり、このレンズ鏡筒の筒
端部が衝撃により損傷したり、変形したり等の事態が生
じるおそれはない等といった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】望遠鏡の一例としての双眼鏡の斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2の背面図である。
【図5】双眼鏡に装着されるプロテクタを装着した状態
の外観図である。
【図6】プロテクタの縦方向の断面図である。
【図7】プロテクタの横方向の断面図である。
【符号の説明】
1 双眼鏡 2 レンズ鏡
筒 2a 対物レンズ鏡筒部 2b 接眼レ
ンズ鏡筒部 3 連結部 10 保護カ
バー 11 クッション部材 12 カバー
本体 13 可撓シート 14 クッシ
ョン材 15 クッション部 16 分割カ
バー 17 先端側レンズ鏡筒保護壁部 18 後端側
レンズ鏡筒保護壁部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に対物レンズを装着した対物レンズ
    鏡筒部と、内部に接眼レンズが装着され、前記対物レン
    ズ鏡筒部に対して光軸方向に移動可能な接眼レンズ鏡筒
    部とからなるレンズ鏡筒を有する望遠鏡において、少な
    くとも一方のレンズ鏡筒の外周の少なくとも一部分に所
    定の隙間を介して覆うように設けられる保護壁を有し、
    この保護壁は、その先端がレンズ鏡筒の筒端より突出す
    る構成としたことを特徴とする望遠鏡のレンズ鏡筒プロ
    テクタ。
  2. 【請求項2】 前記保護壁は硬質部材で構成したことを
    特徴とする請求項1記載の望遠鏡のレンズ鏡筒プロテク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記保護壁はレンズ鏡筒に嵌合される概
    略筒状のものであることを特徴とする請求項2記載の望
    遠鏡のレンズ鏡筒プロテクタ。
  4. 【請求項4】 前記望遠鏡を左右のレンズ鏡筒を有する
    双眼鏡で構成し、この双眼鏡の外周を本体カバーで覆う
    ようになし、この本体カバーに前記保護壁を連設する構
    成としたことを特徴とする請求項1記載の望遠鏡のレン
    ズ鏡筒プロテクタ。
  5. 【請求項5】 前記本体カバーは、前記望遠鏡を覆う保
    護カバー、化粧カバー、滑り止めカバーのいずれかであ
    ることを特徴とする請求項4記載の望遠鏡のレンズ鏡筒
    プロテクタ。
JP9984998A 1998-01-22 1998-03-30 望遠鏡のレンズ鏡筒プロテクタ Pending JPH11281896A (ja)

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US09/234,713 US6142636A (en) 1998-01-22 1999-01-21 Binocular lens tube protector
DE69931981T DE69931981T2 (de) 1998-01-22 1999-01-22 Schutzvorrichtung für Fernrohrgehäuse
EP99101048A EP0932065B1 (en) 1998-01-22 1999-01-22 Telescope lens tube protector

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113485059A (zh) * 2021-07-07 2021-10-08 青岛金利天源智能科技有限公司 用于环境光抑制的方法和装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113485059A (zh) * 2021-07-07 2021-10-08 青岛金利天源智能科技有限公司 用于环境光抑制的方法和装置
CN113485059B (zh) * 2021-07-07 2022-09-02 济南最智慧科技有限公司 用于环境光抑制的方法和装置

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